2017年6月29日に八ヶ岳(赤岳)を日帰り登山済
毎年歩いている八ヶ岳。2016年には、唐沢鉱泉~天狗岳~硫黄岳~横岳~赤岳~阿弥陀岳の日帰りピストンをしました。
標高2899m(赤岳)
長野県と山梨県にまたがる山
登山ルート
美濃戸口~北沢ルート~文三郎尾根~赤岳の日帰りピストン
駐車場(八ヶ岳山荘)
50台以上(有料:領収書でコーヒー1杯が無料で飲めます) トイレ有り(有料)
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
毎年、北アルプスの雪解け前に、日帰り縦走ピストンをする八ヶ岳。
美濃戸口から先の赤岳山荘まで車で入れますが、未舗装路のため、美濃戸口に車を停める登山者も沢山います。
毎年、冬に赤岳鉱泉で雪上テント泊をするのを恒例としていますが、その際は、美濃戸口に車を停めて、約30kgのザックを背負って赤岳山荘まで歩きます。
装備が軽い夏に楽をして赤岳山荘まで車で入るわけにはいきません。
ちなみに、冬も赤岳山荘まで車で入れますが、大半の車はチェーンを装着して入っています。
すれ違い困難な道なので、万が一、スタックしてしまった場合は相当な顰蹙をかうことになると思います。
赤岳山荘の駐車場。梅雨の平日なのでガラガラです。週末などは満車なのではないでしょうか。
雪上テント泊でいつもお世話になる赤岳鉱泉。
例年、ビールを大量購入させていただいております。
冬は人工氷壁のアイスキャンディーがある場所。
アイスキャンディーはこんな感じです。
冬はアイスクライミングをする登山者で大賑わいとなります。
アイスキャンディーがないと、横岳から赤岳までの八ヶ岳稜線を眺めることができました。
いつも冬にテントを張るのはこの辺り。
雪上テント泊はこんな感じです。
この2月に雪上テント泊をしたときは、雪の整地を怠ったおかげであまり寝心地が良くなかった思い出。
赤岳鉱泉から行者小屋へと向かう登山道にある階段。
マムートのロゴ入りです。
考えてみるとマムートの登山ギア、ウェアは何一つ持っていない。
行者小屋もガラガラ。
文三郎尾根を登り始めてしばらくしたところにある階段。
冬の登山の時にビビり始める急斜面です。
冬は階段は雪に覆われています。
登山道から見上げる赤岳。
文三郎尾根から見上げる中岳と阿弥陀岳。
文三郎尾根の階段にもマムートのロゴが。
赤岳と阿弥陀岳の分岐に到着。
冬はここにたどり着くまででも神経を使います。風も強く吹いている場所。
夏であればなんてことない鎖場ですが、
去年の冬も、今年の冬もこの場所でビビって赤岳アタックを断念しました。
岩を周り込むように進まないといけませんが、足は雪の急斜面にしっかりとアイゼンを効かせ、手またはピッケルで、岩をしっかりとホールドしないといけない場所です。
(気候など、登山道のコンディションにより変わると思いますが。)
そして、感覚的には、もしスリップした場合、数百メートルは滑落するのではないかという斜面です。
風ももろに体に受ける場所ですし、いつも一緒に赤岳アタックする山仲間には申し訳ないですが、2年連続のアタック断念となっております。
僕としては、雪上テント泊でビールを飲むことが最大の目的の山行なので、アタック断念も全く悔いはありません。
岩登り好きの山ガールに人気があるイメージの赤岳。
山頂標の味のある赤岳の文字。
権現岳と南アルプスをバックに22座目のポーズ。
余計な人がいない方が綺麗な写真です。
権現岳の向こうの真ん中に甲斐駒ヶ岳。
北岳
鳳凰三山
北八ヶ岳方面
コル(鞍部)に赤岳天望荘が見えています。
赤岳天望荘の向こうには、横岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山まで見えています。
ちなみに、赤岳山荘近くの美濃戸山荘の外にある看板によると、
赤岳天望荘は朝夕バイキングで五右衛門風呂があるゴージャスな山小屋。
猛々しい感じの横岳。ルート上には岩場や鎖場、ハシゴがあります。
ツクモグサという横岳と白馬岳にしか咲かないといわれている高山植物が有名。
前年に撮影したツクモグサ
硫黄岳。
爆裂火口という、名前からしてすごい火口が見ごたえあり。
天狗岳
左の西天狗岳と右の東天狗岳を結ぶ稜線が印象的。
蓼科山
諏訪富士といわれる山容。
赤岳頂上山荘
アイゼンは脱いでくださいが10対1くらいで圧倒的多数ですが、珍しくアイゼンのまま入るのがokな山小屋。(多分、玄関部分まで)
誰もいない赤岳山頂
阿弥陀岳をバックに22座目のポーズ
去年は唐沢鉱泉から、天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、そして、写真の阿弥陀岳まで日帰りピストンしました。
赤岳山頂からみる阿弥陀岳は見ごたえがあります。
逆に、阿弥陀岳から見る赤岳も見応えがありました。
赤岳と硫黄岳の位置関係はこんな感じです。
一昨年に硫黄岳付近から撮影した写真ですが、中央左が赤岳で右が阿弥陀岳。その間のコルが中岳です。
一気に行者小屋まで下山。
地蔵尾根へ向かう登山道。
行者小屋から赤岳鉱泉の間にある看板。
この日はスルーしましたが、中山展望台からは赤岳から横岳の稜線が綺麗に見えるのでおすすめです。
クライミングのメッカである、横岳の大同心(だいどうしん)、小同心(しょうどうしん)。
中山展望台への分岐の看板あたりで撮影。
八ヶ岳と言えば苔のイメージがあります。
幾何学的な感じ。
生き生きとした自然といった感じ。
赤岳鉱泉より下流の沢。
鉱泉というくらいなので、岩を変色される成分が含まれているのでしょうか。
冬に歩くルートの夏の姿を見ることができた良い山行でした。
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