晴天の下で雲海を眺めることができた、日本百名山で北アルプスの白馬岳登山

日本百名山の晴天率について【僕の場合の晴天率】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『日本百名山の晴天率』について、山トークをしていきます。
 
 
今回の晴天率は、2017年の6月5日から10月28日までの146日間で、僕が日本百名山の100座全てに登った時の晴天率になります。
 
百名山登山については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
僕の百名山登山は、ひと夏で日本百名山の全てに登るという挑戦だったので、雨でも登山を決行した山もあります。
 
 
各山、晴れた日を選んで登山をした訳ではないので、僕の百名山登山は、晴天率が上がりづらい登山スタイルだったと言えると思います。
 
 
なお、このブログ記事でいう晴天は、雲一つない青空と言うわけではなく、『そこそこ晴れていて、山頂から景色を眺めることができた登山』ということにしていますので、ご承知おきください。
 
 
さっそくですが、僕の百名山登山の晴天率などは以下のとおりです。
 
 
 

百名山の晴天率など

(1)晴天率:57%(57座)
 
(2)雨率:11%(11座)
 
(3)展望があった山:73%(73座)
 
(4)展望が無かった山:27%(27座)
 
 
※晴天の場合でも、登山口から山頂まで、ずっと晴天ということではない山もあります。
 
※一部の区間では展望があり、一部の区間では展望が無かった山もあります。
 
※上記の状況のため、登山レポートの写真と、各山の天気の振り分けが一致していない山もあります。
 
 
 
 
上記のパーセンテージは、僕が登山をした時の日本百名山の天候を以下の4パターンに分けて、算出しています。
 
 
①晴天(晴れ)だった百名山
 
②展望あり(雨や曇り含む)だった百名山
 
③展望なし(曇り)だった百名山
 
④展望なし(雨)だった百名山
 
 
※①+②で(3)の『展望があった山』としています。
 
※③+④で(4)の『展望が無かった山』としています。
 
 
 
 
各山の、具体的な天候は以下のとおりです。
 
 
 

各山の天候

※山名をクリックしていただくと、登山レポート(写真あり)をご覧いただけます。
 
 
各山の天候①

晴天(晴れ)だった百名山

1,丹沢
 
2,霧島山(韓国岳)
 
3,開聞岳
 
4,九重山
 
5,祖母山
 
6,石鎚山
 
7,剣山
 
8,大台ヶ原山
 
9,大峰山
 
10,恵那山
 
11,乗鞍岳
 
12,八ヶ岳
 
13,甲武信ヶ岳
 
14,浅間山(黒斑山)
 
15,甲斐駒ヶ岳
 
16,草津白根山
 
17,武尊山
 
18,赤城山
 
19,男体山
 
20,燧ヶ岳
 
21,至仏山
 
22,高妻山
 
23,火打山
 
24,妙高山
 
25,両神山
 
26,那須岳
 
27,蔵王山
 
28,八幡平
 
29,岩手山
 
30,八甲田山
 
31,後方羊蹄山
 
32,大雪山(旭岳)
 
33,幌尻岳
 
34,トムラウシ山
 
35,阿寒岳(雌阿寒岳)
 
36,斜里岳
 
37,羅臼岳
 
38,月山
 
39,磐梯山
 
40,巻機山
 
41,白馬岳
 
42,北岳
 
43,間ノ岳
 
44,剱岳
 
45,薬師岳
 
46,皇海山
 
47,平ヶ岳
 
48,鹿島槍ヶ岳
 
49,五竜岳
 
50,常念岳
 
51,笠ヶ岳
 
52,御嶽山
 
53,鷲羽岳
 
54,水晶岳
 
55,聖岳
 
56,仙丈ヶ岳
 
57,光岳
 
 
 
 
 
各山の天候②

展望あり(雨や曇り含む)だった百名山

1,宮之浦岳
 
2,焼岳
 
3,霧ヶ峰
 
4,四阿山
 
5,飯豊山
 
6,吾妻山(西吾妻山)
 
7,黒部五郎岳
 
8,雨飾山
 
9,塩見岳
 
10,岩木山
 
11,阿蘇山(高岳)
 
12,白山
 
13,越後駒ヶ岳
 
14,立山
 
15,苗場山
 
16,瑞牆山
 
 
 
 
 
各山の天候③

展望なし(曇り)だった百名山

1,天城山
 
2,大山
 
3,荒島岳
 
4,蓼科山
 
5,美ヶ原
 
6,雲取山
 
7,日光白根山
 
8,谷川岳
 
9,十勝岳
 
10,安達太良山
 
11,会津駒ヶ岳
 
12,鳳凰山
 
13,木曽駒ヶ岳
 
14,穂高岳(奥穂高岳)
 
15,鳥海山
 
16,筑波山
 
 
 
 
 
各山の天候④

展望なし(雨)だった百名山

1,伊吹山
 
2,大菩薩嶺
 
3,富士山
 
4,金峰山
 
5,槍ヶ岳
 
6,早池峰山
 
7,利尻山
 
8,朝日岳
 
9,空木岳
 
10,赤石岳
 
11,悪沢岳
 
 
 
 
 

百名山の天候状況を総じて言うと

僕の百名山登山では、73座は山景色を眺めることができたので、運よく天候に恵まれることが多かったと言えると思っています。
 
 
ちなみに、百名山登山中に『てるてる坊主』に頼ったことはありませんw
 
 
29座については、天候に恵まれず、ほぼ全く山景色を見ることができなかった山々になるので、晴れた日にもう一度登りたいと思う山々です。
 
 
とは言え、僕が住む長野県松本市周辺の山々には、百名山登山前に晴れた日に登ったことがあります。
 
 
それらの山々を除くと、20座が、晴れた日にもう一度登りたいと思う山々になります。
 
 
ただ、よっぽどのことがなければ、もう一度、登りに行くことは無いと思います。(僕は基本、遠方の山々よりも、ホームの北アルプス登山を選ぶので。)
 
 
 
 
 

晴天で登山できる可能性を上げるとすれば

一般的に山の天気は、午前中の方がよく、午後になると崩れると言われています。
 
 
なので、午前中(できるだけ早い時間)に山頂に立てるように計画をすることで、晴天の山頂に立てる可能性を上げることができると言えると思います。
 
 
実際、僕は百名山登山では、9割前後の山に午前中のうちに登頂をしています。
 
 
 
 
 

雨からの晴天となった山(雲海が見事だった山)

百名山登山で登った以下の山々は、登山の序盤は雨だったものの、標高が上がると晴れ、山頂から雲海を眺めることができました。
 
 
斜里岳
 
羅臼岳
 
羊蹄山
 
 
 
 
たまたまなのか、3座とも北海道の山です。
 
 
3座とも、序盤、大雨だったというよりは、霧雨といった感じでした。
 
 
登山で標高が上がることによって、雲を抜け、雲の上に立ったといった感じでしょうか。
 
 
雨からの晴天を一度味わうと、雨の日の登山であっても、『標高が上がれば晴れるのでは?』と、淡い期待を持ちながら登山をするようになります。
 
 
期待通りになることはほとんどありませんが・・・。
 
 
ちなみに、北アルプス白馬岳は、登山口から快晴の登山でしたが、雲海が広がっていました。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『日本百名山の晴天率【僕の百名山登山の場合】』ということで、山トークをしてきました。
 
 
・百名山の晴天率など
 
・各山の天候
 
・百名山の天候状況を総じて言うと
 
・晴天で登山できる可能性を上げるとすれば
 
・雨からの晴天となった山(雲海が見事だった山)
 
 
 
 
百名山登山をしていた期間には、梅雨も含まれているので、100座のうちの73座で、山景色を眺めることができたのは上出来だと思ってます。
 
 
よりによって、日本百名山最北端で、我が家から遥か彼方の利尻山登山で全く展望がなかったのはご愛嬌。
 
 
利尻山には、もう一度登り直せと、山の神に言われた気がします。
 
 
チャンスがあれば、利尻山には晴れた日にもう一度登ってみたいと思ってはいますが・・・。
 
 
我が家から利尻山は約1500kmの距離。飛行機またはフェリーに乗る必要も・・・。
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
『日本百名山の登山所要時間』を、こちらで一覧にしています。僕が百名山を完登した時の各山の登山所要時間です。
 
 
 
 
 
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