松本市の山男です。
今回は、『僕が撮影した雷鳥写真が救急車になった話』ということで、山トークをしていきます。
僕が北アルプス蝶ヶ岳登山で撮影した雷鳥の写真が、長野県の飯田広域消防の救急車になりました。
※救急車:正確には高規格救急自動車
救急車になるまでの経緯などについて、山トークをしていきます。
まずは、僕が蝶ヶ岳登山で撮影した写真がこちら。
実際の救急車の写真はこちら。
雷鳥の背景が、『槍ヶ岳』から、『槍ヶ岳〜穂高岳』に変わってますw
※デザインが変わる場合があることを、僕は予め了承しています。
経緯
『僕の雷鳥写真データを提供していただけないか?』ということで、飯田広域消防の方からメールをいただきました。
飯田広域消防の方は、僕のこの登山ブログで雷鳥写真を見てくれたようで、僕のブログ経由でご連絡をいただきました。
何度かメールでやり取りをさせていただき、依頼を受けることにして、担当の方に雷鳥写真のデータをお送りしました。
見ていただいたと思われるページはこちら(僕の登山ブログ内の雷鳥写真集のページです。)
救急車について
一般市民の方が、救急車の寄付をされたようです。
月並みながら、本当に素晴らしいことだと思います。
詳細は、飯田広域消防本部の「消防年報2023/令和5年度刊行」の33ページに記載がされています。
消防年報2023の掲載ページはこちら。
デザインの変更について
雷鳥の背景が、『槍ヶ岳』から『槍ヶ岳~穂高岳』の稜線に変わっています。
おそらく、乗鞍岳、焼岳方向から撮影したのではないかと思います。
写真を提供する際に、デザインが変更になる可能性があることは聞いていたので、負の感情は全くありません。
雷鳥が消えてしまうことにならずに良かったと思います。
今回の救急車の寄付に携わったどなたかが、『槍ヶ岳~穂高岳』の稜線に思い入れがあるのではないかと思うので、僕の他にも、山を知っている方が携わっているということを感じとることができます。
背景としても、槍ヶ岳よりは、槍穂高の稜線の方が、雷鳥も映えているように思います。
消防関係車両には、雷鳥はピッタリだと思います。
登山者のアイドルとしてかわいがられる雷鳥ですが、雷鳥はたくましさも兼ね備えています。
雷鳥は、荒天の稜線、荒天の山頂でも何食わぬ顔でたたずんでいます。
また、雪と氷の世界と化す、極寒の冬の北アルプスを生き抜いています。
飛ばずとも、登山道や岩稜隊を颯爽と歩いて移動していますし、空を飛べば、稜線を瞬く間に移動することができます。
雷鳥には、厳しい気象条件の中を生き抜くたくましさと、険しい山の中を瞬く間に移動する素早さがあります。
雷鳥はまさに、消防士、救急救命士の方と重なる鳥だと思います。
火災や事故などの厳しい条件下で、素早い行動が求められる消防士、救急救命士の方と、山と言う厳しい環境を生きる抜く雷鳥とは、大いに重なる部分があると僕は思っています。
まとめ
以上、『僕が撮影した雷鳥写真が救急車になった話』ということで、山トークをしてきました。
自分が撮影した雷鳥写真が、救急車のデザインになるなんて、夢にも思っていませんでした。
消防の方が、僕の登山ブログを見てくださり、雷鳥が目にとまり、僕に連絡をくださったこと。
救急車を寄贈された方が、僕の雷鳥写真にOKをくださったこと。
色々な巡り合わせがあって、晴れて、僕の雷鳥写真が救急車のデザインに採用されたんだと思います。
登山と登山ブログを長年続けていると、思っても見ないことがあるもんだな〜と実感した次第です。
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
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長野県のおみやげと言ったら。
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『雷鳥に会うためのポイント』について、こちらでブログ投稿をしています。今まで100羽以上の雷鳥に会ってきた経験から書いています。
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。