毎年必ず足を運んでいる冬の北八ヶ岳(北横岳・縞枯山)に行ってきました。
この日の北八ヶ岳登山ルート
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅~ロープウェイ使わず~山頂駅~坪庭~北横岳南峰・北峰~坪庭~縞枯山(展望台まで)~山頂駅~ロープウェイ~山麓駅
北八ヶ岳登山のポイントについてはこちらで詳しく投稿しています。
雪山登山入門におすすめの冬の北八ヶ岳の北横岳
いつもなら暗い時間帯に通過するゲレンデ。単独であれば暗闇&ノーロープウェイの行程も、同行者がいたので暗闇はあきらめました。ノーロープウェイで登れるだけでももうけものです。
中央から右に向かって、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳。
坪庭のキツツキと約1年振りに再会。ただのキツツキだと思っていましたが、アカゲラという種類だと同行者が教えてくれました。
坪庭の看板はカメラにおさめねばなりません。
良い天気ですが、まだ陽が当たっておらず寒さが身にしみます。
アイゼンを装着
アイゼンについてはこちらで詳しくブログ投稿しています
ピッケルも装備
ピッケルについてはこちらでブログ投稿しています
ダイヤモンド縞枯山
坪庭の向こうに縞枯山
坪庭にはなかなかの風が吹いておりました。
坪庭の全景と縞枯山
北横岳ヒュッテでは、いつものやりとりが。
「どこに泊まったの?」とヒュッテの外で作業をされている小屋番さんに声をかけられ。
「泊まってないです。歩荷トレです。」と答える僕。
25kgオーバーのテント泊装備でマットを外付けしているのでテン泊をしたと思われても無理はありません。
要は、テン泊禁止の北八ヶ岳でテント泊をしたと疑われているわけです。
「ロープウェイを使わずに登ってきました」というと毎回納得していただけます。
今回は、「いつも声をかけていただくんですけど」を加えて「歩荷トレです!」と答えてみたら、
「いや~、縦走してきたと思ったんで、登山道の情報をもらおうと思って。」と言われました。
絶対に言いわけだと思います 笑 間違いなく僕は闇テン(テン泊禁止場所でのテント泊)を疑われています。
北横岳の小モンスター
エビのシッポの向こうに南八ヶ岳(赤岳・阿弥陀岳など)
なかなか立派なエビのシッポです。この日もとてつもなく強い風が吹いており、立派なエビのシッポができるのも納得です。
北横岳南峰山頂。ものすごい風が吹いていました。その割には山頂標にはエビのシッポはなし。
左奥は蓼科山
蓼科屋山と北アルプス。
北横岳北峰もすごい風。
冬の蓼科山はプリンに見えます。山頂の積雪地帯が白いカラメルに見えます。
御嶽山も雪化粧。
復路も物凄い風が
太陽が高くなり空の青さが増しました。
普段は山の中ではカップヌードルしか口にしませんが、たまに食べるおやつは美味しい。
坪庭のシュカブラ
縞枯山に向かう途中、それなりに登山者が行き交う場所にカモシカが。
三角形の屋根が特徴的な縞枯山荘
心臓破りの急登を登り、縞枯山の稜線に到着。
厳冬期のはずが、
春の風に吹かれているように感じる稜線。北横岳で吹かれた風は身が切り裂かれるように感じましたが。
左手前に車山、中央に美ヶ原、奥に穂高岳~槍ヶ岳の稜線
乗鞍岳
茶臼山の向こうに南八ヶ岳
いつもなら茶臼岳まで行き、さらにその先の麦草ヒュッテまで行って戻ってきます。
南八ヶ岳にズーム
手前の稜線が天狗岳、その奥に硫黄岳、中央奥に赤岳、右に阿弥陀岳
縞枯山展望台からは、
浅間山が良く見えました。
縞枯山では女子のトップトレイルランナーに遭遇。スキーを履いたり担いだりで、縞枯山を登ったり下りたりされていました。やっぱり山を行き来する姿からはオーラがみなぎっていました。
縞枯山から下りてから、
雪上クッキングと、
雪上クッキングアルバムはこちら
カップヌードル。
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
同行者もスノーシューを携行していたので、せっかくなのでスノーシュートレッキング。
スノーシューについてのブログ投稿はこちら
坪庭のカモシカは、復路でも同じ場所にたたずんでいました。往路からかれこれ2時間30分ほどたっていました。
下山は同行者の手前、後ろめたさを感じながらもロープウェイで快適に下山。(普段はロープウェイを使わずに下山しているので。)
カモシカに会えたり、トップトレイルランナーに会えたり。
天気にも恵まれ最高の北八ヶ岳登山となりました。
雪山登山入門におすすめの冬の北八ヶ岳の北横岳
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