日帰り登山のノウハウ 詳細」カテゴリーアーカイブ

登山を快適にしてくれるウェア

登山を快適にするためのウェアリングのポイント

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
今回は、『登山を快適にするためのウェアリングのポイント』について、山トークします。
(無雪期登山についての山トークになります。)
 
 
結論からいうと、登山のウェアリングを快適にする方法は、
 
 
 
無駄に着ないということです。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

登山時に無駄に着こんでしまうと、以下のようなことになってしまいます。

①無駄に汗をかくことになります

体の水分を失ってしまいます。
 
 
また、汗をかくことによって、汗冷えをしてしまいます。
 
 
気温が下がったとき、風が出てきたとき、休憩をするときなどに。
 
 
 

②着たり脱いだりの手間が増えます

いちいちザックをおろして、ウェアを出したり入れたりすることになり、いい感じで登山ができているペースが崩れたり、集中力が途切れたりしてしまいます。
 
 
また、時間をロスすることになります。
 
 
 
 

登山に適したウェアリングとは?

箱根駅伝などを見れば分かるように、多数の選手が真冬であってもタンクトップに短パンで走ってます。
 
 
つまり、一定の強度で走っていれば、真冬であってもタンクトップに短パンで問題がない、ということになります。
 
 
また、より速く走るためには、真冬であってもタンクトップに短パンが適しているということを箱根駅伝の選手たちが示してくれています。
 
 
これは登山にも言えることで、ある程度までのコンディション(低温など)であれば、薄着で登山をしても問題はなく、逆に、出来るだけ身軽なウェアリングで登った方が、余計な汗をかかずにすみ、ストレスなく登山をすることができると僕は考えてます。
 
 
 
 

無駄に着ない(登山に適したウェアリングをする)ためにはどうすれば良いか

結論からいうと、『ある程度の運動強度(=体が熱を発し続ける強度)で動き続けることができる体力をつけておく』ということになります。
 
 
つまり、ある程度の運動強度で、休憩をすることなく、山の中を動き続けることができる体力をつけておくということです。
 
 
休憩なしに動き続けることができる体力をつけておくというのは、安全な登山にもつながります。
 
 
 
たとえば、稜線を歩いていて、突然、強い雨、風となった場合、そんな状況の中で休憩をしたらどうなるでしょうか?
 
 
 
行動を止めることにより、体が冷えてしまい、余計に体力を消耗することになります。
 
 
最悪の場合、低体温症に陥り、本当に最悪の場合、疲労凍死してしまうことになります。
 
 
無駄に着ないための体を作っておくということは、安全な登山にもつながります。
 
 
 
 

無駄に着ないための体を作るにはどうすれば良いか

僕の場合、1年中、雨の日も、風の日も、雪の日も、氷点下の日も、ランニングをすることにより、無駄に着ないための体を作ってます。
 
 
もちろん、僕も、一年中、タンクトップに短パンでランニングをしているわけではありません。
 
 
ただ、僕が住んでいる長野県松本市の真冬であっても、それなりのペースで走っていれば、意外と薄着で走ることができます。
 
 
ちなみに僕は、氷点下の日でも、ランニングシャツの上に長袖、その上に薄手のランニングジャケットで走ってます。(ペースを上げた追い込みトレーニングの時は、ランニングジャケットを脱ぎます。)
 
 
下半身は、実際に夏山登山で身につけている、アンダータイツに短パンで走ってます。
 
 
どんなに荒天の日でも、ランニングをしていると、薄着でも意外と大丈夫ということを実感します。
 
 
そして、荒天にも慣れることができ、同時に体力もつけることができます。
 
 
荒天の日のランニングというのは、絶好のトレーニング日和です。
 
 
さらに、ランニングと並行して行いたいのが、
1年中、雨の日も、風の日も、里山でトレーニングです。
 
 
僕の場合、松本市のとなり安曇野市の光城山(標高912メートル)という、本気を出せば山頂から15分ほどで下山することができる里山でトレーニングをしてます。
 
 
里山でトレーニングをすることにより、体力をつけることができるとともに、次のことを試すことができます。
 
 
・どのくらいの雨、風、低温であれば、レインや保温着を着なくても大丈夫か
 
・逆にいえば、どのくらいの雨、風、低温の場合、レインや保温着を着る必要があるか
 
 
発汗量や適切なウェアリングは、人によってそれぞれですので、自分で実際に試すのが1番重要です。
 
 
その中で、意識をすると良いのが、ここまでお話ししてきた、無駄に着ないということになります。
 
 
登山のためのトレーニングについて、こちらで詳しく山トークしてます。
 
 
 
 

登山のウェアリングで絶対にしてはならないこと

登山のウェアリングを快適にするために、無駄に着ないということをお話ししてきましたが、それはイコール、ウェアを携行しないということではありません。
 
 
どんなに鍛えたとしても、荒天の山に完璧に対応するというのは不可能です。
 
 
なので、登山ウェアを携行するのをやめるというのは、絶対にしてはならないことです。
 
 
僕は、晴天の夏山登山でも、必ずダウンジャケットを携行するようにしています。
 
 
 
 

まとめ 登山を快適にするためのウェアリングのポイント

登山のウェアリングを快適にするには、無駄に着ないことを意識するのが大事ということでお話しさせていただきました。
 
 
無駄に着ないためには、休憩なしに山の中を動き続けることができる体力をつける必要があります。
 
 
そのために、僕は、一年を通して、荒天の日も含めランニングと里山でのトレーニングをしていますというお話をさせてもらいました。
 
 
 
お金をかけて高機能なウェアをそろえることよりも、重ね着をしてとにかく温かい恰好をすることよりも、登山に適した体を作ることが、快適なウェアリングにつながります。
 
 
 
 
僕の実際のウェアリングについては、こちらで詳しく山トークしてます。
 
 
 
 
それではまた次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
僕が特にお気に入りの登山ウェアをご紹介!
 
フロウラップフーディファイントラック
 
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『登山のウェアリングとノウハウ』を、こちらでさらにブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山中にスムーズにレインウェアを着て、穂高岳山頂で記念撮影

登山中にレインウェアをスムーズに着るためのノウハウ【雨天での登山を何回もしてきた経験から】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山中にレインウェアをスムーズに着るためのノウハウ』を、山トークしていきます。
 
 
 
登山中にレインウェアを着る時というのは、雨、風、低温などで、ハードなコンディションとなっている訳で、レインウェアを着るのに手こずっていると、体温が瞬く間に奪われていきます。
 
 
また、レインウェアを着る際、山のハードなコンディションにより、手がかじかんでしまい、思うようにレインウェアを着れないというケースがあります。
 
 
登山中の雨、風、低温の際は、レインウェアをスムーズに着たいものですが、特に、レインウェアを着ると判断した後は、一刻も早く、レインウェアを着たいものです。
 
 
僕はこれまでの登山の中で、幾度となく、急な雨や気温低下を経験してきました。
 
 
そんな経験を重ねる中でたどり着いた、レインウェアをスムーズに着るためのノウハウをご紹介します。
 
 
 
 
 
※セパレート型(ジャケットとパンツ)の登山用レインウェアについての山トークになります。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 

登山時にレインウェアをスムーズに着るためのノウハウ

①レインウェアのジッパーをあけたまま携行する
 
②レインウェアは雨蓋に入れる
 
③まずは森林限界を越える前にレインウェアを着るか着ないかの判断をする
 
④雨だからといってすぐにレインウェアを着ない
 
レインウェアは風がないところで着る
 
⑥風がある場合は、風が吹いてくる方向に向かって着る
 
 
 
それぞれについて詳しく山トークしていきます。
 
 
 
レインウェアをスムーズに着るための携行方法①

レインのジッパーをあけたまま携行する

レインウェアジャケットも、レインウェアパンツも、僕は、ポケット以外のジッパーは全て開けた状態で携行してます。
 
 
そうすることにより、レインを着る際の、ジッパーを開けるという作業を省略することができます。
 
 
レインウェアジャケットも、レインウェアパンツも、身に着ける時は必ずジッパーをあけます。
 
 
であれば、ジッパーをあけるという作業を省略するため、最初からジッパーをあけたまま携行した方が良いだろうと僕は考えてます。
 
 
 
 
レインウェアジャケット、レインウェアパンツのジッパーをあけたまま携行することについて、それぞれ具体的に山トークします。
 
 
レインウェアジャケット
レインウェアを着る時は、①フロントジッパーをあけて、②レインを着て、③フロントジッパーを閉めてとなります。
 
 
フロントジッパーをあけたままレインウェアジャケットを携行すれば、①を省略することができます。
 
 
 
 
レインウェアパンツ
裾のジッパー
レインウェアパンツを履くときは、登山靴を履いたままレインウェアを履くので、①裾のジッパーをあけて、②レインパンツを履いて、③裾のジッパーをしめてとなります。
 
 
裾のジッパーを開けたまま携行していれば、①を省略することができます。
 
 
 
フロントジッパー
レインウェアパンツを履く際は、①フロントジッパーをあけて、②レインパンツをはいて、③フロントジッパーをしめてとなります。
 
 
フロントジッパーをあけたままレインウェアパンツを携行していれば、①を省略することができます。
 
 
 
 
以上、レインウェアジャケット、レインウェアパンツのジッパーをあけたまま携行することにより、3つの動作を省略して、レインを身につけることができます。
 
 
 
省略できる動作
 
①レインジャケットのフロントジッパーをあける動作。
 
②レインパンツのフロントジッパーをあける動作。
 
③レインパンツの裾のジッパーを開ける動作。
 
 
以上、3点。レインのジッパーをあけるという大したことのない動作のように思えますが、荒天の山で、手がかじかんでいる状況、グローブをしていて細かい作業がしづらい状況で3つの動作を省略できるというのは、僕にとってはとても大きなことです。
 
 
また、ジッパーを開けるという、細かい作業をしているうちに指が冷えるのを防ぐこともできます。
 
 
 
 
レインウェアをスムーズに着るための携行方法②

レインは雨蓋に入れて携行する

突然の雨や、急激な気温低下などに備え、僕はレインをザックの雨蓋に入れて携行してます。
 
 
雨蓋が無いザックの場合、最もアクセスしやすい場所にレインウェアを携行することが重要です。
 
 
登山中、ザックをおろさずに、常に手の届くところに携行している装備はこちらで山トークしてますが、
 
 
経験上、レインウェアは、これらの装備に次いで、使用頻度が多い登山装備です。
 
 
山頂で休憩する時なども、体温を保つためにレインウェアを着ることもよくあります。
 
 
 
 
レインウェアをスムーズに着るための携行方法③
スムーズにレインを着ることを意識するのも重要だと思いますが、僕は、登山中に雨が降ってきたからといって、すぐにレインを着るということはしません。(主に樹林帯を登っている時と下っている時の話です。)
 
 
その理由は、レインを着ると蒸れて濡れるからです。
 
 
どんな高機能なレインウェアだったとしても、着れば蒸れます。
 
 
例えば、夏に平地を走った場合、上裸(上半身を裸)で走ったとしても汗をかきます。
 
 
裸で走った時ですら汗をかくわけですから、発汗量が多くなる、山を登っている時や、下っている時は、どんなに高機能なレインを着たとしても、必ず蒸れます。
 
 
なので、僕は、以下の2つを天秤にかけるようにしています。
 
 
 
①雨による濡れ
 
②レインを着ることによって蒸れることによる濡れ
 
 
 
人それぞれ、発汗量が異なるので一概には言えませんが、僕の場合、樹林帯を登ったりおりたりしてる時であれば、①よりも②によって濡れるケースの方が多いです。
 
 
なので、僕は、雨が降ってきたら一刻も早くレインを着なければならないという先入観は捨ててます。
 
 
もちろん、雨の強さによっても状況は異なります。
 
 
 
 
レインウェアをスムーズに着るための携行方法④

レインウェアを着る場所

まずは森林限界を越える前に、レインを着るか着ないかの判断を

 
 
風が吹いていたとしても、樹林帯の中であれば、木々が風よけになってくれます。
 
 
樹林帯の中であれば、稜線のように風に吹きさらされるということはあまりありません。
 
 
森林限界を超え、木々が無くなると風に吹きさらされることが多くなります。
 
 
①稜線では、風に吹きさらされて体感温度が下がる。
 
②稜線では、風に吹きさらされることにより、レインを着るのが大変になる。
 
 
以上の理由から、まずは森林限界を越えるタイミングで、レインを着る着ないの判断を、僕はするようにしてます。
 
 
 
 
レインウェアをスムーズに着るための携行方法⑤

風が無いところで着る

登山の行動中は体が熱を発してます。
 
 
レインを着るために行動をストップすると、体があまり熱を発していない状態と、風に吹かれるという状況が重なり体温が急激に下がっていきます。
 
 
風に吹きさらされている状態でレインを着るということは、
 
 
①体温が急激に奪われていく
 
②レインが風に吹かれて着づらくなる
 
 
以上の2点が重なりよろしくありません。
 
 
なので、なるべく風に吹かれない場所でレインを着るのが望ましいです。
 
 
山の稜線は、ほとんどの場所で風に吹きさらされますが、ハイマツ帯や、岩陰など、風に吹かれない場所も意外とあります。
 
 
 
 
レインウェアをスムーズに着るための携行方法⑥

風が強い場所でしかレインウェアを着れない場合

風を避けれそうな場所がない場合は、僕は風が吹いてくる方に体を向けてレインウェアジャケットを着てます。
 
 
そうすることにより、ザックに収納されていたレインが風になびいて着やすくなります。
 
 
レインウェアパンツも同様に、風が吹いてくる方向に体を向け、風になびかせて、収納されていた状態から履きやすい状態にしてから履くようにしてます。
 
 
レインウェアジャケット・パンツともに、風に吹っ飛ばされることが絶対に無いように、細心の注意が必要です。
 
 
また、風に吹かれている状況でしかレインを身につけることができない状況下でこそ、先述のジッパーあけっぱなし作戦が活きてきます。
 
 
 
 

まとめ 登山時にレインウェアをスムーズに着るためのノウハウ

 
以上、レインをスムーズに着るための、携行方法と、レインを着る場所などについての山トークでした。
 
 
①レインのジッパーはあけたまま携行する
 
②レインは雨蓋に入れて携行する
 
③雨だからといってすぐにレインを着ない
 
④まずは森林限界を越える前にレインを着るか着ないかの判断をする
 
⑤レインは風がないところで着る
 
⑥風がある場合は、風が吹いてくる方向に向かって着る
 
 
 
 
雨からはもちろん、寒さや風から身を守ってくれるレインウェア。
 
 
ゴアテックス製の軽量、コンパクト、高機能なレインが多いですが、機能に甘えすぎることなく、着るタイミングや、着る場所などを考え、高機能なレインをしっかりと使いこなすことが重要です。
 
 
そのためには、雨の平地や雨の里山で実際にレインを着てフィールドテストをすることや、レインを着ずに、雨の平地や雨の里山(レインを携行したうえで)で行動をしてみるということが重要です。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
僕が使用しているレインウェアはこちらです。
 
 
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『登山のウェアリングを快適にする方法』について、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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登山をするときに必ず携行している熊撃退スプレー

熊よけスプレーを試しに噴射してみた|登山での効果や使い方を検証!

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は『熊スプレーを噴射してみて実感したこと』について、山トークをしていきます。
 
 
 
 
登山に熊スプレーを携行しているけど、本当に熊を撃退できるのだろうか?
 
 
 
 
熊スプレーの効果に半信半疑な方も多いかと思います。
 
 
 
 
僕自身、半信半疑なところがあったので、試しに熊スプレーを噴射してみました。
 
 
 
 
結論から言うと、熊スプレーは、熊に確実にダメージを与えるだろうことを実感しました。
 
 
しっかりと、熊の顔に煙幕を浴びせることができれば、ヒグマだろうがツキノワグマだろうがダメージを負うはずです。
 
 
熊に限らず、眼、鼻、口がある陸上の哺乳類であれば、熊スプレーを顔に浴びてノーダメージということはまず無いはずです。
 
 
 
 
実際に熊スプレーを噴射してみて何よりも実感したことは、
 
 
 
熊スプレーは、凄まじい威力だということです。
 
 
 
試しに噴射をするにあたり、僕はそれなりの態勢(防護策)を整えて噴射してみましたが、熊スプレーは防護策の上を行く威力でした。
 
 
 
 
ナイトハイカーの僕は、登山に必ず熊スプレーを携行しています。
 
 
※熊は夜から朝の明るくなる時間帯に活動が活発になると言われています。
 
 
ちなみに、僕がいつも携行している熊スプレーはこちらです。
 
 
 
 
OUTBACK 熊撃退スプレー カウンターアソールト


 
 
僕は、唐辛子成分を噴射して、熊を撃退するタイプのスプレーを携行しています。
 
 
日本百名山を完登した時も、熊スプレーとともに日本全国の山々を登りました。
 
 
百名山登山については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
ナイトハイクをする僕にとって、心の拠り所である熊スプレーですが、今まで実際に使ったことはありませんでした。
 
 
今まで携行し続けてきた熊スプレーの使用期限がだいぶ切れていたので、新しく熊スプレーを買ったタイミングで、古い熊スプレーを試射してみることにしました。
 
 
ちなみに噴射した熊スプレーは、買ってから丸6年が経過したものでした。
 
 
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

熊スプレーを噴射してみて感じたこと

以下の項目で、熊スプレーを噴射してみて感じたことについて山トークをします。
 
 
①熊スプレーは凄まじい威力でした
 
②風下で熊スプレーを浴びて起きたこと
 
③登山中に熊スプレーを使う時の注意点
 
④熊スプレーは諸刃の剣
 
まとめ(熊スプレーを噴射するときの注意と対策)
 
 
 
それではそれぞれについて、くわしく山トークをしていきます。
 
 
 
 
 
熊スプレーを噴射してみて感じたこと①

熊スプレーは凄まじい威力でした

万全の態勢(防護策)をとったつもりで熊スプレーを噴射しましたが、考えが甘かったです。
 
 
熊スプレーを試射してみるにあたり、スキーのゴーグルとマスクをしましたが…
 
 
甘かったです。
 
 
目と鼻と口さえガードすれば良いと思っていたので、半袖に、裸足にサンダルで熊スプレーを噴射しました。(ズボンは長ズボン)
 
 
熊スプレーを噴射すると、ちょうど風が吹き始め、自分の方にスプレーが舞ってくる格好になりました・・・。
 
 
 
 
 
熊スプレーを噴射してみて感じたこと②

風下で熊スプレーを浴びて起きたこと

ゴーグルとマスクで目、鼻、口はしっかりとカバーできていたと思いますが、それでも、数十秒間、くしゃみが止まらなくなりました。
 
 
また、半そでだったので、皮膚が出ていた腕に唐辛子成分がかかり、かなりヒリヒリとすることになりました。
 
 
裸足にサンダルだった足首も、かなりヒリヒリとすることになりました。
 
 
腕は水で洗い流したのですぐにヒリヒリ感はなくなりましたが、足は時間差?でヒリヒリし始めたせいか、水で洗い流さずにそのまま寝てしまったら、翌日の朝になってもヒリヒリとしていました。
 
 
朝になって、足を水で洗い流すと、ヒリヒリ感は徐々に消えていきました。
 
 
 
 
 
熊スプレーを噴射してみて感じたこと③

登山中に熊スプレーを使う時の注意点

平地で熊スプレーを噴射してわかったことは、以下の通りです。
 
 
・マスク、ゴーグルをしていても完璧には熊スプレーをガードできていなかった。
 
・熊スプレーの唐辛子成分が皮膚に触れると、とてつもなくヒリヒリする。
 (水で洗い流さないとヒリヒリ感は消えない。)
 
 
上記は、自分に向けて熊スプレーを噴射したわけではなく、風で流されてきた唐辛子成分が、軽く皮膚にかかった程度での話です。
 
 
もしも、登山中に風が強い中で熊スプレーを使用し、ゴーグルもマスクもしておらず、半袖などで皮膚が出ている状態で熊スプレーが自分にかかったとすれば・・・、相当なダメージを追うことになります。
 
 
熊スプレーによって、まさに自爆をすることになってしまいます。
 
 
しかしながら、目の前に熊がいる状況で、風向きを考慮し、目、口、鼻をガードしてから熊スプレーを噴射するなんてことは、まあ無理だと思います。
 
 
熊スプレーを噴射するときは、噴射された唐辛子成分が自分にも影響を及ぼすことを前提に噴射することが重要です。
 
 
そして、熊スプレーの煙幕から身を避けるという心の準備をしておくことが重要です。
 
 
 
 
 
熊スプレーを噴射してみて感じたこと④

熊スプレーは諸刃の剣

熊スプレーを噴射してみて、凄まじい威力であることを実感しました。
 
 
熊も目、鼻、口のある動物である以上、熊スプレーは確実に効果があると実感しました。
 
 
熊に限らず、目、鼻、口のある陸上の哺乳類には確実に効果があるはずです。
 
 
それと同時に、風が吹いていることも多い登山道での使用は、熊スプレーが自分にもかかる可能性もあり、まさに諸刃の剣であると感じました。
 
 
 
 
 

まとめ(熊スプレーを噴射するときの注意と対策)

以上、『熊スプレーを噴射してみて感じたこと』ということで山トークをしてきました。
 
 
①万全の態勢のつもりも考えが甘かったです
 
②風下で熊スプレーを浴びて起きたこと
 
③登山中に熊スプレーを使う時の注意点
 
④熊スプレーは諸刃の剣
 
 
 
 
熊スプレーを熊に吹きかけることができれば、確実に撃退することができると思います。
 
 
しかし、風向きによっては自分にも降りかかる可能性もあり、その場合、かなりのダメージを負います。
 
 
熊を目の前にして、風向きを計算して噴射したり、風上に移動して熊スプレーを噴射するというのはかなり難易度が高いと思います。
 
 
熊スプレーを噴射するにあたり、できることとしては下記のことになるのかなと思います。
 
 
・皮膚を出して登山をしない
 (虫対策、日焼け対策、ケガ対策の効果もあり)
 
・バフなどで口を覆う
 バフについては、こちらでブログ投稿をしています。
 
・サングラスをして目を守る
 
・噴射したら背を向ける
 
※野生動物は背中を見せた相手を追いかける習性があると言われているのでケースバイケースです。
 
 
万が一の時、僕は丸腰の素手で熊を撃退できるとは思っていません。
 
 
先日、熊に襲われた男性の眼球が飛び出したというニュースがありました。
 
 
熊には、人間とは桁違いの攻撃力、パワーがあります。
 
 
熊と遭遇する可能性が上がると言われているナイトハイクをする僕は、諸刃の剣ではありますが、これからも、熊スプレーを心の拠り所として登山に臨みます。
 
 
そして、もちろん、日中の登山であっても熊スプレーを必ず携行します。
 
 
平地にも熊が出没するこのご時世なので。
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
『登山と熊について投稿した僕の登山ブログ記事』をこちらで一覧にまとめました。
 
 
 
 
 
カウンターアソールト(熊撃退スプレー)


 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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登山の魅力である目の前に広がる雲海の景色

登山の魅力について【無職になって登山に明け暮れた僕が思う登山の魅力】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山の魅力』について、山トークをしていきます。
 
 
 
春夏秋冬、毎週末のように、僕は夜明け前から登山をしてきました。
 
 
2017年には無職となり、日本百名山の100座全てを146日間で登りました。
(百名山登山についてはこちらでブログ投稿をしています。)
 
 
登山をしていると、辛いこと、苦しいこと、不便なこともあります。
 
 
また、登山中は、命の危険にさらされることもあります。
 
 
それにも関わらず、毎週末のように登山をしてきたのは、そんな負の要素を超えるだけの魅力が、登山にはあるからです。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

登山の魅力

①平地では見ることができない景色を見ることができる
 
②平地では感じることができない感覚を味わうことができる
 
③自分の足で歩くからこその達成感を味わえる
 
④生きることに一生懸命になれる
 
⑤浄化作用がある
 
⑥改善をしていくことの喜びがある
 
 
 
 
 
登山の魅力①

平地では見ることができない景色を見ることができる

登山中に見る景色、山から見る景色は、平地では見ることができない景色になります。
 
 
登山道が続く森の中の景色や、稜線からの景色。
 
 
特に標高3000m級の登山、北アルプス登山では、壮大な山景色、圧倒的な迫力の山景色を見ることができます。
 
 
言葉では言い表せない景色です。
 
 
そして、雄大な景色を前にすると、自分のちっぽけさを実感し、日常のストレスや悩みごとなどが吹っ飛びます。
 
 
 
 
 
登山の魅力②

平地では感じることができない感覚を味わうことができる

山は平地よりも標高が高いので、肌に触れる空気の感触も変わってきます。
 
 
山の空気は、低体温症など、時に身の安全を脅かす場合もありますが、天候に恵まれれば、とても心地よい空気を肌に感じることができます。
 
 
また、壮大な自然を前に、人間のちっぽけさを実感することができ、日々の悩みごとや、仕事の懸案などが、ちっぽけなことに思えてきます。
 
 
山は、悩みごと、懸案などなどを、たいしたことの無いものへと変容してくれます。
 
 
 
 
 
登山の魅力③

自分の足で歩くからこその達成感を味わえる

旅行では、車、電車、飛行機などが、自分を目的地まで連れて行ってくれます。
 
 
しかし、登山の目的地の山頂は、自分の足でしか行くことができません。
 
 
※高尾山など、一部、ロープウェイで行くことができる山頂もあります。
 
 
自分の足でしか行くことができない目的の山頂。
 
 
自分の足で、山頂にたどり着いた時の達成感と感動は格別です。
 
 
そして、目的の山頂が遠いほど、山頂に至るまでの道のりが困難なほど、達成感と感動は、大きいものとなります。
 
 
また、登山で最も重要なことは、無事に帰るということです。
 
 
無事に帰るということは山頂に立つこと以上に重要です。
 
 
山の厳しい気象状況、遭難リスク、キツい登り。
 
 
往路で消耗した体での復路。
 
 
遠く険しい道のりを踏破して、登山口、家に戻った時の達成感はひとしおです。
 
 
特に、汗だく、クタクタになって登山口駐車場に戻り、肩に食い込んでいるザックをおろした時の解放感と達成感は格別です。
 
 
 
 
 
登山の魅力④

生きることに一生懸命になれる

山には救急車もパトカーも急行することはできません。
 
 
例え、グループ登山だとしても、基本、自分の身の安全は自分で守る必要があります。
 
 
また、ちょっとした怪我から大きな事故まで、何かしらのトラブルに見舞われた場合は、基本、自分自身で対処する必要があります。
 
 
登山では、気象条件など、平地よりも厳しい条件下で行動をすることになります。
 
 
また、落石などを受けるリスクもあります。
 
 
そのように、厳しい条件下とリスクがあるにも関わらず、何かあった際には基本、自分で対処する必要があります。
 
 
それゆえに、登山時には平地にいる時以上に緊張感を持って行動をする必要があり、自分の身に危険が及ばぬよう、自然のうちに生きることに一生懸命になることができます。
 
 
時には、万が一、滑落したらただでは済まない岩場などを通過することもあり、そのような危険地帯を通過する際は、生きることのみに集中することができます。
 
 
余計な考えごとなどは頭からかきけされ、岩場から滑落しないよう、全神経を集中して岩をつかみ、岩に足をかけ、通過をすることになります。
 
 
 
 
 
登山の魅力⑤

浄化作用がある

登山では、ゼエゼエ、ハアハア、心臓をバクバクしながら登りおりをするキツいシーンがあります。
 
 
また、足の筋肉が悲鳴をあげることもあります。
 
 
日常生活ではあまり本気を出すことがない、心肺機能と筋肉。
 
 
登山では、心肺機能と筋肉に本気を出させ、登ること、生きることに一生懸命になることができます。
 
 
山のきれいな空気に触れ、山のきれいな景色を見て、心が洗われる、浄化されるという側面も登山にはあります。
 
 
加えて、汗をかいて、息を吐いて、体の毒気を出すことによる浄化作用が登山にはあると思います。
 
 
 
 
 
登山の魅力⑥

改善をしていくことの喜び

ビジネスシーンで「PDCAサイクル」という概念が出てくることがありますが、登山はPDCAサイクルを回すのにうってつけです。
 
 
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)のプロセスを循環させて、マネジメントの品質を高めようという概念です。
 
 
登山では、計画をして、実行をして、評価をして、対策と改善をする喜びを実感することができます。
 
 
登山では、Action(対策・改善)がよろしくないということは、もろに、直に自分に降りかかってきます。
 
 
例えば、登山靴を買って登山をしてみたら、靴擦れをしてしまった。と言った場合。
 
 
次の登山の時は、登山靴を買い替えるか、靴擦れをする箇所に絆創膏を貼って歩くか。といったような対策、改善が考えられます。(買い替えるのは現実的ではありませんが。)
 
 
また、山頂にいる時に寒さを感じた場合、次回はもっと厚手の保温着を持っていこう。といった対策、改善が考えられます。
 
 
そうやって、PDCAサイクルを回すことによって、より安全な登山、より充実した登山をすることができるようになっていきます。
 
 
登山では、問題点に対して改善をしていかなければ、モロに自分に降りかかってきます。
 
 
そして、その問題点は、時によって自分の命に直結してきます。
 
 
なので、登山では、自然と、本腰の入ったPDCAサイクルが回りやすくなります。
 
 
 
 
 

まとめ 登山の魅力

以上、『登山の魅力』について、山トークをしてきました。
 
 
辛くて、苦しくて、不便な上に、遭難などのある登山ですが、それゆえに、登頂をした時、無事に帰った時の感動と達成感は格別のものがあります。
 
 
日本社会が、美味しいもの、エンタメ、娯楽に溢れるようになったのは、ここ50年〜60年ではないでしょうか。
 
 
一方、登山は、紀元前3000年以前から行われていたとも言われており、はるか昔から、人々は変わることなく頂を目指してきたということになります。
 
 
人間には、野山を歩きたくなる遺伝子、野山を歩くことにより心地よさを感じる遺伝子があるのではないかと僕は思っています。
 
 
もっと言えば、登山をしたくなる遺伝子、登山に心地よさを感じる遺伝子が受け継がれているのだと思います。
 
 
人間は、遺伝子レベルで登山に魅力を感じるようにできているのだと思います。
 
 
 
 
 
この記事をいいなと思っていただいた方には、お気に入りいただけると思います。
 
今回の記事が、書籍のいち部分になってます。
 
登山の魅力 ~登山でストレス・悩みを吹っ飛ばす!~  松本山男


↑KindleまたはAmazonをご覧ください。
 
 
くわしくは、『僕の登山ブログを書籍化して出版してみた話し』ということで、こちらで山トークをしています。
 
 
 
 
 
『登山の嫌なところ』については、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山口で熊の出没情報を伝え、熊鈴などを持つように呼び掛ける看板

登山中に熊を目撃した山【僕の実体験です】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『僕が登山中に熊を目撃した山』について、山トークをしていきます。
 
 
 
山に入れば、いつ、どこで熊に遭遇をしてもおかしくありません。
 
 
山は熊の家なので。
 
 
僕は、熊対策が功を奏してか、たまたま運が良いのか、登山中に熊を目撃したことは数回しかありません。
 
 
これまで、熊の活動が活発になると言われている明け方に、毎週のようにソロ登山をしてきたので、登山中の僕の熊の目撃率は1%を切っています。
 
 
ちなみに僕は、ソロ登山では必ず熊鈴を使っています。
 
 
今回は、僕がツキノワグマ、ヒグマを目撃した山々をご紹介します。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

登山中に熊を目撃した山

雲取山(秩父)
 
秩父岩の付近(北アルプス)
 
羅臼岳(北海道)
 
化雲岳(北海道)
 
まとめ
 
 
 
 
 
僕が登山中に熊を目撃した山

雲取山(秩父)

登山者が行き交う登山道のすぐ近くで目撃しました。
 
 
ただ、登山道からは、それなりに離れた斜面の下の方にいたので、それほど身の危険は感じませんでした。
 
 
大人の熊と、だいぶ成長をした子熊2頭でした。(子熊は1頭だったかもしれません。)
 
 
昼間の時間帯で、登山者もかなり行き交っていました。
 
 
熊は、ひとの気配を感じる場所にも出没することを実感しました。
 
 
熊鈴は使っていました。
 
 
 
 
 
僕が登山中に熊を目撃した山

秩父岩の付近(北アルプス)

笠ヶ岳と弓折岳の間にある秩父岩付近にいるのを目撃しました。
 
 
大人の熊と子供の熊でした。
 
 
僕は秩父平の方におりていたので、秩父岩の熊までは500メートル以上離れていました。
 
 
熊は登山道を外れた断崖にいました。
 
 
熊鈴は使っていました。
 
 
 
 
 
僕が登山中に熊を目撃した山

羅臼岳(北海道)

目では見ていませんが、低木をバキバキと踏みながら、かき分けながら離れていった大動物。
 
 
鹿や猪なども可能性としてはありますが、ヒグマの目撃情報が多い羅臼岳であったことと、あの重量感のある音はヒグマだったのではないかと思ってます。
 
 
距離は10メートル無かったと思います。
 
 
ヒグマだったとすれば、今までの登山歴の中で、最も熊と接近した瞬間です。
 
 
あの時は心臓がバクバクしました。
 
 
熊鈴は使っていました。
 
 
 
 
 
僕が登山中に熊を目撃した山

化雲岳(北海道)

2人の山仲間との北海道の大雪山の縦走中でした。
 
 
仲間2人が僕の前を歩き、確か、会話をしていなかった状況で、熊鈴も消音をしていたと思います。
 
 
仲間の「熊、熊、熊」のささやきで気がつきました。
 
 
距離は20メートル前後だったと思います。
 
 
大人のヒグマ2頭がハイマツからひょっこりと頭を出していました。
 
 
「あれ?意外とヒグマ小さいな」とも思ったので、ひょっとしたら、だいぶ大きくなった子グマだったのかもしれません。
 
 
ヒグマはこちらの存在に気がつくと、背中を向けて、斜面をおりて逃げていきました。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『僕が登山中に熊を目撃した山』を、ご紹介しました。
 
 
雲取山(秩父)
 
秩父岩の付近(北アルプス)
 
羅臼岳(北海道)
 
化雲岳(北海道)
 
 
 
 
最近は、平地に熊が出没したというニュースもよく見かけますが、熊の家は山です。
 
 
登山者は熊の家である山にお邪魔をするわけなので、しっかりと熊対策をして登山をすることが重要です。
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
熊対策の基本『熊鈴』


 
 
 
 
 
熊対策の切り札熊スプレー
 
カウンターアソールト(熊撃退スプレー)

 
 
 
『熊スプレーを噴射してみて実感したこと』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『僕の熊対策(日本百名山を146日間で完登した際、一度も熊に遭遇しなかった対策)』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山口で熊の出没情報を伝え、熊鈴などを持つように呼び掛ける看板

熊鈴論争についての僕の考え【僕は必ず登山で熊鈴を使います】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『熊鈴論争についての僕の考え』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
 
『熊鈴を持たずに登山をするのは、呼び鈴を鳴らさずに他人の家に入るようなもの』だと僕は思ってます。
 
 
 
 
時々、ネットやSNSで以下のような投稿を目にすることがあります。
 
 
 
 
熊鈴がうるさい
 
 
 
 
熊鈴なんて必要ない
 
 
 
 
僕の登山仲間が、登山中に他の登山者から熊鈴がうるさいと文句を言われたと、ぼやいていたこともあります。
 
 
 
 
仮に僕が文句を言われたとしても、僕は、そんな文句は一切聞きませんし、一切気にしません。
 
 
 
 
僕は登山の際は熊鈴を絶対にもち、絶対に熊鈴を使います。
 
 
 
 
熊対策の基本『熊鈴』


 
 
 
 
 
僕は、夜明け前の時間帯(午前3時前後が多いです)から、その日の1番乗りで、1人で登山をすることが多いです。
 
 
つまり、最も熊に遭遇する可能性が高いシチュエーションで登山をしていることになります。※熊は夜が明けて明るくなる前後に活動が活発になると言われています。
 
 
ナイトハイクをする僕に取って、熊鈴は心の拠り所です。
 
 
もちろん、完全に陽が昇ってからも熊鈴を使います。
 
 
僕は毎週のように夜明け前からの登山をしてきましたが、熊に遭遇したことは1度もありません。(100m以上離れた場所にいるのを見たことはありますが、接触をする危険がある距離で遭遇をしたことはありません。)
 
 
熊に遭遇しやすい時間帯に、熊鈴を使って1人で登山をしてきた実績も踏まえ、熊鈴論争についての僕の考えを山トークしていきます。
 
 
※このブログ投稿は、熊鈴を使わない方を否定するものではありません。
 
※熊鈴を使う、使わないは、個人の自由だと思っています。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

熊鈴論争についての僕の考え

①登山の時に熊鈴を持つのは、動物たちへのマナーだと思います。
 
②国や自治体などが熊鈴を持つように推奨してます。
 
③熊鈴不要派は責任を取ってはくれません。
 
④熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。
 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え①

登山の時に熊鈴を持つのは、動物たちへのマナーだと思います。

山は動物たちの家です。
 
 
熊に限らず、イノシシ、猿、鹿、カモシカ、小動物などなど、様々な野生動物が山に暮らしています。
 
 
まさに、山は野生動物たちの家であり、人間は野生動物たちの家にお邪魔をしている訳です。
 
 
他の人の家を訪れる時は呼び鈴を鳴らすように、動物たちの家である山にお邪魔するときは、熊鈴を鳴らすのがマナーだと思います。
 
 
動物たちは人間との遭遇は望んでおらず、ましてや出会いがしらの遭遇は最も嫌うものであるはずです。
 
 
熊鈴を使い、これからお邪魔することを山の住人である動物たちに知らせること、人間の存在を動物たちに知らせるのが、動物たちに対するマナーではないかと思います。
 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え②

国や自治体などが、熊鈴を持つよう推奨してます。

登山道を管轄する自治体などは、熊鈴を持つように促しています。
 
 
僕は日本百名山を完登しています。
 
『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)』については、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
百名山を完登するにあたり、僕は日本全国の山々の登山口を見てきました。
 
 
多数の山の登山口に、熊が生息をしていることを知らせる看板、熊の目撃情報があることの看板がありました。
 
 
同時に、熊鈴やラジオを持って、熊に人間の存在を知らせるように促す看板があるケースがほとんどでした。
 
 
登山道を管轄する自治体などは、登山の際は熊鈴を持つように呼び掛けているということになります。
 
 
また、林野庁はホームページで熊鈴を持つよう促しています。
 
 
国も熊鈴を持つように促しているということになります。
 
 
相手は野生動物なので、100%ということはありませんが、一般的には、熊鈴の音を聞いた動物は、その場から逃げていくと言われています。
 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え③

熊鈴不要派は責任を取ってはくれません。

仮に熊鈴不要派の言うことを聞き、熊鈴を使わずに登山をしたとします。
 
 
そして、その時に熊に遭遇してしまったとしても、熊鈴不要派がそこに現れて助けてくれるわけではありません。
 
 
熊鈴に限らずですが、登山の際に自分の身の安全に責任を持つのは自分自身です。
 
 
登山においては周りの雑音は気にせず、自分の身を守るために納得ができることをすべきです。
 
 
熊鈴不要派の登山者が、熊鈴を使わないことに僕は文句はありません。
 
 
ただ、熊鈴不要派の方々がなんと言おうと、僕は絶対に熊鈴を使います。
 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え④

熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。

僕は、登山中は必ず熊鈴を使いますが、中には熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。
 
 
山小屋の近辺やテント場の近辺などでは、熊鈴を消音するのが無難です。
 
 
厳密にいえば、山小屋周辺、テント場周辺であっても、熊が出没する可能性はおおいにあります。
 
 
ただ、山小屋周辺、テント場周辺には人の気配がかなりあり、熊鈴を使うまでもなく、熊は人間の存在を把握しているだろうと考えられる場所と言えます。
 
 
熊鈴不要派とのトラブルを避けるためにも、山小屋周辺、テント場周辺では熊鈴を消音するのが無難です。
 
 
 
 
 

まとめ 熊鈴論争についての僕の考え

以上、熊鈴論争についての僕の考えについて、山トークをしてきました。
 
 
①登山の時に熊鈴を持つのは、動物たちへのマナーだと思います。
 
②国や自治体などが熊鈴を持つように推奨してます。
 
③熊鈴不要派は責任を取ってはくれません。
 
④熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。
 
 
 
 
住宅街にも熊が出没するこのご時世、山の中に足を踏み入れれば、どこに熊がいてもおかしくありません。
 
 
 
 
誰がなんと言おうと、僕は登山の時には必ず熊鈴を使います。
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
熊鈴は効果がない・熊をおびき寄せるという考えについて思うこと』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『登山における僕の具体的な熊対策』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
熊対策の基本『熊鈴』


 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山における熊対策【日本百名山を完登した際に1度も熊に遭遇しなかった熊対策をご紹介】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は『登山における熊対策』について山トークをしていきます。
 
 
 
熊への対策と、熊についての知識は登山者にとっては欠かすことができないものです。
 
 
なぜなら、登山者は熊の住処である山にお邪魔をしているからです。
 
 
 
 
山は熊の家です。
 
 
 
 
山には熊がいます。
 
 
 
 
なので、登山をするのであれば、熊対策と熊についての知識が必要です。
 
 
 
 
僕は2017年に146日間で日本百名山の全ての山を日帰り登山しました。
 
 
日本百名山の登山では、その日の先陣を切って登山道を進み、山頂に一番乗りをすることが多かったです。
 
 
一番乗りの登山は、熊に遭遇するリスクが上がると言われています。
 
 
百名山登山では、熊に遭遇するリスクが高い状況での登山が多かったわけですが、幸いにも1度も熊に遭遇することはありませんでした。
 
 
また、僕は毎週末のように、主に北アルプスで、明るくなる前からソロ登山をスタートしてきました。
 
 
ほぼ毎週末に登山をしてきたということで、一般登山者の中では登山頻度が多い僕ですが、登山中にツキノワグマを目にしたことは2度あるだけです。
 
 
熊の活動が活発になる時間帯は、一般的に朝の早い時間と日が暮れる頃と言われています。(僕が見た範囲での本やネットの情報。)
 
 
百名山登山において、朝の早い時間に単独1番乗りで登ることが多かったにも関わらず、1度も熊に遭遇することがなかったということは、僕の熊対策は効果的であるということだと思います。
 
 
北アルプス登山の実績からも同じように、僕の熊対策が間違っていない証しと言って良いと思っています。
 
 
百名山登山では、厳密に言うと、羅臼岳登山で1度だけ、ヒグマに接近したのではないかと思われる状況がありました。
 
 
ただ、羅臼岳は圧倒的に熊の出没件数が多い山域なので、接近遭遇があっても致し方なしです。(ちなみにヒグマは北海道にのみ生息しています。)
 
 
北海道にある日本百名山9座の登山では、ヒグマとの遭遇はある程度の覚悟はしていましたが、ヒグマは本州に生息するツキノワグマと比べ圧倒的に大きいので、相当に神経をすり減らした北海道登山でした。
 
 
羅臼岳一帯のヒグマ目撃情報
 

 
羅臼岳の登山レポートはこちら【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登達成)】
 
 
 
北海道での登山は本当に緊張しましたが、相手がヒグマだろうがツキノワグマだろうが、熊鈴を使って人間の存在を熊に知らせるということが最大のポイントです。
 
 
熊対策の基本は熊鈴です。
 
 
一般的には、熊鈴の音を聞いた熊は、警戒をして距離をとって離れていくと言われています。
 
 
熊鈴以外にも僕は熊対策をしているので、僕の熊対策についてご紹介をします。
 
 
 
 
 

熊対策の道具

熊鈴(熊対策の基本にして最も効果あり)

百名山登山において、後述の熊よけスプレーとタクティカルペンは幸いにも1度も使うことがありませんでした。
 
 
それも全て熊鈴のおかげであり、熊対策として最も効果があったのが熊鈴です。
 
 
熊鈴は熊に遭遇しないために使用する道具です。
 
 
熊よけスプレーとタクティカルペンは、熊に遭遇してしまった時のための道具になります。
 
 
 
 
繰り返しになりますが、熊対策の基本は熊鈴です。
 
 
熊鈴を使っていると冷やかしてくる登山者もいますが、そんな登山者のことは全く持って気にする必要はありません。
 
『僕が熊鈴への冷やかしを気にしない理由』は、こちらにくわしくブログ投稿しています。
 
 
多くの山の登山口に熊の出没についての注意喚起の看板がありますが、ほぼ全ての看板が熊鈴の携行を呼びかけています。
 
 
また、山中には熊の他にも鹿やイノシシなど、様々な動物たちが暮らしているので、それらの動物たちにも人間の存在を知らせる効果があります。
 
 
熊をはじめとした野生動物は、人間との遭遇は望んでいません。
 
 
登山者は動物たちの住処である山にお邪魔をしている訳です。
 
 
熊鈴で人間の存在を知らせることが、山に住む動物たちへの登山者としてのマナーです。
 
 
 
 
 

熊鈴の鳴らし方

僕は基本的に、熊鈴をザックのウエストポケットからぶら下げているだけです。
 
 
ただ、匂いや物音などで近くに動物の気配がある時は、手を使って熊鈴の音が響くようにします。
 
 
また、直感的になんとなく嫌な雰囲気の時も手を使って熊鈴を鳴らします。
 
 
熊鈴をザックの後ろ側につけている登山者をよく見かけますが、それでは熊鈴の効果は半減です。
 
 
熊鈴は前側に付ける方が効果的です。
 
 
なぜなら、熊が居る可能性が高いのは自分が歩いてきた後方ではなく、これから進む前方だからです。(少なくとも、歩いてきた登山道には熊はいなかったはずです。(登山道で熊に遭遇し、それでも登山道を進んできたというのであれば話は別ですが。))
 
 
これから歩く方向(前側)にいるクマに対して、自分の存在を知らせることが重要なので、熊鈴は前側につけるべしです。
 
 
 
 
 

熊鈴の注意点

・雨や風が強い日、水流が多い沢付近では、熊鈴の音が動物の耳に届かないことがある。
 
・ザックの後ろではなく前につけた方が効果的
 →歩いてきた後方ではなく、歩く先に音が響くようにする。
 
・寝ている動物には効果が無い場合がある。
 
 
以前、登山道のど真ん中で熟睡しているカモシカに遭遇したことがあります。
 
 
僕は手を使って全力で熊鈴を鳴らしましたが、熊鈴の音をものともせずにすやすやと眠っていました・・・。
 
 
ちなみに、北海道で何度も遭遇したシマリスや、日本アルプスで何度も遭遇した雷鳥は、熊鈴を使っていても姿を現してくれました。(熊鈴を使っていない時の方が遭遇するチャンスは増えるとは思いますが。)
 
 
 
 
近頃、「熊鈴の音を聞いても逃げない熊が増えてきた」、「熊鈴の音に寄ってくる熊がいる。」という声を聞くことがあります。
 
 
確かに、そのような熊もいるかもしれませんが、それはあくまでもごく一部のはずです。
 
 
一般的に、熊鈴の音を聞いたら逃げていく熊がほとんどだと僕は考えています。(書籍やインターネット上での専門科の見解より。)
 
 
だとすれば、少数の熊(熊鈴に寄ってくる熊)ではなく、多数の熊(熊鈴で逃げる熊)に意識を置き、熊鈴を持って登山をするのが得策です。
 
 
仮に、熊鈴が効かない少数の熊と巡り合うことになった場合には、後述の熊よけスプレーによって対応することになります。
 
 
 
 
相手は動物なので、「熊鈴を使っていれば絶対に熊と遭遇することは無い。」なんてことはありません。
 
 
ただ、いずれにしても、熊鈴なしに山を歩く勇気は僕にはないです・・・。
 
 
 
熊対策の基本の『熊鈴』


 
 
 
 
 
毎日のように熊による被害がニュースになっている2025年。
 
 
熊鈴に加えて『熊よけホーン』に僕は注目をしてます。
 
 
『熊に特化した携帯発音器』の売り文句です。
 
 
熊よけホーン

 
 
 
 
 

切り札の熊よけスプレー(カウンターアソールト)

登山中に熊に遭遇してしまった場合、最も頼りになるのが熊よけスプレーです。
 
 
しかしながら、熊よけスプレーを使う際には注意が必要です。
 
 
 
 
熊よけスプレーの注意点(カウンターアソールトの場合)
 
 
・噴射時間が10秒以下
 
・熊を引き付ける必要がある。(射程距離10m前後)
 
・自分が風下にいると自爆する可能性がある。
 
 
実際に使うにはなかなか難しそうではありますが、持っているだけでも安心感があります。
 
 
万が一、熊に遭遇した時に、何も持っていない時よりは確実に落ち着いた行動をとることができます。
 
 
こちらが落ち着いた行動をとることにより、結果的に熊の方から離れていってくれるのではという希望的観測を僕はもっております。
 
 
また、単独での夜間登山や、他の登山者が全くいないような山行の時に熊よけスプレーが心の拠り所となってくれるので、恐怖心、不安感が軽減され、登山に集中することができます。
 
 
ちなみに、僕は熊よけスプレーを専用のホルスターに入れ、ザックのショルダーハーネスに携行しています。
 
 


 
 
熊よけスプレーをショルダーハーネスに携行することにより、万が一、熊に遭遇した場合にも、ザックを下すことなく、すぐに熊よけスプレーを手にすることができます。
 
 
仮にザックの中に熊よけスプレーを携行した場合、ザックから熊よけスプレーを出している間にも熊が距離を詰めてくる可能性があります。
 
 
 
 

熊よけスプレーの効果について

真偽は不明ですが、北海道にある日本百名山を登山していた時に、
 
「熊よけスプレーをくらったことがある熊は、熊よけスプレーを見ただけで逃げていく」
 
という話を地元の登山者から聞きました。
 
 
また、ヒグマの出没件数が多い北海道の羅臼岳の近辺(知床自然センターなど)では、熊よけスプレーの貸し出しが行われています。(有料)
 
 
知床を知り尽くした財団、施設が熊スプレーの貸し出しをしているので、熊スプレーは効果ありと僕は考えています。
 
 
僕は使用期限を過ぎた熊スプレーを試しに噴射してみたことがありますが、凄まじい威力を身をもって実感しています。
 
 
熊スプレーの効果を疑問視する意見も見聞きしますが、少なくとも素手よりは効果があると僕は考えています。
 
 
熊に襲われてしまった方の話しとして、熊をたたいてもビクともしなかったという証言を僕はニュースなどで複数、見聞きしています。
 
 
素手で熊に応戦せざるをえなくなった場合には、鼻や目などをたたくのが効果を期待できる可能性があるようです。
 
 
ただ、野生動物の顔をたたくのは極めて困難だと思います。
 
 
熊には人間とはけた違いのパワーがあります。加えて、手足には肉を切り裂く鋭い爪が。
 
 
そんな熊と素手で格闘するなんて・・・。
 
 
 
 
熊対策の切り札『熊よけスプレー』
 
 
カウンターアソールト


 
熊よけスプレーは、法的には武器とみなされる場合もあるようなので、街中では持ち歩かない方が無難だと思います。
 
 
『熊スプレーを噴射して実感したこと』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 

熊に襲われてしまった時のためのタクティカルペン

僕は熊対策としてタクティカルペンも携行しています。
 
 
タクティカルペンについての詳細は商品紹介を見ていただいた方が早いと思います。
 
 
要は、護身具としての機能を持つペンになります。


 
 
万が一、出合い頭に熊に遭遇してしまった時や、熊よけスプレーを使う間もなく熊に押し倒されてしまった時のために、タクティカルペンを携行しています。
 
 
上述しましたが、熊は分厚い脂肪に覆われているため、人間の攻撃など通用しないと言われています。
 
 
素手であっても熊の目や鼻先に攻撃を当てることができれば別だと思いますが、なかなか難しいと思います。
 
 
なので、素手よりも攻撃力があり、それほど重さも大きさもないタクティカルペンを僕は登山時に携行しています。(熊よけスプレーのホルスターに付けています。)
 
 
 
 
 

出会い頭での熊との遭遇に注意する

登山道でカーブしている場所など、見通しが悪いところでは熊との出会い頭の遭遇に注意が必要です。
 
 
なぜなら、見通しが悪いところでは、熊も人間と同じで、視覚、聴覚、嗅覚は利きづらくなるからです。
 
 
例えば、直角のカーブがある場合、直角に曲がった先がどうなっているかは人間にも熊にも見えません。
 
 
まっすぐな登山道であれば、見通しもよく、音が聞こえやすいですが、カーブしている場所などでは、熊と出合い頭に遭遇してしまうケースが起こりえます。
 
 
そして、人間と熊とが出合い頭に遭遇すれば、熊はパニック状態に陥ります。
 
 
一般的に熊は温厚な動物であると言われていますが、パニック状態のときは話は別です。
 
 
逃走か闘争か。
 
 
瞬間的に、逃げるか、戦うかの二者択一をする必要に迫られます。
 
 
熊が子連れの場合には、母性本能が働いており、闘争となる可能性が高くなると思われます。
 
 
熊が人間との戦いを選択した場合、基本的に人間に勝ち目はありません。
 
 
野生動物の攻撃力、防御力、俊敏さは人間とはケタ違いです。
 
 
 
 

具体的にどのように注意をするか。

では、登山道のカーブではどのように注意をするかということです。
 
 
僕は以下を意識しています。
 
 
・少しでも先が見えるような位置取りで歩く。
 
・熊鈴を手で振って、通常時よりも音を大きく響かせる。
 
・野生動物(他の登山者)がいるかもしれないという心づもりをする。
 
・登山道は走らない、登山ペースを落とす。
 
・IDホイッスルを吹く(ホイッスルについてはこちらで書いています。)
 
 
実はIDホイッスルは吹いたことはありませんが、登山道でカーブをしているところや、見通しが悪いところで僕が意識をしていることは、おおよそ、上記になります。
 
 
そして、この意識は、熊対策に限らず、他の登山者と安全にすれ違うという観点からも大事なことになります。
 
 
出合い頭での遭遇はただでさえパニックに陥りやすいですが、こちらが登山道を走ってスピードがついての遭遇となれば、人間も熊も、なおさらのパニックに陥ることは想像にかたくないかと思います。
 
 
見通しの悪い登山道を走るということは、熊と出会いがしらに遭遇するリスクを高めるということになります。
 
 
いわゆる、登山における走行リスクのひとつということになります。
 
 
 
 
 

僕が信じている熊の性質・身体能力など

・背中を見せて逃げるものを本能的に追いかける。(野生動物全般の特徴)
 →万が一、遭遇した場合は目をそらさずに後ずさりをする。
 
・一般的には人間をエサとは認識していない。
 
・一般的には臆病であり、人間を避ける。
 
・100m走世界記録保持者のウサイン・ボルトよりも速いスピードで走ることができる。
 
・木登りが得意。
 
・死んだふりは通用しない。(動物の死肉も食べる。)
 
・子熊の近くには必ず親熊がいる。
 
・子熊を連れた親熊は母性本能が働いており極めて危険。
 
・まともに戦った場合、人間が熊に勝てる可能性は0%に近い。
 
・嗅覚、聴覚が人間と比べケタ違いに優れている。
 →熊の方が先に人間の存在に気付いている可能性が高い。
 →風向きなどにより嗅覚、聴覚がきかないこともありえる。
 
・遭遇した後に近距離で熊鈴を使っても効果が無い。
 
・九州には生息していないとされている。(個人的には半信半疑。)
 
 
『登山者が絶対に知っておくべき熊の8つの特徴』について、こちらでブログ投稿をしています。熊の特徴にポイントを絞ったブログ投稿になります。
 
 
 
 
人間にも個性があるように、大人しい熊もいれば、好戦的な熊もいると思います。
 
 
また、野生動物に対して必ず通用する正解パターンは存在しないと思います。
 
 
自分なりに熊について調べ、自分の納得のいく熊対策をとることが大事なのではないかなと思います。
 
 
 
 
 

ソロ登山と熊について

※熊による人身被害が多発している地域、熊による人身被害が多発している2025年については、以下の僕の考えは通用しないかと思います。なお、2025年夏の僕は、家庭の事情により1度も登山をしていません。
 
 
 
『ソロ登山だと熊がより一層、怖い。』
 
 
気持ちはわかります。
 
 
何をやるにしても、1人より2人以上の方が心強いので。
 
 
熊対策について言えば、ソロ登山だろうが、グループ登山(複数人での登山)だろうが、対策の内容は同じです。
 
 
『熊鈴と熊スプレーを持ったソロ登山』と、『誰も熊鈴と熊スプレーを持たないグループ登山』では、言うまでもなく、前者の方が対策ができています。
 
 
グループ登山のメンバー全員が、熊鈴と熊スプレーを持っているというのであれば、それは確実にソロ登山よりも安心です。
 
 
ただ、グループ登山だとしても、自分の身は自分で守るという気構えが重要です。
 
 
『同行者が何とかしてくれる』と思うのではなく、自分が熊と向き合うことが大事です。
 
 
そして、ソロ登山について言えば、熊対策・熊への対処も、全て自分で行うのがソロ登山です。
 
 
自分のみで登山をするのがソロ登山です。
 
 
熊への恐怖心を乗り越えられないのであれば、ソロ登山はやめるのが無難です。
 
 
 
 
僕はこれまでに100回以上、明るくなる前の暗闇の時間帯からソロ登山をしてきました(2025年6月まで)。
 
 
熊への恐怖、闇への恐怖に1人で打ち勝ってきました。
 
 
恐怖に打ち勝つ拠り所となったのは、『今まで大丈夫(熊に遭遇したことは無い)だったんだから、今回も大丈夫だ』という結果論です。
 
 
ぶっちゃけ、『今回は大丈夫じゃなくなる』可能性が大いにあるわけですが、僕はそうやって熊への恐怖、闇への恐怖に打ち勝ってきました。
 
 
また、熊による人身事故が登山道で発生することは少ないという現実も拠り所となっています。
 
 
熊による人身被害は、登山道を外れて行うキノコ採りや山菜取り、山に近い(山にあるとも言える)民家の庭や畑が多いので。
 
 
 
 
 

熊のいない山

Google検索で『熊』と入れると、『熊 いない山』などの予測検索結果が表示されます。
 
 
『熊 いない山』で検索をする人が多いということですが、熊がいない山は本当にごくごく限られた山です。
 
 
例えば、北海道の利尻島にある利尻山(日本百名山)など。
 
 
ただ、熊がいないといわれている利尻島でも熊が目撃されたことがあります。
 
 
北海道の本土から約20km離れた利尻島まで、熊が泳いで渡ったと言われています。
 
 
ヒグマの体力が凄まじいことを思い知らされます。
 
 
なお、九州は熊が絶滅した、山に熊はいないと言われていますが、継続的に目撃情報が寄せられているようです。(真偽のほどは定かではありません。)
 
 
ただ、仮に熊がいない山で登山をするにしても、イノシシやシカなどの野生動物がいる可能性が大いにあります。
 
 
したがって、人間の存在を動物に知らせるためにも、熊鈴などの対策をすべきです。
 
 
ちなみに、鹿児島県の屋久島も熊がいないと言われています。
 
 
屋久島には宮之浦岳(日本百名山)があります。
 
 
利尻島や屋久島など、離島の山であれば、一般的に熊のいない山と言えます。
 
 
 
 
 

過去の山行での熊との遭遇

僕は今までの登山歴の中で、雲取山登山の時に1度だけ熊を見たことがあります。
 
 
登山道から200m程離れた距離にいた子連れの熊でしたが、沢山の登山者が行き交う時間帯に目撃しました。
 
 
朝の早い時間帯や夕暮れ時だけでなく、熊に遭遇する可能性はどんな時でもあるのだなと実感をしました。
 
 
 
本ブログ記事から数年後に書いた記事です。
↓↓↓
登山中に熊を目撃した山【僕の実体験です】
 
 
 
 
 

熊の捕獲機

熊対策の番外編ということで、熊を捕獲するための罠を調べてみました。
 
 
捕獲対象はツキノワグマです。
 
 
栄工業 捕獲器

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まとめ

 
 
以上、『登山における熊対策』ということで山トークをしてきました。
 
 
・熊対策の道具
 
・切り札の熊よけスプレー(カウンターアソールト)
 
・熊に襲われてしまった時のためのタクティカルペン
 
・出会い頭での熊との遭遇に注意する
 
・僕が信じている熊の性質など
 
・熊のいない山
 
・過去の山行での熊との遭遇
 
 
 
 
冒頭に書きましたが、山は熊の家であり、山には熊がいます。
 
 
そして、熊は人間では太刀打ちできない戦闘能力を持っています。
 
 
だとすれば、熊のことを知り、熊対策をして登山をすべきです。
 
 
2025年8月には、羅臼岳で男性がヒグマに襲われて命を落とされる人身事故が発生しています。
 
 
男性と同行していた方は、男性からの助けを求める声に気が付き、男性を襲っているヒグマを素手でたたいたとのことですが、ビクともしなかったとお話しされています。(憔悴した様子で、その時のことをお話しされたようです。)
 
 
そして、ヒグマは、被害男性を藪の中に引きずり込んでいったということです。
 
 
熊対策は、自分のためだけでなく、同行者(妻、子供、登山仲間)のためにもすべきことだと僕は考えています。
 
 
自分の同行者が熊に襲われたとき、素手で追い払うことができるでしょうか?
 
 
Youtubeでヒグマやツキノワグマを検索すると、人間のパンチやキックなど通用しないことは明らかなことがおわかりいただけます。
 
 
熊スプレーやタクティカルペンに絶対的な効果があるとは言い切れませんが、少なくとも素手よりは効果があると僕は考えています。
 
 
熊対策として、まずは熊鈴で人間の存在を知らせること。
 
 
そして、それでも遭遇してしまったときのために、熊スプレーやタクティカルペンで対策をすることが重要だと僕は考えています。
 
 
近年は、ツキノワグマ、ヒグマともに、平地や市街地にすら多数、出没しており、ニュースになっています。
 
 
熊が暮らす山に入るのであれば、熊対策は必須です。
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
『登山と熊について投稿した僕の登山ブログ記事』をこちらで一覧にまとめています。
 
 
 
 
 
熊!に出会った襲われた そのときクマとヒトはどうしたか?

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長く、鋭く、強靭な熊の爪
 
 
昔から魔除けとして身につけられてきたと言われています。
 
 
実は僕も持ってます。

 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

羅臼岳の登山口駐車場にある熊出没多発の注意喚起をする看板

熊の特徴と身体能力について【登山者が知っておくべきこと】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
今回は、登山者が知っておくべき熊の特徴・身体能力について山トークしたいと思います。
 
 
野生の動物を相手にしてのことなので、これからお話しする熊の特徴が、100%全ての熊にあてはまるとは限りませんので、その点は悪しからずです。
 
 
 
 
熊といえば「プーさん」や「くまモン」といった、おっとりとして可愛らしいキャラクターのイメージもあったりしますが、実際の熊はパワー、スピード、攻撃力、防御力ともに人間とは桁違いです。
 
 
 
 
熊の強さは人間よりも数段上です
 
 
 
 
最近では北海道で、熊に引き裂かれて下半身だけになったご遺体が、登山道で発見されたといった人身事故もありました。
 
 
熊は体ひとつで、人間を引き裂くことができる恐るべし動物です。
 
 
 
そして、登山では、そんな恐るべし熊と遭遇してしまう可能性が高まります。
 
 
 
山は熊の住処(家)なので。
 
 
 
登山をしていて、万が一、熊と遭遇してしまったら、どのような行動をとるのがNGなのか?
 
 
 
NG行動をとれば、危険生物である熊を自分に引き寄せてしまうことになります。
 
 
 
熊の特徴を知っていれば、おのずとそのNG行動が見えてきます。
 
 
 
登山者は、熊を自分に引き寄せないため、熊に襲われないために、熊の特徴を知っておく必要があります。
 
 
 
そして、人間とは桁外れな熊の身体能力を知ったうえで、熊と遭遇してしまったときの対策をする必要があります。
 
 
 
今回の山トークでは、熊の特徴について、登山者が知っておくべき9の特徴についてお話しします。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

走る速さ

熊は丸々とした体型で、ずんぐりむっくりした見た目ですが、実は時速40〜50kmで走ることができるといわれています。
 
 
100m走の世界記録レベルのスピード、ウサインボルト選手などのトップスピードが時速45kmほどといわれているので、人類最速レベルの人間ですら、熊から走って逃げきることは不可能に違いということになります。
 
 
さらに、登山道は足場が悪いことが多く、登山中は、走るのには向かないハイカットの登山靴を履いている方がほとんどだと思います。
 
 
さらにさらに、登山中はザックを背負っていますので、山の中で熊に追いかけられたら逃げ切ることはまずできません。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴②

熊の体は、脂肪と筋肉の鎧に覆われてる

車のドライブレコーダーの映像で、それなりにスピードが出た状況で、熊をひいてしまうというシーンをいくつか見たことがあります。
 
 
驚くことに、車に轢かれた熊たちは、車に吹っ飛ばされた直後に、何事もなかったかのようにその場を立ち去っていきました。
 
 
たまたま当たり所が良かっただけかもしれません。
 
 
しかしながら、人間であれば、たとえ当たり所が良かったとしても、車にひかれて吹っ飛ばされれば、すぐにその場を立ち去るなんてことはまずできません。
 
 
つまり、熊は人間からすれば桁違いの防御力があります。
 
 
仮に素手の人間が熊と戦ったとしても、余程あたりどころがよく無い限り、人間の攻撃が通じることはまずないと考えるのが無難です。
 
 
熊と遭遇しても戦えばなんとかなると思っている方は、YouTubeにアップされている熊の動画を見ることをお勧めします。
 
 
人間に勝ち目がないことがよくお分かりいただけると思います。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴③

熊の爪は鋭く強靭

Googleで「熊 爪」、「熊 爪とぎ」で画像検索してもらうのが一番手っ取り早いと思いますが、熊の爪は、長く、鋭く、強靭です。
 
 
熊は固い木の皮を使って爪とぎをするわけですが、爪とぎに使われた木の幹は、まるで彫刻刀で掘られたかのような跡がつきます。
 
 
薄っぺらく柔らかい人間の皮や筋肉など、熊の爪とパワーによって、いとも簡単に引き裂かれてしまいます。
 
 
また、熊は爪を使って高い木に登ることもできるので、熊に追いかけられた際に木に登って逃げようとしても、簡単につかまってしまいます。
 
 
 
 
 
ちなみに、熊の爪は昔から、魔除けとして身に着けられてきたと言われています。


実は僕も持っています。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴④

熊は基本的には臆病だけどキレると手が付けられない

熊は一般的に憶病な動物であり、積極的に人間を襲うことはないと言われています。
 
 
なので、登山をするときには熊鈴を使ったり、ラジオをつけたりなどして、音を出して熊にこちらの存在を教えるように、登山口の看板などで登山者に促されています。
 
 
こちらの存在に気が付いた熊は、人間との接触を避けて、その音源から遠ざかり、姿を隠すといわれています。
 
 
ただし、一般的には臆病といわれている熊ですが、子連れ(親子熊)の場合は話が別です。
 
 
熊の子育てはメスがします。
 
 
子供を連れている親熊(母熊)は母性本能が働いており、極めて危険です。
 
 
また、一見すると子熊がポツリといるだけに見える状況でも、近くには必ず親熊がいると考えるのが無難です。
 
 
かわいいからと言って、ポツリといるように見える子熊に近づくのは自殺行為です。
 
 
母性本能が働いた、怒り狂った母熊に襲われる危険性があります。(熊にしてみれば、自分の子供を守る行動です。)
 
 
あとは、熊と鉢合わせをしてします、近距離で遭遇してしまうというケースでは、熊の方もパニック状態に陥っていることがあります。
 
 
パニック状態で戦闘モードになった熊は極めて危険です。
 
 
切れ味鋭い爪がある前足を振り回されるだけで、人間はひとたまりもありません。
 
 
あとは、人間でも、おとなしい人もいれば、けんかっ早い人もいるように、熊にも個体差があるので、すべての熊が臆病であるとは限りません。
 
 
中には常にキレた状態の熊もいるかもしれません。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴⑤

熊は犬以上に鼻が良い

熊は鼻がとてもよいので、キャンプの際など、食べ物を片付けずにいたり、密閉袋に入れるなどしないと、テントで寝ている間に熊がまわりにやってくるということになりかねません。(密閉袋や、未開封の食べ物でも、熊の鼻には匂いが届いているという説もあります。)
 
 
あと、個人的な考察ですが、熊は鼻が良いのであれば、登山道などについた人間のにおいをかぎ取り、基本的には登山道は避けているはずです。
 
 
ただ、雨や風でにおいが消されたりということがあるので、登山道に熊がやってくるということも大いにあり得るのかな~と思っています。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴⑥

熊は背中を向けて逃げる動物を追いかける

熊に限らずですが、野生動物は背中を見せて逃げる相手を追いかけるという習性があるといわれています。
 
 
僕の勝手な見解ですが、人間同士でも、鉢合わせをしたときに背中を見せて逃げるということは、逃げる側はなんらかのうしろめたさがあるから逃げると考えるのが自然です。
 
 
または、対峙した相手には戦っても勝てないと思うから逃げるわけです。
 
 
逆に逃げられた側からすれば、相手は自分に対してひけめがあるから逃げたということになります。
 
 
そうなると、じゃあ逃げた相手を追いかけようかということになるわけです。
 
 
僕の個人的な考えも入りましたが、一般的に、野生動物は逃げる相手を追いかけるという習性があるといわれているので、熊にもそういう習性があるということを覚えておきましょう。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴⑦

熊には死んだふりは通用しない

熊に遭遇したら死んだふりをするのが良いという迷信、都市伝説を聞いたことがあるという方も多いと思いますが、熊に死んだふりは通用しません。
 
 
熊は死んだ動物の肉を食べることがあるので、死んだふりをするのは、「さあ熊さん、私を召し上がれ」と言っているようなものです。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴⑧

熊は、日の出、日没前後に活動が活発になる

熊の活動が活発になる時間帯に登山をする際には、熊鈴を音が大きくなる場所に付けたり、ラジオの音量を上げたりと、こちらの存在を知らせることを特にこころがけましょう。
 
 
山に暮らす熊は、昼行性という説もありますが、状況によって夜行性になるともいわれています。
 
 
いずれにしても、熊は夜間も行動ができる動物ですので、夜間の登山の場合でも熊対策をするに越したことはありません。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴⑨

熊は泳ぎが得意

ツキノワグマもヒグマも泳ぎが得意です。
 
 
北海道に利尻島という離島があります。
 
 
利尻島には熊は生息していないと言われていますが、過去にヒグマの足跡が発見されたことがあります。
 
 
北海道の本土から利尻島までは約50kmありますが、ヒグマが北海道の本土から泳ぎ、利尻島に上陸したとされています。
 
 
当時、警察などにより、熊注意の注意喚起がされています。
 
 
ヒグマは約50kmもの海を泳ぎきる泳力があります。
 
 
シロクマの話しにはなりますが、静岡県の日本平動物園でシロクマを見ることができます。
 
 
日本平動物園でシロクマを見たとき、シロクマは水中(深い水槽)でバク転のような感じで何度も回転をしていました。
 
 
深い水槽の中で器用に泳ぐ日本平動物園のシロクマ
 
 
その様は、まるでアシカやアザラシのようで、本当に器用な水中での身のこなしでした。
 
 
熊は本当に泳ぎが得意です。
 
 
川を挟んだ向こう側に熊がいるケースでも、熊は瞬く間にこちら側にやってくることができるということになります。
 
 
 
 

熊の身体能力を人などに例えると

どの身体能力においても、熊の能力は人間以上です。
 
 
人間が、素手で熊に勝つというのは限りなく0%に近いです。
 
 
ツキノワグマ、ヒグマは、
 
 
・マイク・タイソン(ヘビー級ボクサー)以上のパンチ力
 
・ウサイン・ボルト(トップスプリンター)よりも速い足
 
・トップトレイルランナーよりも速い登山スピード
 
・手には爪という凶器
 
・トラックに轢かれても立ち去る防御力(ケースバイケース)
 
・犬以上とも言われる嗅覚
 
・忍者のように気配を消す
 
・鉄板をかみ砕く
 
 
そして、熊は手加減をしてくれず、ギブアップにも応じてくれません。
 
 
 
 
熊は、日本国内の陸上の野生動物で最強と言えます。
 
 
 
 
 

登山者が絶対に知っておくべき熊の特徴 まとめ

以上、登山者が知っておくべき熊の特徴9つについてお話しをしました。
 
 
①走る速さは男子100mの世界記録以上
 
②脂肪と筋肉の鎧に覆われた体は、人間とは桁違いの防御力
 
③長く、鋭く、強靭な爪は、硬い木の皮に爪痕を残す
 
④基本的には臆病だけど切れると手が付けられない。また、子連れの熊は母性本能が働いており極めて危険
 
⑤犬並みに良い鼻
 
⑥背中を向けて逃げる動物を追いかける
 
⑦死んだふりは通用しない
 
⑧日の出、日没前後に活動が活発になる
 
⑨泳ぎが得意
 
 
 
 
以上が、登山者が知っておくべき熊の特徴でした。
 
 
 
上記以外の熊の身体能力として、鉄板をかみ砕くだけの嚙む力があると言われています。
 
 
人間でいうところの運動神経抜群というレベルではなく、人間の目から熊を見れば、万能に近い身体能力をもった動物と言えます。
 
 
 
 
では、『登山をする時にはどのように熊対策をすれば良いのか?
 
 
 
 
『僕の熊対策』について、こちらで山トークしてます。日本百名山を完登した際も、1度も熊に遭遇しなかった熊対策になります。
 
 
 
 
 
熊!に出会った襲われた そのときクマとヒトはどうしたか?

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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。