2017年7月22日に妙高山(みょうこうさん)を日帰り登山済
標高2454m
新潟県の山、頚城山塊(くびきさんかい)
登山ルート
笹ヶ峰~富士見平~黒沢池ヒュッテ~妙高山北峰・南峰の日帰り
メモ:火打山、妙高山、新潟焼山を頚城三山という。
高谷池、天狗の庭、黒沢池の3つの高層湿原がある。
駐車場(笹ヶ峰)
50台以上 トイレ有り
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
火打山と併せての日帰りで登りたかったものの、ちょっとしたミスをしてしまい個別に日帰りすることになった妙高山。
☆火打山登山のブログ投稿はこちら
一昨日に来た笹ヶ峰の登山口に再び。
一昨日とは違い濡れた木道。
黒沢橋
黒沢橋を渡ってすぐのところにある滝で手と顔を洗うのが恒例となりました。
サクッと十二曲りを通過。
このあたりまでで、先行していた登山者(駐車場前泊組など)の皆さんをほぼ抜き切りました。
富士見平までは一昨日に火打山に登った時と全く同じ登山道です。
ここからは、初めてとなる妙高山への最短ルートを歩くことにしました。
ひと歩きして樹林帯を抜けると急に開けた場所に出ました。
ワタスゲがしっかりと水を吸ってしまっていました。
帰りに撮った写真。
水はしっかり乾いていました。
多分、チングルマの花が終わった後の実。
火打山登山道の高谷池(こうやいけ)や天狗の庭周辺にも咲いていたハクサンコザクラ。
高層湿原と木道。
湿原と木道が奥の空よりも高い位置にあるようにも見えます。
黒沢池
これで、火打山登山道の高谷池と天狗の庭、妙高山登山道の黒沢池の3つの高層湿原を制覇。
本当は1日で制覇したかったです 笑
黒沢池ヒュッテはUFOのような外観でした。
雨水をためるための黄色いタンクが屋根に乗っています。
ヒュッテ前の道標を妙高山に向けて進みます。
珍しそうな花だったのでとりあえず撮影。
多分、キヌガサソウ。
大倉乗越。標高2150m。
大倉乗越からは、急斜面を下りました。
下るということは、妙高山への登る高さが増えることに・・・。
復路では登り返すことに・・・。
山頂を間近にして、どこに登山道があるにしても、山頂までの道のりは間違いなく急登であるということがわかりました。
登山道から池塘(長助池)が見えました。
さすがにこれだけの距離の残雪のために軽アイゼン、ピッケルを出す気にはなれず。
結構いい感じの雪の斜面が続いていたので、ヒヤヒヤしながら通過しました。
確か、笹ヶ峰の登山口だったと思いますが、崩落箇所があるので注意をするようにとの看板がありました。
広範囲にわたって登山道が土砂に埋まっていました。
大きな石もまだ浮いている状態だったので慎重かつスピーディーに通過。
一見、どうといったことの無い登山道に見えますが、登山道の脇が切れ落ちているのが植物によって隠されていました。
登山道の幅もそう広くなく、その上、微妙に谷側に傾いているので実は危険でした。
オーバーハングした岩。ここはただ単に写真に撮りたかっただけです。
一昨日の火打山登山の時に、高谷池ヒュッテの水場でお姉さま方が一生懸命に洗っていたアイゼンが活躍した雪渓。
お姉さま方のおかげで、要煮沸の水を煮沸せずにがぶ飲みさせていただきました。
今のところ体調に異常はありません。
エキノコックスの潜伏期間は数年から数十年・・・。
(それはまず有り得ませんが。)
ステップがあったので、軽アイゼンもピッケルも使用せず。
雪渓の入口、出口は下が空洞になっており踏み抜きが起こりえる状況でした。
雪渓通過後から山頂までは、予想通りの急登(クサリ有り)で、写真も撮らずにひたすら登りました。
妙高山の方が間違いなく火打山よりも危険度が高く、体力が必要でした。
山頂からは新潟の平地をうっすらとですが見ることができました。
山頂標は北峰にありましたが、標高は南峰の方が高いようです。
南峰に向かう途中にいたテントウ虫。
日本岩
巨大でした。
南峰に到着。
妙高山最高地点の妙高大神(みょうこうだいじん)
南峰を横から。
正面から。
北アルプス方面はよく見えず。
北峰に戻り記念撮影。
雲に隠れがちだった火打山が少しだけ姿を現しました。
画になる南峰。
北峰の直下の祠。
中に生えていた苔が光っていたように見えましたが、しめ縄の中だったので写真には撮りませんでした。
復路の雪渓ではせっかく持ってきたのでピッケルを使用。
いつもながらに、ピッケルを持っている登山者は僕以外にはおらず。
復路の黒沢池ヒュッテに着くと中学生?の学校登山らしき一団がちょうどやってきました。
妙高山山頂まで行くとしたら相当大変だと思います。
黒沢池が霧につつまれつつあり、神秘的でした。
復路でもしっかりと手と顔を洗いました。
そして、この先の木道では、百名山登山をスタートしてから初めて他の登山者?に抜かれました。
女子中学生なのか高校生なのか。
笹ヶ峰周辺には、ランナーが練習中なので運転に気を付けるようにとの看板がいくつかあったので、陸上部なのか登山部なのか、部活のトレーニングだと思いますが、完全に走ってました。
ザックがタウンユースっぽいカジュアルなものだったので、多分、陸上部と見ました。
下山後はやっぱりコーラがうまい。
マラソンのオリンピック選手が競技中のスペシャルドリンクとして、炭酸を抜いたコーラを飲んでいたという話をネットで見た記憶があります。
トレラン大会のエイドステイション(給水所)には、水やスポーツドリンクと一緒に、たいていコーラもおかれているので、美味しいだけでなく、実用面でも登山に良い作用ありだと思います。
笹ヶ峰の駐車場・登山口にある明星荘。
実際に目にするのは一昨日の火打山登山の時に続きまだ2回目の明星荘。
百名山登山に当たっての事前リサーチの際に、経路検索等のキーとして何度も打ち込んでいるので非常に愛着が湧いております。
明星荘に限らず、全国津々浦々、そのようなところだらけになっています。
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『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
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僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。
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『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
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