Category Archives: 日帰り登山のノウハウ 詳細

登山口のクマ目撃情報と注意喚起

登山の嫌なところと克服する方法・考え方【嫌なところだらけだから登るのかも】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山の嫌なところと克服する方法・考え方』について山トークをしていきます。
 
 
 
僕はこれまで、毎週末のように北アルプス登山をしてきました。
 
 
また、日本百名山を完登しています。
 
 
登山がライフワークになっている僕ですが、そんな僕でも、登山をする上で嫌なことがあります。
 
 
ある意味、
 
 
 
嫌なところだらけだから、登山を続けてきた。
 
 
 
という見方もできるのかもしれません。
 
 
嫌なところを乗り越えた先に待っている景色と達成感を求めて。
 
 
 
 
それでは、さっそくですが山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法

登山口までの運転に神経を使う

登山口までの林道は、狭くてカーブが多数あるケースが多いです。
 
 
また、落石があったり、道路が陥没していたりで、神経を使います。
 
 
道路の部分的な陥没などにより、車の底を擦ってしまうことがあるので注意が必要です。
 
 
また、道幅が狭く、対向車とのすれ違いが困難な箇所も多いです。
 
 
鹿などの動物が飛び出してくることもあります。
 
 
 
克服する方法・考え方
 
 
登山口に向かう時間帯は基本、対向車は来ません。
 
 
とにかく、スピードを出さずに運転することです。
 
 
後ろから速い車が来たら、避けれるところで避けて先に行ってもらうに限ります。
 
 
帰りは対向車が来ることもあるので、特にカーブではスピードを落とすことが大事です。
 
 
すれ違いは、こちらは車を停止し、対向車に任せます。(常識の範囲内、ケースバイケースで)
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法②

駐車場が混んでいる

人気の山の登山口駐車場は、日付が変わるころには満車になっていることがあります。
 
 
もっと沢山の車が駐車できるように駐車場を拡張してくれれば良いのにな~と思うこともありますが・・・
 
 
個人的な考察になりますが、山に駐車場を作るには、木を切り開き、地面を整地する必要があるので、それなりのコストがかかります。
 
 
それでいて、登山口の駐車場は無料であることがほとんどなので、費用対効果が見合わないと思われます。
 
 
なので、駐車場があるだけでもありがたいと思うしかありません。
 
 
 
克服する方法・考え方
とにかく、早い時間に駐車場入りすることです。
 
 
極端な話し、登山前日の、15時頃であれば、ほぼ確実に車を停めることができます。
 
 
15時入りからの車中泊です。(車中泊が禁止されている駐車場もあるので要事前確認です。)
 
 
『混雑する登山口駐車場に、高確率で車を停めることができる時間帯』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法③

トイレが汚い

山には下水道が通っていないので、山のトイレは基本、水洗ではありません。
 
 
山のトイレは汲み取り式か、バイオトイレ(微生物が人間の排泄物を分解)が基本です。
 
 
匂いがキツかったり、ひどく汚れていたり、ハエなどの虫が大量にいたりします。
 
 
また、山には基本、水道も通っていないので、用を足した後に手を洗うことができない場合が多いです。
 
 
克服する方法・考え方
トイレがあるだけでもありがたいと思って使わせてもらいます。
 
 
あとは、山のトイレに慣れる、順応するしかありません。
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法④

危ない

登山には、さまざまなリスクがあります。
 
 
道迷い、滑落、落石、低体温症、雪崩などなど。
 
 
登山では、命を失う可能性が常にあるといっても過言ではありません。
 
 
 
克服する方法・考え方
標高が低く、コースタイムが短い山から登山し、徐々に標高が高く、コースタイムが長い山を登山するようにします。
 
 
そうして徐々にステップアップをしていくことで、経験を積み、体力をつけていくことができます。
 
 
それでも、自然が相手である以上、完全に対策することはできません。
 
 
『登山中は遭難のリスク』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
登山のリスクについて書かれた書籍
 
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登山の嫌なところと克服する方法⑤

熊が出る

山は熊の家なので、どこで熊に遭遇してもおかしくありません。
 
 
熊は、パワー、俊敏さ、鋭く強靭な爪を兼ね備えており、生身の人間では到底、太刀打ちできる相手ではありません・・・。
 
 
 
克服する方法・考え方
万が一、熊に遭遇してしまった時に、してはいけないことを把握しておきましょう。
 
 
また、熊鈴を使ったり、熊スプレーを携行して、万が一に備えましょう。
 
 
熊スプレーは状況によっては自爆することになりますが・・・。
 
 
『熊に遭遇した時にしてはいけないこと』は、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
『熊スプレー』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法⑥

虫がいる

登山道では、蜘蛛の巣に引っかかったり、羽虫にたかられたりすることがあります。
 
 
中には、耳の穴を目がけて飛んでくる虫もいます・・
 
 
暗い時間帯にヘッドライトをつけて登山をしていると、蛾がアタックしてくることもあります・・
 
 
登山口の駐車場にも、羽虫がいて、車の中に入ってしまったりします。
 
 
マダニに吸着され、マダニを媒体とする感染症が発症した場合、致死率が最大で3割と言われることもあります。
 
 
 
克服する方法・考え方
僕はアームカバーとアンダータイツを履いて、肌を出さないようにしています。
 
 
アームカバーについては、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
アンダータイツについては、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
僕の体質的なものなのか、羽虫は基本、たかってくるだけで、肌が出ている顔でも、刺されたことはないに等しいです。
 
 
耳に入ってくるタイプの虫がいる時は、バフで耳を覆っています。
 
 
バフについては、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
蜘蛛の巣と、向かってくる蛾には慣れるしかないです・・
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法⑦

重いザックを背負わないといけない

食料に、水に、ウェア類などなど。
 
 
登山ではザックに装備を入れて、基本、自分で背負う必要があります。
 
 
装備が増えれば増えるほど、ザックは重くなり、山の中を登ったり、下りたり、歩いたりするのが大変になります。
 
 
 
克服する方法・考え方
慣れるしかありません。
 
 
平地で登山ザックを背負って歩いたり、実際に登山をしたり。
 
 
登山のための最高のトレーニングは登山を実践するのみです。
 
 
または、少しでも軽量の装備をチョイスする、装備を削る(持つのを止める)という手もありませすが、自分の足腰を鍛え、体力をつけるというのが一番です。
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法⑧

疲れる

山頂までの長い道のり(登り)に、山によっては、登っておりてを繰り返す登山道もあります。
 
 
下山も足の筋肉に負担がかかります。
 
 
そう、登山はとにかく疲れます。
 
 
 
克服する方法・考え方
平地でのウォーキングや、ランニング。
 
 
登山のためのトレーニングは登山が1番。
 
 
ということで、トレーニングあるのみです。
 
 
『登山のためのトレーニング』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法⑨

お風呂に入れない

山小屋泊やテント泊をする場合、基本的にお風呂はありません。
 
 
山泊をするほとんどの場所には水道が通っていないため、水は大変に貴重です。
 
 
山小屋の水源は、基本、雪解け水か雨です。
 
 
そのため、お風呂に使うだけの量の水を確保するのは困難なのです。
 
 
 
克服する方法・考え方
山泊の時は、着替えを持って行って着替える。
 
 
ボディーシートなどで汗を拭く。などが現実的です。
 
 
天気が良ければ、汗で濡れたウェア類も、そのまま着ていても乾く場合もあります。
 
 
 
 
 
登山の嫌なところと克服する方法⑩

休日が登山で終わる

夜中に起きて、登山口まで向かい、登山をして、帰ってくる。
 
 
登る山にもよりますが、家から登山口への行き、戻りの移動と、登山に相当の時間を要すことがあります。
 
 
テント泊や小屋泊などの山泊をする場合は、週末の土日の大部分は登山で終わることになります。
 
 
 
克服する方法・考え方
山泊ではなく、日帰り登山にすれば、土曜日か日曜日の1日は登山以外の休日にすることができます。
 
 
心の底から登山を好きになれば、『週末は全て登山にあてるのが本望』という境地に達します。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『登山の嫌なところと克服する方法』ということで、山トークをしてきました。
 
 
①登山口までの運転に神経を使う
 
②駐車場が混んでいる
 
③トイレが汚い
 
④危ない
 
⑤熊が出る
 
⑥虫がいる
 
⑦重いザックを背負わないといけない
 
⑧疲れる
 
⑨お風呂に入れない
 
⑩休日が登山で終わる
 
 
 
 
楽をしたい、快適に過ごしたいという目的で登山をする人はいないと思います。
 
 
考えてみれば、現代の平地はとてつもなく快適です。
 
 
自分を人間という動物として考えた時、本来は機械化されコンピュータ制御がされた街の中にいるよりも、山という、不便で清潔ではない自然の中にいることが本来なのかもしれません。
 
 
だからこそ、僕は登山をするのだと思います。
 
 
嫌なことだらけな自然の中に飛び込みたい、という本能によって、僕は山に向かうんだと思います。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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『登山の魅力』については、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山道へと続くアスファルトの林道

登山口に続く林道・アスファルト道について教えてください【なぜ?】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山口まで続く林道・アスファルト道』について、山トークではなく、僕の方から質問をさせていただきます。
 
 
 
お分かりになる方がいらっしゃれば、コメント欄にご回答いただけると、松本市の山男はスッキリとさせてもらえます。
 
 
 
「Yahoo!知恵袋でやれば?」というコメントは受け付けませんw
 
 
 
質問 

登山口に続く林道・アスファルト道は、作るのに莫大な費用が必要であり、敷設をしても費用対効果に見合っていないと思うのですが、なぜ作られたのでしょうか?

 
 
※ケースバイケースだと思うので、「ここの登山口に続く道はこういう理由で作られた」みたいな感じでお答えいただいても結構です。
 
 
ご回答いただけますと喜びます。
 
 
 
 

質問の補足

登山口駐車場まで続く道は、作るのに莫大な費用と労力が必要だと思います。
 
 
木の伐採、掘削、整地、舗装、トンネルづくり、土砂崩れ対策、ガードレールやミラーの設置、などなど。
 
 
建築素人の僕がザッと列挙するだけでも、物凄い費用と労力が必要で、なおかつ平地での工事以上に危険が伴うことが容易に想像できます。
 
 
それでいて、その道が続いている先は登山口であり、商業施設などのお金が落ちるような場所ではありません。
 
 
また、人々の生活が営まれているわけでもありません。
 
 
別の村や街に抜けるわけでもなく、登山口が終点となっているケースが多々あります。
 
 
登山口まで道路が続いていることによって、恩恵を受けるのは、主に山小屋関係者と登山者であり、費用に対して、効果があまりないように思います。(登山者にとっては、効果が大ありなんてもんじゃありませんが。)
 
 
にもかかわらず、なぜ、登山口へと続く林道・アスファルト同が敷設されているのか?
 
 
登山口へと向かう車の中で、いつも考えています。
 
 
水力発電所のためというのが、一つの答えにあるようにも思いますが、それにしても割りにあっていないように思います。
 
 
また、治水のためというのもあるように思いますが、これも果たしてと感じています。
 
 
以上、ご回答いただけると喜びます。
 
 
 
 
 
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世界遺産富士山

外国人による無謀な富士山登山を防ぐにはどうすればよいか考えてみました

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
 
今回は、『外国人による無謀な富士山登山を防ぐためにはどうすればよいか』について、山トークをしていきます。
 
 
 
 
毎年のごとく、軽装で富士山登山をする外国人が問題視され、マスコミにも取り上げられ、実際に遭難をしてしまう方が後を絶ちません。
 
 
『外国人による無謀な富士山登山問題』はどうすれば解決することができるのか?
 
 
 
 
僕が考える解決の足掛かりは、『富士山で遭難をしてしまい救助された外国人』『遭難をしかけていた外国人』に徹底して聞き取りをするということです。
 
 
 
 
そして、その聞き取り結果から、『富士山についてどこで注意喚起をすれば外国人に届くのか』を精査し、効果的な注意喚起をしていくことが、無謀な富士山登山を防ぐための足掛かりになると思います。
 
(そんなこと、既にしているよと言われるかとも思いますが…)
 
 
※当ブログの内容は、一般登山者である『松本市の山男』の個人的な考え、思っていることになります。
 
※当ブログの内容は、一般人である『松本市の山男』が無責任に記載をしています。
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
※無謀な富士山登山をする日本人、マナー違反をしている日本人もいると思いますが、今回は、外国人に焦点を絞って山トークをしていきます。
 
 
 
 
 
それでは、早速ですが、山トークをしていきます。
 
 
 
 
 

富士山登山をする外国人は多種多様であるという前提

富士スバルライン5合目は、富士山で多くの人が集まる場所の1つです。
 
 
平地とスバルライン5合目はバスで行き来することができるので、スバルライン5合目は多くの観光客、多くの登山者が集まる場所です。
 
 
そして、スバルライン5合目にいると、「ここは日本か?」と感じます。
 
 
耳に入ってくるのは、日本語よりも外国語の方が多いのではないかとさえ思えます。
 
 
外国語といっても、英語、中国語、韓国語などなど、様々な言語が飛び交っています。
 
 
それは登山道でも同様で、様々な言語が聞こえてき、様々な国の方が富士山登山をしています。
 
 
体感として、近年はアジア系の外国人が増えているように感じています。
 
 
ひとくちに外国人といっても、富士山には様々な国の外国人が登っています。
 
 
 
 
 

モチベーションと実行力のある外国人であるという前提

海外で登山をするということは、かなりのモチベーションと実行力が必要だと思います。
 
 
読み書きや会話が十分にできない外国で、交通機関を使い目的の登山口にたどりつくだけでも大変なことだと思います。
 
 
富士山に登る外国人は、モチベーションと実行力のある外国人であるということを前提に、注意喚起内容を検討する必要があります。
 
 
 
 
 

聞き取り内容のテンプレート

僕が考える、『富士山で遭難をして救助された外国人』、『遭難をしかけていた外国人』に対して聞き取りすべきと思う内容は以下の通りです。
 
・どこの国から来日したか
 
・どうやって富士山のことを知ったか。
 
・富士山に登ろうと思ったきっかけ。
 
・富士山登山の開始場所へのアプローチはどのように調べたか。
 
・日本に入国してから、富士山登山の開始場所にはどのようにアプローチしたか。
 
・富士山に登るルートはどのように調べたか。
 
・富士山に登るルートはどのように決めたか。
 
・富士山登山について事前にコースタイムや必要装備などを調べたか。
 
・どのような登山計画を立てていたか。
 
・どこで登山計画が破綻したか。
 
・母国での登山経験があるか。(登った山の標高、コースタイム、実際にかかった登山時間を確認。)
 
・日本での登山経験があるか。(登った山の標高、コースタイム、実際にかかった登山時間を確認。)
 
・富士山登山が来日の主な目的だったか。
 
・富士山登山の厳しさを知った上での登山だったのか。
 
・どのような注意喚起がされていれば、無謀な富士山登山をすることを思いとどまったと思うか。
 
 
 
 
 

聞き取りをすることの目的

聞き取りをすることで、以下の2点が見えてくると思います。

①どこで注意喚起をすれば外国人に届くかが見えてくると思います。

富士山から遠いタイミングで注意喚起が届けば届くほど、無謀な富士山登山を防止する効果があると思います。
 
 
例えば、富士山に登るつもりで吉田ルート5合目までバスで行き、一般的な登山開始地点の5合目に着いたところで初めて富士山登山の厳しさを知ったとしても、「せっかく登るつもりでここまできたんだから、行けるところまで行ってみよう。」となる方が多数だと思います。
 
 
富士山の厳しさを知るタイミングとしては、登山口→登山開始場所に移動するために乗る電車・バスの乗車駅→日本に入国した場所→母国、といった感じで、富士山から遠ければ遠い場所・タイミングであるほど、無謀な富士山登山を防止する効果があると思います。
 
 
富士山登山について、調べることができる時間が増えることになるので。
 
 
聞き取りをすることによって、外国人がどのような経路で富士山までやってきたのかを確認すれば、どこで注意喚起をすれば外国人に伝わりやすいのかが、見えてくると思います。
 
 
 
 
 
聞き取りをすることの目的

②何を注意喚起すれば良いのかが見えてくると思います。

聞き取りにより、『富士山で遭難をして救助された外国人』、『遭難をしかけていた外国人』が、登山に対してどのような意識を持っていたか、富士山に対してどのような意識をもっていたかがわかると思います。
 
 
登山であることの意識すらしていない、意識はしていたけれどリサーチ不足だったという結果がほとんどであり、だからこそ、遭難をしたり、遭難をしかけるということになるのだと思います。
 
 
まずは、遭難をして救助された外国人、遭難をしかけていた外国人の登山に対する意識、富士山に対する意識を確認し、そのうえで、注意喚起内容の検討・作成をすることにより、より効果的なものになると思います。
 
 
 
 
 

聞き取りをするために必要なこと

当たり前のことにはなりますが、聞き取りをするには、聞く側の人間も外国語が話せることが必要となります。
 
 
英語だけではなく、中国語や韓国語なども必要になります。
 
 
『遭難をして救助された外国人』、『遭難をしかけていた外国人』を聞き取り対象とするため、山岳警察が聞き取りをすることを基本とするのが良いと思います。(民間ではなく、公権力による聞き取りが良いと思います。)
 
 
ただ、そうなると、富士山がある、山梨県、静岡県の警察がそこまでのマンパワーを割くことができるのかという懸念材料も出てくるかと思います。
 
 
山梨県、静岡県の警察が無理なのであれば、国が対応することができるのかという話になってくるかと思います。
 
 
 
 
 

注意喚起の内容

富士山登山をする上での注意喚起は下記が主なところになるのかなと思います。
 
 
用紙での配布、登山口への看板設置、インターネットへの掲載などにより、注意喚起をすることになると思います。
 
 
 
注意喚起の内容
 
・山頂への所要時間の目安を記載
 
・荒天に見舞われた場合、真夏でも凍死する可能性があることを記載
 
・高山病により行動不能になることの可能性を記載
 
・落石・滑落の危険があることを記載
 
・登山装備が必要であること(登山靴、登山用レインウェア、ヘッドライト等)を記載
 
・遭難をした場合には高額な救助費用がかかることを記載
 
 
 
 
上記の項目を主にして、『遭難をして救助された外国人』、『遭難をしかけていた外国人』から聞き取った結果を鑑み、注意喚起内容に肉付けをするのが良いと思います。
 
 
 
 
 

富士山登山の厳しさについて海外に向けて発信を

僕の推測ですが、富士山にやってくる外国人の多くは、母国のテレビや、母国で発行されている日本のガイドブックなどを見て、富士山を知り、富士山に登ろうとやってくるのだと思います。
 
 
なので、海外メディア(インターネットメディア含む)や出版社に対して、富士山登山の厳しさが自国民に十分に伝わるように、日本国として依頼をするのが効果的かと思います。(特に富士山登山をすることが多い国に対しての依頼。)
 
 
ニュースや、日本のガイドブックで富士山を取り上げるのであれば、富士山登山の厳しさも併せて取り上げるように要請をするといった感じです。
 
 
少しスケールの大きな話になりますが、日本と各国とでやり取りをするというのが、本来すべき対応なのではないかと思います。
 
 
また、『遭難をした登山者』『遭難をしかけていた登山者』に、旅行サイト(富士山の箇所)に自分の実体験を記載するよう促すというのも、一案かなと思います。
 
 
 
 
 

富士山登山の有料化と許可制の導入

究極的な話をすれば、エベレスト登山のように入山料の支払いを義務とするのが、無謀な登山を防ぐための最も効果のある対策だと思います。
 
 
ただ、そのためには、対応が必要なことや決めねばならないことがあると思います。
(以下は、違反をした場合、逮捕する・罰金を課すなど、完全に有料化することを想定しています。)
 
 
・有料を義務とする法整備が必要。
 
・日本人を含め全員を有料とするのか。
 
・富士山への不法侵入を防ぐためのバリケードなどの設置。
 
・入り口ゲートの警備員の配置はどうするか。
 
・どのように入山料を徴収するか。
 
・入山料はいくら徴収するか。
 
・入山料の徴収などの膨大な処理作業をどのようにさばくのか。
 
・徴収後のお金はどのように使うか。誰のお金になるか。
 
・許可をする登山者数を定めるのかどうか。(例えば、1日2000人を上限として登山許可を出すなど。)
 
・山小屋などの収益減としないためのサジ加減
 
 
 
 
素人の僕が考えただけでも、有料化、許可制とすることは、ひと筋縄ではいかないことは明らかです。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『外国人による無謀な富士山登山を防ぐためにはどうすればよいか』について山トークをしてきました。
 
 
富士山登山をする外国人は多種多様であるという前提
 
モチベーションと実行力のある外国人であるという前提
 
聞き取り内容のテンプレート
 
聞き取りをすることの目的
 
聞き取りをするために必要なこと
 
注意喚起の内容
 
富士山登山の厳しさについて海外に向けて発信を
 
富士山登山の有料化と許可制の導入
 
 
 
 
様々な国からやってくる外国人に対して、予め富士山登山の厳しさを周知するのは極めて難しいことだと思います。
 
 
富士山が位置する、山梨県、静岡県だけに対応を求めるのは酷なことのように思います。
 
 
外国人登山者の振る舞い、人数は山小屋の運営、商売にも大きくかかわることであり、そういった側面からも、外国人による無謀な富士山登山はひと筋縄ではいかない案件だと思います。
 
 
とは言え、装備不足、下調べ不足の外国人が後を絶たないというのは、富士山登山についての周知が十分に行き届いていないということであり、迎え入れる国、自治体、協会、山小屋が連携を図り、実効性のある周知が必要なことは明白です。
 
 
 
富士山は世界遺産であり、日本を象徴する唯一無二の存在です。
 
 
その富士山に外国人が登りにやってくるということは喜ばしいことです。
 
 
しかしながら、富士山は世界的に知名度だけが先行し、富士山登山の厳しさが外国人に伝わっていない、理解されていないというのが現状なのではないでしょうか。
 
 
そして、外国人に富士山登山の厳しさを理解してもらうのは、世界遺産である富士山がある日本が取り組むべき事柄だと思います。
 
 
富士山登山は厳しい登山であるということを外国人が理解した上で富士山登山に臨み、山頂に立ち、無事に下山するというのが、本来であり、素晴らしいことであると思います。
 
 
 
以上、一般登山者、一般人による無責任な考察でした。
 
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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『富士山登山について、これまでに投稿したブログ記事』を、こちらで一覧にしています。
 
 
 
 
 
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僕の登山のビバーク装備

登山のビバーク装備(保温編)【僕の装備をご紹介】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『僕の登山のビバーク装備(保温のための装備)』をご紹介します。
 
 
 
特に秋の山は、気温が下がるため、夏山登山以上にビバーク装備(野宿のための装備)を意識する必要があります。
 
 
 
 
自分のビバーク装備で、気温の低い、秋の山の夜を乗り切ることができるか?
 
 
 
 
常に意識をして、気温が下がる夜の山を乗り切ることができる装備を携行する必要があります。
 
 
今回、ご紹介する僕のビバーク装備は、秋の登山にも、携行をしている装備になります。
 
 
ちなみに、真夏の登山でも同様の装備を携行しています。
 
 
イメージとしては、秋の山にも対応できるものを、夏にも携行しているといった感じです。
 
 
※今回ご紹介する装備では、気象条件によっては不十分な場合がありますのでご留意ください。
 
※北アルプスでは秋でも厳冬期用の装備・ウェアが必要になることがありますのでご注意ください。
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
それでは早速ですが、山トークをしていきます。
 
 
 
 
 

僕のビバーク装備(保温のための装備)

※普段の登山で使用しているものを、ビバーク装備としているものを含みます。
 
 

ツェルト

ビバーク装備といえばツェルト(簡易テント)です。
 
 
僕はストックシェルターを携行しています。
 
 
※ストックシェルターは、2023年10月現在販売されていません。
 
『ストックシェルター』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
『ツェルト』については、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
登山のビバーク装備(保温編)

保温着

モンベルの『ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ』を着るか、携行をしています。
 
 
 
 
 
登山のビバーク装備(保温編)

ウインドシェル

モンベルの『EXライトウインド ジャケット』を携行しています。
 
 
ペラペラですが、重ね着の役割を果たします。
 
 
 
 
 
登山のビバーク装備(保温編)

シェル

ファイントラックのシェルを携行してます。
 
 
冬山登山(北アルプス3000m級)でも使用していたシェルです。(僕は今は冬山を引退しました。)
 
 
 
フロウラップフーディ ファイントラック
 
※僕が持っているものの後継になります。
 
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登山のビバーク装備(保温編)

レインウェア

ジャケット、パンツともにモンベルです。
 
 
ジャッケットは、トレントフライヤー。
 
 
パンツは、ストームクルーザーです。
 
 
 
 
 
登山のビバーク装備(保温編)

ダウンジャケット

モンベルの『アルパイン ダウンパーカ 』(厳冬期用ダウン)を携行しています。
 
 
ちなみに真夏の登山でも携行してます。
 
 
 
 
 
登山のビバーク装備(保温編)

サバイバルシート

一般的なサバイバルシートを携行しています。
 
 
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登山のビバーク装備(保温編)

シュラフカバー

SOLの『エスケープライトヴィヴィ』を携行しています。
 
 
シュラフカバーに入ることで、保温効果があります。
 
 
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登山のビバーク装備(保温編)

マット

山と道の『ミニマリストパッド』を使っています。
 
 
マットなしに、直に座ったり、寝たりすると、地面から体温を奪われます。
 
 
マットは折りたたんでザックの背中側に入れています。
 
 
 
登山のビバーク装備(保温編)

着替え

下着、長袖、長ズボン、靴下を携行しています。
 
 
ウェア類が、雨や汗で濡れてしまった場合に備えて携行してます。
 
 
身につけているウェアが濡れた場合、登山中にはそう簡単には乾きません。
 
 
 
 
 
登山のビバーク装備(保温編)

クッカー、ガスカートリッジ、バーナー

お湯を沸かして飲むために携行しています。
 
 
ビバーク装備として、飲み物(水など)も必要ということになります。
 
 
 
僕が携行しているバーナー
 
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僕が携行しているガスカートリッジ
 
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僕が携行しているコッヘル
 
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まとめ

以上、『僕の登山のビバーク装備』について、山トークをしてきました。
 
 
・ツェルト
・保温着
・ウインドシェル
・シェル
・レインウェア
・ダウンジャケット
・サバイバルシート
・シュラフカバー
・マット
・着替え
・クッカー、ガスカートリッジ、バーナー
 
 
 
ビバーク装備は、使わないから携行するのをやめるという類の装備ではなく、万が一に備え、いつも携行する必要がある装備です。
 
 
万が一の時の備えがあればこそ、落ち着いた登山をすることができ、安全登山につながると思っています。
 
 
以前に日本百名山を完登した時も、100座全ての山行で、ビバーク装備は必ず携行をして臨みました。
 
 
登山計画よりも時間が押してしまい登山中に焦りを覚えたり、歩いている登山道が正しい登山道なのか不安になることもありましたが、万が一の時は、ビバークすることができる装備を持っているんだ、と言い聞かせ落ち着いた行動をすることができました。
 
 
日本百名山の完登は、ビバーク装備を携行していたからこそ達成することができたと思っています。
 
 
もちろん、ホームの北アルプス登山をする時にもビバーク装備は必ず携行しており、だからこそ、今まで無事に登山をすることができていると思います。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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秋の山(北アルプス)の紅葉

秋の登山で絶対に意識すべきこと【安全登山のために】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
今回は、『秋の登山で絶対に意識すべきこと』について、山トークをしていきます。
 
 
秋の登山では、以下の2点を絶対に意識する必要があります。
 
 
①氷点下に耐えられる装備(ウェア)を携行する
 
②日没が早いことを意識する
 
 
 
それぞれについて、山トークをしていきます。
 
※このブログ記事でいう秋の山は、9月から10月頃までを想定しています。
 
※山は、天候によっては、真夏でも平地の冬よりも厳しい状況になることがあります。
 
※山によっては、10月でも厳冬期装備・ウェアが必要です(夏でも低体温症に陥るケースもあります)。
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
秋の登山で絶対に意識すべきこと①

氷点下に耐えられる装備(ウェア)を携行する

山に入る以上、遭難をしてしまう可能性が0%になることはありません。
 
 
さらに言うと、遭難をしてしまい、山の中で夜を過ごすことになる可能性が0%になることはないということになります。
 
 
北アルプスの稜線では、9月も半ばになれば、霜が降りたり、氷が張ったりします。
 
 
まとめると、
 
遭難する可能性が0%では無い → 夜の山で過ごすことになる可能性が0%では無い → 氷点下の中で過ごすことになる可能性が0%では無い
 
 
したがいまして、例え日帰り登山であっても、秋の山では『氷点下の夜に耐えることができる装備を携行する必要がある』ということになります。
 
※日中でも氷点下になる場合があります。
 
 
『ソロ登山におすすめな軽量ビバーク装備』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
※秋の山の登山では、上記リンクのビバーク装備に加え、ダウンジャケットなどが必要です。
 
 
 
 
アクシデントによって身動きが取れなくなった場合、夏山であれば、そのままの状態で助けを待てば良いケースもありますが、秋の山では十分な保温をしないと体温が奪われていくケースがあります。
 
 
昼間の山でさえもです。
 
 
秋の山は、夏山と違い、低温のため、ただそこにいることさえも、命の危険にさらされることになるケースがある場所です。
 
 
したがいまして、秋の山ではダウンジャケットを携行するなどの低温対策が必須です。
 
 
 
 
 
秋の登山で絶対に意識すべきこと②

日没が早いことを意識する

体感として、山の日の入りは平地に比べると早いです。
 
 
これは夏でも秋でも同様です。
 
 
理由は、太陽光が、山や、木々に遮られるからだと思います。(詳しい要因は、僕自身よくわかっていませんが、体感として日没が平地よりも早いのは確かです。)
 
 
アクシデント等によって、予定の時間よりも下山の時間が押してしまうということは大いにあり得ることです。
 
 
なので、例え日帰り登山でも、ヘッドライトと予備電池は必ず携行しましょう。
 
 
※ヘッドライトは、①の『夜の山に耐えることができる装備』にもつながります。
 
※僕は秋の山に限らず、登山をする際は必ずヘッドライトと予備の電池を携行しています。
 
 
また、日没が早いということは、気温が下がり始める頃合いも、早いということになります。
 
 
逆に日の出の時間は遅くなり、夜が長くなります(=気温の低い時間帯が長い)
 
 
低温の長い夜を耐えるために、ヘッドライトと、①でお話ししたビバーク装備は必ず携行しましょう。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『秋山登山で絶対に意識すべきこと』について、山トークをしてきました。
 
 
①氷点下に耐えられる装備(ウェア)を携行する
 
②日没が早いことを意識する
 
 
 
 
秋の山では鮮やかな紅葉を目にすることができます。
 
 
また、空気が澄むので、綺麗な山景色を眺めることができます。
 
 
一方で、気温が低く、低体温症に陥るリスクが上がります。
 
 
低温の秋の山は、その場にいるということですら、身に危険を及ぼしていることになる場合があります。
 
 
低温の夜に耐えられる装備、ヘッドライトの携行(秋の山に限らず)が秋の山では重要になります。
 
 
 
 
それでは、また次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
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登山口の駐車場

混雑する登山口駐車場に、高確率で車を停めることができる時間帯について考えてみました

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『混雑する登山口駐車場に、高確率で車を停めることができる時間帯』について、山トークをしていきます。
 
 
 
僕のホームの北アルプスでは、ハイシーズンには駐車場が混雑します。
 
 
人気の山の登山口駐車場は、満車になることもザラです。
 
 
僕は駐車場入りするときは、車を停めれるかどうか、いつもドキドキしています。
 
 
ある意味、1回の登山の中で最も緊張するシーンは、駐車場入りする時かもしれません。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

混雑している登山口駐車場について

①まずは、登山口駐車場に停まっている車の種類の確認
 
②車を停めることができる可能性
 
③ 高確率で車を停めることができる時間帯
 
④登山口駐車場での車中泊について
 
⑤路上駐車や駐車スペース外への駐車について
 
⑥まとめ
 
 
 
 
 
混雑している登山口駐車場について

①まずは、登山口駐車場に停まっている車の種類の確認

登山口駐車場に停まっている車は、主に以下の①から④になると思います。
 
⑴山小屋泊やテント泊をしている登山者の車
 
⑵駐車場に前日入りして車中泊をしている車
 
⑶既に登山をスタートしている登山者の車(当日入り組)
 
⑷登る準備をしている登山者の車(当日入り組)
 
 
 
 
 
混雑している登山口駐車場について

②車を停めることができる可能性

登山当日に、自分が登山口駐車場に入る場合、⑴、⑵の車から駐車スペースを勝ち取るのは不可能です。
 
 
少しでも早く、自分が登山口駐車場に入ることによって、⑶、⑷の車を差し置いて車を停めることができる可能性は上がります。
 
 
仕事からの登山の場合、仕事が終わったら即登山口駐車場に向かうことにより、車を停めることができる可能性を高めることができます。(停めた後は車中泊)
 
 
ちなみに、僕がよく行く北アルプスのいくつかの登山口駐車場は、土曜日でも午前2時ごろであれば車を停めることができる場合もありますが、ハイシーズンなどは午前2時でも余談を許しません。
 
 
金曜日に仕事を終えて、金曜日のうちに駐車場入りしても、登山口に最も近い駐車場は満車になっていることもあったりします。
 
 
複数の駐車場がある場合には、登山口から遠ければ遠いほど、駐車スペースが空いている可能性は上がります。
 
 
中には、登山口まで歩いて1時間以上も離れた場所にある駐車場もあります。
 
 
 
 
 
混雑している登山口駐車場について

③ 高確率で車を停めることができる時間帯

それは、山に入っていた登山者が下山をしてくるタイミングです。
 
 
たとえば、槍ヶ岳、穂高岳、北アルプス裏銀座の山々の登山口となっている新穂高の駐車場は、激混みをする駐車場です。
 
 
登山者無料駐車場は、夕方の段階で、満車となることがあります。
 
 
そんな激混み駐車場に車を停めれるタイミングは、山に入っていた登山者がおりてきて、駐車場の車に乗って帰っていくタイミングしかありません。
 
 
具体的には、昼から16時くらいまでになるかと思います。
 
 
当たり前のことにはなりますが、登山前日の昼から16時くらいまでに登山口駐車場に入るのが、最も車を停めることができる可能性が高くなると思います。
 
 
そして、停めた後は車中泊です。
 
 
 
 
 
混雑している登山口駐車場について

④登山口駐車場での車中泊について

車中泊が禁止されている駐車場もあるので、事前の確認が必要です。
 
 
また、駐車場にトイレがあるかどうかの事前確認も必要です。
 
 
『登山のための車中泊』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
混雑している登山口駐車場について

⑤路上駐車や駐車スペース外への駐車について

数時間かけて遠方からはるばるきたのに、駐車場が満車だった。
 
 
そんな場合、路上駐車や、駐車スペース外に車を停めたくなるのもわからなくはないですが、僕は路上駐車や駐車スペース外への駐車はしません。
 
 
理由は登山に集中できなくなるからです。
 
 
してはいけないことをしているわけなので、自分の車がレッカー移動される可能性もあります。
 
 
また、自分の車が出ることができなくなってしまうような場所に、他の車が停められてしまう可能性もあります。
 
 
なので、登山中も自分の車が無事かが気がかりになり、僕の場合、登山に集中できなくなります。
 
 
そうならないよう、駐車スペースに車を停めれるように、少しでも早く駐車場入りするようにしています。
 
 
 
 
 

⑥まとめ

以上、『混雑する登山口駐車場に高確率で車を停めることができる時間帯』について、山トークをしてきました。
 
 
①まずは、登山口駐車場に停まっている車の種類の確認
 
②車を停めることができる可能性
 
③ 高確率で車を停めることができる時間帯
 
④登山口駐車場での車中泊について
 
⑤路上駐車や駐車スペース外への駐車について
 
⑥まとめ
 
 
 
日本百名山の登山をしていたときも、それぞれの山で「駐車場に車を停めれさえすれば、登頂できたも同然」とさえ思っていました。
 
「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で達成)」については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
「登山者がゆとりをもって車を停めれるような、大きな駐車場があればな~」と切に願いますが、木を切って、整地して、駐車場を作るには費用がかかります。
 
 
登山口の駐車場は、基本、無料ですので、費用対効果を考えれば、駐車場の拡張は現実的ではありません。
 
 
限られた駐車場があるだけでもありがたいことです。
 
 
節度を守って、他の登山者とトラブルにならないよう、駐車場を利用させていただくに限ります。
 
 
登山口駐車場への駐車も含めて登山なんだと、僕は思うようにしています。
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
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『日本百名山の100座すべての登山口駐車場情報と車中泊の快適度など【自分で実際に行った感想】』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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日帰り登山の装備について【自分の登山装備で乗り越える必要がある山のリスクをピックアップ】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山装備についての僕の考え方』をお話ししたいと思います。
 
 
 
夜明け前の暗い時間帯からの単独登山をすることが多い僕にとって、ザックに入れて携行する登山装備は、相棒であり、心の拠り所です。
 
 
しっかりとした装備を携行すればこそ、1人でのナイトハイクにも、より遠くまでの日帰り登山にもトライすることができます。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
登山装備について考える時、僕は、次の問いかけを自分にするようにしています。
 
 
 
 
 
この装備で、登山中の様々なリスクを凌ぐことができるだろうか?
 
 
 
 
 
電気も、ガスも、水道も無く、救急車も、パトカーも助けには来てくれない山の中。
 
 
そんな山の中で直面してしまった時に、凌ぐことができないと命に関わる7つのことを、まずはお示ししたいと思います。
 
 
 
 
 

山の中で凌ぐことができないと命に関わる7つのこと

 
 

①闇を凌ぐ

登山中にケガをして身動きが取れなくなる。
 
道に迷う。
 
などなどで、山の中で夜を迎えてしまったとき、闇を凌ぐにはどうすればよいか。
 
 
 
 
 

②雨風を凌ぐ

たとえ晴れ予報だったとしても、山では急激に天気が崩れることが。
 
雨風を凌ぐにはどうすればよいか。
 
 
 
 
 

③低温を凌ぐ

真夏でも氷点下の体感温度となることがある山の稜線。
 
低温を凌ぐにはどうすればよいか。
 
 
 
 
 

④空腹を凌ぐ

エネルギー不足により、山の中で動けなくなるというのは命取りに。
 
空腹とエネルギー切れを凌ぐためにはどうすればよいか。
 
 
 
 
 

⑤喉の渇き、体の渇きを凌ぐ

登り下りをして汗をかいたり、体温を維持したり。
 
水分が失われやすい山の中。
 
喉の渇き、体の渇きを凌ぐためにはどうすればよいか。
 
 
 
 
 

⑥野生動物を凌ぐ

山は野生動物の住処です。
 
万が一、熊などの野生動物に遭遇してしまったとき、野生動物の脅威を凌ぐためにはどうすればよいか。
 
 
 
 
 

⑦ケガ、痛みを凌ぐ

万が一、山の中でケガをしてしまったとき。
 
どうやってケガと痛みを凌ぐか。
 
 
 
 
 
以上の、少なくとも7つについて、凌ぐことができる登山装備を携行することが重要になってきます。
 
 
しかしながら、あれもこれもザックに入れていては、日帰り登山なのに、テント泊装備状態になってしまいます。
 
 
登山中の様々なリスクに対応でき、かつ、装備の軽量化をすることが、日帰りのロングトレイルでは重要になってきます。
 
 
また、低山であっても、北アルプス3000メートル級とリスクの程度に差こそあれ、リスクに直面する可能性があることを忘れてはいけません。
 
 
 
 
 

軽量化の考え方

 
 
持っていくべき装備を、携行しないことによって、軽量化をするのではなく、持っていくべき個々の装備を、軽量かつコンパクトにすることを考えるのが重要です。
 
 
ただし、軽量かつコンパクトにすることによりリスクへの対応力が低下する場合があります。
 
 
また、登山アイテムは軽量、コンパクトになればなるほどお金がかかることに・・・。
 
 
 
 
 

軽量化をとるか、リスクへの対応力を高めるか

 
 
これは登山装備を考えるうえで、永遠の課題だと思います。
 
 
ダウンジャケットを例にするとこんな感じです。
 
 
・羽毛の量が少ない軽量コンパクトなダウンにすると、氷点下になった時には寒さを感じる。
 
 
・羽毛の量の多いダウンで氷点下でも十分な保温力だけど、かさばるし重い。
 
 
 
軽量化をとるか、リスクへの対応力を高めるか。
 
 
その人しだい、ケースバイケースになります。
 
 
 
 
 

登山装備へのお金のかけ方

 
 
僕はブランド料は払いませんが、機能にはお金をかけます。
 
 
登山装備には命を預けることになると言っても過言ではありません。
 
 
自分が重要だと思う登山装備について、スペックが上がることによって購入費用が上がるのであれば、それは必要経費だと思っています。
 
 
中途半端なランクのものを買うと、結局最上位モデルが欲しくなり、買い直すことになることがあります。
 
 
最初から最上位モデルを買っておけば、やっぱりもっといいものが欲しいな〜、と思うこともありません。
 
 
しかしながら、登山装備については、ひとつの考え方が全ての山道具に当てはまるということはありません。
 
 
最終的には、実際に山で使う中で、自分に合ったもの、その時の登山にあったものに集約していくしかないと思います。
 
 
 
 
 

登山装備についての考え方 まとめ

 
 
①山で起こりうる様々なリスクに対応できる装備にする。
 
 
②軽量でコンパクトな山道具が理想だけれど、
 
 
③軽量化をとるか、リスクへの対応力を高めるかが永遠の課題。
 
 
④ブランド料はケチる。機能にはお金をかける。
 
 
 
 
 
相容れない要素を含んだ登山装備のチョイスについて、ご参考までに僕の導き出した、現状の答えをお示しします。
 
 
が、その前に。
 
 
※すべての登山者にとって、最適解であるわけではありません。
 
 
※装備を購入して、即、ザックに入れるだけでは不十分です。
 
 
※必ずフィールドテストをしましょう。
 
 
 
 
 
この装備で、登山中の様々なリスクを凌ぐことができるだろうか?
 
 
 
 
 
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僕が登山装備を詰め込んでいるザックをご紹介
 
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日本百名山の会津駒ヶ岳を登山した時に撮影した山頂での休憩

登山中には休憩しない方が疲れないと僕は思ってます

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山中には休憩しない方が疲れないと僕は思ってます。』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
僕は登山中にはほぼ休憩をしない派です。
 
 
休憩をしない方が、スピーディーかつ効率的に登山をすることができると思ってます。
 
 
※登山中の無理は禁物です。自分の体力に合わせて、適宜、休憩をとりましょう。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

登山中には休憩しない方が疲れないと僕は思ってます。

①登山中の休憩のとりかた(僕の場合)
 
②僕が登山中にほぼ休憩しない理由
 
③僕が登山中に休憩をするとき

 
 
 
 
 
それぞれについて、山トークをしていきます。
 
 
 
 
 
登山中には休憩しない方が疲れないと僕は思ってます。

①登山中の休憩のとりかた(僕の場合)

僕の場合、登山中に立ち止まる(=休憩する)のは以下の時です。
 
 
・写真を撮る時
 
・山小屋で飲み物を購入する時
 
・水場で水を補給する時
 
・トイレに寄る時
 
・山頂に着いた時

 
 
立ち止まると言っても、数秒から2〜3分ですが、例え写真を撮るために立ち止まる数秒の時間でも、息を整えることができ、休憩できていると思ってます。
 
 
山頂では、30分〜1時間くらい休憩をします。
 
 
山ごはんのカップヌードルを食べたり、写真を撮ったりで、30分から1時間くらいを過ごします。
(疲れたから休むというよりは、エネルギーの補給と景色などを満喫する時間です。)
 
 
『僕の山ごはんのカップヌードル』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
ちなみに、山頂での30分〜1時間は、基本的には座らずに立ったまま過ごします。
 
 
理由は後ほど。
 
 
少しお行儀が悪いですが、カップヌードルも立ったまま食べるスタイルの、立ち食いカップヌードルです。
 
 
 
 
 
登山中には休憩しない方が疲れないと僕は思ってます。

②僕が登山中にほぼ休憩しない理由


 
①休憩してたら山頂は近づきません。
 
②僕はガンガンと登るタイプなので、かなり汗をかきます。休憩すると汗冷えしてしまいます。
 
③感覚的な話になりますが、数分以上の休憩をすると筋肉が固まってくる気がします。
 
④休憩をすると、再び行動をするのが億劫になってしまいます。
 
⑤座って休憩すると、筋肉が固まる気がするのと、再び行動をするのが億劫になってしまいます。
(立ち食いカップヌードルの理由です。)
 
 
僕の場合、4〜5時間の行動時間であれば、休憩はボトルに水分を補充する時と、トイレに寄る時くらいで、合計5分〜10分ほどです。
 
 
 
 
 
登山中には休憩しない方が疲れないと僕は思ってます。

③僕が登山中に休憩をするとき

行動時間が4〜5時間を超えてくると、僕は5分〜10分の休憩をします。
 
 
僕は日帰り登山でも10キロ超えのザックを背負っているので、長時間ザックを背負っていると肩が痛くなります。
 
 
ザックをおろし、肩の血流を良くして、肩を休ませるのが、僕が休憩をする主な目的です。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、「登山中には休憩しない方が疲れないと僕は思ってます。」ということで山トークをしてきました。
 
 
①登山中の休憩のとりかた(僕の場合)
 
②僕が登山中にほぼ休憩しない理由
 
③僕が登山中に休憩をするとき

 
 
登山中に休憩をして、おやつを食べる時が好きと言う方も多いと思います。
 
 
また、以前に両親を連れて富士山や蝶ヶ岳に登った時は、定期的に5分から10分の休憩をとりながら登りました。
 
 
個人的には、登山中には休憩をしない方が、心地良い、充実した登山をすることができますが、自分の体力に合わせ、またケースバイケースで休憩を取ることも大事だと思います。
 
 
フルマラソンでは、一定のペースで走ることが好記録につながると言われています。
 
 
だとすれば、登山も同様で、休憩により行動を中断せず、一定のペース(負荷)で登ることがスピーディーかつ効率的な登山につながると思ってます。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
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