北アルプスの乗鞍岳を雪山登山した時に山頂の剣ヶ峰で撮影した記念写真

雪山登山を引退して良かったと思うこと

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『雪山登山を引退して良かったと思うこと』について山トークをしていきます。
 
 
 
まず最初に、良かったと思うのは、何といっても、雪山で遭難するリスクをゼロにすることができたということです。
 
 
そして、雪山で遭難するリスクをゼロにすることが、雪山登山を引退した目的でもあります。
 
 
僕は冬は北アルプス乗鞍岳に通って、雪山登山をしてきました。
 
 
積雪気になると、月に数回、乗鞍岳登山をしてきましたが、結婚を機に、雪山登山を完全に引退しました。
 
 
引退をしてかれこれ2年が経ちます。(丸2年雪山登山をしていない状況です。)
 
 
そんな僕が、『雪山登山を引退して良かったと思うこと』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
 
 

雪山登山を引退して思うこと

 
①僕がしてきた雪山登山
 
②引退した理由
 
③引退して感じること
 
④引退した効果
 
⑤雪山登山を引退したことによるマイナス効果
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと①

僕がしてきた雪山登山

僕は主に、北アルプスの乗鞍岳と、八ヶ岳で、ほぼ毎週、雪山登山をしてきました。
 
 
午前3時頃から、単独で25kgほどの登山装備を背負っての登山をすることが多く、割とガッツリな、割とハードな雪山登山をしていたと思います。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと②

引退した理由

理由はズバリ、結婚したからです。
 
 
雪山登山には常に危険が伴います。
 
 
登山中、常に身をさらしている氷点下の空気により、低体温症になる可能性が常にあります。
 
 
そして、氷点下の空気は、雪山登山の1つのリスクに過ぎず、雪山では、雪崩や滑落など、他にも様々なリスクがあります。
 
 
結婚は責任が伴うものだと僕は思ってます。
 
 
様々な危険がある雪山登山で、万が一、僕の身に何かあれば、妻に迷惑をかけ、妻を悲しませることになります。
 
 
その可能性を無くすために、僕は雪山登山を引退しました。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと③

引退して感じること

雪山登山を引退して、心身ともに弱くなったと感じています。
 
 
僕にとって、雪山登山は相当の気力と体力がいるもので、不安との戦いもありました。
 
 
雪山登山では、まず、登山口駐車場で、暖房の効いた車から外に出る時点で気力が必要です。
 
 
もっと言えば、登山のために深夜に起きて、布団から出る時点で、夏山登山よりも気力が必要です。
 
 
寒くて、装備が重くて、雪や氷の上を歩くので足に負荷がかかり、滑落や雪崩などの危険がある雪山登山。
 
 
僕にとって、雪山登山は夏山登山よりも、気力、体力、筋力、精神力が必要でした。
 
 
そんなわけで、雪山登山を完全に引退した今、気力、体力、筋力、精神力が、落ちてしまっています。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと④

引退した効果

雪山で遭難するリスクが0になりました。
 
 
雪山だけでなく、夏山であってもですが、山に入る以上、遭難するリスクが0になることはありません。
 
 
登山は自然が相手なので。
 
 
そして、夏山よりもリスクが高い雪山ですが、雪山に行かなければ雪山で遭難するリスクは0になります。
 
 
雪山登山を引退した理由と効果は、雪山登山で遭難するリスクが0になる、0になったということです。
 
 
 
 
 
雪山登山を引退して思うこと⑤

雪山登山を引退したことによるマイナス効果

前述した通り、気力、体力、筋力、精神力が、落ちてしまったことです。
 
 
加えて、雪山登山に行かなくなり、アルコール量が増えました・・・
 
 
雪山登山をしていた時は、少なくとも、登山前日(休日の前の日)と登山を終えて家に帰るまでは、アルコールを飲むことはありませんでした。
 
 
しかし、雪山登山をしなくなったので、登山前日が無くなり、休日の前の日に飲むようになりました。
 
 
また、休日は昼間から飲むのが当たり前になってしまいました・・・
 
 
ちなみに、僕は家でも当たり前のようにビールを数リットル、ワインのフルボトルを空けます。
 
 
雪山登山で遭難するリスクがなくなった代わりに、成人病リスクが爆上がりしてしまっています・・・
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『雪山登山を引退して思うこと』について山トークをしてきました。
 
①僕がしてきた雪山登山
 
②引退した理由
 
③引退して感じること
 
④引退した効果
 
⑤雪山登山を引退したことによるマイナス効果
 
 
 
 
 
僕はもともと、雪山登山が好きで雪山に行っていたというよりは、夏山登山に向けての冬の間のトレーニング、修行として行っていたという感じです。
 
 
雪山登山を引退して、2回の冬を過ごしましたが、雪山への未練もなく、雪山登山をしたいという禁断症状もありません。
 
 
白銀の世界が広がる雪山は、夏山には無い景色と魅力がありますが、雪崩をはじめ、夏山には無いリスクがあります。
 
 
僕は用心深く、臆病な性格なので、結婚を機に雪山登山を引退したのは自然なことだったのでは無いかと思います。
 
 
雪山登山をされる方はくれぐれもお気をつけて。
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
雪山登山についての書籍
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
僕が通ってきた、『冬の乗鞍岳登山のポイント』について、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『冬山登山のノウハウ【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けた、冬山登山にも通じるノウハウになります。
 
 
 
 
 

スポンサーリンク