登山ノウハウ・ルートの詳細」カテゴリーアーカイブ

ルートインホテルの外観

登山遠征の前泊で重宝しているビジネスホテル【ルートインホテルズが登山の前泊におすすめな理由をご紹介】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山前日の宿泊にルートインホテルズがおすすめです』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
登山の前泊手段として車中泊をする登山者も多くいると思いますが、他県への遠征登山、長丁場となる登山の前泊はやはりビジネスホテルが良いと思います。
 
 
2017年に146日間で達成した『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』では、日本全国で、ネットカフェ、車中泊、ビジネスホテル泊をしましたが、体のコンディション維持を考えると、やはりビジネスホテルに泊まるのが断然よかったです。
 
『146日間で達成した百名山登山の宿泊内容など』については、こちらでブログ投稿をしています
 
 
ビジネスホテルといっても種々雑多で、様々な全国チェーンも展開されており、選ぶのも意外と大変です。
 
 
そんなビジネスホテルの中でも個人的に気に入っている、ルートインホテルズについて、おすすめするポイントをまとめてみました。
 
 
個人的なイメージとしては、宿泊費は中間層、清潔感、快適度はAランクだと思っています。
 
※あくまで2019年時点の個人的なイメージです。
 
※築年数が経っている場合は、清潔感が無いケースもあります。
 
※公共交通機関を利用しての登山の方にはおすすめできません。(駅などから離れた場所の立地が多いため。)
 
 
 
ルートインホテルの外観
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

大浴場がある

ルートインホテルズには基本的に人工温泉の大浴場があります(各客室にはユニットバスがあります)。
 
 
部屋からタオルとバスタオルを持ってドアトゥドアでお風呂に入れるので登山前日に体をしっかりとほぐすことができます。
 
 
土地勘のない場所で温泉やスーパー銭湯などを探す手間が省け、移動時間もかからないので、登山前日の時間の節約をすることができます。
 
 
さすがにスーパー銭湯などと同等の広さはありませんが、湯船も洗い場も十分な広さと清潔感があります。
 
 
利用時間はチェックイン時間の15時から深夜まで利用可です。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

駐車場が無料の場合が多く24時間出し入れ可能

ビジネスホテルの駐車場は有料であったり、契約駐車場であったり、自分で出し入れができないタワー式の駐車場の場合もありますが、ルートインホテルズは無料の駐車場が完備されているケースがほとんどです。
 
 
僕の場合、登山装備やら宿泊の荷物やらで、荷物を車から1度に運び出せないことが多いので、フロントからすぐの場所にある駐車場、自由に何度でも車まで行き来ができる駐車場は大変ありがたいです。
 
 
また、登山をする日は午前2時~3時にホテルを出発することが多いので24時間自由に車を出し入れできるのは重要なポイントです。
 
 
ホテルの近くに食事処がないケースでも、自由に何度でも車を出し入れできるので車で食事に行くことも可能です。(基本的には歩いて行ける距離に食事処があります。)
 
 
※駐車場完備ということは裏を返せば駅や繁華街からは離れた土地の安い場所に立地しているということになります。公共交通機関を利用しての登山の方にはルートインホテルズはおすすめできないケースが多いと思います。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

客室が綺麗な場合が多い

部屋の広さは一般的なビジネスホテルの広さで、可もなく不可もなくといった感じです。
 
 
百名山登山では全国各地のルートインホテルズに宿泊しましたが綺麗な部屋の場合が多かったです。
 
 
中には建築年数がだいぶたっているケースもあるので、事前にネットで調べておくと間違いがないです。
 
 
客室のカギはかさばらないカード式のカギです。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

コンビニや飲食店が近くにある場合が多い

基本的にホテルから歩いて行ける場所(5分~10分以内)にコンビニや食事処、全国チェーンの飲食店があります。
 
 
万が一、コンビニ・飲食店が近場にない場合でもホテル内にレストランがあります。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

基本的に全室フリーWi-Fi

フリーWi-Fi完備なので、タブレットやパソコンで調べごとをしたり、ブログ投稿、SNS投稿をスピーディーにすることができます。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

基本的に全室に電源付きのデスクがある

僕は前泊の宿にノートパソコンを持ち込んでブログ投稿やSNSへの投稿をすることが多いですが、十分な広さのデスクが備わっています。
 
ルートインホテルの客室
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

コインランドリーがある

登山の前泊で使うことはまずないと思いますが、後泊をする際にはありがたいコインランドリー。
 
 
大浴場に洗濯機と乾燥機が完備されています。
 
 
洗濯機、乾燥機ともに、他のビジネスホテルにも設置されているタイプのものです。
 
 
洗剤はフロントで使い切りタイプを購入できます。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

朝食付き

僕の場合、登山当日はホテルで食事をしてから出発ということはまず無いですが、登山の後泊をする場合にはバイキングの食事(基本的に宿泊プランに込)をいただいています。
 
 
朝食込みの宿泊料金で、他のビジネスホテルチェーンと比べても同等の食事内容といった印象です。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

予定変更の場合、返金対応をしてくれる

以前に3泊4日の連泊をする予定だったことがありましたが、急用により、2泊3日に変更せざるを得ないことがありました。
 
 
宿泊費の清算を済ませた後の予定変更だったので、キャンセル料がかかると思いましたが、キャンセルすることになった1泊分の宿泊費は全額返金していただくことができました。(必ずしも全てのケース、全てのチェーンで対応してくれるとは限らないと思いますが。)
 
 
ちなみに僕はホテルの予約は楽天トラベルでしますが、予約時の事前決済ではなく、ホテルのフロントでの決済を選択するようにしています。
 
 
楽天トラベル経由での支払いはキャンセル料の返金などが煩雑になるので、ホテルフロントでの決済にするのが良いです。
 
 
僕は楽天トラベルのヘビーユーザーです! ↓ 楽天トラベルにリンクしてます。
 

 
 
 
 
 

より快適に利用するために

ルートインホテルズの印象として、現場系の仕事で利用をされている方が多いです。
 
 
もちろん、観光で利用している宿泊客も多く、女性一人でも安心して泊まることができる宿ですが、駐車場、大浴場、コインランドリーの利用を前提としているようであれば、なるべく早めにチェックインをするのが無難です。
 
 
感覚としては、17時頃から大浴場、コインランドリーの利用率が高くなります。
 
 
 
 
 

まとめ

僕がルートインホテルを気に入っている理由は、宿泊費は普通レベル、それでいて快適に過ごすための環境、設備が整っているという点です。
 
 
それが全国でほぼ均一に整っているという印象なので、ネットで宿を探す際はまずはルートインホテルがあるかどうかを確認することにしています。
 
 
僕はこれからも登山前泊の際にはルートインホテルを第一候補に考えていきたいと思っています。
 
 
※冒頭でも記載しましたが、宿泊費や設備のイメージは2019年時点の個人的なものです。
 
 
 
 
 
楽天トラベルのルートインホテルズの検索結果はこちら
 
 
 
 
 
基本、人工温泉のルートインですが、天然温泉の場合もあります。
 
 
ルートイン グランティア飛騨高山 和蔵の宿

 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

海抜0mからの富士山登山であるルート3776を達成した記念に富士山頂で記念撮影

『富士山登山ルート3776』を日帰りで踏破してみて感じたポイント【富士山へ、0からの挑戦】

 
 
 
 
 
『富士山登山ルート3776』を日帰りで踏破するためのポイントなどをまとめました。
 
 
ルート3776は、ゼロ富士と呼ばれたりもします。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
『富士山登山ルート3776』は静岡県の富士市によって設定された富士山登山のルートです。
 

 
 
 
富士山登山ルート3776は、海抜0mから富士山頂までをつなぐルートで、駿河湾にタッチしてから、日本最高峰富士山剣ヶ峰(標高3776m)までの道のりは約42キロです。
 
 
その標高差は単純に、海抜0mの海岸から富士山頂までの3776mとなります。
 
 
海抜0mからの富士山登山なので、ルート3776は、ゼロ富士とも呼ばれます。
 
 
起点となる「鈴川の富士塚」は厳密には標高0mではないですが、歩いて20~30分ほどで海に触れることができる海岸まで行けるので、富士山登山ルート3776に挑戦する登山者の多くは、海岸からスタートをしていると思います。
 
 
 
『富士山登山ルート3776の登山レポート』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
スタートの海岸(駿河湾)で撮影
 

 
 
 

富士山登山ルート3776に挑戦した実際の行程

駿河湾~鈴川の富士塚~富士山登山ルート3776~日本最高峰富士山剣ヶ峰(お鉢めぐり)~富士宮ルート5合目
 
 
富士山登山ルート3776の起点となる鈴川の富士塚は厳密には海抜0mではありません。
 
 
富士塚から20~30分ほど歩くと海にタッチできるポイントがあります。
 
 
砂山公園から海岸沿いに15分ほど東に歩いていくとアスファルト道が途切れ、海にタッチすることができる海岸に着きます。
 
 
「ふじのくに田子の浦みなと公園」も富士山登山ルート3776の起点となっていますが、車で下見をしたところ、スタンプポイントを発見することができませんでした。(僕のリサーチ不足ですが・・・。)
 
 
富士塚はその名の通り、塚があり、起点として画にもなると思い、僕は鈴川の富士塚を起点として選びました。
 
 
富士山登山ルート3776の起点となる鈴川の富士塚
晴れていれば遥か遥か遠くに富士山を望むことができます。
 

 
 
起点のボックスにスタンプラリーのスタンプやガイドブック、挑戦者識別ステッカーが入っています。
 

 
 
富士塚から20~30分で海に触れることができる海岸に行くことができます。
 
 
富士塚から砂山公園を目指し、公園から東に向かって歩くと海岸にたどり着きます。
 

 
挑戦時には、砂山公園の駐車場に車を停める登山者が多いようです(詳しくは後述)。
 
 
 

富士山登山ルート3776の登山前のアプローチと下山後

①マイカーを富士宮ルート5合目にデポ
 
②富士宮ルート5合目から富士駅近くの宿までタクシーで移動(13000円ほど)
 
③富士駅近くの宿から駿河湾までタクシーで移動(3000円ほど)
 
④駿河湾から富士山頂を経て富士宮ルート5合目まで登山
 
⑤富士宮ルート5合目から宿までマイカーで移動
 
 
 
 
 
ルート3776の登山前日と下山後は、『ホテルグランド富士』に宿泊しました。
 
 
楽天トラベルなどのリンクです。

↑ ↑ ↑
 
優雅なホテルでした。それほど高くもなかったです。
 
 
 
 
 

トータルのタクシー代とタクシーについて

タクシー代はトータルで16000円程かかりました。
 
 
新富士駅からタクシーを使い、富士宮ルート5合目から登山を開始する場合は、定額制のタクシーがあるようですが、富士山登山ルート3776の行程で利用するタクシーは完全にメーター制となります。
 
 
富士市、富士宮市は、岳南タクシーなど24時間営業をしているタクシー会社がありますが、夜間の利用は予約をしておいた方が無難です。
 
 
岳南タクシーは車の天井が高かったり、ザックなどの装備を積むスペースが十分にある登山仕様のタクシー車両があります。
 
 
富士山登山ルート3776に挑戦をする場合、富士塚近くの砂山公園にマイカーを停め、登山後の5合目からの戻りでタクシーを使うケースが多いようです。
 
 
登山後は疲労があるため、自分で運転をするよりもタクシーを利用した方が安全だからということのようです。
 
 
 

富士山登山ルート3776からの戻りでタクシーを利用する場合の注意点

富士宮ルート5合目からタクシーを呼んだ場合、順調な場合でタクシーが来るまでに1時間ほど待つことになります。
 
 
また、5合目には公衆電話はありませんので、携帯電話でタクシーを呼ぶことになります。
 
 
僕はiphone(ソフトバンク)を使っていますが、電波はアンテナ2~3といったところでした。
 
 
ハイシーズンは5合目に携帯電話のためのアンテナが設置されているようですが、マイカー規制が解けるころになると、アンテナは撤去されるようです(僕が挑戦をしたのはマイカー規制が解けた後です)。
 
 
 

富士宮ルート5合目のマイカー駐車場

富士宮ルート5合目のハイシーズンはマイカー規制となっています。
 
 
僕の富士山登山ルート3776への挑戦(2019年9月15日)が、マイカー規制期間の解除直後に重なったせいか、僕が着いた午前10時ごろの富士宮ルート5合目は満車状態でした。
 
 
誘導員の指示に従い、5合目から2~3キロ下に路上駐車をすることとなりました。
 
 
路上駐車は誘導の方の指示に従い、指定の場所にする分には警察にも公認がされています。
 
 
恐らくですが午後になれば、下山をしてくる登山者がいるため駐車場にも空きができます。(現に、僕が登山を終え、5合目に到着した午後4時ごろの駐車場はガラガラの状態でした。)
 
 
上りは全線通行止めですが、下りは誘導員の指示に従い車を駐車することができます。
 
 
富士宮警察署公認です。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776の経路の確認はYAMAPで

登山アプリのYAMAPに富士山登山ルート3776の地図が用意されています。
 
 
YAMAPはGPSによって現在地が表示されるので、忠実に着実に富士山登山ルート3776の経路をなぞって歩くことができます。
 
 
紙ベースのガイドマップも起点のポストなどに準備されていますが、正直、紙ベースのガイドマップで歩くのはかなり困難だと思います。(ザックリな地図であるため。)
 
 
特に、序盤の住宅街はYAMAP無しで経路通りに歩くのは実質的には無理ではないでしょうか。
 
僕は、4日目コースの旧料金所まで(スタートから続いたアスファルト区間が終わるまで)は、随時YAMAPを見てルートロスをしていないか確認しながら歩きました。
 
 
YAMAPには4日間に分けられて地図が用意されています。
 
ルート3776のYAMAPでの軌跡はこちら
 

 
 
 

富士山登山ルート3776の挑戦には、モバイルバッテリーが必須です。

特に、単独の日帰りで富士山登山ルート3776に挑戦する場合は絶対にモバイルバッテリーが必要です。
 
 
YAMAPを使用して歩く場合、機内モードにすることによってバッテリーの消耗をかなり抑えることができますが、それでも1回の充電で富士山登山ルート3776を踏破することは到底不可能です。
 
 
タクシーを呼ぶのに電話が必要ですし、アクシデントなどにより電話をする必要に迫られる可能性も十分にあり得ますので、モバイルバッテリーが必須です。
 
 
モバイルバッテリー
 
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実際に歩いて感じた富士山登山ルート3776の各区間の感想

富士市の推奨では3泊4日ですが、僕は日帰りで歩いております。
 

1日目コース 約12.4km
富士塚~大渕エリア

1日目コースは登山というよりはウォーキングです。
 
 
コンビニもいくつかあるので、食べ物や飲み物の補給、トイレも安心の区間です。
 
 
富士塚からの序盤はルートがわかりにくいので、YAMAPとにらめっこしながら歩きました。
 
 
前半はほぼフラット、終盤から登りが始まります。ところどころに歩道がない箇所があります。
 
 
富士塚をスタートしてからすぐに、吉原駅の線路下の地下道を歩いたりもします。
 

 
 
 

重要な最終コンビニ

富士山登山ルート3776の最終コンビニは、セブンイレブン大渕八王子町店です。
 
 
食料、飲料補給の重要ポイントです。1日目ゴールのよもぎ湯までは、セブンから10~20分ほどです。
 

 
 
 
エネルギー源と飲料を補給することができる重要な最終コンビニ。
 

 
 
 

2日目コース 約14.8km
大淵エリア~表富士グリーンキャンプ場(PICA表富士)

ある意味、このエリアが最もメンタルを消耗するエリアでした。
 
 
森の中の一般のアスファルト道です。
 
 
街灯は無く、月明かりさえも木々に遮られ真っ暗闇の中を歩きました。
 
 
日中は車が通ることもあるので注意が必要です(歩道はありません)。
 
 
トイレは、天照教社の1.5m手前に富士山登山ルート3776用の仮設トイレがあるのみです。
 
 
自動販売機など、飲み物を補給できるところもありません。(よもぎ湯から5~10分の序盤に1箇所だけ自動販売機あり。)
 
 
延々と続くアスファルト道
 

 
 
天照教社まで1.5kmの場所に、
 

 
 
富士山登山ルート3776用の仮設トイレがあります。
 

 
 
 
2日目コースのゴールである、表富士グリーンキャンプ場(PICA表富士)
 

 
 
飲料を補給することができる重要なポイントです。
 
 
この先、富士宮ルート6合目の山小屋までは飲料補給をすることはできません。
 

 
 
 

3日目コース 約10.8km
表富士グリーンキャンプ場(PICA表富士)~富士山6合目

気温が高い日に富士山登山ルート3776に挑戦をする場合、キャンプ場は飲料補給のための重要な場所になります。
 
 
2日目の出発となる大淵エリアから、3日目のゴールとなる6合目までの道中で、唯一、飲料を補給できるのが表富士グリーンキャンプ場です(おそらく夜間は不可)。
 
 
登山道が始まる旧料金所ゲートまではキャンプ場から富士山スカイラインを1時間以上歩きます。
 
 
富士山スカイラインには歩道はありません。
 
 
行き交う車は相当なスピードが出ているので、なかなかな恐怖感を味わうことになります。
 
 
海岸をスタートしてから旧料金所ゲートまではすべてアスファルトの上を歩きますが、ここで海をスタートしてから初めて土の上を歩くこととなります。
 
 
終盤の御殿庭から6合目まではザレた登山道を登ることになり体力を消耗します。
 
 
日帰りで富士山登山ルート3776に挑戦する場合、海から歩いてきた疲労がのしかかってきます。
 
 
序盤の1時間強は富士山スカイラインを歩くことになります。
 
 
写真のとおり歩道は無く、行き交う車は相当なスピードが出ています。
 

 
 
 

4日目コース 約3.8km
富士山6合目~富士山頂上

純粋な登山ですが、海を出発してから長い長い道のりを歩いて登ってきた疲労が重く重くのしかかります。
 
 
僕は普段から日帰りの超ロングトレイル(北アルプスで40km以上の行程)を歩いたり、日本百名山を全て日帰りで完登していますが、その中のどの登山よりも辛く長い登りとなりました。
 
 

 
 
 

富士山登山ルート3776には点滅ライトが必須です。

日帰りでの富士山登山ルート3776への挑戦など、夜間の行動を伴う場合は点滅ライトが必須です。
 
 
また、例え日中のみの行動予定であったとしても、富士山登山ルート3776は起点を出発してから登山道に入るまで、全エリアに渡って歩道の無い箇所があります。
 
 
点滅ライトは間違いなくあった方が良いです。
 
 
僕は終始、右側通行を守ったので、体の前側に点滅ライトをつけて歩きました。
 
 
向かって来る車へのアピールとして、点滅ライトの効果は抜群でした。
 
 
CATEYEの点滅ライト(本来は自転車用)が夜間・昼間とバッチリ僕の存在を車に知らせてくれました。
 

 
 

CATEYE点滅ライト
 
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富士市公式の3つの富士山登山ルート3776アイテム

①ガイドマップ 富士山登山ルート3776

事前の準備や計画を立てるにあたり、ガイドマップは必須だと思います。
 
 
持っていると富士山登山ルート3776へのモチベーションも上がります。
 
 
ガイドマップは起点や、新富士駅観光案内所に置かれています。
 
 
また、富士市ホームページからダウンロードも可能です。
 
 
挑戦当日はもちろんガイドマップを携行して臨みました。
 
 
富士市発行の富士山登山ルート3776のガイドマップ
 
 
全て広げるとA3用紙2枚分の大きさになります。
 

 
 
 

②富士山登山ルート3776 スタンプラリーシート

富士山登山ルート3776スタンプラリーを達成して、富士市に郵送をして確認がされると、達成バッジをゲットすることができます。
 
富士山登山ルート3776のコース上には4箇所のスタンプポイントがあります。
 
①起点(富士塚orふじのくに田子の浦みなと公園)
 
②大淵地区(よもぎ湯orやまぼうし)
 
③PICA表富士
 
④6合目山小屋(宝永山荘or雲海荘)
 
 
①、②、③は屋外にあるので、夜間などでもスタンプを押すことが可能です。
 
 
④は山小屋内にあります。僕は宝永山荘で山小屋の方に声をかけてから押させてもらいました。
 
 
スタンプラリーの注意点としては、スタンプラリーシートがスタンプのインクをはじきます・・・。
 
 
風に当てるなど、しばらくインクを乾かすのが無難です。
 
 
注意をしていたつもりですが、インクがにじんでしまいました・・・。
 

 
 
4つのスタンプをゲットし、富士山頂での記念写真を貼って富士市に郵送します。
 
 
写真はメールで送ることも可能です。
 
 
郵送したスタンプラリーシートは、挑戦達成証と一緒に返送してもらえます。
 

 
 
①起点となる富士塚のスタンプポイント(屋外に設置)
 

 
 
②よもぎ湯のスタンプポイント(屋外に設置)(やまぼうしでも可)
 

 
 
③PICA表富士のスタンプポイント(屋外に設置)
 

 
 
④6合目宝永山荘のスタンプポイント
 
 
①~③は屋外に設置されているので夜間でも押すことが可能ですが、④だけは夜間は無理そうです。
 
 
山小屋の方に声をかけてから押させてもらいました。(スタンプは山小屋のレジの隣にありました。)
 

 
 
郵送されてきた挑戦達成証。
 
 
A5サイズだと思っていましたが、B4サイズでした。
 
 
紙質は厚紙でしっかりとしています。
 
富士山登山ルート3776挑戦達成証
 
 
証書番号もしっかりとふられていました。
 

 
 
FINISHERバッジ
FROM SEA TO SUMMITの一文が。
 
富士山登山ルート3776のFINISHERピンバッジ
 
 
 

③富士山登山ルート3776挑戦者識別ステッカー

A5サイズのステッカー。ウェアやザックに貼ることができます。
 
 
富士市や富士宮市街を歩いている時には沿道から声をかけてもらえることもあるのかもしれません。
 
 
富士山登山ルート3776挑戦者識別ステッカーはA5サイズ(A4の半分)です。
 
 
なかなかな粘着力があるので、ザックやウェアにバッチリと貼ることができます。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776に挑戦するための靴について

富士山登山ルート3776の大半(30km以上)はアスファルトの上を歩くことになります。
 
 
アスファルト区間(1日目~4日目序盤まで)はハイカットの登山靴は不向きです。
 
 
ローカットの登山靴かトレイルランニングシューズが向いています。
 
 
4日目の旧料金所ゲートからは土の上を歩くことになるので登山靴が良いですが、履き替える場合、みなさんどうしているかは不明です。
 
 
僕は、普段の登山(北アルプスがホーム)からトレランシューズで山を歩いているので全区間トレランシューズで歩きました。
 
 
靴の履き替えをする場合、PICA表富士が靴を預かってくれるのであれば良いですが・・・。
 
 
『トレランシューズでの登山』については、こちらでブログ投稿をしています。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776のペイント

時折、路面に富士山登山ルート3776のペイントがされています。
 

 
しかしながら、このペイントを頼りに歩くのはまず無理です。
 
 
ペイントがあったらルートを外れていないことが確認でき安心できます。
 
 
また、富士山登山ルート3776を歩いているんだなということを実感することができます。
 
 
 

海水を富士山頂へ

富士山登山ルート3776の下調べをしていた時に、海水を富士山頂まで運んでいる方が結構いたので、僕も真似をして運んでみました。
 
 
スタート時に駿河湾の水をゲットして、
 

 
 
日本最高峰富士山剣ヶ峰に海水を散水しました。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776を日帰りするという視点で考えたときに

日帰りをする場合、日常的なトレーニングが必要不可欠です。
 
 
富士宮ルート1or2合目から剣ヶ峰までを歩いた経験があることが望ましいです。

 
 
日帰りをするためのポイントをまとめてみました。
 
①日帰りの定義が0時~23時59分の間に行って帰ってくることだとしたら、可能な限り0時に近い時間にスタートをする。
 
②車に存在を知らせるための点滅ライトを使用する。
 
③特に序盤の住宅街、工場地帯のルートロスを回避するためYAMAPを利用する。(モバイルバッテリー必須)
 
④スタート時、食料、飲料は必要最低限しかもたず、装備の軽量化をする。(最終コンビニで調達)
 
⑤飲料補給スポットが限られているので補給のシミュレーションをしておく。
 
⑥挑戦時期を検討。(真夏は灼熱。山小屋が営業している期間、マイカー規制区間など諸々を考慮。)
 
 
富士山登山ルート3776の日帰りを計画をするレベルの方であれば、言われなくてもお分かりだとわ思いますが。
 
 
 

富士山登山ルート3776を日帰りピストンするイベント

海抜0mからの富士山頂を日帰りでピストンする「富士山頂往復マラニック」というイベントがあるようです。
 
 
制限時間は24時間。凄まじいイベントです。僕も少しばかり関心が。
 
 
 

海抜0mからの富士山登山をしてみて感じたこと

富士山登山ルート3776は、その距離の4分の3はアスファルト道であり、時間的にも半分以上はアルファるとの上を歩きます。
 
 
全区間を登山道の上を歩く純粋な登山とは言えないと思います。
 
 
しかし、正真正銘、海抜0mの海にタッチをし、日本最高峰富士山剣ヶ峰に思いを寄せ、そこに向かって長い道のりを歩くことこそが、究極の富士山登山と言えるのではないかなと思います。
 
 
富士市が公式にルートを設定しているというのもとても大きなことで、今後も富士山登山ルート3776が世間的にさらに認知され、日本の象徴である富士山に思いを寄せる人々が増えていくと良いなと思います。
 
富士登山の前に身のケガレを払う場であったと考えられている富士塚は、室町時代に築造されたという説もあり、人々は何百年も前から、海から富士山頂を目指したのだと思います。
 
 
少し大げさですが、今回の山行で、そんな先人たちの意志を継ぐことができたのかなとも思います。
 
 
過去最高にハードな山行だったように思いますが、日帰りで海から富士山頂に登頂するという一生モノの登山をすることができたなと思います。
 

 
 
 
 
 
山と高原地図 富士山


 
 
 
 
 
『富士山登山についての記事【僕の登山ブログ】』を、こちらで一覧にしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

丹沢から眺めた雪化粧の富士山

【富士山を登山した山として眺めるべし!】富士山はテレビに最も映る登り甲斐のある山です

 
 
 
 
 
「富士山は登る山ではなく見る山だ」と言う熟練登山者の方もいますが、富士山は絶対に登るべき山だと僕は思います。(僕は20回ほど富士山に登っています。)
 
 
 
20回近く富士山登山をした経験から、「富士山に登るべき!」と思う理由をまとめてみました。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
甲武信ヶ岳山頂から見た富士山
 
日本百名山の甲武信ヶ岳山頂から撮影
 
 
 

富士山は最もテレビに映る山

富士山が絶対に登るべき山だと思う理由の1つは、数々の山の中で富士山が最もテレビに映る山だからです。
 
 
富士山(標高3776m)は言わずと知れた日本を象徴する山であり、日本一標高が高い山です。
 
 
ニュース番組、天気予報の報道番組から、箱根駅伝などのスポーツ中継、旅番組やバラエティー番組など、富士山がテレビに映らない日は無いと言っても過言ではありません。
 
 
最近では、大盛り上がりのラグビーのテレビ中継のシンボルに富士山が使われていました。
 
 
また、千円札や旧5千円札にも富士山が描かれています。
 
 
テレビで日常的に目にする富士山を登った山として見ることができるようになった時、その映り方は確実に変わります。
 
 
 

富士山は日本一標高の高い山

今さらいうまでもありませんが、富士山は日本で一番高い山です。
 
 
そして同時に、富士山の山頂は日本で最も標高が高い場所であり、富士山頂以上に、標高の高い場所は日本に存在しません。
 
 
日本で最も高い建造物である東京スカイツリーは634mです。
 
 
対して富士山頂上の標高は3776mであり、スカイツリーの約6倍もの高さになります。
 
日本で一番高い場所まで自らの足で登り、そこに身を置くということはとても意味のあることだと思います。
 
ちなみに、日本標高2位の山は南アルプスの北岳ですが、標高は3193mで富士山の方が600m近く高いです。
 
 
 

富士山頂上からの景色

テレビで映される富士山は、ほぼその全てが遠くから写された綺麗な円錐型ですが、頂上まで登ると意外な光景が広がっています。
 
 
とても巨大な火口が目の前に広がっており、一見の価値ありです。
 
 
また、富士山登山では雲海を目にすることが多いです。
 
 
他の山から見る雲海に比べて、スケールの大きい雲海を目にするチャンスが多いです。
 
 
富士山から眺めた雲海
 
 
 

他の山から見る富士山

他の山から富士山を見たとき、その存在感は圧倒的です。
 
 
日本海側に位置する富山県の剱岳の山頂からでさえ富士山を眺めることができます。
 
 
富士山登山以降も登山を続けるのであれば、登った山の山頂に立った時、無意識に富士山を探すことになると思います。
 
 
もちろん、すべての山の山頂から富士山が見えるわけではありませんが、関東甲信越の山に登る場合、山頂からの景色で最も目立っている山は富士山という場合が多いと思います。
 
 
 

初心者にも登りやすいのが富士山

北アルプスなどの他の山々に比べ、富士山は登山道が整備されており、とても歩きやすいです。
 
 
また、山小屋の数も他の山々に比べると圧倒的に多く、食べ物や飲み物の補給をすることができます。
 
 
そして、いざという時に心強いのが山小屋です。
 
※あくまでも他の山々に比べて歩きやすいということなので、登山に慣れていない方は十分な心構えが必要です。
 
 
 

まとめ

以上、富士山登山をおすすめする理由をまとめてみました。
 
 
テレビや他の山から目にすることが多い富士山。
 
 
初心者にも比較的登りやすい山ですので、ぜひ富士山頂に広がる素晴らしい景色、富士山から眺める素晴らしい景色をご自分の目で確かめて欲しいなと思います。
 
 
 
 
『富士山に登るためのポイント』については、こちらでブログ投稿しています
 
 
 
 
 
富士山登山の際の宿としておすすめです。
(温泉施設とつながっている宿です。)
 
楽天トラベルにリンクしてます。

 
 
 
富士山の『山と高原地図』


 
 
 
 
 
『富士山登山についての記事【僕の登山ブログ】』を、こちらで一覧にしています。
 
 
 
 
 
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前穂高岳の稜線

上高地からの穂高岳登山のポイントと見どころ

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『上高地からの穂高岳登山のポイントと見どころ』について山トークをしていきます。
 
 
 
僕は毎年のように、上高地からの穂高岳登山をしてきました。
 
 
ちなみに、日帰りでの周遊登山です。
 
 
その経験に基づいた、ポイントと見どころになります。
 
 
 
 
※日帰り登山に限らないポイントを記載しています。
 
 
※今回のルートを日帰り登山するためには、一般的なコースタイムを上回るペースで登山をする必要があります。(上級の日帰りルートになります。)
 
 
※このブログの記載内容は、一般登山者の「松本市の山男」の見解になりますのでご留意ください。
 
 
 
 
 

上高地からの穂高岳登山のポイント

①僕がいつも歩いているルート
 
②各区間のざっくりな印象(注意点)
 
③岩場、鎖場があり、特に注意が必要な箇所
 
④特に混雑する箇所
 
⑤ルート上の見どころ
 
⑥日帰り登山をする上での注意点
 
⑦沢渡帰りのバスの混雑

 
 
 
上記のそれぞれについて、山トークをしていきます。
 
 
 
 
 

①僕がいつも歩いているルート

僕がいつも歩いているルートは、以下の周遊ルートです。
 
 
上高地 → 岳沢 → 紀美子平 → 前穂高岳 → 紀美子平 → 吊尾根 → 奥穂高岳 → 穂高岳山荘 → ザイテングラート → 涸沢 → 横尾 → 上高地
 
 
 
 
 
上高地からの穂高岳登山のポイント

②各区間のざっくりな印象(注意点)

上高地〜岳沢

ウォーミングアップ区間といった感じ。
 
 
 

岳沢〜紀美子平

登りがきつく、鎖場あり。
 
他の登山者が起こした落石を受ける可能性、自分が落石を起こす可能性に注意が必要。
 
 
 

紀美子平〜前穂高岳〜紀美子平

紀美子平〜前穂高岳はピストンになります。
 
岩登り区間で、団体さんも多く、登り降りのすれ違いもあるので、他の登山者さんへの注意が必要です。
 
 
 

紀美子平〜吊尾根〜奥穂高岳

吊尾根〜奥穂高岳は、基本、左手側が切れ落ちているので、注意が必要です。
 
岩場、鎖場で滑落するケースよりも、疲労などで足が上がらなくなり、つまずくことによってバランスを崩し、滑落するケースが多いようです。(注意喚起をするポスターに記載されていました。)
 
 
 

奥穂高岳〜穂高岳山荘

登山者が多い区間です。
 
特に、穂高岳山荘へと降りるハシゴ場、鎖場は他の登山者とのすれ違いが多いので注意が必要です。
 
 
 

穂高岳山荘〜ザイテングラート〜涸沢

鎖場が多く、他の登山者とのすれ違いが多い区間。
 
他の登山者が起こした落石を受ける可能性、自分が落石を起こす可能性に注意が必要。
 
 
 

涸沢〜横尾

岩場、鎖場はありません。
 
混雑区間です。
 
コースタイムより速い登山ペースの登山者は、他の登山者を安全に追い抜くことに神経を使うことになります。
 
 
 

横尾〜上高地

単調で、長い長い遊歩道歩きです。
 
日帰りの場合、バス・タクシーの最終時間に向けて、できれば小走りしたいところです。
 
最終時間は、事前にアルピコ交通株式会社のホームページ等で確認をしておきましょう。
 
 
 
 
 
上高地からの穂高岳登山のポイント

③岩場、鎖場があり特に注意が必要な箇所

岳沢 → 紀美子平 → 前穂高岳 → 紀美子平 → 吊尾根 → 奥穂高岳 → 穂高岳山荘 → ザイテングラート → 涸沢
 
 
岳沢から涸沢までは、岩場、鎖場、ハシゴが連続します。
 
 
今回の周遊ルートは、大部分が要注意箇所ということになります。
 
 
登山道上には段差がある箇所も多いです。
 
 
落石が起きやすい登山道なので、他の登山者が起こす落石に注意をするとともに、自分が落石を起こさないように、細心の注意が必要です。
 
 
 
 
 
上高地からの穂高岳登山のポイント

④特に混雑する箇所

涸沢から横尾の登山道は、特に登山者が多い区間です。
 
 
北アルプスの中でもトップクラスの混雑地帯だと思います。
 
 
今回、ご紹介のルートでは、涸沢から横尾に下ることとなりますが、逆に横尾から涸沢に登るルートとする場合、ペースの遅い登山者が多数いるため、自分のペースで登ることができません。
 
 
僕が、今回ご紹介しているルートで登山をしている理由の1つは、自分のペースで登山をしたいためだからです。
 
 
 
 
 
上高地からの穂高岳登山のポイントと見どころ

⑤ルート上の見どころ

岳沢〜涸沢まで、基本、絶景の中での登山となります。
 
 
穂高連峰が岩峰であることを目にし、感じながらの登山となります。
 
 
奥穂高岳の山頂からはジャンダルムを目の前に見ることができます。
 
 
ジャンダルム以外にも、北アルプスの山々を目にしながら登山をすることができます。
 
 
雷鳥も生息している山域になります。
 
 
涸沢の紅葉は日本一と言われることもあり、紅葉シーズンの登山が特におすすめです。
 
 
涸沢〜横尾では、クライミングのメッカとも言われる巨大な屏風岩を目にすることができます。
 
 
 
 
 
上高地からの穂高岳登山のポイント

⑥日帰り登山をする上での注意点

上高地はマイカー規制がかけられており、バスまたはタクシーでマイカー駐車場(沢渡など)との行き来をすることになります。
 
 
「沢渡」は、「さわんど」と読みます
 
 
また、マイカー規制のみならず、夜間は通行規制がかけられ、タクシーも決められた時間のみ通行が可能となっています。
 
 
通行可能時間はネット検索で「釜トンネル 時間」で確認することができます。
 
 
上高地着の日帰り登山をする場合、バスとタクシーの最終時間もチェックし、最終時間までに上高地に到着していることが必要になります。
 
 
上高地発着の登山は、乗り物の時間に拘束された登山をすることになります。
 
 
ちなみに、徒歩、自転車であれば釜トンネルを24時間行き来することができます。
 
 
ただ、距離が長いのと、国道158号線の歩道のない箇所を歩く必要が出てきます。
 
 
日本一過酷な山岳レースと言われるTJAR (トランス・ジャパン・アルプス・レース)では、まさに上高地から158号線を徒歩で歩きますが、レース中で最も神経を使う区間と言われたりもします。(歩道のない国道を歩くため)
 
 
 
TJARについては、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
上高地からの穂高岳登山のポイント

⑦沢渡帰りのバスの混雑

ハイシーズンは、上高地から沢渡へと戻るバス待ちの大行列が発生することがあります。
 
 
タクシーも同様です。(タクシーは基本、予約はできません。)
 
 
バス、タクシーともに2時間以上、待つケースもあります。
 
 
上高地〜新島々駅(松本電鉄上高地線)のバスであれば、それほど待たずに乗ることができます。
 
 
新島々駅は、松本駅から松本電鉄で30分ほどです。
 
 
上記の経路の場合、松本駅周辺の駐車場に車を停めて、上高地にアクセスすることになります。
 
 
 
 
 
上高地からの穂高岳登山のポイントと見どころ

まとめ

以上、『上高地からの穂高岳登山のポイントと見どころ』ということで山トークをしてきました。
 
 
①僕がいつも歩いているルート
 
②各区間のざっくりな印象(注意点)
 
③岩場、鎖場があり特に注意が必要な箇所
 
④特に混雑する箇所
 
⑤ルート上の見どころ
 
⑥日帰り登山をする上での注意点
 
⑦沢渡帰りのバスの混雑

 
 
 
 
 
国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されており、山岳景勝地である上高地。
 
 
上高地には、登山者のみならず、沢山の観光客が訪れます。
 
 
なかなかの混雑をする場所ではありますが、上高地から穂高岳を見上げ、見上げた穂高岳に登り、下山をしてから穂高岳を振り返る。
 
 
最高の景色を見ることができ、最高の登山をすることができるのが上高地からの穂高岳登山になります。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
穂高岳の登山の帰りに立ち寄りたい温泉宿(日帰り入浴可です。)
 
 
さわんど温泉 上高地ホテル
 
 
以下は楽天トラベルなどのリンクです。

 
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日帰り入浴の可否は、上のリンク、施設のホームぺージ等で最新の情報をご確認ください。
 
 
『さわんど温泉 上高地ホテル』のアクセスや温泉の泉質などについては、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
穂高岳が掲載された『山と高原地図』


 
 
 
 
 
『上高地』のガイドブックなど

 
 
 
 
 
『僕のおすすめ登山ルート【主に北アルプス】』を、こちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

ヘリテイジのクロスオーバードーム

雪山登山のビバークに備え携行してます【自立するヘリテイジのクロスオーバードーム】

 
 
 
 
 
雪山登山でのビバークに備え、僕は、ヘリテイジのクロスオーバードームを携行しています。
 
 
クロスオーバードームの位置づけとしては、テントとツェルトの中間といったところでしょうか。
 
 
見た目としては、フライシートの無いテントといった感じです。
 
 
クロスオーバードームの最大のポイントは、自立をするというところです。
 
 
クロスオーバードームは、いわば、自立をするツェルトです。
 
 
雪山においては、ペグなどを使わずに露営具(ビバーク用シェルターなど)が自立するということはとても重要だと思います。
 
 
ヘリテイジのクロスオーバードーム
 
 
 
 
 

雪山において露営具の自立が重要な理由

①普通のペグは使えない

雪が積もっている冬山では夏山用のペグを使うことはできません。
 
 
雪山仕様の大きなペグを使うか、昔ながらの竹ペグを使うかになります。
 
 
ただし、雪山仕様のペグにも竹ペグにも使用するための前提条件や欠点があります。
 
 
雪山仕様のペグは、深い新雪には効かないことがあります。
 
 
竹ペグを使用する場合には、スノーショベルなど、雪を掘ることができる道具が必要になります。
 
 
 
 
 

②石をペグ代わりに使うことができない

夏のテント場であれば、ペグの代わりに石を使用することもできますが、雪山では石は雪の下に埋もれています。
 
 
雪山と夏山で異なることの①と②の理由によって、雪山ではツェルトやストックシェルターを夏山のように使うことは基本的にはできません。
 
 
夏山登山でのビバークについてはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
ツェルトやシェルターを雪山で本気で設営をしようと思えばできるかもしれませんが、とてつもなく時間がかかります。
 
 
マイナス10度以下の雪山で、設営に30分も1時間もかかるというのは、気象条件によっては生死にかかわってきます。
 
 
設営の途中に低体温症に陥って行動不能になるということが十分に考えられます。
 
 
かといって、雪山登山でのビバークに備えてテントを毎回のように携行するというのは気が進みません。(重い&かさばるので。)
 
 
そこで、雪山での万が一のビバークに備えての携行におすすめなのがペグなしでも自立をするヘリテイジのクロスオーバードームです。
 
 
クロスオーバードームはテントと比べるとかなり軽量、コンパクトです。
 
 
 
 
山岳用テントのベストセラーとも言えるアライテントのエアライズⅠとクロスオーバードームを比較してみると下記のとおりです。
 
 
重量
エアライズⅠ:1360g(本体+ポール+フライシート)
 
クロスオーバードーム:700g(本体+ポール)
 
 
クロスオーバードームの方が、エアライズⅠよりも660g軽いです。
(500mlペットボトル以上)
 
 
 
収納サイズ
 
 
エアライズⅠ:14×29
 
クロスオーバードーム:9×20
 
 
クロスオーバードームの方がエアライズⅠよりも圧倒的にコンパクトです。
 
 
 
 
 
アライテントのエアライズⅠ(山岳テントのベストセラー)


 
 
 
 
 

まとめ 雪山でのビバークに備えるには自立する露営具が理想

気温がマイナス10度以下になることがある雪山。
 
 
夏山ですらビバーク装備は必携だと言われることもあるので、雪山ではなおさらにビバーク装備の携行が必要だと思います。(ツェルトなどに加え厳冬期用ダウン等も必携だと思います。)
 
 
ペグが効かない可能性が高く、ペグ代わりの石も雪の下に埋もれている雪山。
 
 
僕は自立をするヘリテイジのクロスオーバードームを雪山登山でのビバークに備え必ず携行しています。
 
 
クロスオーバードームは、もちろん夏山でのビバーク装備として頼りにすることもできます。
 
 
 
 
 
ヘリテイジ クロスオーバードーム


 
 
 
 
 
『雪山登山に必要な登山装備と費用』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『冬山登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。北アルプス雪山登山で身に着けたノウハウです。
 
 
 
 
 
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
雪山を安全に楽しむために必要な技術を網羅した雪山登山の入門書です。
 
『雪山登山』 ヤマケイ登山学校
雪山登山[本/雑誌] (ヤマケイ登山学校) / 天野和明/監修・著

 
 
 
 
 

北アルプス爺ヶ岳南峰から鹿島槍ヶ岳を撮影

爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳(南峰・北峰)登山のポイントと見どころ【扇沢からの柏原新道ピストン】

 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山のポイントと見どころ』についての山トークになります。
 
 
 
爺ヶ岳(標高2669.8m)と鹿島槍ヶ岳(標高2889m)は、後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)の山で、中でも鹿島槍ヶ岳は後立山連峰の主役級の山です。
 
 
爺ヶ岳(日本三百名山)、鹿島槍ヶ岳(日本百名山)ともに北アルプスです。
 
 
扇沢から爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳南峰までは岩場、鎖場などの難所も無く、僕の中ではがむしゃらに登ることを満喫できる登山ルートです。
 
 
また、登山道沿いに川や沢が無いため、万が一、登山中に大雨となった場合でも、増水などにより停滞を余儀なくされるということが無いに等しいルートになります。
 
 
登山で歩を進める爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の山容がすばらしいのはもちろんのこと、剱岳や五竜岳といった北アルプスの主役級の山々も眺めることができます。
 
 
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳は雷鳥も多く生息しており、高山植物も見応えがあるものばかりです。
 
 
 
それでは、扇沢からの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山について、登山時のポイントと、見どころなどについてのご紹介です。
 
 
 
冷池乗越付近から撮影した鹿島槍ヶ岳です。
 
冷池乗越付近から北アルプス鹿島槍ヶ岳を撮影
 
赤い屋根の山小屋は冷池山荘です。
 
 
 
 
 

扇沢からの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山の経由地

扇沢~柏原新道~種池山荘~爺ヶ岳南方~爺ヶ岳中峰~冷池乗越~冷池山荘~布引岳~鹿島槍ヶ岳南峰~鹿島槍ヶ岳北峰
 
 
ちなみに読み方は、爺ヶ岳(じいがたけ)、鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)です。
 
 
 
 
 

扇沢からの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山をザックリいうと

扇沢から種池山荘まではがむしゃらに登って、歩いて、登って。
 
 
種池山荘から冷池山荘まではアップダウンあり。
 
 
冷池山荘から布引岳、鹿島槍ヶ岳南方までは疲れた体でひたすら登り。
 
 
元気があれば鹿島槍ヶ岳北峰まで。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰までは鎖場などの危険個所はありませんが、鹿島槍ヶ岳南峰~北峰は若干の岩場となります。
 
 
 
 
 

ルート上のポイント 扇沢からの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山

柏原新道(扇沢~種池山荘)

石の上を歩く個所が多いので、雨で濡れているときなどははスリップをしないように特に注意が必要です。
 
 
残雪がある場合があるので、雪に慣れていない登山者は軽アイゼンを携行した方が良いです。(残雪をトラバースする箇所は20mほどですが。)
 
 
落石注意の看板がある箇所が2~3箇所あるので、速やかに通過を。
 
 
天候に恵まれれば富士山を眺めることができます。
 
 
種池山荘までの最後の登りは心臓破りの登りとなっています。(鉄砲坂の看板が目印です。)
 
 
北アルプス爺ヶ岳の登山道(柏原新道)の鉄砲坂
 
 
 
柏原新道の残雪地帯。2019年6月30日に撮影。
 
北アルプス爺ヶ岳の柏原新道の残雪地帯(雪渓)
 
軽アイゼンについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
 

種池山荘~冷池山荘

爺ヶ岳南峰までは登りとなり、南峰から冷池山荘まではアップダウンがあるため、アップダウンを心づもりしながら歩きます。
 
 
 
種池山荘から爺ヶ岳南峰への登り。
 
種池山荘方面から見上げた爺ヶ岳南峰
 
 
 

冷池山荘~布引岳~鹿島槍ヶ岳南峰

布引岳までも登りとなりますが、その先の鹿島槍ヶ岳南峰までも登りとなります。
 
 
扇沢から登り、アップダウンを歩いてきた疲労があるため、きつい登りとなります。
 
 
 
布引岳から鹿島槍ヶ岳南峰への登り。
 
北アルプスの布引岳から鹿島槍ヶ岳を撮影
 
 
 

鹿島槍ヶ岳南峰~鹿島槍ヶ岳北峰

鹿島槍ヶ岳南峰から北峰はコースタイムで約25分。
 
 
南峰を少し下り、稜線を歩いてから若干、登り返すと鹿島槍ヶ岳北峰になります。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰からの下りは斜度があり、ちょっとした岩場です。
 
 
落石も起こりやすいので注意が必要です。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から北峰に向かう時、北峰から南峰に戻る時ともにヘルメットの着用が望ましいです。
 
 
僕は必ずヘルメットをするようにしています。
 
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰からみた鹿島槍ヶ岳北峰
 
北アルプス鹿島槍ヶ岳北峰を鹿島槍ヶ岳南峰から撮影
 
 
 
鹿島槍ヶ岳北峰から見た鹿島槍ヶ岳南峰
 
北アルプス鹿島槍ヶ岳の南峰を鹿島槍ヶ岳北峰から撮影
 
 
 

復路(鹿島槍ヶ岳北峰~鹿島槍ヶ岳南峰~爺ヶ岳南峰)

疲労が蓄積した体にアップダウンの連続なので、気合が必要です。(日帰り登山の場合。)
 
 
 

爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山ではツキノワグマに注意が必要

北アルプスはツキノワグマが生息しているので全体的に注意が必要ですが、爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳では毎年のように熊の出没情報・目撃情報があるので、特に注意が必要な山域だと思います。
 
 
熊対策についてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 

水場とトイレ

扇沢の登山口から爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳まで、天然の水場はありません。
 
 
種池山荘、冷池山荘ともに有料で水の補給をすることができます。また、種池山荘、冷池山荘ともに外トイレがあります(有料)。
 
 
 
 
 

柏原新道登山口の駐車場

爺ヶ岳柏原新道登山口にはいくつかの駐車場があります。
 
・登山口に隣接する駐車場。(無料です。満車のことが多いです。)
 
・登山口から徒歩10分ほどの駐車場(無料です。満車ではないことが多いです。)
 
・登山口から15分ほどのスノーシェードに隣接した駐車場(無料です。満車のことが多いです。扇沢駅利用者や針ノ木岳方面の登山者が利用しているのだと思います。)
 
・登山口から20分ほどの、扇沢駅の駐車場(有料です。)
 
 
トイレがあるのは扇沢駅駐車場のみです。
 
 
 
 
 

見どころ 扇沢からの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山

柏原新道(扇沢~種池山荘)

序盤は扇沢駅を見おろすことができます。
 
 
鳴沢岳、スバリ岳、針ノ木岳の稜線を眺めることができます。
 
 
秋は紅葉がすばらしいです。
 
 
 
柏原新道から見おろした扇沢駅
 
北アルプス爺ヶ岳の柏原新道から見おろした扇沢駅(立山黒部アルペンルート)
 
 
 
鳴沢岳方面の稜線
 

 
 
 
針ノ木岳(右奥)とスバリ岳(右手前)
 

 
 
 

種池山荘~爺ヶ岳~冷池山荘~鹿島槍ヶ岳

爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の稜線と山頂は見どころが満載です。
 
 
・雷鳥
 
・剱岳と立山
 
・爺ヶ岳からの眺め
 
・鹿島槍ヶ岳からの眺め
 
・高山植物
 
 
 
それぞれについて説明をします。
 
 
 

雷鳥(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の見どころ)

種池山荘から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳まで、広くハイマツ帯となっています。
 
 
ハイマツが分布しているということは雷鳥が暮らしていますので種池山荘から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳は、広く雷鳥が生息しており、僕自身、何回も雷鳥に会うことができています。
 
 
 
布引岳付近で撮影したオスの雷鳥です。
 
北アルプス爺ヶ岳の登山道で会った雷鳥
 
 
『雷鳥会うためのポイント』についてはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 

剱岳と立山(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の見どころ)

爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳の稜線、登山道では、岩と雪の殿堂と言われる剱岳を眺めることができます。
 
 
剱岳の雪渓まで、しっかりと眺めることができます。
 
 
 

爺ヶ岳からの眺め(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の見どころ)

爺ヶ岳からは剱岳を眺められることに加え、以下も見どころになります。
 
 
・双耳峰(そうじほう)である鹿島槍ヶ岳を眺めることができます。双耳峰とは、ピーク(山頂)が2つある山のことを言います。ちなみに、爺ヶ岳も双耳峰となっています。爺ヶ岳は正確には南峰、中峰、北峰の3つのピークからなっており、登ることができるのは、南峰と中峰です。
 
・爺ヶ岳からは、ハイマツの緑に浮かぶ種池山荘のオレンジ色の屋根を眺めることができます。種池山荘の後ろには、剱岳がそびえ立っています。
 
 
 
爺ヶ岳南峰から眺めた鹿島槍ヶ岳
 
北アルプス爺ヶ岳南峰から鹿島槍ヶ岳を撮影
 
 
 
種池山荘の向こうに剱岳(右)
 
北アルプス爺ヶ種の種池山荘のオレンジ色の屋根と背景に剱岳
 
 
 

鹿島槍ヶ岳からの眺め(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の見どころ)

鹿島槍ヶ岳からは剱岳に加え、五竜岳、白馬岳方面を眺めることができます。
 
 
特に八峰キレットから五竜岳に続くルートの眺めが圧巻です。
 
 
また、種池山荘から歩いてきた爺ヶ岳の稜線を眺めることもでき、そちらの景色も圧巻です。
 
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から眺める五竜岳
 
北アルプス鹿島槍ヶ岳南峰から五竜岳を撮影
 
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から眺める爺ヶ岳の稜線
 
北アルプス爺ヶ岳の稜線を鹿島槍ヶ岳方面から撮影
 
 
 

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の高山植物(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の見どころ)

・種池山荘から爺ヶ岳南峰は、チングルマが群生しています。
 
・爺ヶ岳南峰と中峰の間のコルのあたりの一部分だけに、コマクサを見ることができる場所があります。
 
・布引岳から鹿島槍ヶ岳南峰にはハクサンイチゲが群生しています。
 
 
 
爺ヶ岳で撮影したチングルマ
 
北アルプス爺ヶ岳の登山道に咲くチングルマ
 
 
 
爺ヶ岳で撮影したコマクサ
 
北アルプス爺ヶ岳の登山道に咲くコマクサ
 
 
 
鹿島槍ヶ岳で撮影したハクサンイチゲ
 
北アルプス鹿島槍ヶ岳の登山道に咲いていたハクサンイチゲ
 
 
 
以上、爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の見どころでした
 
 
 
 
 

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳のテント場

・爺ヶ岳(種池山荘)のテント場は展望がありません。過去にはツキノワグマの出没により閉鎖されたこともあります。外トイレありです。
 
・鹿島槍ヶ岳(冷池山荘)のテント場からは剱岳を眺めることができます。冷池山荘の外トイレまでは10分ほど歩く必要があります。
 
 
 
種池山荘のテント場
 
北アルプス爺ヶ岳の山小屋である種池山荘のテント場
 
 
 
冷池山荘のテント場からは剱岳(右)を眺めることができます。
 
北アルプス鹿島槍ヶ岳の冷池山荘テント場から剱岳を撮影
 
 
 
 
 

鹿島槍ヶ岳登山の帰りに入りたい温泉

 
 
葛温泉 高瀬館(くずおんせん たかせかん)
 
 
日帰り入浴可です。
 
 
登山口の扇沢から車で約25分です。
 
 
中部山岳国立公園内の高瀬渓谷にあり、およそ400年前に発見された秘湯です。
 
 
 
 
以下は楽天トラベルなどのリンクです。

 
 
高瀬館については、こちらでくわしくブログ投稿しています。
 
 
 
 
 

松本市、安曇野市から眺める爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳はともに双耳峰です。
 
 
できることであれば、松本市、安曇野市から爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の美しい双耳峰の山容を見上げてから、実際に歩くと感慨もひとしおだと思います。
 
 
双耳峰のアップダウンを 笑 より満喫することができると思います。
 
 
 
左側の矢印が爺ヶ岳、右側の矢印が鹿島槍ヶ岳です。松本市から撮影。
 
松本市から見た北アルプス爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳
 
黒い点はカメラのレンズが・・・。
 
 
 
 
 

まとめ 爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山のポイントと見どころ

以上、扇沢からの爺ヶ岳・鹿島槍登山のポイントと見どころについて紹介をしてきました。
 
 
爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山の特徴の一つは、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳自身の素晴らしい稜線と、剱岳の雄姿を見ることができるところにあると思います。
 
 
道中の稜線では雷鳥と会うことができる可能性もあり、高山植物も豊かです。
 
 
 
僕は2017年に146日間で日本百名山を完登しましたが、
 
 
扇沢からの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山は、日本百名山の中でもトップクラスにおすすめの登山ルートです。
 
 
 
爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳が掲載された「山と高原地図」


 
 
 
 
 
『僕のおすすめ登山ルート【主に北アルプス】』を、こちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

黒戸尾根から登山をして南アルプスの甲斐駒ヶ岳山頂に登頂

甲斐駒ヶ岳登山 黒戸尾根ルートのポイントについて【日本三大急登・南アルプスの名峰】

 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
 
今回は、『甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根登山のポイントと見どころ』についての山トークになります。
 
 
 
 
南アルプスの甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ルートは、登山口から山頂までの標高差が約2300mあり、日本三大急登の1つとなっています。
 
 
登山口から山頂までの距離も8キロ強と長く、黒戸尾根の登りのコースタイムは9時間を超えます。
 
 
黒戸尾根には健脚自慢のトレイルランナーも多く訪れます。
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山の魅力は、日本百名山の中でも屈指の長く険しい道のりにあると思います。
 
 
長く険しい道のりを踏破したあかつきには、鳳凰三山の向こうに富士山が出迎えてくれます。
 
 
僕は2017年に146日間で日本百名山の全ての山を日帰り登山しましたが、黒戸尾根は間違いなく百名山の中でトップクラスにハードなルートです。
 
 
僕は山の修行のために毎年、黒戸尾根を日帰り登山しています。
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山に関心のある方、登山計画を立てている方のお役に立てれば幸いです。
 
 
 
 
 

黒戸尾根ルートの駐車場

尾白観光尾白キャンプ場を目指して運転をします。
 
整備がされたトイレが隣接しています。
 
広い駐車場ですが、ハイシーズンは満車となるようです。(2019年7月下旬はそれほど混んでいませんでした。)
 
 
 
 
 

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山の経由地

竹宇駒ヶ岳神社~刃渡り~五合目小屋跡~七丈第一小屋・七丈第二小屋~甲斐駒ヶ岳
 
 
 
 
 

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山をざっくり言うと

登山口から5合目まではがむしゃらに登り。
 
5合目から七丈小屋までは神経を使って登る。
 
七丈小屋から山頂までは再びがむしゃらに登る。
 
山頂では鳳凰三山の向こうに富士山がお出迎え。
 
 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ルート登山のポイント

竹宇駒ケ岳神社~刃渡り~五合目小屋跡

登山口から刃渡りのあたりまでは、おおむね土の上を歩く登山道です。
 
森の中を歩く急登が続きます。
 
刃渡りは、山と高原地図で危険マークがついており、その名の通り、両側が切れ落ちています。
 
刃渡りには、鎖がしっかりと備え付けられているので、落ち着いて通過すれば問題ありません。
 
刃渡りは黒戸尾根で唯一、危険マークがついている箇所です。(黒戸尾根にはもっと危険な場所もあるように思いますが・・・。後述します。)
 
刃渡りを通過して、しばらく歩くと、突然、下山が始まります。(笑)
 
しばらく下ると、黒戸尾根の5合目(小屋跡)に到着します。休憩に良い場所です。
 
 
 
山と高原地図で危険マークがついている「刃渡り」にはしっかりと鎖が備えられています。
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の刃渡り
 
 
 
5合目(小屋跡)は休憩スポットです。
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の5合目
 
 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ルート登山のポイント

五合目小屋跡~七丈第一小屋・七丈第二小屋

五合目小屋跡からは、ハシゴ(主に木製)と鎖が続き、個人的には刃渡りよりも注意が必要だと思っています。
 
山と高原地図では、刃渡りには危険マークがついていますが、五合目小屋跡から先には特に危険マークはついていません。
 
黒戸尾根のハシゴ、鎖場ともにそれほど高度感はありませんが、十分な注意が必要です。落ちたらただでは済みません。
 
 
 
黒戸尾根は木製のハシゴが多いです。
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道のハシゴ
 
 
 
個人的には、「刃渡り」よりも、木製のハシゴや鎖の方が黒戸尾根登山では神経を使います。
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の鎖
 
 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ルート登山のポイント

七丈第一小屋・七丈第二小屋

黒戸尾根で唯一の水場(有料)があります。また、外トイレもありです。
 
 
 
黒戸尾根で唯一の水場(七丈小屋の前にあります。)
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の山小屋(七丈小屋)の水場
 
 
 
七丈小屋の受付(七丈第一小屋)
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の山小屋(七丈小屋)
 
 
 
七丈第二小屋
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の山小屋(七丈第二小屋)
 
 
 
七丈小屋のテント場。(七丈小屋に隣接しています。)
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の七丈小屋のテント場
 
 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ルート登山のポイント

七丈第一小屋・七丈第二小屋~甲斐駒ヶ岳山頂

甲斐駒ヶ岳山頂に向けてまだまだ登ります。
 
道中には鎖場がありますが、5合目から七丈小屋までのハシゴ、鎖に比べれば危険度は低いように思います。
 
登山道からは、時折、甲斐駒ヶ岳山頂を見上げることができます。(目指す頂は遠く感じます。)
 
時々、甲斐駒ヶ岳山頂を見上げながら、ひたすらに登ります。
 
 
 
 
 

登山道の見どころ 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山の見どころは以下が主なところかなと思います。
 
 
・気持ちの良い森林
 
・登山道から見上げる山頂
 
・烏帽子岩の二本剣
 
・甲斐駒ヶ岳山頂からの景色
 
・雷鳥

 
 
それぞれについて詳しく説明します。
 
 
 

気持ちの良い森林

登山時はきつさの余り、あまり森林を意識することはできないと思います・・・。
 
下山時は森林浴を満喫しながら歩くことができます。
 

 
 
 

登山道から見上げる山頂

はるかかなたに思える甲斐駒ヶ岳山頂。
 
山頂を目指して尾根をひたすら登っている時が充実の登山タイムです。
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道から見上げた甲斐駒ヶ岳山頂
 
 
 

烏帽子岩の二本剣

何回見てもどうやって設置したのだろう?と思う烏帽子岩の二本剣。
 
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の象徴といわれています。
 
 
右に鳳凰三山、その奥に富士山がしっかりと見えている日に撮った二本剣です。
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の名物である烏帽子岩の二本剣
 
 
 
晴れた日に撮影した二本剣です。良く見ると右奥にかすかに富士山が写っています。
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の名物である烏帽子岩の二本剣
 
 
 

甲斐駒ヶ岳山頂からの景色

甲斐駒ヶ岳山頂からは、鳳凰三山の向こうに富士山を眺めることができます。
 
また、仙丈ヶ岳を目の前に眺めることができます。
 
 
鳳凰三山の向こうに富士山。(左手前のちょこんとなっている部分は鳳凰三山地蔵岳のオベリスクです。)
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道から眺めた鳳凰三山の向こうの富士山
 
 
 

山岳信仰の祠(ほこら)

甲斐駒ヶ岳は山岳信仰の対象となっている山です。
 
黒戸尾根には刀利天狗をはじめ様々な祠を見ることができます。
 
 
刀利天狗
 
南アルプス甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山道の刃利天狗
 
 
 

雷鳥

甲斐駒ヶ岳は雷鳥の生息地です。僕は残念ながら甲斐駒では会えたことがありません。僕は割と雷鳥との遭遇率が高い方なのですが・・・。
 
 
雷鳥との会い方などについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
以上、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山の見どころでした。
 
 
 
 
 

まとめ 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ルート登山

以上、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根登山について紹介をしてきました。
 
 
甲斐駒ヶ岳は中央自動車道から眺めることができます。(甲府から小淵沢くらいまで)
 
 
また、新宿と松本(長野県)を結ぶ特急あずさ(JR中央本線)から眺めることができます。(小淵沢駅のあたり)
 
 
その姿はとても立派なもので、「あんな山に登れるんだろうか?」と思うと同時に、「登らねば」という気持ちにさせられる山容です。
 
 
 
日本百名山の中でもトップクラスにハードな甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ルート。
 
 
 
歩き切った時の達成感は、他の山ではなかなか得られないものがあります。
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
甲斐駒ヶ岳の登山の帰りに立ち寄りたい温泉宿(日帰り入浴可です。)
 
 
白州・尾白の森名水公園べるが
 
 
以下は楽天トラベルなどのリンクです。

 
↑ ↑ ↑
 
日帰り入浴の可否は、上のリンク、施設のホームぺージ等で最新の情報をご確認ください。
 
 
『白州・尾白の森名水公園べるが』のアクセスや温泉の泉質などについては、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
より詳細な情報は「山と高原地図」でご確認を。
 
甲斐駒ヶ岳が掲載された「山と高原地図」


 
 
 
 
 
『僕のおすすめ登山ルート【主に北アルプス】』を、こちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

北アルプス蝶ヶ岳の山頂標

北アルプス蝶ヶ岳登山 三股ルートのポイントと見どころについて【北アルプス屈指の槍ヶ岳・穂高岳の展望台】

 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『北アルプス蝶ヶ岳(ちょうがたけ)登山のポイントと見どころ』についての山トークになります。
 
 
 
北アルプス蝶ヶ岳は、槍穂高の展望台といわれたり、北アルプス入門の山と言われる山で、長野県に位置します。
 
 
 
蝶ヶ岳の最大の魅力は、
 
槍ヶ岳、穂高岳の大展望を目の前に見ることができるところです。
 
 
 
僕は長野県松本市に在住なので、夏の間、毎週のように北アルプスに登っています。
 
 
 
毎週の北アルプス登山では、様々な山、様々なルートを歩いていますが、蝶ヶ岳以上に、槍穂高を目の前に見ることができる山はありません。
 
 
 
このブログ記事では、槍穂高の展望台 蝶ヶ岳(標高2677m)について、三股登山口から登山をする際のポイントと、蝶ヶ岳登山の見どころなどについて投稿したいと思います。
 
 
 
蝶ヶ岳登山に興味のある方々の参考になれば幸いです。
 
 
 
 
 
※2025年の無雪期シーズンに蝶ヶ岳での遭難が多発しています。蝶ヶ岳の稜線は荒天時に暴風雨に吹きさらされる地形になっています。十分に天候を確認の上、登山計画を立てるようにしてください。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

三股からの蝶ヶ岳登山の経由地

三股駐車場(トイレあり)~登山口(古いトイレあり)~力水~三股ゴジさん(ゴジラみたいな木)~まめうち平(休憩ポイント)~蝶沢~大滝山との分岐~蝶ヶ岳ヒュッテテント場~蝶ヶ岳山頂
 
 
 
 

蝶ヶ岳三股登山口ルートをざっくりいうと

三股駐車場を出発して、まめうち平で全行程のおよそ半分、まめうち平から本格的な登りが始まります。
 
※正確には、まめうち平は中間点ではありません。中間点よりも若干、手前になります。
 
 
 
 
 
三股の駐車場(長野県安曇野市)です。
秋の紅葉シーズンなどは、駐車場が満車となり縦列駐車が発生することもあります。
 
北アルプス蝶ヶ岳の三股ルートの駐車場
 
 
約1km手前にも広い駐車場があります。
 
 
 
 
水場(力水)。ここ数年、あまり水量がありません。頑張れば水を補給できなくはありませんが非常に時間がかかります。割と序盤に位置しています。
 
北アルプス蝶ヶ岳の三股ルートにある水場(力水)
 
 
 
 
「三股ゴジさん」こと、ゴジラみたいな木
 
北アルプス蝶ヶ岳の三股ルートにあるゴジラみたいな木(三股ゴジさん)
 
 
 
 
蝶ヶ岳三股ルートは、木の階段が整備されていたりで、北アルプスの中ではかなり整備がされている方の登山道です。
 

 
 
 
 
休憩スポットであるまめうち平
 
北アルプス蝶ヶ岳の三股ルートの休憩スポットであるまめうち平
 
 
 
 
まめうち平から少し進むと三股ルートのほぼ中間点があります。まめうち平からここまでは、ほぼ水平移動です。
 

 
 
 
 
蝶沢。三股から4km。蝶ヶ岳ヒュッテまで2.4km
 
北アルプス蝶ヶ岳の三股ルートの蝶沢
 
 
 
 
蝶沢付近からは常念岳を見ることができます。(左が常念岳山頂、右が前常念)
 
北アルプス蝶ヶ岳の三股ルートから撮影した常念岳
 
 
 
 
蝶ヶ岳山頂(標高2677m)
 
北アルプス蝶ヶ岳の山頂標
 
 
 
 
瞑想の丘から眺めた蝶ヶ岳ヒュッテと、奥に蝶ヶ岳山頂。テント場はヒュッテのすぐ向こう側です。
 
北アルプス蝶ヶ岳ヒュッテと瞑想の丘
 
 
 
 
 

蝶ヶ岳三股ルートの眺望のポイント

・三股ゴジさんから少し進むと、右手に常念岳を眺めながら登山道を歩くことができます。
 
・蝶沢からは常念岳を正面に見ることができます。
 
 
 
 
 

蝶ヶ岳三股ルートの水場について

登山序盤にある「力水」が水場となりますが、ここ数年、水量が少ないように思います。
 
ボトルにあっという間に水を補充できるといったレベルの水量は期待できません。
 
 
 
 
 

蝶ヶ岳登山の魅力

蝶ヶ岳は槍ヶ岳、穂高岳の展望台

初めて蝶ヶ岳から槍ヶ岳、穂高岳の展望を見たときに、感動をしないという登山者はいないと思います。
 
蝶ヶ岳から見る、槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳~奥穂高岳~前穂高岳と続く稜線の光景は圧巻としか言いようがありません。
 
蝶ヶ岳から撮影した槍穂高の写真(山座同定写真)をこちらで投稿しています。
 
 
 

蝶槍までの広い稜線歩き

蝶ヶ岳ヒュッテから蝶槍までは、コースタイム約1時間の稜線歩きを満喫することができます。
 
稜線はとても広く、ほど良いアップダウンがあります。
 
左手には槍ヶ岳~穂高岳の稜線を常に見ることができます。
 
蝶ヶ岳ヒュッテ周辺からも十分に槍穂高の稜線を撮影することができますが、実は、蝶槍までの道中の稜線の方が、より素晴らしい槍穂高の写真を撮影することができます。(蝶ヶ岳ヒュッテ周辺から撮影する場合と比べ、若干、槍穂高の角度が変わるので。)
 
蝶槍からは、常念岳を目の前に眺めることができます。
 
見た目的にはすぐに常念岳まで行けそうな感じがしまいますが、蝶槍から常念岳へのコースタイムは約3時間。
 
道中はアップダウンがあるので、コースタイム以上にハードな登山道です。
 
 
 

雷鳥に会えることも

蝶ヶ岳ヒュッテ~蝶槍はハイマツが多く生息しています。
 
ハイマツは雷鳥の住処ですので、蝶ヶ岳の稜線では運が良ければ雷鳥に会うことができます。
 
さらに運が良ければ、槍ヶ岳や穂高岳を背景に雷鳥を写真におさめることができるかもしれません。
 
ちなみに僕は、蝶ヶ岳の稜線で撮影した雷鳥の写真が、NHK長野の「2020撮るしんカレンダー」に選ばれました。
 
 
「2020撮るしんカレンダー」に選ばれた写真はこちら
 
 
雷鳥に会うためのポイントについてはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
北アルプス蝶ヶ岳で撮影した雷鳥と槍ヶ岳
 
 
 

ツキノワグマに注意が必要

どこの山でも熊に注意が必要ですが、蝶ヶ岳では毎年のようにツキノワグマの出没情報・目撃情報があります。
 
 
熊対策が重要です。
 
 
ご参考までに、僕がしている熊対策をこちらに書いています。
 
 
 

槍穂高の稜線に沈む太陽

蝶ヶ岳ヒュッテまたはテント場に宿泊する場合、天気が良ければ、槍ヶ岳~穂高岳の稜線に沈む太陽を目にすることができます。
 
ちなみに、このブログのヘッダー写真は、蝶ヶ岳から撮影した夕日に染まる槍穂高です。
 
 
 

雲海を見れることが多い

蝶ヶ岳ヒュッテまたはテント場に宿泊をすると、雲海を見れることが多いように思います。
 
松本市、安曇野市側に雲海が広がっていることが多いです。
 
 
北アルプス蝶ヶ岳から眺めた雲海と朝日
 
 
また、常念岳と雲海の写真を撮れることも多いです。
 
 
 

松本市・安曇野市の夜景を眺めることができる

蝶ヶ岳ヒュッテまたはテント場に宿泊すると、天気が良ければ、松本市・安曇野市の夜景を目にすることができます。
 
 
 
 
 

蝶ヶ岳ヒュッテのテント場について

蝶ヶ岳ヒュッテのテント場は、30張りとなっています。
 
僕は5回以上、蝶ヶ岳ヒュッテのテント場に宿泊をしたことがありますが、いずれも他の登山者のテントとはほど良いスペースを確保して宿泊をすることができました。
 
 
北アルプス蝶ヶ岳ヒュッテのテント場
 
 
 
 
 

蝶ヶ岳ヒュッテの外トイレ

テント場からすぐ(歩いて2~3分)のところにあります。
 
平地のトイレのレベルの清潔さというわけにはいきませんが、山のトイレの中ではトップレベルの清潔さです。
 
 
 
 
 

蝶ヶ岳ヒュッテの水場

水場はヒュッテ内の水道となります(有料)。
 
 
 
 
 

蝶ヶ岳と槍穂高に登る順番(おすすめの順番)

僕は以下の流れで蝶ヶ岳登山と槍穂高の縦走をしました。
 
 
①蝶ヶ岳から槍ヶ岳〜穂高岳の稜線を眺める。
 
②槍ヶ岳〜穂高岳を縦走。
 
③蝶ヶ岳から、登った山として槍ヶ岳〜穂高岳の稜線を眺める。(毎年)
 
 
 
 
①で槍穂高をロックオン、②で槍穂高にチャレンジ、③で「あそこを縦走したんだ~」と、眺めるのがおすすめです。
 
 
ちなみに僕は、槍穂高を3回縦走しました。
 
 
岩場・鎖場・ナイフリッジは苦手(怖い)な僕なので、3回とも「やっぱり来なければよかった・・・」と思ったもんですw
 
 
槍穂高を縦走した時のログ(YAMAP)はこちら【0泊縦走をしてみました。】
 
 
 
 
 

まとめ 蝶ヶ岳登山のポイントと見どころ

以上、蝶ヶ岳登山のポイントと見どころについてまとめました。
 
 
冒頭でもお話ししましたが、蝶ヶ岳は「北アルプスの展望台」と言われています。
 
 
蝶ヶ岳ヒュッテ~蝶槍の稜線は左に槍穂高を目にしながら歩くことができ、運が良ければ足元には雷鳥が。
 
 
ヒュッテまたはテント場に宿泊し、天候に恵まれれば、槍穂高に沈む太陽を目にすることができます。
 
 
蝶ヶ岳登山は、北アルプスの中では、登山道の危険度も低く、必要な体力レベルも高い方ではありません。
 
 
 
いずれ槍穂高を目指すという方も、既に槍穂高に登ったことがあるという方も、
 
 
蝶ヶ岳から、槍ヶ岳・穂高岳の大展望を眺めてみませんか。
 
 
 
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
『蝶ヶ岳登山の帰りにおすすめの温泉(ほりでーゆ~ 四季の郷)』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
蝶ヶ岳登山の帰り道(車)にある温泉
 
安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆー四季の郷
 
ほりでーゆー四季の郷の楽天トラベルなど

 
 
 
 
 
蝶ヶ岳が掲載された山と高原地図


 
 
 
 
 
『僕のおすすめ登山ルート【主に北アルプス】』を、こちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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