登山装備 詳細」カテゴリーアーカイブ

シルバのプレートコンパス

コンパスは登山の必須装備【定番のシルバのコンパスを紹介】

 
 
 
 
 
コンパスは登山の必須装備です。
 
 
登山にまつわるどんな本でも、どんなネット情報でも、コンパスは登山の必須装備として記されています。
 
 
また、どんな登山装備チェックリストを目にしてもコンパスには必ず、持つ必要ありの◎がついています。
 
 
もちろん僕も登山の際は必ずコンパス(シルバのプレートコンパス)を携行しますが、正直なところ使用頻度は1%未満です・・・。
 
 
シルバのプレートコンパス
 
 

僕の登山でのコンパスの使用用途

僕が登山でコンパスを使うのは、山頂などの見晴らしが良い場所で、目の前に見えている山が何という名前の山なのかを確認する時です。
 
 
どちらが北なのかをコンパスで確認し、地図(山と高原地図)の向きを北に合わせ、山座同定をします。
 
 
※山座同定:見えている山が何という名前の山なのかを地図を見て確認すること。
 
 
 

登山の際にコンパスを持つ本当の意味

登山中は頻繁に地図とコンパスを取り出し、現在地確認(自分が居る場所の確認)をしながら目的地を目指すというのが本来ですが・・・
 
 
正直、そんなことをしている登山者はほとんど見たことがありません。
 
 
また、そのような現在地確認をする場合は、国土地理院の2万5千分の1の地図を携行する必要があります。
 
 
(多くの登山者が携行している地図は、コンパスと同様に登山者にとって必携品である『山と高原地図』です。※山と高原地図は5万分の1の地図です。)
 
 
コンパスは地形図(2万5千分の1の地図)を持つことによりその本領が発揮されます。
 
 
そんな、コンパスの本領を発揮させる必要がある登山は、バリエーションルートや登山者がほとんど入らない山、本格的雪山での登山です。
 
 
一般的な登山道(『山と高原地図』で赤いラインになっているルート)ではコンパスを使う必要はほぼ無いと言えると思います。
 
山と高原地図については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
しかしながら、使う必要があるなしに関わらず、山に入る以上、コンパスを使えるにこしたことはありません。
 
 
コンパスの使い方、読図の仕方(地図の読み方・見方)をマスターしたい方にはこちらの本がおすすめです。
 
 
地図の読み方 小学館
 
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コンパスを使った読図をマスターするには、本を読むだけでなく、登山中に頻繁にコンパスと地図を取り出して実際に地図読みの実践をすることが重要です。
 
 
全くできていない僕が言うのもなんですが。
 
 
 

登山にコンパスを持っていかなかったとしたら

正直なところ、登山にコンパスを持っていかなかったとしても僕の場合は大勢に影響はありません。
 
 
2017年に146日間で達成した「日本百名山全山日帰り登山」でも、コンパスを使用したのは山座同定の際の数回です。
 
 
ただ、万が一、遭難をしてしまい救助要請をした際、コンパスを持っていないことが発覚したらお叱りを受けるのではないかと思います。
 
 
極端に言うと、僕が登山にコンパスを必ず持っていく理由は、怒られないためにと言っても過言ではありません・・・。
 
 
 

まとめ 登山の際はコンパスを必ず持ちましょう

僕はコンパスを使わないと何度も言ってきましたが・・・、使わないにしてもやはりコンパスは登山において持つべきものであり、登山中に極力、手に取って、初級の使い方からマスターしていくのが良いと思います。
 
 
今はスマホにもコンパス機能があったり、登山アプリで現在地確認をすることができますが、スマホは電池が切れる可能性があったり、低温時には使い物にならなくなることがあります。
 
 
登山で使うコンパスとしては、世界中の軍隊でも使われているシルバのプレート型のコンパスを持っておけば間違いありません。
 
 
 
シルバ プレートコンパス
 
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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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北アルプスの水晶岳の山頂で槍ヶ岳と穂高岳をバックに登山用のゴアッテックスの帽子を被って記念写真を撮影

登山でかぶる帽子はゴアテックス製ハットがおすすめ

 
 
 
 
 
登山において、帽子は常に身に付けているものといっても過言ではないものです。
 
 
登山用の帽子にも色々なものがありますが、僕はゴアテックス製のハットを登山時の帽子にお勧めします。
 
 
ゴアテックスは割高ではありますが、長い目で見れば確実に金額以上のものをもたらしてくれると実感しています。
 
 
2017年に146日間で達成した日本百名山全山日帰り登山も、以前からずっと使っているゴアテックス製ハットとともに完登しました。
 
 
北海道の羅臼岳山頂でゴアッテックス製の登山用の帽子を被って記念撮影
 
 
こちらの記事に、帽子をかぶった写真を多数投稿しています。
 
 
 
 

ゴアテックス製ハットの強み

ゴアテックスはレインウェアにも使われている素材なので、当然、雨に強いです。
 
 
また、通気性も良いので汗をかきにくく、汗をかいたとしてもナイロン製の帽子に比べ乾きやすいです。
 
 
さらに、なかなか使うシーンは無いと思いますが 笑
 
 
ゴアテックス製ハットはひっくり返すとちょっとしたバケツになります。
 
 
沢などから水を運ぶことができるのです。
 
 
 
 

ゴアテックス製ハットは雨の日はちょっとした傘に

前述したとおり、ゴアテックスは雨に強いです。
 
 
また、ハットタイプの帽子はキャップタイプの帽子に比べて雨の登山の際、雨よけの役割を果たしてくれます。
 
 
雨の登山ではレインウェアのフードを被るのが一般的だとは思いますが、僕は基本的にフードを被らず、帽子で雨をやり過ごします。
 
 
フードを被ることのデメリットとして、視界が狭くなるということと、周りの音を聞きとりにくくなるということがあります。
 
 
また、フードをかぶると少なからず蒸れるので、汗をかきやすくなります。
 
 
あとは、山の空気を顔全体で感じることができなくなってしまいます。
 
 
 
 

樹林帯であれば雨の登山でもゴアテックス製ハットで充分

意地でも頭部と顔を雨で濡らしたくないと言う方にはお勧めできませんが、雨の登山でも樹林帯であれば実はそれほど濡れません。
 
 
僕は、樹林帯にいるときは、雨の登山でも基本的にレインウェアのフードは被らず、ゴアテックス製ハットでやり過ごします。
 
 
ちなみに、風雨にさらされる稜線でも、ギリギリまで帽子でやり過ごします。
 
 
横殴りの雨が耳の穴に入って、鼓膜付近に入ってくるまではフードは被りません。
(雨が耳の穴に入ると滅茶苦茶痛いです・・・。)
 
 
 
 

ハットは登山時のちょっとした日傘に

ツバが360度あるハットの方が断然、登山時の日よけになります。
 
 
もちろん、帽子だけだと日焼けはしてしまいますが、キャップに比べて断然、顔に当たる直射日光を遮ってくれます。
 
 
また、首(うなじ)の日焼けもキャップよりも防いでくれます。
 
 
 
 

あごひもの強さ

キャップタイプの帽子にはたいていアゴひもは付いていないかと思いますが、ハットタイプの帽子にはほとんどの場合、アゴひもが付いています。
 
 
僕は大荒れの3000m級の稜線を歩いたりすることもありますが、アゴひものおかげで未だに帽子を飛ばされることなく使い続けていることができます。
 
 
また、アゴひもにハットクリップをつければ、飛ばされる心配は無いといっても言い過ぎではないと思います。
 
 
 
 

ゴアテックス製ハットは割高ですが長い目で見ればお得です

ゴアテックス製ハットは他のタイプ、他の材質の帽子と比べて割高ではありますが、僕は2019年現在でかれこれ7年以上使っているので、確実に元はとれています。
 
 
冒頭でも記載しましたが、2017年に146日間で達成した日本百名山全山日帰りもゴアテックス製ハットと共に完登しました。
 
 
それ以降の登山でも、ずっと同じ帽子を使い続けています。
 
 
 
 

まとめ

上述したとおり、ゴアテックス製ハットは、日よけ、雨よけ、稜線の風への強さといった点で、キャップタイプの帽子、他の素材の帽子よりも活躍をしてくれます。
 
 
トレイルランナーなど、山を走る人がハットタイプの帽子をかぶっている姿を見かけることはあまりありませんが、歩いて登山をする登山者にはゴアテックス製ハットが断然おすすめだと思います。
 
 
北海道の幌尻岳山頂でゴアッテックス製の登山用の帽子を被って記念撮影
 
 
登山用ゴアテックス製ハット
 
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ヘリテイジの超軽量トレッキングポールであるウルトラライトトレイルポール(ULトレイルポール)

超軽量のULトレイルポール(ヘリテイジ社)をご紹介

 
 
 
 
 
今回は、僕が登山に携行をしている、ヘリテイジのウルトラライトトレイルポール(ULトレイルポール)をご紹介します。
 
 
僕は登山中にトレッキングポールは使いません。
 
 
ただ、トレッキングポールは必ず携行しています。
 
 
万が一、足を痛めて自立歩行が難しくなった時に歩行を補助するため。
 
 
万が一、ビバークをしなければならなくなった時にツェルト(シェルター)を設営するためのポールの役割として。
 
 
僕は、基本、登山でトレッキングポールは使いませんが、必ず携行をしています。
 
 
使わないに等しいトレッキングポールなので、機能性や強度はさほど考えず、とにかく軽量なものを携行しています。
 
 
ヘリテイジ(長野県安曇野市に本社)のウルトラライトトレイルポール(ULトレイルポール)が見た目もシンプルでコンパクト。
 
 
超軽量のトレッキングポールなので、携行をしています。
 
 
長さが110cmのもので、わずか 263gです。(ワンペアの2本で263g)
 
 
有名どころのポールのシナノの『トレランポール』は、110cmのもので364g(ワンペアの2本で)となっています。
 
 
『トレランポール』も軽量なポールですが、『ULトレイルポール』は、さらに軽くなっています。
 
 
実際に手にしてみると強度に不安がありますが、意外と大丈夫なようで、日本一過酷な山岳レースであるTJARで使われている選手もいますし、時々参加する各地のトレランレースで使用している参加者を見かけます。
 
TJARについてのブログ投稿はこちら
 
 
ULトレイルポールは、とにかく軽さを求める登山者、トレイルランナーの方におすすめのトレッキングポールです。(長さの調整はできませんので要注意です。)
 
 
 
ヘリテイジの超軽量トレッキングポール
 
ウルトラライトトレイルポール
(ULトレイルポール)
 
ヘリテイジの超軽量ポールであるULトレイルポール
 
 
収納時にまとめることができるようにマジックテープが本体に一体化しています。
 
 
 
1本だとこんな感じです。
 
ヘリテイジの超軽量ポールであるULトレイルポール
 
 
 
見た目は非常に華奢です。
 
 
僕は登山中に実際に使ったことはありませんが、TJAR や、トレランレースで使用している選手がいるということは、それなりの強度はあるということかと思います。
 
ヘリテイジの超軽量トレッキングポールであるULトレイルポールを伸ばした様子
 
 
 
 
ULトレイルポールは、軽量のポールを好む登山者におすすめのトレッキングポールです。
 
 
 
 
 
ヘリテイジの『ウルトラライト トレイルポール(ULトレイルポール)』
 
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山岳レースのトップ選手も使っているトレッキングポールはこちら
 
シナノの『トレランポール』
 
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爺ヶ岳登山の山頂でサングラスの記念写真を撮影

紫外線から目を守る登山時のサングラス着用について

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
今回は、『登山時に着用をするサングラス』について、山トークをしていきます。
 
 
登山中にサングラスをする理由は言うまでもなく、紫外線から目を守るためです。
 
 
本当は、サングラス越しではなく、直に山景色を目にしたいところですが。
 
山の稜線で浴びる紫外線は平地よりも強く、そんな強い紫外線を長時間に渡って目に受けるのは、1日単位で考えても、将来的に考えてもやはりよろしくありません。
 
 
爺ヶ岳山頂でサングラスの記念写真を撮影
 
 
 
僕自身、実感として、サングラス無しで7・8時間を超えるような山行をすると、とてつもなく目にダメージを受けます。
 
 
登山翌日も目が疲れているのが解ります。
 
 
目が疲れる理由として、紫外線はもちろん、平地よりも強く吹き続けていることが多い、風を目に受けているからだと思います。
 
 
僕は登山の往路や山頂では基本的にはサングラスはせずに裸眼で山景色と山の空気を満喫し、復路ではできるだけサングラスをして目を守るようにしています。
 
 
 

紫外線から目を守る以外のサングラスの効果

目自体を紫外線から守るという効果の他には、目の周りを日焼けから守ってくれるということがあげられます。
 
 
あとは、強風で砂や小石が飛び交っていて目を開けていられない時や、横殴りの雨が降っていて目を開けていられないときなど、サングラスをすることによって目を開けることができるようになります。
 
 
また、雨上がりなどで虫が大量発生しているときなどもサングラスが目を防御してくれます。
 
 
山小屋でヘリの荷上げ、荷降ろしの場面に遭遇した時も、サングラスをしていれとじっくりと様子を見ることができます。
(ヘリのプロペラの風圧で、砂埃やらなにやら色々なものが飛び交います。)
 
 
以前は、それほどサングラスの重要性を感じることはありませんでした。
 
 
ただ、自分の登山歴が伸びていくにつれ、1回、2回だけの登山ではなく、継続的に登山をする登山者にとっては、長い目で見たときに目を守ることになる重要なアイテムだと思うようになりました。
 
 
 
 
 
登山用サングラス
 
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雨の瑞牆山山頂でザックカバーをかけたザックを背負って記念撮影

登山でザックカバーを使う意味について【雨天時】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
今回は、『登山でザックカバーを使う意味』について、山トークをしていきます。
 
 
雨の中での登山となった時、ザックのレインウェアであるザックカバーをするしないは、僕の場合、正直、登山そのものにさほど影響はないと思います。(日帰り登山の場合)
 
 
 
登山口は雨でしたが、標高が上がると雲の上にでた北海道の羅臼岳登山。
 
ザックカバーをしています。
 
北海道の羅臼岳山頂でザックカバーをかけたザックを背負って記念撮影
 
 
 
ザックカバーをすることによる登山自体への効果としては、ザックが雨水を吸って重くなるのを防ぐことくらいでしょうか。
 
 
僕の場合、登山装備はザックの中で個別防水をしているので、装備自体が濡れてしまうということはありません。(すべての装備をジップロックや防水のスタッフバックに個別に入れています。)
 
 
もちろん、装備の個別防水をしていない登山者にとってはザックカバーをすることは、とても重要ですが、装備を個別防水している僕にとって、ザックカバーをすることによって何が大きく変わってくるかと言うと、登山後のザックの扱いだと思います。
 
 
・車の中を濡らさずに濡れたザックを持ち帰ることができる。
→登山中はザックカバーをせず、濡れたザックを車に入れる時にザックカバーをする。
 
・帰宅後にザックが乾かしやすい。

→雨の登山でザックカバーをすると、ザックがそれほど濡れないので、下山後に乾かしやすくなります。
 
 
ザックカバーをすることによって、この2点がしやすくなる、手間が省ける、といった効果があると思います。
 
 
 
 
 

ザックカバーをすることによるデメリット

ザックカバーをすることによるデメリットの1つは、ザックからの装備の出し入れをするのにザックカバーを着脱する手間が必要になることです。
 
 
基本的には完全に着脱をする必要はありませんが、それでも手間です。
 
 
ザックカバーをすることによるデメリットの2つ目は、ザックのサイドポケットに入った飲料ボトルの出し入れがしづらくなることです。
 
 
ボトルをザックのサイドポケットに入れ、ザックを背負ったまま飲み物を飲む僕にとっては、ザックカバーをすることは大きなデメリットとなってしまいます。
 
 
 
 
 

ザックカバーは大きめのものを

僕の場合、ザックカバーはジャストフィットのサイズよりも少し大きめのものを使っています。
 
 
僕は、ヘルメットやテント泊時のマットをザックに外付けすることが多いことと、飲み物をザックのサイドポケットに入れているので、ジャストフィットのザックカバーでは不都合です。
(ジャストフィットだとヘルメットを外付けしたままの状態でザックカバーをすることができなかったりします。)
 
 
 
 
 

風で飛ばされないザックカバーを

雨が降っている時は風が強いことが多いので、アタッチメントやバックルなどでザックに固定をするタイプのザックカバーでないと、風で飛ばされてしまう可能性があります。
 
 
 
 
 

登山後は濡れたウェアをザックカバーでひとまとめに

登山を終え、車に着いて着替える時は、濡れたウェア類をザックカバーの中に入れれば車を濡らすことなく片付けることができます。
 
 
 
 
 

まとめ

僕の場合、登山そのものにはそれほど大きな効果をもたらすものではないと思っているザックカバーですが、それでも登山の必携品であることは間違いないと思います。
 
 
万が一のビバーク時には足にかぶせれば保温をすることもできますし、登山をする際には必ずザックの雨蓋に入れている装備品です。
 
 
 
 
 
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常念岳山頂でイワタニプリムスの登山用バーナーであるP153ウルトラバーナーを使って調理

夏でも厳冬期の雪山登山でも使っている登山用調理グッズたち

 
 
 
夏山登山から厳冬期の雪山登山まで、僕が使っている登山用の調理器具の一覧です。
 
 
 
イワタニプリムスの登山用バーナーであるP153とEPIの登山用クッカーであるチタンクッカーを使ってラーメンを調理
 
ガスバーナーやクッカーなど、
災害時などの緊急事態にも心強い調理器具たちです。
 
 

☆登山用調理器具(夏山登山から厳冬期登山まで使用)の使用実績はこちら☆

 
 
 

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スポルティバのトレランシューズであるアキラ

トレランシューズでの登山は確実に機動力が上がります【百名山の100座全てをトレランシューズで登った経験から】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『トレランシューズ(トレイルランニングシューズ)での登山』について、山トークをしていきます。
 
 
 
ひとつ、確実に言えることは、『トレランシューズでの登山は、登山靴での登山に比べて、機動力が上がります。』
 
 
僕は2017年に、日本百名山を146日間で完登しました。(すべての山をトレランシューズで登りました。)
 
 
その際、北アルプスも、雨の登山道も、ぬかるみの登山道も、残雪の登山道も、膝までつかる沢の渡渉も、すべてトレランシューズで登山をしました。(ちなみに、日本百名山ではハイカットの登山靴は1度も履きませんでした。)
 
 
『日本百名山全山日帰り登山(146日間で達成)』についてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
『トレランシューズでの登山の実績』を、こちらに写真でまとめています。
 
↑全ての山頂記念写真でトレランシューズを履いてます。
 
 
 
日本百名山の100座全ての山をトレランシューズで登山した経験をもと、トレランシューズでの登山について、山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

トレランシューズでの登山について結論から先に言うと

履きこなすことさえできれば、トレランシューズは間違いなくあなたの登山の可能性を拡げてくれます。
 
 
トレランシューズを履くことにより、登山スピードを上げ、登山距離を延ばすことができます。
 
 
つまり、トレランシューズを履くことにより、山での行動範囲を広げることができるようになります。
 
 
 
山での行動範囲が広がることにより、登山靴で登山をしている時には見れなかった景色を見ることができるようになる可能性が上がります。
 
 
 
 
 

トレランシューズを履きこなすとは

トレイルランニングシューズと名付けられているように、トレランシューズは山を走るためのシューズです。
 
 
ただし、必ずしも山を走る必要はなく、僕自身、基本的にはトレランシューズを履いていても山を走ることはほとんどありません。(実際に日本百名山登山でも全体の5%も走っていません。)
 
 
とはいえ、走るために作られているシューズを履くわけなので、少なくとも平地でそれなりのスピードで走れるようになっておく必要はあると思います。
 
 
速く走るというよりは、ピッチを上げた足さばきができるような体になっておく必要があると思います。
 
 
例えば、ウォーキングが5秒間で5歩を歩くとすれば、ランニングでは5秒間で10歩を走るといった感じです。
 
 
登山靴での登山に比べ、トレランシューズでの登山はスピードが上がります。
 
 
特に、下山時は、油断をすると自分で自分の足をコントロールできないレベルのスピードになることもあります。
 
 
コントロール不能に陥ることがないよう、スピーディーな足さばきができるようになっておく必要があると思います。
 
 
そのためには、平地でランニングをし、その上で、トレランシューズを履いての登山を、低山から標高の高い山へと徐々にレベルアップしていくのが良いと思います。
 
 
 
 
 

僕がトレランシューズで登山をするようになったきっかけ

僕は日本百名山の登山に限らず、無雪期の登山は基本的にトレランシューズで臨んでいます。
 
 
僕がトレランシューズで登山をするようになったきっかけは、日本一過酷な山岳レースと言われるTJAR(トランスジャパンアルプスレース)の選手の全員がトレランシューズでレースに出場していたからです。
 
 
TJARは日本海から太平洋までを、日本アルプス(北・中央・南アルプス)を縦走して踏破するレースです。
 
 
TJARについてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
※TJAR選手たちは日々の鍛錬を積み重ね、その上で登山経験が豊富な方々です。トレーニングをしていない登山初心者が、いきなりトレランシューズで3000m級などの登山をするのは絶対に避けた方が良いです。
 
 
 
 
 

トレランシューズで登山をするか、登山靴で登山をするか

登山をする際にトレランシューズにするか登山靴にするかは僕の場合、装備の重量で決めます。
 
 
装備が15kgくらいまでならトレランシューズで、それ以上のテント拍装備の場合は登山靴を履くようにしています。
 
 
個人的な感覚ですが、テント拍装備の時にトレランシューズを履くと、足裏への負荷が大きいように思います。
 
 
また、装備が重いと足首への負担がかかりやすいので、ローカットのトレランシューズでは足をひねるリスクが高くなります。
 
 
 
 
 

トレランシューズで登山をすることのメリット・デメリット

トレランシューズで登山をすることにはメリットもあればデメリットもあります。
 
 

トレランシューズで登山をすることのメリット

トレランシューズのメリットは登山靴に比べて圧倒的に軽いことと、足首の自由が利くことです。
 
 
トレランシューズでの登山は、登山靴に比べて機動力が上がり、その気になれば走ることさえできます。
 
 
また、脱いだり履いたりも登山靴に比べ容易です。(靴を脱いで山小屋に入るときなどが楽です。)
 
 
購入時の価格も登山靴に比べて安価なものが多く、個人的な感覚としては1万5千円から高くても2万円ほどが相場だと思います。
 
 
 

トレランシューズで登山をすることのデメリット

トレランシューズで登山をすることのデメリットとしては、ローカットであるため足首をひねるリスクがあることと、足が濡れやすいということが挙げられます。
 
 
また、登山靴に比べて足首から下の防御力が下がります。
 
 
例えば、登山靴であればちょっとした石ころを蹴ってしまってもそれほど痛みは感じませんが、トレランシューズの場合、石を蹴った衝撃が直に足に伝わってきたりします。
 
 
靴自体の耐久性も登山靴に比べると高くないので、消耗するのが早いです。
 
 
登山靴は高いけれど一度買うと長持ち、トレランシューズは安いけれど買い替え頻度が高いというイメージです。
 
 
 
 
 

登山靴の機能に頼らない山歩き

登山靴を履いていれば、トレランシューズに比べ足首をひねりにくく、登山道上の外的要因から足を守ってくれます。
 
 
ただ、これは逆に言えば、登山靴に頼った登山をしているということになると思います。(個人的考えです。)
 
 
防御力の弱いトレランシューズでも支障なく登山道を歩けるようになることは、山の中で理にかなった歩き方、合理的な歩き方ができているということになると思います。
 
 
 
 
 

トレランシューズで登山をするためのトレーニング

トレランシューズは登山靴に比べて足が濡れやすいので、足の濡れに慣れることが大事だと思います。
 
 
まずは平地で雨の中でウォーキングやランニングをして足の濡れに慣れ、次に危険度の低い里山で雨の日に登山をするのが、心身ともに濡れ耐性をつけるトレーニングになります。(足だけでなく体のトレーニングにもなります。)
 
 
 

日本百名山を踏破した際に履き続けたトレランシューズ

百名山登山では、9割5分以上をスポルティバのトレランシューズであるAKYRA(アキラ)で登り、残りの山をブルックスのトレランシューズであるカルデラで登りました。
 
 
スポルティバはイタリアのメーカーで、登山靴やクライミングシューズでおなじみだと思います。
 
 
ブルックスはアメリカのランニングギアのメーカーで、アメリカでトップシェアを誇っているようです。
 
 
百名山登山ではスポルティバのアキラを3足履きました。(左から1足目、2足目、3足目です。)
 
 
まさに、アキラとともに歩いた日本百名山の登山でした。
 
 
スポルティバのトレランシューズであるアキラ
 
 
初めから3足を用意したわけではなく、1足目が傷んできたら2足目を買うといった感じでした。
 
 
僕は今まで、クロスライト、ブシドー、ミュータントといった感じでトレランシューズを履いてきました。(全てスポルティバのシューズです。)
 
 
クロスライトはネット通販ではもう出回っていないと思います。
 
 
 
スポルティバ ブシドー
 
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スポルティバ ミュータント
 
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僕がスポルティバのトレランシューズを履くようになった理由は、TJARのレジェンドである望月選手が履いていたからです。(望月選手はTJARを4連覇されています。)
 
『TJAR』についてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
「日本一過酷と言われる山岳レースで、優勝選手が履いているトレランシューズなんだから間違いないだろう。」というミーハーかつ安易な理由から、僕はスポルティバのトレランシューズを履くようになりました。
 
 
百名山登山でアキラを履いた理由は、百名山登山を始める頃に、たまたまスポルティバが最新モデルとして発売を開始したからです。
 
 
現行の主力商品(2017年夏時点)であれば、万が一、2足目、3足目が必要となった場合でもネットで手に入れやすいだろうと考えたのです。
 
 
僕は履いたことはありませんが、スポルティバには他にもアカシャやウルトララプターといった、長距離向けのトレランシューズがあります。
 
 
ウルトララプターはロードを走るとすぐにソールが減るという評価を良くみかけますが、TJARでも何人かの選手が履いています。
 
 
 
 
 
スポルティバ アカシャ
 
ロングトレイルなど長距離の使用向き。
 
望月将悟選手(TJARのレジェンド)がTJARで履いているシューズになります。
 
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TJAR(日本一過酷な山岳レース)については、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
スポルティバ ウルトララプター
 
ロングトレイル向けでありスピードにも対応
 
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タイミングによっては、百名山登山で上記のスポルティバ製のトレランシューズを履いていた可能性も十分にありました。
 
 
たまたまスポルティバのアキラを履いて百名山登山に臨んだわけですが、アキラは本当に申し分のないトレランシューズでした。
 
 
名前が人名のようなのが少し気になりましたが、きっとイタリア語で何らかの山要素の意味があるのでしょう。
 
 
アキラを履いていて一つだけ困ったのは、靴ヒモの外側を覆っている部分が切れてしまい、中の繊維がむきだしになってしまうということです。
 

 
 
こうなってしまっても一応、靴ヒモとしては機能します。
 
 
ただ、見た目的にも大いに不安があったので、ヒモがこの状態になってしまったら、新しいアキラを買うようにしていました。
 
 
言ってみれば、ヒモのために新しいアキラを買うような感じでした。(他のシューズのヒモを代わりに使ったりということもしましたが。)
 
 
ちなみに、スポルティバはヒモのみの販売はしていないようです。
 
 
ヒモの外側が切れる要因としては、僕が全く手入れをしていなかったということが大きいと思います。
 
 
特に、連日の登山でヒモが濡れたままの状態になっていることが多かったので、劣化するのも早かったのだと思います。(146日間で100座を登山したので。)
 
 
雨や泥がヒモに沁み込む→乾く間もなく翌日の登山で履く、を繰り返していたので、劣化するのが早くても無理はないと思いました。
 
 
シューズのつま先部分が裂けたりもしましたが、これはトレランシューズではよくあることで、僕の中ではまだまだ履ける状態です。
 

 
 
本当はアキラを洗って綺麗にしたいところですが、沢山の山々の土であったり水分であったりが沁み渡っているので、洗うのがもったいなくてそのままにしてあります。
 
 
ソールもそれほど減っておらず、3足ともまだまだ履ける状態です。
 
スポルティバのトレランシューズであるアキラのソール
 
百名山登山では大事をとって2足目、3足目を履くようにしましたが、3足ともヒモさえしっかりしていればまだまだ履ける状態なので、しばらく新しいトレランシューズを購入する必要は無さそうです。
 
 
5座ほどを登ったブルックスのカルデラ。
 
ブルックスのトレランシューズであるカルデラ
 
 
アキラとの使い分けとしては、登山道と言うよりは、散策路やアスファルトが多いと思われるルートでカルデラを履きました。
 
 
左足のかかとに慢性的な痛みがあったので、かかとへの負担を少しでも減らすためにクッション性能の高いカルデラを購入しました。
 
 
信州トレイルマウンテン(長野市のアウトドアショップ)の店長さんに、色々と教えていただき購入しました。(店長さんはTJARの完走経験があります。)
 
 
信州トレイルマウンテンについてはこちらでブログ投稿をしています。
 
 
100名山登山でブルックスのカルデラを履く機会は、結果的にはそれほどありませんでしたが、履き心地も良く、良いシューズです。
 
ブルックスのトレランシューズであるカルデラ
 
 
ちなみに、「ツールド長野130k」という、信州トレイルマウンテンさんが企画・運営しているイベントではカルデラをはきました。
 
 
ツールド長野130kは、長野市の周りの里山をロード(アスファルト道)で繋ぎながら踏破するイベントです。
 
 
僕はブルックスのカルデラで130kmを踏破しました。
 
 
こちらでツールド長野130kを踏破した時のレポートをブログ投稿しています。
 
 
 
ブルックス カルデラ
 
厚いソールによるクッションで、足裏への疲労が軽減されている実感があります。
 
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日本百名山の登山では渡渉もトレランシューズで突破

ちなみに、百名山登山の際、北海道の幌尻岳では、膝下くらいまでの渡渉が数十回ありましたが、アキラで突破しました。
 

 
お話しした他の登山者6~7組は全員、沢靴を履いたようなので、トレランシューズでの渡渉はおすすめはできませんが、渡渉もできなくはないです。(もちろん、水浸しになりますし、水を含んで重くなります。)
 
 
 
 
 

まとめ トレランシューズでの登山について

僕は12kg前後の装備での夏山日帰り登山がメインです。
 
 
装備が12kgくらいまでの重量で、夏山ということであればトレランシューズで快適に登山をすることができています。
 
 
トレランシューズで日本百名山を完登していることがその証拠と言えると思います。
 
 
北アルプスを含め、雨の日を含め、100座全てをトレランシューズで登山しました。
 
 
ただ、こればあくまでも僕の場合であって、全ての方がトレランシューズで安全に、快適に登山をすることができるとは限りません。
 
 
トレランシューズの方が登山靴に比べて間違いなく機動力があがります。
 
 
逆に、足の保護といった観点では確実に登山靴の方が優れています。
 
 
履く人とトレランシューズの相性、履く人がトレランシューズに慣れているか慣れていないかによってもトレランシューズで登山をすることの良し悪しは変わってきます。
 
 
トレランシューズで登山をすることの良し悪しは一概には言えませんが、トレランシューズでの登山に興味を持たれた方は、まずは里山などでその感触を確認されても損は無いと思います。
 
 
 
僕の場合は、トレランシューズのおかげで確実に山での行動範囲が広がっています。
 
 
 
 
 
トレランシューズを履いて、山での行動範囲を広げてみませんか
 
スポルティバ アキラ
 
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百名山登山後の追記

百名山登山後も引き続きトレランシューズで週末登山をし続け、4足目のアキラを購入しました。
 

 
午前3時の丹沢の大倉バス停で4代目アキラがデビュー。
 
 
 
 
蛭ヶ岳で富士山をバックに記念撮影
 
丹沢の蛭ヶ岳で富士山をバックにスポルティバのトレイルランニングシューズであるアキラの記念撮影
 
予想外の降雪で、10cm~20cmの積雪がある箇所もありましたが、全行程で約40km?の道のりをトレランシューズで踏破しました。
 
 
 
 
 
『日本百名山の登山ノウハウ』を、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

ヘリテイジのストックシェルター【登山用簡易テント】は慣れれば1分で設営可能【日本一過酷な山岳レースで多数の選手が使用】

 
 
 
 
 
ヘリテイジのストックシェルターは、慣れれば本当に1分で設営ができる簡易シェルターです。
 
 
ストックシェルターはコンパクトに携行できるということ、設営が簡単という事で、日本一過酷と言われる山岳レース TJAR(トランスジャパンアルプスレース)で採用率が最も高い露営具です。
 
 
『TJAR』についてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
注)TJAR参加選手は超人的な気力体力を兼ね備えており、山での露営経験もかなり豊富です。テント場での宿泊経験が浅いうちにいきなりストックシェルターを登山のテント代わりに使用するのはNGです。
 
 
 
TJAR公式の報告書ではストックシェルターを採用した理由として、
 
 
多くの選手が「設営が簡単だから」とコメントしています。
 
 
実際のところ、ストックシェルターは本当に設営が簡単です。
 
 
 

ヘリテイジ ストックシェルターの設営方法

まず、端と端の2ヶ所をペグダウンします。
 
ストックシェルターの設営方法
 
 
あとは、シェルター内部の決められた場所に、ストック(110~120cm)2本を「V」と逆の形に差し込むだけ。
 
 
シェルター専用のポールもありますが、ストックがあれば不要です。
 
 
慣れれば本当に1分で設営ができます。
 
ヘリテイジのストックシェルター
 
我が家の庭はペグが決まりにくく・・・、少したるんでしまっています(汗)
 
 
サーマレストZライトのスモール(130cm)を入れるとこんな感じ。
 
ストックシェルターの中にサーマレストを敷いた様子
 
僕は身長174センチですが十分に足を伸ばしきって寝ることができます。
 
 
シェルター開閉部はダブルジッパーになっているので
 
ストックシェルターの開閉ジッパー
 
 
開閉部をベンチレーターとして機能させることができます。
 
ストックシェルターのベンチレーション機能
 
 
設営が簡単なストックシェルターですが、ツェルト同様に、結露や雨には弱いと言われています。
 
 
ただ、僕は今までに2回ストックシェルター泊をしたことがありますが、その時は結露はありませんでした。
 
ストックシェルターを横から見た写真
 
 
夏の天気が良いときであれば、それほど結露をすることはなさそうです。
 
ストックシェルターの入口を開けた写真
 
 
個人的には、ストックシェルターは緊急ビバーク用のツェルトとして携行するのが良いかなと思います。
 
 
緊急ビバークとなると、精神的にも肉体的にも追いやられていることが想像されますが・・・
 
 
ストックシェルターはシェルターの外での作業が、両端にペグを打つ作業だけです。
 
 
シェルターの中ではストックを決められた場所に差し込むだけ。
 
 
ツェルトの場合は、4隅をペグダウン。
 
 
さらに、その外側に張り綱の張り具合を調整しながら4か所ペグダウンしなければなりません。
 
 
ツェルトに比べてストックシェルターの方が簡単に設営ができるので、気持ちにもゆとりが持てます。
 
 
テントに比べて結露や雨に弱いという部分はありますが、吹きっさらしの状態で、雨風にさらされるよりは・・・
 
 
ストックシェルターの中にいた方がだいぶましです。
 
 
ストックシェルターは収納すると缶ビール(350mℓ)より少し大きいくらい。
 
ストックシェルターのサイズを350ml缶と比較
 
ペグ2本とペグ入れが付属されています。
 
 
もちろん、シェルターと一緒に収納可能です。
 
 
TJAR(トランスジャパンアルプスレース)を4連覇中(2016年大会現在)の、望月将悟選手も2016年大会でストックシェルターを使用したようです。
 
 
山慣れしている方であれば、軽量で設営が簡単なストックシェルターはテント代わりの露営具としてもおすすめです。
 
 
 
ヘリテイジ ストックシェルター
※2022年3月現在、生産終了となっています。
 
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