2017年8月13日に岩木山(いわきさん)を日帰り登山済
標高1625m
青森県の山
登山ルート
岩木山神社(百沢コース)からの日帰りピストン
メモ:津軽富士と呼ばれる。ルート上に名水の錫杖(しゃくじょう)清水が湧き出ている。
山頂は岩木山、鳥海山、巌鬼山の3つからなる。
駐車場(百沢公共駐車場?百沢駐車場の看板あり。駐車ライン等はなし。)
20台以上 トイレ有り(岩木山神社駐車場)
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
幌尻岳(北海道)で話をした方が絶賛していた岩木山。
具体的にどこが良いのかという話にまではなりませんでしたが。
お話しした登山者とはトムラウシ山でもバッタリとお会いしました。
せっかくなので、修行の場であったという百沢コースを登ることにしました。
(岩木山神社がスタート)
北海道登山の疲れ、札幌&すすきのでの呑んだくれの疲れ、フェリー移動の疲れ、などなど。
身体がフワフワしていたので、気負わずに息が上がらない程度のペースで歩き始めました。
厳かな参道です。
下山時は参拝客で賑わっていましたが早朝は静かでした。(午前5時30分頃)
地元の方と思しき参拝者が1人だけいました。
職務放棄でしょうか。
そういえば年男。
拝殿はまだ閉ざされていました。
ということは、地元の方はお参りではなく散歩?
拝殿の脇に岩木山神社奥宮登拝口が。
登山道でケガが多発しているようです。
身体はフワフワ。霧雨の早朝で駐車場には僕の車だけ。
フワフワながらに気を引き締めていきます。
約6キロ先にある岩木山神社奥宮の狛犬は登拝口に。
しばらく歩くとキャンプ場に。
「津軽」の文字に、北海道から本州に戻ってきたことを実感します。
居心地の良さそうなキャンプ場でした。
キャンプ場を抜けると岩木山百沢スキー場のレストハウス?を通過。
ここにも、ケガと熊に注意の看板があり、おかげさまで気合が入っていきます。
キツイことが多いゲレンデ登りかと思いましたが、ゆるやかな登山道でした。
焼止まで2時間30分。
上の道標から5分ほど歩くと、山頂まで3時間30分の道標が。
最近、つくづく思うのは、登山道上の時間表記はあまりあてにならないということ。
同一ルート上に複数の団体が道標を立てているところも結構ある雰囲気。
(または、以前にあったものが撤去されないまま新しい道標が設置されている。)
ひとつだけ確実なのは、どこの山であろうが、アクシデントなく自分のペースで歩くことができれば、道標にかかれている所要時間以上に時間がかかることは絶対にないということ。
「カラスの休場」にはカラスは休んでおらず。
登山道に鼻をこするほどの急登ということで「鼻コクリ」のようです。
確かに急ではありましたが、どちらかというと滑って鼻をコクリしそうでした。
姥石(うばいし)
説明が書かれていましたが・・・。
「岩木山が女人禁制の時代に~」というような表記が見えかけてたように思います。
焼止りヒュッテ
ヒュッテと言うよりは避難小屋です。管理人はいません。
焼止りヒュッテから先は登山道の様相がかわりました。
ここまでは、ほとんどが土の登山道でしたが、ここから先は石の上を歩く場所が出てきました。
沢を渡ったり戻ったり。
ここまで歩いてきた高妻山(長野県)や斜里岳(北海道)に比べれば難易度は下がりますが、雨も降っていたので細心の注意を払って進みました。(雨が降っていなくても油断禁物)
小っちゃな滝。
錫杖清水で沢づたいの登山は終了。
錫杖清水は勢いよく流れ出ていました。
錫杖清水から上方を見ると、稜線が近い雰囲気。
槍のような岩が。
霧雨のおかげで頑張ってもピントが定まらず。
岩岩しい。
種蒔苗代。
種蒔苗代の左側を登ります。
稜線に写っている大館鳳鳴ヒュッテまで登山道が続いています。
大倉岩?双子岩?
まわりには、僕が生まれる前にあった複数の遭難事故の慰霊碑が建立されていました。
大館鳳鳴ヒュッテもヒュッテと言うよりは避難小屋です。管理人はいません。
中には立派な看板がありました。
百沢ルートから見て山頂の左斜面にあった特徴的な岩。
ヒュッテから上の登りは、浮石が結構ありました。
他の登山者が居る時は注意が必要です。落石の被害者にも加害者にもなりえる状況。
「夢のカプセル」とありましたがタイムカプセルでしょうか。
山頂までは岩場、鎖場はなさそうでひと安心。
浮石に注意しながら登り、山頂に到着。
草に埋もれつつありますが、
岩木山に千回登ったことを記念する碑だと思います。
下山しているときに、霧雨の中、上半身裸で登っている登山者2人に時間を置いて遭遇しました。
千回登山の方も、上半身裸の方も、素直にすごいなと思います。
山頂に着いた時は展望が有りませんでしたが、
山頂をしばらくウロウロしていると少しだけ晴れました。
自撮りも、
晴れてから撮り直し。
逆行ですが、山頂の岩木山神社奥宮の碑
奥宮の社務所でしょうか。
山岳信仰の山でよく見かける剣が。
岩木山神社奥宮と雲海。
少し角度を変えて。
ひと時だけでしたが、まさか晴れるとは。
平地も少しだけ見ることができました。
8合目から登ればあっという間に山頂に着きそうです。
それにしても、北海道から引き続き雲海タイムが続いています。
雲海が見れることは本当にありがたいことですが、平地を眺めたり、山頂から他の山々を眺めるということがここのところできていない気が・・・。
右の方にうっすらとリフト。
乗る人がいる時だけ動くタイプのようでした。
あまり見かけることがないくりぬきタイプの標。
多分、この花が「おらが里みどころ」のミチノクコザクラ。
上の写真を撮った時は雨に濡れていましたが、下山時には乾いた花も。
たくさん咲いていました。
「急な下り注意」を撮った後に転ぶというお約束。
広大な畑が広がっていた北海道から、建物が立ち並ぶ本州に戻ってきたことを実感です。
百名山登山を始めてから花に目が行くようになりましたが、これまで見たことがないと思った花が、岩木山にだけ自生するミチノクコザクラだった(多分)ので、花を見る目も養われてきたのかな~とちょっと自己満足な岩木山でした。
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