2017年9月27日に常念岳(じょうねんだけ)を日帰り登山済
標高2857m
長野県の山
登山ルート
一ノ沢からの日帰りピストン
メモ:常念乗越から見るピラミッド型の山容が印象的。
駐車場(一ノ沢)
20台以上 トイレ無し
トイレは駐車場から1km程先の登山口に有り。(車で行くことが可能)
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
我が家からは角度的にわずかしか見ることができない常念岳。
松本市の市街地や安曇野から見ると、最も存在感がある山だと思います。
慣れている登山道ということもあり、なんとなく暗い時間から登山開始です。
まずは山の神に、
ご挨拶です。
まだ薄暗くていまいち見応えのない古池。
王滝ベンチ
黄葉が始まっておりました。
空が近いのに水量のある川が流れている、なんとも言えないさわやかな違和感。
恒常的に登山道に水が流れている場所。
紅葉が綺麗です。
様々な山で急登に胸突八丁という名称がつけられていますが、
初めて胸突八丁という名称を目にしたのが常念岳のこの場所でした。
もともとは、富士登山で頂上までの八丁(約872m)の道のりが胸を突くほど苦しいところから、胸突八丁という名が付いたようです。
よく考えてみると、初めての本格的登山が富士山だったので、富士登山の時に地図などで目にしていると思いますが、記憶が上書きされたのでしょうか・・・。
胸突八丁は階段から始まります。
紅葉
出来立ての階段です。
昨年の常念登山は一ノ沢からでなく三股から登ったので、1年を空けての一ノ沢ルートです。
広範囲にわたり石が崩れていたりして、登山道が変わっている箇所が何ヶ所かあったように思います。
最終水場
最終水場も石が崩れて、だいぶ様子が変わっているように思いました。
まだ登山を始めたばかりの頃、この最終水場で大きな石を落石させてしまい、危うく下にいた登山者に直撃させてしまうところでした。
幸いにして石は下に居た登山者の直前で止まりましたが、大きな教訓を得ることとなった場所です。
色とりどりの紅葉と常念岳
第2ベンチ。あと500m。
第3ベンチ。あと300m。
紅葉と常念岳
見飽きることのない紅葉と常念岳
常念乗越付近からの紅葉と常念岳
常念乗越と横通岳
常念乗越と槍ヶ岳。左端に大キレット。
常念小屋と槍ヶ岳
常念小屋方向から撮った常念乗越の道標
好きな光景です。
常念岳山頂方向。
左側が前常念です。山頂はさらに向こう側にあるので見えません。
常念小屋と横通岳
常念小屋から大天井岳(おてんしょうだけ or だいてんじょうだけ)までのルートは、横通岳までしか歩いたことがないので、来年あたり大天井岳まで歩いてみたいと思います。
間違いなく気持ちよく歩けるルートだと思います。
槍ヶ岳にズーム。
ピラミダルな常念岳
ピラミダル常念岳はこの場所から撮影しました。
中央左奥に大天井岳
山頂標周辺が混んでいたのでまずは記念自撮り。
恐れ多くも奥穂高岳にかぶってしまっています。
槍ヶ岳、大キレット、穂高岳の稜線。
蝶ヶ岳からの方が見応えがあるように思いますが、常念岳からも十分に抜群の展望です。
大キレットをズーム。
向こう側に本当にかすかに白山が見えます。
右側が南岳、大キレットにあるピークが長谷川ピークです。
左側のピークは北穂高岳です。
穂高岳
右側のピークが北穂高岳で、すぐ左のピークが涸沢岳。
中央のピークが奥穂高岳で左側に吊尾根を経て前穂高岳。
涸沢岳と奥穂高岳のコルに穂高岳山荘があります。
コルの下の黒っぽい部分がザイテングラードかなと思います。
奥穂高岳の手前の灰色の部分が涸沢カールへと続きます。
左手前の大きな岩の塊は屏風岩です。
北アルプスのランドマーク的な存在の槍ヶ岳
蝶ヶ岳方面
中央奥あたりが蝶ヶ岳のピークのはずですが、蝶ヶ岳は全体的になだらかな山容なのでイマイチ解りづらいです。
左に御嶽山、右に乗鞍岳。
中央下の灰色部分は上高地へと続く梓川(あずさがわ)です。
平地の向こうに八ヶ岳。
左のピークが鷲羽岳で少し右に行ったピークが水晶岳。
右側の高い山が大天井岳です。
剱岳(中央右)と立山(中央左)
槍穂高
鷲羽岳(左)と水晶岳(真ん中)
富士山も見えましたが写真では解りづらいです・・・。
前常念
三股~前常念~常念岳は一ノ沢ルートよりもハードです。
槍ヶ岳を指さす。
山頂の祠を裏側から撮影。
山頂の方位盤
鹿島槍ヶ岳(真ん中奥)
平ヶ岳、越後駒ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、塩見岳、常念岳と、寒い中での登山が続いていました。
晴れた日でも稜線上はすっかり寒くなりました。この時は曇っていましたが。
常念乗越へと戻ります。
残念ながら掃除中のため、入館禁止でした。
一般的には掃除中に入館禁止となる山小屋は少ないと思います。
小屋の中にはビールオンリーの自動販売機があったはずなので、ひと目見たかったです。
すっかり曇り空となりました。
常念乗越を後に一ノ沢へと戻ります。
復路でも飽きずに紅葉と常念岳
今までインプットされていませんでしたが、
笠原沢というようです。
足が届かなそうな深さです。(登山ルート外)
魚を探してみましたが見つからず。
往路はまだ薄暗がりでしたが、明るくなった古池
後にネット検索してみたところ、どうやら栃の実らしいです。
山の神にお邪魔しましたのご挨拶。
一ノ沢登山口に無事に到着
僕が常念乗越に到着したとき、ちょうど下山を始めた中年女性ペアに一ノ沢登山口で追いついたようで、だいぶ驚かれ羨ましがられました。
僕が登山のためにどれだけの精神的、肉体的トレーニングをしているか、事細かにご説明差し上げれば、納得いただけたでしょうが、なんとなく止めておきました。
天気予報がよろしくない中、修行覚悟の常念岳登山でしたが、紅葉も見ることができ、馴染みの山を満喫することができた登山となりました。
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