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ヘッドライトの灯りを頼りに歩く夜間登山

夜間登山(ナイトハイク)の魅力と注意すべきポイントについて【毎週末の北アルプスナイトハイクの経験から】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、夜間登山(ナイトハイク)の魅力と注意すべきポイントについて、山トークをしていきます。
 
 
 
気が付けば、明るくなってから登山口を出発するということがほとんどなくなった今日この頃。
 
 
僕は、午前2時~3時には登山口を出発するのが当たり前になっています。
 
 
メインはもちろん日中の登山ですが、夜間登山(ナイトハイク)をしているトータルタイムもだいぶ長くなってきたので、夜間登山について少し考えてみました。
 

 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 

夜間登山(ナイトハイク)をする理由

夜間登山をする理由は大きく分けると次の3つくらいかなと思います。
 
①目的の山頂まで早く着くためにする夜間登山。
 
②夜しか登ることができないからする夜間登山。
 
③トレイルランニングのレースなどでする夜間登山。
 
 
①から③をひとつづつ考えてみたいと思います。
 
 
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)をする理由

①目的の山頂まで早く着くためにする夜間登山。

ここでいう夜間登山は、深夜から夜明け前までの暗い時間帯にする登山です。
 
 
僕の好きなロングトレイル(長距離日帰り登山)の場合、遥か彼方の目的地を目指すにあたり、少しでも早く登山を開始した方が成功率、安全性が増すと思っています。
 
 
登山の鉄則である、『早く出発して早く帰る』を守るため暗い時間帯から歩きます。
 
『登山を早朝に開始するメリット』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
暗い時間帯に歩くことにより危険度が増しているのでは?という見方もできますが・・・。
 
 
また、長距離の行程自体が危険だと言われればそれまでですが・・・。
 
 
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)をする理由

②夜しか登ることができないからする夜間登山。

仕事やプライベートで週末に登ることができない時、強引に平日の仕事後に里山で夜間登山をしています。
 
 
これにより毎週登山を維持しているつもりです。
 
 
登山開始から登山終了まで完全なる夜間なので、①の夜間登山とは違い完全なる夜間登山です。
 
 
 
 
 
夜間登山をする理由

③トレイルランニングのレースなどでする夜間登山。

日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)やツールド長野といった夜間を含むトレランレース・イベントの中でする夜間登山です。
 
 
同じ時間帯に同じルートを多数の出場者が通ることとなるので、前述の②、③に比べると安心感があります。
 
 
夜間の山中を走っている時は獣になったような気分になることもあります。
 
 
『ツールド長野のレースレポート』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 

夜間登山(ナイトハイク)の魅力

夜間登山の魅力を思いつくままに挙げてみました。
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)の魅力

①夜景を見ることができる。

夜景は綺麗ではありますが、夜間登山の真の醍醐味は夜景を見るためにあらずだと思ってます。
 
 
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)の魅力

②日帰り登山なのにご来光を拝むことができることもある。

標高が高い場所であればあるほど、得した気分になります。
 
 
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)の魅力

③人間の潜在能力を発揮する心地よさを味わうことができる。

これが僕にとっては夜間登山の1番の魅力です。
 
暗闇に恐怖を感じるのが人間の本能だと思います。
 
 
なぜ恐怖を感じるかと言うと、暗闇は人間にとって危険だからだと思います。
 
 
しかしながら、危険な場所に身を置いているからこそ、五感は研ぎ澄まされ、心身ともに潜在能力が発揮することができるのではないかなと思います。
 
 
暗闇の恐怖に押しつぶされないように強い心を持つこと。
 
 
ルートロスはしていないか?野生動物は近くにいないか?異変をすぐに察知するために視覚、聴覚、嗅覚などは研ぎ澄まされます。
 
 
文明社会に生きる人間ではなく、人間という生き物として、生きることに全力を尽くす心地よさを、夜間登山のなかで味わうことができると思います。
 
 
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)の魅力

④まだ誰も歩いていない、その日、最も美しい空気の登山道を歩くことができる。

登山道も一番風呂と同じだと思います。
 
 
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)の魅力

⑤他の登山者はあまり見ることがないであろう光景を見ることができる。

山小屋付近からの朝の山景色は沢山の登山者が見ることができますが、山小屋からはるか遠くの稜線や山頂からの景色は、夜間登山をしたもののみが見ることができる光景だと思います。
 
 
朝日が登る前~朝日が登った直後の得も言われぬ山景色は筆舌に尽くしがたいです。
 
 
 
 
 
夜間登山(ナイトハイク)の魅力

⑥暗闇を切り抜け、高揚感の中で見る山景色

暗闇の登山道の恐怖心を乗り越えた解放感、登山口から稜線まで、高揚した状態で登り切ることによる達成感、そんな精神状態で見る山景色は格別です。
 
 

 
 
 
 
 

夜間登山で注意していること

①明るい時に歩いたことがあるルートを歩く

基本的には、明るい時間帯に歩いたことがあるルートを歩きます。
 
 
明るい時間帯の登山であれば、足元も前方の視野が効く範囲も満遍なく見ることができます。
 
 
しかし、夜間登山ではヘッドライトに照らされた足元のみを見がちになり、ルートロスをしやすい状況となります。
 
 
明るい時に歩いたことがあるルートであれば、ルートロスをしたときなど異変に気が付きやすいです。
 
 
 
 
 
夜間登山で注意していること

②野生動物対策

熊やイノシシは夜間行動をする動物です。遭遇を回避するため熊鈴を使い、万が一に備え熊スプレーを必ず携行しています。
 
『熊対策』については、こちらで詳しくブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
夜間登山で注意していること

③ヘッドライト、予備電池、予備のライトは夜間登山には絶対に欠かせません。

光は夜間登山の生命線です。
 
 
ライトなしに暗闇の登山道を歩くことは不可能です。
 
 
登山中に電池が切れてしまうということがを防ぐために、電池残量がわかる機能をもったヘッドライトを使うのが望ましいです。
 
 
また、いくら予備電池を持っていようとも、ヘッドライトの電池が切れた状態で暗闇の中で電池交換をするのは至難の業です。
 
 
つまり、ヘッドライトの電池を交換するための灯りが必要となります。
 
 
ヘッドライトの電池交換用の灯りとして、僕はタグライトをザックに外付けしています。
 
 
ヘッドライトの電池が突然切れたらどうします・・・?
 
 
突如、ヘッドライトの電池が切れたときのために、僕は電池交換用にタグライトをザックのハーネスに付けています。
 
 
万が一、ヘッドライトが故障してしまったときは、このタグライトでザックの中の予備ライトを探すこともできます。
 
 
ヘッドライトの予期せぬ電池切れ、故障に備えタグライトを。
 
 
タグライト
 
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タグライトについてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
また、夜間登山に慣れていない方や、初めて歩くルートで夜間登山をする場合には、ヘッドライトと手持ちライトの両方を使うのがおすすめです。
 
 
 
それから、夜間登山中にヘッドライトが故障したらどうなるでしょう?
 
 
 
手持ちライトはヘッドライトが故障した時の予備ライトとしても使うことができます。
(予備ライトとしてヘッドライトを携行するのも、もちろんありです。)
 
 
 
おすすめの手持ちライトについて、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 

夜間登山の恐怖

①野生動物との遭遇

ヘッドライトがあるとはいえ、視野が狭いため、夜間登山では野生動物との接近に気が付きにくいと思います。
 
 
今のところ、熊鈴の効果もあってか出合い頭での遭遇を含め、近距離・遠距離ともに熊やイノシシなどの野生動物に遭遇したことはありません。
 
 
 
 
 
夜間登山の恐怖

②超常現象

遭難事故などで何人もの方が命を落としている登山道。
 
 
今のところ霊的な現象に遭遇したことは無いですが・・・。
 
 
夜間登山をしている時にフラッシュバックすると嫌なので、心霊番組や怪談番組などは、テレビでもネットでも絶対に見ません。
 
 
 
 
 
夜間登山の恐怖

③沢の渡渉や沢の近くを歩くときの恐怖心。

沢を流れる水の音が大きい時などは、暗闇で視覚が制限されている中でさらに聴覚までもが効かなくなるので非常にストレスを感じます。
 
 
いわば目隠しと耳栓をして歩くような状況です。回避策は冷静になること、慣れることのみです。
 
 
 
 
 

改めて、なぜ夜間登山をするか まとめ

改めて考えてみると、夜間登山をする最大の理由は、暗闇の中に進むという恐怖心よりも、早く目的の場所に向けて登山をしたいという気持ちが勝るからだと思います。要は、早く登山をしたいという気持ちを抑えられないということだと思います。
 
 
僕の夜間登山の記録はこちらです。
 
 
 
 
 
僕がナイトハイクで使用しているヘッドライト
 
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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

日本最高峰富士山剣ヶ峰登山でポカリスエットを補給

超重要な登山中の水分補給について

 
 
 
 
 
今回は、登山において超重要な、『登山中の水分補給』について山トークをしていきます。
 
 
登山においてもスポーツと同様に、汗をかくことにより電解質(イオン)が失われます。
 
 
難しい話はさておき、電解質とは大雑把に言うと、ナトリウムやクロール、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがあり、これらは5大栄養素の中のミネラルに属します。
 
 
電解質は筋肉細胞や神経細胞の働きなどに関わっており、身体にとって重要な役割を果たしています。
 
 
登山中に汗をかくことによって失われた電解質は補給をする必要がありますが、電解質は水を飲むだけでは補給をすることができません。
 
蝶ヶ岳の稜線で北アルプスの大キレットを背景にポカリスエットの記念写真を撮影
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

当初は水を飲んでいましたが

登山をするようになってから長いこと、僕は登山中の水分補給では水を飲んでいました。
 
 
槍ヶ岳や剱岳の日帰り登山など、長距離の山行でも水で問題なかったのですが・・・。
 
 
『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』の終盤で、登山中に胸が痺れるようになってしまい・・・。
 
 
胸の痺れについて、病院で色々と検査をしてもらいましたが、特に体に問題はありませんでした。
 
 
ただ、お医者様と色々と話をしている中で、登山中は水だけでなく、電解質を摂る必要があるということを言われ、ポカリスエットや経口補水液のOS-1を勧められました。
 
 
『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)』については、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 

スポーツにおいても超定番のポカリスエットは登山でも

大塚製薬が飲む点滴をコンセプトに開発したポカリスエット。
 
 
お医者様に勧められて以降、登山中はポカリスエットを水で薄めたものを飲むようになりました。
 
 
その効果があってか、たまたまなのか、ポカリを飲むようになってから胸が痺れることはなくなりました。
 
 
本当は、OS-1(経口補水液)が最もお勧めなようですが、コストパフォーマンスを考えるとやはりポカリです。
 
 
また、ポカリであれば登山前に寄るコンビニでも仕入れることができますが、OS-1はコンビニには置かれていません(病院内のコンビニには置かれていることがあるようです。)。
 
 
大塚製薬 ポカリスエット 900ml
 
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大塚製薬 OS-1 経口補水液
 
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ポカリの飲み方

僕はコンビニにも売っているポカリスエットの900mℓペットボトルを2本、登山に携行しています。
 
 
それぞれのボトルを目分量でポカリ450mℓ、水450mℓの1:1にして飲んでいます。
 
 
真夏になると、山小屋や水場で水を補充することがあるので、真夏は、予備のボトルは買ったままの状態のポカリにし、そこから水を補充したボトルにポカリを追加するようにしています。
 
 
水で薄めないままのポカリだと、電解質の取りすぎになってしまう気がするのと、一度飲み始めると止まらなくなってしまう気がします。(個人的感覚です。)
 
※ポカリの製造元の大塚製薬のホームページには、薄めることはおすすめしないと記載されています。
 
 
ポカリの900mℓペットボトルですが、飲むという観点からも、携行をするという観点からも、サイズ感的にちょうどよいと思っています。
 
 
なので、わざわざポカリをナルゲン等に移し替えるといったことはせずに、900mℓペットボトルのまま携行をしています。
 
 
 
 

コーラについて

トレイルランニングのレースに出場すると、エイドステーション(給水所)にコカ・コーラが置かれているケースがよくあります。
 
 
そして、トレランレースで飲むコーラは本当に美味しく、かつ疲労が和らぎ、エネルギー源となることを実感できます。(個人的感覚ですが。)
 
 
コーラ効果はあながち個人的感覚というだけでなく、オリンピッククラスのマラソン選手がレースのスペシャルドリンクとしてコーラを水で割ったものを飲んでいたということも実際にあるようです。
 
 
コーラにはカフェインが含まれており、そのカフェインと炭酸のキレが登山に良い意味で作用しているのかなと個人的に思っています。(コーヒーやお茶に比べて少ないカフェイン量です。)
 
 
さすがに、コーラを登山口から携行するのは現実的ではありませんが、山小屋ではコーラが売られていることが多いので、気分のリフレッシュ&エネルギー源としてよく飲みます。
 
 
登山で飲むコーラは本当に美味しいのです。
 
 
そう言えば、日本人で唯一、8000m峰14座を制覇されている竹内洋岳さんも、ベースキャンプには必ずコーラを大量に持っていくそうです。
 
 
剱岳登山の際に早月小屋でコーラを補給。
 
剱岳登山の早月小屋でコーラを補給
 
 
 
 
 

お茶やコーヒーなどについて

お茶やコーヒーなどカフェインが含まれているものは利尿作用があるので登山では良しとされていません。
 
 
山中で、トイレに行ける場所が限られているということ、コンスタントに水分補給をすべきところを逆に利尿作用により体から水分を排出しやすくなってしまうということは好ましくありません。
 
 
とはいえ、山で飲むコーヒーはコーラ同様にとても美味しいのが悩ましいところです。(コーラのカフェイン含有量はお茶やコーヒーに比べ少量です。)
 
 
 
 
 

雨の日の登山、雪山登山でも水分補給を

雨の登山、雪山登山でも僕はコンスタントに水分補給をするようにしています。
 
 
雨の登山でも、雪山登山でも水分は失われます。
 
 
また、飲み物を飲むと体温が下がるように思えますが、実際には体温を維持するためには水分が必要です。
 
 
 
 
 

ハイドレーションについて

トレランのトップ選手の多くが使用し、登山者の中にも利用している人を見かけるハイドレーションですが、僕はハイドレーションを好まず、ボトルで水分を補給することを好みます。
 
 
ハイドレーションの大きな利点として、チューブを口に持ってさえ行けばお手軽に水分補給をできるということが挙げられますが、僕にとってはそれ以上にデメリットの方が多いです。
 
 

ハイドレーションのデメリット

・飲料がどれだけ残っているか残量がわからない。
 
・ザックの背中側に入れるケースが多いので体温で飲料が生ぬるくなる。
 
・補充をする際、ザックから出し入れをしなければならない。
 
・容器の中を容易に洗うことができない。
 
・万が一、ザックの中で裂けた場合、大惨事となる。
 
トップトレラン選手達は上記のデメリットを乗り越えてハイドレを使用している訳ですので、使い方や使うシーンによってもだいぶ違うのだとは思いますが、僕にとってはボトルの方が断然、効率よく水分補給、水分補充をすることができます。
 
 
 
 
 

ボトルの携行方法

ボトルの携行方法としては、ザックのサイドポケットに入れて、ザックを降ろすことなく歩きながらでもペットボトルを出し入れすることができるのがベストだと思います。
 
 
ただ、最近はそのタイプのザックはあまり見かけないように思います。
 
 
ちなみに僕が使っているザックはモンベルのバーサライトパックです。
 
 
ザックを背負ったままでもペットボトルの出し入れができます。
 
→ バーサライトパックにポカリを携行している写真はこちら
 
 
 
 
 

さいごに 超重要な登山中の水分補給について

登山中のパフォーマンス維持と脱水症状に陥らないために極めて重要な水分(電解質)補給。
 
 
自分に合った飲み物、容器、携行方法を見つけることが、より登山を快適に、より登山を充実したものにしてくれると思います。
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
『登山のときに持つ水分の量』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
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『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山時にザックのショルダーハーネスにつけているアクセサリーポケット

よく使う登山装備の携行方法【頻繁に使う登山装備を手の届くところに携行し、ザックをおろさずにどこまでも歩く方法】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『よく使う登山装備の携行方法』について、山トークしたいと思います。
 
 
 
頻繁に使う登山装備を手の届くところに携行し、ザックをおろさずにどこまでも歩くための方法になります(僕が実践している方法になります)。
 
 
登山用ザックに取り付けているアクセサリーポケットの写真
 
 
 
 
皆さんは山を歩いている時に、本当は使いたいけど、ザックをおろさないと出すことができないから我慢しよう、と思ったりしたことはないでしょうか。
 
 
例えば、本当は水を飲みたいけど、ザックの中に入っていて出すのが面倒だから我慢しようなんてシーンです。
 
 
山を歩いている時にザックをおろすというのは、僕にとっては一大イベントです。
 
 
例えば、登山道の幅が狭くてザックをおろすスペースが無い。だとか、
 
 
あとは、いい感じのペースで登山道を歩けているのに、ザックをおろすために止まってしまって、いい感じのペースを中断しなければならない、など、ザックをおろすというのは僕はあまり好きではないです。
 
 
 
今回は、登山中にザックをおろすのを、極力なくすための登山装備の配置について山トークしたいと思います。
 
 
 
さっそくですが、僕はおよそ13の装備をザックを下すことなく使ったり、しまったりできるように配置しています。
 
 
僕はこれからお話しする13の装備さえ手の届くところにあれば、ザックをおろさずに片道20キロくらいであれば北アルプスでも歩くことができます。(好天時の話です。)
 
 
僕は13の装備を、アクセサリーポケット、ザックのウエストポケット、ザックのハーネスまわりに装備を携行しています。
 
 
 
順番に山トークしていきたいと思います。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

アクセサリーポケットに携行をしているもの

アクセサリーポケットは、ザックに脱着ができるポケットのことで、僕はマウンテンダックスのアクセサリーポケットを使用しています。
 
 
マウンテンダックス アルパインジップポーチ
 
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まずアクセサリーポケットに入れて携行している装備ですが、アクセサリーポケットには6つの装備を携行しています。
 
 
 

1つめの装備はデジカメです。

僕の登山では、デジカメは使用頻度が一番高いです。
 
 
だいたい1回の登山で200枚から多いときでは500枚近くの写真を撮ります。
 
 
いつもtwitterに写真をあげているんですけど、その写真はこのカメラで撮影をしています。
 
 
写真を撮るときは足を止めないといけないので、いい感じの登山ペースは中断されるわけですが、そこは致し方なしといった感じです。
 
 
 

2つ目の装備は、登山地図です。

登山ルートの確認をしたり、目の前に見えてる山を確認したりするために登山地図を見るわけですが、僕の場合、あまり地図を見る機会は無いです。
 
 
山行中に全く見なかったということもよくあります。
 
 
とはいえ地図は重要な登山装備なので、すぐに出し入れすることができるように、アクセサリーポケットに入れています。
 
 
地図は折り込んでアクセサリーポケットに入れるので、グニャグニャになりがちです。
 
 
 

3つ目の装備はサングラスです。

往路では基本使わないですが、紫外線から目を守るために復路でかけるようにしています。
 
 
復路の際も、せっかくの山景色を裸眼で見たい時もあるので、すぐにかけたり外したりできるように、アクセサリーポケットに入れてます。
 
 
 

4つ目の装備は車の鍵です。

車の鍵は登山装備とは言えないですし、登山中は一切必要ないですが、駐車場を出発する時にザックに入れるという動作をするのが嫌なので、ザックを下さずにしまうことができるアクセサリーポケットに入れています。
 
 
僕の中では、ザックを背負って、車の鍵をした時に登山スタートのスイッチが入ります。
 
 
スイッチを入れた直後に、鍵をしまうためにまごつきたくないので、アクセサリーポケットに鍵を入れています。
 
 
それから、疲れ果てて登山口駐車場に下山した時も、すぐに取り出せるところにカギがあれば、スムーズに車のドアを開けて帰り支度をすることができます。
 
 
 

5つ目の装備はお金です

山小屋で飲み物や記念品を買ったり、チップ制のトイレをつかわせてもらうときのために、ザックのアクセサリーポケットにお金を入れています。
 
 
山小屋やトイレに入るときはいずれにしてもザックはおろすわけですが、僕の中ではお金は使用頻度が高い方なので、すぐに出し入れができるアクセサリーポットに携行しています。
 
 
 

6つめの装備はアームカバーです。

登山中は暑かったり、寒かったりということがよくあります。
 
 
暑ければすぐに外すことができ、寒い時はすぐにすることができるようにということで、アームカバーをアクセサリーポットに携行しています。
 
 
アームカバーをするしないで、体感温度はかなり変わってきます。
 
 
 
 
 
はい、以上のデジカメ、登山地図、サングラス、車の鍵、お金、アームカバーの6点が、アクセサリーポケットに入れているアイテムでした。
 
 
 
 
 

次はザックのウエストポケットに携行している装備についてです。

僕は3つのものをザックのウエストポケットに携行してます。
 
 
 

まず1つめの装備はカロリーメイトです。

装備というか行動食ですが、1袋、2本を携行しています。
 
 
僕は行動食を食べることは滅多にないですが、いざという時にはすぐにたべることができるようにウエストポケットに行動食のカロリーメイトを入れています。
 
 
 

2つ目の装備はヘッドライトです。

僕は明るくなる前から登山をすることがほとんどなので、ヘッドライトはほぼ毎回の登山で使用します。
 
 
明るくなったら、すぐにしまうことができる場所ということで、ザックのウエストポケットに携行をしています。
 
 
ちなみに、ヘッドライトの予備電池も一緒にウエストポケットに携行をしています。
 
 
 

3つ目の装備は熊鈴です。

僕は熊鈴は登山の必須アイテムです。
 
 
熊鈴は、手の届くところに携行することにより、熊がいそうな嫌な雰囲気の時に、手で持って、大きく振って、音を大きくすることができます。
 
 
また、山小屋など、熊鈴が不要なところではウエストポケットにしまうことにより音を消すことができます。
 
 
 
 
はい、以上のカロリーメイト、ヘッドライト、熊鈴の3点が、ザックのウエストポケットに携行している装備となります。
 
 
 
 
 

次に、ショルダーハーネス、ウエストハーネスなどのハーネスに絡めて携行している装備です。

3つのものをハーネスに絡めて携行してます。
 
 
 

1つめの装備は熊スプレーです。

熊スプレーは、熊に遭遇した時にすぐに使えなければ意味がありません。
 
 
なので、万が一、熊に遭遇した時にすぐに使うことができるよう、ザックのショルダーハーネスにつけて携行をしています。
 
 
 

2つめの装備はグローブ(手袋)です。

真夏でも、3000m級の稜線では体感温度が0度近くなることがあります。
 
 
日差しが出ていて暑いくらいだったのに、日差しが雲でさえぎられて瞬く間に気温が下がるということが標高3000m級の稜線ではよくあります。
 
 
体感温度が0度近くなった稜線で素手の状態でいると、指が冷えて固まってしまって使えなくなってしまうので、急激な温度変化があった時にもすぐに対応できるように、手袋はウエストハーネスに挟んで携行をするようにしています。
 
 
 

3つめの装備は帽子です。

天候によって被ったり脱いだりをすぐにできるように、ハーネスに絡めて携行しています。
 
 
 
以上の熊スプレー、手袋、帽子の3点がザックのハーネスまわりに携行している装備です。
 
 
 
 

最後にザックのサイドポケットに携行している装備です。

飲み物をサイドポケットに携行しています

登山中はこまめに水分を補給する必要がありますし、水場などですぐに水を補充することができるようにサイドポケットに携行しています。
 
 
ザックを背負ったまま、飲み物を出し入れすることができます。
 
 
 
 
以上ですね、アクセサリーポケット、ウエストポケット、ハーネス、ザックのサイドポケットに携行して、ザックを下さずに使ったりしまったりすることができるようにしている装備についてお話しをしてきました。
 
 
 
 
アクセサリーポケット
デジカメ
登山地図
サングラス
車の鍵
お金、
アームカバー
 
 
ウエストポケット
カロリーメイト
ヘッドライト
熊鈴
 
 
ハーネス周り
熊スプレー
手袋、
帽子
 
 
サイドポケット
飲み物
 
 
 
 
以上の13の装備があれば、僕はザックをおろさずに片道20キロくらいであれば北アルプスでも歩くことができます。
 
 
もちろんですね、雨が降って来ればザックを降ろしてレインウェアを出しますし、お昼にはザックをおろしてゆっくりします。
 
 
その他、着替えや防寒着など、必要なものはザックの中に携行しています。
 
 
みなさんもですね、特に使用頻度が高い装備品を中心に、ザックをおろさずに出し入れできるようにしておくと、より快適な登山をすることができるようになると思います。
 
 
それではまた次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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登山で活躍するモンベルの小銭入れ(コインケース)

登山では小銭の中でも100円玉と500円玉が活躍します

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山時には小銭が活躍します!』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
登山では小銭を使うシーンが数多くあります。
 
 
登山の時に活躍するモンベルの小銭入れ(コインケース)を爺ヶ岳山頂で撮影
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
登山で小銭を使うシーン

トイレのチップ

平地と違って下水道が流れていない山の中では、トイレの維持に大変なお金がかかります。
 
 
そこで、利用する際には、チップ入れに100円~200円を入れることが多いのですが、基本的におつりはでません。
 
 
小銭を貯金箱に入れるような感じでチップを入れます。
 
 
つまり、トイレを利用するには基本的には100円玉が必要になります。
 
 
 
 
 
登山で小銭を使うシーン

山小屋での飲み物の補給

山小屋で水を購入する場合、1ℓで100円~200円である場合が多いです。
 
 
こちらも基本的にはお釣りはでません。
 
 
トイレ同様に、小銭を貯金箱に入れるような感じでチップを納める場合がほとんです。(山小屋の方から直接、水を補給してもらう場合にはお釣りはでます。)。
 
 
山小屋には水道管がつながっていないので、基本、雨水か雪解け水を飲むことになります。
 
 
標高が高いところでは水は貴重です。
 
 
ペットボトルの飲み物など、山小屋の方から購入する場合がほとんどなので、その場合は、紙幣を使うことができます。
 
 
ただし、経験上、山小屋では常にお釣りが不足しているイメージなので、小銭で払うと喜んでもらえます。
 
 
逆に、高額紙幣は嫌がられます。
 
 
山では、買い手よりも売り手の方が有利な雰囲気があるので、小銭でスマートに買い物をするのが無難です。
 
 
 
 
 
登山で小銭を使うシーン

お賽銭

山頂には祠が鎮座しており、お賽銭箱が備え付けられていることがよくあります。
 
 
また、お賽銭箱は無くとも、記念に小銭が置かれていることがよくあります。
 
 
僕自身、頻繁には足を運ぶことができない山頂に、記念の小銭を置くことをよくします。
 
 
大げさに言うと、記念に自分のかけら(小銭)を置いてくるみたいな感じです。
 
 
 
 
 
登山で小銭を使うシーン

下山後のジュース

場所によりますが、登山口に自動販売機があるケースも多々あります。
 
 
そんな時に、小銭がすぐ出せる場所にあれば、下山直後に冷えたジュースをスムーズに飲むことができます。
 
 
 
 
 

まとめ 登山時には小銭が活躍します

以上、『登山時には小銭が活躍します!』ということで山トークをしてきました。
 
 
登山では小銭の中でも特に、100円玉と500円玉が活躍をします。
 
 
トイレを使わせてもらう時と、山小屋で水を補給をする時は100円玉が活躍し、山小屋でペットボトル飲料や記念のバッジを買う時などは500円玉と100円玉が活躍します。
 
 
登山をする際は、紙幣を持った上で、小銭を多めに持っているとお釣りが不足している山小屋でスムーズに会計をすることができます。(山小屋の方にも喜ばれます。)
 
 
紙幣については、日帰り登山のつもりが何らかのアクシデントにより急遽、山小屋に泊まることになる可能性もありますし、登山口からタクシーで帰らざるを得なくなるようなことも無いとは言えないので、最低でも3~4万円は持っていた方が良いのではないかなと思っています。(山小屋では基本、クレジットカードは使えません。)
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
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 ↑ なるべく小さいものがおすすめです。
 
 
 
 
 
小銭をジップロックに入れるというのもありです。
 
『ジップロック(登山で大活躍!)』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

ルートインホテルの外観

登山遠征の前泊で重宝しているビジネスホテル【ルートインホテルズが登山の前泊におすすめな理由をご紹介】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山前日の宿泊にルートインホテルズがおすすめです』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
登山の前泊手段として車中泊をする登山者も多くいると思いますが、他県への遠征登山、長丁場となる登山の前泊はやはりビジネスホテルが良いと思います。
 
 
2017年に146日間で達成した『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』では、日本全国で、ネットカフェ、車中泊、ビジネスホテル泊をしましたが、体のコンディション維持を考えると、やはりビジネスホテルに泊まるのが断然よかったです。
 
『146日間で達成した百名山登山の宿泊内容など』については、こちらでブログ投稿をしています
 
 
ビジネスホテルといっても種々雑多で、様々な全国チェーンも展開されており、選ぶのも意外と大変です。
 
そんなビジネスホテルの中でも個人的に気に入っている、ルートインホテルズについて、おすすめするポイントをまとめてみました。個人的なイメージとしては、宿泊費は中間層、清潔感、快適度はAランクだと思っています。
 
※あくまで2019年時点の個人的なイメージです。
 
※築年数が経っている場合は、清潔感が無いケースもあります。
 
※公共交通機関を利用しての登山の方にはおすすめできません。(駅などから離れた場所の立地が多いため。)
 
 
 
ルートインホテルの外観
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

大浴場がある

ルートインホテルズには基本的に人工温泉の大浴場があります(各客室にはユニットバスがあります)。
 
 
部屋からタオルとバスタオルを持ってドアトゥドアでお風呂に入れるので登山前日に体をしっかりとほぐすことができます。
 
 
土地勘のない場所で温泉やスーパー銭湯などを探す手間が省け、移動時間もかからないので、登山前日の時間の節約をすることができます。
 
 
さすがにスーパー銭湯などと同等の広さはありませんが、湯船も洗い場も十分な広さと清潔感があります。利用時間はチェックイン時間の15時から深夜まで利用可です。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

駐車場が無料の場合が多く24時間出し入れ可能

ビジネスホテルの駐車場は有料であったり、契約駐車場であったり、自分で出し入れができないタワー式の駐車場の場合もありますが、ルートインホテルズは無料の駐車場が完備されているケースがほとんどです。
 
 
僕の場合、登山装備やら宿泊の荷物やらで、荷物を車から1度に運び出せないことが多いので、フロントからすぐの場所にある駐車場、自由に何度でも車まで行き来ができる駐車場は大変ありがたいです。
 
 
また、登山をする日は午前2時~3時にホテルを出発することが多いので24時間自由に車を出し入れできるのは重要なポイントです。
 
 
ホテルの近くに食事処がないケースでも、自由に何度でも車を出し入れできるので車で食事に行くことも可能です。(基本的には歩いて行ける距離に食事処があります。)
 
 
※駐車場完備ということは裏を返せば駅や繁華街からは離れた土地の安い場所に立地しているということになります。公共交通機関を利用しての登山の方にはルートインホテルズはおすすめできないケースが多いと思います。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

客室が綺麗な場合が多い

部屋の広さは一般的なビジネスホテルの広さで、可もなく不可もなくといった感じです。
 
 
百名山登山では全国各地のルートインホテルズに宿泊しましたが綺麗な部屋の場合が多かったです。
 
 
中には建築年数がだいぶたっているケースもあるので、事前にネットで調べておくと間違いがないです。
 
 
客室のカギはかさばらないカード式のカギです。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

コンビニや飲食店が近くにある場合が多い

基本的にホテルから歩いて行ける場所(5分~10分以内)にコンビニや食事処、全国チェーンの飲食店があります。
 
 
万が一、コンビニ・飲食店が近場にない場合でもホテル内にレストランがあります。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

基本的に全室free-wifi 

Free-wifi完備なので、タブレットやパソコンで調べごとをしたり、ブログ投稿、SNS投稿をスピーディーにすることができます。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

基本的に全室に電源付きのデスクがある 

僕は前泊の宿にノートパソコンを持ち込んでブログ投稿やSNSへの投稿をすることが多いですが、十分な広さのデスクが備わっています。
 
ルートインホテルの客室
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

コインランドリーがある

登山の前泊で使うことはまずないと思いますが、後泊をする際にはありがたいコインランドリー。
 
 
大浴場に洗濯機と乾燥機が完備されています。
 
 
洗濯機、乾燥機ともに、他のビジネスホテルにも設置されているタイプのものです。
 
 
洗剤はフロントで使い切りタイプを購入できます。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

朝食付き

僕の場合、登山当日はホテルで食事をしてから出発ということはまず無いですが、登山の後泊をする場合にはバイキングの食事(基本的に宿泊プランに込)をいただいています。
 
 
朝食込みの宿泊料金で、他のビジネスホテルチェーンと比べても同等の食事内容といった印象です。
 
 
 
 
 
ルートインホテルズのおすすめポイント

予定変更の場合、返金対応をしてくれる

以前に3泊4日の連泊をする予定だったことがありましたが、急用により、2泊3日に変更せざるを得ないことがありました。
 
 
宿泊費の清算を済ませた後の予定変更だったので、キャンセル料がかかると思いましたが、キャンセルすることになった1泊分の宿泊費は全額返金していただくことができました。(必ずしも全てのケース、全てのチェーンで対応してくれるとは限らないと思いますが。)
 
 
ちなみに僕はホテルの予約は楽天トラベルでしますが、予約時の事前決済ではなく、ホテルのフロントでの決済を選択するようにしています。
 
 
楽天トラベル経由での支払いはキャンセル料の返金などが煩雑になるので、ホテルフロントでの決済にするのが良いです。
 
 
僕は楽天トラベルのヘビーユーザーです! ↓ 楽天トラベルにリンクしてます。
 

 
 
 
 
 

より快適に利用するために

ルートインホテルズの印象として、現場系の仕事で利用をされている方が多いです。
 
 
もちろん、観光で利用している宿泊客も多く、女性一人でも安心して泊まることができる宿ですが、駐車場、大浴場、コインランドリーの利用を前提としているようであれば、なるべく早めにチェックインをするのが無難です。
 
 
感覚としては、17時頃から大浴場、コインランドリーの利用率が高くなると思います。
 
 
 
 
 

まとめ

僕がルートインホテルを気に入っている理由は、宿泊費は普通レベル、それでいて快適に過ごすための環境、設備が整っているという点です。
 
 
それが全国でほぼ均一に整っているという印象なので、ネットで宿を探す際はまずはルートインホテルがあるかどうかを確認することにしています。
 
 
僕はこれからも登山前泊の際にはルートインホテルを第一候補に考えていきたいと思っています。
 
 
※冒頭でも記載しましたが、宿泊費や設備のイメージは2019年時点の個人的なものです。
 
 
 
 
 
楽天トラベルのルートインホテルズの検索結果はこちら
 
 
 
 
 
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海抜0mからの富士山登山であるルート3776を達成した記念に富士山頂で記念撮影

『富士山登山ルート3776』を日帰りで踏破してみて感じたポイント【富士山へ、0からの挑戦】

 
 
 
 
 
『富士山登山ルート3776』を日帰りで踏破するためのポイントなどをまとめました。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
『富士山登山ルート3776』は静岡県の富士市によって設定された富士山登山のルートです。
 

 
 
 
富士山登山ルート3776は、海抜0mから富士山頂までをつなぐルートで、駿河湾にタッチしてから、日本最高峰富士山剣ヶ峰(標高3776m)までの道のりは約42キロです。
 
 
その標高差は単純に、海抜0mの海岸から富士山頂までの3776mとなります。
 
起点となる「鈴川の富士塚」は厳密には標高0mではないですが、歩いて20~30分ほどで海に触れることができる海岸まで行けるので、富士山登山ルート3776に挑戦する登山者の多くは、海岸からスタートをしていると思います。
 
 
 
『富士山登山ルート3776の登山レポート』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
スタートの海岸(駿河湾)で撮影
 

 
 
 

富士山登山ルート3776に挑戦した実際の行程

駿河湾~鈴川の富士塚~富士山登山ルート3776~日本最高峰富士山剣ヶ峰(お鉢めぐり)~富士宮ルート5合目
 
富士山登山ルート3776の起点となる鈴川の富士塚は厳密には海抜0mではありません。
 
 
富士塚から20~30分ほど歩くと海にタッチできるポイントがあります。
 
 
砂山公園から海岸沿いに15分ほど東に歩いていくとアスファルト道が途切れ、海にタッチすることができる海岸に着きます。
 
 
「ふじのくに田子の浦みなと公園」も富士山登山ルート3776の起点となっていますが、車で下見をしたところ、スタンプポイントを発見することができませんでした。(僕のリサーチ不足ですが・・・。)
 
 
富士塚はその名の通り、塚があり、起点として画にもなると思い、僕は鈴川の富士塚を起点として選びました。
 
 
富士山登山ルート3776の起点となる鈴川の富士塚
晴れていれば遥か遥か遠くに富士山を望むことができます。
 

 
 
起点のボックスにスタンプラリーのスタンプやガイドブック、挑戦者識別ステッカーが入っています。
 

 
 
富士塚から20~30分で海に触れることができる海岸に行くことができます。
 
 
富士塚から砂山公園を目指し、公園から東に向かって歩くと海岸にたどり着きます。
 

 
挑戦時には、砂山公園の駐車場に車を停める登山者が多いようです(詳しくは後述)。
 
 
 

富士山登山ルート3776の登山前のアプローチと下山後

①マイカーを富士宮ルート5合目にデポ
 
②富士宮ルート5合目から富士駅近くの宿までタクシーで移動(13000円ほど)
 
③富士駅近くの宿から駿河湾までタクシーで移動(3000円ほど)
 
④駿河湾から富士山頂を経て富士宮ルート5合目まで登山
 
⑤富士宮ルート5合目から宿までマイカーで移動
 
 
 

トータルのタクシー代とタクシーについて

タクシー代はトータルで16000円程かかりました。
 
 
新富士駅からタクシーを使い、富士宮ルート5合目から登山を開始する場合は、定額制のタクシーがあるようですが、富士山登山ルート3776の行程で利用するタクシーは完全にメーター制となります。
 
 
富士市、富士宮市は、岳南タクシーなど24時間営業をしているタクシー会社がありますが、夜間の利用は予約をしておいた方が無難です。
 
 
岳南タクシーは車の天井が高かったり、ザックなどの装備を積むスペースが十分にある登山仕様のタクシー車両があります。
 
富士山登山ルート3776に挑戦をする場合、富士塚近くの砂山公園にマイカーを停め、登山後の5合目からの戻りでタクシーを使うケースが多いようです。
 
 
登山後は疲労があるため、自分で運転をするよりもタクシーを利用した方が安全だからということのようです。
 
 
 

富士山登山ルート3776からの戻りでタクシーを利用する場合の注意点

富士宮ルート5合目からタクシーを呼んだ場合、順調な場合でタクシーが来るまでに1時間ほど待つことになります。
 
 
また、5合目には公衆電話はありませんので、携帯電話でタクシーを呼ぶことになります。
 
 
僕はiphone(ソフトバンク)を使っていますが、電波はアンテナ2~3といったところでした。
 
 
ハイシーズンは5合目に携帯電話のためのアンテナが設置されているようですが、マイカー規制が解けるころになると、アンテナは撤去されるようです(僕が挑戦をしたのはマイカー規制が解けた後です)。
 
 
 

富士宮ルート5合目のマイカー駐車場

富士宮ルート5合目のハイシーズンはマイカー規制となっています。
 
 
僕の富士山登山ルート3776への挑戦(2019年9月15日)が、マイカー規制直後に重なったせいか、僕が着いた午前10時ごろの富士宮ルート5合目は満車状態でした。
 
 
誘導員の指示に従い、5合目から2~3キロ下に路上駐車をすることとなりました。
 
 
路上駐車は誘導の方の指示に従い、指定の場所にする分には警察にも公認がされています。
 
 
恐らくですが午後になれば、下山をしてくる登山者がいるため駐車場にも空きができます。(現に、僕が登山を終え、5合目に到着した午後4時ごろの駐車場はガラガラの状態でした。)
 
 
上りは全線通行止めですが、下りは誘導員の指示に従い車を駐車することができます。
 
 
富士宮警察署公認です。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776の経路の確認はYAMAPで

登山アプリのYAMAPに富士山登山ルート3776の地図が用意されています。
 
 
YAMAPはGPSによって現在地が表示されるので、忠実に着実に富士山登山ルート3776の経路をなぞって歩くことができます。
 
 
紙ベースのガイドマップも起点のポストなどに準備されていますが、正直、紙ベースのガイドマップで歩くのはかなり困難だと思います。(ザックリな地図であるため。)
 
 
特に、序盤の住宅街はYAMAP無しで経路通りに歩くのは実質的には無理ではないでしょうか。
 
僕は、4日目コースの旧料金所まで(スタートから続いたアスファルト区間が終わるまで)は、随時YAMAPを見てルートロスをしていないか確認しながら歩きました。
 
 
YAMAPには4日間に分けられて地図が用意されています。
 
ルート3776のYAMAPでの軌跡はこちら
 

 
 
 

富士山登山ルート3776の挑戦には、モバイルバッテリーが必須です。

特に、単独の日帰りで富士山登山ルート3776に挑戦する場合は絶対にモバイルバッテリーが必要です。
 
 
YAMAPを使用して歩く場合、機内モードにすることによってバッテリーの消耗をかなり抑えることができますが、それでも1回の充電で富士山登山ルート3776を踏破することは到底不可能です。
 
 
タクシーを呼ぶのに電話が必要ですし、アクシデントなどにより電話をする必要に迫られる可能性も十分にあり得ますので、モバイルバッテリーが必須です。
 
 
モバイルバッテリー
 
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実際に歩いて感じた富士山登山ルート3776の各区間の感想

富士市の推奨では3泊4日ですが、僕は日帰りで歩いております。
 

1日目コース 約12.4km
富士塚~大渕エリア

1日目コースは登山というよりはウォーキングです。
 
 
コンビニもいくつかあるので、食べ物や飲み物の補給、トイレも安心の区間です。
 
 
富士塚からの序盤はルートがわかりにくいので、YAMAPとにらめっこしながら歩きました。
 
 
前半はほぼフラット、終盤から登りが始まります。ところどころに歩道がない箇所があります。
 
 
富士塚をスタートしてからすぐに、吉原駅の線路下の地下道を歩いたりもします。
 

 
 
 

重要な最終コンビニ

富士山登山ルート3776の最終コンビニは、セブンイレブン大渕八王子町店です。
 
 
食料、飲料補給の重要ポイントです。1日目ゴールのよもぎ湯までは、セブンから10~20分ほどです。
 

 
 
 
エネルギー源と飲料を補給することができる重要な最終コンビニ。
 

 
 
 

2日目コース 約14.8km
大淵エリア~表富士グリーンキャンプ場(PICA表富士)

ある意味、このエリアが最もメンタルを消耗するエリアでした。
 
 
森の中の一般のアスファルト道です。
 
 
街灯は無く、月明かりさえも木々に遮られ真っ暗闇の中を歩きました。
 
 
日中は車が通ることもあるので注意が必要です(歩道はありません)。
 
 
トイレは、天照教社の1.5m手前に富士山登山ルート3776用の仮設トイレがあるのみです。
 
 
自動販売機など、飲み物を補給できるところもありません。(よもぎ湯から5~10分の序盤に1箇所だけ自動販売機あり。)
 
 
延々と続くアスファルト道
 

 
 
天照教社まで1.5kmの場所に、
 

 
 
富士山登山ルート3776用の仮設トイレがあります。
 

 
 
 
2日目コースのゴールである、表富士グリーンキャンプ場(PICA表富士)
 

 
 
飲料を補給することができる重要なポイントです。
 
 
この先、富士宮ルート6合目の山小屋までは飲料補給をすることはできません。
 

 
 
 

3日目コース 約10.8km
表富士グリーンキャンプ場(PICA表富士)~富士山6合目

気温が高い日に富士山登山ルート3776に挑戦をする場合、キャンプ場は飲料補給のための重要な場所になります。
 
 
2日目の出発となる大淵エリアから、3日目のゴールとなる6合目までの道中で、唯一、飲料を補給できるのが表富士グリーンキャンプ場です(おそらく夜間は不可)。
 
 
登山道が始まる旧料金所ゲートまではキャンプ場から富士山スカイラインを1時間以上歩きます。
 
 
富士山スカイラインには歩道はありません。
 
 
行き交う車は相当なスピードが出ているので、なかなかな恐怖感を味わうことになります。
 
 
海岸をスタートしてから旧料金所ゲートまではすべてアスファルトの上を歩きますが、ここで海をスタートしてから初めて土の上を歩くこととなります。
 
 
終盤の御殿庭から6合目まではザレた登山道を登ることになり体力を消耗します。
 
 
日帰りで富士山登山ルート3776に挑戦する場合、海から歩いてきた疲労がのしかかってきます。
 
 
序盤の1時間強は富士山スカイラインを歩くことになります。
 
 
写真のとおり歩道は無く、行き交う車は相当なスピードが出ています。
 

 
 
 

4日目コース 約3.8km
富士山6合目~富士山頂上

純粋な登山ですが、海を出発してから長い長い道のりを歩いて登ってきた疲労が重く重くのしかかります。
 
 
僕は普段から日帰りの超ロングトレイル(北アルプスで40km以上の行程)を歩いたり、日本百名山を全て日帰りで完登していますが、その中のどの登山よりも辛く長い登りとなりました。
 
 

 
 
 

富士山登山ルート3776には点滅ライトが必須です。

日帰りでの富士山登山ルート3776への挑戦など、夜間の行動を伴う場合は点滅ライトが必須です。
 
 
また、例え日中のみの行動予定であったとしても、富士山登山ルート3776は起点を出発してから登山道に入るまで、全エリアに渡って歩道の無い箇所があります。
 
 
点滅ライトは間違いなくあった方が良いです。
 
 
僕は終始、右側通行を守ったので、体の前側に点滅ライトをつけて歩きました。
 
 
向かって来る車へのアピールとして、点滅ライトの効果は抜群でした。
 
 
CATEYEの点滅ライト(本来は自転車用)が夜間・昼間とバッチリ僕の存在を車に知らせてくれました。
 

 
 

CATEYE点滅ライト
 
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富士市公式の3つの富士山登山ルート3776アイテム

①ガイドマップ 富士山登山ルート3776

事前の準備や計画を立てるにあたり、ガイドマップは必須だと思います。
 
 
持っていると富士山登山ルート3776へのモチベーションも上がります。
 
 
ガイドマップは起点や、新富士駅観光案内所に置かれています。
 
 
また、富士市ホームページからダウンロードも可能です。
 
 
挑戦当日はもちろんガイドマップを携行して臨みました。
 
 
富士市発行の富士山登山ルート3776のガイドマップ
 
 
全て広げるとA3用紙2枚分の大きさになります。
 

 
 
 

②富士山登山ルート3776 スタンプラリーシート

富士山登山ルート3776スタンプラリーを達成して、富士市に郵送をして確認がされると、達成バッジをゲットすることができます。
 
富士山登山ルート3776のコース上には4箇所のスタンプポイントがあります。
 
①起点(富士塚orふじのくに田子の浦みなと公園)
 
②大淵地区(よもぎ湯orやまぼうし)
 
③PICA表富士
 
④6合目山小屋(宝永山荘or雲海荘)
 
 
①、②、③は屋外にあるので、夜間などでもスタンプを押すことが可能です。
 
 
④は山小屋内にあります。僕は宝永山荘で山小屋の方に声をかけてから押させてもらいました。
 
 
スタンプラリーの注意点としては、スタンプラリーシートがスタンプのインクをはじきます・・・。
 
 
風に当てるなど、しばらくインクを乾かすのが無難です。
 
 
注意をしていたつもりですが、インクがにじんでしまいました・・・。
 

 
 
4つのスタンプをゲットし、富士山頂での記念写真を貼って富士市に郵送します。
 
 
写真はメールで送ることも可能です。
 
 
郵送したスタンプラリーシートは、挑戦達成証と一緒に返送してもらえます。
 

 
 
①起点となる富士塚のスタンプポイント(屋外に設置)
 

 
 
②よもぎ湯のスタンプポイント(屋外に設置)(やまぼうしでも可)
 

 
 
③PICA表富士のスタンプポイント(屋外に設置)
 

 
 
④6合目宝永山荘のスタンプポイント
 
 
①~③は屋外に設置されているので夜間でも押すことが可能ですが、④だけは夜間は無理そうです。
 
 
山小屋の方に声をかけてから押させてもらいました。(スタンプは山小屋のレジの隣にありました。)
 

 
 
郵送されてきた挑戦達成証。
 
 
A5サイズだと思っていましたが、B4サイズでした。
 
 
紙質は厚紙でしっかりとしています。
 
富士山登山ルート3776挑戦達成証
 
 
証書番号もしっかりとふられていました。
 

 
 
FINISHERバッジ
FROM SEA TO SUMMITの一文が。
 
富士山登山ルート3776のFINISHERピンバッジ
 
 
 

③富士山登山ルート3776挑戦者識別ステッカー

A5サイズのステッカー。ウェアやザックに貼ることができます。
 
 
富士市や富士宮市街を歩いている時には沿道から声をかけてもらえることもあるのかもしれません。
 
 
富士山登山ルート3776挑戦者識別ステッカーはA5サイズ(A4の半分)です。
 
 
なかなかな粘着力があるので、ザックやウェアにバッチリと貼ることができます。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776に挑戦するための靴について

富士山登山ルート3776の大半(30km以上)はアスファルトの上を歩くことになります。
 
 
アスファルト区間(1日目~4日目序盤まで)はハイカットの登山靴は不向きです。
 
 
ローカットの登山靴かトレイルランニングシューズが向いています。
 
 
4日目の旧料金所ゲートからは土の上を歩くことになるので登山靴が良いですが、履き替える場合、みなさんどうしているかは不明です。
 
 
僕は、普段の登山(北アルプスがホーム)からトレランシューズで山を歩いているので全区間トレランシューズで歩きました。
 
 
靴の履き替えをする場合、PICA表富士が靴を預かってくれるのであれば良いですが・・・。
 
 
『トレランシューズでの登山』については、こちらでブログ投稿をしています。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776のペイント

時折、路面に富士山登山ルート3776のペイントがされています。
 

 
しかしながら、このペイントを頼りに歩くのはまず無理です。
 
 
ペイントがあったらルートを外れていないことが確認でき安心できます。
 
 
また、富士山登山ルート3776を歩いているんだなということを実感することができます。
 
 
 

海水を富士山頂へ

富士山登山ルート3776の下調べをしていた時に、海水を富士山頂まで運んでいる方が結構いたので、僕も真似をして運んでみました。
 
 
スタート時に駿河湾の水をゲットして、
 

 
 
日本最高峰富士山剣ヶ峰に海水を散水しました。
 

 
 
 

富士山登山ルート3776を日帰りするという視点で考えたときに

日帰りをする場合、日常的なトレーニングが必要不可欠です。
 
 
富士宮ルート1or2合目から剣ヶ峰までを歩いた経験があることが望ましいです。

 
 
日帰りをするためのポイントをまとめてみました。
 
①日帰りの定義が0時~23時59分の間に行って帰ってくることだとしたら、可能な限り0時に近い時間にスタートをする。
 
②車に存在を知らせるための点滅ライトを使用する。
 
③特に序盤の住宅街、工場地帯のルートロスを回避するためYAMAPを利用する。(モバイルバッテリー必須)
 
④スタート時、食料、飲料は必要最低限しかもたず、装備の軽量化をする。(最終コンビニで調達)
 
⑤飲料補給スポットが限られているので補給のシミュレーションをしておく。
 
⑥挑戦時期を検討。(真夏は灼熱。山小屋が営業している期間、マイカー規制区間など諸々を考慮。)
 
 
富士山登山ルート3776の日帰りを計画をするレベルの方であれば、言われなくてもお分かりだとわ思いますが。
 
 
 

富士山登山ルート3776を日帰りピストンするイベント

海抜0mからの富士山頂を日帰りでピストンする「富士山頂往復マラニック」というイベントがあるようです。
 
 
制限時間は24時間。凄まじいイベントです。僕も少しばかり関心が。
 
 
 

海抜0mからの富士山登山をしてみて感じたこと

富士山登山ルート3776は、その距離の4分の3はアスファルト道であり、時間的にも半分以上はアルファるとの上を歩きます。
 
 
全区間を登山道の上を歩く純粋な登山とは言えないと思います。
 
 
しかし、正真正銘、海抜0mの海にタッチをし、日本最高峰富士山剣ヶ峰に思いを寄せ、そこに向かって長い道のりを歩くことこそが、究極の富士山登山と言えるのではないかなと思います。
 
 
富士市が公式にルートを設定しているというのもとても大きなことで、今後も富士山登山ルート3776が世間的にさらに認知され、日本の象徴である富士山に思いを寄せる人々が増えていくと良いなと思います。
 
富士登山の前に身のケガレを払う場であったと考えられている富士塚は、室町時代に築造されたという説もあり、人々は何百年も前から、海から富士山頂を目指したのだと思います。
 
 
少し大げさですが、今回の山行で、そんな先人たちの意志を継ぐことができたのかなとも思います。
 
過去最高にハードな山行だったように思いますが、日帰りで海から富士山頂に登頂するという一生モノの登山をすることができたなと思います。
 

 
 
 
 
 
山と高原地図 富士山
 
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『富士山登山についての記事【僕の登山ブログ】』を、こちらで一覧にしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

日本最高峰富士山剣ヶ峰の山頂標

富士山に登頂するためのポイント【登山初心者向け】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『初心者が富士山に登るためのポイント』について、山トークをしていきます。
 
 
 
 
 
はじめに 
富士山は言わずと知れた日本一の山、日本一の標高を誇る山であり、日本の象徴の一つと言っても過言ではないと思います。
 
 
テレビの天気予報や正月番組で映し出されることも多く、1日に1回はどこかしらのテレビ局の放送で映し出されているのではないでしょうか。
 
 
テレビに映し出される富士山、実際に目の前に眺める富士山を登った山として見る時、その見え方は大きく変わると思います。
 
 
このブログ投稿では、『初心者が富士山に登るためのポイント』をまとめてみました。
 
 
あくまでも個人的な見解ですので、この投稿で記していることを採用するか否かは自己責任でお願いします。
 
 
ただ、僕自身が20回近く足を運んでいる富士山登山の経験を元に記していることですので、少しばかりは参考にしていただくことができると信じております。
 
 
なお、この投稿は晴れの日に富士山に登ることを前提に記しています。
 
 
雨の富士山、強風の富士山は真夏といえども命の危険にさらされることになりますので、荒天時の富士山登山は潔く諦めることが大事です。
 
 
僕の富士山の登山歴はこちら
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

富士山に登頂するためのポイント

 
1.登山ルート選択
 
2.山小屋泊か日帰り登山にするか
 
3.標高に体を慣らす
 
4.登りはイーブンペースで
 
5.呼吸で意識すること。
 
6.行動食と水分補給
 
7.休憩時間
 
8.富士山登山前日の食事
 
9.装備
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

1.登山ルート選択

富士山には以下の4つのルートがあります。
 
 
吉田口登山道ルート(富士スバルライン5合目)
 
御殿場ルート
 
須走ルート
 
富士宮ルート
 
 
 
 
一番お勧めで最も登山者が多いメジャールートは吉田口登山道ルートです。
 
 
吉田口登山道ルートは1合目より下の富士山のふもとに起点がありますが、6合目で富士スバルライン5合目からのルートと合流します。
 
 
つまり、おすすめルートでありメジャーなルートは、富士スバルライン5合目から登り、6合目で吉田口登山道ルートと合流。
 
 
6合目からは吉田登山道ルート
で登るというものになります。
 
 
勧める理由としては、飲み物、食べ物の補給ができ、トイレ(有料)がある山小屋が多いということと、メジャールートであるので登山道が整備されているということです。
 
 
また、本当に最悪の場合、ブルドーザーに乗って下山をすることができるというのもあります。(ブルドーザーは吉田口山頂まで入ることができます。ただし、タクシー感覚でブルドーザーに乗ることはできません。乗車には4万円?ほどかかり、常駐しているわけではありません。)
 
 
このルートの難点としては、メジャールートであるがゆえに混雑をする場合があるということです。
 
 
場合によっては8合目から登山者渋滞が発生することもあります。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

2.山小屋泊か日帰りか

個人的には山小屋には泊まらずに、日帰りで富士山に登るのが良いと思います。
 
 
※ただし、弾丸登山は止めることを強くお勧めします。理由はこちらで書いてます。
 
 
僕は以前に両親を連れて富士山登山(吉田口山頂まで)をしたことがありますが、その際は日帰りで登りました。
 
 
ちなみに、両親ともに60代で運動不足、肥満体系です。
 
 
僕は富士山登山で実際に山小屋に泊まったことがないので聞く限りの話ですが、吉田ルートの山小屋は基本的にはどこも大混雑をしているようです。
 
 
1枚の布団に3~4人が寝る場合もあるという話も聞きます。
 
 
大混雑の中では大部分の人が熟睡をすることができないと思います。
 
 
また、山小屋は標高が3000m前後あるので、山小屋に泊まっているうちに高山病にかかってしまうという可能性もあります。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

3.標高に体を慣らす(高山病対策)

登山口としておすすめをしているスバルライン5合目は標高が約2300mあります。
 
 
登山口の段階で、我々が日常生活をしている標高よりもはるか高い場所に身を置くことになります。
 
 
標高に体を慣らすため、車で5合目に着いたらすぐに登山を開始するのではなく、1時間程とどまる(高所順応)のが良いです。
 
 
朝食(持参)を5合目でとるように段取り、ゆっくりと朝食をとり、ゆっくりと登山装備、準備を整えていれば1時間はたつので、登山開始予定時刻よりも早めに5合目に着くように予定をたてると良いと思います。
 
 
そして、高所に順応しているという意識を持ち1時間ほどを過ごすのが良いと思います。
 
 
また、富士山登山のために前日入りをする場合には、可能であれば、登山前日にスバルライン5合目まで行き、1~2時間を過ごすと良いと思います(富士スバルラインの通行料はかかりますが。)。
 
 
恐らく、登山当日はスバルライン5合目のおみやげ屋を見ている余裕はないと思います(登山開始前におみやげを買うわけにはいきませんし、下山後は疲労のためおみやげ屋に寄る余裕はないと思います。)。
 
 
前日にスバルライン5合目まで行きおみやげ屋を見て、登山口を確認して、標高に体を慣らすというのがベストです。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

4.登りはイーブンペースで

富士山登頂をできるかできないかを分ける大きなポイントの1つが登山ペースです。
 
 
息が上がらないくらいの一定のペースでコツコツと登ることが重要です。
 
 
スバルライン5合目から20分ほどは、登山道はゆるやかな下り基調です。
 
 
下りだからといって調子に乗ってオーバーペースになりがちですが、ゆっくりすぎるくらいにゆっくり歩くことが重要です。
 
 
序盤の登りではたいていの登山者はオーバーペースで歩いています。
 
 
特に外国人登山者はものすごいハイペースで歩いていますが、7~8合目まで登ったあたりで青い顔をしてしゃがみこんでいる光景を見かけることがあります。
 
 
周りに流されることなく、息があがらない程度のペースでコツコツと登ることが重要です。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

5.呼吸で意識すること。

登山中は息を吐くことに意識をおくと良いと思います。 
 
 
人間は息を吸うことよりも吐くことの方が得意といわれています。
 
 
息を吐いたら、あとは吸うしかないのでおのずとしっかりと呼吸をすることができます。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

6.行動食と水分補給

登山中は、こまめにエネルギー補給をすることが大切です。
 
 
登山では、平地で言うところのおやつを行動食と呼びます。
 
 
簡単に言えば登るためのエネルギー補給です。
 
 
行動食は、30分から1時間に1回ほど、飴をなめたり、カロリーメイトなどの栄養補助食品を食べるのが良いと思います。
 
 
登山で疲労している筋肉に直接的にエネルギー補給をするためのアミノバイタルなどのサプリもおすすめです。
 
 
飲み物は個人的にはポカリスエットを水で薄めたものを飲むのがおすすめです。
 
 
僕は水とポカリを1:1にして飲むことが多いです。
 
 
ポカリスエットには体のコンディションを維持するために必要な電解質が含まれています。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

7.休憩時間と食事のタイミング

休憩は1時間に5分から10分くらいが良いと思います。
 
 
休憩回数が多過ぎたり、休憩時間が長すぎると登山のリズムやペースが乱れてしまいます。
 
 
ザックを降ろし、腰を下ろしての休憩は極力、少なくした方が良いと思います。
 
 
呼吸を整えるため、景色を眺めるため、写真を撮るためなど、立ち止まっている時が休憩だと意識すると良いと思います。
 
 
食事のタイミングについては山頂で食べるのが良いと思います。
 
 
食事をするとどうしてもだるくなるので、登っている途中ではなく、あとは下山をするのみというところで食事をするのが良いかなと思います。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

8.富士山登山前日の食事

登山の原動力となるのは炭水化物です。
 
 
カーボローディングと呼ばれることもありますが、登山前日はお米やパスタなどの炭水化物をいつもよりも多めにとると良いです。
 
 
僕の場合、富士山登山に限らず登山前日はパスタを2玉にプラスαでお米を茶碗に軽く一杯など、炭水化物を多くとるようにしています。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

9.絶対に必要な登山装備(ギア)

登山装備(ギア)について説明をし始めるとキリがありませんので、本当に必要最低限の装備についてのみを記します。
 
 
必要と感じる装備、考え方は人それぞれなので、装備についての答えは無いと思います。
 
 
また、装備を新調する場合、富士山にのみ登ることを目的とするのか、富士山以降も登山をするのかでだいぶ違ってきます。
 
 
富士山以降も登山をしようと考えている方は、なるべくハイスペックな装備を購入すると良いと思います。
 
 
そこそこのスペックのギアを使っていると、最上位のギアが欲しくなり、結局、買い直すということがあったりします。
 
 
富士山のみを目的とする方は登山装備のレンタルも視野に検討をするとよいかもしれません。
 
 
いずれにしても、実際に店頭でモノを手に取って確認し、店員さんにアドバイスを聞いてというのが重要です。
 
 
また、富士山登山で初めて装備を使用するというのは避け、平地での散歩でも構わないので、実際に装備を身につけて歩いてみる(フィールドテスト)ことが重要です。
 
 
フィールドテストによりどこにストレスがかかるか、ストレスを感じるかがわかるので、ストレスを軽減するための対策を検討することができます。
 
 
前置きが長くなりましたが・・・。装備の説明です。
 
 
 
 

ハイカットの登山靴が望ましいですが、ローカットのハイキングシューズ、トレイルランニングシューズでも登れないことはありません。
 
 
 
 

ザック(リュック)

30ℓから40ℓの日帰り登山用ザックで充分だと思います。
 
 
腰のハーネスにポケットがついているもの、ザックのサイドにポケットがついているものなどがおすすめです。
 
 
登山中に、ザックを降ろして、ジッパーを空けてというのは思っている以上に時間と労力を必要とします。
 
 
ザックを降ろさなくても手が届くところに行動食などを入れることができるもの、ザックを降ろさなくても飲み物をいれたボトルに手が届くものなどがおすすめです。
 
 
 
 

カッパ上下

雨対策と寒さ対策のためにカッパ(レインウェア)が必要です。
 
 
ゴアテックスのものが望ましいですが上下をそろえると4万円ほどするのが一般的です。
 
 
ゴアテックスとはレインウェア内の蒸れなどは外に出し、雨や冷気はシャットアウトする素材です。
 
 
また、ゴアテックスのレインは軽量で、ザックへの収納時にはコンパクトに収めることができます。
 
 
ゴアテックス素材のレインは高価なので、上下で1万円前後のカッパを用意するのが良いかなと思います。
 
 
 
 

重ね着ができる上着

ベストなものはソフトシェルと呼ばれる登山ウェアですが、ウィンドブレーカーやヤッケでも構いません。
 
 
登山では重ね着をして体温を保つのが一般的です。
 
 
重ね着ができる上着を着て、それでも寒ければカッパを着るというように保温をします。
 
 
 
 

グローブ(手袋)

軍手でも十分かなと思います。
 
 
夏といえども、山では太陽が隠れると体感温度は一気に下がります。
 
 
低温と風から手を守る保温のためと、富士山では岩をつかむシーンが時々あるので、擦り傷などを負わないようにグローブが必要です。(岩をつかむ場面が時々ありますが、危険度は低いです。)
 
 
 
 

帽子

日差し対策だけでなく、それなりに頭を守ってくれます。
 
 
山では風が強いことが多いので、あごひも付きの帽子がおすすめです。
 
 
 
 

時計

日が暮れる前に下山をするために、常に時間を確認することが大切です。
 
 
一般的には15時には登山口に下山をするのが望ましいと言われています。
 
 
 
 

お昼、行動食(おやつ)、飲料

6.行動食と水分補給でも触れましたが、カロリーメイトやアミノバイタルなどがおすすめです。
 
 
他にも菓子パン、チョコレート、スナック菓子など、食べたいものを持って登山のモチベーションにするのも良いと思います。
 
 
 
 

ヘッドライト

予想外のトラブルなどにより、登山時間が大幅にずれこみ、日が暮れてしまうということは十分に起こりえます。
 
 
人間、暗闇の中ではヘッドライトなしには行動することはできません。
 
 
暗い時間帯に登山をする計画では無いにしても、ヘッドライトは必携です。
 
 
 
 

地図

登山に地図は必携です。
 
 
『山と高原地図』を携行するのが一般的です。
 
 
自分の歩くルートやコースタイムなどを事前に把握しておきましょう。
 
 
山と高原地図 富士山
 
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お金(千円札と小銭)

富士山の登山道にあるトイレはすべて有料です。
 
 
小銭での支払いになるので100円玉、500円玉を多めに持つことをおすすめします。
 
 
また、山小屋で飲み物や食料を買う場合、食事を注文する場合、5000円札や1万円札での支払いは嫌がられます。
 
 
1000円札を多めにもつことをお勧めします。
 
 
山小屋はトラックなどでの物流ができないので、販売しているものは平地の2~3倍からそれ以上することが一般的です。
 
 
また、平地と違い、買い手よりも売り手が強い立場にあることが多いです。
 
 
装備や持ち物についてでした。
 
 
富士山装備のために登山装備を新調する場合、登山用品メーカーとして、ノースフェイス、パタゴニア、マムート、ファイントラックなどなどがあります。
 
 
これらのメーカーの登山用品は性能とファッション性を兼ね備えたものがおおいですが、その分、割高です。
 
 
ファイントラックは日本のメーカーであり、性能はピカイチという評価を聞くことが多いですし、僕自身もそう思います。
 
 
お金に余裕がある方は、これらのメーカーの中からじっくりと選んで購入すると良いと思いますが、低予算でそろえようとする場合にはmont-bell(モンベル)がおすすめです。
 
 
モンベルは前述のメーカーに比べて価格が安く、性能は申し分ありません。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

服装について

 
下着も含め、速乾性のものが望ましいです。
 
 
ユニクロ製品を使用しているという登山者をSNSで見かけることも時々あります。
 
 
最低でも、ランニングなどの運動ができる服装、可能であれば登山用品店などで売られているウェアが望ましいです。
 
 
速乾性、収縮性、擦れなどへの耐性があるものを選びましょう。
 
 
また、下半身は長ズボン、上半身は半そでにアームカバーなど、基本的には肌を露出しないようにした方が良いです。
 
 
肌を隠すことにより、紫外線、寒さ、岩場などでの擦れから体を守ることができます。
 
 
 
 
 
富士山に登頂するためのポイント

まとめ

富士山は登山道がとても整備されており、何件もの山小屋が営業しているので北アルプスをはじめとした日本アルプスほどの登山難易度はありません。
 
 
ただ、日本一の標高を誇っていることは間違いなく、最も高山病に陥りやすい山と言えると思います。
 
 
上述したとおり、標高に体を慣らし、オーバーペースになることなく、着実に1歩1歩を進めれば登頂の可能性を大きく高めることができると思います。
 
 
 
 
 
『富士山登山についての記事【僕の登山ブログ】』を、こちらで一覧にしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

丹沢から眺めた雪化粧の富士山

【富士山を登山した山として眺めるべし!】富士山はテレビに最も映る登り甲斐のある山です

 
 
 
 
 
「富士山は登る山ではなく見る山だ」と言う熟練登山者の方もいますが、富士山は絶対に登るべき山だと僕は思います。(僕は20回ほど富士山に登っています。)
 
 
 
20回近く富士山登山をした経験から、「富士山に登るべき!」と思う理由をまとめてみました。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
甲武信ヶ岳山頂から見た富士山
 
日本百名山の甲武信ヶ岳山頂から撮影
 
 
 

富士山は最もテレビに映る山

富士山が絶対に登るべき山だと思う理由の1つは、数々の山の中で富士山が最もテレビに映る山だからです。
 
 
富士山(標高3776m)は言わずと知れた日本を象徴する山であり、日本一標高が高い山です。
 
 
ニュース番組、天気予報の報道番組から、箱根駅伝などのスポーツ中継、旅番組やバラエティー番組など、富士山がテレビに映らない日は無いと言っても過言ではありません。
 
 
最近では、大盛り上がりのラグビーのテレビ中継のシンボルに富士山が使われていました。
 
 
また、千円札や旧5千円札にも富士山が描かれています。
 
 
テレビで日常的に目にする富士山を登った山として見ることができるようになった時、その映り方は確実に変わります。
 
 
 

富士山は日本一標高の高い山

今さらいうまでもありませんが、富士山は日本で一番高い山です。
 
 
そして同時に、富士山の山頂は日本で最も標高が高い場所であり、富士山頂以上に、標高の高い場所は日本に存在しません。
 
 
日本で最も高い建造物である東京スカイツリーは634mです。
 
 
対して富士山頂上の標高は3776mであり、スカイツリーの約6倍もの高さになります。
 
日本で一番高い場所まで自らの足で登り、そこに身を置くということはとても意味のあることだと思います。
 
ちなみに、日本標高2位の山は南アルプスの北岳ですが、標高は3193mで富士山の方が600m近く高いです。
 
 
 

富士山頂上からの景色

テレビで映される富士山は、ほぼその全てが遠くから写された綺麗な円錐型ですが、頂上まで登ると意外な光景が広がっています。
 
 
とても巨大な火口が目の前に広がっており、一見の価値ありです。
 
 
また、富士山登山では雲海を目にすることが多いです。
 
 
他の山から見る雲海に比べて、スケールの大きい雲海を目にするチャンスが多いです。
 
 
富士山から眺めた雲海
 
 
 

他の山から見る富士山

他の山から富士山を見たとき、その存在感は圧倒的です。
 
 
日本海側に位置する富山県の剱岳の山頂からでさえ富士山を眺めることができます。
 
 
富士山登山以降も登山を続けるのであれば、登った山の山頂に立った時、無意識に富士山を探すことになると思います。
 
 
もちろん、すべての山の山頂から富士山が見えるわけではありませんが、関東甲信越の山に登る場合、山頂からの景色で最も目立っている山は富士山という場合が多いと思います。
 
 
 

初心者にも登りやすいのが富士山

北アルプスなどの他の山々に比べ、富士山は登山道が整備されており、とても歩きやすいです。
 
 
また、山小屋の数も他の山々に比べると圧倒的に多く、食べ物や飲み物の補給をすることができます。
 
 
そして、いざという時に心強いのが山小屋です。
 
※あくまでも他の山々に比べて歩きやすいということなので、登山に慣れていない方は十分な心構えが必要です。
 
 
 

まとめ

以上、富士山登山をおすすめする理由をまとめてみました。
 
 
テレビや他の山から目にすることが多い富士山。
 
 
初心者にも比較的登りやすい山ですので、ぜひ富士山頂に広がる素晴らしい景色、富士山から眺める素晴らしい景色をご自分の目で確かめて欲しいなと思います。
 
 
 
 
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