松本市の山男です。
今回は、『登山でザックカバーを使う意味』について、山トークをしていきます。
雨の中での登山となった時、ザックのレインウェアであるザックカバーをするしないは、僕の場合、正直、登山そのものにさほど影響はないと思います。(日帰り登山の場合)
登山口は雨でしたが、標高が上がると雲の上にでた北海道の羅臼岳登山。
ザックカバーをしています。
ザックカバーをすることによる登山自体への効果としては、ザックが雨水を吸って重くなるのを防ぐことくらいでしょうか。
僕の場合、登山装備はザックの中で個別防水をしているので、装備自体が濡れてしまうということはありません。(すべての装備をジップロックや防水のスタッフバックに個別に入れています。)
もちろん、装備の個別防水をしていない登山者にとってはザックカバーをすることは、とても重要ですが、装備を個別防水している僕にとって、ザックカバーをすることによって何が大きく変わってくるかと言うと、登山後のザックの扱いだと思います。
・車の中を濡らさずに濡れたザックを持ち帰ることができる。
→登山中はザックカバーをせず、濡れたザックを車に入れる時にザックカバーをする。
・帰宅後にザックが乾かしやすい。
→雨の登山でザックカバーをすると、ザックがそれほど濡れないので、下山後に乾かしやすくなります。
ザックカバーをすることによって、この2点がしやすくなる、手間が省ける、といった効果があると思います。
ザックカバーをすることによるデメリット
ザックカバーをすることによるデメリットの1つは、ザックからの装備の出し入れをするのにザックカバーを着脱する手間が必要になることです。
基本的には完全に着脱をする必要はありませんが、それでも手間です。
ザックカバーをすることによるデメリットの2つ目は、ザックのサイドポケットに入った飲料ボトルの出し入れがしづらくなることです。
ボトルをザックのサイドポケットに入れ、ザックを背負ったまま飲み物を飲む僕にとっては、ザックカバーをすることは大きなデメリットとなってしまいます。
ザックカバーは大きめのものを
僕の場合、ザックカバーはジャストフィットのサイズよりも少し大きめのものを使っています。
僕は、ヘルメットやテント泊時のマットをザックに外付けすることが多いことと、飲み物をザックのサイドポケットに入れているので、ジャストフィットのザックカバーでは不都合です。
(ジャストフィットだとヘルメットを外付けしたままの状態でザックカバーをすることができなかったりします。)
風で飛ばされないザックカバーを
雨が降っている時は風が強いことが多いので、アタッチメントやバックルなどでザックに固定をするタイプのザックカバーでないと、風で飛ばされてしまう可能性があります。
登山後は濡れたウェアをザックカバーでひとまとめに
登山を終え、車に着いて着替える時は、濡れたウェア類をザックカバーの中に入れれば車を濡らすことなく片付けることができます。
まとめ
僕の場合、登山そのものにはそれほど大きな効果をもたらすものではないと思っているザックカバーですが、それでも登山の必携品であることは間違いないと思います。
万が一のビバーク時には足にかぶせれば保温をすることもできますし、登山をする際には必ずザックの雨蓋に入れている装備品です。
登山用ザックカバー
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『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
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