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新雪をラッセルした春の北アルプス燕岳登山

春の山の登山(4~5月)で注意すべきこと・知っておくべきこと【北アルプスは5月でも雪が降ります】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと』について、山トークをしていきます。
 
 
 
主に、北アルプスの標高2500メートル以上の山についての話になりますが、低山での登山にも通じる話になります。
 
 
 
 
 
春の山の登山で知っておくべきこと 【主に北アルプス登山】
 
①春の北アルプスについて(3月~5月)
 
②冬季通行止めの解除(登山口に続く林道)
 
③アイゼン・ピッケルはいつまで必要か
 
④情報収集結果は参考までにとどめる
 
⑤浮き石、落石に要注意
 
⑥ルートが不明瞭な場合あり
 
⑦朝晩の気温は氷点下になることも
 
⑧登山に体を慣らす必要あり
 
 
 
それでは、それぞれについて詳しく山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと

春の北アルプスについて(3月~5月)

『ゴールデンウィークの北アルプスは雪山です。』
 
 
登山者に注意喚起をする、登山口に貼られていたポスターに以前に書かれていたフレーズです。
 
 
標高2500mを超える北アルプスは、3月~5月と言えども、残雪があり、アイゼン、ピッケルが必要です。
 
 
さらに、残雪どころか、まだまだ雪が降ります。
 
 
僕自身、ゴールデンウィークに槍ヶ岳に登った際に吹雪に見舞われたことがあります。
 
 
また、4月30日の燕岳登山では、前日に降った新雪をラッセルして登ったこともあります。(膝までの積雪がある中でのラッセルでした。)
 
 
ゴールデンウィークの北アルプスは、本当に雪山です。
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと②

冬季通行止めの解除(登山口に続く林道)

春になると、北アルプスの登山口まで続く林道(車で入れる道)の冬季通行止めが解除され始めます。
 
 
蝶ヶ岳の登山口の三股に続く林道(林道烏川線)や、燕岳の登山口の中房温泉に続く林道(一般県道槍ヶ岳矢村線)は、例年3月下旬から4月下旬に冬季通行止めが解除されます。
 
 
そして、通行止めの解除と同時に、登山者が一気に増えます。(冬に雪山登山をしている登山者が多数です。)
 
 
ちなみに、冬季通行止め中に登山をする場合は、蝶ヶ岳、燕岳ともに約10キロの林道を歩くことになります。
 
 
※冬季通行止め期間は、道路を管轄する自治体のホームページでご確認ください。
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと③

アイゼン・ピッケルはいつまで必要か

あくまでも僕の経験上の感覚です。
 
 
5月:絶対にアイゼン・ピッケルが必要。
 
 
6月:チェーンスパイクとピッケルでなんとかなる場合が多い。
 
※アイゼンが必要な場合もあります。
 
 
7月:残雪があったとしても、チェーンスパイクでなんとかなる場合が多い。
 
 
真冬の降雪量により、毎年毎年コンディション(5月、6月の登山道の積雪量)は変わります。
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと④

情報収集結果は参考までにとどめる

登山道のコンディションの受け止め方、感じ方は人それぞれです。
 
 
また、登山者自身の力量により、雪などへの対策は異なってきます。
 
 
山小屋への問い合わせをしたり、山レコなどの直近の登山レポートで、ある程度の登山道の状況を確認することはできますが、登山道には残雪があるものと考え、アイゼン、ピッケルの携行を検討した方が良いです。
 
 
また、登山道のコンディションは刻々と変化します。
 
 
昨日、見聞きした登山道の状況が、今日になったら変わっているということが起こりえます。
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと⑤

浮き石、落石に要注意

真冬の登山道は雪に覆われます。
 
 
何百キロ(場所によっては数トン)もの重みが登山道、岩、石の上にかかります。
 
 
真冬や、雪解けの時期に雪崩があれば、木がなぎ倒され、岩が動かされることもあります。
 
 
雪解けの水により登山道が削られ、その上にある岩や石が不安定な状態になっていることがあります。
 
 
降雪〜雪解けにより、登山道のコンディションは、毎年毎年、大きく変わります。
 
 
春の山では、落石、浮石に特に注意が必要です。
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと⑥

ルートが不明瞭な場合あり

春の山は、まだ登山者がそれほど入っていない場合が多く、登山道が踏み込まれていません。
 
 
なので、登山ルートが不明瞭な箇所がある場合があります。
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと⑦

朝晩の気温は氷点下になることも

登山をする以上、アクシデントにより、山の中でビバーク(野宿)をすることになる可能性を常に考える必要があります。
 
 
松本市の4月の最低気温の平均は、4.4度です。
 
 
平地で4.4度ということは、標高の高い山では氷点下になることも大いにあります。
 
 
というか、3月、4月は氷点下になることがザラです。
 
 
そんな条件下で、ビバークせざるを得なくなる状況になることを想定した登山装備を携行する必要があります。(日帰り登山であっても。)
 
 
 
 
 
春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと⑧

登山に体を慣らす必要あり

冬山登山をしていない場合、春の山の登山は、体が山に慣れていない状態で臨むことになります。
 
 
登山では、標高ひとつとっても、平地よりも厳しい環境に身を置くことになり、体に負荷がかかります。
 
 
いきなり長い行程の登山に臨んだり、ハイペースで登山をするのは避け、登山回数を重ねるごとに行程をのばし、登山ペースを上げていくようにするのが良いです。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『春の山の登山で注意すべきこと・知っておくべきこと』について、山トークしてきました。
 
 
①春の北アルプスについて(3月~5月)
 
②冬季通行止めの解除(登山口に続く林道)
 
③アイゼン・ピッケルはいつまで必要か
 
④情報収集結果は参考までにとどめる
 
⑤浮き石、落石に要注意
 
⑥ルートが不明瞭な場合あり
 
⑦朝晩の気温は氷点下になることも
 
⑧登山に体を慣らす必要あり
 
 
 
 
標高が低い山であれば、春になると無雪期登山を満喫することができますが、平地は春でも、北アルプスはまだ冬です。
 
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
立山連峰の山小屋が舞台のお話しです。
 
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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

日本百名山の剣山を登山した時にオリンパスの防水デジタルカメラタフで撮影した目的地を眺めてモチベーションを上げている後ろ姿

登山を継続するコツ【ランニングなども同じです】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山を継続するコツ』ということで山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
 
登山の計画をしたものの、日常の疲れがあったりでモチベーションが上がらない。
 
 
 
 
登山当日の朝早くに起きたけど、行くのはやめてもう一度寝よう。
 
 
 
 
上記の経験がある方がほとんどではないでしょうか。
 
 
そして、次第に登山をしなくなる・・。
 
 
『登山を継続するコツ』ということで、この記事を書いている僕自身、モチベが上がらない時があります。
 
 
でも、この記事でご紹介する考え方をしてきた僕は、なんだかんだでほぼ毎週末に登山をしてきました。
 
 
 
 
結論から言うと、登山を継続するコツは『モチベが無かろうが、天気が悪かろうが、登山口まで行くだけ行ってみる
 
 
 
 
これに尽きます。
 
 
 
 
後ほど、くわしく『登山口まで行くだけ行ってみる』について山トークしますが、まずは注意点についてです。
 
 
 
 
 

そうは言っても無理は禁物

まずは注意点です。
 
 
登山のモチベが上がらないということは、心身が登山をすることに拒否反応を示しているとも言えます。
 
 
心身のコンディションが整っていないとも言えます。
 
 
無理を押して登山をした結果、遭難をしてしまうということが起こり得るので、無理は禁物です。
 
 
自分が無理をしていい状態なのか、ダメな状態なのかは自分で見極める必要があります。
 
 
 
 
 

行くだけ行ってみる作戦

『モチベが無かろうが、天気が悪かろうが、登山口まで行くだけ行ってみる』
 
 
とりあえず、登山口まで行ってみれば、『せっかく登山口まで来たんだから登るか〜!』となります。
 
 
また、家の周りは雨が降っていたとしても、登山口では雨は降っていないかもしれません。
 
 
実際には登山口も雨なことが大半ですが。
 
 
登山口まで行ってもモチベが上がらないようであれば、帰って寝れば良いだけです。
 
 
家から登山口までの行き来の時間が無駄になったなんて思わないことです。
 
 
『登山口まで来てもモチベが上がらないんだから仕方がない。登るなということだろう。』と割り切りましょう。
 
 
登山口まで行くだけ行っても結果的にモチベが上がらなければ、登山を中止することの後ろめたさも和らぎます。
 
 
ベットから起き上がりもせずに登山中止を決めるよりも。
 
 
また、仮に登山口まで行ったものの帰ることになったとしても、立派なトレーニングができています。
 
 
早起きして、登山の準備をして登山口まで行くのも立派なトレーニングです。
 
 
ちなみに、僕がこの『行くだけ行く』作戦の結果することができた登山ですが、登山した後に後悔をしたことはありません。
 
 
今までのところ僕は必ず『モチベ低かったけど登って良かった』となっています。
 
 
 
 
 

登山は今しかできないと言い聞かせる

今は登山ができているとして、来週も登山ができるとは限りません。
 
 
明日、足を怪我して、当分の間、登山をすることができなくなる可能性もゼロではありません。
 
 
忙しくなって、しばらくの間、登山をする時間が確保できなくなるかもしれません。
 
 
登山は今しかできないと言い聞かせれば、自分を奮い立たせることができます。
 
 
 
 
 

行かないという選択肢をなくす

『モチベが無かろうが、天気が悪かろうが、登山口まで行くだけ行ってみる』作戦は、裏を返せば、登山口まで行くのをやめるという選択肢をなくすということです。
 
 
登山のために起きたら、選択肢は『登山口まで行く』の一択です。
 
 
僕には『二度寝する』という選択肢はありません。
 
 
 
 
 

行くだけ行ってみる作戦は色々と使えます

実際に僕がやっていることになります。
 
 
 

4時起き早朝ラン

真冬でも、起きたらランニングウェアに着替えて家の外に出るだけ出てみる。
 
 
外に出たら、寒いので走って体を温めるしかありませんw
 
 

周回ランニング

1周10キロのコースで1周目を走り終え、2周目に行こうか迷う時、数メートルでも良いからとりあえず2周目に突入する。
 
 

2往復登山トレーニング

1往復を終え、2往復目をするか迷う時、数歩でも良いから2往復目に突入する。
 
 
 
 
ランも登山も、少しでも良いので次のステップに突入すると意外とそのまま行けるもんです。
 
 
少し突入して、やっぱり無理だと思うならそこでやめれば良いだけです。
 
 
突入もせずにやめるよりは、少しでも突入してやめる方が納得できると僕は思ってます。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『登山を継続するコツ』ということで山トークをしてきました。
 
 
とりあえず登山口まで行く
 
 
とりあえず、ランニングウェアに着替えて外にでる。
 
 
とりあえず、2周目、2往復目に突入する。
 
 
 
 
今しかできない登山とランのために、僕はとりあえず、山に登り、ランニングもします!
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考


 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山をすると日常の幸福感が高まります【特に雪山登山をすると高まります】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山をすると日常の幸福感が高まります。』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
なぜ、登山をすると日常の幸福感が高まるのか?
 
 
 
 
 
それは、山の中は危険で、不快で、不便なので、平地に戻ると平地のありがたみがわかるからです。
 
 
登山では、雨、風、低温などに身をさらされます。
 
 
夏山登山であっても、低体温症に陥る危険性があります。
 
 
また、山の中では、虫にたかられたり、汗をかいても着替えができなかったり、基本的にトイレは水洗ではありません。
 
 
そんな登山から平地に戻ると、建物の中、家の中にいることのありがたみが身にしみます。
 
 
建物の中にいるだけで、家にいるだけで幸せです。
 
 
少し極端かもしれませんが。
 
 
登山をしない人が家にいる時の幸福度を40だとします。
 
 
一方、登山をする人が家にいる時の幸福度は、100になることもあります。
 
 
僕は何度も、家にいることの幸福度100を経験しています。
 
 
僕は結婚して雪山登山を引退しましたが、引退する前は北アルプス乗鞍岳(標高3026m)で何度も雪山登山をしてきました。
 
 
 
冬の北アルプス乗鞍岳登山(乗鞍高原)の魅力』は、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
冬の乗鞍岳登山では体感温度がマイナス10度以下になることがザラです。
 
 
触れている空気によって、命を奪われるということが起こりえます。
 
 
言い換えれば、雪山登山では常に死に触れていると言えます。
 
 
そして、登山なのでもちろん体力を消耗します。
 
 
加えて、僕は体に負荷をかけるために、装備を軽量化せずに乗鞍岳登山をしてきました。
 
 
なので、3000m級の雪山の過酷さと装備の重さにより、下山した時は疲労困憊していることがほとんどでした。
 
 
下山して、車に入ると、車の中という安全な場所に居れるということだけで幸福度100でした。
 
 
そして、運転して無事に帰宅して、家の中に入った時の幸福度は100オーバーです。
 
 
危険で不快で不便な山にいる時は、幸福度がマイナスになっていると言えます。
 
 
そのマイナスのところから見れば、平地での幸福感ゼロの状態ですら、幸福感が高いと言えます。
 
 
幸福感0から見る幸福感50と、幸福感マイナス20から見る幸福感50では、後者の方が振れ幅が大きいので、同じ幸福感50だとしても、より幸福感が増します。
 
 
なので、登山をしてマイナスを知ることにより、日常の幸福感が増すのです。
 
 
ここまで、ものの例えで、登山のマイナス要素ばかりお話ししてきましたが、そのマイナス要素を含め、克服して、登り切ったところに登山の魅力が待っています。
 
 
もちろん、登山はマイナス要素だけではありません。
 
 
 
 
『登山の魅力』については、こちらでセルフ出版をしています。
 
 
登山の魅力 ~登山でストレス・悩みを吹っ飛ばす!~  松本山男


↑KindleまたはAmazonをご覧ください。
 
 
僕の登山ブログを書籍化して出版してみた話し【AmazonでKindle出版(山旅の記録)】
 
 
 
 
以上、『登山をすると日常の幸福感が高まります。』ということで、山トークをしてきました。
 
 
日常が幸福に感じれていない方は、低山でも良いので登山をしてみると、日常の幸せを噛みしめることができるかと思います!
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
登山にはリスクがつきものです。リスクについてはこちらの記事で書いています。
 
登山中は遭難のリスクが常にあり!【登山の危険性の把握と対策をすることが超重要です】
 
 
 
 
 
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高機能で高額な登山装備のソフトシェルを着て記念撮影

登山ギアの最高峰を一挙紹介!予算無視で選んだ夢のハイスペック装備まとめ

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、「もし予算が無限だったら?」という夢のような前提で、最高峰の登山装備・山向きアイテムを調べてみました。
 
 
「これ欲しい!……でも高っ!」と諦めたことがある方も多いのではないでしょうか。
 
 
機能性・デザイン性ともに最上位モデルばかりをピックアップしてみました。
 
※2024年時点です。
 
※Amazonで、レビュー件数が多く、評価が高い登山用品をチョイスしています。
 
 
登山だけでなく、キャンプや災害対策にも活用できるギアが満載です。
 
 
気になる装備があったら、お酒の勢いでポチるのも……アリかも?
 
 
 
 
今回のブログ記事は、本当にワクワクとしながら作成しているブログ記事です。
 
 
確かに、登山用品という視点でだけ見れば、超高額な登山用品もあります。
 
 
ただ、高級車を新車で買うというわけではないので、高額な登山用品であっても、買おうと思えば買えるレベルなのがほとんどではないでしょうか?
 
 
また、すべての登山装備を高機能なものにするのではなく、一点豪華主義にするというパターンもありかと思います。
 
 
例えば、カメラだけはプロの山岳カメラマンが使っているものを使うなど。
 
 
僕自身、今回ご紹介する登山用品をポチるということも大いにあり得ますw
 
 
 
 
 

テント

ヒルバーグ ヘラグス3

 
 
スウェーデン生まれの「HILLEBERG/ヒルバーグ」のトンネル型テントです。
 
 

created by Rinker
ヒルバーグ(HILLEBERG)
¥264,000 (2025/04/22 21:57:04時点 Amazon調べ-詳細)

 
 
 
 
 

トレッキングポール

LEKI マイクロバリオ カーボン トレッキングポール

 
 
 
 
カーボン素材の三段折りたたみ式トレッキングポールで、強度を保ちながら軽量化を実現しています。
 
 
カーボン振動軽減性に優れた素材です。
 
 


 
 
 
 
 

スリーピングバッグ(寝袋)

OMM Mountain Raid 160

 
 
水にも汚れにも強い材質でできている寝袋です。
 
 
軽量でコンパクトに携行ができますが、保温性に優れた寝袋です。
 
 
製品の仕様は以下の通りです。
 
総重量 :450g
 
長さ: 195cm
 
パッキングサイズ: 22 x 15 cm
 
 

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OMM Original Mountain Marathon
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スリーピングパッド(マット)

サーマレスト ネオエアーXサーモ NXT

 
 
高い保温力対重量比を誇るマットです。
 
 
軽量でコンパクトに携行ができますが、高い保温性(断熱性)があるマットです。
 
 


 
 
 
 
 

ヘッドライト

レッドレンザー H19R Core 防水機能付 LEDヘッドライト

 
 
照射距離300m。
 
 
3500ルーメンのヘッドライトです。
 
 
車のライトに匹敵すう明るさのようです。
 
 


 
 
 
 
 

浄水器

MSR Guardian ガーディアン

 
 
米軍とMSRの共同開発により生まれた最先端の浄水器です。
 
 
フィルターの寿命は10000Lです。
 
 

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エムエスアール(MSR)
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時計

ガーミン(GARMIN) fenix 8

 
 
 
登山でもビジネスでも使えるデザインです。
 
 
ガーミンのフラッグシップモデルです。
 
 
フラッグシップには、企業の製品などにおいて、トップに位置する、ブランドを代表する存在という意味があります。
 
 


 
 
 
 
 

GPS

GARMIN GPSMAP 67i

 
 
全地球エリアを100%カバーする衛星通信により、地球上のあらゆる場所で通信(メッセージの送受信)ができます。
 
※要サブスク契約です。
 
 


 
 
 
 
 

ミラーレスカメラ

ソニー α7R V

 
 
プロの山岳カメラマンにも使われているミラーレスです。
 
 
高精細な動画撮影もできます。
 
 


 
 
 
 
 

一眼レフカメラ

ニコンD850

 
 
プロの山岳カメラマンにも使われている一眼レフです。
 
 

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Nikon
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レンズ(カメラ)

SONY(ソニー) FE 16-35mm F2.8 GM

 
 
上でご紹介している、『ソニー α7R V』に合うレンズになります。
 
 


 
 
 
 

Nikon AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

 
 
上でご紹介している、『ニコンD850』に合うレンズになります。
 
 


 
 
 
 
 

ドローン

DJI Mavic 3 Pro

 
 
エベレスト上空を飛行したドローンです。(エベレストのドローンは特別仕様かもしれません。)
 
 
自分の立つ山頂、稜線を上空から撮影できます。
 
 


 
 
 
 
 

カメラ(動画撮影)

GoPro MAX 360

 
 
言わずと知れた、防水アクションカメラ。
 
 
50ピースアクセサリーキットになります。
 
 
登山中の動画撮影といったらゴープロです。
 
 
もちろん、平地での撮影も。
 
 


 
 
 
 
 

望遠鏡(双眼鏡)

Zeiss 8×42 Victory SF

防水タイプの双眼鏡です。
 
 
山頂や稜線から見えてる山を、双眼鏡を使って眺めてみたいものです。
 
 

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Zeiss
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マルチツール

レザーマン MUTタクティカルマルチツール

 
 
米軍の要望を受けて開発されたマルチツール。
 
 
登山・アウトドア向きというよりは、ミリタリーな要素が強いっぽいです。
 
 


 
 
 
 
 

ソーラーパネル&ポータブル電源

AFERIY 2400 ポータブル電源 ソーラーパネル セット 400W

 
 
日中にソーラーパネルで集めた電気をポータブル電源に蓄電することができます。
 
 
ソーラーパネルは折りたたみ式です。
 
 
ポータブル電源は電気ケトルも対応でき、車中泊でも活躍しそうです。
 
 


 
 
 
 
 

ランタン

Prism(プリズム)充電式モバイルLEDランタン

 
6000ルーメンで連続点灯時間は8時間から80時間。
 
 
重量は約942gと登山にはちょっと重いかもです。
 
 


 
 
 
 
 

ラジオ

ソニー PLLシンセサイザーラジオ SRF-T355

FM/AM放送の2バンド対応。ボタンでかんたん選局、大画面で放送局名を表示可能な名刺サイズラジオです。
 
↑SONYのホームページに掲載されている内容です。
 
 


 
 
 
 
 

本(Kindle)

New Kindle Paperwhite (16GB)

 
 
山での読書に。
 
 


 
 
 
 
 

サポート・コンプレッションタイツ

CW-X Stabilyxタイツ

 
 
 
 
圧縮とキネシオロジーテープの利点が組み合わされたタイツです。
 
 

created by Rinker
CW-X(シーダブリューエックス/ワコール)
¥22,224 (2025/04/22 22:01:13時点 Amazon調べ-詳細)

 
 
 
 
 

山関連で最も高額なもの(番外編)

今回のブログ記事作成をする中で、結果的に高額な登山用品に触れることが多くなりました。
 
 
気になったので、高額な山関連の商品を調べてみました。
 
 
 
 
 

手持ちライト

イマレント MS18
 
 
超高輝度 の100000ルーメン。
 
 
遠距離照射 1350メートルです。
 
 


 
 
 
 
 

絵画

風景画
 
 
槍ヶ岳の絵画で気に入ったものがあったら買ってしまうかもです。
 
 


 
 
もっと高額な商品もあるんじゃないかと思います。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『高機能な登山装備・登山向き用品』ということで、ご紹介をしました。
 
 
テントヒルバーグ ヘラグス3
 
トレッキングポール:LEKI マイクロバリオ カーボン トレッキングポール
 
スリーピングパッド(マット):サーマレスト ネオエアーXサーモ NXT
 
ヘッドライト:レッドレンザー H19R Core 防水機能付 LEDヘッドライト
 
浄水器MSR Guardian ガーディアン
 
時計ガーミン fenix 8
 
GPSガーミン GARMIN GPSMAP 67i
 
ミラーレスカメラソニー α7R V
 
一眼レフカメラニコンD850
 
レンズ(カメラ)SONY(ソニー) FE 16-35mm F2.8 GM
 
ドローンDJI Mavic 3 Pro
 
カメラ(動画撮影)GoPro MAX 360
 
望遠鏡(双眼鏡)Zeiss 8×42 Victory SF
 
マルチツールレザーマン MUTタクティカルマルチツール
 
ソーラーパネル&ポータブル電源AFERIY 2400 ポータブル電源 ソーラーパネル セット 400W
 
ランタン:Prism(プリズム)充電式モバイルLEDランタン
 
ラジオソニー PLLシンセサイザーラジオ SRF-T355
 
本:Kindle
 
タイツ:CW-X Stabilyxタイツ
 
 
 
 
 
今回のブログ記事は、僕自身、本当にワクワクしながら作成したブログ記事でした。
 
 
高機能な登山用品は、登山だけでなく、キャンプや普段の生活で使えるものもあります。
 
 
また、災害時に頼りにすることができる登山用品もあります。
 
 
お酒の力を借りてポチるのも意外とありなのかもしれませんw
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

翌シーズンの夏山登山に向けて、冬の間にしているトレーニングのログ

冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない登山者向け】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、雪山登山をしない登山者が、翌シーズンの夏山登山に向けて、『冬を有効に過ごす方法』と『登山モチベーションを維持する方法』について、山トークをしていきます。
 
 
 
 
夏山登山はするけど、冬山登山はしない。
 
 
 
 
登山初心者の方でも、ガッツリと夏山登山をする方でも、冬山登山(雪山登山)をしないという方がいると思います。
 
 
 
僕は、以前は冬は毎週のように雪山登山をしていましたが、結婚を機に完全に雪山登山を引退しました。
 
 
 
そんな僕が、冬の間、どのように翌シーズンの夏山シーズンに向けて過ごしているかについて、山トークしていきます。
 
 
冬の間の登山モチベーション維持のための参考になれば幸いです。
 
 
 
 
 

冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】

①翌シーズンの夏山登山の計画をする
 
②翌シーズンの夏山登山に向けてトレーニングをする
 
③里山登山をする
 
④夏山登山装備の点検をする
 
⑤夏山登山装備を使ってみる
 
 
 
 
 
それでは、それぞれについて、くわしく山トークをしていきます。
 
 
 
 
 
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】①

翌シーズンの夏山登山の計画をする

 
 
『翌シーズンに登りたい登山ルートを探すこと』と、『登りたいと思ったルートについて調べること』
 
 
この2点が、冬の間の、登山モチベーション維持のとっかかりになります。
 
 
登山ルートを紹介している本を眺めたり、登山地図を眺めたり、ネット検索をしたり。
 
 
冬の間は、次の夏に登りたい山、登山ルートを探します。
 
 
地図を眺めながら、登ってみたいルートに思いを巡らすのはワクワクします。
 
 
僕の場合、登山距離が長いルートを探すのが好みです。
 
 
このルートではどんな光景が待ってるんだろう?
 
 
登山ルート探しをしているとワクワクしてきます。
 
 
そして、同時に、不安感も出てきます。
 
 
自分にこのルートを歩くことはできるだろうか?
 
 
そして、この不安感が、冬の間のトレーニングのモチベーションになります。
 
 
 
 
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冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】②

翌シーズンの夏山登山に向けてトレーニングをする

翌シーズンに向けて、登りたい登山ルートを探し、登りたいルートについて調べていると、ワクワクすると同時に、不安感も出てくる場合があります。
 
 
そして、この不安を払拭するには、トレーニングあるのみです。
 
 
僕の場合、岩登りなどがあるテクニカルなルートよりも、距離の長いルートを好みます。
 
 
距離の長いルートを歩くためには、山の中で長時間の行動をし続けることができる体力が必要です。
 
 
仮に超ロングルートを歩くというわけでは無い場合も、登山をするからには体力維持、体力向上が望ましいことに変わりはありません。
 
 
 
 
 
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】③

里山登山をする

翌シーズンの夏山登山に向けたトレーニングをどこでするか?
 
 
僕にはホームマウンテンの里山があるので、そこでトレーニングをしています。
 
 
基本、登山口〜山頂を、2往復以上するトレーニングをします。
 
 
 
 
『楽しんで、何度も同じ山に登山するための考え方』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
『僕の実際の冬のトレーニングの記録』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】④

夏山登山装備の点検をする

夏山登山の時に、いつもザックに入れている装備でも、ほとんど出番がない装備というものがあります。
 
 
例えば、ファーストエイドキット(救急セット)など。
 
 
冬の間は、じっくりと、それらの装備の点検をします。
 
 
また、全体的な装備内容の見直しや、アップデートするしないを、じっくりと検討します。
 
 
時には、登山用品点をハシゴして。
 
 
 
 
 
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】⑤

夏山登山装備を使ってみる

登山装備の点検の延長線になりますが、例えば、ツェルトを張って、ツェルトの中でシュラフカバー(またはサバイバルシート)を使って2〜3時間を過ごしてみれば、ビバーク(緊急時の野宿)の練習になります。
 
 
実際に装備を使ってみることは、次の夏山シーズンのためにとても意味のあることです。
 
 
『登山本番で使ってみたら、思っていた感じと違った』ということを防ぐためにも、平地や里山で実際に登山装備を使ってみるというのは大事なことになります。
 
 
あとは、毎週のようにツェルトを張る練習をするだとか、毎週のようにバーナーとクッカーを使って料理をしてみるなど、登山装備を使う練習をするのも、次の夏山に向けておすすめです。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『冬の間の登山モチベーション維持の方法』について、山トークをしてきました。
 
 
①翌シーズンの夏山登山の計画をする
 
②翌シーズンの夏山登山に向けてトレーニングをする
 
③里山登山をする
 
④夏山登山装備の点検をする
 
⑤夏山登山装備を使ってみる
 
 
 
 
一度、登山を始めれば、よりコースタイムが長いルート、より難易度が高いルートに徐々に関心が向いていくはずです。
 
 
そんなルートに登るため、より登山を満喫するためには、トレーニングが欠かせません。
 
 
雪山登山をしない場合でも、冬の間も雪が無い山が、身近にもそれなりにあるはずです。
 
 
冬の間は、里山でトレーニングをするのが一番ですが、仮に里山が無い場合にも、ランニングをしたり、階段登りをしたりと、いくらでもトレーニングをすることができます。
 
 
 
 
冬の間は、ゆっくりと登山地図を眺め、歩いてみたいルートに思いを巡らしワクワクしましょう。
 
 
 
 
そして、トレーニングと装備チェックです。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

石が氷におおわれる雪山登山の低温の恐怖

雪山登山で死の恐怖を感じた話し

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『雪山登山で死の恐怖をを感じた話し』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
1年を通して、毎週末に登山をしてきた僕は、冬は北アルプスや八ヶ岳で雪山登山をしてきました。
 
 
そんな雪山登山の経験の中で、一歩間違えば死んでいたかもしれないシーンが一度あったので、その時のことを山トークしていきます。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
雪山で死の恐怖を感じた話し

死の恐怖を感じた状況

僕の冬のホームマウンテン、北アルプス乗鞍岳(標高3026m)を登山していた時のことです。
 
 
その日の序盤は、気温が高く、既に積もっていた雪、降っていた雪のどちらにも湿り気がありました。
 
 
また、気温が高かったので汗をかき、その汗によってウェア(ミッドシェル)やグローブ(手袋)の内部が湿っていました。
 
 
その湿っていた状態で、急激に気温が低下し始め、風が吹きだしました。
 
 
身の危険を感じる寒さとなったので、慌ててザック(雨蓋)の中のハードシェルを出そうと思いましたが・・・
 
 
急激な気温低下と風により、気が付いたときには手指の感覚が無くなっていました。
 
 
加えて、湿ったグローブが凍りつき始めていました。
 
 
低温により、指の感覚がなくなっていたのと、低温によりグローブが凍りかけていたことにより、気がついた時にはザックの雨蓋すら開けることが困難な状況に陥っていました。
 
 
そして、雨蓋を開けるのに手間取っている間にも、ウェアは凍りつき始め、瞬く間に体温が奪われていきました・・・。
 
 
やっとの思いで、何とか、雨蓋を開け、ハードシェルを着ることができたので、ことなきを得ましたが、急激な気温低下の恐ろしさを身をもって感じました。
 
 
ウェア(ミッドシェル)と、グローブが凍りついていく様を、身をもって実感させられました。
 
 
 
 
 
雪山で死の恐怖を感じた話し

ザックを開けることができなかったとしたら

たとえ、ザックに十分な装備を入れていたとしても、出すことができなければ何の意味もありません。
 
 
ザックを開けることができなかったとしたら、凍傷、低体温症になり、凍死をしていた可能性が冗談抜きにあります。
 
 
実際にウェア(ミッドシェル)とグローブが凍りつき始めていたので。
 
 
もし、ハードシェルを着ることができずに、濡れたミッドシェルで外気にさらされ続けていたら、体も凍りついていった可能性がありました。
 
 
 
 
 
雪山で死の恐怖を感じた話し

教訓

雪山登山では、気温の変化に注意を向けることが重要であることを実感した出来事でした。
 
 
特に、気温が高く、汗や湿った雪によって、自身が湿っている時は注意が必要です。
 
 
天候の変化によって気温が下がれば、湿ったものは瞬く間に凍りつきます。
 
 
気温の変化に即座に対応するために、ウェア類は雨蓋などの、すぐに取り出せる場所に入れておくことが重要です。
 
 
 
 
 
雪山登山で死の恐怖を感じた話し

まとめ

以上、『雪山登山で死の恐怖を感じた話し』ということで、山トークをしてきました。
 
 
・死の恐怖を感じた状況
 
・ザックを開けることができなかったとしたら
 
・教訓
 
 
 
 
雨蓋に、ウェアを入れていたにもかかわらず、急激な気温低下により、取り出すことが困難になってしまった乗鞍岳での出来事。
 
 
ウェアとグローブが凍りつき始め、低温の恐怖、死の恐怖を感じました。
 
 
常に身を置いている空気(低温)により、死を感じた恐怖。
 
 
雪山登山では常に死に触れているということを実感しました。
 
 
そんな、雪山の恐ろしさを痛いほど知っている僕は、結婚を機に雪山登山を引退しました。
 
 
澄んだ青空と白銀の世界。
 
 
雪山には夏山には無い魅力がありますが、雪山登山をされる方は、くれぐれもお気をつけて。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
なぜ雪山に登るのか?
 
 
僕が雪山に登り続けてきた理由』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
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『冬山登山のノウハウ【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けた、冬山登山にも通じるノウハウになります。
 
 
 
 
 
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雪山登山・冬山登山が禁止されていない北アルプスの乗鞍岳

雪山登山は禁止できるのか?【禁止すべきとの声を見聞きすることがありますが僕はできないと思ってます。】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?
 
 
 
雪山での山岳遭難が発生すると、ネットニュースのコメントやSNSで時々、見聞きすることがあります。
 
 
 
『雪山登山は禁止すべきだ』
 
 
 
果たして、雪山登山は禁止できるのでしょうか?
 
 
結論から言うと、僕は、『雪山登山の禁止はできない』と思っています。
 
 
 
雪山登山は社会的に肯定されています。
 
 
今回は、雪山登山が肯定されている証(あかし)について、山トークをしていきます。
 
 
ちなみに、僕自身、冬は北アルプス乗鞍岳(標高3026m)を中心に、雪山に通い、雪山登山をしてきました。
 
 
そんな雪山登山者による山トークになります。
 
 
なお、雪山登山を禁止することができないのであれば、無雪期の登山も当然、禁止できないと僕は考えています。
 
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
※今回は、成人の雪山登山についての山トークになります。高校生をはじめとした、未成年の雪山登山に関しては除外しての山トークです。
 
 
 
 
 

雪山登山は禁止できるのか?

雪山登山が肯定されている証しとして、以下があげられると思います。
 
 
①登山用品店では、必ず雪山装備が売られている
 
②雪山でも、営業している山小屋がある(開放されている避難小屋がある)
 
③登山雑誌では、毎年、雪山登山について特集されている
 
④雪山登山についての書籍が出版されている
 
⑤ピオレドール賞では、雪山登山が評価されています。
 
⑥夏山登山は禁止できるのか?
 
 
 
 
それぞれについて、山トークしていきます。
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

登山用品店では、必ず雪山装備が売られている

大昔から、アイゼンやピッケルといった、雪山登山のための装備、道具があります。
 
 
雪山登山に使われるアイゼン、ピッケルが製造され、昔から販売されているということは、雪山登山をする人が昔からいるということです。
 
 
そのことから、雪山登山は、昔から社会的、商業的に肯定されているということが言えると思います。
 
 
雪山登山が禁止されるということになると、アイゼン、ピッケルの製造と、登山用品店などでの販売が規制、禁止されることにならなければなりません。
 
 
製造販売が規制されることになる、禁止になる、という場合、間違いなく業界から反発があります。
 
 
また、これまで肯定されていた真っ当な業界が、政府によって潰されることになるという状況は、世の中的に論争が引き起こされることになると思われます。
 
 
 
ピッケル


 
 
 
アイゼン
グリベル GRIVEL G12EVO・オーマチックSP クランポン アイゼン

 
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

雪山で営業している山小屋がある

北アルプスの西穂高岳山荘や、八ヶ岳の赤岳鉱泉は、冬も営業をしています。
 
 
そして、たくさんの登山者が利用、宿泊をしています。
 
 
冬に山小屋が営業をしているということは、需要があるから営業をしている訳であって、山小屋が、雪山登山を肯定しているということです。
 
 
また、夏山で営業をしている山小屋には、冬季避難小屋(管理人は不在)が併設されている場合があり、冬の間、解放されていることがあります。
 
 
山小屋の冬季営業に、冬季避難小屋の開放。
 
 
山小屋(登山業界)は、雪山登山を肯定しているということになるかと思います。
 
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

登山雑誌では、毎年、雪山登山について特集されています。

誰も読まないような記事であれば、特集されることはありません。
 
 
雪山登山についての特集は、冬の風物詩です。
 
 
出版業界も、登山を肯定しているということかと思います。
 
 
 
 
 
雪山登山は禁止できるのか?

雪山登山についての書籍が出版されている

雑誌の雪山特集だけではなく、単行本でも、雪山登山の入門書をはじめ、たくさんの書籍が販売されています。
 
 
雪山を肯定する著者がたくさんいるということかと思います。
 
 
有名登山雑誌社の山と渓谷社も、雪山登山の入門&ガイド書を出版しています。
 
 
 
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雪山登山は禁止できるのか?

ピオレドール賞では、雪山登山が評価されています。

ピオレドールとは、「金のピッケル」を意味し、ピオレドール賞は、登山界のアカデミー賞ともいわれる権威ある賞です。
 
 
ピオレドール賞は、フランスの雑誌社が主宰の賞で、優秀な登山家に贈られる国際的な賞です。
 
 
賞の名前自身に、雪山登山の装備である「ピッケル」が使われており、多くの雪山登山者(=登山家)が賞を受賞しています。
 
 
雪山登山は、世界中の登山業界で肯定がされているということになります。
 
 
 
 
 

夏山登山は禁止できるのか?

仮に、雪山登山が禁止されることになった場合、夏山登山は禁止できるのか?
 
 
答えはノーだと思います。
 
 
日本三霊山(にほんさんれいざん)という用語があるように、日本では山岳信仰が盛んです。
 
 
富士山・白山・立山が日本三霊山になります。
 
 
三霊山以外にも信仰登山が盛んな山々があり、登山を禁止するということは、信仰に干渉することになります。
 
 
また、日本各地に山岳会や登山サークルがあり、中には社団法人化されている山岳会もあります。
 
 
登山を禁止するということは、山岳会や登山サークルを解散させるということになり、そのようなことが許されるとは思えません。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『雪山登山は禁止できるのか?』という問いに対して、雪山登山が肯定されている証をあげてきました。
 
 
①登山用品店では、必ず雪山装備が売られている
 
②雪山でも、営業している山小屋がある(開放されている避難小屋がある)
 
③登山雑誌では、毎年、雪山登山について特集されている
 
④雪山登山についての書籍が出版されている
 
⑤ピオレドール賞では、雪山登山が評価されています。
 
⑥夏山登山は禁止できるのか?
 
 
 
以上より、昔から雪山登山は各業界で肯定をされており、雪山での遭難や事故が多発をしても、雪山登山を禁止をすることはできないと思います。
 
 
では、どうするかということですが、取り組むべきは、雪山未経験者、雪山初心者への啓発活動だと思います。
 
 
例えば、義務教育の中に、雪山登山の危険さや、必要な準備・装備について教育することを含めるようにするなど。
 
 
最近は、登山アプリやSNSで、雪山登山の様子を以前よりも身近に目にするようになりました。
 
 
軽い気持ちで雪山登山を始めてしまう登山者が、増えてきているように思います。
 
 
未成年や、雪山登山未経験者、雪山登山初心者に対して、雪山登山の危険さ、雪山登山のリスク、雪山登山を始めるために必要な知識について、啓発をしていくことが大切だと思います。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
今回の記事と似たテーマで、『山岳遭難は迷惑で税金の無駄遣いなのか?』というテーマの記事を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『冬山登山のノウハウ【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けた、冬山登山にも通じるノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の夏山登山装備(登山ウェア含む)』は、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

僕の登山ブログの山旅の記録

僕の登山ブログの記事ベスト10【2024年1月1日から2024年12月31日までのアクセス数にもとづくランキング】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、昨年2024年に、沢山の方にお読みいただいた僕の登山ブログ記事ベスト10をご紹介します。
 
 
 
2024年1月1日から2024年12月31日のアクセス数に基づいたランキングになります。
 
 
 
2024年も、沢山の方に僕の登山ブログをお読みいただきありがとうございました!
 
 
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
僕の登山ブログの記事ベスト10

第10位

毎週末に日帰り登山をしてきた経験に基づいたノウハウです。
 
 
より遠くの山頂を目指す 日帰り登山のノウハウ【日帰り&単独登山マスター直伝】
 
 
 
 
 

第9位

熊の活動が活発になる時間帯に登山をしている僕ですが、一度も鉢合わせたことはありません。
 
 
登山における熊対策【日本百名山を完登した際に1度も熊に遭遇しなかった熊対策をご紹介】
 
 
 
 
 

第8位

冬の富士山は極めて危険です。
 
 
登山上級者であっても冬の富士山が危険な理由
 
 
 
 
 

第7位

僕の登山エネルギーの源は、前日に食べたパスタです。
 
 
超重要な登山前日と登山当日の食事について
 
 
 
 
 

第6位

日本百名山の100座全ての登山所要時間を一覧にしています。
 
 
僕が実際にかかった時間です。
 
 
深田久弥の日本百名山全山日帰り登山の旅 100座全ての登山所要時間の一覧【146日間で完登達成】
 
 
 
 
 

第5位

これまで100羽以上の雷鳥に会った経験から、雷鳥との会い方を書いてます。
 
 
雷鳥に会うためのポイント【雷鳥はどこにいるのか?登山で100羽以上の雷鳥に会ってきた経験から伝授】
 
 
 
 
 

第4位

登山に限らず、キャンプでも使い方は無限大。
 
 
ストラップギアでスノーシューをザックに外付けしてます【登山・キャンプ用品を束ねるのにも大活躍】
 
 
 
 
 

第3位

百名山の難易度ランキングを一覧にしています。
 
 
僕が実際にかかった、登山所要時間に基づいたランキングです。
 
 
日本百名山の登山難易度ランキング【100座すべてを日帰り登山したときの所要時間に基づいたランキングです。】
 
 
 
 
 

第2位

毎年、スノーシューをしてきた美ヶ原をご紹介しています。
 
 
絶好のスノーシュースポット冬の美ヶ原へのアクセス方法3パターンをご紹介【長野県の日本百名山】
 
 
 
 
 

第1位

スパルタな行程もありますが、僕が日帰り登山をしてきた山々をご紹介しています。
 
 
北アルプスで日帰り登山ができる山々をご紹介【松本市在住の僕が日帰り登山をしている山々】
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『僕の登山ブログの記事ベスト10』でした。
 
 
・10位 日帰り登山のノウハウ
 
・9位 熊対策
 
・8位 冬の富士山が危険な理由
 
・7位 登山前日と当日の食事
 
・6位 日本百名山の登山所要時間
 
・5位 雷鳥との会い方
 
・4位 ストラップギア
 
・3位 日本百名山の登山難易度ランキング
 
・2位 スノーシュースポット美ヶ原へのアクセスをご紹介
 
・1位 北アルプスで日帰り登山ができる山々
 
 
 
 
ノウハウ系の記事、紹介系の記事、百名山と、バランスよいランキングになっているかなと思っています。
 
 
AIに忖度してもらっているのかもしれませんが、この登山ブログをエゴサした結果、思った以上に良い回答をもらえています。
 
 
エゴサの結果はこちらです。
 
ChatGPTに『松本市の山男』と登山ブログ『山旅の記録』について聞いてみた【なかなか良い答えでひと安心】
 
 
 
 
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関心をお持ちいただいた方はご覧いただければ幸いです。
 
 
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ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 ~無職となって登山に明け暮れた146日間~  松本山男

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これからも引き続き、僕のライフワークである登山についてのブログ記事を書いていきます!
 
 
 
 
それではまた、次に山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
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