北アルプス燕岳の中房温泉登山口

中房温泉からの燕岳合戦尾根登山のポイントについて

 
 
 
 
 
北アルプス燕岳(標高2763m)は「アルプスの女王」と呼ばれ、日本二百名山に選定されています。
 
 
読み方は燕岳(つばくろだけ)、合戦尾根(がっせん、かっせん)となります。
 
 
燕岳は、白い花崗岩の砂礫にコマクサ、雷鳥などなど、沢山の魅力がある山です。
 
 
燕岳の魅力についてはこちらでブログ投稿をしています。
(作成中)
 
 
 
魅力満載のアルプスの女王、燕岳ですが、
 
その登山道は、北アルプス三大急登といわれており、合戦尾根は、急登に次ぐ急登です
 
 
 
このブログ投稿では、
 
燕岳登山に関心のある方、計画をしている方が、合戦尾根の急登に跳ね返されてしまうことが無いよう、燕岳合戦尾根尾根ルートのポイントについてまとめてみました。
 
 
 
アルプスの女王 燕岳登山の、お役に立てば幸いです。
 
 
北アルプス燕岳の山頂
 
 
 
 
 

燕岳登山をざっくり言うと

合戦尾根(登山口~合戦沢の頭)は急登に次ぐ急登。
 
 
合戦沢の頭からは前に見える燕山荘を目指して登る。
 
 
燕山荘からは山頂を目指して稜線を歩き、最後に少しキツイ登り。
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根登山の経由地

中房温泉登山口~第一ベンチ~第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋~合戦沢の頭~燕山荘~燕岳
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根ルートの詳細

燕岳合戦尾根登山を各区間に分けてご説明します。
 
 
 
燕岳合戦尾根ルートの詳細

登山口~第一ベンチ~第二ベンチ

中房の登山口を歩き始め5分もするといきなり急登が始まります。
 
途中で、平たくなって息を整えながら歩くことができる箇所もありますが、基本的には急登に次ぐ急登です。
 
第二ベンチが、登山口から合戦小屋までの中間点のイメージです。
 
 
 

第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋

第二ベンチから合戦小屋までも急登が続きます。
 
 
 

合戦小屋~合戦沢の頭~燕山荘

合戦小屋~合戦沢の頭で登りはひと段落します。
 
合戦沢の頭から先は、それまでの行程と比べると緩やかな登りを進むことができます。
 
しばらく歩を進め、目指す稜線を見上げると燕山荘が見え始めます。
 
燕山荘までの最後の最後に再びきつい登りが待ち構えています。
 
 
 

燕山荘~イルカ岩~メガネ岩~燕岳

燕山荘から燕岳まではゆるやかなアップダウンのある稜線歩きとなります。
 
メガネ岩を過ぎ、燕岳山頂までは10分~20分ほどの登りとなります。
 
標高も高く、それまでの疲労も蓄積されているので燕岳山頂までキツイ登りとなります。
 
 
 
 
 

燕岳の登山口(中房おんせん:なかぶさ)

中房温泉は長野県安曇野市穂高に位置します。
 
燕岳登山の駐車場は第1駐車場から第3駐車場まであり、どの駐車場も徒歩5~10分の範囲にあります。
 
燕岳は人気の山なので、全ての駐車場が満車になるケースが多いです。
 
その場合は、林道が通行止めとなることもあり、マイカーは安曇野市内の登山者専用無料駐車場に駐車して、中房温泉行定期バスかタクシーで中房まで入ることとなります。
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根登山のトイレ

トイレは、第一駐車場(仮設トイレ)、登山口、合戦小屋(外トイレ)、燕山荘(外トイレあり)にあります。
 
登山口のトイレまでは第一駐車場から歩いて10~20分ほどです。
 
 
 
 
 

燕岳合戦尾根登山の水場

登山口から約1kmの場所にある第一ベンチに水場の看板があります。
 
ただし、水場までは、看板から少し下る必要があり、この水場で水を補給する登山者はほぼいません。
 
水場の看板はあるものの、利用率は低い水場となります。
 
他には天然の水場はありません。
 
 
 
 
 

夏場は羽虫が多い合戦尾根

夏の合戦尾根登山では、虫よけスプレーを使用したり、防虫ネットの利用をおすすめします。
 
 
 
 
 

暑い中で急登を登るのはきつい

合戦尾根の急登を、気温が上がった日中に登るのはきついです。
 
できることなら、まだ暗いうちから登り始め、気温が低いうちになるべく上まで登ってしまうのが得策です。
 
 
 
 
 

夏場の合戦尾根は混雑します

燕岳は北アルプスの中でも、登山者が多い山です。
 
僕自身、過去には、下山時に100人以上の登山者とすれ違ったこともあります。
 
せまい登山道でのすれ違い、ちょっとした渋滞などがあるので時間に余裕を持って登山計画を立てることをお勧めします。
 
それほど登山者が多くない、暗い時間帯から登り始めるのがおすすめです。
 
 
 
 
 

混雑を避けての燕岳登山

ハイシーズンは大混雑をする燕岳ですが、10月の中旬以降になると登山者数もだいぶ落ち着きます。
 
もちろん、気温は下がり、氷が張ることも珍しくはありませんので、登山ウェアや保温着など、万全の装備が必要になります。
 
5月から6月の残雪期も、ハイシーズンに比べると混雑はしませんが、10月中旬以降に比べると登山者は多い印象があります。(軽アイゼンなどの雪対策が必要です。)
 
 
 
 
 

段差が大きい登山道の効率的な登り方

燕岳に限らず、段差が大きい登山道の歩き方としては、一気に登らずになるべく刻んで登るのがおすすめです。
 
刻んで登ることにより、足の筋肉への負担を減らすことができます。
 
例えば、50センチ以上の段差を1回で登るのではなく、25センチと25センチで2回に分けて登るなどすると足への負担を軽減することができます。
 
 
 
 
 

まとめ 燕岳合戦尾根登山のポイント

以上、北アルプス3大急登である燕岳合戦尾根登山について説明してきました。
 
 
燕岳登山のイメージはふくらみましたか?
 
 
 
・登山口(中房)~第一ベンチ~第二ベンチ
 
・第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋
 
・合戦小屋~合戦沢の頭~燕山荘
 
・燕山荘~イルカ岩~メガネ岩~燕岳
 
 
 
燕岳は北アルプスの中でも最も人気のある山のひとつです。
 
 
急登の先に広がる、北アルプスの絶景と白い砂礫をぜひとも堪能してください。
 
 
 
 
 
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『僕のおすすめ登山ルート【主に北アルプス】』を、こちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

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