山岳遭難に対応する長野県警のヘリコプター

登山で遭難しないために意識すべきこと

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山で遭難をしないために意識すべきこと』について、山トークをしていきます。
 
 
 
山岳遭難とは、登山中に命の危険に遭遇することをいいます。
 
 
滑落、転落、低体温症、道迷い、疲労による行動不能などが、山岳遭難の要因となります。
 
 
 
遭難をしようと思って登山をする人はいないと思います。
 
 
誰だって、絶対に遭難はしたくありません。
 
 
しかし、登山をする以上、遭難をする可能性が0%になるということは絶対にありません。
 
 
登山は自然の中で行動するものなので。
 
 
僕は日本百名山を完登し、毎週のように北アルプス登山をしてきました。
 
 
冬は北アルプス乗鞍岳(標高3026m)に通い雪山登山をしてきました。
 
 
僕の登山は9割9分以上がソロ登山です。
 
 
僕は一般登山者の中では登山回数が多い方だと思っていますが、幸いにして遭難をせずに無事に登山をすることができています。
 
 
ただ単に運が良いだけかもしれませんが、自分なりの登山哲学、気を付けていることなどがありますので、今回の山トークで紹介をしたいと思います。
 
 
僕がこれまでに、この登山ブログに書いてきた記事のまとめになります。
 
 
 
 
※『登山で遭難しないために意識すべきこと』を、以下ですべて網羅しているわけではありませんのでご留意ください。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

遭難をしないために最も重要なものは登山力です

安全登山のために最も重要なものは、山の中を動くことができる体力です。
 
 
登山知識や登山装備もとても重要ですが、登山力があってこそ、それらが活きてきます。
 
 
ブログ記事 → 安全に登山をするためには体力をつけることが最重要です。
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

万全の登山装備を持つ

日帰り登山装備(夏山)の一覧【百名山完登をともにした僕の山道具たちをご紹介】
 
 
安全登山のためには登山装備も重要です。
 
 
ブログ記事 → 僕が使用している登山装備をこちらでご紹介しています。
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

登山装備の選び方

どのような観点で登山装備を選べば良いか?
 
 
僕が登山装備を選定する時に意識をしていることを書いてます。
 
 
ブログ記事 → 日帰り登山の装備の選び方をご紹介
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

日帰り登山でもヘッドライトは絶対に携行する

人間は灯りのない暗闇で行動することはできません。
 
 
日帰り登山の予定でも、遭難やトラブルにより、夜の山で過ごさねばならなくなることがあります。
 
 
ブログ記事 → 登山用ヘッドライトに使える充電式の単4乾電池をご紹介
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

日帰り登山でもツェルトは絶対に携行する

日帰り登山の予定でも、トラブルにより、山の中で野宿をしなければならなくなるケースがあります。
 
 
そんな時に、雨が降ってきたら・・・。
 
 
ブログ記事 → ソロ登山にはツェルトが必須です。
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

緊急時に備えた装備をご紹介

ビバーク(緊急時の野宿)のための装備をご紹介してます。
 
 
基本的には使わないものなので、軽量、コンパクトで、機能は簡易的なものになります。
 
 
ブログ記事 → ソロ登山におすすめな軽量ビバーク装備をご紹介
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

夏山登山でも氷点下に備えたウェアを持つ

夏山登山でも、荒天により体感温度が氷点下になることがあります。
 
 
低体温症、凍死は、冬山だけでなく、夏山でも陥ります。
 
 
ブログ記事 → 登山のウェアリングについて
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

登山エネルギーは前日にチャージする

いくら登山力があっても、燃料となる登山エネルギーが不足していては力を発揮することができません。
 
 
登山中にガス欠になってしまうことが無いよう、登山前日にたっぷりと登山エネルギーをチャージしましょう。
 
 
ブログ記事 → 超重要な登山前日と登山当日の食事について
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

十分な水分を持つ

登山道に水道はありません。
 
 
平地の気温が上昇している近年は、山中の気温も上がっています。
 
 
熱中症、脱水症状にならないように、こまめな水分補給が必要です。
 
 
ブログ記事 → 超重要な登山中の水分補給について
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

行動食を必ず持つ

登山中にガス欠にならないよう、こまめに行動食を食べることが重要です。
 
 
山仕様の体になれば、行動食を食べずに登山をすることができるようになる場合もあります。
 
 
ブログ記事 → カロリーメイトは揺るぎない山の行動食
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

体温をあげるためのお湯を持つ

山で寒さを感じたとき、手っ取り早く温まるには、温かい飲み物を飲むのが良いです。
 
 
ブログ記事 → サーモスの山専用ボトル(登山用の水筒)をご紹介
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

万が一、遭難してしまった場合に備える

ココヘリ(発信機)を持っていれば、見つけてもらえる可能性、速く見つけてもらえる可能性を上げることができます。
 
 
ブログ記事 → ココヘリで登山時の遭難対策を【会員制捜索ヘリサービス】
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

登山の基本は早出早着

早い時間から行動することにより、ゆとりをもって登山をすることができます。
 
 
焦りは遭難リスクを高めます。
 
 
ブログ記事 → 登山を早朝に開始するメリット【早出早着は登山の基本】
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

山のリスクを知っておく

山の中に入る以上、遭難リスクを0%にすることはできません。
 
 
登山中のリスクを知り、リスクに備えることが必要です。
 
 
ブログ記事 → 登山中は遭難のリスクが常にあり!【登山の危険性の把握と対策をすることが超重要です】
 
 
 
 
 
登山で遭難をしないために意識すべきこと

「以前に楽に登れたから今回も」は絶対にダメ

今の登山力がすべてです、以前の実績は何の参考にも、根拠にもなりません。
 
 
山の中での「こんなはずでは・・・」は、取り返しのつかないことになる場合があります。
 
 
ブログ記事 → 登山では過去の実績はないものと考えるべし
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『登山で遭難しないために意識すべきこと』ということで、山トークをしてきました。
 
 
・遭難をしないために最も重要なものは登山力です
 
・万全の登山装備を持つ
 
・登山装備の選び方
 
・日帰り登山でもヘッドライトは絶対に携行する
 
・日帰り登山でもツェルトは絶対に携行する
 
・緊急時に備えた装備をご紹介
 
・夏山登山でも氷点下に備えたウェアを持つ
 
・登山エネルギーは前日にチャージする
 
・十分な水分を持つ
 
・行動食を必ず持つ
 
・体温をあげるためのお湯を持つ
 
・万が一、遭難してしまった場合に備える
 
・登山の基本は早出早着
 
・山のリスクを知っておく
 
・「以前に楽に登れたから今回も」は絶対にダメ
 
 
 
 
今回ご紹介した記事は、これまでに僕の登山ブログに投稿した記事を、ざっとピックアップしたものです。
 
 
『登山で遭難しないために意識すべきこと』をすべて網羅しているわけではありませんのでご留意ください。
 
 
上記の記事が、お読みいただいた方の安全登山の一助となれば幸いです。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難


 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

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