2017年8月26日に鳳凰山(ほうおうざん)を日帰り登山済
標高2841m(観音岳)
山梨県の山
登山ルート
青木鉱泉~地蔵岳~観音岳~薬師岳~観音岳~鳳凰小屋~青木鉱泉の日帰り周遊
メモ:地蔵岳、観音岳、薬師岳で鳳凰三山。
駐車場(有料)
50台前後 トイレ有り(駐車場から歩いて2~3分の登山道入口)
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
4回目の鳳凰三山にして初の展望の無い登山となりました。
2017年も5月に1度登っている鳳凰三山。
北アルプスにはまだ残雪が残る時期も、南アルプスの鳳凰三山は雪が溶けている場合が多いので、冬山装備から夏山装備に切り替えつつある5月か6月に毎年登っています。
ドンドコ沢ルートの登山口となる青木鉱泉。
駐車料金の支払いは後払い可。日帰り入浴ができます。
青木鉱泉までの車道は未舗装部分、陥没、落石があり、初めての時は面食らうかもしれませんが、慣れてしまえばプリウスなどのハイブリッドカーでも問題ないレベルです。
(なにげに、駐車場付近が一番の悪路かもしれません。)
よくよく見ると、「ドンドコ沢登山道」の同じ看板が並んでいます。
8月13日に北海道から本州に戻り、この日、8月26日まで天気に恵まれない登山が続いていました。
この日は、少なくとも雨に降られることはなさそうだと思いましたが・・・。
ドンドコ沢ルートは長く、急な登りが続くので写真をあまりとらずにマジモードで登りました。
急な登りが落ち着きつつある五色滝との分岐まで一気にワープ。
ドンドコ沢ルートには、南精進ノ滝、鳳凰滝、白糸ノ滝、五色滝などがありますが、五色滝が迫力がありおすすめです。
この日は五色滝には寄りませんでしたが、5月に登山した時の五色滝。
頑張れば滝壺まで行くことができると思いますが、打ち付ける滝の圧力がすごすぎて僕はいつも途中で断念します。
目を開けていられないほどの水しぶきです。
長い急登を登った後に穏やかな沢が流れているのがいつも不思議に思えます。
鳳凰小屋のテント場には前日に張られたテントが1張りだけでした(午前7時31分)。
青木鉱泉の駐車場には沢山の車が停まっていましたが、どうやらまだ車中で睡眠、仮眠している登山者が大半だった模様です。
いつも思うことですが、テント泊装備で登るドンドコ沢ルートは相当きついと思います。
鳳凰小屋の水場。
冷たい水で冷やされるアサヒビールが目に毒です。
鳳凰小屋から地蔵岳までは砂地獄が待っています。
砂に足がとられてなかなか進みません。
歩幅を小さくして、足の回転を上げて登ります。
砂地獄を登り切りましたが、目の前のオベリスクすら霧に包まれている状況です・・・。
地蔵岳の看板からはオベリスクが見えません・・・。
5月に登った時の写真です。
写真を比べてみると、ハイマツの奥の木に5月には葉がありませんが、この日には沢山の葉が付いています。
賽の河原のお地蔵様
カメラのレンズに雨粒が・・・。
お地蔵様を背負って登り奉納すると子宝に恵まれるという言い伝えがあるようです。
賽の河原ではいつも記念自撮りをします。
晴れていれば、青い空と白い砂から海を連想する場所です。
長くきつい登りから解放された開放感もあってか、
3000m近い稜線にいるのに、海にいるんじゃないかと錯覚します。
鳳凰三山の前に登った巻機山までは、オスプレーのホーネット32(ザック)を使っていましたが、ヘナヘナになってしまっており、安心して使うには限界に達しておりました。
雨蓋をはじめ、色々なところが破れており、中に入れた装備をいつ気が付かないうちに落としてしまってもおかしくない状態に・・・。
百名山登山前に販売元のロストアローに有償修理をしてもらいましたが、残念ながら途中リタイアとなってしまいました。
この日はニューザックのデビュー登山でしたが、残念ながらザックカバーに覆われております・・・。
ちなみにニューザックはモンベルのバーサライトパック30です。
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赤抜沢ノ頭からも、
オベリスクは霞んでおります。
赤抜沢ノ頭の石碑
この後に歩く観音岳へと続く稜線。
地蔵岳から観音岳、薬師岳まで霧の中の縦走です。
観音岳山頂
真っ白であります。
上の写真と同じ場所で北岳と間ノ岳をバックに寝たふり。
5月は山仲間と一緒に登ったので、なかなか自撮りのできないショットを撮ってもらえました。
他の登山者に頼むにしてもこのポーズはさすがに・・・笑
観音岳山頂から薬師岳に向かおうとまさに歩き始めたとき、足を置いた石が転がって危うく転倒しそうになりました 汗
土に埋まったこのサイズの石が転がることはなかなか無いことです。
バランスを立て直すことができていなかったとしたら非常に危険でした。
薬師岳山頂
展望無し。
風でカメラが倒れたりで薬師岳ではうまく自撮りできず。
展望の無い霧雨の稜線歩きですが、何度も歩いている稜線なので、なんとなく楽しむ余裕があります。
薬師岳からの復路の観音岳山頂。
観音岳と地蔵岳には鉄パイプ製のケルン?があります。
観音岳から地蔵岳方面へ戻っている途中、一瞬だけ姿を現した観音岳山頂を振り返って撮影。
平地も一瞬だけ見ることができました。
山梨県の韮崎市でしょうか。
保温性の無くなった旧山専ボトルに会津駒ヶ岳で別れを告げましたが、この日は新山専ボトルのデビューです。
薬師岳も観音岳も地蔵岳も、山頂は雨風だったので、観音岳と地蔵岳の間のコルでカップヌードル。
ぬるま湯でなく、熱いお湯で作るカップヌードルはやはり美味しいです。
帰りは観音岳と地蔵岳の間のコルから鳳凰小屋まで近道で下山しました。
辛うじて「小屋→」の文字が。
遠くから撮ったので、鳳凰小屋がちっぽけに見えてしまっています。
鳳凰小屋の下の水場。
鳳凰小屋から近道方向へ2~3分歩いたところにあります。
鳳凰小屋の水場の水がまだ出されていない時期に、この水場に助けられたことがあります。
空洞の上に生えている木。
涼し気な沢
観音岳山頂直下の石が転がっただけでなく、この日の鳳凰三山では、普段は無いような小さなアクシデントが続出でした。
小さな石につまずいたり、木の根っこに足をとられたりと。
下山後に大学時代の集まり(飲み会)に向かう予定だったので、気が焦っていたせいかもしれませんが、無数の小さなアクシデントを回避して、無事に下山をすることができひと安心でした。
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僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。
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