146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北海道の阿寒岳登山をした際に山頂で撮影

58座目 阿寒岳登山(あかんだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年8月7日に阿寒岳(雌阿寒岳)を日帰り登山済
 
阿寒岳の最高峰は標高1499mの雌阿寒岳
 
北海道の山
 
 
登山ルート
 
オンネトー~雌阿寒岳~雌阿寒温泉~オンネトーの日帰り周遊
 
 
メモ:雌阿寒岳は今も噴煙を上げている。火口には青沼がある。
 
 
駐車場(オンネトー国設野営場)
 
20台以上 トイレ有り
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
百名山登山の中で、最も火山活動が活発なように感じた雌阿寒岳。
 
日本百名山である阿寒岳の日帰り登山を達成
 
 
 
 
北海道に上陸して1座目に登った羊蹄山の山頂でお話しした方に、絶対にオンネトーから登った方が良いと教えていただいたのでオンネトーから登りました。
 
オンネトー野営場
 
オンネトーから登り、雌阿寒温泉に下りるルートを選んだので、下山後に雌阿寒温泉からオンネトーまでアスファルト道を歩きましたが、3km程だったでしょうか。
 
日本アルプスの林道歩きに比べれば大したことの無いレベルでした。
 
結果的に言うと、オンネトーから登り雌阿寒温泉に下山するルートは、本当に良いルートでした。
 
少なくとも、雌阿寒温泉からのピストンでは雌阿寒岳登山の魅力は半減すると思います。
 
オンネトールートは阿寒富士の展望が抜群です。
 
また、阿寒岳には雄阿寒岳(おあかんだけ)と雌阿寒岳(めあかんだけ)がありますが、雌阿寒岳の方が標高も高いので、雌阿寒岳に登ることにしました。
 
羊蹄山の山頂でお話しした方は、両方に登ったと言われていましたが、雌阿寒岳の方が良かったとのことでした。
 
 
雌阿寒岳は活火山です。
 

 
 
オンネトーから雌阿寒岳の山頂までは4.2kmのようです。
 

 
雌阿寒岳に登ったあとは、そのままダブルヘッダーで斜里岳に登ろうと企てておりました。
 
 
ポップな感じの「登山口」の文字
 
雌阿寒岳のオンネトー側登山口
 
 
幌尻岳やトムラウシ山に比べて登山道にヒグマのオーラが無いように思いました。
 
雌阿寒岳のオンネトールート登山道
 
後に調べてみると、雌阿寒岳はヒグマ出没の報告があまりないようです。(油断は禁物です。)
 
ちなみに、序盤の樹林帯には灰色っぽいリスがいました。
 
ここまで登ってきた羊蹄山とトムラウシ山では茶色いシマリスに遭遇しました。
 
シマリスは手を伸ばせば届きそうなところまで寄ってきますが、雌阿寒岳のリスは警戒心が強いのか、木から木へと逃げていきました。
 
 
火山活動の監視設備でしょうか。
 

 
 
六合目
 
雌阿寒岳の6合目
 
オンネトーから山頂まではコースタイムで2時間30分ほどなので、久々に楽な部類の登山です。
(それゆえに、雌阿寒岳を下山後に同日に斜里岳に登る予定を立てました。)
 
 
コースタイムが短いだけでなく、登山道も登りやすかったです。
 

 
 
山容などの予備知識はありませんでしたが、誰がどう考えても阿寒富士です。
 
雌阿寒岳登山道から見る阿寒富士
 
 
オンネトーとその向こうに雲海。
 
雌阿寒岳登山道から見るオンネトー
 
ちなみに、オンネトーというのは湖のことです。
 
アイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」の意味があるようです。
 
 
雌阿寒岳の山頂方向
 

 
 
3頭の鹿に遭遇しました。
 
雌阿寒岳登山道の鹿
 
物凄く警戒されていました。
 
 
最終的には逃げていきました。
 
雌阿寒岳登山道の鹿
 
 
阿寒富士の展望が素晴らしいルートです。
 
雌阿寒岳登山道から見る阿寒富士
 
 
雲海も綺麗です。
 
雌阿寒岳登山道から見る雲海
 
 
山頂方向も青空が広がります。
 

 
 
阿寒富士の斜面にも自生しているハイマツの生命力。
 
雌阿寒岳登山道から見る阿寒富士
 
 
 
それにしても、阿寒富士は本当に富士山のようです。
 
雌阿寒岳登山道から見る阿寒富士
 
 
 
阿寒富士の登山道
 
阿寒富士の登山道
 
北海道登山の中で、登り残したと思う付随ルートを1つ挙げるとすれば阿寒富士です。
 
きっと、雌阿寒岳の眺望が抜群です。
 
 
阿寒富士の美しき山容
 
雌阿寒岳登山道から見る阿寒富士
 
 
九合目
 
雌阿寒岳の九合目
 
 
青沼
 
雌阿寒岳の青沼
 
日陰に入っております。
 
 
 
噴気孔
 
雌阿寒岳の噴気孔
 
百名山登山の中で、登山道から最も近く、最も噴出量が多かったように思います。
 
 
雌阿寒岳山頂
 

 
 
阿寒富士がだいぶ離れました。
 
雌阿寒岳から見る阿寒富士
 
 
雌阿寒岳の火口は大きすぎて写真に収まりませんでした。
 

 
左下の影の中に青沼が写っております。
 
 
もう少しで山頂です。
 

 
崩落の可能性があるからか、山頂標は最高点よりも少し右下にありました。
 
 
雌阿寒岳頂上に到着。
 
雌阿寒岳山頂とフップシ岳
 
奥の山はフップシ岳というようです。
 
山容が、乗鞍岳に似ています。
 
 
太陽の光が伸びている先が雄阿寒岳です。
 

 
 
雌阿寒岳の山頂標と雄阿寒岳
 
雌阿寒岳の山頂標
 
 
手前が雌阿寒岳の剣ヶ峰で、真ん中が雄阿寒岳です。
 
雌阿寒岳から見る剣ヶ峰と雄阿寒岳
 
左奥にも山々が見えていますがよくわからず。
 
 
阿寒岳の北側にも広大な火口が広がっていました。
 
すごいスケールです。
 

 
右奥に雄阿寒岳
 
 
記念写真
 
雌阿寒岳山頂で記念写真
 
 
御札がありました。
 

 
 
雌阿寒岳山頂からの阿寒富士
 
雌阿寒岳から見る阿寒富士
 
 
雲海と写真に収まり切らない火口
 
雌阿寒岳の火口
 
 
雲海が広がっています。
 
雌阿寒岳山頂から見る雲海
 
 
雲海とフップシ岳
 
雌阿寒岳からみるフップシ岳と雲海
 
 
フップシ岳と火口と剣ヶ峰と雄阿寒岳
 
雌阿寒岳山頂から見るフップシ岳と雄阿寒岳
 
 
ぽっかりと口を開けているような火口
 
雌阿寒岳山頂から見る雄阿寒岳
 
 
剣ヶ峰
 
雌阿寒岳の剣ヶ峰
 
 
遥か彼方にも山々が見えていますがよくわからず。
 

 
 
雌阿寒岳の山頂標とフップシ岳と火口と剣ヶ峰と雄阿寒岳。
 
雌阿寒岳山頂とフップシ岳と雄阿寒岳
 
記憶が曖昧ですが、山頂でお話しさせていただいた方は、バイクでキャンプ場を巡りながら北海道を周っていると言われていたと思います。
 
小心者の僕は、どの山の山頂でもついついヒグマ情報を聞いてしまいます。
 
やはり、羅臼方面がヒグマの出没情報が多いとのこと。
 
それから、キャンプ場では食べ物をジップロックなどで必ず密閉していると言われていました。
 
ヒグマに限らずツキノワグマにも言えることですが、食べ物を密閉していないとその匂いでクマを引き寄せることになります。
 
本州ではそこまで密閉についての注意喚起はされていないと思いますが、「クマを引き寄せるので残飯などは放置せずに必ず持ち帰ること」と、注意喚起をしている看板は時々見かけます。
(クマを引き寄せるからという以前の問題だとは思いますが。)
 
当初、阿寒岳、斜里岳、羅臼岳あたりでは、キャンプ場でテント泊をしようと思っていました。
 
ただ、ネットで調べてみると、羅臼でキャンプをしていた女子中学生が、ヒグマがテントを外から押しているのを妹だと勘違いして蹴り、結果的にヒグマを撃退したという出来事が過去にあったようです。
 
キャンプ場にヒグマが出没するというのは確率的に言えば低いのだとは思いますが・・・。
 
それから、2年ほど前になりますが、わたくし、トマトスープがなみなみと入っているクッカーを、テントの中でひっくり返したことがありまして・・・。
 
もちろんしっかりと拭きましたが、トマトの匂いがしっかりととれているかが未確認の状況でした。
(その後、ツェルト泊ばかりだったので。)
 
トマトの香りがするテントでは、確実にヒグマを引き寄せるだろうというのもあり、北海道でのテント泊を却下したのであります。
(結局、百名山登山を通してテント泊はしませんでしたが。)
 
 
再びの記念自撮り。
 
雌阿寒岳山頂から見る雄阿寒岳
 
 
見納めの阿寒富士。
 
雌阿寒岳山頂から見る阿寒富士
 
 
後で気が付きましたが・・・、山頂付近は速やかに通過するように注意書きがされていました。
 
雌阿寒岳山頂の注意書き
 
 
雄阿寒温泉へと下山を開始し、振り返って撮影した雌阿寒岳山頂と阿寒富士。
 
雌阿寒岳山頂と阿寒富士
 
 
火口内の左に水たまりのように見えているのは赤沼でしょうか。
 
雌阿寒岳の赤沼
 
 
広大な森林の上に広がる雲海。
 
雌阿寒岳から見る雲海
 
 
この感じだと、この後に登る斜里岳からも雲海が見えそうです。
 
雌阿寒岳から見る雲海
 
 
フップシ岳
 
雌阿寒岳から見おろすフップシ岳
 
 
振り返る山頂方向
 

 
 
雲の上の電気スタンド
(多分、火山活動の観測機器です。)
 

 
 
阿寒湖は雲の下で見ることができませんでしたが、オンネトーはバッチリと見ることができました。
 
雌阿寒岳から見おろすオンネトー
 
 
飽きずにフップシ岳。
 
雌阿寒岳から見るフップシ岳
 
 
オンネトーが雲に覆われていないのが奇跡的なように思えます。
 
雌阿寒岳から見おろすオンネトー
 
 
樹林帯はアカエゾマツだったようです。
 

 
 
雌阿寒温泉からオンネトーへのアスファルト道を歩く道中。
 
オンネトーから見る雌阿寒岳と阿寒富士
 
オンネトーと雌阿寒岳(左)と阿寒富士(右)
 
 
少し場所を変えてオンネトーと雌阿寒湖と阿寒富士。
 
オンネトーから見る雌阿寒岳と阿寒富士
 
 
登山口のオンネトー茶屋
 
雌阿寒岳登山の起点となるオンネトー茶屋
 
確か、コーラを購入させてもらったと思います。
 
 
羊蹄山の山頂で教えていただいた通り、オンネトーから登って本当に良かった雌阿寒岳登山でした。
 
阿寒富士と雄阿寒岳の展望がすばらしく、雌阿寒岳山頂の北と南に広がる火口の雄大さが印象的でした。
 
 
 
 
 
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