投稿者「松本市の山男」のアーカイブ

熊鈴論争についての僕の考え【僕は必ず登山で熊鈴を使います】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『熊鈴論争についての僕の考え』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
 
『熊鈴を持たずに登山をするのは、呼び鈴を鳴らさずに他人の家に入るようなもの』だと僕は思ってます。
 
 
 
 
時々、ネットやSNSで以下のような投稿を目にすることがあります。
 
 
 
 
熊鈴がうるさい
 
 
 
 
熊鈴なんて必要ない
 
 
 
 
僕の登山仲間が、登山中に他の登山者から熊鈴がうるさいと文句を言われたと、ぼやいていたこともあります。
 
 
 
 
仮に僕が文句を言われたとしても、僕は、そんな文句は一切聞きませんし、一切気にしません。
 
 
 
 
僕は登山の際は熊鈴を絶対にもち、絶対に熊鈴を使います。
 
 
 
 
僕は、夜明け前の時間帯(午前3時前後が多いです)から、その日の1番乗りで、1人で登山をすることが多いです。
 
 
つまり、最も熊に遭遇する可能性が高いシチュエーションで登山をしていることになります。※熊は夜が明けて明るくなる前後に活動が活発になると言われています。
 
 
ナイトハイクをする僕に取って、熊鈴は心の拠り所です。
 
 
もちろん、完全に陽が昇ってからも熊鈴を使います。
 
 
僕は毎週のように夜明け前からの登山をしてきましたが、熊に遭遇したことは1度もありません。(100m以上離れた場所にいるのを見たことはありますが、接触をする危険がある距離で遭遇をしたことはありません。)
 
 
熊に遭遇しやすい時間帯に、熊鈴を使って1人で登山をしてきた実績も踏まえ、熊鈴論争についての僕の考えを山トークしていきます。
 
 
※このブログ投稿は、熊鈴を使わない方を否定するものではありません。
 
※熊鈴を使う、使わないは、個人の自由だと思っています。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

熊鈴論争についての僕の考え

①登山の時に熊鈴を持つのは、動物たちへのマナーだと思います。
 
②国や自治体などが熊鈴を持つように推奨してます。
 
③熊鈴不要派は責任を取ってはくれません。
 
④熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。

 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え

①登山の時に熊鈴を持つのは、動物たちへのマナーだと思います。

山は動物たちの家です。
 
 
熊に限らず、イノシシ、猿、鹿、カモシカ、小動物などなど、様々な野生動物が山に暮らしています。
 
 
まさに、山は野生動物たちの家であり、人間は野生動物たちの家にお邪魔をしている訳です。
 
 
他の人の家を訪れる時は呼び鈴を鳴らすように、動物たちの家である山にお邪魔するときは、熊鈴を鳴らすのがマナーだと思います。
 
 
動物たちは人間との遭遇は望んでおらず、ましてや出会いがしらの遭遇は最も嫌うものであるはずです。
 
 
熊鈴を使い、これからお邪魔することを山の住人である動物たちに知らせること、人間の存在を動物たちに知らせるのが、動物たちに対するマナーではないかと思います。
 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え

②国や自治体などが、熊鈴を持つよう推奨してます。

登山道を管轄する自治体などは、熊鈴を持つように促しています。
 
 
僕は日本百名山を完登しています。
 
『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)』については、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
百名山を完登するにあたり、僕は日本全国の山々の登山口を見てきました。
 
 
多数の山の登山口に、熊が生息をしていることを知らせる看板、熊の目撃情報があることの看板がありました。
 
 
同時に、熊鈴やラジオを持って、熊に人間の存在を知らせるように促す看板があるケースがほとんどでした。
 
 
登山道を管轄する自治体などは、登山の際は熊鈴を持つように呼び掛けているということになります。
 
 
また、林野庁はホームページで熊鈴を持つよう促しています。
 
 
国も熊鈴を持つように促しているということになります。
 
 
相手は野生動物なので、100%ということはありませんが、一般的には、熊鈴の音を聞いた動物は、その場から逃げていくと言われています。
 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え

③熊鈴不要派は責任を取ってはくれません。

仮に熊鈴不要派の言うことを聞き、熊鈴を使わずに登山をしたとします。
 
 
そして、その時に熊に遭遇してしまったとしても、熊鈴不要派がそこに現れて助けてくれるわけではありません。
 
 
熊鈴に限らずですが、登山の際に自分の身の安全に責任を持つのは自分自身です。
 
 
登山においては周りの雑音は気にせず、自分の身を守るために納得ができることをすべきです。
 
 
熊鈴不要派の登山者が、熊鈴を使わないことに僕は文句はありません。
 
 
ただ、熊鈴不要派の方々がなんと言おうと、僕は絶対に熊鈴を使います。
 
 
 
 
 
熊鈴論争についての僕の考え

④熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。

僕は、登山中は必ず熊鈴を使いますが、中には熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。
 
 
山小屋の近辺やテント場の近辺などでは、熊鈴を消音するのが無難です。
 
 
厳密にいえば、山小屋周辺、テント場周辺であっても、熊が出没する可能性はおおいにあります。
 
 
ただ、山小屋周辺、テント場周辺には人の気配がかなりあり、熊鈴を使うまでもなく、熊は人間の存在を把握しているだろうと考えられる場所と言えます。
 
 
熊鈴不要派とのトラブルを避けるためにも、山小屋周辺、テント場周辺では熊鈴を消音するのが無難です。
 
 
 
 
 

まとめ 熊鈴論争についての僕の考え

以上、熊鈴論争についての僕の考えについて、山トークをしてきました。
 
 
①登山の時に熊鈴を持つのは、動物たちへのマナーだと思います。
 
②国や自治体などが熊鈴を持つように推奨してます。
 
③熊鈴不要派は責任を取ってはくれません。
 
④熊鈴を鳴らさない方が良い場所があります。
 
 
 
 
住宅街にも熊が出没するこのご時世、山の中に足を踏み入れれば、どこに熊がいてもおかしくありません。
 
 
 
 
誰がなんと言おうと、僕は登山の時には必ず熊鈴を使います!
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
『登山における僕の具体的な熊対策』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山における熊対策【日本百名山を完登した際に1度も熊に遭遇しなかった熊対策をご紹介】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は『登山における熊対策』について山トークをしていきます。
 
 
 
熊への対策と、熊についての知識は登山者にとっては欠かすことができないものです。
 
 
なぜなら、登山者は熊の住処である山にお邪魔をしているからです。
 
 
 
 
僕は2017年に146日間で日本百名山の全ての山を日帰り登山しました。
 
 
日本百名山の登山では、その日の先陣を切って登山道を進み、山頂に一番乗りをすることが多かったです。
 
 
すなわち、最も熊に遭遇する可能性が高い状況での登山が多かったわけですが、幸いにも1度も熊に遭遇することはありませんでした。
 
 
また、僕は毎週末のように、明るくなる前からソロ登山をスタートしますが、登山中にツキノワグマを目にしたことは2度あるだけです。
 
 
熊の活動が活発になる時間帯は、一般的に朝の早い時間と日が暮れる頃と言われています。(僕が見た範囲での本やネットの情報。)
 
 
百名山登山において、朝の早い時間に単独1番乗りで登ることが多かったにも関わらず、1度も熊に遭遇することがなかったということは、あながち、僕の熊対策が間違っていなかったということだと思います。(単に熊鈴を使っていたというだけですが。)
 
 
厳密に言うと、羅臼岳登山で1度だけ、ヒグマに接近したのではないかと思われる状況がありましたが、羅臼岳は圧倒的に熊の出没件数が多い山域なので、接近遭遇があっても致し方ないかなという感じでした。(ちなみにヒグマは北海道にのみ生息しています。)
 
 
ヒグマとの遭遇はある程度の覚悟はしていましたが、ヒグマは本州に生息するツキノワグマと比べ圧倒的に大きいので、北海道登山では相当に神経をすり減らしました。
 
 
羅臼岳一帯のヒグマ目撃情報
 

 
羅臼岳の登山レポートはこちら【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登達成)】
 
 
 
北海道での登山は本当に緊張しましたが、相手がヒグマだろうがツキノワグマだろうが、熊鈴を使って人間の存在を熊に知らせるということが最大のポイントだと思います。
 
 
一般的には、熊鈴の音を聞いた熊は、警戒をして距離をとって離れていくと言われています。
 
 
熊鈴も含め、僕の熊対策についてまとめてみました。
 
 
 
 
 

熊対策の道具

熊鈴(熊対策の基本にして最も効果あり)

百名山登山において、後述の熊よけスプレーとタクティカルペンは幸いにも1度も使うことがありませんでした。
 
 
それも全て熊鈴のおかげであり、熊対策として最も効果があったのが熊鈴だと思います。
 
 
熊鈴を使っていると冷やかしてくる登山者もいますが、そんな登山者のことは全く持って気にする必要はありません。
 
 
多くの山の登山口に熊の出没についての注意喚起の看板がありますが、ほぼ全ての看板が熊鈴の携行を呼びかけています。
 
 
また、山中には熊の他にも鹿やイノシシなど、様々な動物たちが暮らしているので、それらの動物たちにも人間の存在を知らせる効果があります。
 
 
熊をはじめとした野生動物は、人間との遭遇は望んでいません。
 
 
登山者は動物たちの住処にお邪魔をしている訳なので、熊鈴で人間の存在を知らせることが動物たちに対するマナーだと思います。
 
 
 
 
 

熊鈴の鳴らし方

熊鈴は基本的にはザックのウエストポケットからぶら下げているだけでしたが、匂いや物音などで動物の気配がした時は、手を使って熊鈴の音が響くようにしていました。
 
 
また、直感的になんとなく嫌な雰囲気の時も手を使って熊鈴を鳴らしていました。
 
熊鈴をザックの後ろ側につけている登山者を良く見かけますが、それでは熊鈴の効果は半減すると思います。
 
 
熊鈴は前側に付ける方が効果的です。
 
 
なぜなら、熊が居る可能性が高いのは自分が歩いてきた後方ではなく、これから進む前方だからです。
 
 
 
 
 

熊鈴の注意点

・雨や風が強い日、水流が多い沢付近では、熊鈴の音が動物の耳に届かないことがある。
 
・ザックの後ろではなく前につけた方が効果的
 →歩いてきた後方ではなく、歩く先に音が響くようにする。
 
・寝ている動物には効果が無い場合がある。
 
 
以前、登山道のど真ん中で熟睡しているカモシカに遭遇したことがあり、手を使って全力で熊鈴を鳴らしましたが、熊鈴の音をものともせずにすやすやと眠っていたということがありました・・・。
 
 
ちなみに、北海道で何度も遭遇したシマリスや、日本アルプスで何度も遭遇した雷鳥は、熊鈴を使っていても姿を現してくれました。
(熊鈴を使っていない時の方が遭遇するチャンスは増えるとは思いますが。)
 
 
 
 
近頃、「熊鈴の音を聞いても逃げない熊が増えてきた」、「熊鈴の音に寄ってくる熊がいる。」という声も聞くことがあります。
 
 
確かに、そのような熊もいるかもしれませんが、それはあくまでもごく一部だと思います。
 
 
一般的には、熊鈴の音を聞いたら逃げていく熊がほとんどだと思います。(書籍やインターネット上での専門科の見解より。)
 
 
だとすれば、少数の熊ではなく、多数の熊に意識を置き、熊鈴を持って登山をするのが得策です。
 
 
仮に、熊鈴の効果がない、少数の熊と巡り合うことになった場合には、後述の熊よけスプレーによって対応することになります。
 
 
 
 
相手は動物なので、「熊鈴を使っていれば絶対に熊と遭遇することは無い。」なんてことはありません。
 
 
ただ、いずれにしても、熊鈴なしに山を歩く勇気は僕にはないです・・・。
 
 
 
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切り札の熊よけスプレー(カウンターアソールト)

登山中に熊に遭遇してしまった場合、最も頼りになるのが熊よけスプレーですが、使う際には注意が必要です。。
 
 
 
 
熊よけスプレーの注意点(カウンターアソールトの場合)
・噴射時間が10秒以下
 
・熊を引き付ける必要がある。(射程距離10m前後)
 
・自分が風下にいると自爆する可能性がある。
 
 
実際に使うにはなかなか難しそうではありますが、持っているだけでも安心感があります。
 
 
万が一、熊に遭遇した時に、何も持っていない時よりは確実に落ち着いた行動をとることができると思います。
 
 
こちらが落ち着いた行動をとることにより、結果的に熊の方から離れていってくれるのではという希望的観測をもっております。
 
 
また、単独での夜間登山や、他の登山者が全くいないような山行の時に熊よけスプレーが心の拠り所となってくれるので、恐怖心、不安感が軽減され、登山に集中することができます。
 
 
ちなみに、僕は熊よけスプレーを専用のホルスターに入れ、ザックのショルダーハーネスに携行しています。
 
 
熊よけスプレーをショルダーハーネスに携行することにより、万が一、熊に遭遇した場合にも、ザックを下すことなく、すぐに熊よけスプレーを手にすることができます。
 
 
仮にザックの中に熊よけスプレーを携行した場合、ザックから熊よけスプレーを出している間にも熊が距離を詰めてくる可能性があります。
 
 
 
 
熊よけスプレーの効果として真偽は不明ですが、北海道登山の時に、
 
「熊よけスプレーをくらったことがある熊は、熊よけスプレーを見ただけで逃げていく」
 
という話を聞きました。
 
 
ヒグマの出没件数が多い北海道の羅臼岳・知床では、熊よけスプレーの貸し出しが行われています。(有料)
 
 
 
 
熊には人間とはけた違いのパワーがあります。それに、肉を切り裂く鋭い爪。素手で格闘するなんて・・・。
 
 
カウンターアソールト(熊よけスプレー)
 
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タクティカルペンについての詳細は商品紹介を見ていただいた方が早いと思います。
 
タクティカルペン

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熊よけスプレーは、法的には武器とみなされる場合もあるようなので、街中では持ち歩かない方が無難だと思います。
 
 
万が一、出合い頭に熊に遭遇してしまった時や、熊よけスプレーを使う間もなく熊に押し倒されてしまった時のために、タクティカルペンを携行しています。
 
 
熊は分厚い脂肪に覆われているため、人間の攻撃など通用しないと言われています。
 
 
素手であっても熊の目や鼻先に攻撃を当てることができれば別だと思いますが、なかなか難しいと思います。
 
 
なので、素手よりも攻撃力があり、それほど重さも大きさもないタクティカルペンを携行しています。(熊よけスプレーのホルスターに付けています。)
 
 
 
 
 

過去の山行での熊との遭遇

僕は今までの登山歴の中で、雲取山登山の時に1度だけ熊を見たことがあります。
 
 
登山道から200m程離れた距離にいた子連れの熊でしたが、沢山の登山者が行き交う時間帯に目撃しました。
 
 
朝の早い時間帯や夕暮れ時だけでなく、熊に遭遇する可能性はどんな時でもあるのだなと実感をしました。
 
 
 
 
 

僕が信じている熊の性質など

・背中を見せて逃げるものを本能的に追いかける。(野生動物全般の特徴)
 →万が一、遭遇した場合は目をそらさずに後ずさりをする。
 
・一般的には人間をエサとは認識していない。
 
・一般的には臆病であり、人間を避ける。
 
・100m走世界記録保持者のウサイン・ボルトよりも速いスピードで走ることができる。
 
・木登りが得意。
 
・死んだふりは通用しない。(動物の死肉も食べる。)
 
・子熊の近くには必ず親熊がいる。
 
・子熊を連れた親熊は母性本能が働いており極めて危険。
 
・まともに戦った場合、人間が熊に勝てる可能性は0%に近い。
 
・嗅覚、聴覚が人間と比べケタ違いに優れている。
 →熊の方が先に人間の存在に気付くことができる。
 →風向きなどにより嗅覚、聴覚がきかないこともありえる。
 
・遭遇した後に近距離で熊鈴を使っても効果が無い。
 
・九州には生息していないとされている。(個人的には半信半疑。)
 
 
 
 
人間にも個性があるように、大人しい熊もいれば、好戦的な熊もいると思います。
 
 
また、野生動物に対して必ず通用する正解パターンは存在しないと思います。
 
 
自分なりに熊について調べ、自分の納得のいく熊対策をとることが大事なのではないかなと思います。
 
 
 
 
 
『登山者が絶対に知っておくべき熊の8つの特徴』について、こちらでブログ投稿をしています。よりポイントを絞ったブログ投稿になります。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

熊の特徴について【登山者が知っておくべきこと】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
今回は、登山者が知っておくべき熊の特徴について山トークしたいと思います。
 
 
野生の動物を相手にしてのことなので、これからお話しする熊の特徴が、100%全ての熊にあてはまるとは限りませんので、その点は悪しからずです。
 
 
 
 
熊といえば「プーさん」や「くまモン」といった、おっとりとして可愛らしいキャラクターのイメージもあったりしますが、実際の熊はパワー、スピード、攻撃力ともに人間とは桁違いです。
 
 
最近では北海道で、熊に引き裂かれて下半身だけになったご遺体が、登山道で発見されたといった人身事故もありました。
 
 
 
登山をしていて、万が一、熊と遭遇してしまったらどういう行動をとるのがNGなのか、熊の特徴を知っていれば、おのずとその理由が見えてきます。
 
 
 
今回の山トークでは、熊の特徴について、登山者が知っておくべき8つの特徴についてお話ししたいと思います。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

①走る速さ

熊は丸々とした体型で、ずんぐりむっくりした見た目ですが、実は時速40〜50kmで走ることができるといわれています。
 
 
100m走の世界記録レベルのスピード、ウサインボルト選手などのトップスピードが時速45kmほどといわれているので、人類最速レベルの人間ですら、熊から走って逃げきることは不可能に違いということになります。
 
 
さらに、登山道は足場が悪いことが多く、登山中は、走るのには向かないハイカットの登山靴を履いている方がほとんどだと思います。
 
 
さらにさらに、登山中はザックを背負っていますので、山の中で熊に追いかけられたら逃げ切ることはまずできません。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

②熊の体は、脂肪と筋肉の鎧に覆われてる

車のドライブレコーダーの映像で、それなりにスピードが出た状況で、熊をひいてしまうというシーンをいくつか見たことがあります。
 
 
驚くことに、車に轢かれた熊たちは、車に吹っ飛ばされた直後に、何事もなかったかのようにその場を立ち去っていきました。
 
 
たまたま当たり所が良かっただけかもしれませんが、人間であれば、たとえ当たり所が良かったとしても、車にひかれて吹っ飛ばされれば、すぐにその場を立ち去るなんてことはまずできません。
 
 
つまり、熊は人間からすれば桁違いの防御力があり、仮に素手の人間が熊と戦ったとしても、余程あたりどころがよく無い限り、人間の攻撃が通じることはまずないと考えるのが無難です。
 
 
熊と遭遇しても戦えばなんとかなると思っている方は、YouTubeにアップされている熊の動画を見ることをお勧めします。
 
 
人間に勝ち目がないことがよくお分かりいただけると思います。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

③熊の爪は鋭く強靭

Googleで「熊 爪」、「熊 爪とぎ」で画像検索してもらうのが一番手っ取り早いと思いますが、熊の爪は、長く、鋭く、強靭です。
 
 
熊は固い木の皮を使って爪とぎをするわけですが、爪とぎに使われた木の幹は、まるで彫刻刀で掘られたかのような跡がつきます。
 
 
薄っぺらく柔らかい人間の皮や筋肉など、熊の爪とパワーによって、いとも簡単に引き裂かれてしまいます。
 
 
また、熊は爪を使って高い木に登ることもできるので、熊に追いかけられた際に木に登って逃げようとしても、簡単につかまってしまうことになります。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

④熊は基本的には臆病だけどキレると手が付けられない

熊は一般的に憶病な動物であり、積極的に人間を襲うことはないと言われています。
 
 
なので、登山をするときには熊鈴を使ったり、ラジオをつけたりなどして、音を出して熊にこちらの存在を教えるように、登山口の看板などで登山者に促されています。
 
 
こちらの存在に気が付いた熊は、人間との接触を避けて、その音源から遠ざかり、姿を隠すといわれています。
 
 
ただし、一般的には臆病といわれている熊ですが、子連れの場合は話が別です。
 
 
子供を連れている熊は母性本能が働いており、極めて危険です。
 
 
また、一見すると子熊がぽつんといるだけに見える状況でも、近くには必ず親熊がおり、かわいいからと言って子熊に近づくのは自殺行為ということになります。
 
 
あとは、熊と鉢合わせをしたり、近距離で遭遇してしまったときなどは、熊はパニック状態に陥っていることがあり、パニック状態で戦闘モードになった熊は極めて危険といわれています。
 
 
切れ味鋭い爪がある前足を振り回されるだけで、人間はひとたまりもありません。
 
 
あとは、人間でも、おとなしい人もいれば、けんかっ早い人もいるように、熊にも個体差があるので、すべての熊が臆病であるとは限りません。
 
 
中には常にキレた状態の熊もいるかもしれません。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

⑤熊は犬並みに鼻が良い

熊は鼻がとてもよいので、キャンプの際など、食べ物を片付けずにいたり、密閉袋に入れるなどしないと、テントで寝ている間に熊がまわりにやってくるということになりかねません。(密閉袋や、未開封の食べ物でも、熊の鼻には匂いが届いているという説もあります。)
 
 
あと、個人的な見解ですが、鼻が良いのであれば熊は登山道などについた人間のにおいをかぎ取り、基本的には登山道は避けていると思っていますが、雨や風でにおいが消されたりということがあるので、登山道に熊がやってくるということも大いにあり得るのかな~と思っています。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

⑥熊は背中を向けて逃げる動物を追いかける

熊に限らずですが、野生動物は背中を見せて逃げる相手を追いかけるという習性があるといわれています。
 
 
僕の勝手な見解ですが、人間同士でも、鉢合わせをしたときに背中を見せて逃げるということは、逃げる側はなんらかのうしろめたさがあるから逃げると考えるのが自然です。
 
 
または、対峙した相手には戦っても勝てないと思うから逃げるわけです。
 
 
逆に逃げられた側からすれば、相手は自分に対してひけめがあるから逃げたということになります。
 
 
そうなると、じゃあ逃げた相手を追いかけようかということになるわけです。
 
 
僕の個人的な考えも入りましたが、一般的に、野生動物は逃げる相手を追いかけるという習性があるといわれているので、熊にもそういう習性があるということを覚えておきましょう。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

⑦熊には死んだふりは通用しない

熊に遭遇したら死んだふりをするのが良いという迷信、都市伝説を聞いたことがあるという方も多いと思いますが、熊に死んだふりは通用しません。
 
 
熊は死んだ動物の肉を食べることがあるので、死んだふりをするのは、「さあ熊さん、私を召し上がれ」と言っているようなものです。
 
 
 
 
登山者が知っておくべき熊の特徴

⑧熊は、日の出、日没前後に活動が活発になる

熊の活動が活発になる時間帯に登山をする際には、熊鈴を音が大きくなる場所に付けたり、ラジオの音量を上げたりと、こちらの存在を知らせることを特にこころがけましょう。
 
 
 
 
以上、登山者が知っておくべき熊の特徴8つについてお話しをしました。
 
 
 
 

登山者が絶対に知っておくべき熊の特徴 まとめ

・走る速さは男子100mの世界記録以上
 
・脂肪と筋肉の鎧に覆われた体は、人間とは桁違いの防御力
 
・長く、鋭く、強靭な爪は、硬い木の皮に爪痕を残す
 
・基本的には臆病だけど切れると手が付けられない。また、子連れの熊は母性本能が働いており極めて危険
 
・犬並みに良い鼻
 
・背中を向けて逃げる動物を追いかける
 
・死んだふりは通用しない
 
・日の出、日没前後に活動が活発になる

 
 
 
 
以上が、登山者が知っておくべき熊の特徴でした。
 
 
 
 
では、『登山をする時にはどのように熊対策をすれば良いのか?
 
 
 
『僕の熊対策』について、こちらで山トークしてます。日本百名山を完登した際も、1度も熊に遭遇しなかった熊対策になります。
 
 
 
 
 
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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
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ベスパハイパーを飲むタイミングなどについて【天然由来のサプリで長距離の登山やトレランレースにおすすめです】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、僕が長距離の登山や、トレラン大会の時に飲んでいる、VESPA HYPER(サプリ)について、山トークをしていきます。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
※このページの一部の内容は、VESPA(ベスパ)の公式ホームページに書かれていることを、要約しています。
 
 
 

VESPA HYPER(ベスパハイパーについて)

①僕がベスパを飲むようになった理由
 
②他のサプリとの違い
 
③体脂肪をエネルギー源に
 
④VESPA(ベスパ)の意味
 
⑤VESPA(ベスパ)の原料
 
⑥VESPA(ベスパ)の有効成分
 
⑦VESPA(ベスパ)はドーピングフリーです
 
⑧VESPA(ベスパ)の使用例
 
⑨開ける時に注意が必要
 
⑩VESPA(ベスパ)は、ジップロックとセットで持つ

 
 
 
 
 
それでは、それぞれについて山トークをしていきます。
 
 
 
 
 

①僕がVESPA(ベスパ)を飲むようになった理由

日本一過酷な山岳レースと言われる、TJARで何人かの選手が飲んでいるということを知り、飲むようになりました。
 
 
 
『TJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
また、好ましいことではありませんが、トレランレースに参加をすると、レース中のコースに時々、落ちていたりします。
 
 
 
意図せずに落としてしまったものだと思いますが、それだけ、多くの参加者が携行しているということだと思ってます。
 
 
 
 
 

②他のサプリとの違い

VESPA(ベスパ)は従来の外部補給型のサプリメントとは一線を画す、内部エネルギー活性型といえるサプリメントです。
 
 
ベスパは、糖質による貯蔵エネルギーを温存したままで、貯蔵脂肪エネルギーを優先的に運動エネルギー源に変換するよう働きかけます。
 
 
血液中の乳酸の生成を抑制し、運動能力や持久力の向上に効果をもたらすことを目指し、ベスパは開発されました。
 
 
ベスパは、従来の外部補給型のサプリメントとは一線を画す、内部エネルギー活性型といえる天然アミノ酸飲料です。
 
 
 
 
 

③体脂肪をエネルギー源に

ベスパは、体脂肪を運動エネルギーに転換することを目的に開発がされています。
 
 
糖質がエネルギー源となる場合、疲労物質と言われている乳酸が発生します。
 
 
体脂肪がエルギー源となる場合、乳酸が発生しにくいと言われています。
 
 
 
 
 

④VESPA(ベスパ)の意味

ベスパ(VESPA)はラテン語で、スズメバチの意味です。
 
 
ちなみに、バイクのベスパも、スズメバチが由来のようです。
 
 
丸みを帯びたふっくらとしたテールラインが、蜂のおしりに見えるところからきているようです。
 
 
 
 
 

⑤ベスパの原料

VESPAには、天然スズメバチから抽出した栄養液をはじめ、ローヤルゼリー、プロポリス、はちみつなど、ハチ社会の食物連鎖の全てがバランスよく配合されています。
 
 
ベスパは天然原料のみで作られた、天然アミノ酸飲料です。
 
 
天然アミノ酸は、体にごく自然に作用します。
 
 
 
 
 

⑥ベスパの有効成分

 
 
ベスパの有効成分は、化学合成で再現することができないペプチドです。
 
 
ペプチドは、アミノ酸が数個~数十個バランスよくつながった状態のものになります。
 
 
また、ベスパには、アミノ酸を働かせる、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
 
 
 
 
 

⑦ベスパはドーピングフリーです

ベスパはトーピング規制に関わる成分を一切含んでいません。
 
 
ベスパを愛用しているチーム、アスリートが、これまでに国内外の大会におけるドーピングチェックで違反の指摘を受けた事例は今まで一切無いとのことです。
 
 
 
 
 

⑧ベスパの使用例

運動の30分~60分前に1本飲みます。
 
 
それ以降は、2~3時間ごとに1本飲みます。
 
 
ベスパには、「ぺスパプロ」、「ベスパハイパー」などがありますが、登山時やレース中の携行性を考え、僕はベスパハイパーを飲むようにしています。
 
 
距離の長いトレランレースでは、ベスパハイパーを5個以上飲むこともあります。
 
 
 
 
 
ベスパハイパー
 
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ベスパプロ
 
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⑨開ける時に注意が必要

最近、改良がされたようですが、ベスパハイパーは、開ける時に注意が必要です。
 
 
特に、トレランやフルマラソンのレース中にベスパを飲む場合は、走りながら、歩きながら飲むことになるので、手元が狂いやすい状況でベスパを開けることになります。
 
 
ベスパは、開けるのに失敗をすると、ハサミなどを使わないと開けれない状態になってしまい、手で開けれなくなることがあります。
 
 
切り込みに沿って、落ち着いて着実に開けることが重要です。
 
 
 
 
 

⑩ベスパは、ジップロックとセットで持つ

ベスパは手などにつくとベタつきます。
 
 
ベスパを飲み終わったあと、しっかりと処理をしないとザックやポケットの中が悲惨なことになります。
 
 
僕は、ベスパをジップロックと一緒に携行し、飲み終わったら、ジップロックに入れるようにしています。
 
 
 
 
 

まとめ VESPA HYPER(ベスパハイパーについて)

以上、ベスパハイパーについて山トークをしてきました。
 
 
①僕がベスパを飲むようになった理由
 
②他のサプリとの違い
 
③体脂肪をエネルギー源に
 
④VESPA(ベスパ)の意味
 
⑤VESPA(ベスパ)の原料
 
⑥VESPA(ベスパ)の有効成分
 
⑦VESPA(ベスパ)はドーピングフリーです
 
⑧VESPA(ベスパ)の使用例
 
⑨開ける時に注意が必要
 
⑩ベスパは、ジップロックとセットで持つ

 
 
 
僕は、ベスパハイパーを飲むと、「か~~っ!!」と来るように感じてます。
 
 
その刺激が、長丁場の登山、トレランレースなどの道中で、起爆剤になっているように感じています。
 
 
 
 
 
それでは、また次の山トークでお会いしましょう。
 
 
 
 
 
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富士山の弾丸登山が問題視される一方で富士登山競走が歓迎される理由【富士登山競争山頂コースを2回完走した経験から】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『富士山の弾丸登山が問題視される一方で、富士登山競走が歓迎される理由』について山トークをしていきます。
 
 
 
『弾丸登山をしないように呼びかけるのであれば、富士登山競走も開催を取りやめるべきだ』という意見を見聞きすることがあります。
 
 
まず、根本的な話として、
 
弾丸登山をする人と、富士登山競争(山頂コース)に出場する人とでは、『登山をする人』が大きく異なります。
 
 
富士山の弾丸登山をする登山者の多くは、富士山の厳しさを理解できておらず、体も鍛えていません。
 
 
一方で、富士登山競走山頂コースに出場する選手たちは、富士山の厳しさを知り、体を鍛えているランナー、登山者です。
 
 
仮に、弾丸登山をする人が、富士登山競走に出場したとした場合、まずもって完走することはできません。
 
 
逆に、富士登山競走山頂コースに出場する人は、ほぼ確実に、弾丸登山を安定的にすることができる、と思います。(リスクが無いということではありません。)
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由

①富士登山競走とは
 
②弾丸登山とは
 
③弾丸登山が危険な理由
 
④富士登山競走参加者が鍛え上げられている証し
 
⑤弾丸登山と登山競走のお金の話
 
⑥富士登山競争は歓迎されてます
 
 
 
 
 
富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由

①富士登山競走(山頂コース)とは

山梨県の富士吉田市が主催の山岳レースで、 1948年から開催されており、2023年は、第76回目の大会でした(7/28開催)。
 
 
富士登山競争は、山梨県の富士吉田市役所をスタートして、富士山の吉田ルート山頂がゴールとなるレースです。
 
 
距離約21km、標高差約3000mをかけ登ります。
 
 
富士登山競走は下りの区間が一切無いレースのため、『日本一くだらないレース(下りがないレース)。』とも言わることもあります。
 
 
 
 
 
富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由

②富士山の弾丸登山とは

富士山のおひざ元、山梨県富士吉田市のホームページに以下の記載があります。
 
 
『弾丸登山とは、富士山五合目を夜間に出発し、山小屋に泊まらず夜通しで一気に富士山の山頂を目指す登山形態です。』
 
 
山梨県富士吉田市ホームページ STOP!!弾丸登山!! (2023年7月19日時点掲載)
 
 
 
弾丸登山とは、0泊2日で登山をする形態ということになります。
 
 
 
 
 
富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由

③富士山の弾丸登山が危険な理由

理由を端的に言うと、
 
厳しい気象条件の中で。
 
 
夜の登山道(岩場あり)を、日本一高い場所に向かい、一睡もせずに登る。
 
からです。
 
 
仮に、日ごろから鍛えており、登山力が高い人が弾丸登山をするとしても、上記の理由によりリスクの高い登山となります。
 
 
体を鍛えておらず、登山(富士山)の知識もなく、登山装備も整っていない登山者が弾丸登山をするとなると、リスクは跳ね上がることになります。
 
 
『富士山の弾丸登山が危険な理由』については、こちらでくわしくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由

④富士登山競走(山頂コース)参加者が鍛え上げられている証し

富士登山競走は、山頂がゴールとなる『山頂コース』に出場するためには、『5号目コース』を決められた時間内に完走する必要があります。
 
 
具体的に言うと、初めての出場で5号目コースに出場し、定められた時間内にゴールをします。
 
 
定められた時間内にゴールをして、参加資格を満たすことができれば、2回目の出場から山頂コースに出場することができる。
 
といった感じになります。
 
 
定められた時間とは、下記のとおりです。
 
 
※第76回富士登山競争のホームページより抜粋
 
山頂コース参加資格の注意点
 
第70回大会、第71回大会、第72回大会、第75回大会のいずれかにおいて五合目関門(五合目ゴール)通過時間が2時間20分以内の実績のある者とする。
 
↑ 参加資格の詳細は、必ずご自身の目で、富士登山競走のホームページをご確認ください。
 
 
 
 
初めての富士登山競争の出場で、いきなり山頂コースにエントリーをすることはできません。
 
 
つまり、山頂コースに出場している選手たちは、決められた条件をクリアしている人達ということになります。
 
 
そして、5号目コースの決められた条件というのは、トレーニングをすることなしにクリアすることはできないレベルになっています。
 
 
5号目コースは、山頂コースと同じく富士吉田市役所をスタートします。
 
 
そして、登り基調のアスファルトのロードを約11キロ走ります。
 
 
その後、富士山の登山道をゴールの5号目まで登ります。
 
 
スタートから2時間20分以内で5合目のゴールまで登ることができれば、山頂コースの参加資格を得ることができます。
 
 
ちなみに、2時間20分という時間ですが、第76回大会では、男子でいうと、約1200人が走って、約590人が2時間20分を切っているという結果です。
 
 
およそ2人に1人しか、山頂コースの参加資格を得ることができないという結果ですので、2時間20分以内というハードルは、高いハードルであるということが言えると思います。
 
 
 
 
 
富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由

⑤弾丸登山と登山競走のお金の話

山小屋に宿泊をしない弾丸登山では、基本的に富士山にお金が落ちません。
 
 
富士登山競走も、山小屋自体にはお金は落ちませんが、出場をする選手は、参加費(第76回大会の山頂コースは 19,000円)の支払いが必要となります。
 
 
参加費は、多くが大会の運営に使われているのだと思いますが、例えば、選手が乗るバス(ゴール後の5合目から富士吉田市内の駐車場まで)の費用などに充てられ、広い目で見れば富士山(富士吉田市)にお金が落ちるということになるかと思います。
 
 
また、富士登山競走の受付は、レースの前日にのみ行われます。
 
 
富士吉田市の近隣に住んでいる出場者以外は、受付終了後は富士吉田市付近に宿泊をする必要があるため、宿泊費、飲食費のお金が富士吉田市付近に落ちることになります。
 
 
 
 
 
富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由

⑥富士登山競争は歓迎されてます

富士登山競争は、富士吉田市民に歓迎していただいており、富士山の山小屋の方からも歓迎されています。
 
※富士登山競争に5回出場したことがある僕の、個人的な感覚になります。
 
 
まず第一に、富士登山競争は、富士吉田市が主催の大会です。
 
 
開会式では富士吉田市長が、選手たちに向けて歓迎のあいさつをしてくださいます。
 
 
また、コース序盤、富士吉田市の商店街では、沿道から沢山の方が応援をしてくださいます。
 
 
コースの登山道区間では、山小屋の方も声援を送ってくださいます。
 
 
山梨では例年、登山競争の開催前後に、新聞、ニュースに好意的に取り上げられます。(すべてが好意的というわけではないかもしれませんが。)
 
 
富士登山競争は、富士吉田市民、山小屋の方々から歓迎をされている伝統の大会であると僕は感じています。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『富士山の弾丸登山が問題視され、富士登山競走が歓迎される理由』について、山トークをしてきました。
 
 
①富士登山競走とは
 
②弾丸登山とは
 
③弾丸登山が危険な理由
 
④富士登山競走参加者が鍛え上げられている証し
 
⑤弾丸登山と登山競走のお金の話
 
⑥富士登山競争は歓迎されてます
 
 
 
 
弾丸登山と富士登山競争は、登山をしない方や、あまり詳しくない方からすれば、同じように見えるかもしれません。
 
 
ここまで、山トークしてきたことにさらに加えるとすれば、富士登山競争山頂コースの制限時間は4時間30分です。
 
 
富士吉田市役所をスタートして、4時間30分以内で山頂のゴールにたどり着かなければタイムオーバーです。
 
 
徹夜で時 
 間をかけて登る弾丸登山と、4時間30分以内で登らねばならない富士登山競争。
 
 
富士登山競争は、弾丸を上回るスピードの、音速登山、光速登山ということになろうかと思います。
 
 
 
 
弾丸登山と富士登山競争が似て非なるものということを今回の山トークでご理解いただければ幸いです。
 
 
 
 
ただ、富士山のオーバーツーリズムという観点からすると、富士登山競争の在り方も検討が必要な時期に差し掛かっているのかもしれません。
 
 
 
 
それでは、また次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
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カロリーメイトは揺るぎない山の行動食

 
 
 
 
 
山の行動食として大定番のカロリーメイト
 
 
登山中でも、手軽にバランス良く栄養補給できるバランス栄養食です。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
僕は箱で買っています。
 
カロリーメイトの箱買い
 
カロリーメイト
は山だけでなく、災害時などの非常食にもなるのでいつも箱買いをしています。
 
 
日帰り、テン泊、トレラン大会を問わず、山に入る時は行動食として必ずカロリーメイトを携行しています。
 
味はいつもチョコレート味をチョイス。
 

行動食・非常食としてカロリーメイトを選ぶ理由

 
・山で食べるとおいしい。
 
・体に必要なたんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれている。
 
・1本が100キロカロリーなので、カロリー計算をしやすい。
 
・つぶれたり、崩れたりすることがほとんどない。
 
・ジェルなどよりも腹持ちがいい。(個人的な感覚かもしれません・・・。)
 
・歩きながら食べれる。
 
・袋から出してジップロックに入れ替えておけばゴミがでない。
(カロリーメイトだけではないですが・・・)
 
・かさばらず、ザックのウエストポケットに入る。
 
・雪山でも凍らない。
 
・行動食だけでなく非常食にもなる。
 
・登山前に立ち寄るコンビニで買うことができる。
 
・賞味期限が1年間と長い。
 
 
欠点を挙げるとすれば、登っている最中など、息が上がっているときに食べると窒息しそうになるということくらいでしょうか 笑
 
 
カロリーメイトは「登山のための燃料」と割り切れば、最高の行動食です。
 
 
個人的には味もおいしいと思います。
 
 
僕は往復40キロレベルの日帰り登山をしたり、ロングのトレランレースも出たりしますが、カロリーメイトのおかげで、ハンガーノック、シャリバテをしたことは1度もありません。
 
 
山に入るときは、行動食用のカロリーメイトをいつも6本ほどを手の届くところに携行し、非常食用としてさらに20本(2000キロカロリー分)のカロリーメイトを携行しています。
 
 
日帰り登山の時でも必ず20本(2000kcal)を持つようにしています(笑)
 
非常食用としてジップロックに入れたカロリーメイト
 
※最近は、2本を手の届くところに携行し、非常食用として10本をザックの中に携行してます。行動食を食べなくても動けるようになったので。
 
『登山のための内臓の作り方』はこちらで投稿してます。
 
 
 
 
 
栄養バッチリの山のおやつ
 
大塚製薬 カロリーメイト
 
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登山前日の食事はおやつ以上に超重要です!
 
『超重要な登山前日と登山当日の食事』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
登山の際の山ごはんとしてはカップヌードルがおすすめです!
 
『カップヌードルが山ごはんにおすすめな理由【登山で300杯を食べた経験から】』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
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登山にはカップヌードルがおすすめです! 【山ごはんで300杯のカップヌードルを食べた経験から】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山にはカップヌードルがおすすめです!』ということで、その理由を山トークしていきます。
 
 
 
 
タイトルにもあるとおり、僕はこれまでの登山でおよそ300杯の日清カップヌードルを食べてきました。
 
 
僕は2017年に、146日間で日本百名山の100の山全てに登りましたが、この百名山の登山の時には、100のうち69の山でカップヌードルを食べました。
 
 
なので、カップヌードルと共に登った日本百名山と言っても過言ではないと思ってます。
 
 
本当は日本百名山の100の山すべてでカップヌードルを食べたかったんですが、暴風雨で食べれなかった時などもあって、100のうち69の山で食べたという感じになりました。
 
 
また、僕はほぼ毎週末に登山をしてきましたが、毎回毎回カップヌードルを食べているので、もはや、カップヌードルを食べるために山に登っていると言っても過言ではないと思ってますw
 
 
ちなみに、食べているカップヌードルの種類は、「カップヌードルBIGしょうゆ味」です。
 
 
僕は、カップヌードルBIGしょうゆ味、ひと筋で、ひたすらに食べ続けています。
 
 
 
 
『登山でカップヌードルを食べ続けている証拠』はこちらです。
 
 
 
 
今回の山トークでは、これまでに300杯以上のカップヌードルを山で食べてきた経験から、カップヌードルが山ごはんとしておすすめな4つの理由についてお話したいと思います。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

カップヌードルが山ごはんにオススメな4つの理由

①手間いらずで作ることができる

たいていのカップラーメンは、かやくや液体スープなど、小さい袋に入ってるものを手であけて、ラーメンの上にかける必要があります。
 
 
僕がカップヌードルを食べることが多い山頂は、風が強いことが多く、風がある中で、かやくや、液体スープや、粉末スープなどを入れるという細かい作業をするのはなかなか骨が折れます。
 
 
また、気温が低い時などは、手がかじかんでしまっていて、粉末スープなどの入った小さい袋をうまく開けることができないこともあります。
 
 
マイナス10度以下になることもある雪山登山では、基本、手袋を外すことはないので、手袋をしたまま粉末スープや、かやくを開けるというのは至難の業です。
 
 
その点、カップヌードルは、かやくやら粉末スープやらを入れる必要はなく、蓋をあけたらお湯を入れて3分待つだけです。
 
 
標高の高い場所というのは部屋の中でカップラーメンを作るのとは訳が違い、高所にいることによる体への負荷もかかっていますし、風もあれば、山頂まで歩いてきたことによる疲労もあります。
 
 
そんな状況の中でも、蓋を開けたらお湯を入れるだけで作ることができる、というのがカップヌードルの1つめのすばらしさです。
 
 
それから、粉末スープや液体スープを開ける時は、ついつい手を汚してしちゃったりしますが、カップヌードルであれば、手をよごすこともありませんし、細かなごみもでません。
 
 
 
 
 
カップヌードルが山ごはんにオススメな4つの理由

②どこのコンビニでも売っている

これは、日本百名山を巡る旅の時に実感をしました。
 
 
僕は2017年に日本百名山の全ての山を146日間で登ったんですが、マイカーで、全国各地を転々としながら百名山の山々を登っていきました。
 
 
なので、登山口から登山口への車移動の道中で、山の中で食べるカップラーメンを買い足していく必要があったわけです。
 
 
カップラーメンをまとめ買いしようにも、夏の車の中で数週間、数か月にわたって保管するというのはあまり気が進みませんでした。
 
 
その都度その都度、スーパーなどに寄ってカップヌードルを買うという余裕は時間的にも精神的にもありませんでした。(初めてのスーパーは、どこに目当てのものが陳列されているかわかりません。スーパーはレジに行列ができていることもあるので。)
 
 
必然的に、登山に向かう早朝のコンビニでカップラーメンを買うことになったんですが、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、主なコンビニに寄ればカップヌードルは必ず置いてありました。
 
 
言ってみれば、カップヌードルは全国津々浦々、24時間どこででも手に入れることができると言っても過言ではないということでした。
 
 
これは僕にとっては本当に大きな大きな安心感でした。
 
 
自分の登山で極めて重要であるエネルギー源が、日本全国どこででも手に入るというのは本当にありがたいことでした。
 
 
 
 
 
カップヌードルが山ごはんにオススメな4つの理由

③安定のうまさ、安心のうまさ

さきほど、カップヌードルはどのコンビニにも置いてあるという素晴らしさをお話ししましたが、裏を返せば、カップヌードルは日本全国のみんなが求める定番の味、ということだと思います。
 
 
僕にとって、山頂で食べるご飯は、帰りのエネルギー源として超重要です。
 
 
仮にカップヌードルBIG醤油味以外のラーメンに浮気して、あんまり美味しくなかったり、イマイチ自分には合わなかったなんてことがあった場合、ガクンとなってしまいます。
 
 
そこはもう、安定のうまさ、安心の旨さのカップヌードルを食べて、下山に向けてエネルギーをチャージです。
 
 
また、たいていの山小屋ではカップラーメンを売っているわけですが、僕の記憶によるところでは、カップラーメンを売っている山小屋で、カップヌードルを売っていない山小屋を見た記憶はありません。
 
 
これはもう、山のプロである山小屋の方から、登山者はカップヌードルを食っとけと言われてる気がしています。
 
 
ということで、カップヌードルの素晴らしさの3つ目は、安定のうまさ、安心の旨さということでした。
 
 
 
 
 
カップヌードルが山ごはんにオススメな4つの理由

④カップヌードルのパッケージが最高に山の景色に映える

 
中でも、僕が食べているカップヌードルBIGしょうゆ味は、その大きさも、カップヌードルの文字の赤色も、ちょうど山の景色に映えるバランスです。
 
 
カップヌードルBIGしょうゆ味は山での写真写りが最高です。
 
 
僕の登山では、お昼に食べるカップヌードルを写真に収めるのが儀式になってまして、かれこれ300枚の写真がたまっています。(1座で1枚を厳選してます。)
 
 
僕の中では、カップヌードルを見ることによって、下山に向けて力がみなぎってきます。
 
 
人間、赤いものを見るとアドレナリンが出やすいといわれていて、アドレナリンは戦うためのホルモンともいわれています。
 
 
カップヌードルを食べることにより下山のためのエネルギー補給をすることができます。
 
 
そして、カップヌードルの赤いパッケージを見ることが、下山に向けてアドレナリンを出すスイッチになると思っています。
 
 
 
 
 

まとめ カップヌードルが山ごはんにオススメな4つの理由

1つめが、手間要らずで作ることができるということ。
 
 
2つめが、主要なコンビニで売られている=コンビニさえあれば日本全国どこででも、24時間手に入れることができるということ。
 
 
3つめが、安定のうまさ、安心のうまさということ。これは、たいていの山小屋でカップヌードルが売られている。山ではカップヌードルを食っとけと、山のプロである山小屋の方からの隠れたメッセージじゃないかと僕は推測しているということでした。
 
 
4つめが、写真を撮ったときにカップヌードルのパッケージが最高に山の景色に映えるということ。パッケージの赤色を見て、下山に向けて自分を奮い立たせることができるということでした。
 
 
 
 
以上の4つが、カップヌードルが山ごはんにオススメな4つの理由でした。
 
 
 
 
 
僕のTwitterの山カップヌードルツイートを見てくれた方から、絶対カップヌードルのC Mになりますよとメッセージをいただくことが時々あります。
 
 
僕も日清食品さんからのCMオファーを待ってるんですけど、これがなかなか来ないのですw
 
 
オファーが来なくておかしいな〜と思いながらも、これからもコツコツと山カップヌードル写真を、ブログ、SNSにあげていきたいと思っています。
 
 
ちなみに、このブログ内でもカップヌードル写真を投稿しています。
 
『カップヌードルの写真集』はこちら
 
 
 
 
なにはともあれ、これからも登山の時に食べるごはんは、カップヌードルBIGしょうゆ味ひと筋でいきます!!
 
 
そして、最高のカップヌードルを食べるために山に登り続けます!!
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
『登山と日清カップヌードルについてブログ投稿した記事(僕の登山ブログ)』を、こちらでまとめています。
 
 
 
 
 
日清カップヌードルBIG しょうゆ味
 
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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

登山のときに持つ水分の量について

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山のときに持つ水分の量』について、山トークをしていきます。
 
 
 
登山の時の水分は、何をどれだけ持てばよいか?
 
 
 
毎週末の北アルプス登山と、2017年に146日間で日本百名山を完登した経験から、僕が登山の時に持っていくようになった水分の量などについて、山トークします。
 
『日本百名山を146日間で完登した時のこと』については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

僕が実際に登山の時に持っていく水分は以下の通りです。

 
 
①900mℓのポカリスエットのペットボトル
 →ポカリと水を1対1で割ったもの
 
②900mℓのポカリスエットのベットボトル
 →ポカリ100%
 
③500mℓの水のペットボトル
 
④山専ボトルに500㎖のお湯

 
 
 
合計で約3ℓの水分を登山に持っていきます。
 
 
 
ただ、④のお湯は完全にお昼のカップラーメンを食べる用なので、純粋な水分補給用としては、2.5ℓの水分を登山に持っていきます。
 
 
 
なぜ、上記の水分を登山に持っていくのか、どのように飲んでいるのかについて山トークしていきます。
 
 
 
 

① 900mℓのポカリスエットのペットボトル

僕は基本、山ではポカリと水を1対1で割ったものを飲んでいます。
 
 
この①のボトルが、僕の登山でのメインの水分補給用のボトルになります。
 
 
『ポカリ&水を飲んでいる理由』については、こちらで詳しく山トークしてます。
 
 
 
 

②900mℓのポカリスエットのベットボトル

①のペットボトルのポカリ&水が減った時の補充用のポカリになります。
 
 
ポカリはたいていの山小屋で売られてますが、時々、売っていない山小屋もあるので携行をするようにしてます。
 
 
①のペットボトルへのポカリの補充のタイミングとしては、以下が僕の中でベストです。
 
 
①のペットボトルを飲み切る
 
①のペットボトルに②のポカリを半分入れる。
 
①と②のペットボトルに満杯まで水を入れる
 ※水場or山小屋の水を入れます。
 
 
 
こうすることでポカリと水が1対1になったボトルが2つ出来上がります。
 
 
 
 

③500mℓの水のペットボトル

このペットボトルは予備の水になります。
 
 
登山中に開けることはほとんどありません。
 
 
ルート上に水場や山小屋が無い登山の時に飲む用&ビバーク(予定外の野宿)をせざるを得なくなった時の予備の水になります。
 
 
③のボトルもポカリにするという手もありますが、水の方がバーナーでお湯にしてコーヒーに使ったりと、汎用性があるように思うので、水を持つようにしてます。
 
 
 
 

④山専ボトル(軽量で保温力抜群の水筒)に500㎖のお湯

お昼のカップラーメン用のお湯です。
 
 
『山専ボトルとカップラーメン(山で300杯以上食べてきました。)』についてはこちらでブログ投稿してます。
 
 
 
 
 

持って行った水は基本飲み切らない

お話ししてきた通り、僕は2.5ℓの水分を登山に持っていきますが、水場や山小屋で積極的に水分を補給&補充します。
 
 
①のポカリ&水の1対1が大幅に水で薄まっても、水場でガンガンと水を補充するときもあります。
 
 
また、ルート上に山小屋があれば、コーラやサイダーなどの炭酸をがぶ飲みすることもあります。
 
 
山小屋の飲み物は500円ほどが相場で、平地よりはだいぶ高いですが、これはまあ必要経費です。
 
 
僕が持っていく2.5ℓは非常時の予備の水分を含んでいるので、基本は飲み切ることはしません。
 
 
登山では、道に迷って山中で一夜を越すことになる可能性もありますし、ケガをして自力では動けなくなる可能性もあります。
 
 
そんな緊急事態に備え、自分で持って行った水分は極力温存をするようにしてます。
 
 
ルート上に山小屋や水場があれば、ガンガンと①のペットボトルの空いた分と胃の中に水分補給をするようにしてます。
 
 
 
 
 

まとめ 登山のときに持つ水分の量について

以上、僕が登山に持って行く水分について山トークしてきました。
 
 
①900mℓのポカリスエットのペットボトル
 →ポカリと水を1対1で割ったもの
 
②900mℓのポカリスエットのベットボトル
 →ポカリ100%
 
③500mℓの水のペットボトル
 
④山専ボトルに500㎖のお湯
 
 
 
上記の①をメインに水分補給をし、山小屋か水場があれば出来るだけ、ペットボトルに、体内にと水分を補充すると言うのが僕のスタイルです。
 
 
ちなみに、
『ナルゲンなどではなくペットボトルで水分を携行している理由』についてはこちらで山トークしてます。
 
 
 
 
 
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ここ最近は、北アルプスの3000m級の稜線でも、熱中症になるんじゃないかと思うほど暑くなることが増えてきました。
 
 
水分補給は登山をする上で、最重要事項の部類になります。
 
 
 
自分に合った登山時の水分補給方法を模索し、安全、快適な登山をしましょう!!
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
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『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。