2017年8月6日にトムラウシ山を日帰り登山済
標高2141m
北海道の山
登山ルート
トムラウシ温泉(国民宿舎東大雪荘)からの日帰りピストン
メモ:大雪の奥座敷。
駐車場(トムラウシ温泉)
50台以上 トイレ有り
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
北海道の百名山で幌尻岳に次ぐ長丁場のトムラウシ山。

2015年に山仲間達と旭岳~トムラウシ山を縦走したことがあるので、2度目の登山となるトムラウシ山。
トムラウシ山では2009年に大きな遭難事故が発生しました。
登山をする者にとって、トムラウシ山遭難事故の調査報告書を読むことは、色々な面で極めて意味のあることだと思います。
トムラウシ山遭難事故 調査報告書
トムラウシ山には、トムラウシ温泉からさらに先にある短縮コース登山口から登るのが一般的なようです。
2015年に旭岳からトムラウシ山まで縦走をした時は短縮コースへと下山をしました。
ちなみに、その時はレンタカーを2台貸り、1台を短縮コース登山口にデポし、もう1台で旭岳まで移動(乗ってきたレンタカーは旭岳にデポ)、トムラウシ山まで縦走後に短縮コース登山口にデポしてあった車に乗り旭岳まで戻り、旭岳にデポしてあったレンタカーを回収するという流れでした。
トムラウシ温泉から短縮コースへの林道は未舗装で、なかなかの悪路だった記憶があったので、百名山登山ではトムラウシ温泉コースから登ることにしました。
また、遭難事故の際、トムラウシ温泉コースを自力で下山された方もいたので、どのようなルートなのか自分の足で歩いてみたいという気持ちもありました。
トムラウシ温泉コース登山口の噴泉塔

鳥居

トムラウシ温泉登山口の駐車場には僕の車を含め3台の車が停められており、
下山時も同じく3台の車が停められていたのみでした。

トムラウシ山の山中には沢山の登山者がいたので、短縮コースから登る登山者が圧倒的に多いということを実感しました。
コマドリ沢にヒグマ出没の情報が。

ヒグマの住み処に立ち入るということを改めて認識します。
登山口から約3キロで短縮コースと合流しました。

この場所から、短縮コース登山口までは0.7km。
トムラウシ温泉登山口までは3.3km。
トムラウシ山山頂までは8.5km。
歩き始めてから、ここに着くまで、ひと気が全くない中、ヒグマの緊張感があったので、写真を全く撮っていませんでした・・・。
登山道自体は登り基調の森林歩きのような感じでした。
(全区間トレランできる感じでした。)
上の看板と同じ場所にあった看板(多分)

カムイ天上

カムイとはアイヌ語で神を意味するようです。(広義の意味で。)
おそらくですが、十勝連峰。

一番左は前富良野岳と思われます。
ヒグマの目撃情報があったコマドリ沢分岐。

カムイ天上からコマドリ沢分岐までの登山道上にヒグマのフンが落ちておりました・・・。

雪渓の右側(雪が無い部分)を登りました。

雪渓の上にはヒグマのフンが落ちておりました・・・。
前トム平へと向かう登り。

日本では北海道にのみ生息(多分)する、ナキウサギが多く見られる場所のようです。
残念ながら、百名山登山では、トムラウシ山を含めナキウサギに遭遇することはありませんでした。
ちなみに、2015年に遭遇したナキウサギです。
(後ろ姿ですが。)

前トム平に到着。

ケルン

左手に綺麗なピークが見えましたが名称不明。

地図上に「1794」と記されているピークでしょうか。

トムラウシ公園が見えてきました。
池の周り一帯がトムラウシ公園だと思います。

前トム平方向から、トムラウシ公園に向かい一旦下り、そこからまた登ることになります。
復路ではトムラウシ公園から前トム平方向へと登り返すことになります。
緑が広がっています。

右手には大きな雪渓。

岩峰

左下には休憩をしているパーティーが。
午前5時前にトムラウシ温泉を出発しましたが、短縮コースから出発した沢山の登山者に先行されていました。
また、ヒサゴ沼避難小屋や南沼キャンプ指定地に宿泊したと思われる何組かの登山者が、下山をしていきました。
それから、幌尻岳でお話しをさせていただいた熟年カップル?に遭遇しました。
(カムイ天上前後だったと思います。)
トムラウシ公園

休憩している登山者が何人かいたので、道標だけ撮影。
トムラウシ公園には緑が広がっています。

進行方向。

青空が広がってきました。

青空と緑が美しいです。

進行方向

雲よりも高い位置に広がる緑色。

進行方向。

山頂はさらに奥だったと思います。

見応えのある景色です。

ピークが近づいてきました。(写真のピークが山頂だったかどうかは記憶が曖昧です。)

南沼キャンプ指定地

2~3張りのテントが張られていました。
終盤の登り。

雪解けの池が濃い青色をしています。

トムラウシ山山頂に到着。

旭岳の山頂でも思いましたが、こんなにも早く再びやってくることになるとは夢にも思っていませんでした。
記念撮影。

自撮りだったか撮ってもらったものか忘れてしまいました。
山頂には沢山の先客がいました。
中央奥に旭岳。

旭岳にズーム。

縦走したくなります。
山頂標の裏側の岩塊地帯。(登山ルート外)

撮っていただいた写真。

雲の上の池。

熊の目と呼ばれる池でしょうか。
池の青が濃いです。

北沼

右上に登山ルートが見えています。

雲の白と雪の白、空の青と池の青。

北沼と奥に旭岳。

下山を開始し、南沼キャンプ指定地に寄り道。

美瑛富士までは17.8kmとなかなかの長丁場です。
南沼キャンプ指定地の携帯トイレ用ブース。

山頂方向が雲に隠れ始めました。

イワイチョウでしょうか。

南沼キャンプ指定地をウロウロとしていると、幌尻岳でお話しした熟年カップル?が登ってきました。
「速すぎだよ~!!」のお言葉をいただきました。
一応、山頂には1時間ほどおりました。
トムラウシ公園の岩塊

復路ではほぼ貸し切り状態のトムラウシ公園

前トム平付近でリスに遭遇。

北海道の山では、

本当にリスを良く見かけます。

カムイ天上

復路でもやっぱり、ヒグマの気配に怯えていたのか、短縮コースとの合流点からトムラウシ温泉までの区間は写真を撮っていませんでした。

幌尻岳で辟易したアブの襲撃も若干ありました。
ちなみに、北海道の百名山でアブの襲撃を受けたのは、幌尻岳とトムラウシ山だけでした。
国民宿舎東大雪荘に到着。

東大雪荘の看板。

トムラウシ公園付近の緑が印象的なトムラウシ山登山でした。
旭岳登山の時も思いましたが、日帰り登山ではなく、縦走をしたくなる山域です。
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※日帰り入浴の可否は、上のリンク、施設のホームぺージ等で最新の情報をご確認ください。
『トムラウシ温泉東大雪荘』のアクセスや温泉の泉質などについては、こちらでブログ投稿をしています。
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