2017年7月27日に蔵王山(熊野岳)を日帰り登山済
蔵王山の最高峰は熊野岳で標高1841m
山形県の山
登山ルート
蔵王レストハウスからの日帰りピストン
メモ:エメラルドグリーンの火口湖である御釜がシンボル。山頂には熊野神社がある。
駐車場
50台以上 トイレ無し
蔵王レストハウスの営業時間内(8:00~17:00はトイレ利用可と思われる。)
レストハウス前の駐車場よりも下の駐車場(車で10分以上)にはトイレ有
駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
エメラルドグリーンの御釜と、広々とした稜線が印象的だった蔵王山でした。
まずは、蔵王山の火山活動についての注意看板が目に入りました。
駐車場から歩き始めて5分もしないうちに、刈田岳(かつただけ)山頂の刈田嶺神社が視界に入ります。
蔵王国定公園の石柱。背景には馬ノ背と蔵王山。
刈田岳山頂に到着。(駐車場から10分ほどです)
刈田岳や蔵王山に登らずとも、駐車場の段階で既に絶景が広がっていました。
上の写真は刈田岳山頂から撮影したものです。
伊達政宗の七男である伊達宗高公の石碑のようです。
杉ヶ峰、屏風岳方面(多分)。歩きたくなる登山道が続いていました。
刈田嶺神社と鳥居
刈田岳山頂の看板と御釜と熊野岳方面
刈田岳の山頂には無数のケルンがありました。
刈田岳山頂の熊野岳の看板
同じく、お釜の看板
蔵王山の最高峰である熊野岳へと向かいます。
熊野岳へは馬ノ背を歩いて向かいます。
馬ノ背と言えば、富士山剣ヶ峰直下の激坂や、穂高連峰のジャンダルムのナイフリッジなど、キツイか危険な場所が連想されますが・・・。
蔵王山山頂(熊野岳)に向かう登山道には木柱が続いていました。
丈が高いですが、積雪期にルートを見失わないためのものだと思います。
夏山シーズンでも霧などで視界が効かないときは大活躍しそうです。
蔵王と言えば、木が樹氷で覆いつくされるスノーモンスターが有名ですが、今回歩いたルートにはスノーモンスターが出現しそうな場所はありませんでした。
有事の避難誘導看板が随所にありました。
海が朝焼けに染まっています。
前日の筑波山からの移動だったので、蔵王レストハウス前の駐車所に着くころには日が登っていましたが、僕が着いた頃にはカメラを抱えて戻ってくる人たちがいました。
蔵王山は絶好の日の出撮影スポットだと思います。
夜は天の川も見れるのではないでしょうか。
蔵王山のシンボルである御釜。
エメラルドグリーンの火口湖です。
火山活動についての注意看板はこの火口についてのものだと思われます。
激坂、危険ではない馬ノ背でしたが、見た目以上に歩く距離が長かったです。
登山中に蔵王レストハウス方面を振り返って撮影。
百名山の雰囲気の山が見えます。
稜線から撮った、連なる山脈。
避難小屋(予定宿泊禁止)
中にはストーブがありました。
稜線上は、荒天時や冬は、かなり過酷な状況に置かれることが見て取れる地形でした。
実際にこの避難小屋で九死に一生を得た登山者もいるのではないでしょうか。
避難小屋近くには、中学登山の遭難者慰霊碑が立てられていました。(昭和初期に建立)
避難小屋のすぐ隣には、以前に使われていた避難小屋なのか、簡易的な避難小屋なのかがありました(屋根無し)。
ハイマツ?が模様をなしています。(写真左上にレストハウス)
来るまで知りませんでしたが、蔵王山にはコマクサが群生しているようです。
熊野神社近くにあった登山大会(高校総体)の看板。
どのような大会が行われるのか気になります。
多分、ザックに一定重量の重りを入れてのスピード競技ではないでしょうか。
熊野神社と鳥居。
熊野岳山頂(熊野神社となり)に到着。
避難小屋から熊野岳山頂までは稜線上の平行移動でした。
馬ノ背も他の百名山と比べると登りのうちに入らないレベルでした。
広大で雄大な自然の中を気軽にトレッキングできるといった感じです。
(前述したとおり、荒天時は凄まじいことになると思います。)
斉藤茂吉の歌碑。
久しぶりに青空が広がっている気がします。
風も気持ちよく、平地に戻りたくない気分です。
駐車場では車の温度計が12~13度でした。
「灼熱の平地から、天然クーラーの効いた稜線に」が登山をする理由の1つであります。
蔵王山の前に登った那須岳もそうでしたが、百名山であることが全くアピールされていません。
わざわざ百名山と銘打たなくても、充分に人々に認知されており、荘厳な景色を感じることができるといった感じがします。
独り占めしているのが申し訳ないくらいな青空と山頂です。
ギリギリ寒くないくらいのちょうどいい感じの空気です。
広々とした稜線です。
空気が気持ちよく、アップダウンもないので延々と歩き続けたい気分になる稜線です。
稜線には様々な石碑が。
レストハウス方面
馬ノ背に、ロバの耳と言えば、まさに穂高連峰のジャンダルム。
なにか関わりがあるのでしょうか。
登山道の真ん中にコマクサの花壇がありました。
稜線を後にします。
本当にキレイなエメラルドグリーンです。御釜は五色沼とも呼ばれるようです。
草津白根山の火口湖である湯釜(強酸性)に比べると、蔵王山の御釜は、それほど体に悪くはなさそうです(生物は生存していないようです)。
レストハウス近くに戻ってから見る蔵王山。
久しぶりに、雨と雷の心配を全くすることの無い登山をすることができた蔵王山でした。
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