2017年7月29日に岩手山(いわてさん)を日帰り登山済
岩手山の最高峰は薬師岳で標高2038m
岩手県の山
登山ルート
馬返しからの日帰りピストン
メモ:奥羽山脈の最高峰。
駐車場(馬返し)
50台以上 トイレ有り
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
コマクサをはじめとした高山植物や蝶々など、見どころの多い岩手山でした。
8合目避難小屋には管理員が常駐しているようです。(夏山期間中)
避難小屋といえば基本的には予定宿泊は禁止されていますが、
北海道の大雪山(旭岳)周辺の避難小屋のように、
どちらかと言えば山小屋寄りの避難小屋のようです。
南部片冨士と言われ、山容が富士山に似ている岩手山。
富士山と同じく、「馬返し」登山口がありました。
馬返しとは、登山道が険しくなり、乗ってきた馬を返す場所のことを指します。
八幡平と同じく、楽な登山になると思っていましたが・・・。
駐車場の登山口の看板を少し進むと、再度登山口があります。
常に水が流れている鬼又清水の水場が登山口にあります。
百名山登山挑戦中の身でなければ荷上げをしたいところですが。
わたくしは1本を薪を持ちませんでしたが、
下山するときに8合目避難小屋で記念の手拭いを購入していると、
小学生ほどの子供3人が薪を1~2本ずつ、
避難小屋の管理人さんに渡していました。
(保護者は持っていなかったような気も 笑)
やっぱり1~2本は持って来ればよかったかなと少しばかり後悔。
新道と旧道があるようでしたが、新道を歩きました。
岩手県出身である宮沢賢治の碑(岩手山を詠んだ短歌?)
登り初めてすぐに改め所だったという場所がありました。
邪な気持ちを持ったものは突っ返されたということでしょうか。
それぞれの合目に道標がありました。
新道と旧道が分岐しているところは写真のように明示されていました。
豆腐岩
登山後には、時々、素を使って麻婆豆腐を食べることがあるので、
豆腐岩のおかげで麻婆豆腐が食べたくなりました。
今度、バーミヤンを見かけたら麻婆豆腐を食べることにします。
(7月2日の富士山登山の後にバーミヤンで麻婆豆腐を食べた記憶が。)
唐突ですが、
ツイッターではカップヌードルの写真しか載せていませんが、
食事は登山のための最重要事項と考えています。
今回の百名山登山でも、例え睡眠時間は削ったとしても、
食事(特に朝食と夕食)は絶対に削らないようにしています。
僕の場合、登山前日の夕食を登山のエネルギー源として位置づけています。
夕食ではカーボローディング(炭水化物貯蔵=持久系運動のエネルギー源)を心がけており、
結構な量を食べています。
ラーメンと普通サイズのチャーハン、
カレーと普通サイズのうどんなど、
一般成人男性が食べるのに苦労するであろう量を食べています。
食事について語り始めると長くなるので、ブログの別カテゴリーでまた改めて 笑
カップヌードルしか食べていないのでは?というコメントをいただくことがありますが、
カップヌードルは主食ではなく、登山中の行動食といった位置づけです。
(それにしても添加物は気になるところですが・・・。)
岩手山も富士山と同じ感じで砂礫の登山道が中心の登山になると思っていましたが、
写真のように展望の無い登山道が、8合目の避難小屋あたりまで続きました。
しかも結構な急登で、植物が登山道をアーチのように覆うように生えていたので、
進んでも進んでも出口が見えないトンネルの中にいるようでした。
岩手山の穏やかな山容を見て侮っていましたが、きつい登山道でした。
何合目だったか忘れましたが、祠と山頂方向。
写真を撮るために足を止めたくない良い登り(キツい登り)だったので、
記録的要素となる合目の道標などを撮っていませんでした。
8合目避難小屋付近でやっと展望が開けました。
間近に見上げた山頂は思っていたよりも広大でした。
岩手山8合目避難小屋
立派な建物で、外トイレもありました。
ネズミが入るから避難小屋のドアはしっかり閉めるようにとの注意書きがありました。
避難小屋前の水場(御成清水)
雨が少ない年は枯れることもあるようです。
避難小屋から5分ほど平行移動したところの不動平の道標。
この分岐を過ぎたあたりから山頂に向けての登りが始まり、
富士山の砂礫地帯を登る感じの登山道でした。
(分岐から山頂まではコースタイムで1時間ほどです。)
山頂までは富士山のお鉢めぐりをするような感じでした。
登山道には数々の石仏などが安置されていました。
無数の手がある仏様
山頂へと続く登山道。
右が妙高岳で、左が山頂(薬師岳)です。
妙高岳の山頂にはケルンがありましたが、
登山ルートはありませんでした。
平成に入ってからも岩手山は火山活動が活発化して入山規制となったこともあるようなので、
色々と事情がありそうです。
焼走への分岐。
焼走溶岩流という場所が特別天然記念物に指定されているようです。
獅子舞の頭のような石仏。
左に妙高岳、中央に火口。
岩手山山頂に到着。
八幡平からのダブルヘッダーだったので早い時間からの登山ではありませんでしたが、
タイミングよく山頂を独り占めすることができました。
雲海が綺麗でした。
こまごまとした雲が無数に浮かんでいます。
草津白根山や蔵王山でもコマクサを見ることができましたが、
岩手山にはコマクサが大群生していました。
草津白根山でもコマクサの群生を見ることができましたが、
岩手山の方がはるかに沢山のコマクサが咲き乱れていました。
コマクサは山頂から時計回りにお鉢めぐりをする登山道に多く咲いていました。
珍しく山頂で蝶々が舞っていました。
アゲハチョウでしょうか。
雲よりも高いところで、
こんなに立派な蝶々を見れるとは思ってもいませんでした。
風に乗って、蝶々らしからぬ飛行スピード、飛行距離を誇っていました。
多分、平笠不動避難小屋(焼走ルート)
多分、御釜湖
山頂から時計回りにお鉢めぐり。
お鉢めぐり中に振り返った山頂。
岩手山神社奥宮の前には剣が。
解りづらいですが、蒸気?が上がっていました。
岩手山神社奥宮
お鉢めぐり中に見おろした8合目避難小屋。
鬼ヶ城?写真左に不動平避難小屋が写っています。
左下から右上に向かって山頂(火口の淵)に続く登山道が走っています。
途中、左上方向にも登山道が走っていましたが、
僕が見た限りの登山者は左下から右上へと登っていました。
広大な山頂方面
不動平避難小屋
中にはトイレもあり立派な避難小屋でした。
予定宿泊禁止の表示はされていませんでしたが、
予定宿泊をしても良いのかは不明。
不動平避難小屋前の鋭い岩。
岩手山には色とりどりの花が咲いていました。
調べてもよくわからずの花
不動平避難小屋周辺に群生していました。
あれだけ群生しているにも関わらず、
ネット検索しても出てこないとは、
もしかして調べてはいけない花なのでしょうか・・・。
もしくは雑草?笑
シロバナトウウチソウ(多分)
調べてもよくわからずの花
ミヤマハンショウズル(多分)
調べてもよくわからずの花
クルマユリ(多分)
イワギキョウ(多分)
ウスユキソウ(多分)
コガネギク(多分)
ヨツバシオガマ(多分)
ハクサンチドリ(多分)
調べてもよくわからずの花。イソツツジとは少し違う気が。
アザミ(多分)
イワブクロ(多分)
下山中に、あまり一般登山者が行かないような場所にケルンを発見。
行くのは止めておきました。
花だけでなく巨大キノコも発見。
別の場所にも巨大キノコが。
急登に、コマクサをはじめとした花々、蝶々などなど、
見どころ満載の岩手山でした。
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