146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、飯豊山登山をした際に山頂で撮影

66座目 飯豊山(いいでさん)の日帰り登山(御沢登山口から)【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
飯豊山(いいでさん)を2017年8月17日に日帰り登山済。
 
 
メモ:東北アルプスと呼ばれることもある飯豊山地。
 
 
標高2128m
 
福島県の山
 
 
登山ルート
 
御沢登山口からの日帰りピストン
 
 
駐車場(御沢キャンプ場)
 
20台以上 トイレ有り
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
「飯豊山は日帰りできるの?」と、
東北近辺で百名山日帰り登山についてお話しした方から、必ずと言っていいほどいわれていたので、
 
日本百名山である飯豊山の日帰り登山を達成
 
 
 
若干の不安がありましたが、問題なく日帰りができるレベルでした。(御沢ルート)
 
実際に歩いてみて、飯豊山の日帰り登山難易度の感覚としては、日帰り難易度が高いと言われる、剱岳(早月尾根)、甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)、槍ヶ岳(新穂高ルート)と同じレベルでした。
 
ただ、前述の3ルートと飯豊山が違うのは、前述の3ルートは基本的には尾根やカールを登り詰めるルートなのに対し、飯豊山は稜線を長いこと歩き、最終的に飯豊本山に登るという縦走タイプのルートだというところでした。
 
前述の3ルートは、山行時に天候が大幅に崩れた時などの緊急時は、ひたすら下山をすれば何とかなるように思いますが、縦走タイプで稜線にいる時間が長いルートだと、簡単には下方にエスケープすることもできず、天候悪化など、何かあった時には厳しい登山が強いられます。
 
そういった要因もあり、御沢ルート稜線には小屋が2軒あるのだと思います。
 
※剱岳、甲斐駒ヶ岳、槍ヶ岳も、その山の初登山が荒天というのは絶対に避けるべきです。それぞれの山に荒天時には危険を強いられる様々な要素(岩場、鎖場、渡渉など)があります。
 
 
スタート地点の御沢キャンプ場の管理室。
 

 
北海道登山から本州に戻り、岩木山、鳥海山、月山、朝日岳と4日間休息無しに登り続け、5日目に長丁場の飯豊山という日程。
 
登山前のワクワク感よりも不安感が先行します・・・汗
(登山以外の先々の予定から逆算して、焦り気味にスケジュールを組んでおりました。)
 
 
飯豊山の旗
 

 
 
御沢(おさわ)登山口から登ります。
 
飯豊山の御沢登山口入口
 
飯豊山登山の前に他の山でお話しした登山者や、山小屋関係者の方ですら、「御沢から登ります。」と言ってもピンと来ていない感じでしたが、僕の発音がおかしかったのでしょうか・・・。
 
「川入」というのが一般的なのかもしれません。
 
 
序盤の長坂尾根はなかなかきつい登りでした。
 
下十五里
 
飯豊山の御沢ルートの下十五里
 
 
中十五里
 
飯豊山の御沢ルートの中十五里
 
 
上十五里
 
飯豊山の御沢ルートの上十五里
 
 
休憩には良い開けた場所です(上十五里)。
 

 
 
笹平というだけあって、
 
飯豊山の御沢ルートの笹平
 
 
笹が生い茂っていました。
 

 
 
横峰
 
飯豊山の御沢ルートの横峯
 
 
歩いている道は地蔵水場道というようです。
 
飯豊山の御沢ルートの地蔵水場道の道標
 
地蔵小屋跡を通過してきたはずですが、小屋があった形跡は特になかったように思います。
 
 
水場
 
飯豊山の御沢ルートの水場
 
 
地蔵山経由のルートにしようと思っていましたが、登山道の踏み跡を見ると、左側の三国岳方面へ向かう登山者が圧倒的に多いことが見て取れたので地蔵山はスルー。
 
飯豊山の御沢ルートの地蔵山への分岐
 
天気予報が芳しくなかったので、安定ルートを進みます。
 
 
空中浮遊しない限り埋没は免れない場所。
 

 
くるぶしあたりまで泥に埋まりました。1歩2歩ならよくありますが・・・。
 
 
曇り空で先が見えないタイプの稜線歩き。
 

 
変化に富んだルートだったので、出口の見えないトンネルを延々と歩くといった感じではありませんでした。
 
 
稜線歩き序盤での、濡れた岩の上を歩く場所の出現に嫌な予感が・・・。
 
飯豊山の御沢ルートの剣ヶ峰付近の岩場
 
 
剣ヶ峰までの登りから、三国小屋の少し先までは、濡れた岩場などがあり神経を使いました。
 
飯豊山の御沢ルートの剣ヶ峰
 
 
岩場はここだけであってほしいと切に願いながら先に進みます。
 

 
 
小屋が近づくと安心します。
 

 
 
振り返って撮影した三国岳山頂?
 
飯豊山の御沢ルートの三国岳山頂
 
山頂標のようなものが見えますが、立ち入り禁止な雰囲気でした。
 
復路でも確認しましたが、僕が道を見逃しただけかもしれません。
 
 
三国岳避難小屋
 
飯豊山の御沢ルートの三国小屋
 
外を見させてもらっただけですが、管理人さんがいるはずの避難小屋。
 
 
雨の中、ここだけであってほしい梯子と鎖。
 
飯豊山の御沢ルートの三国小屋付近の梯子と鎖
 
梯子はここだけだったと思いますが、剣ヶ峰の前後と三国岳避難小屋の前後は岩稜帯に神経を使いました。
 
 
七森
 
飯豊山の御沢ルートの七森
 
 
種蒔
 
飯豊山の御沢ルートの種蒔
 
 
残雪
 

 
 
登山道が開けてきました。
 

 
 
切合小屋
 
飯豊山の御沢ルートの切合小屋
 
 
小屋の前には、山中ではなかなか見ない洗濯機が。
 

 
小屋の利用者が使用できるかは不明です。
 
 
残雪の上をほんの10mほど歩きました。
 
飯豊山の御沢ルートの残雪
 
 
草履塚
 
飯豊山の御沢ルートの草履塚
 
 
姥権現
 
飯豊山の御沢ルートの姥権現
 
 
姥権現のお地蔵様(左奥)
 
飯豊山の御沢ルートの姥権現のお地蔵様
 
 
御秘所
 
飯豊山の御沢ルートの御秘所
 
 
御秘所は岩場だったので慎重に進みました。
 
飯豊山の御沢ルートの御秘所の岩場
 
それほど距離はありません。
 
 
岩場を見上げた写真。(正規の登山ルートでは無かったように思います。)
 

 
 
御前坂
 
飯豊山の御沢ルートの御前坂
 
 
御前坂は飯豊本山に登る前の坂といったことでしょうか。
 

 
 
坂を登っていると晴れ間が出てきました。
 

 
 
水場を示す看板は33mと非常に具体的です。
 
飯豊山の飯豊本山小屋テント場の水場看板
 
長丁場の山行なので、水場で水を補給させてもらいました。
 
 
テント場からの出発準備をしていた登山者としばし山トーク。
 
飯豊山の飯豊本山小屋テント場
 
テント場にはお話した方1人だけでした。
 
 
飯豊連峰本山小屋が見えてきました。
 

 
 
飯豊連峰本山小屋と飯豊山神社の鳥居
 
飯豊連峰本山小屋と飯豊山神社の鳥居
 
飯豊山神社内は撮影禁止
 
 
ダイグラ尾根通行不可能の文字を随所で見てきた気がしますが、どんなルートなのか気になります。
 

 
 
本山小屋の前の鐘
 
飯豊連峰本山小屋の鐘
 
 
本山小屋から20分ほどで飯豊山山頂に到着。
 
飯豊本山山頂
 
 
記念自撮り
 
飯豊山山頂で記念撮影
 
 
気になるダイグラ尾根
 

 
 
太陽が雲から出入りするたびに虹が出たり消えたり。
 

 
 
山頂からの小屋方面
 
飯豊山山頂から見る飯豊本山小屋方向
 
 
山頂から小屋に戻る途中に振り返った山頂方向
 

 
 
雲のおかげで一帯を見渡せるわけではありませんでしたが、飯豊連峰の雄大さは十分に感じることができました。
 

 
大きな雪渓もありました。
 
 
山頂と小屋の間で撮ったはずの写真。
 

 
 
ピークにケルンのようなものがありますが、道は見つからず。空気を読んで深追いせず。
 

 
 
 
登山口方向
 

 
 
登山口までは雲の中を歩いて戻ることになりそうです。
 

 
雲の中を歩くことにはなりますが、上空は晴れているので大雨の心配は当面なさそう。
(雲自体が霧雨の場合は多々あります。)
 
 
笹地帯(登山ルート外)
 

 
 
岩地帯(登山ルート外)
 

 
 
アサギマダラ?
 

 
 
御秘所の鎖(多分です。)
 

 
 
谷筋に大きめの雪渓
 

 
 
三国小屋付近の看板
 

 
岩稜なのでしまって行きましょう。と、ストックはしまってが掛かっているように思います。
 
 
岩稜(登山ルート外)
 

 
 
鎖場は往路よりも復路の方が神経を使ったように思います。
 

 
 
剣ヶ峰の山頂標
 

 
血の池はよくわかりませんでした。
 
 
 
下山の終盤に、今までに発症したことが無い体の不調が・・・。
 
上腕が痺れ始め、続いて、首から胸にかけて痺れが広がりました・・・。
 
恐らく、連日のようにザックを背負い続けてきた影響だと思います。
 
ただ、肩を原因として首や胸が痺れることがあるのかがいまいち解せず。
 
下山してザックを降ろしてしばらくしたら何事もなかったかのように回復したので、おそらく、肩が原因だとは思いますが。
 
痛みは我慢すればなんとかなりますが、痺れは焦ります。特に首と胸の。
 
そして、この痺れのせいで、登山口までの最後の下りで尻もちをつくような形でころんでしまいました。
 
全体重が一点に集中するような形で転ぶなど、夏山ではほとんど初めてに近いことです。
 
滑りそうな場所を発見する注意力と、滑った後の対応力が低下していた結果です。
 
体調管理には十分に注意し、疲労の回復をしっかりとしなければならないと改めて実感した出来事でした。
 
 
 
 
 
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