登山の悩みである野生動物との遭遇に対する注意喚起

登山でよくある悩みの解決策を伝授します【登山あるあるの悩みを10個ピックアップ】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山中の悩みと解決策』について、山トークをしていきます。
 
 
 
登山における代表的な悩みを10個ピックアップして、解決策をお示しします。
 
 
 
登山中によくある10個の悩み
 
 
①体力、持久力がない
 
②天候の急変
 
③道迷いをしてしまう
 
④装備の選定がうまくできない
 
⑤高山病になってしまう
 
⑥食料や水が不足してしまう
 
⑦靴擦れをしてしまう
 
⑧怪我をしたり具合が悪くなる
 
⑨同行者とトラブルになってしまう。
 
⑩野生動物に遭遇する
 
 
 
 
ちなみに、悩みのピックアップはAIにしてもらいました。
 
 
ネット上の膨大な登山関連の記載の中で、多い悩みがピックアップされているはずです。
 
 
今回ピックアップしている10個の登山中の悩みですが、僕は全くと言って良いほど悩んでいません。
 
 
 
 
どうすれば登山中に悩むことがなくなるか?
 
 
 
 
スパルタな面もありますが、僕の中での解決策をお示しします。
 
 
僕はそもそも、悩んでいないので、『僕はこうしているから悩まない』という見方にもなります。
 
 
それでは、登山でよくある10の悩みと解決策について、山トークをしていきます。
 
 
※日帰り登山を前提にした解決策ですが、山泊をしての登山も基本は同じです。
 
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意こちらからお読みください。
 
 
 
 
 
登山中の悩み

体力・持久力がない

AIの解説
 
長時間の登山や急勾配に対応する体力がなく、途中でバテてしまい、予定通りの行動ができなくなる。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
これはもう、体力・持久力をつけるしかありません。
 
 
最終的に大事なことは、山の中での体力・持久力をつけるということです。
 
 
つまり、登山力を上げるということです。
 
 
その礎となるのは、平地での体力・持久力になります。
 
 
日帰り登山力の鍛え方』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
ホームマウンテンでのトレーニング(登山力向上に効果あり)』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
登山中の悩み②

天候の急変

AIの解説
 
山の天気は変わりやすく、雨や雪、強風などが予想外に発生し、視界不良や低体温症のリスクが生じる。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
山では天気が急変します。
 
 
なので、天候が急変することを前提に、登山力を上げるようにします。
 
 
※晴れ予報の登山であってもレインウェア等を携行するのは言うまでもありません。
 
 
例えば、平地で雨が降っている日に、登山用レインウェアを着て、ウォーキングやランニングをします。
 
 
そうして雨に慣れたら、雨の日に手軽な里山に登るなどして、登山中の雨になれます。
 
 
雨の日の稜線では、体力が尽きて停滞することになると、一気に体温が奪われます。
 
 
なので、体力不足による停滞を防ぐためにも、登山力をつけておくことが重要です。
 
 
また、万が一に備え、天気の良い日の登山であっても、風を避けれる場所を意識して登山をすることも役に立ちます。
 
 
暴風雨の稜線でも、岩陰やハイマツ帯など、風が当たらない場所がある場合があるからです。
 
 
登山中にレインウェアをスムーズに着るためのノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
登山中の悩み③

道迷いをしてしまう

AIの解説
 
ルートファインディングがうまくできずに登山道を見失ったり、地図やコンパス、GPSの使い方に不慣れで迷子になる。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
携帯電話の電波が圏外でも、登山アプリ(YAMAP)であればリアルタイムに自分の現在地を確認することができます。
 
 
使い方に慣れましょう。
 
 
一般登山道であれば、注意力と山勘を磨けば、地図などを見なくても基本、迷いません。(僕の場合。)
 
 
山勘は、ありとあらゆるタイプの登山道を経験することで、磨くことができます。
 
 
ただ、これも最終的には登山力をつけるというのが大事になります。
 
 
体力がなければ思考力が低下します。
 
 
体力がなければ、歩いている登山道に違和感を覚えても、来た道を戻る気力が湧きません。
 
 
体力をつけることは、道迷いの予防策にもなります。
 
 
 
 
 
登山中の悩み④

装備の選定がうまくできない

AIの解説
 
必要な装備を持っていないことで安全性が損なわれたり、逆に荷物が重すぎて疲労が増大する。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
山の中で起こり得ることを想定して、何を持っていれば対応できるかを意識して装備を選びます。
 
 
僕は、日本一過酷な山岳レースと言われるTJAR(トランスジャパンアルプスレース )で、レース中に必ず持たねばならない装備品としてあげられている装備一覧を基本にして、登山装備を選定しています。
 
 
TJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
僕の日帰り登山装備(夏山)の一覧』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
登山中の悩み⑤

高山病になってしまう

AIの解説
 
高地での酸素不足により頭痛や吐き気、倦怠感が生じる。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
標高が高い場所に慣れるしかありません。
 
 
僕の住む松本市には、標高約2000mまで車で行ける美ヶ原があります。
 
 
美ヶ原についてはこちらの記事でご紹介しています。
 
 
例えば、美ヶ原を何度か長時間歩けば、立派な高所トレーニングになります。
 
 
次は標高2500m級の山々を登山して、次に3000m級の山々を登山する。
 
 
こんな感じで、標高の高い山で、行動することに体を慣らしていきます。
 
 
あとは、山小屋泊やテント泊は、高山病リスクが上がると言われています。
 
 
横になると、酸素の摂取量が減るためです。
 
 
なので、高山病の心配がある方は、山泊は要注意です。
 
 
 
 
 
登山中の悩み⑥

食料や水が不足してしまう

AIの解説
 
登山中に適切な補給ができず、エネルギー不足や脱水症状になる。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
まず、食料に関しては、登山前日に米やパスタなどの炭水化物を多めに食べることによりエネルギーを体に溜め込みます。
 
 
僕の場合、そうすることにより、登山中はあまり食べる必要がなくなり、30km以上の行程の北アルプス日帰り登山でも、大休憩でカップラーメンを食べるだけで十分です。
 
 
登山に向いた体(内臓)の作り方』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
水については、最低でも2リットルは持ちます。
 
 
登山前には事前に、ルート上の水場や山小屋の位置を確認し、ボトルに適切に補給をします。
 
 
そして、登山中は喉が渇いた時に、水を一度にがぶ飲みするのではなく、定期的にこまめに飲みます。
 
 
個人的には登山開始前に水をがぶ飲みしておくというのも、効果があると実感しています。
 
 
上記を実行しても水が不足するのであれば、携行する水の量を増やすしかありません。
 
 
僕の場合、夜明け前の暗い時間帯から登山を開始するので、気温が低いうちに稜線まで登り切るということが結構あります。
 
 
暑い時間帯よりも体の水分が失われないので、水不足対策として効果ありです。
 
 
要ナイトハイクにはなりますが。
 
 
登山のときに持つ水分の量』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
夜間登山(ナイトハイク)の魅力と注意すべきポイント』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
登山中の悩み⑦

靴擦れをしてしまう

AIの解説
 
登山靴が合っていなかったり、慣れていない場合に靴擦れや捻挫をしてしまう。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
解決策は、以下のとおりです。
 
 
・自分に合う靴を選ぶ
 
・自分に合うソックスを選ぶ。
 
・いつも靴づれをする箇所にあらかじめ絆創膏などを貼っておく。
 
・ハイカットの靴ではなく、ローカットの靴を履く。※ローカットの靴はハイカットの靴に比べて、足首をひねりやすいなどのリスクがあります。
 
 
 
 
トレランシューズでの登山』について、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
登山中の悩み⑧

怪我をしたり具合が悪くなる

AIの解説
 
転倒や滑落による怪我、または持病の悪化が起こる可能性がある。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
登山力を上げる(体力をつける)、体のコンディションを整えるということに尽きます。
 
 
落石の直撃を受けるなど、不可抗力のケースもありますが、体力不足により判断力、注意力、反射が鈍り、その結果、怪我をするリスクが上がります。
 
 
山の中で、判断力、注意力、反射を維持できるだけの体力をつけることが重要です。
 
 
また、体力を消耗した結果、持病の悪化が起きることもあります。
 
 
とにかく、体力をつけることが重要です。
 
 
また、自分の登山力に合った山、行程の登山をすることも重要です。
 
 
ケガをしない身のこなしも重要です。
 
 
登山を安全・快適にするための歩き方』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
登山中の悩み⑨

同行者とトラブルになってしまう。

AIの解説
 
ペースの違いや判断の不一致、体力差などにより、同行者と衝突することがある。特に長時間の山行で起こりやすい。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
ソロ登山をするということに尽きます。
 
 
同行者がいなければ、同行者とのトラブルは起きません。
 
 
ソロ登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
登山中の悩み⑩

野生動物に遭遇する

AIの解説
 
クマやイノシシなどの野生動物に出会うリスクがある。適切な対策を知らない場合、危険な状況に発展することがある。
 
 
 
 
解決策(松本市の山男流)
 
熊鈴などを持ち、遭遇しないための対策をします。
 
 
また、遭遇をした場合には『背中を見せて逃げない』など、遭遇した時の対処方法を知っておくことが必要です。
 
 
万が一に備え、熊撃退スプレーを携行することも重要です。


 
 
 
 
山は野生動物が暮らしています。
 
 
動物がいて当たり前なのが山であり、動物からすれば人間は部外者です。
 
 
登山における熊対策』について、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『登山中の悩みと解決策』ということで、山トークをしてきました。
 
 
①体力、持久力がない
 
②天候の急変
 
③道迷いをしてしまう
 
④装備の選定がうまくできない
 
⑤高山病になってしまう
 
⑥食料や水が不足してしまう
 
⑦靴擦れをしてしまう
 
⑧怪我をしたり具合が悪くなる
 
⑨同行者とトラブルになってしまう。
 
⑩野生動物に遭遇する
 
 
 
 
この記事であげた悩みのほとんどが、登山力を上げることで解決に向かいます。
 
 
登山は厳しく、無慈悲な自然の中に身を置くので、ラクして悩みを解決しようと思ってはいけません。
 
 
この記事であげた悩みに直面しているうちは、まだまだ登山力不足ともいえます。
 
 
今回あげた悩みは、登山における永遠の課題ともいえはしますが。
 
 
知識やテクニックによって、ある程度悩みは解決できますが、最終的にはトレーニングにより、悩みという壁を乗り越えるのが登山だと僕は思っています。
 
 
スパルタな内容ではありましたが、今回の記事が、お読みいただいた方の悩み解決のお役に立てば幸いです。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

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