2017年7月20日に火打山(ひうちやま)を日帰り登山済
標高2462m
新潟県の山、頚城山塊(くびきさんかい)
登山ルート
笹ヶ峰~富士見平~高谷池ヒュッテ~火打山の日帰り
メモ:火打山、妙高山、新潟焼山を頚城三山という。
高谷池、天狗の庭、黒沢池の3つの高層湿原がある。
駐車場
50台以上 トイレ有り
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
思っていた以上に壮大で、見どころの多い火打山でした。
この日は、高妻山と火打山&妙高山を1日で登ろうなどと、
無謀にもほどがある計画をしていました。
まずは、高妻山よりもコースタイムが長い火打山と妙高山を登ろうと思っていましたが、
笹ヶ峰へと続く道路が夜間工事通行止めとなっていることを知らず・・・。
通行止め解除を待つ時間がもったいないと思い、先に高妻山に登ることにしました。
(4時頃には通行止め箇所に車で到達していました。)
火打山・妙高山の登山口から登り始めたのが10時20分。
その時は、まだ、
火打山と妙高山の日帰り周遊という夢物語を思い描いておりました・・・。
序盤の歩きやすい木道に、楽勝気分でおりました・・・。
歩き始めてすぐの黒沢橋。
歩き始めたばかりですが10時過ぎと言うこともあり既に暑い・・・。
橋の上から沢に飛び込みたい気分です。
橋の近くの滝で、とりあえず手だけ冷やしました。
十二曲りの分子は着々と減っていきましたが、
こちらの道標の分子が一向に減っていかない・・・。
登山しているときは気が付きませんでしたが、
写真を見て、単位がkmだったのだということに気が付きました。
なかなか減っていかない訳です。
ちなみに、登山道上にある残りkm数や残り所要時間ですが、
正直、あまりあてにならないことが多い気がします。
場所によっては、歩き進んでいるにも関わらず、
残りkm数が増えたりしちゃってるところもあります 笑
以前に出場したトレラン大会では、大会要項で距離が70kmとあったにも関わらず、
出場者が大会中にGPS機能付きの時計で距離を計測したら80kmあったなんてこともありました。
登山道上に表示されている距離数や所要時間は、
あくまで参考としてありがたく利用させていただき、
最終的には、着くまでは着かないと思っていた方が良いように思います。
火打山と妙高山の分岐。
まさか遥か向こうに見えているのが火打山じゃないだろうな~と思い始めた頃。
(地図も見ずにひたすら登ってました。地図を見て現実を受け入れたくないというのもあり・・・。)
その風貌は明らかに百名山のもの。(写真左が焼山で写真右が目指す火打山でした。)
途中にあった北アルプス展望台ですが、北アルプスは雲の中。
高谷池(こうやいけ)ヒュッテに到着
ピラミッド型の高谷池ヒュッテ。
高谷池ヒュッテのテント場の水場でツアー登山のお姉さま方が、
一生懸命にアイゼンを洗っておられました。
脇にはペットボトルを持っていたので、
「飲める水ですよね?」と聞くと。
「飲めるわよ。」と間髪入れずにお答えいただいたので・・・、
がぶ飲みしちゃいましたが、後で地図を見ると要煮沸の文字が。
北海道のエキノコックスのように、
感染すると致死率の高い寄生虫類がいることはないとは思いますが・・・。
Google検索してみると「本州でもエキノコックス流行の兆候が」なんてフレーズも・・・。
まあ、気にしないことにしておきます。
お姉さま方もがぶ飲みされてましたし。
高谷池(高層湿原)と火打山。やはり、遠く見えていた山が火打山でした。
水場の水が要煮沸だったのは、
多分、上の写真の池塘の水が引かれているからだと思います。
湧水や沢水と違い、池塘などの水は滞留しているので、
動物や虫などの影響を受けやすいのではないのかなと。
湧水や沢水でも、看板や地図で飲める旨の表示が無いものは飲まないようにはしていますが。
妙高が豪雪地帯であることをすっかり忘れていました。
天狗の庭(高層湿原)
風が止めば逆さ火打山を撮れそうでしたが、
待てど暮らせど風は止まず。
ハクサンコザクラ(多分)
鬼ヶ城と言われる断崖のようです。
雲が近いです。
うまく撮れなかったですが雷鳥の子供。
初めて雷鳥の子供が飛ぶ姿を見ることができました。
火打山に雷鳥が生息していることを知りませんでしたが、雷鳥の分布北限のようです。
探しているときは全く姿を現してくれず、
何も考えていないときにいつもひょっこりと出てきてくれます。
火打山山頂に到着。
13時30分になっていたのでさすがに妙高山に行くのは却下。
高妻山登山をしてきた後に、約3時間で火打山山頂まで登れただけで良しとしましょう。
写真真ん中に天狗の庭で奥が妙高山。
登山口の看板で、「想定火口内へ立ち入らないで下さい。」と注意喚起されていた焼山(写真右)。
乙見湖(多分)
登山口駐車場からすぐ近くの場所にあるようです。
結構な賑わいを見せていた火打山山頂も気が付けば一人に。
下山開始。
雲が押し寄せてきているような光景です。
帰りの登山道で再び雷鳥に会うことができました。
子供が2羽いたように見えましたが、
親雷鳥は子雷鳥を見失ってしまい慌てているように見えました。
今まではハイマツ帯にいる雷鳥しか見たことがありませんでしたが、
ハイマツ帯から出てきて花を食べることもあるようです。黄色い花も食べるのでしょうか。
往路では気が付きませんでしたが、
写真中央右の道標は、「ライチョウ平」の「ラ」だけが雪の上にでていました。
天狗の庭の一帯には、特徴的な葉が生い茂っていましたが、
調べてもよくわからず。
ハクサンコザクラ(多分)の群生
火打山がだんだんと離れていきます。
高谷池と高谷池ヒュッテ
秋には紅葉が綺麗なようです。
今回は、慌ただしく登山をしてしまいましたが、
家からもそう遠くはないので、改めて落ち着いて歩きたいなと思いました。
登山口近くで見つけたギンリョウソウ。
登山口に戻ったのは16時。
妙高山に行かなくて本当に正解だったと思ったのでした。
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