百名山登山のノウハウ 詳細」カテゴリーアーカイブ

ひと夏での日本百名山全山日帰り登山
登山口の車中泊快適度について

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ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で達成)で車を停めた登山口駐車場の情報です。

基本的にはどこの駐車場にもトイレがあり、整備のされた駐車場でした。
このページの情報は2017年夏のものです。
 
物理的に車中泊ができるということで、車中泊が禁止されている場合もあります。
また、ゲートにより夜間は出入りができない駐車場もあります。
(車中泊可否についてはご自身で事前に確認をしてください。)

 
 
快適度の指標(個人的視点)
 
S: 超快適・車中泊スポット
A: 快適
B: そこそこ快適
C: トイレが古いまたは仮設。
  トイレが駐車場に隣接しておらず離れている(全てではありません)。
D: トイレなし。使用不可または工事中。(2017年夏)
 
実際には車中泊をしていない駐車場もあり、感覚的に快適度をつけている場合もあります。
 
 

NO.快適度
(2017年)
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※山の順番は登った順番です。
 
 
 
我が家がある松本市からは遥か彼方にある沢山の登山口を訪れました。

山はもちろんですが、登山口の光景も日本百名山全山日帰り登山の良い思い出となっています。

数日に渡って車中泊をしてみたいと思うような登山口もあれば、
中にはインパクトの強い登山口もありました。

畑薙ダム(赤石岳・悪沢岳)での車中泊などなど。
赤石岳・悪沢岳のブログ

 
 
剣山(徳島県)の駐車場(見ノ越)

剣山の見ノ越の駐車場
 
 
 
☆車中泊についてのブログ投稿はこちら
 
 
 
☆日本百名山全山日帰り登山を146日間で達成して思うことやノウハウについて 一覧☆
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
日帰り登山について

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テント泊での縦走をしたり、山仲間と和気あいあいと登る山行ももちろん好きですが、
僕の山行スタイルとしては、単独での長距離日帰り登山が圧倒的に多い山行スタイルであり、
最も好む山行スタイルです。

日本百名山の完登を目指すのであれば、
自分が最も好む山行スタイルで挑戦したいと思い、
ひと夏で日本百名山の全山を日帰り登山するという挑戦を計画しました。

 
日本百名山で最も日帰り登山が困難だった畑薙ダムからの赤石岳・悪沢岳。
(畑薙ダム~椹島も自転車は使わずに徒歩で往復しました。)

 

長距離の日帰り登山を好む理由

目的地が遠ければ遠いほど、
目的地に辿り着くために、登山口へと戻るために、強い意志を持つ必要があると思います。

登山日の朝に目覚めたとき、
遥か彼方にある山頂、遥か彼方にある目的地を思い描き、
その場所へと向かう意志を固めることにより、自然と気持ちが高まります。

登山口に立ちスタートをしてからも、
遥か彼方にある目的地を目指し強い意志を持ち続ける必要があります。

強い意志を持ち、目的地を目指し全身全霊をかけている山での時間。

山というシビアな自然環境下で、
自分で掲げた目標を達成するため、全身全霊をかけている時間。

僕にとっては、長距離の日帰り登山の時にしかない、充実した時間です。

 

もったいないと言われるけれど

山頂でお話をさせてもらう方に、

「日帰りなんてもったいなですよ~。」

と言われることが多々ありますが、

単純に山頂に滞在している時間だけを考えるとすると
僕は登山者の中で長い方だと思います。

僕よりあとに山頂にやってきた登山者が、僕よりも先に下山していくという光景をよく目にします。

というか、僕よりも長い時間、山頂にいる登山者はあまり見かけません。

しかしながら、確かに日帰りではもったいないと思うこともあります。

 
あとは、日帰りができるということは、
その気になればいつでも来ることができる場所ということにもなるので、
他の登山者に比べるとそれほどもったいない感を持たないということと、

もったいないと思うからこそ、また来たい、また来ようと思えるのかなと思います。
(そんな訳もあって、毎年のように北アルプスの同じ山域にばかり登っているのだと思います。)

 

日帰り登山にないもの

夕焼け、星空、朝日を眺めること、
テント場や山小屋で過ごす夜の時間は日帰り登山にはありません。

星空と朝日は夜明け前からの登山で見れることもありますが、
山泊をして、稜線の空気に体がなじんでいる状態で見るものとは別物だと思っています。

ちなみに、日帰り登山にない最も大きなものは、
稜線で飲むビール、ほろ酔い時間だと思っています。

 

日帰り登山にあるもの

僕にとって日帰り登山の最大の魅力は、
自分の持っている力、スタミナを、
程よい加減で出し切ることができることにあります。

また、日帰り登山と山泊では、
山行中のスピード感、疲労感は異なり、

スピード感、疲労感が異なれば、
例え同じ山景色を見たとしても、違ったものに見えると思います。

長距離の日帰り登山では1日の間に沢山の山景色を目にすることができます。

ワンシーン、ワンシーンを見ることができる時間は短いですが、
短いがゆえに目と心にしっかりと焼き付けようという気持ちになります。

また、中でも心拍数が高い状態、アドレナリンが出ている状況で見る感動的な景色は、
例え目にする時間が短くとも、しっかりと目に焼き付けられることができるように思います。

 

幻を見ていたのではないかとも思える非日常感

日常生活から考えると、
ホームマウンテンとはいえ、遥か彼方にある北アルプス奥地の目的地。

長距離の日帰り山行を終え、家に戻ったとき、
本当につい半日ほど前まで、3000m級の稜線にいたのだろうかと思う時があります。

しかし、目を閉じるとまさに走馬灯のように流れる、その日に目にした様々な山景色。

デジカメのSDカードに撮りためられた数百枚におよぶ山写真。

高い旅費を払い、数千キロ離れた場所まで行かずとも、
平地から見上げることができる場所に広がっている非日常の世界。

日帰り登山では、
その、非日常感、非現実感がより際立つように思います。

 

長距離の日帰り登山とは

あくまで僕にとってですが、

長距離の日帰り登山とは、
非日常、非現実感を味わうことができ、
自分の力を程よい加減で出し切ることができる山行形態だと思います。

あとは、現実的な話ですが、
週末の土日を2日間とも山にいると、
色々と平地での用事を済ますこともできないので、
1日を登山、1日を用足しにという過ごし方をすることが多くなっております。

 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
単独登山について

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普段の山行では、
山仲間と登ったり、SNSで親交のある方々と登らせてもらうこともありますが、

ひと夏での日本百名山全山日帰り登山では、皇海山(すかいさん)以外は全て単独で登りました。

皇海山(クラシックルート)のみ、
背丈以上の笹薮こぎ箇所があったので山仲間に同行をお願いしました。
 
 

単独登山のリスク

単独登山をしていて最も最悪な事態は、

ひと目につかない場所への滑落や、
人が足を踏み入れない場所に道迷いをしてしまうケースです。

最悪の場合、永遠に見つけてもらえないことになります。

また、単独登山では、もし万が一、救助が必要な状況(動けない状況)に陥った場合、
複数人での登山に比べ救助要請に時間がかかります。
 
 
単独登山では、複数人での登山に比べて窮地に陥った場合のリスクが高まりますが、

単独登山におけるリスクをしっかりと胸に刻み、
危機感と緊張感をもつことによりリスクを低めることができると思っています。
 
 

単独登山の良さ

登山前の計画、登山中の判断など、すべてを自分で行うことになります。

また、自分の安全の確保、自分の命に対する責任がすべて自分の実力、判断にかかってきます。

自分の安全確保のために感覚を研ぎ澄まし、
自分の力と自分の判断のみにより目的の場所まで行き、登山口までもどってくる山行。

それゆえに、無事に登山口まで戻れた時は、複数人登山にはない達成感があると思っています。

 
 

単独登山で人恋しくなるとき

夜明け前のまだ暗い登山道を1人で歩いているときは、
寂しさというよりも恐怖心から、誰か一緒に歩いてくれる人がいればよいのにな~と思うときがあります。

夜明け前の登山道は、1人で歩くのと数人で歩くのでは安心感が全く違います。

 

 
 
また、ライチョウやリスなどの動物に遭遇したときや、
目の前に絶景が広がっているときは、
感動を共感できる人がいればいいのにな~と思います。

うらはらな感情として、
貴重な遭遇、絶景を独り占めしていることに喜びを覚えたりもしますが。
 
 
僕は基本的に早い時間帯から、速いペースで登山をするので、
登山者が少ない時間帯の山行が多いですが、
時々、登山者が多い時間帯の山行になることもあります。

人が少ない山中に一人でいるときはそれほど寂しさを感じることはありませんが、
人が多い山頂などに単独でいるときは孤独感を覚えます。

自分以外は誰もいない、夜明け前の真っ暗な登山道、
自分以外は誰もいない、暴風雨吹き荒れる稜線にいるときよりも、

楽しそうにしている登山グループが沢山の中、単独でいるときの方がさみしさを覚えます・・・。
 
 

それぞれにそれぞれの良さが

一人旅には一人旅の良さが、
複数人での旅行には複数人での旅行の良さがあるように、

山旅においてもそれは同じだと思います。

 
ただ、山での単独行にはリスクが伴うので、
そのことをしっかりと胸に刻み、経験とトレーニングを十分に積んでから、
1人での山旅に臨む必要があると思います。
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
挑戦にかかった費用について

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ひと夏での日本百名山全山日帰り登山の費用を出してみました。

ちなみに、全額自腹です。
 
 
世界自然遺産屋久島山岳部環境保全協力金の領収書
 
 
ザックリとしかだすことができませんが、
生活費や装備品購入費などを含んだ総費用は150万円以上200万円以下だと思います。

感覚的には総額で160万円前後が費用としてかかったのではないかなと思います。

 

百名山登山に挑戦中のクレジットカード支払い総額

挑戦中の支払いは基本的にすべてクレジットカード(楽天カード)で行いました。
(楽天ポイントが貯まるので。)
 
 
楽天カード


 
 

単純に6月分カード利用額~10月分カード利用額を合計すると、
(ひと夏での日本百名山全山日帰り登山は2017年6月5日から10月28日まで行いました。)

カードの総請求額は130万円ほどです。

もっととんでもない金額になるのではないかと、
ドキドキしながら計算してみましたが、
予想の範囲内の金額でした。

 

クレジットカード払いができなかった項目

思い当たるところでは、下記が現金でしか支払うことができなかった項目です。

コインランドリー
お風呂代
ジュース代(自動販売機)
マイカー規制区間のバス(乗り合いタクシー)の料金
登山口有料駐車場
登山口までの有料道路(一部)
山の中の有料トイレ など

 
感覚的なものですが、現金払いの総額は30万円ほどではないかなと思います。

 

カード払いと現金払いの総額

上述した通り現金とカード払いを合算した費用は、
なんだかんだで160万円前後ではないかなと思います。

 

思い浮かぶ支出項目(恒常的)と各項目のざっくりな金額

ほぼ毎日、支払いが必要だったものをピックアップしてみました。

 
ビジホ宿泊代(47泊分) : 1泊8000円前後として合計約37万6千円

ネットカフェ代(15泊分) : 1泊2000円前後として合計3万円

ガソリン代(25000km分) : 燃費が1ℓで20km、ガソリン代が1ℓで140円として合計17万5千円

高速道路代(日本全国を移動) : ETCマイレージサービスの利用履歴より合計約24万円

コンビニ(朝食) : 1食500円として100日間で5万円

コンビニ(昼食) : 1食500円として100日間で5万円

食事処(夕食) : 1食1000円として100日間で10万円

お風呂代 : 1回1000円として100日間で10万円

コインランドリー : 洗濯と乾燥で1回1000円として100日間で5万円

 
※不定期にかかった費用の中ではフェリー代が合計7万円強と高額になりました。

 
必ずしも毎日支払いをしたとは限りませんが、
上記を合計すると、約124万円となります。

この金額に不定期にかかった費用(消耗品的要素のある登山装備など)を加えると、
約160万円になるのではないかなと思います。

ただ、カードの支払い額には百名山登山以外の支払いもあったりするので、
あくまでもざっくりな金額です。

百名山登山と挑戦期間中(5ヶ月間)の生活を含めた総費用で、
160万円ほどを要したというのが落としどころです。

 

総費用の詳細な分析は・・・

レシートとカード利用明細はすべて保管してありますが、
時間の都合上、レシートを元に経費を分析する日が来ることは無いと思います。

カード明細を見れば、ガソリン代がいくらかかったかなどを正確に算出することもできますが、
それをする日もやってくることは無いでしょう。

 

間接的にかかる費用

もし、無職になってなんらかの挑戦をしようとすると、
年金、社会保険、地方税などの個人での支払いが必要になります。

会社勤めをしていれば、上記一式は基本的には給料から天引きをされます。

しかし、無職になると、収入がない状況で支払いをしなければならないので、
非常に金額に重みを感じます。

支払い用紙を持参して、コンビニ窓口などで現金払いをするので本当に金額に重みを感じます。
(年金等は指定口座からの自動引き落とし(カード払い扱い)も可能です。)

税金、社会保険、年金など諸々の算出額は地方自治体によって違うようなので、
厳密な数字をここで示すことはできませんが、
一式で、月最低5万円は必要になると考えるのが無難です。
(月5万だとすると、5ヶ月間で25万円となります・・・。もっと支払ったような気もしますが。)

あとは、挑戦終了後にすぐに就職ができるわけではないので、
就職するまでの生活費も念頭に入れておく必要もあります。

 

総費用額を見て思うこと

今回の挑戦では150万円以上の高額な費用がかかったわけですが、
間違いなくお金以上の価値があったと思っています。

また、もし仮に、仕事をしながら週末や連休を利用して100名山の完登を目指すとなると、
100名山を登り切る時には200万円を超えるのではないかなと思います。

その都度の交通費が必要になってくるので、
それに付随して食費やら宿泊費やらがかさんでくると思います。

総じていえば、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山をすることにより、

百名山を完登するために必要である、
時間、お金ともに大きく節約をすることができたのではないかなと思います。
 
 
 
☆挑戦中の節約術についてのブログ投稿はこちら☆
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
挑戦をしようと思った理由

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2012年の7月の富士山登山で本格的な登山を初め、
「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」に挑戦した2017年の夏は、
登山を始めてから6年目の夏でした。

その間、単独での長距離の日帰り登山を中心に山行経験を重ねてきました。

登山を始める前からランニングを趣味としており、
ハーフマラソンなどのレースに出場していたので、
体力はそれなりにありました。
(1キロを4分~4分30秒ほどで走るレベルでしたが。)
 
 
山行歴を振り返ってみると、
登山を初めて2年目には意外にも、
槍ヶ岳新穂高ルートの日帰り登山に挑戦・達成をしていました。

3年目には剱岳早月尾根の日帰り登山と、
金鳥居(吉田口1合目より10kmほど手前)からの富士山剣ヶ峰日帰り登山をしました。
 
 
その後、山行を重ねる中で感じていたことは、
槍ヶ岳、剱岳、金鳥居からの富士山の日帰り登山を初めて計画した時が、
登山歴の中で最もワクワクしていた時だったのではないかということです。

山における自分の実力が自分自身でまだ計りきれていない状態で、
日帰りが困難とされるルートに挑戦するということ。

未知数である自分の実力。自分にとって未知の領域である長距離ルート。

 
2年目の夏に槍ヶ岳日帰り登山に成功したすると、

翌年の夏は、
剱岳早月尾根登山と金鳥居からの富士山日帰り登山に挑戦しようと決めました。

そして、翌年の夏の挑戦に向け、冬の間は日々、ランニングに励み、
里山を何往復もするなどのトレーニングをしながら、
夏山シーズンがやってくるのを待ち焦がれていました。

ランニングが苦しい時、里山トレーニングが苦しい時、
苦しい中で踏み出す一歩一歩が、

剱岳の頂に、富士山の頂に続いているんだと言い聞かせていました。
 
登山歴が浅い中、
翌年の夏の挑戦を思い描き、
ワクワク感と高揚感の中で過ごす日々は、
僕の登山歴の中でも格別の日々でした。

もちろん今でも、
登る山を決めてから実際に登り始めるまで、
登山前のワクワク感や高揚感はあります。

しかし、登山を初めて間もない頃のような、
自分にとって未知の領域に挑戦する前のワクワク感、高揚感に及ぶことはないように思います。

槍ヶ岳も剱岳も富士山も、今となっては毎年の恒例登山となりました。

「難易度が高いと言われることへの挑戦」から「恒例行事」となることにより、
登山前、登山中のアドレナリンの分泌量も減っていきました。

 
どのような挑戦を計画すれば、
今の自分にとって最もワクワクし、
登山を始めたばかりの頃のように高揚することができるのか。

自分の実力を最大限に発揮することにより、
初めて達成することができる挑戦はないだろうか。

そんな挑戦を考えたときに思い浮かんだのが、
短期間での日本百名山全山日帰り登山でした。

2016年までの登山歴の中で、
日本百名山の中でコースタイムがトップレベルの長さである、
鷲羽岳・水晶岳(新穂高ルート)の日帰り登山を2回経験していました。

どの百名山であっても日帰りをすることは問題ないであろう実力がある状況。
日本百名山全山日帰りの達成者は何人もいるという状況。

挑戦の難易度を上げること、
また、あまり達成者がいないことへ挑戦をするということを考えたとき、
思い浮かんだのが「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」でした。

日本百名山全山日帰り登山は、達成できる登山者はいくらでもいます。

しかし、仕事を辞めて無職になるという覚悟を持ち、
全身全霊をかけて、短期間で日本百名山全山日帰り登山に臨む登山者は、
過去、現在、未来においてもそうはいないだろうと考えました。

裏を返せば、
そこまでしてまで挑戦しようと思う人がいないということでもありますが。

 
元々、転職を考えていたということと、
結婚をしていないというのも大きなポイントでした。

本来であれば転職先を見つけてから退職するのがセオリーですが・・・、

逆に言えば、一世一代の挑戦をするには良い機会でした。

また、前職の仕事自体にはとてもやりがいを感じており、
いつ辞めるかということを決めあぐねていました。

夏にしかできない挑戦をきっかけとし、
退職日を決めたという側面もありました。

 
筋金入りの登山者になってくると、
登りたい山を犠牲にして、
もっと登りたい山に登るという状況になってくると思います。

僕の場合、松本市在住なので、
日本中の登山者が憧れる北アルプスが我が家から最も近い山域です。

日本中の色々な山に登りたいという気持ちよりも、
いつも生活の中で見上げている北アルプスに登りたいという気持ちの方が先行します。

生活の中でいつも見上げている北アルプス、
北アルプスの山頂から見える別の北アルプス。

毎年、北アルプスに登っているうちに、
あっという間に夏は終わってしまいます。

 
転職という、人生の中でそうはないであろうターニングポイント。

全身全霊をもって挑戦する一世一代の挑戦。

2017年の夏だけは、
いつも見上げている山への登山を犠牲にして、日本全国の百名山に登ってみよう。

日本全国を挑戦のフィールドとし、日本全国の百名山の頂を目指す山旅をしてみよう。
 

そう心に決め、
2017年夏を、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山に捧げることにしたのでした。
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
100座を登った順番について

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ひと夏での日本百名山全山日帰り登山においての登る山の順番は、
一応、自分なりに意図をもって組み立てました。

日本全国を周りながら、
連日の登山、平地での宿泊、平地の車移動を、
最も効率的に行えるだろうと考えたのが下記の経路でした。

 

日本百名山全山日帰り登山のざっくりな経路

①自宅のある松本市から屋久島(宮之浦岳)に向かいながら道中の百名山の約半数に登る。

②屋久島から松本市に戻りながら①で登らなかった道中の百名山に登る。

③松本市から北海道に向かいながら道中の百名山の約半数に登る。

④北海道の百名山9座に登る。

⑤北海道から松本市に戻りながら③で登らなかった道中の百名山に登る。

⑥北アルプスに登る。

⑦南アルプスに登る。

⑧ラストの雨飾山に登る。

 
挑戦期間の短縮のため、
山に登らない日を極力、作りたくなかったので、
数百キロにわたる車の移動をあまりしないようにしました。
(車の移動だけに1日を費やすということをしたくありませんでした。)
 
 

ひと夏での日本百名山全山日帰り登山に際して作成したGoogle Map

完璧なものではないですが、日本百名山のすべての山の山頂と、登山口をマークしてあります。
 

 
 

登る順番を決めた最大の要因

ひと夏での日本百名山全山日帰り登山は2018年6月5日からスタートしました。

6月といえば、北アルプスをはじめとした3000m級の山には確実に残雪があり、
東日本の山にも残雪があるだろうと予測しました。

西日本の百名山は登山適期が5~6月からとなっている山が多く、
万が一、雪があったとしても軽アイゼンがあればなんとかなるだろうと考えました。

極力、雪のある登山道を歩きたくなかったので、
残雪がないであろう西日本の山々から登るよう計画を立てました。

 
登山適期を参考にした「日本百名山地図帳」 山と渓谷社

楽天市場での検索結果
Amazonでの検索結果
Yahoo!での検索結果

 
残雪が無いであろう山域から登る作戦は功を奏し、
記憶している限りでは西日本の山、東日本の山ともに、
軽アイゼンをつけての登山はなかったと思います。

ちなみに、白馬岳の白馬大雪渓(万年雪)では軽アイゼンを装着しました。

また、鳥海山(山形県・秋田県)にも雪渓(万年雪)がありました。
(僕は軽アイゼンは使用しませんでしたが、使用している登山者が多かったです。)

 

不安があった北海道の山々は8月に予定

僕の体感として、最も登山がしやすい時期というのが8月なので、
登山に際し最も不安があった北海道の山々を8月に登るように日程調整をしました。

なぜ8月が良いかというと、
8月は最も気温が高いので低体温症のリスクが減るということがあげられます。
(逆に熱中症のリスクが高まりますが。)

また、8月は登山者が多い時期なので、何かと心強いです。
(特に登ったことがない山域では心強いです。登り慣れている山は登山者が少ない方が良いですが・・・。)

 

北アルプスと南アルプス

残雪がある時期の北アルプス登山を避け、北海道登山を8月にした結果、
北アルプスと南アルプスは9月、10月に登る運びとなりました。

僕のホームである北アルプスには10月に何度も登っているので、
終盤になったとしても焦らずに登ることができる自信がありました。
(10月の北アルプスは気温が0度以下になることも多く、降雪の可能性も出てきます。)

南アルプスは、南部の山々(塩見岳、赤石岳、悪沢岳、聖岳、光岳など)は登ったことがなく、
不安がありましたが、10月下旬になってもなんとかなるだろうと高をくくっていました。
(登山適期を見ると北アルプスよりも遅い時期までが登山適期となっていたので。)

登ったことがあるけれど登山適期が短い北アルプスを優先して登ることにし、
登ったことがないけれど登山適期が長い南アルプスを百名山登山終盤に登ることにしました。

この選択は結果的には良かったと思います。

終盤の南アルプス登山(10月)でもかなり寒かったので、
北アルプスはさらに寒かったはずです。

ただ、10月中旬ともなると南アルプスは営業小屋は営業期間外となっており、
他の登山者もいないに等しかったので、
広大な南アルプスに自分一人だけしかいないという、
リスキーな状況での登山となってしまいました。
(10月であっても北アルプスの方が登山者が多いと思います。)

 

百座目の山として雨飾山を選んだ理由

単純に登りやすそうだったからというのが雨飾山を百座目に選んだ理由です。

登山日が後ろ倒しになったとしても、
我が家から1時間30ほどで登りに行くことができ、
10月下旬になっても降雪の可能性が低いと考えました。

ちなみに、これまで雨飾山には1度も登ったことがありませんでした。

我が家から1時間30分というと、
槍ヶ岳、穂高岳、北アルプス裏銀座の玄関口である新穂高までいくことができるので、
同じ1時間30分をかけるのであればどうしても新穂高に足が向いてしまいます。

逆に言えば、1時間30分かけてまで行こうと思わないのが雨飾山でした。
(北アルプスに比べて楽に登れてしまう山なので。)

つまり、時間をかけて登山口まで行く割には、
物足りない山、楽に登れてしまう山というのが雨飾山のイメージでした。
(僕的には2往復してちょうど満足な感じです。)

楽な山であれば登るのが10月下旬になっても大丈夫だろうと考えたのでした。
(日本百名山地図帳でも11月上旬までが登山適期となっていました。)

楽な山ではありますが、百名山登山達成の山としてメモリアルな山となりました。

 

さいごに

計画をした登山順序、経路はおおむね狙いが的中し、
効率的に日本百名山を回ることができたと思います。

ただ、全長約3000kmの日本列島に対し、
今回の百名山登山での車の走行距離は23000kmを超えたので、
日本百名山を登るための最短経路だったとは言えないと思います。

我が家を出発して我が家に戻るまでを今回の挑戦としたので、
車での距離が伸びたのは致し方ありませんが、

一連ですべての百名山を登るのであれば、
屋久島の宮之浦岳を1座目とし、北海道の利尻山を100座目とするのが、
最も効率的な百名山の巡り方だと思います。

ただ、よくよく考えると、
9月、10月に幌尻岳(北海道)の渡渉をするのはかなりリスキーだと思いますし、
幌尻岳以外でも北海道の山々は気温が低くなります。
(夏山シーズン最終盤に北海道の山々を登るというのはやはりリスクが高いと思います。)

 
日本百名山の完登(無雪期ワンシーズン)は、
一筋縄ではいかない山旅だなと改めて思うのであります。
 
 
 
☆日本百名山全山日帰り登山を146日間で達成して思うことやノウハウについて 一覧☆
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
登山後の入浴について

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登山後の入浴(温泉)は確実に足のケア、体のケアに効果があります。

 
わざわざ言うまでもないことだと思いますが、
普段の登山でも実感するところであり、百名山登山を通じても実感しました。

☆「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」達成の軌跡はこちら☆

 
登山と温泉とをセットにしている登山者が大半だと思いますが、
わたくし、百名山登山の直前までは登山と温泉をセットにしていませんでした。

家から2時間以上離れた場所に登山口がある山に登った後も、
家に帰ってからお風呂に入ることにしていました。

一刻も早くビールを飲みたかったので、
家に着いた瞬間、車を停めると同時にビールを飲み始め、
缶ビールをお風呂へと持ち込んで入浴していたのであります・・・。

 

登山後の入浴の効果を実感する要素

長年の登山と長年のランニングの疲労からか、
僕は左足のかかとに慢性的な痛みがあります。

特に、登山直後とランニング直後は歩く際に左足をかばいたくなるレベルの痛みが出ます。

ひと夏での日本百名山全山日帰り登山のスタートを間近に控えたとき、
最も不安だった要素がこの左足のかかとの痛みでした。

不安解消のため、いつもの週末登山の直後にためしに温泉に入ってみたところ、
下山直後にあった左足のかかとの痛みが温泉から出た後には完全にひいておりました。

それに気が付いてからは、登山後に必ず入浴施設で入浴をするようになりました。

温浴だけでも効果はありますが、
温浴と水風呂(足だけ)を交互にしたほうが、
僕の場合は、断然、左足かかとの痛みがひきます。
 
 

登山後の入浴で意識していたこと

 

入浴の仕方

半身浴、全身浴、水風呂(足だけ)を繰り返す。
頭や体を洗う時間を除き、最低でも30分、平均すると1時間はお湯につかる。

左足のかかとをケアするため、
とにかく、浴室に入っている間は少しでも長く足をお湯(水)につける。

毎日のようにザックを背負っていたことにより肩にもダメージが蓄積していたので、
なるべく肩もお湯につける。

ただし、肩をお湯につからせるとなると、首までお湯に入らねばならず、
長時間だとのぼせてしまう。

寝湯がある入浴施設であれば寝湯に長時間入り、
寝湯がない場合にはなるべく心臓に負担がかからないよう、
体を仰向けにお湯に浮かべるように入浴する。

 
ちなみに、序盤はサウナにも入っていましたが、
サウナに入ると風邪っぽくなることが多い気がしたのでサウナには入らなくなりました。
 
 

体をケアするのに最適な入浴施設

個人的な条件をあげると、

1、 水風呂がある。
2、 浴室内に水飲み場がある。(脱水症状防止のため)
3、 寝湯がある。
 

上記の3つの条件を全て満たす入浴施設は、
あるようでいて意外となかかなありませんでした。

上記の3つを満たす入浴施設となると、
温泉施設というよりはスーパー銭湯です。

なので、登山口周辺の温泉や、温泉街の入浴施設には基本的には入りませんでした・・・。

市街地まで移動してからスーパー銭湯を探すことが多かったです。
 
 

入浴施設の探し方

入浴施設を探すことが、
百名山登山全体をとおして最も苦労したことことの一つでした。

最終的にも効率の良い探し方を見つけることができませんでした。

事前にしっかりと調べておけば何のことはないのですが、
下山後は移動、食事、ブログ投稿などなどがで立て込んでいたため、
次の日の入浴施設のリサーチまで手が回りませんでした・・・。

朝はだいたい午前2時に起きていましたが、
その日に登る山の登山口をリサーチするので精いっぱいで、
入浴施設のリサーチまで手が回りませんでした・・・。

結果、入浴施設のリサーチはいつも後手後手となることが多く、
お風呂にたどり着くまでは非常に苦労をした印象があります。

ネットで、「現在地&温泉」、「現在地&入浴施設」、「現在地&スーパー銭湯」などと入力してリサーチをしましたが、
なかなかうまくいきませんでした。

なんだかんだで、道中にある入浴施設、
道中に経路案内の看板がある入浴施設に行くのが一番手っ取り早かったように思います。
(道中にあればの話ですが。)

あとは、「極楽湯」が店舗数日本一の入浴施設チェーンということで、
都市名&極楽湯で検索をするとヒットすることが多かったです。

ただ、極楽湯は基本的にはどの店舗も良かったですが、
店舗によって若干、クオリティーに差があるように思いました。

 

全国的に注意書きなどがされていたこと。

百名山登山では、日本全国津々浦々の温泉、入浴施設で入浴をしましたが、

全国的にほぼ共通していたことがいくつかありました。

そんなことをいくつかまとめてみました。

 

入浴に際しての注意

・毛染めをしない。
 →当然のことだと思います。

・洗い場の場所取りをしない。
 →当然のことだと思います。

・脱衣所での携帯電話の使用禁止。(=写真撮影禁止)
 →温泉の効能や泉質などを写真に撮りたい温泉ファンがいるのでは?

・水風呂にはとびこまない、もぐらない。
 サウナから出た後は汗を洗い流してから水風呂に入る。
 →気持ちはわかりますが、特に中高年は全くと言っていいほど守っていません。

・浴室で洗濯をしない。
 →旅人にとってはたしかに合理的だとは思いました。さすがにできませんが。

 
洗濯以外の項目は、
日本全国、寄った入浴施設にはほぼすべて注意書きがされていました。

 

防犯関係の注意書き

車上狙い&ロッカー荒らしが多発しているという看板は、
ほぼすべての入浴施設で掲示、張り紙がされていました。

駐車場での車上狙い多発の注意書き

車で移動をしているときは助手席にPC一式が入ったバッグをを置くようにしていたので、
入浴施設に車を停めるときは日よけなどでバッグを隠すなど一応の防犯対策はしていました。

バッグを隠したことによる防犯効果は定かではありませんが、
僕としては、登山の写真データが入ったPCを盗まれるのが最も困ることでした。

犯罪者心理はよくわかりませんが、
僕の車はその気になってみれば中に生活用品が散乱していたので、
金目のものはないだろうということがすぐにわかったと思います。

 

ロッカー荒らし多発の注意書き

これはもう不可抗力だと思います。

脱衣所で、鍵をかけたロッカーが破られてしまったらどうすることもできません。

受付や、その他、従業員がいるカウンターの付近に貴重品ロッカーがあるケースが多いので、
従業員の目の届くところにあるロッカーに貴重品を預けるのがベストだと思います。

車上荒らし、ロッカー荒らしともに、
入浴施設は責任をとらないという文言が必ず掲示されていますが、
施設側にももう少し対策を強化してもらいたいものです。(限界はあると思いますが。)

今回の百名山登山をとおして、
駐車場や脱衣所で怪しげな人を目撃したり、
警察が窃盗事件後の現場検証をしていたりという光景は一度も見なかったので、
そこまで神経質になることはないのかなとも思います。

ただ、隙を見せたりせず、注意を怠らないことにこしたことはないと思います。

 

九州の入浴施設特有だったこと

たまたま僕が行った入浴施設だけがそうだったのかもしれませんが、
九州はドライヤーが有料であったり、
貴重品ロッカーが使用後に100円が戻るタイプではなく、有料のものがありました。

ちなみに、ドライヤーは10円のものが多く、
使用時間は3分ほどの場合が多かったように思います。

 

入浴グッズ

ごく稀に石鹸、シャンプーが備え付けられていない入浴施設があるので、
入浴グッズは必ず持って浴室に入るようにしていました。

グッズ内容は石鹸、シャンプー、シェービングジェル、髭剃り、垢すり、洗顔クリーム、乳液(紫外線対策)でした。

グッズ一式はジップロック(大)に入れていましたが、
ジップロックは一度も交換する必要がありませんでした。

ジップロックは本当に強度抜群です。

登山装備の個別防水もジップロックで行っています。

ジップロック フリーザーバッグL ダブルジッパー
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お風呂での睡眠

さすがに完全な睡眠をすることはできませんでしたが、
入浴中に目を閉じているだけでもだいぶ違うように思いました。

登山中、車での移動中、ブログ投稿時と、
とにかく集中をして目を使っていることが多かったので、
寝るまで行かなくても入浴中に目を閉じているだけでだいぶ違う気がしました。

目を閉じる=眼球を使わない=ものを見ない=目で見たものを脳が処理をする必要が生じない。

目を閉じるだけでも、眼球と脳をだいぶ休めることができていたように思います。

 

まとめ

土地勘のない中で、やっとたどりついた入浴施設が改装に向けて工事中(休業)だったり、
定休日だったりということが何度かあり、心が折れそうになったこともありました。
あとは、下山時刻が早すぎて、入浴施設がまだ営業していないなんてこともよくありました。
(時間節約のため、次の登山口に向け移動を開始するとその先には入浴施設が全くないもんなんです・・・。)

また、特に8月前後はお風呂に入っても、
その後、車に乗るとすぐに汗びっしょりにということが多かったです・・・。
(夏場は駐車してあった車の車内温度は50度をゆうに超えているんじゃないでしょうか・・・。)

それでも、入浴をすることは心身共にケアをすることであり、
その日の登山の振り返りと、翌日の登山に向けての心の準備をする機会でもあり、

百名山登山においてとても重要なひと時でした。

なにより、お風呂に入っている時間は百名山登山において、数少ない貴重なリラックスタイムでした。
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
登山のための予防接種(ワクチン接種)について

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登山者にとって、破傷風の予防接種(ワクチン接種)をすることは大事なことだと思います。
 
 

 
 
破傷風について簡単に言うと、
怪我をした際、傷口などから破傷風菌が体に入ることにより感染する病気です。

ちなみに、破傷風菌は世界中の土の中にいるようです。

 
破傷風の感染経路や症状については厚生労働省HPを見てもらうのが確実です。
 
→ 厚生労働省の破傷風についてのページ
 
 
登山中は転倒をして擦り傷ができたり、
岩場、鎖場などで切り傷ができるケースは珍しくないことだと思います。

 
そんな、擦り傷、切り傷から破傷風菌が体内に入ってしまうということは、
登山をしている際に大いに有り得ることだと思います。
 
 
従って、特に頻繁に登山をする登山者は、
破傷風の予防接種(ワクチン接種)をしておくことが大事だと思います。
 
 
ひと夏での日本百名山全山日帰り登山では、
日本全国を周ったため、気軽に病院に立ち寄ることができない状況だったので、
挑戦に先立ちあらかじめ破傷風の予防接種を受けて臨みました。

 
ちなみに、予防接種の間隔は、
3週間~8週間の間隔で2回(初回免疫)、
初回免疫から6ヶ月以上経過後に1回です。
(詳細は予防接種をする医療機関にご確認を。)

 
破傷風の予防接種(ワクチン接種)の金額は1回3000円程度です。
(接種をする医療機関により金額は異なると思います。)
 
 
破傷風の予防接種(ワクチン接種)により、
ほぼ100%の確率で抗体ができるようで、
1度抗体ができると10年ほどの有効期間があるようです。
 

登山時に限らず、
日常生活でも破傷風に感染することは無きにしも非ずなので、
予防接種をしておいて損はないのではないのかなと思います。
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
雷鳥に会うことができた山々

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ひと夏での日本百名山全山日帰り登山では、
沢山の雷鳥たちに会うことができました。

雷鳥との遭遇率が高い方だったと思うので、
雷鳥に会うことができた場所や状況をまとめてみました。

 
 

爺ヶ岳の中峰付近で遭遇した雷鳥

 
 
まずは、

雷鳥が生息していると言われる山々

 
過去に雷鳥に遭遇したことがある山、
百名山登山で遭遇することができた山は太字にしてあります。
 
火打山
剱岳
立山
鹿島槍ヶ岳
五竜岳
鷲羽岳・水晶岳
赤石岳・悪沢岳
仙丈ヶ岳
槍ヶ岳
笠ヶ岳
穂高岳
焼岳
乗鞍岳
甲斐駒ヶ岳
鳳凰山
白馬岳
北岳
間ノ岳
薬師岳
黒部五郎岳
塩見岳
常念岳
光岳
聖岳
白山

 
 
記憶ですが、白山では「過去に1度だけ雷鳥の目撃情報があった」との看板があったと思います。
実質的には白山で雷鳥に遭遇することができる可能性は無いに等しいと思います。

また、百名山以外の山でも、
例えば燕岳(北アルプス)などにも雷鳥が生息しています。
 
 

百名山登山で遭遇した雷鳥たちとその時の状況など

 

火打山登山(新潟県)

日時:7月20日の12時50分頃
場所:火打山山頂付近。往路、復路ともに遭遇することができました。
天気:晴れ
雷鳥:親と2~3羽の子雷鳥
状況:登山者が沢山いる状況
備考:個体番号が書かれた印が足につけられていました。

雷鳥に会えるなどとは全く思っていなかった火打山。

火打山の山頂付近で遭遇した雷鳥
 
 

火打山は雷鳥生息の北限のようです(日本の)。

火打山の山頂付近で遭遇した雷鳥
 
 

雷鳥というとハイマツ帯にいるイメージが強いですが、
草花の中を行き来していました。

火打山の山頂付近で遭遇した雷鳥

初めて、子供の雷鳥が飛ぶ姿を見ることができました。
(さすがに写真におさめることはできませんでした・・・。)
 
 

剱岳登山(富山県:早月尾根)

日時:9月5日の11時頃
場所:カニのハサミ付近
天気:晴れ
雷鳥:大人の雷鳥1羽
状況:登山者があまりいない状況

登ってきた登山者が、雷鳥がいることを指さして教えてくれました。

剱岳の早月尾根登山で遭遇した雷鳥
 
 

教えてもらっていなかったら雷鳥に気が付かずにスルーしてしまっていたと思います。

剱岳の早月尾根登山で遭遇した雷鳥

崖をピョンピョンとジャンプしながら登っていきました。
 
 

立山登山(富山県)

日時:9月8日の9時頃
場所:一の越山荘から立山(雄山)山頂への登り
天気:曇り時々晴れ
雷鳥:大人の雷鳥一羽
状況:その日の登山者の中の最前列。まだあまり登山者が歩いていない状況。

逃げていくことなく、登山道脇をウロウロとしていました。

立山の雄山付近で遭遇した雷鳥
 
 

5分近く間近に雷鳥を見ることができました。

立山の雄山付近で遭遇した雷鳥
 
 

羽をふっくらとさせる雷鳥。

立山の雄山付近で遭遇した雷鳥
 
 

鹿島槍ヶ岳登山(富山県・長野県)

日時:9月19日の7時45分頃
場所:爺ヶ岳中峰付近
天気:晴れ
雷鳥:親とだいぶ成長した子雷鳥3~4羽
状況:その日の一番乗りの登山道

子雷鳥2羽がなにやら同じポーズを撮っています。

爺ヶ岳の中峰付近で遭遇した雷鳥
 
 

座る雷鳥

爺ヶ岳の中峰付近で遭遇した雷鳥
 
 

立つ雷鳥

爺ヶ岳の中峰付近で遭遇した雷鳥

足がフワフワとした羽毛に覆われています。

気温が低く風が強かったので凍えながらの撮影でしたが、
雷鳥には低温も風も全く問題が無いようでした。

 
 

五竜岳登山(富山県・長野県)

日時:9月20日の7時30分頃
場所:牛首の鎖場
天気:曇り
雷鳥:親と子雷鳥1羽
状況:それなりの数の登山者が登山道を行き来している状況

寄りそう親雷鳥と子雷鳥

五竜岳登山の際に牛首の鎖場で遭遇した雷鳥
 
 

牛首の鎖場付近をウロウロとしていました。

五竜岳登山の際に牛首の鎖場で遭遇した雷鳥

 
 

鷲羽岳・水晶岳登山(長野県・富山県)

日時:10月8日の6時30分頃
場所:花見平付近(弓折乗越~双六小屋間)
天気:曇り
雷鳥:親と3羽の子雷鳥
状況:その日の一番乗りの登山道

ハイマツの枝の中にいる雷鳥

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

家族4羽で登山道をウロウロとしていました。

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

頭を高速回転

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

同じ方向を向いています。

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

4ショット

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

こちらに向かってきました。

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

ジャンプする先を見上げる雷鳥


 
 

笹の中の雷鳥

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

ジャンプする先を見上げる雷鳥

花見平付近で遭遇した雷鳥の親子
 
 

赤石岳・悪沢岳登山(長野県・静岡県)

日時:10月12日の7時50分頃
場所:赤石岳山頂
天気:暴風雨
雷鳥:2羽の雷鳥×2
状況:暴風雨のため自分以外誰もいない山頂・稜線

凄まじい風が吹き荒れる赤石岳山頂と稜線で。

赤石岳の山頂で遭遇した雷鳥
 
 

2羽の雷鳥が何食わぬ顔でウロウロとしていました。

赤石岳の山頂で遭遇した雷鳥
 
 

赤石岳山頂から小赤石岳に向かっていると、
上の写真とは別の雷鳥のつがいがいました。

荒れ模様で登山者がいない稜線では雷鳥に会える確率が上がるように思います。
 
 

仙丈ヶ岳登山(長野県・山梨県)

日時:10月26日の11時50分頃
場所:仙丈ヶ岳山頂と小仙丈ヶ岳との間の稜線
天気:晴れ
雷鳥:1羽の雷鳥
状況:それなりに登山者が行き来している稜線
備考:個体番号が書かれた印が足につけられていました。

10月下旬の突然の雪に流石に衣替えが済んでいないようでした。

仙丈ヶ岳で遭遇した雷鳥
 
 

甲斐駒ヶ岳と雷鳥

仙丈ヶ岳で遭遇した雷鳥
 
 

甲斐駒ヶ岳を眺める雷鳥

仙丈ヶ岳で遭遇した雷鳥
 
 

個体番号が記された印が足に巻かれているのがわかりました。

仙丈ヶ岳で遭遇した雷鳥
 
 

雷鳥に会うことができた状況を振り返って

 
沢山の登山者が行き来をしているような状況でも、
会える時は雷鳥に会えます。

ただ、やはり、その日の一番乗りの登山道など、
他の登山者がいない状況の方が雷鳥に会えることが多く、
じっくりと雷鳥を見ることができます。

また、「雷鳥は荒れ模様の山や、霧がかっているときに会うことが多い」とも言われるように、
雨の登山道では雷鳥に会えることが経験上多いと思います。

しかしながら、雷鳥に会うことができる標高ともなると、
雨や霧のコンディションでの登山は厳しいものがあり、雷鳥に会えたとしても、
じっくりと雷鳥を見ることも、じっくりと写真を撮ることもできません・・・。

ただ、展望が期待できない雨の登山、霧の登山では、
「雷鳥が出てくるかも」という期待が登山の楽しみのひとつになります。

そして、そんな日に合う雷鳥は、雨も、風も低温も、
全くものともしないたくましい一面を見せてくれます。
 
 
雷鳥に会うことが多い場所としては、
雷鳥が生活していると言われるハイマツ帯で会うことが多いと思います。

 
 

雷鳥に会うためのポイントをあげるとしたら

 
「登山者が少ない時間帯に登山道を無心で歩く」だと思います。

登山者が少ない時間帯とは、
その日の一番乗りの登山道や稜線、
また、小屋泊組と日帰り組の隙間の時間です。
(後者はハイペースで登山をしないといることができない時間ですが。)

雷鳥を探しながら歩いている時に雷鳥に会うことができることもありますが、
無心で登山道を歩いている時に雷鳥に遭遇することの方が圧倒的に多いです。

遭遇するパターンとしては、登山道で出合い頭に会うことが多いです。
 
 

雷鳥を長い時間見るためのポイント

 
雷鳥に会うことができたら、不用意に距離をつめなければ逃げていかない場合がほとんどです。

一定の距離を保ちつつ、雷鳥が移動した分、こちらも移動するを繰り返していると、
あるタイミングで雷鳥の方からこちらに向かってきたりします。

雷鳥に刺激を与えなければ、
自分の目の前に座って移動をしなくなったり、
砂浴びをし始めたりします。

雷鳥は国の特別天然記念物なので、
刺激を与えずにそっと眺めましょう。
 
 

雷鳥のオスとメスの見分け方

目の上に赤い肉冠(にっかん)があるのがオスです。

また、雷鳥は卵をあたためるのも子育てをするのもメスのみで、
オスはまったく子育てをしないようです。

子連れの雷鳥を見たらメスの雷鳥ということになります。
 
 

雷鳥の一家

雷鳥家族は母雷鳥と子雷鳥3~4羽のことが多いように思いますが、
子雷鳥達はまとまりなく移動していることが多いので、
母雷鳥はかなり大変な思いをしていると思います。

母雷鳥は子雷鳥達に向けて常に鳴き続けていることが多いです。

本当に、よくはぐれないな~と感心します。
 
 

確実に雷鳥に会える場所(2018年現在)

山で雷鳥に会う機会に恵まれないと言う方は、
大町市(長野県)の山岳博物館に隣接の付属園(動植物園)で飼育されているので、
山岳博物館に行けばほぼ確実に見ることができます。
(雷鳥がバックヤードに行ってしまっている時は見ることができません。)
 
 

長野県の県鳥

ちなみに、雷鳥は長野県の県鳥で、
長野県のおみやげの定番と言ったら雷鳥の里です。
 
 

雷鳥の里

☆楽天市場
☆amazon
☆Yahoo!
 
 

雷鳥の英語表記

雷鳥は英語でサンダーバードだと思っていた時期がありましたが、英語では、

Ptarmigan(ターミガン)と呼ぶようです。

かつて「雷鳥」として走っていたJRの特急が、
「サンダーバード」に名前が変わったこともあり、
世間的にも勘違いしている人が多いようです。

また、アメリカではサンダーバードという神鳥(伝説上の生き物)の伝説があるようです。

人形特撮のサンダーバードも伝説の鳥からきているのではないのかなと個人的な推測です。
 
 
 
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日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
高速道路料金の節約について

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ひと夏での日本百名山全山日帰り登山の旅では、
九州から北海道まで、日本全国の高速道路を走りまわりました。

☆日本百名山全山日帰り登山の軌跡はこちら☆
 

ザックリ計算で高速料金が24万円ほどかかっています・・・。
(後述のETCマイレージサービスの利用履歴で確認した金額。)

とてつもない高速料金がかかっていますが、
ETCマイレージサービス深夜割引を利用していなければ、
もっと凄まじい金額になっていたのは間違いありません。
 
 

ETCマイレージサービス

 
高速道路を利用するのであれば、
ETCマイレージサービスに登録をした方が確実にお得です。

ETCマイレージサービスは簡単に言うと、

 
ETCカードでの高速道路通行料金の支払額に応じてポイントがつくというものです。

 
そして、そのポイントを通行料金の支払いに充てることができます。

ポイントの還元方法はいくつかありますが、

僕は、所定のポイント数が貯まった時点で自動的にポイントが還元額に交換される自動還元サービスにしています。

要は所定のポイントが貯まった時点で、
自動的に高速料金の支払いに充てられるというものです。

自動還元サービスに登録をしていると、

例えば、1回の運転で高速道路を200km以上運転し、
高速料金が確実に数千円になる場合でも、
ETCのバーのところの料金表示が「0円」と表示されることがあります。

これは、本来かかっている高速料金が自動還元サービスで支払われているからです。

登録料も年会費も無料なので、
ETCマイレージサービスは利用した方が確実にお得です。

登録には一般的に必要な個人情報とETCの装置番号が必要です。

ETCの装置番号はたいていの場合、
車検証などと一緒にダッシュボードに入っていると思います。

ETCマイレージサービスの詳細はサービスのホームページを見てもらった方が確実です。
 
ETCマイレージサービスの公式HP
 
 

深夜割引

 
高速道路の休日割引(約30%割引)は一般的だと思いますが、
深夜割引(約30%割引)というものもあります。

深夜割引とは、深夜の時間帯(0~4時)に高速道路を通ることにより、
高速料金が約30%割引されるというものです。

百名山登山では、深夜割引の恩恵をかなり受けたと思います。

深夜割引を受ける条件は、
高速道路を乗る時間、下りる時間、走っている時間のいずれかが、
0時~4時に当たっていればOKです。

例えば、23時に高速道路に乗り、5時に高速道路を下りても深夜割引が適用されます。

詳細はネクスコ(高速道路会社)のホームページを見てもらうのが確実です。

ネクスコのHP

23時に高速道路に乗り、5時に高速道路を下りても深夜割引が適用されるということは、

高速道路のSA・PAで車中泊をする場合、
かなりの確率でこの深夜割引の恩恵を受けることになると思います。

 
ちなみに、高速道路のSA・PAで車中泊をする際には、
ガイドブックである程度の下調べをしていました。

☆楽天市場
☆amazon
☆Yahoo!

 
また、車中泊をしない場合でも、
僕は元来、遅くても午前5時には登山口に着くように計画を立てるので、
自然と0~4時の間に高速道路を通っていることが多いです。

なので、自然と深夜割引の恩恵を受けることになります。

 
 
高速道路を頻繁に利用する登山者にとって、
ETCマイレージサービスは登録をしておくことが確実にお得であり、

深夜割引を有効に使うことでかなりの額の高速利用料を節約することができます。
 
 
 
 
☆日本百名山全山日帰り登山を146日間で達成して思うことやノウハウについて 一覧☆
 
 
 
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