立山登山で登山用タイツにランニングパンツをはいて記念写真

登山でタイツをはく理由とズボンに比べたメリットについて【登山初心者向けのウェアリングのはなし】

 
 
 
 
 
登山をする際の下半身の服装は、タイツの上にハーフパンツやスカートをはくパターンと、単に長ズボンを履くだけのパターンに大きく分かれます。
 
 
ちなみに僕の登山スタイルは、タイツの上にランニングパンツを履くスタイルです。
 
 
 
日本百名山の平ヶ岳山頂で撮った記念写真
 
平ヶ岳山頂で登山用タイツにランニングパンツのスタイルで記念写真
 
 
 
2017年に146日間で日本百名山を完登した際も、100座全ての登山でタイツの上にランニングパンツを履くスタイルでした。
 
(ランニングパンツをはいている理由は、単に見た目を気にしてのことです。あとは保温効果もありです。)
 
 
ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)』については、こちらで投稿してます。
 
 
日本百名山登山の山頂記念写真(タイツをはいている写真)』を、こちらで投稿しています。
 
 
 
 
 
登山では肌を出すことにより、様々なリスクを負うことになります。
 
 
このブログ投稿では以下について説明をしたいと思います。
 
 
①タイツ(ズボン)を履くことによって得られる効果(=回避できるリスク)
 
②登山においてタイツの方がズボンよりも優れている点
 
③サポートタイツとコンプレッションタイツ
 
 
 
それではそれぞれについて、詳しく説明していきます。
 
 

登山にタイツ(長ズボン)を履くことによって得られる効果

寒さ対策

平地に比べて標高が高い山は気温が低く、場合によっては低体温症に陥ってしまうような場面が多々あります。
 
 
・登山開始直後で気温が低い朝の時間帯
 
・荒天時の登山(晴天からの天気の急変)
 
・太陽が雲に遮られた山頂や稜線
 
・山小屋約やテント泊時の夜
 
 
タイツやズボンをはくことによって、寒さ対策をすることができます。
 
 
 

濡れ対策

登山では、大雨でなくても、足が濡れるシーンが結構あったりします。
 
 
・レインウェアパンツをはくかはなないかの程度の雨。
 
・朝露などがついている、笹、ハイマツ、草木の中を歩く登山。
 
・ぬかるんでいて、泥がはねあがる状態の登山道。
 
 
濡れた素足が風に吹かれると、一気に体温を奪われます。
 
 
タイツやズボンをはくことによって、体温が急激に奪われるのを防ぐことができます。また、肌に直接、泥がつくのを防いぐことができます。
 
 
 

虫対策

登山道には、刺してきたり、噛んできたりする虫や、ダニがいることがあります。
 
 
タイツやズボンをはいていれば、ほぼ全ての虫から肌を守ることができます。
 
 
 

日焼け対策

平地に比べ紫外線の強い稜線など、長時間に渡り生足で登山をすると真っ赤に日焼けをしてしまうことがあります。
 
 
タイツやズボンをはいていれば、言うまでもなく、日焼けから足を守ることができます。
 
 
 

ケガ対策

登山道で歩を進めている時、樹木やハイマツの枝が登山道にかかっていることがあります。
 
 
岩に足をぶつけることもあれば、足を擦ってしまうこともあります。
 
 
素足で登山をしていると、擦り傷や打ち身になってしまう状況でも、タイツやズボンをはいていれば防げたり、軽減をすることができます。
 
 
 

登山において、タイツにあってズボンに無いものは動きやすさ

春や秋で気温が低い時期のマラソン大会などを見たときに、プロの選手や上位の市民ランナーで長ズボンをはいて出場をしている選手は見たことがありません。
 
 
それは、タイツの方がズボンよりも走りやすい(動きやすい)からです。
 
 
登山においては登山道に大きな段差があることがあります。
 
 
段差を登る際には太ももを大きく上げる必要があり、そのような場合、ズボンでは生地がつっぱることがあります。
 
 
登山はマラソンなどよりもウェアにさらに動きやすさが求められるので、僕はズボンではなくタイツを使用しています。
 
 
 

タイツをはいていても寒さを感じるときは

タイツをはいていても寒さを感じる時は、レインウェアパンツ(登山では必須装備)をはけば解決です。
 
 
 

サポートタイツとコンプレッションタイツ

タイツには、サポートタイツとコンプレッションタイツがあります。
 
 
コンプレッションタイツは圧力により疲労を軽減する効果が期待できるとされています。
 
 
登山タイツの選び方としては、試着をしてみて、ほど良い締め付けだと感じるものを選べばよいと思います。
 
 
山小屋泊やテント泊をする場合もあるかと思うので、2日に渡りタイツをはきっぱなしになることもあります。
 
 
タイツの圧力が強すぎると、それがストレスになってしまうこともありえます。
 
 
 

まとめ 登山にタイツをおすすめする理由

タイツやズボンを履くことにより、登山における肌への様々なリスクから肌を守ることができます。
 
 
登山中のリスク
 
・寒さ
 
・雨や露による濡れ
 
・擦り傷、切り傷、打ち身などのケガ
 
・虫
 
・紫外線、日焼け
 
 
登山中の肌の露出を避けることにより、上記のような様々なリスクを軽減することができます。
 
 
そして、タイツはズボンに比べ、動きやすいというメリットがあります。
 
 
また、個人の感覚もあると思いますが、着圧などによる疲労軽減などの効果も期待できたりします。
 
 
山ガールの場合は、登山用のスカートもあるので、タイツとスカートを組み合わせおしゃれに、華やかに登山をすることもできるかと思います。
 
 
僕はこれからも引き続き、タイツにランニングパンツの組み合わせで無雪期の登山をしていきます。
 
 
 
百名山登山で使用したタイツ(その後も使用中。)
 
CW-X ジェネレーターロングタイツ
 
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僕の登山装備(登山ウェア含む)をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
登山のウェアリングをより快適にする方法について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
日帰り登山のノウハウをこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

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