山旅の記録 詳細」カテゴリーアーカイブ

北アルプス燕岳の中房温泉登山口

中房温泉からの燕岳合戦尾根登山のポイントについて

 
 
 
 
 
北アルプス燕岳(標高2763m)は「アルプスの女王」と呼ばれ、日本二百名山に選定されています。
 
 
読み方は燕岳(つばくろだけ)、合戦尾根(がっせん、かっせん)となります。
 
 
燕岳は、白い花崗岩の砂礫にコマクサ、雷鳥などなど、沢山の魅力がある山です。
 
 
燕岳の魅力についてはこちらでブログ投稿をしています。
(作成中)
 
 
 
魅力満載のアルプスの女王、燕岳ですが、
 
その登山道は、北アルプス三大急登といわれており、合戦尾根は、急登に次ぐ急登です
 
 
 
このブログ投稿では、
 
燕岳登山に関心のある方、計画をしている方が、合戦尾根の急登に跳ね返されてしまうことが無いよう、燕岳合戦尾根尾根ルートのポイントについてまとめてみました。
 
 
 
アルプスの女王 燕岳登山の、お役に立てば幸いです。
 
 
北アルプス燕岳の山頂
 
 
 
 
 

燕岳登山をざっくり言うと

合戦尾根(登山口~合戦沢の頭)は急登に次ぐ急登。
 
 
合戦沢の頭からは前に見える燕山荘を目指して登る。
 
 
燕山荘からは山頂を目指して稜線を歩き、最後に少しキツイ登り。
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根登山の経由地

中房温泉登山口~第一ベンチ~第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋~合戦沢の頭~燕山荘~燕岳
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根ルートの詳細

燕岳合戦尾根登山を各区間に分けてご説明します。
 
 
 
燕岳合戦尾根ルートの詳細

登山口~第一ベンチ~第二ベンチ

中房の登山口を歩き始め5分もするといきなり急登が始まります。
 
途中で、平たくなって息を整えながら歩くことができる箇所もありますが、基本的には急登に次ぐ急登です。
 
第二ベンチが、登山口から合戦小屋までの中間点のイメージです。
 
 
 

第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋

第二ベンチから合戦小屋までも急登が続きます。
 
 
 

合戦小屋~合戦沢の頭~燕山荘

合戦小屋~合戦沢の頭で登りはひと段落します。
 
合戦沢の頭から先は、それまでの行程と比べると緩やかな登りを進むことができます。
 
しばらく歩を進め、目指す稜線を見上げると燕山荘が見え始めます。
 
燕山荘までの最後の最後に再びきつい登りが待ち構えています。
 
 
 

燕山荘~イルカ岩~メガネ岩~燕岳

燕山荘から燕岳まではゆるやかなアップダウンのある稜線歩きとなります。
 
メガネ岩を過ぎ、燕岳山頂までは10分~20分ほどの登りとなります。
 
標高も高く、それまでの疲労も蓄積されているので燕岳山頂までキツイ登りとなります。
 
 
 
 
 

燕岳の登山口(中房おんせん:なかぶさ)

中房温泉は長野県安曇野市穂高に位置します。
 
燕岳登山の駐車場は第1駐車場から第3駐車場まであり、どの駐車場も徒歩5~10分の範囲にあります。
 
燕岳は人気の山なので、全ての駐車場が満車になるケースが多いです。
 
その場合は、林道が通行止めとなることもあり、マイカーは安曇野市内の登山者専用無料駐車場に駐車して、中房温泉行定期バスかタクシーで中房まで入ることとなります。
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根登山のトイレ

トイレは、第一駐車場(仮設トイレ)、登山口、合戦小屋(外トイレ)、燕山荘(外トイレあり)にあります。
 
登山口のトイレまでは第一駐車場から歩いて10~20分ほどです。
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根登山の水場

登山口から約1kmの場所にある第一ベンチに水場の看板があります。
 
ただし、水場までは、看板から少し下る必要があり、この水場で水を補給する登山者はほぼいません。
 
水場の看板はあるものの、利用率は低い水場となります。
 
他には天然の水場はありません。
 
 
 
 
 

夏場は羽虫が多い合戦尾根

夏の合戦尾根登山では、虫よけスプレーを使用したり、防虫ネットの利用をおすすめします。
 
 
 
 
 

暑い中で急登を登るのはきつい

合戦尾根の急登を、気温が上がった日中に登るのはきついです。
 
できることなら、まだ暗いうちから登り始め、気温が低いうちになるべく上まで登ってしまうのが得策です。
 
 
 
 
 

夏場の合戦尾根は混雑します

燕岳は北アルプスの中でも、登山者が多い山です。
 
僕自身、過去には、下山時に100人以上の登山者とすれ違ったこともあります。
 
せまい登山道でのすれ違い、ちょっとした渋滞などがあるので時間に余裕を持って登山計画を立てることをお勧めします。
 
それほど登山者が多くない、暗い時間帯から登り始めるのがおすすめです。
 
 
 
 
 

混雑を避けての燕岳登山

ハイシーズンは大混雑をする燕岳ですが、10月の中旬以降になると登山者数もだいぶ落ち着きます。
 
もちろん、気温は下がり、氷が張ることも珍しくはありませんので、登山ウェアや保温着など、万全の装備が必要になります。
 
5月から6月の残雪期も、ハイシーズンに比べると混雑はしませんが、10月中旬以降に比べると登山者は多い印象があります。(軽アイゼンなどの雪対策が必要です。)
 
 
 
 
 

段差が大きい登山道の効率的な登り方

燕岳に限らず、段差が大きい登山道の歩き方としては、一気に登らずになるべく刻んで登るのがおすすめです。
 
刻んで登ることにより、足の筋肉への負担を減らすことができます。
 
例えば、50センチ以上の段差を1回で登るのではなく、25センチと25センチで2回に分けて登るなどすると足への負担を軽減することができます。
 
 
 
 
 

まとめ 燕岳合戦尾根登山のポイント

以上、北アルプス3大急登である燕岳合戦尾根登山について説明してきました。
 
 
燕岳登山のイメージはふくらみましたか?
 
 
 
・登山口(中房)~第一ベンチ~第二ベンチ
 
・第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋
 
・合戦小屋~合戦沢の頭~燕山荘
 
・燕山荘~イルカ岩~メガネ岩~燕岳
 
 
 
燕岳は北アルプスの中でも最も人気のある山のひとつです。
 
 
急登の先に広がる、北アルプスの絶景と白い砂礫をぜひとも堪能してください。
 
 
 
 
 
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『僕のおすすめ登山ルート【主に北アルプス】』を、こちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

美ヶ原登山の際に足を運んだ茶臼山頂上での記念写真

美ヶ原の王ヶ鼻に2回足を運び茶臼山に3回登ったトレーニング

 
 
 
美ヶ原の山本小屋ふるさと館から、王ヶ鼻に2回足を運び、茶臼山に3回登った。(2020年5月24日)
 
 
夏山装備での登山は、中房温泉からの燕岳・大天井岳日帰りピストン登山(2019年11月2日)から約半年振り。
 
 
冬の間は約25kgの重装備で乗鞍岳登山を中心にトレーニングを重ねていた。
 
 
冬のトレーニングの成果を実感することができる久々の夏山装備。
 
 
装備の重量は約半分、冬靴からトレランシューズへと身軽になったので、本当にサクサクとトレイルを進むことができる。
 
 
 
 
歩いたルートを書き起こすとなかなかの長さに。
 
 
この日の美ヶ原登山のルート
 
山本小屋ふるさと館~美しの塔~王ヶ頭ホテル~王ヶ頭~王ヶ鼻~王ヶ頭~アルプス展望コース~烏帽子岩~百曲がり園地~広小場~茶臼山~塩くれ場~アルプス展望コース~烏帽子岩~王ヶ鼻~王ヶ頭~王ヶ頭ホテル~塩くれ場~百曲がり園地~広小場~茶臼山~扉峠~茶臼山~塩くれ場~美しの塔~山本小屋ふるさと館~牛伏山~山本小屋ふるさと館
 
 
 
 
美ヶ原の牧場内の色々な光景を見ることができて得をした気分に。
朝日と牧場
 

 
 
 
 
霧に包まれる牧場
 

 
 
 
 
爽やかな牧場
 

 
 
 
 
展望が全く無かった1回目の王ヶ頭(2回目は少し展望が)
冬山装備に比べてザックの大きさも重量も半分ほどに。
 

 
 
 
 
この日、3回登った茶臼山
 

 
 
 
 
コロナのおかげで食べれていなかった山でのカップヌードル
久々に食べる味は格別です。
 

 
 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちらで投稿しています。
 
 
 
 
松本市の向こうに残雪の北アルプスの稜線(穂高岳~大キレット~槍ヶ岳)
 

 
 
 
 
初めて茶臼山から扉峠に下山。(その後、登り直す。)
 

 
 
 
 
美ヶ原のトレラン2回走ったことがあるルートです。(レースの際は、扉峠→茶臼山)
2回とも展望が無かったはずですが、この日、初めてまともに素晴らしい展望を見ることができました。
 

 
 
 
 
断崖に立つ要塞さながらの王ヶ頭ホテル。
 

 
 
 
 
アルプス展望コースから撮った写真ですが、実はアルプスよりも王ヶ頭ホテルの展望が素晴らしい 笑
 

 
 
「天空のリゾート」王ヶ頭ホテルに僕も1度は泊まってみたいです。
 

 
 
 
 
広小場~茶臼山の登山道は、昨年2019年の台風19号によるものでしょうか。土石流?鉄砲水?で登山道が大きく変わっていました。自然の力のすさまじさを目の当たりにしました。
 

 
 
 
 
 
新型コロナウイルスにより登山を自粛していたため、約1ヶ月振りに標高2000m以上に身を置いた美ヶ原・茶臼山登山。
 
 
iPhoneアプリによるとこの日に歩いた距離は約38km。
 
 
久々の2000m級を思う存分に満喫することができました。
 
 
 
 
美ヶ原の見どころについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
日本百名山の中でも1、2を争う歩きやすさ。美ヶ原を歩いてみませんか。
 
 
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登山のノウハウなどについて過去に投稿した記事の一覧はこちら
 
 
 
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積雪期の乗鞍岳登山(2019-2020シーズン10回目 4月12日)

 
 
 
2019-2020シーズン10回目の乗鞍岳登山。
(コロナ対策をしての登山)
 
 
白い羽毛の雷鳥3羽に会うことができました。
 
 
肩の小屋まで歩いたところで天候悪化のため剣ヶ峰登頂は断念。
 
 
下山をしていると晴れてきました・・・。青空のもと、雪原の向こうの剣ヶ峰を眺めることができたので良かったですが。
 
 
 
冬の乗鞍岳剣ヶ峰に登るためのポイントはこちらでブログ投稿しています
 
 
 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 
乗鞍岳登山で会うことができた雷鳥はこちらで詳しくブログ投稿しています。
 
積雪期の乗鞍岳で会うことができた3羽の白い羽毛の雷鳥
 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 
スノーシューについてはこちらでブログ投稿しています
 

 
 
 
 
登山で食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 

 
 
 
 
ピッケルについてのブログ投稿はこちら
 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
 

 

 
 
 
冬の乗鞍岳剣ヶ峰に登るためのポイントはこちらでブログ投稿しています
 
 
 
登山のノウハウなどについて過去に投稿した記事の一覧はこちら
 
 
 
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乗鞍岳のツアーコースを2往復(2020年4月5日)

 
 
 
2019-2020シーズン9回目の乗鞍岳登山
 
 
新型コロナウイルスが蔓延する中、対策をしての登山。
(対策内容はこちらでブログ投稿しています。)
 
 
ツアーコース終点から先は荒天のため進めず。
 
 
ツアーコースのナンバリング①から終点を2往復した。
 
 
 
 
いつもどおり暗闇の休暇村乗鞍高原を出発。(午前3時50分)
 

 
 
 
 
ナンバリングの5番をまだまだ見おろせる積雪量。12月下旬には見上げていた5番。
 

 
 
 
 
晴れていれば見えるはずの剣ヶ峰は雲の中。
 

 
 
 
 
ツアーコース終点の看板もだいぶ色あせました。
(シーズン初めに位ヶ原山荘の方?がマジックで書かれています。)
 

 
 
 
 
剣ヶ峰方面は荒天で地獄と化しているので進むのを断念。
 

 
 
 
 
乗鞍エコーラインはまだまだ雪に覆われています。
 

 
 
 
 
シュカブラ
 

 
 
 
 
剣ヶ峰方面はかすかに高天原(たかまがはら)が見えかかっていました。
 

 
 
 
 
松本市方向には日差しが。
 

 
 
 
 
ツアーコースのナンバリング1番より少し先まで戻り、
 

 
 
 
 
再びツアーコース終点まで登る修行です。
 

 
 
 
 
2回目の終点に到着。
 

 
 
 
 
展望がなく撮るものがないのでピッケルの記念写真
 

 
 
ピッケルについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
ツアーコースで凍えながらのカップヌードル。お湯を注ぎ始めたとたんに風が吹き始め・・・。
 

 
 
登山で食べたカップヌードルのアルバムはこちらで投稿しています。
 
 
 
 
Mt.乗鞍スノーリゾートのゲレンデトップで自撮り。
 

 
僕の雪山登山は夏山のためのトレーニングが目的でもあります。
 
日帰り登山ですが、25kgほどの山泊装備で雪山に入っております。
 
雪山は夏山に比べて山に入っている時間が短い分、装備を重くして負荷を上げています。
 
 
 
 
スキー場の営業が終了しているので、リフトもさみしげです。
 

 
 
 
 
カモシカリフトのゲレンデには乗鞍エコーライン?がくねくねと1往復しています。
(ゲレンデの下に2本の道が走っています。)
 

 
 
 
 
僕の身長よりもはるかに高い雪の壁です。
 

 
 
 
 
除雪されたときにできた雪の塊が、
 

 
 
 
 
ゲレンデに転がっていました。
 

 
比較対象がないのでわかり辛いですが、人に直撃したとしたら、自動車事故レベルのダメージを負うこと間違いなしです。
 
 
 
営業を終了したゲレンデ。
 

 
 
 
 
営業を終了した三本滝レストハウス。(夏に営業を再開)
 

 
 
 
スキー場が営業を開始する前から、スキー場の営業が終了した後まで、Mt.乗鞍スノーリゾート様には、本当にお世話になっております。
 
 
 
積雪期の乗鞍岳に登るためのポイントはこちらでまとめています
 
 
 
登山のノウハウなどについて過去に投稿した記事の一覧はこちら
 
 
 
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日本二百名山である長野市の飯縄山山頂

雪の飯縄山登山と戸隠神社奥社詣り

雪の飯縄山登山からの戸隠神社奥社詣りへ。
 
 
飯縄山に登るのは小学校5年生の学校登山で登った時からの25年振り?
 
 
水筒の水を飲みほしてしまい、のどがカラカラになりながら登った思い出が。
 
 
お弁当に入っていた梨の水分で生き帰った思い出は今でもはっきりと覚えています。
 
 
 

飯縄山の良いところ

①長野駅から車で30分ちょいのアクセス
 
②長野市民には馴染みの山
 
③白馬の山々を見渡すことができる
 
④戸隠連峰(戸隠山や高妻山)を眺めることができる
 
⑤善光寺平(長野市や須坂市など)を見渡すことができる
 
⑥空気が澄んでいれば富士山も見ることができるはず

 
 
 
 
古くから修験や参拝のために使われていた戸隠古道
 

 
 
 
 
メインルートである一の鳥居から登りました。(南登山道)
 

 
 
 
 
ルート上には十三のお地蔵様が建立されています。
 

 
 
 
 

 

 
 
 
 
富士見の水場。パイプから水が流れ出ていました。空気が澄んでいれば富士山が見えそうな雰囲気でした。
 

 
 
 
 
天狗の硯岩は、
 

 
 
 
 
雪に覆われておりよくわからず。
 

 
雪の登山道ということもあり、天狗の硯岩から飯縄神社までが体力を使いました。
 
 
 
白馬方面の山々。
左端から中央にかけて、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。
 

 
 
 
 

 

 
 
 
 
西岳の稜線。山と高原地図で破線ルートになっているだけあってギザギザとした稜線です。
 

 
 
 
 
戸隠山の稜線と高妻山(右)
 

 
 
 
 
飯縄神社の鳥居
 

 
 
 
 
右手前に黒姫山、奥に妙高山、中央左に火打山、左端に焼山だと思います。
 

 
 
 
 
いつもどおりの雪山日帰り装備
 

 
 
 
 
戸隠山の稜線と高妻山
 

 
 
 
 
飯縄山山頂で記念撮影。25年以上の歳月を経て体もザックも大きくなって戻ってきました。
 

 
 
 
 
雪の飯縄山山頂でカップヌードル
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
長野市&須坂市のはず。奥には浅間山や根子岳も。
 

 
 
 
 
復路にて、飯縄神社から飯縄山山頂を振り返る。
 

 
 
 
 
北アルプスの山々(白馬方面)
 

 
 
 
 
3月も下旬でまだまだ雪山だった飯縄山。
 

 
 
 
 
下山後は車で戸隠神社奥社詣りへ。
参道の随神門
 

 
 
 
 
何度見ても荘厳な戸隠神社奥社の杉並木。パワースポットと言われるのも納得です。
 

 
 
 
 
戸隠神社奥社脇にある戸隠神社奥社登山口にはトレースはなし。さすがに冬の戸隠山に登る登山者はそうはいないようです。
 

 
 
 
 
雪の戸隠神社奥社の参道でしたが、思っていた以上に観光客の往来がありました。
 

 
 
 
 
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光城山・長峰山での歩荷&トレラントレーニング(2020年3月15日)

約4ヶ月ぶりにホームマウンテンの光城山・長峰山へ。
 
 
この日は3往復のトレーニング
 
 
①光城山登山口~山頂~長峰山のピストン(雪山25kg装備)
 
②光城山~山頂のピストン(雪山25kg装備)
 
③光城山~山頂~長峰山のピストン(トレランザックにランニングシューズでのラン)
 
 
サブスリー(フルマラソンでの3時間切り)を目指し、1km4分でのランニングを定着させている効果か、③のスピードハイクでは、過去最速のタイムを出せた。
 
 
光城山・長峰山について紹介したブログ投稿はこちら
 
 
 
 
登山口~光城山は朝5時にはたくさんの常連さんたちがいましたが、光城山~長峰山は僕が一番乗りでした。
 

 
実は、光城山に来る前に、乗鞍岳まで行っていました。今シーズンだけで既に8回足を運んだ乗鞍岳。荒れ模様の天候にモチベーションも上がらず、光城山・長峰山へのトレーニングへと変更をしました。
 
 
 
長峰山展望台すぐ近くの登山道。
 

 
 
 
 
長峰山山頂で雪山ザックとのツーショット。
 

 
 
 
 
スパッツ(ゲイター)をつけていないと足がすらっとする。
 

 
 
 
 
長峰山で安曇野市を見渡しながらのカップヌードル。
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
暖冬とは言えアスファルトの路面は凍っていました。冬季通行止めとなるのもうなずけます。
 

 
 
 
 
ときどき青空。
 

 
 
 
 
光城山登山口から登ったり、光城山登山口に下りたりを繰り返します。
 

 
 
 
 
長峰山のパラグライダーのテイクオフポイントは雪が積もって滑り台に。
 

 
 
 
 
長峰山展望台からの眺め。
 

 
 
 
モチベーションが上がらないときは、ホームマウンテンの光城山・長峰山が喝を入れてくれます。
 
 
 
 
登山のノウハウなどについて過去に投稿した記事の一覧はこちら
 
 
 
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冬の乗鞍岳登山(2019-20シーズン8回目)

冬の乗鞍岳登山も今シーズン8回目。
 
 
美ヶ原に登る予定だったはずが気付いたら乗鞍岳に。
 
 
今シーズン2回剣ヶ峰に登頂するも、曇り空だったことが心残り。
 
 
前回は青空のもと蚕玉岳までたどり着くも凄まじい風のため撤退。
 
 
登頂すれば曇り、晴れていれば爆風というなんとも乗鞍岳との相性イマイチの今シーズン。
(2回登頂できているだけでも十分だが。)
 
 
晴れの乗鞍岳山頂を期待しつつ登山開始。
(仕事の疲れでモチベーションは低かった。)
 
 
 
 
冬の乗鞍岳に登るためのポイントはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
美ヶ原へ行こうと思っていたはずが気が付いたらいつもどおりの休暇村乗鞍高原に。
 

 
ヘッドライト、ナイトハイクについては過去にこちらでブログ投稿をしています。
 
 
楽天トラベル
 
乗鞍高原温泉 休暇村 乗鞍高原
 
 
 
 
いつもどおり三本滝レストハウスの前でスノーシューを装着
 

 
スノーシューについては過去にこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
明るくなる時間がだいぶ早くなりました。6時になればヘッドライトも不要な季節に。
 

 
 
 
 
日の出の直後は晴れていてもその後に曇ることが多い今シーズンの乗鞍岳。
 

 
 
 
 
朝日を浴びるシュカブラ
 

 
 
 
 
このまま青空が続いてくれると良いのですが・・・。
 

 
 
 
 
シュカブラの向こうに乗鞍岳①
 

 
 
 
 
シュカブラの向こうに乗鞍岳②
 

 
 
 
 
斜面を登り切ったところに肩の小屋があります。
 

 
 
 
 
太陽アークでしょうか?
 

 
 
 
 
朝日岳への登り。
近く、なだらなに見えますが、実際には遠く、急です。
 

 
 
 
 
シュカブラと太陽
 

 
 
 
 
朝日岳の斜面を登っている時も太陽に輪っか。
 

 
 
 
 
朝日岳から見る槍ヶ岳、穂高岳方面。
 

 
 
 
 
槍穂高にズーム。
中央右が前穂高岳、中央左が奥穂高岳、左端に槍ヶ岳。
 

 
 
 
 
乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰
 

 
 
 
 
2週間前は蚕玉岳へと続くこの斜面が凄まじい風でした。
剣ヶ峰を目の前にやむなく撤退しました。
 

 
 
 
 
今回はそれほど風も無く、剣ヶ峰まで登ることができました。
しかしながらの曇り空・・・。
 

 
 
 
 
飛騨市、高山市は雲の下になっていることが多いです。
 

 
 
 
 
乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰に到着。
中央奥には御嶽山。
 

 
 
 
 
剣ヶ峰山頂の鳥居にはエビのシッポはなし。今シーズンは鳥居にできは立派なエビのシッポを撮ることができませんでした。
 

 
 
 
 
乗鞍本宮のエビのシッポも例年ほどの元気は無いように思います。
 

 
 
 
 
それほど風も無かったので今シーズン2度目の剣ヶ峰でのカップヌードル
 

 
登山で食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
剣ヶ峰に祈る
 

 
 
 
 
前回2回の剣ヶ峰登頂の時には存在を忘れてしまっていた焼岳。(写真中央)
 

 
 
 
 
中央手前に霞沢岳
 

 
 
 
 
下山開始直後に稜線を振り返る。
 

 
 
 
 
雪でフカフカな部分もあれば、固く凍っている箇所もあり、下山は特に注意が必要です。
 

 
 
 
 
肩の小屋周辺以外に新たなシュカブラスポットを発見。
 

 
 
 
 
乗鞍大雪渓でラーメンタイム。
 

 
雪山クッキングをするコツについてこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
乗鞍大雪渓でピッケルの記念写真
 

 
ピッケルアルバム
 
 
 
 
ピッケルの写真を撮ったりしているうちに単品ラーメン完成。シンプルイズベスト。
 

 
 
 
 
肩の小屋~乗鞍岳山頂~肩の小屋は雲っていましたが・・・。
ラーメンを食べているうちに完全に晴れました。
 

 
 
 
 
日差しの暑さから春を感じます。
 

 
 
 
 
ツアーコース終点の看板も風雪にさらされてだいぶ色あせました。(毎年、初冬の設置時にマジック書きされています。)
 

 
 
 
 
遭難にはくれぐれも注意。特に剣ヶ峰からの下山時に滑落が多いとのこと。
 

 
 
 
 
意外と侮れないゲレンデ下りも無事に終了。
 

 
 
 
 
にぎわう三本滝レストハウス。
 

 
 
 
今度こそ、今シーズンの乗鞍岳登山は終了のはず。
 
 
 
冬の乗鞍岳に登るためのポイントはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
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シュカブラが美しかった冬の乗鞍岳登山(2019-20シーズン7回目)

冬の乗鞍岳登山も2019-2020シーズンだけで今回で7回目。
 
 
今シーズンに既に2回乗鞍岳最高峰剣ヶ峰に登頂しているものの2回とも曇り空。
 
 
青空を背景に乗鞍岳を写真におさめることができていなかったので3度目の正直。
 
 
この日は降雪直後で雪が深く、Mt.乗鞍スノーリゾートのゲレンデトップから先はいつも以上に体力を消耗した。
 
 
特に、トイレ小屋から肩の小屋までの登りの雪が深かった。
 
 
また、終始、風が強く、肩の小屋から朝日岳を目指したものの手の感覚が無くなってしまい、1度撤退。
 
 
肩の小屋の影で風を避けて待っていると気温が上がってきたため再び朝日岳にアタック。
 
 
なんとか朝日岳までたどり着いたものの、稜線は凄まじい風が吹き荒れていた。
 
 
蚕玉岳まで歩を進めるも、四つん這いにならないと体を持って行かれるレベルの風がふいていたため剣ヶ峰登頂は断念。(体重と装備で総重量90kg近くあるはずだが・・・。)
 
 
自分の後から稜線にたどり着いた登山者も剣ヶ峰を諦め全員が撤退をしていった。
 
 
降雪直後の強風と言うことで、美しいシュカブラがそこかしこにできていた乗鞍岳登山だった。
 
 
剣ヶ峰登頂は果たせなかったものの、青空を背景にした乗鞍岳を撮影することができたので、今シーズンの乗鞍岳登山はとりあえずひと段落。
 
 
 
冬の乗鞍岳に登るためのポイントはこちらでブログ投稿しています
 
 
 
 
あんまり早く登山を開始すると、気温が低い中、風に吹きさらされながら朝日岳の斜面を登らないといけないので、この日はいつもより少し遅めの午前4時に休暇村乗鞍高原を出発。
 

 
 
ナイトハイクの魅力と注意をしていることはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
いつもどおり、三本滝レストハウスに差し掛かったところでスノーシューを装着
 

 
 
スノーシューについてはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
6時30分前にツアーコース終点に到着。
 

 
 
 
 
乗鞍の雪原では常に風が吹いており、吹きさらされました。
 

 
 
 
 
降雪直後の強風だったので、飛ばされた雪が顔に当たって痛い・・・。
 

 
 
 
 
常に吹き荒れる風。
 

 
 
 
 
シュカブラが形成されていく様子がよくわかりました。
 

 
 
 
 
シュカブラが波打っているようです①
 

 
 
 
 
シュカブラが波打っているようです②
 

 
 
 
 
シュカブラの向こうに乗鞍岳
左から剣ヶ峰(最高峰)、蚕玉岳(こだまだけ)、朝日岳
 

 
 
 
 
雪煙に覆われるシュカブラ
 

 
 
 
 
このシュカブラも風に吹かれて刻々と姿を変えています。
 

 
 
 
 
今シーズン7回目にしてやっと青空を背景にした乗鞍岳を眺めることができました。
 

 
 
 
 
雪煙ごしに乗鞍岳を眺めている時間も長かったです。
 

 
 
 
 
シュカブラの畑のようです。
 

 
 
 
 
シュカブラ畑。凍った雪の上に雪が積もり、積もった雪が風に吹かれて姿を変えているということがよくわかります。
 

 
 
 
 
トイレ小屋。
スキー板の足元が凍りで覆われていますが・・・。
 

 
 
 
 
砂浜に打ち寄せる波のようなシュカブラです①
 

 
 
 
 
砂浜に打ち寄せる波のようなシュカブラです②
 

 
 
 
 
トイレ小屋から肩の小屋に向かう斜面はラッセルがきつかったです。風が強い場所なので、普段は雪が吹っ飛ばされており歩きやすいことが多い場所です。
 

 
 
 
 
波打つ雪面の向こうに乗鞍岳
 

 
 
 
 
風が強い場所にできるシュカブラ
 

 
 
 
 
北アルプス裏銀座、槍ヶ岳、穂高岳方面の稜線も風に吹き飛ばされた雪が漂っているようでした。
 

 
 
 
 
爆風に耐えてなんとか朝日岳の斜面を登り切りましたが、蚕玉岳から先は装備と体重で90kg近くある体がいともかんたんにもっていかれるレベルの風が吹いていました。
 

 
 
 
 
広い稜線ですが、油断すると斜面まで吹き飛ばされそうでした。
 

 
 
 
 
風がおさまることを期待して20~30分ほど稜線にいましたが、風がおさまることはありませんでした。
 

 
 
 
 
剣ヶ峰を目の前に、雪焼けした肌の強そうな登山者もみんな撤退をしていました。
 

 
 
 
 
剣ヶ峰には今シーズン既に2回登っていますが、目の前にするとやはり登頂したくなります。無理をせずに引き返したというよりは、風が強すぎて進みたくても進めなかったといった方がよいかもしれません。
 

 
 
 
 
下山をした斜面は凍りついて固くなっていた箇所が多く、細心の注意が必要でした。剣ヶ峰からの下山時に滑落事故が多発しているというのもうなずけます。
 

 
 
 
 
肩の小屋方面から撮影した朝日岳の斜面。
 

 
 
 
 
写真にすると穏やかな斜面ですが、実際には殺人的な強さ冷たさの風が吹き荒れており、見た目以上の斜度があります。
 

 
 
 
 
肩の小屋の前は風が強い場所なので、雪が風にえぐられているようです。
 

 
 
 
 
シュカブラの向こうに乗鞍岳①
 

 
 
 
 
シュカブラの向こうに乗鞍岳②
 

 
 
 
 
スピード感のあるシュカブラ
 

 
 
 
 
トレースをつけてもすぐ風に消されてしまいます。
 

 
 
 
 
乗鞍岳を背景にピッケルの記念撮影
 

 
 
ピッケルについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
乗鞍岳を背景に雪山用グローブの記念撮影
 

 
 
雪山用グローブについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
乗鞍岳を眺めながら食べたカップヌードル
 

 
 
登山で食べたカップヌードルのアルバムはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
乗鞍岳を背景にアイゼンも記念撮影
 

 
 
アイゼンについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
雪山日帰りザックとスノーシューの記念撮影
 

 
 
 
 
記念撮影のしめは乗鞍岳を背景に自撮り
 

 
 
 
 
バックカントリーのコース(ゲレンデ外)には無数のシュプールが。
 

 
 
 
 
初頭には見上げていた5番のプレートも、積雪量が増え見おろすようになりました。
 

 
 
 
 
Mt.乗鞍スノーリゾートのゲレンデトップにある注意喚起の看板
 

 
 
 
 
今シーズンも何回もこのゲレンデを登り下りさせてもらいました。
 

 
 
 
 
みんなゲレンデに繰り出していて人がまばらな三本滝レストハウス。
 

 
 
 
 
下山時に振り返った乗鞍岳の稜線。下山時になってもまだ雪煙があがっていました。
 

 
 
 
かれこれ7~8回は冬の乗鞍岳に登頂していますが、今回は初めて稜線まで上り詰めるも剣ヶ峰登頂をすることができませんでした。改めて稜線の風の恐ろしさを実感しました。
 
 
そして、雪と風が創り出す芸術。美しいシュカブラを満喫することができた乗鞍岳登山でした。
 
 
 
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