松本市の山男です。
今回は、『登山で撮影した写真データの保管方法』について山トークをしていきます。
『撮影した登山写真のデータがどこかに行ってしまった』
『撮影枚数が多すぎて、登山写真の整理ができない』
などなど、たくさんの登山写真を撮るのはいいものの、管理がうまくできない。というのはありがちなことではないでしょうか。
僕は登山の際、天気が良い日には500枚以上の山写真を撮ることもあります。
これまでに撮影した写真枚数は膨大で、10万枚を超えているんじゃないかと思います。
僕が撮影してきた登山写真はこちらでアルバムにしています。(→アルバムはこちら)
ちなみに僕は、スマホではなく、デジカメで登山写真を撮る派です。(→理由はこちらで書いてます。)
今回の山トークでは、僕の『登山で撮影した写真データの保管方法』をご紹介します。
写真の選定方法も、簡単にご紹介します。
なお、今回ご紹介の方法は、登山写真に限らず、子供の写真などの家族写真の保管でも使うことをができます。
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
登山写真データ保管の流れ
僕の場合は、こんな感じです。
①写真データはデジカメ内のSDカードに保管されます。
②ノートパソコンにデジカメのSDカードを入れ、PCにフォルダを作成し、データを保存
③PCに保存したフォルダ内で写真を選別
④『③』で完了した写真データを、USBメモリーに保存(バックアップ)
⑤外付けHDD(ハードディスク)に写真データを保存(これが保管データ)
⑥PCから登山写真データを削除
⑦耐火式の金庫に、USBと外付けHDDを保管
以上が、登山写真データの保管の流れになります。
それぞれについて、詳しくご紹介していきます。
①
写真データはデジカメ内のSDカードに保管されます。
僕が使っているデジカメは、OM SYSTEM(オリンパス)のTough(タフ)です。
タフについては、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
SDカード
②
ノートパソコンにデジカメのSDカードを入れ、PCにフォルダを作成し、データを保存
僕が使用しているPCは、軽量コンパクトな富士通のLIFEBOOKの13.3インチです。
デジカメからパソコンに、ネットワークを介して写真データを移行するよりも、SDカードで物理的にデータを移行した方がシンプルだと思ってます。
③
PCに保存したフォルダ内で写真を選別
僕は、フォルダ名を『日付+登山した山の名前』にしています。
『20241003_槍ヶ岳』のような感じです。
そのフォルダに槍ヶ岳登山の写真をすべて入れ、さらにその中にフォルダを作って、写真を選別しています。
例えば、「20241003_槍ヶ岳」フォルダの中に、さらに「登山口」「登山道」「稜線」「山頂」といったフォルダを作り、当該の写真を当該のフォルダに保存して、さらにそれぞれのフォルダの中に「best」のフォルダを作り、良い写真は「best」の中に入れると言った感じです。
「登山口」の写真の中で「best」な写真。「山頂」の写真の中で「best」な写真。といった感じで写真の選別をしています。
④
『③』で完了した写真データを、USBメモリーに保存(バックアップ)
僕はKIOXIA(キオクシア)のUSBメモリーを使っています。
USBメモリーは価格的にそれほど高くないので、1本のUSBメモリーの容量が一杯になったら、新しいUSBメモリーをどんどんと買い足しています。
僕が撮りためた登山写真は、数十本のUSBメモリーに渡ってバックアップがとられているといった感じです。
⑤
外付けHDD(ハードディスク)に写真データを保存
外付けHDDに保存した写真データを、実データ(保管用データ)にするといった感じです。
外付けHDDは、普段はPCと接続していません。
外付けHDD
各媒体の登山写真データを整理するとこんな感じです。
・PCの写真データ
→PCには、写真のデータ移行、写真の選定用に一時的に写真データを保存。USBと外付けHDDに写真データを移行後(保存後)に、PCの写真データは削除します。(登山写真をSNSに写真投稿するまで保存しておくこともあります。)
・外付けHDDの写真データ
→これが実データ(保管データ)になります。PCの写真データ削除後に、過去の登山写真を見る場合には外付けHDDをPCに接続して写真を見ます。
・USBメモリーの写真データ
→バックアップです。
登山写真は、外付けHDDと、USBメモリーの二つの記憶装置に保存しているということになります。
⑥
PCから登山写真データを削除
上述の、登山写真の選定とデータ移行が終わったらPCから削除します。
⑦
耐火式の金庫に、USBと外付けHDDを保管
僕は、火事や大雨による浸水に備え、耐火・防水の金庫にUSBとHDDを保管しています。
耐火金庫
やってはいけないこと
僕の写真データの保管方法の場合でやってはいけないことは、USBメモリーにも外付けHDDにも写真データを保管していないのに、PCに一時的に保存した写真データを削除してしまうということです。
さらに、デジカメのSDカードデータも削除をしていると、登山写真データが消失してしまうことになります。
※恐らく、フリーソフトを使えば復旧も不可ではないと思いますが。セキュリティー等々の関係もあるので…。
なので、登山写真データを少なくとも、USBメモリーまたは外付けHDDに確実に保存をしてから、PCの写真データとSDカードの写真データを削除する必要があります。
僕がオンライン上で写真データを管理しない理由
Dropboxなどのオンラインストレージで写真データを保管する方法もありますが、僕はオンラインでの写真データ管理はしたくない派です。
理由は以下の通りです。
・ファイル形式が変わったりし、写真データの選別がしにくいため。
→僕のデータ保管方法であれば、写真データをコピペ(カットアンドペースト)で移動できるので、選別もしやすいです。
・物理的に、自分の手の届くところでデータを管理したいため。
→オンラインストレージがサイバー攻撃を受ける等によって、消失する可能性も0%ではないので。
こまごました理由は他にもありますが、僕がオンラインストレージで写真データを管理しない主な理由は上記の2点です。
まとめ
以上、『登山で撮影した写真データの保管方法』について、山トークをしてきました。
・登山写真データ保管と選定の流れ
・やってはいけないこと
・僕がオンライン上で写真データを管理しない理由
せっかく撮った山写真(家族写真なども)。
これからも、確実に保存し、効率的に選定していきたいなと思っています。
今回の山トークが、お読みいただいた方のご参考になれば幸いです。
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
『登山で良い写真を撮るためのコツ』について、こちらで山トークをしています。
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
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