日本百名山登山 詳細(完登)」カテゴリーアーカイブ

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの奥穂高岳登山をした際に山頂で撮影

89座目 穂高岳登山(ほたかだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月29日に穂高岳(奥穂高岳)を日帰り登山済
 
標高3190m(おくほたかだけ)
 
長野県と岐阜県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
上高地~岳沢~前穂高岳~吊尾根~奥穂高岳~穂高岳山荘~ザイテングラート~涸沢~横尾~上高地
 
 
メモ:標高日本第3位。日本三大岩場(剱岳、谷川岳、穂高岳)
 
 
 
毎年恒例の、上高地発着の穂高岳~涸沢の周遊ツアー。
涸沢は紅葉の名所なので、毎年、紅葉の時期に歩くようにしています。
 
日本百名山である奥穂高岳の日帰り登山を達成
 
 
 
好きなルートではありますがマイカー規制があるため、バスの時間に束縛されます。(写真はバスの終着である上高地ビジターセンター)
 
上高地ビジターセンター
 
まずは愚痴からですが・・・、
 
前日にバスの運行会社であるA社にバスの運行状況などを事前確認したところ、2台体制での運行であると回答がありました。
 
平日だったので、2台体制であれば新島々からでも始発時間のバスに乗れるだろうと思っていましたが・・・。
 
新島々でバスを待ち、バスがやってきましたが、1台目は満席ということで2台目に乗るようにアナウンスがありました。
(新島々で3~4人降りたので物理的には僕含め4人の乗客は乗れたはずです。)
 
すぐに2台目のバスが来て乗れるだろうと思っておりましたが・・・。
 
始発駅の松本駅からは2台体制での運行ではなく、乗客への2台体制のアナウンスがA社内での業務連絡でもあったようで、それにより初めて2台目のバスの手配が右往左往しながら始まったようでした・・・。
 
整備だの点検だのが必要だとのことで、寒い中20分ほど待たされました・・・。
 
他の乗客も不機嫌になっており・・・。
 
前日に電話で確認をした時、実質的に、始発の松本駅からは2台体制ではないと説明があれば、松本駅から乗りましたが・・・。
 
結局、なんだかんだで上高地に着いたのは予定の時間より40分ほど遅れていました。
 
 
 
それから別の話ですが、新島々より上高地側のバス停から乗る乗客に対しての説明が不十分なんじゃないかと思います。
 
新島々から後のバス停で並んでいた乗客達は、券売機で事前に切符を買わなければならないことを知らない様子でした。
 
運転手に言われて初めて券売機に向かっていましたが、バスは切符を買うのを待ってなんかくれません。
 
問答無用で発車していました。
 
複数のバス停で同じ光景を目の当たりにしたので、どう考えても張り紙などによる説明が不足していると思います。
 
中には乗車時に現金払いをするバス停もあったので、上高地にバスで行く場合には、事前に自分が乗るバス停に券売機が有るのか無いのかを電話で確認したほうが良いと思います。
(前述のとおり、電話での確認も当てにならない可能性もありますが・・・。)
 
愚痴はこのへんにしておきます・・・。
 
 
上高地ビジターセンター前の水場。
 
上高地の水場
 
 
河童橋と穂高連峰
 

 
岳沢ルートに向かうには河童橋を渡ることになります。
 
 
まだ観光客はいませんでしたが、河童橋は登山者で賑わっていました。
 

 
 
河童橋からの穂高連峰
 

 
 
これから歩く吊尾根。前穂高岳と奥穂高岳を結ぶ尾根です。
 

 
陰に入っている灰色の部分が岳沢だと思われます。
 
まずは樹林帯を歩き、次いで岳沢沿いを登ることになります。
 
 
わかりやすい案内板です。
 
上高地から見る穂高連峰
 
 
透明感がある澄んだ水が流れているのも上高地の魅力です。
 

 
河童橋を渡った先にある岳沢湿原付近。
 
 
澄んだ水にA社への不満も洗い流されます 笑
 

 
 
岳沢登山口
 
岳沢登山口
 
ここまでは砂利道と木道なので登山装備でなくても散策ができます。
 
 
岳沢名所の天然クーラー。(ここに来るまでは完全に登山です。)
 
岳沢登山道の風穴
 
 
岳沢登山道の看板。
 

 
 
岳沢と穂高連峰の稜線
 

 
 
岳沢小屋に到着。
 
岳沢小屋
 
 
乗鞍岳(中央:山頂は雲に隠れてます)と霞沢岳(左)と焼岳(右)
 

 
 
晴れ予報でしたが雲行きが怪しくなってまいりました。
 

 
そして、わたくしのお腹の雲行きも・・・。
 
 
岳沢小屋から前穂高岳へと続く重太郎新道はそれなりの岩場を登ることになります。
 

 
このあたりからトイレに行きたくなるタイプの腹痛に苦しむこととなりました・・・。
 
トイレがある岳沢小屋まではなんとも無かったんですが・・・。
 
もともと体調を崩しており、治ったと思っていたのが治り切っていなかったようです。
 
もう、穂高岳山荘まではトイレはないので予断を許さない絶体絶命のピンチが続きました 泣
 
 
カモシカの立場。
 
重太郎新道のカモシカの立場
 
 
西穂高岳方面
 
重太郎新道からみ見る西穂高岳方面
 
 
前穂高岳山頂方面
 
重太郎新道から見上げる前穂高岳
 
 
明神岳
 
前穂高岳から見る明神岳
 
重太郎新道から前穂高岳を見上げたときに右手側に明神岳があります。
 
 
雷鳥広場
 
重太郎新道の雷鳥広場
 
ここでは雷鳥に会えたことはありません。
 
岳沢小屋泊の方が歩いた後に僕は歩くことになるので、雷鳥が姿を隠した後なのだと思います。
 
 
昨年に歩いた時にはこの看板はありませんでした。
 
重太郎新道の雷鳥広場
 
雷鳥広場はどうやら7合目のようです。
 
僕のお腹は9合目を完全に越えておりました・・・。
 
 
腹痛に悶絶しながらも紀美子平に到着。
 
紀美子平の道標
 
紀美子平にザックをデポして前穂高岳に登るのが一般的です。僕はデポはしませんが。
 
 
前穂高岳方向から見おろした紀美子平。
 
紀美子平
 
紀美子平~前穂高岳は複数の団体さんで賑わっていました。
 
 
岳沢小屋のテラスには、重太郎新道と紀美子平についての説明があります。
 
重太郎新道と紀美子平についての説明
 
穂高岳に生涯を捧げた今田重太郎さん。
 
娘さんの紀美子さんがテントで寝たり遊んだりしていた場所ということで、紀美子平と呼ばれるようになったようです。
 
 
前穂高岳山頂
 
前穂高岳山頂
 
体調不良だったので迷いましたが、やはり登らずにはいられません。
 
 
展望はありませんでしたが、頂上に立つこと、登下山することに意義があります。絶体絶命のピンチの中で。
 

 
 
前穂高岳山頂から明神岳を撮ったものだったと思います。
 

 
 
紀美子平に戻り、吊尾根を歩いて奥穂高岳へと向かいます。
 
前穂高岳と奥穂高岳を結ぶ吊尾根の登山道
 
吊尾根は滑落事故が頻発している場所のようです。
(今年はありませんでしたが、昨年までは上高地に注意喚起の張り紙がされていました。)
 
「吊尾根は登山難易度としては高くないが、疲労によるつまづきにより滑落が多発」といった旨の張り紙でした。
 
 
吊尾根の最低コル。
 
前穂高岳と奥穂高岳を結ぶ吊尾根の最低コル
 
 
分岐点や、
 

 
 
最低コルの分岐といった表示がありますが、
 

 
見た目的には分岐はありません。
(一般ルートではない超上級者向けのバリエーションルートとの分岐ということでしょうか。)
 
 
吊尾根からは時折、涸沢ヒュッテを見おろすことができます。
 

 
 
終盤にある、長い岩場と鎖場。
 
吊尾根の奥穂高岳山頂近くの岩場
 
 
奥穂高岳山頂
 
奥穂高岳山頂
 
 
日本アルプス総鎮守 穂高神社嶺宮
 
奥穂高岳山頂の穂高神社嶺宮
 
今までリンクしていませんでしたが、安曇野市にある穂高神社が本宮のようです。
 
毎年、初詣のお参りをしております。
 
 
撮っていただいた写真。
 
奥穂高岳山頂で記念撮影
 
定番の撮影スポットではありますが、総鎮守のお隣に立つというのはあまりよろしくないような気もし始めました・・・。
 
奥穂高岳山頂から穂高岳山荘までは、冷たい風が吹き付けるハードなコンディションでした。
 
展望は無く、ジャンダルムを見ることもできずでした。
 
 
奥穂高岳山頂では、腹痛の我慢のし過ぎか吐き気までしていましたが、何とか穂高岳山荘にたどり着きトイレに向かうことができました。
 
穂高岳山荘入口
 
穂高岳山荘は外に水場があります。(有料)
 
 
歩いてきた奥穂高方向
 
穂高岳山荘前から見る奥穂高岳山頂方向
 
 
山頂は写真に写っていない奥側になります。
 
穂高岳山荘から見る奥穂高岳山頂方向
 
 
穂高岳山荘前で記念撮影
 
穂高岳山荘前で記念撮影
 
 
沢山の行き先があり、ワクワクする白出のコル(穂高岳山荘前)の看板。
 
穂高岳山荘前の道標
 
 
前穂高岳の北尾根。僕には無理なバリエーションルートです。
 
前穂高岳の北尾根
 
手前が涸沢カールで涸沢ヒュッテへと続いています。
 
 
ザイテングラートから見おろす涸沢カール。
 
わかりづらいですが、右下の雪渓群の上に涸沢ヒュッテとテントが見えています。
 
涸沢ヒュッテから見る屏風岩と常念岳
 
中央右の巨大な岩塊が屏風岩です。岩というよりは山です。中央左奥に常念岳。
 
 
ザイテングラート下部の注意書き。ザイテングラートはドイツ語で支稜線・支尾根を意味するようです。
 
ザイテングラートの注意書き
 
ザイテングラートでは、トレイルランナーが起こしたとされる落石が子供を直撃し滑落、子供(孫)を助けようとした祖父も滑落し、2人とも帰らぬ人となってしまった大変痛ましい事故が起きています。
 
ご両親の講演を聞かせていただき、とても心打たれました。
 
登山者は被害者にも加害者にもならぬよう、細心の注意を払う必要があります。
 
 
涸沢槍
 
涸沢槍
 
 
少しの紅葉と前穂高岳北尾根
 
涸沢カールから見る前穂高北尾根
 
 
北穂高岳方面
 
紅葉と北穂高岳方面
 
 
紅葉と北穂高岳方面
 
紅葉と北穂高岳方面
 
 
稜線がだいぶ離れました。
 
涸沢カール
 
 
涸沢小屋前の大展望テラス
 
涸沢小屋の大展望テラス
 
 
振り返る涸沢小屋
 
涸沢小屋と北穂高岳方面
 
 
涸沢ヒュッテのテント場にはすごい数のテントが。まさにテント村です。
 
涸沢小屋の大展望テラスから見る涸沢テント村
 
 
テント場の雪渓と穂高岳の稜線
 
涸沢の紅葉と雪渓
 
真ん中の凹んだ部分が白出のコル(穂高岳山荘)で、右の尖ったピークが涸沢槍です。
 
 
稜線では雲の中にいることが多く、涸沢も霧がかかっているかと思いましたが、時々ですが、日差しのあるもとで紅葉を見ることができました。
 
涸沢カールの紅葉
 
 
4度目の紅葉の涸沢ですが、今までで一番良かったかもしれません。
 
涸沢カールの紅葉
 
同じ場所から撮った写真が、NHK長野放送局の「撮るしん」に採用されました。
(実は百名山登山の写真が何枚か採用されています。)
 
視聴者が投稿した写真の中から数枚が採用され、NHK長野放送局のブログで公開され、その中から数枚が夕方のニュース番組で放送されます。
 
「撮るしん」のページはこちら
 
投稿の条件として、「ブログやSNSなどで公開していないもの」というものがあるので、上の写真とは別のものですが、ほぼ同じ写真を投稿しました。
 
僕が投稿した涸沢の紅葉がニュース番組でも放送され、電話出演をしてもらえないかとNHKの方から連絡がありましたが、御嶽山登山後で疲れていたのでお断りしてしまいました。
 
 
涸沢ヒュッテの看板を入れて。
 
涸沢ヒュッテ前から見る涸沢カールの紅葉と涸沢槍
 
 
真ん中の部分が金魚に見えるのは僕だけでしょうか。(左が頭、右がシッポ。)
 
紅葉の涸沢カールと涸沢槍
 
 
穂高岳山荘(中央)とザイテングラート(稜線から縦に続いている岩稜帯)
 
涸沢から見る穂高岳山荘とザイテングラード
 
 
涸沢ヒュッテテラスの吹き流し
 
涸沢ヒュッテのテラスの吹き流し
 
 
涸沢から見える穂高連峰の山々。
 
涸沢から見える穂高連峰の山々
 
 
腹痛に悶絶しながら歩いてきた吊尾根
(実際には尾根の向こう側をトラバース?)
 
涸沢から見る奥穂高岳と前穂高岳を結ぶ吊尾根
 
 
紅葉シーズン真っ盛りの涸沢は沢山の登山者で賑わっていました。
 
紅葉の涸のテント村と涸沢小屋と北穂高岳
 
100人以上は座れそうなヒュッテの前のテラスは席がほぼ全て埋まっており、売店にはビール?を買い求める客の列が50m近く?続いていました。
 
テント場は、14時の段階で既に沢山のテントが張られていましたが、涸沢から下山をしていると、テント泊装備の登山者が続々と登っていきました。
 
日帰りばかりで実は涸沢に泊まったことがないので、近い将来、テント泊をしたいなと思っています。
 
毎年、毎年、涸沢ヒュッテのテラスでビールを呑む登山客を本当にうらめしく見つめております。
 
 
涸沢から見る常念岳(横通岳の稜線のような気もします。)
 
涸沢から見る常念岳
 
 
紅葉だけでなく緑も綺麗です。
 

 
 
涸沢から横尾に向かう道中の落石多発地帯。
 
横尾から涸沢に向かう登山道の落石多発地帯
 
注意喚起されているにも関わらずザックを降ろしている登山者が・・・。
ちょうど登ってきた山岳救助隊の方々にたしなめられていました。
 
 
本谷橋
 
上高地の本谷橋
 
 
A社のバスの段取りの悪さと腹痛でペースが上がらなかったダブルパンチにより、どうやら最終のバス(18時)に乗ることになりそうでした。
 
上高地の本谷橋の道標
 
横尾まででもまだ3kmほどの距離があり若干あせり始めます。
 
 
涸沢とは反対側から見た屏風岩。
 
上高地の横尾側から見た屏風岩
 
クライミングのメッカですが、流石に午後3時を過ぎるとクライマーはいません。
 
 
4度目にして初めて気が付いた岩小屋跡
 
上高地の横尾近くの岩小屋跡
 
 
横尾大橋に到着。
 
上高地の横尾大橋
 
 
横尾から涸沢へは、午後2時以降の入山は控えるように注意書きがあります。
 

 
 
賑わう横尾山荘。
 
上高地の横尾山荘
 
看板によると、横尾山荘から上高地までは11kmあるようです。
 
アップダウンもそれほど無い未舗装の小道が続きます。
 
 
横尾山荘のテント場にもたくさんのテントが張られていました。
 
上高地の横尾山荘のテント場
 
昨年は初めて、いつもとは逆回りの、
 
上高地~横尾~涸沢~穂高岳山荘~奥穂高岳~前穂高岳~岳沢~上高地。で周回してみました。
 
横尾から涸沢までは登山者がほぼ途切れることがなく、単独ガチの登山としては非常にストレスが溜まる登山となりました。
 
ハイペースで登る場合、断然、岳沢から入り、穂高岳~涸沢と歩く方が良いと思います。
 
 
新村橋の道標
 
上高地の新村橋の道標
 
 
新村橋の先には、
 
上高地の新村橋
 
「ナイロンザイル事件の原点の地」があるのと、涸沢へと続くパノラマコースがあります。
歩いてみたいとは思いますが、ついつい華やかな横尾~涸沢を歩いてしまいます。
 
ちなみにパノラマコースは山と高原地図では破線になっています。
 
 
徳沢にあるおしゃれな感じの「みちくさ食堂」
 
上高地の徳澤園のみちくさ食堂
 
 
看板からしておしゃれな感じです。
 

 
 
有名なアイスクリームがあるようですが、依然としてお腹の調子が芳しくなく・・・。
 

 
 
とくさわなのか、とくざわなのか、いつもごちゃ混ぜになってしまいます。
 

 
 
氷壁の宿 徳澤園
 
氷壁の宿徳澤園の入口
 
みちくさ食堂に隣接しています。
 
井上靖の小説である「氷壁」に登場する徳沢小屋のモデルとなったのが徳澤園のようです。
 
徳澤園のホームページ
 
 
徳沢のテント場も一度は泊まってビールを呑んだくれたい場所です。
 
上高地の徳澤のテント場
 
 
澄み切った水。
 

 
 
明神岳
 
上高地の明神館付近から見る明神岳
 
 
わかりやすい案内板です。(明神館前)
 
明神岳の説明
 
 
穂高奥宮の標(明神館前)
 
上高地の穂高奥宮の標
 
嶺宮と同じく、こちらもリンクしていませんでしたが、安曇野市の穂高神社が本宮で、奥穂高岳山頂が嶺宮、こちらが奥宮となるようです。
 
今までスルーしていましたが、来年はお参りをしようと思います。
 
 
夕焼けに染まる穂高連峰と梓川。
 

 
 
真ん中の灰色の部分が朝に登った岳沢です。
 
上高地から見る穂高岳
 
 
最終バスの時間(18時)ともなると、河童橋にも人は少なくなっていました。
 
上高地の梓川にかかる河童橋
 
 
河童橋前で記念自撮り。
 
上高地の河童橋で記念撮影
 
 
河童橋と穂高の稜線
 
上高地の河童橋と穂高岳
 
 
山と共に
 

 
 
 
腹痛に見舞われながらの登山となりましたが、今までで最も紅葉真っただ中の岳沢~涸沢を歩くことができ良い登山となりました。
 
そして、来年からは自転車で家から松本駅まで行き、松本駅からバスに乗ろうと誓ったのであります。
 
 
 
 
 
穂高岳が掲載された山と高原地図
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
Amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。

 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの常念岳登山をした際に山頂で撮影

88座目 常念岳登山(じょうねんだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月27日に常念岳(じょうねんだけ)を日帰り登山済
 
標高2857m
 
長野県の山
 
 
登山ルート
 
一ノ沢からの日帰りピストン
 
 
メモ:常念乗越から見るピラミッド型の山容が印象的。
 
 
駐車場(一ノ沢)
 
20台以上 トイレ無し
トイレは駐車場から1km程先の登山口に有り。(車で行くことが可能)
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
我が家からは角度的にわずかしか見ることができない常念岳。
 
松本市の市街地や安曇野から見ると、最も存在感がある山だと思います。
 
日本百名山である常念岳の日帰り登山を達成
 
 
 
慣れている登山道ということもあり、なんとなく暗い時間から登山開始です。
 
常念岳の一ノ沢登山口
 
 
まずは山の神に、
 
常念岳の一ノ沢ルートの山の神
 
 
ご挨拶です。
 
常念岳の一ノ沢ルートの山の神
 
 
まだ薄暗くていまいち見応えのない古池。
 
常念岳の一ノ沢ルートの古池
 
 
王滝ベンチ
 

 
 
黄葉が始まっておりました。
 

 
 
空が近いのに水量のある川が流れている、なんとも言えないさわやかな違和感。
 

 
 
恒常的に登山道に水が流れている場所。
 

 
 
紅葉が綺麗です。
 

 
 
様々な山で急登に胸突八丁という名称がつけられていますが、
 
常念岳の一ノ沢ルートの胸突八丁
 
初めて胸突八丁という名称を目にしたのが常念岳のこの場所でした。
 
もともとは、富士登山で頂上までの八丁(約872m)の道のりが胸を突くほど苦しいところから、胸突八丁という名が付いたようです。
 
よく考えてみると、初めての本格的登山が富士山だったので、富士登山の時に地図などで目にしていると思いますが、記憶が上書きされたのでしょうか・・・。
 
 
胸突八丁は階段から始まります。
 
常念岳の一ノ沢ルートの胸突八丁
 
 
紅葉
 

 
 
出来立ての階段です。
 

 
 
昨年の常念登山は一ノ沢からでなく三股から登ったので、1年を空けての一ノ沢ルートです。
 

 
広範囲にわたり石が崩れていたりして、登山道が変わっている箇所が何ヶ所かあったように思います。
 
 
最終水場
 
常念岳の一ノ沢ルートの最終水場
 
 
最終水場も石が崩れて、だいぶ様子が変わっているように思いました。
 
常念岳の一ノ沢ルートの最終水場
 
まだ登山を始めたばかりの頃、この最終水場で大きな石を落石させてしまい、危うく下にいた登山者に直撃させてしまうところでした。
 
幸いにして石は下に居た登山者の直前で止まりましたが、大きな教訓を得ることとなった場所です。
 
 
色とりどりの紅葉と常念岳
 

 
 
第2ベンチ。あと500m。
 
常念岳の一ノ沢ルートの第2ベンチ
 
 
第3ベンチ。あと300m。
 
常念岳の一ノ沢ルートの第3ベンチ
 
 
紅葉と常念岳
 

 
 
見飽きることのない紅葉と常念岳
 
紅葉と常念岳
 
 
常念乗越付近からの紅葉と常念岳
 
常念岳の紅葉
 
 
常念乗越と横通岳
 
常念乗越から見る横通岳
 
 
常念乗越と槍ヶ岳。左端に大キレット。
 
常念乗越から見る槍ヶ岳
 
 
常念小屋と槍ヶ岳
 
常念語小屋と槍ヶ岳
 
 
常念小屋方向から撮った常念乗越の道標
 
常念乗越
 
好きな光景です。
 
 
常念岳山頂方向。
 

 
左側が前常念です。山頂はさらに向こう側にあるので見えません。
 
 
常念小屋と横通岳
 

 
常念小屋から大天井岳(おてんしょうだけ or だいてんじょうだけ)までのルートは、横通岳までしか歩いたことがないので、来年あたり大天井岳まで歩いてみたいと思います。
 
間違いなく気持ちよく歩けるルートだと思います。
 
 
槍ヶ岳にズーム。
 

 
 
ピラミダルな常念岳
 
ピラミダルな常念岳
 
 
ピラミダル常念岳はこの場所から撮影しました。
 

 
 
中央左奥に大天井岳
 
常念岳山頂から見る常念小屋と横通岳
 
 
山頂標周辺が混んでいたのでまずは記念自撮り。
 
常念岳山頂で槍ヶ岳と穂高岳をバックに記念撮影
 
恐れ多くも奥穂高岳にかぶってしまっています。
 
 
槍ヶ岳、大キレット、穂高岳の稜線。
 
常念岳山頂から見る槍ヶ岳と大キレットと穂高岳
 
蝶ヶ岳からの方が見応えがあるように思いますが、常念岳からも十分に抜群の展望です。
 
 
大キレットをズーム。
 
常念岳山頂から見る大キレット
 
向こう側に本当にかすかに白山が見えます。
 
右側が南岳、大キレットにあるピークが長谷川ピークです。
 
左側のピークは北穂高岳です。
 
 
穂高岳
 
常念岳山頂から見る穂高岳
 
右側のピークが北穂高岳で、すぐ左のピークが涸沢岳。
 
中央のピークが奥穂高岳で左側に吊尾根を経て前穂高岳。
 
涸沢岳と奥穂高岳のコルに穂高岳山荘があります。
 
コルの下の黒っぽい部分がザイテングラードかなと思います。
 
奥穂高岳の手前の灰色の部分が涸沢カールへと続きます。
 
左手前の大きな岩の塊は屏風岩です。
 
 
北アルプスのランドマーク的な存在の槍ヶ岳
 
常念岳山頂から見る槍ヶ岳
 
 
蝶ヶ岳方面
 
常念岳山頂から見る蝶ヶ岳
 
中央奥あたりが蝶ヶ岳のピークのはずですが、蝶ヶ岳は全体的になだらかな山容なのでイマイチ解りづらいです。
 
 
左に御嶽山、右に乗鞍岳。
 
常念岳山頂から見る御嶽山と乗鞍
 
中央下の灰色部分は上高地へと続く梓川(あずさがわ)です。
 
 
平地の向こうに八ヶ岳。
 
常念岳山頂から見る八ヶ岳
 
 
左のピークが鷲羽岳で少し右に行ったピークが水晶岳。
 

 
右側の高い山が大天井岳です。
 
 
剱岳(中央右)と立山(中央左)
 
常念岳山頂から見る剱岳と立山
 
 
槍穂高
 
常念岳山頂から見る槍ヶ岳と大キレットと穂高岳
 
 
鷲羽岳(左)と水晶岳(真ん中)
 
常念岳山頂から見る鷲羽岳と水晶岳
 
 
富士山も見えましたが写真では解りづらいです・・・。
 
常念岳山頂から見る富士山
 
 
前常念
 
常念岳山頂から見る前常念
 
三股~前常念~常念岳は一ノ沢ルートよりもハードです。
 
 
槍ヶ岳を指さす。
 
常念岳山頂から見る槍ヶ岳と穂高岳と大キレット
 
 
山頂の祠を裏側から撮影。
 
常念岳山頂
 
 
山頂の方位盤
 
常念岳山頂の方位盤
 
 
鹿島槍ヶ岳(真ん中奥)
 
常念岳山頂から見る後立山方面
 
 
平ヶ岳、越後駒ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、塩見岳、常念岳と、寒い中での登山が続いていました。
 
常念岳山頂で記念撮影
 
晴れた日でも稜線上はすっかり寒くなりました。この時は曇っていましたが。
 
 
常念乗越へと戻ります。
 
常念岳の山頂方向から見おろす常念小屋と横通岳
 
 
残念ながら掃除中のため、入館禁止でした。
 
一般的には掃除中に入館禁止となる山小屋は少ないと思います。
 
常念岳の常念小屋の入口
 
小屋の中にはビールオンリーの自動販売機があったはずなので、ひと目見たかったです。
 
 
すっかり曇り空となりました。
 
常念乗越
 
 
常念乗越を後に一ノ沢へと戻ります。
 
常念乗越
 
 
復路でも飽きずに紅葉と常念岳
 

 
 
今までインプットされていませんでしたが、
 
常念岳の一ノ沢ルートの笠原沢
 
 
笠原沢というようです。
 

 
 
足が届かなそうな深さです。(登山ルート外)
 

 
魚を探してみましたが見つからず。
 
 
往路はまだ薄暗がりでしたが、明るくなった古池
 
常念岳の一ノ沢ルートの古池
 
 
後にネット検索してみたところ、どうやら栃の実らしいです。
 

 
 
山の神にお邪魔しましたのご挨拶。
 
常念岳の一ノ沢ルートの山の神
 
 
一ノ沢登山口に無事に到着
 
常念岳の一ノ沢登山口
 
僕が常念乗越に到着したとき、ちょうど下山を始めた中年女性ペアに一ノ沢登山口で追いついたようで、だいぶ驚かれ羨ましがられました。
 
僕が登山のためにどれだけの精神的、肉体的トレーニングをしているか、事細かにご説明差し上げれば、納得いただけたでしょうが、なんとなく止めておきました。
 
 
 
天気予報がよろしくない中、修行覚悟の常念岳登山でしたが、紅葉も見ることができ、馴染みの山を満喫することができた登山となりました。
 
 
 
 
 
常念岳が掲載された山と高原地図
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
Amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。

 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、南アルプスの塩見岳登山をした際に山頂で撮影

87座目 塩見岳登山(しおみだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月22日に塩見岳(しおみだけ)を日帰り登山済
 
標高3052m
 
静岡県と長野県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
鳥倉林道からの日帰りピストン
 
 
メモ:南アルプスの中核部
 
 
駐車場(鳥倉林道)
 
20台以上 トイレ有り
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
三伏峠から塩見小屋までが長く感じた塩見岳。
 
日本百名山である塩見岳の日帰り登山を達成
 
 
鳥倉林道のゲートに前日入りし、車中泊からの登山です。
僕の車の隣に後から停めた夫婦?の旦那?が、寝酒で酔っぱらってうるさかったです・・・。
 
 

 
 
未舗装の林道を歩くことはよくありますが、
アスファルト道を歩くのは初めてかもしれません。
 

 
 
塩見岳だけではないですが、
 

 
行く先に登山口しかないのに、
何故、多大な労力と莫大なお金をかけて道路が作られているのかいつも不思議に思います。
 
土砂崩れの対策も同様に思います。
 
道路の先に集落があったり収益性のある施設があるのであれば納得ですが、
登山口しかないのに道路があっても費用対効果を考えれば明らかに不経済です。
 
日本経済がいけいけどんどんの時代に勢いで作ったのでしょうか。
 
いずれにせよ、登山者にとっては大変にありがたいことです。
 
 
南アルプス大鹿登山口(豊口ルート)に到着。
(ゲートからコースタイムで50分)
 

 
マイカーの場合は、ゲートからここまで歩く必要がありますが、
ハイシーズンは伊那大島駅から大鹿登山口までバスが運行しているようです。
(バスの時間からすると日帰り登山でバスを利用するのは難しそうです。)
 
 
鳥倉登山口から三伏峠小屋までの目安となる看板。
 

 
 
古いものも上の新しい看板とほぼ同じ場所にあります。
 

 
 
古い方は進むにつれてニコニコマークが増えていきます。
 

 
 
塩川ルートは実質的に通行止めのようです。
 

 
 
三伏峠に到着。
 

 
ここまでは登り一辺倒の登山道で、結構時間がかかりました。
(コースタイムで約3時間)
 
 
国立公園南アルプスの標
「日本一高いと言われる峠」と但し書きがあるところが憎めない三伏峠。
 
日本一高いと言われる峠である三伏峠の看板
 
 
三伏峠小屋
 

 
車が無い時代には、沢山の人々の往来があったんだろうな~と勝手に想像します。
 
三伏峠とは関係ないですが、
水戸黄門御一行などは様々な峠を越えて町から町へと歩いていたわけで、
言ってみればグループ登山で日本中の山を歩いていたということですよね?笑
 
 
三伏峠小屋の入口
 
三伏峠小屋の入口
 
 
三伏峠新館もありました。
 
三伏峠新館
 
 
水場までは往復で約20分とそこそこ離れているようです。
 

 
 
三伏峠で塩見岳方面と小河内岳・荒川岳方面とに分岐します。
 

 
 
小河内小屋は展望が良いようです。
 

 
 
間ノ岳山頂にもあった特殊東海製紙社有林の標。
 

 
 
三伏山山頂からみる塩見岳。
 
三伏山山頂から見る塩見岳
 
だいぶ遠いです。
 
 
荒川岳方面を撮った写真のはずです。
 

 
前岳、中岳、悪沢岳(東岳)の総称として荒川岳と呼ぶようです。
 
 
振り返る三伏峠小屋。
 
三伏山から見る三伏小屋
 
手前が新館で奥が三伏峠小屋の本館だと思います。
 
 
中央アルプスが綺麗に見えます。
 

 
 
遠く北アルプスも見えました。
 

 
 
 
写真中央が槍穂高の稜線です。
 

 
 
塩見岳と左奥に北岳と間ノ岳。
 

 
 
北岳(左)と間ノ岳(右)をズーム
 

 
 
仙丈ヶ岳(左)から北岳、間ノ岳、塩見岳
 

 
 
のぞき岩での自撮り。
 
塩見岳登山道ののぞき岩で記念撮影
 
たぶん、立っている場所に腹ばいになって崖下をのぞくのかなと思います。
眼下をのぞいた写真を撮り忘れました・・・。
 
 
本谷山(ほんたにやま)
 
塩見岳登山道の本谷山
 
三伏山~本谷山~塩見小屋はアップダウンがあり、きつく感じました。
 
 
「動くで気をつけるんだに。」
看板が付いている木が動くので、体重をかけないようにという注意書きです。
 

 
「だに」というのは学生時代に、静岡や愛知などの東海地方出身者がよく使っていました。
 
 
本谷山から塩見小屋までは綺麗な樹林帯が続きましたが、
 

 
樹林帯の割には冷たい風に吹きつけられて寒かったです。
 
樹林帯は綺麗ではありますが、
景色が変わり映えしないのでとても長く歩いたように感じました。
 
 
塩見新道との分岐。
 
塩見岳登山道の塩見新道分岐
 
塩見新道は実質的に通行止めとなっているようです。
(ロープが張られていて進めないようになっていたと思います。)
 
 
仙丈ヶ岳(左)と甲斐駒ヶ岳(右)
 
塩見岳登山道から見る仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳
 
 
仙丈ヶ岳にズーム。
 
塩見岳登山道から見る仙丈ヶ岳
 
 
甲斐駒ヶ岳にズーム。
 
塩見岳登山道から見る甲斐駒ヶ岳
 
 
ようやく塩見小屋のようです。
 

 
小屋のご主人の似顔絵でしょうか。
 
 
塩見小屋に到着
 
塩見小屋
 
 
綺麗な双耳峰に見える塩見岳。
 
塩見小屋と塩見岳
 
ちなみに塩見岳西峰、東峰ともに左奥のピークにあります。
 
右側のピークに見えるのは天狗岩と呼ばれる場所だと思われます。
 
 
塩見岳山頂までは思っていた以上に小屋からの距離と標高差がありました。
 

 
 
岩場の急坂です。
 

 
 
なかなか近づかない山頂
 

 
 
ガッツリな岩場でした。
 

 
 
鎖はありませんでした。
 
塩見岳山頂直下の岩場
 
 
南アルプス北部のオールスターです。
 
塩見岳から見る南アルプスの山々
 
左から、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳だと思います。
 
 
塩見岳西峰に到着。
 
塩見岳西峰山頂
 
富士山がまさに頭を雲の上に出しています。
 
右奥が東峰です。登山者が良い感じに立っています。
 
 
富士山にズーム。
 
塩見岳から見る富士山
 
 
塩見岳東峰
 
塩見岳東峰山頂
 
 
熊ノ平を経て、間ノ岳、北岳方面まで続く稜線を撮った写真だと思われます。
 

 
 
塩見岳東峰から見る西峰。
 
塩見岳東峰から見る西峰
 
 
東峰で北岳、間ノ岳をバックに記念自撮り。
 
塩見岳東峰で記念撮影
 
東峰、西峰ともに、山頂は冷たい風が吹き付けていました。
 
 
北岳にズーム。
 
塩見岳から見る北岳
 
 
富士山
 
塩見岳から見る富士山
 
 
雲が北岳方面にかかりつつありました。
 
塩見岳から見る北岳と間ノ岳
 
 
雲が右から左へと延びていきます。
 
塩見岳から見る北岳と間ノ岳
 
 
北アルプス方面
 
塩見岳から見る北アルプス
 
左が乗鞍岳で中央右が槍穂高。
 
 
塩見岳西峰でも記念自撮り。
 
塩見岳西峰で記念撮影
 
 
山頂から見おろす塩見小屋。
 

 
やはり、距離と高低差があります。
 
 
落石に注意して下山します。
 

 
 
塩見小屋に着く前に、以前から時々あらわれる腕と胸の痺れが広がり焦りましたが、
塩見小屋でザックを降ろして少ししたら痺れがとれました。
 
塩見小屋と塩見岳
 
病院でしっかりと診てもらい、心臓や肺に問題は無さそうだということが分かっていますが、
登山口まではまだだいぶ距離がある下山開始直後に症状がでたので焦りました。
 
ザックを降ろして15分ほどしたら回復したので、
やはりザックの背負い過ぎが原因なのかなと思います。
 
登山開始から塩見小屋に戻ってくるまで、
山頂を含め、一度もザックを降ろしていませんでした。
 
 
帰りも、
 
塩見岳登山道ののぞき岩の看板
 
 
のぞき岩で記念撮影。
 
塩見岳登山道ののぞき岩で記念撮影
 
往路の青空から一変して復路は曇り空です。
 
 
往路ではにぎやかなお姉さま方がいて写真を撮れなかった水場。
(三伏峠~登山口間のほとけの水)
 
塩見岳の豊口ルートの水場
 
 
無事に豊口登山口に到着。
 
南アルプス大鹿登山口(豊口ルート)
 
往路でも長く感じた、塩見小屋~三伏峠小屋は復路でも長く感じました。
 
 
大鹿村と言えば歌舞伎のイメージ。
 

 
長野県ではありますが、今回の登山で初めて大鹿村を訪れることになりました。
 
 
豊口登山口から林道を歩き登山口駐車場に到着。
 
塩見岳の鳥倉登山口
 
 
山梨県、長野県、静岡県が名を連ねる「南アルプスカントリーコード」
 

 
カントリーコードとはイギリスが発祥で、
国立公園などを訪れる際に守るべきルールやマナーを明文化したもののことを言うようです。
 
他には富士山や屋久島などでカントリーコードが制定されているようです。
 
 
 
南アルプス南部の山のデビューとなった塩見岳。
 
鹿島槍、五竜岳登山の疲れが抜けきっていなかったのが、
長く、きつく感じた登山でした。
 
 
 
 
 
塩見岳が掲載された「山と高原地図」
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
Amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの五竜岳登山をした際に山頂で撮影

86座目 五竜岳登山(ごりゅうだけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月20日に五竜岳(ごりゅうだけ)を日帰り登山済
 
標高2814m
 
長野県と富山県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
黒菱第3リフト駐車場(ノーリフト)~唐松岳頂上山荘~五竜岳の日帰りピストン
 
 
メモ:五竜岳と五龍岳の表記がある。
     家から見える百名山で唯一登っていない山。
 
 
駐車場(黒菱第三リフト)
 
50台以上 トイレ有り
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
鹿島槍ヶ岳側から見ると割と平らに見える五竜岳。
唐松岳側から見るとそびえ立っていました。
 
日本百名山である五竜岳の日帰り登山を達成
 
 
我が家から見える百名山の中で唯一、登ったことが無かった五竜岳。
 
一般的なルートではリフト前提の登山となるため嫌厭していました。
(リフトなどの営業時間に束縛される山行はあまり好きではないのです。)
 
黒菱第三リフトの駐車場からであれば、リフトを使わずに登れそうだということは以前から知ってはいましたが、黒菱第三リフトへと続く黒菱林道は、牧場の中を通るため、道路上に牛がいることもありなかなか足が向きませんでした。(以前に下見で通った時に実際に牛が路上におり、10分ほど牛の移動待ちをしました。)
 
いつもどおり、夜明け前に登山の起点となる駐車場に入る作戦では、路上で牛が寝ていた場合に予定通りに登山を始めることができなくなる可能性があるので、前日入りして車中泊をしました。
 
仮に牛が路上で寝ていなかったにせよ、道路近くで牛が寝ていた場合、車の通過により牛に刺激を与えることは好ましくないとの考えもありました。
 
 
登山口開始地点のゲート。
 

 
北アルプスは中部山岳国立公園に属しており、中部山岳国立公園はペット同伴の入山は禁止されています。(「お知らせ」の内容)
 
雷鳥など野生動物に影響を及ぼすためです。
 
リフトを使わずに八方尾根を登るのはあまり一般的な行程ではないと思いますが、平日でも2名ほど僕より先に登り始めた登山者がいました。
 
 
天気予報には傘マークもあり、朝起きての状況で中止も考えていました。
 

 
車の中で目覚めると、雨は降っていませんでした。
 
とりあえず唐松岳頂上山荘までは行けそうだと思い登山を開始しました。
 
朝焼けと雲海が綺麗でした。
 
 
リフトの終点である八方池山荘
 
八方池山荘
 
リフトを降りて30秒あれば八方池山荘に入れそうです。
 
冬でも登山客で賑わうわけがわかりました。(八方池山荘とリフトは通年営業)
 
 
外来植物を持ち込まないためのマット。
(登山靴に付着した種子により、外来植物が繁殖したという事例が各地であるようです。)
 

 
八方尾根は高山植物の宝庫です。
 
 
気温は低く風があるものの、今にでも雨が降りそうだといった空模様ではありません。
 

 
 
八方尾根から見る五竜岳(右)と鹿島槍ヶ岳(左)
 
八方尾根から見る五竜岳と鹿島槍ヶ岳
 
前日に扇沢から鹿島槍ヶ岳を日帰りピストンしました。
 
 
白馬三山
 
八方尾根から見る白馬三山
 
左から、白馬鑓(やり)ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
 
 
第二ケルン(慰霊碑)
 
八方尾根の第二ケルン
 
八方池山荘付近に第一ケルンがあるようですが、見落としてしまいました。
 
 
 
不帰(かえらず)キレット
 
不帰峰
 
唐松岳から白馬鑓ヶ岳へと向かう稜線で、難所として知られる場所です。
 
 
八方ケルン
 
八方ケルン
 
 
わかりやすい展望図です。
 

 
 
有名な八方池
 
八方池
 
 
八方池と白馬三山
 
八方池と白馬三山
 
 
八方池のケルン(第三ケルン?)
 
八方池のケルン
 
 
扇雪渓
 
八方尾根の扇雪渓
 
 
紅葉が始まっていました。
 

 
 
唐松岳頂上山荘に到着。
 

 
登山をするようになってから初めての八方尾根でしたが、中学校の学校登山で唐松岳に登っているはずです。
 
恐らく、八方尾根を登り唐松岳頂上山荘に泊まっているはずですが、全く記憶にありません・・・。
 
 
唐松岳頂上山荘の全景
 
唐松岳頂上山荘
 
右奥が白馬岳で、その手前が杓子岳(多分)
 
 
唐松岳
 

 
唐松岳は頂上山荘から見て五竜岳とは逆方向になるので、往路ではとりあえずスルー。
 
 
剱岳(写真右)も見えており、何とか天気は持ちそうです。
 

 
 
避雷針と牛首の鎖場(右奥)
 

 
 
唐松岳頂上山荘から五竜岳方向に進むと、すぐに牛首の鎖場となります。
 

 
 
仮に、復路が雨になったとしても、何とか通過できそうな牛首の鎖場だったので、五竜岳に向かうことを決めました。(個人的な感触と判断です。)
 
牛首の鎖場
 
 
それほど問題なく通過できました。
 
牛首の鎖場
 
 
鹿島槍側からは何度も五竜岳を見ていますが、唐松岳側から五竜岳を見るのは初めてです。
 
唐松岳頂上山荘付近から見る五竜岳
 
遠く、そして、そびえ立っています。
 
 
剱岳
 
唐松岳頂上付近から見る剱岳
 
 
牛首の鎖場を過ぎたあたりに雷鳥親子がいました。
 
牛首の鎖場付近の雷鳥
 
 
後ろ姿しか撮れませんでしたが、
 
牛首の鎖場付近の雷鳥
 
 
前日の鹿島槍ヶ岳と2日連続で雷鳥を見ることができました。
 
牛首の鎖場付近の雷鳥
 
 
振り返る牛首の鎖場(写真奥)
 

 
復路では登り返すことになります。
 
 
遠い遠い五竜岳
 

 
 
大黒岳のケルン(慰霊碑)
 
大黒岳の慰霊碑
 
大黒岳は稜線上の小ピークといった感じだったと思います。
 
 
岩壁(登山ルート外)
 

 
 
唐松岳が少し離れて、
 

 
 
五竜岳が少し近づいてきました。
 

 
 
稜線上の目印(ビニールテープ)
 

 
風でズタズタに引き裂かれています。
 
 
登山道が斜めに走っているのがわかります。(五竜岳方向)
 

 
 
地味に体力を使います。
 

 
 
唐松岳がだいぶ離れました。
 

 
 
遠見尾根との分岐。
 
五竜岳の遠見尾根への分岐
 
遠見尾根が五竜岳の最短ルートだと思いますが、こちらはリフトを使う以外にないはずです。
 
 
五竜山荘
 

 
 
五竜山荘から見る五竜岳山頂
 

 
山荘から山頂まではコースタイムで1時間。
 
 
尖っています(登山ルート外)
 

 
 
五竜岳と言うと岩稜というイメージですが、いよいよ岩場の出現です。
 
五竜岳山頂直下の岩場
 
 
ペンキマークに従い、それほど問題なく登れました。
 
五竜岳山頂直下の岩場
 
 
鹿島槍ヶ岳
 
五竜岳から見る鹿島槍槍ヶ岳
 
 
歩いてきた唐松岳方面
 

 
 
五竜山荘
 
五竜岳山頂から見る五竜山荘
 
 
山頂に到着。撮ってもらいました。
 
五竜岳山頂で記念撮影
 
山頂標は五龍岳となっていました。
 
僕は五竜岳の方が慣れ親しんでいます。
 
 
鹿島槍をバックにしたパターンも撮ってもらいました。
 

 
 
山頂には「修行」の文字が含まれた木札が。
 

 
 
歩いてきた稜線と八方尾根(中央上から右に向かって下っている尾根)
 

 
戻らねばなりません。
 
 
よく歩いてきたな~と我ながら感心すると同時に、戻らないといけないのか~と億劫になります。
 

 
億劫になりながらも、気合を入れて戻り始める時に、長距離日帰り登山ならではの味わいがあると思います。
 
 
山頂直下を登っている時に、登山ガイドさんらしき人から介抱をうけている登山者がいました。
(のちに側聞したところ、骨折をしているらしいとのこと。)
 
どうやらその登山者はヘリで搬送されるらしく、僕が山頂から下り始めるとすぐに、ヘリが来るので進むのを止めるように山小屋関係の方?から言われました。
 
以前にも一度、要救助者がヘリでピックアップされる場に遭遇したことがありますが、ヘリが来るとプロペラからの風が物凄いので、登山者は止まるように言われます。
 
そして、このヘリが来るのを待つ時間と言うのが結構長いのです。
(この時は、僕が足を止めてから再び歩き始めるまで30分ほどだったと思います。)
 
絶対にそうならないように細心の注意を払ってはいますが、登山をする者にとって、ヘリに助けていただく状況に陥る可能性は0%ではありません。
 
従って、常識的な登山者であれば、ヘリが要救助者をピックアップするまでに長い時間がかかろうとも、文句や不満を口にすることはないと思います。良心的な観点からも。
 
 
救助ヘリは、正に救世主の中の救世主です。本当に鳥肌が立つレベルのカッコよさです。
 

 
いくら救世主といえども、ドラマや映画のようにはいきません。
 
作戦を立てているのだと思いますが、上空を何度も行ったり来たりします。
 
そして、この時の移動範囲がとても大きいので、上空の状況からヘリでの救助が困難と判断し、退却していくのではないかと不安になります。
 
 
この日は稜線上でも風が強かったので、ヘリが飛んでいる上空はもっと風が強かったと思いますが、綺麗にホバリングをしていました。
 

 
救助隊員の方がヘリから降下し、要救助者の方をヘリにピックアップしていきました。
 
 
要救助者の方は、五竜山荘に駐在する山岳パトロールの方?と、小屋の方?に介抱されていました。
 

 
このお二人の活躍により、スムーズな救助要請とピックアップが行われたのだと思います。
 
 
 
無事に救助され、稜線には良かった良かったの声が広がりました。
 

 
稜線の冷たい風に吹き続けられ、手が震えながらでしたが写真を撮らせてもらいました。
 
※救助写真等は問題があるようなら削除します。
 
 
振り返る山頂方向
 

 
 
離れていく五竜岳山頂
 

 
 
五竜山荘の入口
 
五竜山荘
 
五竜岳に現れるという菱型の雪型が描かれています。
 
 
長丁場の復路に備え、コーラを補給。
 

 
 
五竜山荘の全景(テント場から撮影)
 
五竜山荘
 
 
五竜岳を後にします。
 

 
 
復路は意外と早く、あっという間に牛首の鎖場付近までやってきました。
 

 
往路は八方尾根をノーリフトで登ってから、唐松頂上山荘~五竜岳を歩いたので長く感じたのかなと思います。
 
実際に長いわけではありますが。
 
 
向こう側に続いている鎖。
 

 
 
ピッケルのモニュメント
 

 
 
五竜岳が遠く離れ、
 
五竜岳
 
 
唐松岳がだいぶ近づきました。
 

 
 
牛首の鎖場を通過している登山者。(左上)
 
牛首の鎖場
 
 
客観的に見ると、すごいところのように見えますが、実際に自分で通過してみるとそれほどではありません。(個人的感想)
 
牛首の鎖場
 
 
中学校の学校登山で来たはずの唐松岳は本当に全く覚えていませんが、数百人規模の集団登山でも収容できそうな唐松岳山荘。
 
唐松岳頂上山荘
 
収容人数350人のようです。
 
 
風も強かったので唐松岳に登るのは止めて八方尾根を下山しました。
 
唐松岳頂上山荘から見る唐松岳
 
 
唐松岳は目の前ではありますが、前日に鹿島槍ヶ岳を日帰りしている疲れもありスルー。
 
唐松岳頂上山荘と唐松岳
 
 
丸山ケルン
 
八方尾根の丸山ケルン
 
 
五竜岳と鹿島槍ヶ岳の見納めです。
 
八方尾根から見る五竜岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
八方池
 
八方尾根の八方池
 
 
5歳くらいのちびっ子集団が八方池周辺を元気に散策していました。(稜線右上)
 
八方尾根の八方池
 
稜線左に八方ケルン
 
 
八方池にある飯森神社奥社
 
八方尾根の飯森神社奥社
 
右奥に白馬三山
 
 
八方ケルン
 
八方尾根の八方ケルン
 
雪だるまの顔のように見えます。
 
 
雨飾山、火打山、妙高山、高妻山と、百名山が4座含まれていますが、
 

 
イマイチ、ピンと来ない北信地方(長野県の北側の地域)の山々。
 
 
復路もノーリフトで下山します。
 

 
 
ノーリフトルートも整備されており、ほとんどが石畳でした。
 

 
 
八方池山荘から上は高山植物が沢山咲いていましたが、
 

 
八方池山荘から下のノーリフトルートにも、そこそこ高山植物が咲いていました。
 
 
黒菱平雲海デッキと白馬三山
 

 
ここから黒菱第三リフトで駐車場に向かった登山者(僕が勝手にマーク)と、徒歩の僕とで競争してみたところ、圧倒的に僕の方が早かったです。
 
 
早く下山をすることができますが、
 

 
自転車が登れないレベルの急斜面アスファルトなので足には負担がかかります。
 
 
前日の扇沢~鹿島槍ヶ岳の日帰りに続き、壮大な景色の広がる稜線を歩くことができた五竜岳でした。
 
 
 
 
 
五竜岳が掲載された『山と高原地図』
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
アマゾンでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。

 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、北アルプスの鹿島槍ヶ岳登山をした際に山頂で撮影

85座目 鹿島槍ヶ岳登山(かしまやりがたけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月19日に鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)を日帰り登山済
 
標高2889m
 
長野県と富山県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
扇沢~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳南峰・北峰の日帰りピストン
※過去に2回、日帰りをしたことがあるルート。
 
 
メモ:後立山連峰の盟主。
 
 
駐車場
 
12台+22台(登山口最寄り) トイレ無し
 
徒歩約15分圏内に市営無料駐車場と扇沢駅ターミナルの駐車場(有料)がある。
トイレは扇沢ターミナルに有るのみ。(24時間利用可)
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
我が家から綺麗に見える爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳の稜線。
毎年、必ず歩きたいルートです。
 
日本百名山である鹿島槍ヶ岳の日帰り登山を達成
 
 
 
 
「マイカー登山の皆様へ」
 
爺ヶ岳柏原新道登山口の駐車場についての説明
 
どんなに混雑しようとも、登山者タイムに登山口までやってくれば、扇沢ターミナルの駐車場(有料)に停めることができるという安心感。
 
 
ここ数年、指導員の方がいるのを見たことがありません。
 
たまたまいない時に登っているだけだと思いますが。
 
爺ヶ岳柏原新道登山口
 
 
柏原新道登山口
 
爺ヶ岳柏原新道登山口
 
爺ヶ岳に来ると、今年、現役を引退された山の神 柏原竜二選手(マラソン)を思い出します。
 
柏原つながりです。
 
登山後に寄った全国津々浦々の公共の温泉施設などで、柏原選手を招いてのマラソンイベントの告知が貼られていることが何度かありました。
 
告知を見るだけでなぜかテンションが上がります。
 
 
昨年までは無かった、モミジ坂の看板。
可愛らしい看板とは裏腹にきつい登りのスタートです。
 
爺ヶ岳柏原新道のモミジ坂
 
雨の日に、柏原新道登山口~種池山荘を1日に2往復したことがあります。
 
 
朝焼け
 

 
 
注意喚起がありますが、ごくごく一般的な登山道のレベルだと思います。
 
もちろん油断は禁物です。
 

 
 
ケルン
 
爺ヶ岳柏原新道のケルン
 
 
まだまだガラガラの扇沢ターミナル(平日の午前5時51分)。ケルン付近から見おろせます。
 
爺ヶ岳柏原新道から見おろす扇沢駅
 
ちなみに、ケルンを過ぎたあたりで種池山荘を見上げることができます。
 
 
石畳
 

 
このタイプの登山道は好きなタイプです。
 
 
水平道
 
爺ヶ岳柏原新道の水平道
 
 
なだらかな蓮華岳(多分)と右奥に針ノ木岳。
 
爺ヶ岳柏原新道から見る蓮華岳と針ノ木岳
 
 
種池山荘から針ノ木岳へと続く稜線。
 

 
 
水平岬や、
 
爺ヶ岳柏原新道の水平岬
 
 
包優岬あたりになると登りもひと段落し、登山道からの景色を楽しむ余裕がでてきます。
 
爺ヶ岳柏原新道の包優岬
 
 
紅葉
 

 
 
石ベンチ
 

 
 
アザミ沢はその名のとおり沢山のアザミが咲いていますです。
 
昨年までの僕は、そんなことはまったく意識しておりませんでした。
 
爺ヶ岳柏原新道のアザミ沢
 
 
たくさんのアザミ。
 

 
 
落石注意の看板
 

 
サルやカモシカが石を落とす(故意でなく)ことがあるようです。
 
 
本当に、いつ落石が起きてもおかしくありません。
 

 
初夏には残雪がある箇所です。
 
 
富士見坂から、
 
爺ヶ岳柏原新道の富士見坂
 
 
初めて富士山を見ることができました。(中央奥)
 
爺ヶ岳柏原新道の富士見坂からみる富士山
 
 
鉄砲坂
 
爺ヶ岳柏原新道の鉄砲坂
 
種池山荘を前に最後のきつい登りです。
 
 
青空を背景にお出迎えしてくれた種池山荘。
 
種池山荘
 
 
種池山荘のオレンジ色の屋根と剱岳(中央右)と立山(左)
 

 
 
太陽はまだ、爺ヶ岳南峰の向こう側です。
 

 
 
晴れてはいますが、気温が低く風もあるので稜線は寒いです。
 

 
 
午前7時12分
 

 
 
午前7時18分
6分でだいぶ陽があたる場所が広がりました。
 
種池山荘と剱岳と立山
 
 
登れば登るほど僕は日陰に入っていきます。
 

 
 
爺ヶ岳南峰頂上
 
爺ヶ岳南峰山頂から見る剱岳
 
中央に剱岳
 
 
鹿島槍ヶ岳まではまだまだ遠い道のりです。
 
爺ヶ岳南峰山頂から見る鹿島槍ヶ岳
 
 
南峰頂上のケルンと雲海
 
爺ヶ岳南峰山頂のケルン
 
 
遠く富士山と、平地が綺麗に見えました。
 
爺ヶ岳から見る富士山
 
左奥に八ヶ岳
 
 
槍穂高(中央奥)を眺めることもできました。
 

 
 
爺ヶ岳中峰に向かう途中に振り返った南峰
 

 
 
爺ヶ岳中峰
 
爺ヶ岳中峰山頂
 
 
爺ヶ岳中峰から見た南峰
 

 
 
雲海が綺麗です。
 
爺ヶ岳から見る雲海
 
 
平地から空を見上げたときにどのように空が見えているかが気になるところです。
 
爺ヶ岳から見る雲海
 
 
爺ヶ岳中峰から冷池山荘までは地味にアップダウンがあります。
 
爺ヶ岳から見る鹿島槍ヶ岳
 
 
親の雷鳥と2羽の子供の雷鳥
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
何のポーズでしょうか。
 
 
日陰なのが少し残念です。
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
太陽はまだ稜線の向こうでした。
 
 
地味に3羽の雷鳥が写っています。
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
 
たたずむ雷鳥
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
 
立つ雷鳥
 
爺ヶ岳北峰付近の雷鳥
 
ニワトリなどのように足がむき出しになっておらず、フワフワした羽毛に覆われているところが雷鳥の可愛さの一端なのかなと思います。
 
日陰で風が強く物凄く寒かったですが、雷鳥親子の可愛さに単写で90枚近く写真を撮りました。
 
ちなみに、爺ヶ岳中峰から鹿島槍方向に5分ほど進んだ場所に雷鳥親子が姿を見せてくれました。
 
昨年もほぼ同じ場所で雷鳥親子に遭遇しているので、雷鳥出現率が高い場所だと思います。
 
山と高原地図にも「雷鳥多い」とあります。
 
 
冷池山荘(つめたいけさんそう)と布引岳と鹿島槍ヶ岳
 

 
一番左のピークが布引岳で、右側の2つのピークが鹿島槍ヶ岳南峰(左)と北峰(右)です。
 
爺ヶ岳も鹿島槍ヶ岳も2つのピークを持つ双耳峰です。
 
 
冷乗越(つべたのっこし)
 

 
 
「守 山の規則」のモニュメント
 
冷池山荘乗越の山の規則のモニュメントと布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
冷池山荘(写真左)はなかなか絶壁近くに建てられています。
 
冷池山荘と布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
冷池山荘
 
冷池山荘
 
 
目の前に剱岳と立山を眺めることができる冷池山荘のテント場。
 
冷池山荘テント場から見る剱岳と立山
 
山荘(トイレ)まで、傾斜のある斜面を5分~10分ほど歩かないといけないのが難点です。
 
 
こうみると布引岳も鹿島槍ヶ岳に肩を並べているように見えますが、実際には200m程低いです。
 
布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
剱岳と立山を眺めながらの稜線歩きです。
 

 
 
布引岳への登り。
 

 
なかなかきついです。
 
 
布引岳山頂から見る鹿島槍ヶ岳。
 
布引岳から見る鹿島槍ヶ岳
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰への登り。
 

 
 
歩いてきた稜線(爺ヶ岳方面:中央左の3つのコブ)を振り返ります。
 
爺ヶ岳稜線
 
好きな眺めです。
 
ちょうど、写真の中央あたりが種池山荘になります。
 
中央奥に槍穂高が見えています。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰で記念自撮り。(ひょっとしたら撮っていただいた写真かもしれません。)
 
鹿島槍ヶ岳南峰で記念撮影
 
鹿島槍ヶ岳南峰が最高峰であり主峰です。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から見る五竜岳方面
 

 
 
鹿島槍ヶ岳南峰からも富士山が見えます。
 

 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から槍穂高アップ
 
鹿島槍ヶ岳から見る槍穂高
 
右が槍ヶ岳で中央が奥穂高岳、奥穂高岳から左に吊尾根を経て前穂高岳です。
 
 
富山県の平地と日本海も見えます。
 

 
 
剱岳(右)と立山(左)
 

 
 
薬師岳
 
鹿島槍ヶ岳から見る薬師岳
 
 
中央に針ノ木岳。中央奥に水晶岳。
 

 
 
薬師岳(右)から槍穂高(左)まで。
 

 
 
歩いてきた爺ヶ岳からの稜線。
 
爺ヶ岳の稜線
 
 
山頂標の間に剱岳を入れて。
 

 
左側の山頂標には、「皆さん頂上の道標を入れて記念撮影をしますので周囲は空けて下さい。」と書かれています。
 
残念ながら、このことを山の常識であると認識していない登山者が数多くいます。
 
道標の近くにザックを置いて休憩、食事をしたり、道標の近くにザックをデポしたりする登山者がいます。
(例えば、鹿島槍南峰にザックを置いて身軽な状態で北峰まで登るなど。)
 
デポ自体は悪いことではありませんが、置く場所は考えて欲しいものです。
 
ちなみに、僕はデポしたら負けだと思っているタイプの人間です。あくまで自分にとってです
 
 
晴れてはいますが、夏が終わりすっかり寒くなった3000m級の稜線。
レインウェアを着て再びの記念撮影。
 

 
 
鹿島槍ヶ岳南峰から北峰へと向かいます。
 

 
 
北峰に向かう途中、振り返る南峰。
 

 
急斜面の岩場なので登りも下りも注意が必要です。
 
 
2017年の初霜を観測。
 

 
 
再び振り返る南峰。
 

 
 
南峰と北峰の間にある雪渓。
 
鹿島槍ヶ岳北峰直下の雪渓
 
 
南峰と北峰を結ぶ吊尾根
 
鹿島槍ヶ岳南峰と北峰を結ぶ吊尾根
 
 
我が家から眺める鹿島槍ヶ岳は、南峰と北峰をこともなげに行き来できるように見えますが、
 
鹿島槍ヶ岳北峰から見る鹿島槍ヶ岳南峰
 
実際に歩くと結構大変です。
 
この大変さが、我が家から眺める鹿島槍ヶ岳に味わいを与えてくれます。
 
 
鹿島槍ヶ岳北峰に到着。
 
鹿島槍ヶ岳北峰山頂
 
 
記念自撮り
 
鹿島槍ヶ岳北峰で記念撮影
 
北峰は南峰に比べるとそれほど寒くありません。
 
南峰は恐らく風の通り道です。
 
 
五竜岳(手前)の向こうに白馬岳(中央奥の黒いピーク)
 
鹿島槍ヶ岳北峰から見る五竜岳と白馬岳
 
 
正直なところよくわからない長野県の北側地域(北信:ほくしん)の山々。
 
鹿島槍ヶ岳北峰からみる北信五岳
 
百名山登山で登ってきた、妙高山、火打山、高妻山が見えているはずです。
 
北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)もすべて見えているはず?
 
 
眼下に見えるキレット小屋。
 
鹿島槍ヶ岳北峰から見おろすキレット小屋
 
たどり着くまでには難所の八峰キレットを越える必要があります。
 
 
鹿島槍ヶ岳側から見る五竜岳は穏やかな山容の山に見えます。
(実際には鹿島槍ヶ岳から五竜岳のルートは危険箇所が多々あります。歩いたことはありませんが。)
 

 
 
雲越しの平地。
 

 
長野県の池田町や松川村(男性長寿日本一)あたりが見えているのだと思われます。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰へと戻ります。
 
鹿島槍ヶ岳北峰方向から見る鹿島槍ヶ岳南峰
 
 
岩々しい斜面。
 

 
斜面の右側に登山道があります。
 
 
再びの鹿島槍ヶ岳南峰。
 
鹿島槍ヶ岳山頂(南峰)
 
 
南峰から剱岳アップ
 
鹿島槍ヶ岳か見る剱岳の小窓雪渓と三ノ窓雪渓
 
右側が小窓雪渓で左側が三ノ窓雪渓です。
 
 
薬師岳
 
鹿島槍ヶ岳から見る薬師岳
 
 
平地と富士山(中央奥)
 

 
 
北峰を振り返る。
 
鹿島槍ヶ岳南峰から見る鹿島槍ヶ岳北峰
 
 
五竜岳から白馬岳へと続く稜線の見納め。
 
鹿島槍ヶ岳からみる五竜岳へと続く稜線
 
 
爺ヶ岳方向に戻ります。
 

 
 
爺ヶ岳へと続く稜線が雲をせき止める堰堤のようです。
 

 
午後になると左側から雲が湧いくる光景を毎年見ています。
 
 
鹿島槍ヶ岳南峰を振り返る。
 

 
 
爺ヶ岳南峰まではアップダウンが続きます。
 
爺ヶ岳北峰と中峰と南峰の稜線
 
 
お昼近くになっても綺麗に見えている剱岳と立山。
 
鹿島槍ヶ岳登山道から見る立山と剱岳
 
 
鹿島槍方向に雲が湧いてきました。
 
布引岳と鹿島槍ヶ岳
 
 
離れ行く鹿島槍ヶ岳
 
冷池山荘と布引山と鹿島槍ヶ岳
 
 
緑が綺麗ですが、地味なアップダウンがこたえます。
 

 
 
冷池山荘付近からだと鹿島槍ヶ岳と肩を並べていたように見えた布引岳。
 
鹿島槍ヶ岳
 
こうして離れてみるとまったく存在感がありません。
(冷池山荘の真上のピークが布引岳です。)
 
 
地味なアップダウンがきついです。
 

 
 
種池山荘と剱岳と立山
 

 
 
紅葉を入れて鹿島槍ヶ岳。
 
鹿島槍ヶ岳
 
 
種池山荘と同じくらいの標高まで下りてきました。
 
種池山荘と剱岳と立山
 
 
紅葉の稜線歩き。
 

 
 
爺ヶ岳南峰を振り返る。
 
種池山荘側の稜線から見上げる爺ヶ岳南峰
 
 
紅葉初めといったところでしょうか。
 
種池山荘側の稜線から見上げる爺ヶ岳南峰
 
 
種池山荘でコーラを補給。
 

 
 
種池山荘のすぐ前にある種池。
 
爺ヶ岳の種池
 
 
種池山荘のテント場
 
爺ヶ岳の種池山荘のテント場
 
 
青空を背景にした種池山荘がお見送り。
 

 
 
今年も無事に爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳登山を終えることができました。
 
これでまた、冬の間に心置きなく鹿島槍ヶ岳を眺めることができます。
 
 
北海道の山でお話しした方が、爺ヶ岳で熊と遭遇してから熊鈴を持つようになったと言われていたのを思い出しました。
 
過去には熊の出没により種池山荘のテント場が封鎖されたこともあるようです。
 
 
 
 
 
 
鹿島槍ヶ岳が掲載された『山と高原地図』
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
アマゾンでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、新潟県の越後駒ヶ岳登山をした際に山頂で撮影

84座目 越後駒ヶ岳登山(えちごこまがたけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月16日に越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)を日帰り登山済
 
標高2003m
 
新潟県の山
 
 
登山ルート
 
枝折峠~越後駒ケ岳の日帰りピストン
 
 
メモ:別名は魚沼駒ケ岳。越後三山(越後駒ケ岳・中ノ岳・八海山)の主峰。
 
 
駐車場
 
20台以上 トイレ有り
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
平ヶ岳と同じく雨天決行も憚られる天候が続いたため、なかなか登ることができなかった越後駒ヶ岳。
 
日本百名山である越後駒ヶ岳の日帰り登山を達成
 
 
☆平ヶ岳についてのブログ投稿はこちら
 
 
8月の下旬に一度は枝折峠の駐車場まで行くも体調に不安があったことと、強風が吹き荒れていたのとで松本市の自宅に一時帰宅しました。
 
 
枝折峠の駐車場で車中泊をしていると、周りの活気で目を覚ましました。
 
越後駒ヶ岳の枝折峠登山口
 
若者からお年寄りまで、明るくなる前から駐車場はたくさんの登山者で一杯でした。
 
夜明け前から縦列駐車が発生していました。
 
 
駐車場の時点で朝焼けと雲海が綺麗でした。
 
枝折峠の朝焼け
 
 
雲海が綺麗でなかなか足が進みませんでした。
 

 
 
登山者だけでなく、アマチュアカメラマン?も沢山いました。
 

 
どうやら枝折峠は雲海の名所のようです。
 
雲が滝のように山肌を流れる滝雲が有名なようです。
 
 
観音様
 

 
 
目指す越後駒ヶ岳
 

 
なかなかの距離があります。
 
 
銀の道
 

 
かっこいい名前です。
 
枝折峠の旧道で駒ノ湯~明神峠~銀山平を結ぶようです。
 
 
十合目大明神
 

 
まだ登り始めたばかりですが、十合目の道標が。
 
 
ブレブレの明神峠
 

 
先行する登山者が沢山いたので、早く抜きたい病が発症しています。
 
 
滝まではいかないですが、川の流れのように見えなくもない雲。
 

 
 
存在感抜群の越後駒ヶ岳
 

 
 
湿原?
 

 
 
小倉山
 
越後駒ヶ岳の枝折峠ルートの小倉山
 
合成写真のような道標。
 
 
薄雲が良い感じに太陽の光を透します。
 

 
 
百草ノ池は笹の壁で隠されていましたが、
 

 
 
少し高いところに行くと見えました。
 
越後駒ヶ岳の百草ノ池
 
 
見飽きることの無い雲海を横目にしながら登ります。
 

 
 
少し登って振り返ると、百草ノ池がはっきりとわかります。
 

 
 
山頂が近づくと、角度の関係で、どこが山頂かわからなくなりました。
 

 
左は越後三山のひとつの中ノ岳です。
 
 
越後駒ヶ岳の山頂一帯は緑に覆われています。
 

 
山頂は写真には写っていません。もう少し右側になります。
 
 
終盤は山頂方向を見上げながら登れる登山道です。
 

 
 
岩場チックな箇所が数か所ありました。
 

 
岩肌はそれほど傾斜もなく、手がかり足がかりが豊富なので、慣れている人ならば雨の日でも問題ないレベルでした。
 
 
駒の小屋に到着。
 

 
 
登っている時に駒の小屋の鉄塔が見えていました。
 
越後駒ヶ岳の駒の小屋
 
駒の小屋の左側に見えている登山道を登ります。
 
山頂は右側のピークです。
 
 
振り返った駒の小屋
 

 
 
稜線上の駒ヶ岳と中ノ岳の分岐
 

 
 
越後駒ヶ岳山頂に到着。
 

 
ちなみに、僕がいつも見ている天気予報の「tenki.jp」では魚沼駒ヶ岳と表記されています。
 
 
剱を持つ猿田彦様
 
越後駒ヶ岳山頂の猿田彦の銅像
 
越後駒ヶ岳の古い山頂写真だと、剱を持っていないものもあります。
 
 
記念自撮り
 
越後駒ヶ岳山頂で記念撮影
 
山頂標につるされている鐘はなかなか良い音が響き渡ります。(手元に写っています。)
 
前日に小屋泊をされ、山小屋のご主人に教えてもらったという方が、山頂から見える山を教えてくださいました。大変助かりました。
 
燧ヶ岳(尾瀬の山)
 
越後駒ヶ岳山頂からみる燧ヶ岳
 
新潟県側からも尾瀬へのルートがあるということを、今回の百名山登山で初めて知りました。(運転はなかなか大変です。)
 
 
荒沢岳というようですが、登っている時に左側に見えとても存在感がありました。
 

 
奥の稜線は会津駒ヶ岳です。
 
 
八海山
 
越後駒ヶ岳から見る八海山
 
越後駒ヶ岳、八海山、中ノ岳で越後三山です。
 
八海山はなかなか荒々しい稜線をしています。
 
 
稜線をアップ。奥に見えている稜線はよくわからず。
 

 
日本酒の八海山は八海山から命名されていますが、由来は諸説あるようです。
 
 
越後駒ヶ岳山頂から見る中ノ岳
 

 
 
多分、飯豊山とのこと。
 

 
山頂から見える山を教えてくださった方は、動画を撮りながら山の名前を吹き込んでいました。
 
後で写真を見ても絶対にわからなくなるので、と言われていましたが、確かに、間違いのない方法です。
 
 
山頂標の奥が中ノ岳で、左奥が燧ヶ岳。
 
越後駒ヶ岳山頂から見る中ノ岳と燧ヶ岳
 
 
南魚沼でしょうか。
 

 
 
只見湖?
 

 
平ヶ岳に行くときには、神経を使う只見湖沿いの国道352を運転しました。
 
ナビの残り距離表示がなかなか減らない道でした。
(国道といってもすれ違い困難な道です。)
 
 
燧ヶ岳を中央に。
 

 
燧ヶ岳といえば、見晴新道が思い出されます。
 
 
再び、荒沢岳と会津駒ヶ岳の稜線。
 
越後駒ヶ岳から見る荒沢岳と会津駒ヶ岳
 
 
以前にお世話になった大湯温泉の一帯だと思います。
 

 
百名山登山で最長の、3泊4日の宿泊をさせてもらった旅館があります。
 
その旅館を拠点に、巻機山、平ヶ岳、越後駒ヶ岳と登ろうと思っていましたが、その時は、天候に恵まれず、巻機山にしか登れませんでした。
 
 
意外と楽に登れたと思った越後駒ヶ岳ですが、そう思ったのは僕だけでなく、他の登山者さんたちもくちぐちにしていました。
 
越後駒ヶ岳から見る中ノ岳
 
中でもフットワークが軽そうな方が、中ノ岳いっちゃうか~、とノリな感じで言って、その足で向かっていました。
 
越後駒ヶ岳~中ノ岳は距離にすると5kmということですが、絶対にアップダウンがきついと思います・・・。
 
(向かった方は、山行中にしっかりと状況判断ができるであろう方でした。)
 
 
僕は大人しく枝折峠へと下山しました。
 
越後駒ヶ岳と中ノ岳の分岐
 
稜線の道標の右側には以前は方位盤のようなものがあった痕跡が。
 
 
分岐から撮影した山頂。
 

 
例年、この場所には残雪が無いようですが、今年は雪解けの時期に晴れることが少なかったので残ったようです。
 
 
角度によって低く見える山頂。
 

 
 
小屋に戻るとご主人が小屋の外で登山者を歓迎していました。
 
アットホームな感じの山小屋です。
 

 
 
小屋から水場までは3分。
 
上の写真の左側に、水場への踏み跡らしきものが続いています。
 

 
 
雪解けが進む時間帯には小屋の前にも水が出るようです。
 

 
 
沢山の登山者で賑わう越後駒ヶ岳。
 

 
 
離れていく山頂。
 

 
例年は残らないという残雪のおかげで、山頂がどこかはっきりわかりました。
 
上の写真ではほとんど見えませんが、肉眼ではしっかりと見ることができました。
 
山頂よりも左側の稜線の方が高く見える不思議。
 
 
登山道を歩いていると存在感のある荒沢岳
 

 
 
だいぶ離れた越後駒ヶ岳
 

 
 
登りでは気になりませんでしたが、意外とアップダウンがある登山道です。
 

 
前日に平ヶ岳に登ったのもあってか、復路は結構こたえました。
 
 
ここまで離れるとどこが山頂か見間違えようがありません。
 
枝折峠ルートから見上げる越後駒ヶ岳山頂方面
 
 
明神峠の道標には往路では無かった手袋の忘れ物が。
 
越後駒ヶ岳の枝折峠ルートの明神峠
 
 
往路では扉が開いていなかった大明神。
 
越後駒ヶ岳の十合目の大明神
 
 
往路にはなかった登山者ポストの上のポール。
 

 
 
前日の平ヶ岳、この日に越後駒ヶ岳に登ることができ、やっと、本当にやっと、新潟県の百名山を登り終えることができました。
 
 
「新潟でも雨の降らない日があるんだ~!!」と感嘆の声を上げたくなった越後駒ヶ岳でした 笑
 
 
 
 
 
越後駒ヶ岳が掲載された『山と高原地図』
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
<新潟県の百名山登山遠征(越後駒ヶ岳、平ヶ岳、巻機山)の宿泊について>
 
今回の経験から、車中泊で無い場合、大湯温泉に宿をとるのがベストかなと思いました。
(コンビニまで車で20~30分ほどかかります。)
 
魚沼近辺にはビジネスホテルチェーンなどはありません。
 
 
僕が3泊4日お世話になった宿
 
楽天トラベルにリンクしてます。
 

 
建物の老朽化は否めませんが、掃除などは行き届いていました。
 
楽天トラベルでの宿泊者の評価も高いです。
 
 
 
 
 
越後駒ヶ岳が掲載された「山と高原地図」
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
Amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、平ヶ岳登山をした際に山頂で撮影

83座目 平ヶ岳登山(ひらがたけ) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月15日に平ヶ岳(ひらがたけ)を日帰り登山済
 
標高2141m
 
新潟県と群馬県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
平ヶ岳登山口からの日帰りピストン
 
 
メモ:山頂部に「玉子石」がある。
 
 
駐車場
 
20台前後 トイレ無し(バイオトイレがあるが施錠されていた)
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
ある意味、ここまでの百名山で最も遠かったといってもよい平ヶ岳。
 
日本百名山である平ヶ岳の日帰り登山を達成
 
 
7月下旬と8月下旬に平ヶ岳、越後駒ヶ岳に登ろうと新潟県入りするも、ことごとく雨予報。
 
それもただの雨予報ではなく、朝から晩まで降水確率80%以上が数日に渡って続くというもの。
 
新潟では「止まない雨はない」という言葉が信じられなくなりました 笑
 
8月下旬は雨でも突入しようかなと思いましたが、体調が万全ではなかったことと、会津駒ヶ岳と巻機山でお会いした方(同一人物さん)から、平ヶ岳は絶対に雨の日はやめた方が良い、難易度が数段上がるから、と、アドバイスいただいていたので9月上旬のアタックとなりました。
 
同一人物さんは会津駒ヶ岳の時も巻機山の時も、本当にくどいくらいに雨の日はやめた方が良いとアドバイスしてくれました 笑
 
 
越後三山只見国定公園 平ヶ岳登山口
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルート登山口
 
鷹ノ巣と呼ばれる場所ですが、福島県側からでも新潟県側からでも非常に時間のかかる場所にあります。
 
舗装路(奥只見シルバーライン?)ではありますが、道幅が狭く神経を使います。
 
特徴的なのは、道路が沢の水路になっていることです。
 
10ヶ所近く、沢が道路を横断する形で流れています。
 
水が流れやすいようにアスファルトが加工されていますが、そこが若干凹んでいるので、スピードを出し過ぎると車の底をすってしまいます。
 
同一人物さんは、そこで車の底の部品がとれかかってしまい、ガソリンスタンドで急遽、修理してもらったと言われていました。
 
また、新潟県側からアクセスする場合、長い長いトンネルを通ることになります。
 
このトンネル、ただのトンネルではなく、採掘現場のトンネルのようと言えばよいのか、地底トンネルのようと言えばよいのか、とにかく、そのへんのトンネルとは質が違います。
 
非常に神経を使うのと、その長さの余り、永遠に外に出れないんじゃないかという感覚に陥りました。
 
トンネルの中には「次の空まで○○km」の看板があります 笑
 
危険だからということだと思いますが、二輪車は通行禁止です。
 
 
テント泊前提の登山は遠慮願うとのことです。つまり、テント泊はしないで下さいとのこと。
 

 
平ヶ岳は、山頂や道中に山小屋がないので、僕のような登山者でなくても日帰り登山の山となります。
 
中ノ岐林道から登ると、登山時間がだいぶ短縮されますが、銀山平の民宿に宿泊することが中ノ岐林道ルートで登る条件となるようです。
 
メインルートは鷹ノ巣ルートと思われ、鷹ノ巣ルートは山小屋がないルートとしては百名山で最長のルートとなるようです。
 
つまり、百名山の中で、日帰り登山しか選択肢がないルートで最も長いルートということのようです。
 
 
下台倉沢橋
 

 
2017年8月24日に出来たばかりのようです。
 
 
橋が無かったころはペンキマークに従って沢を渡っていたんだと思います。
 

 
 
すぐやせ尾根の文字にひるみます。(やせ尾根というのは難ルートの場合が多いのです。)
 

 
 
その名の通り、すぐにやせてきました。
 

 
 
気持ちよく歩けるレベルのやせ具合でした。
 

 
 
粘土質?でスリッピーな登山道。
 

 
飯豊山や巻機山にも同じような場所がありました。新潟県の山に多いタイプなんでしょうか。
 
 
うっすらと虹が。
 

 
 
登山口から山頂までの全行程を通して、行程序盤の下台倉山までの登りが最もきつかったと思います。
 

 
 
それほど高度感はありませんが、きつい登りでした。
 

 
 
多分、同一人物さんは、復路の下台倉山の下りが雨が降ると危険だと言いたかったのかなと思います。
 

 
 
同一人物さんの、平ヶ岳は雨の日はやめた方が良いの連呼に、なぜ止めた方が良いのかの理由が吹き飛んでしまっておりました 笑
 

 
トラロープがいっぱいです。
 
 
復路で撮影した下台倉山への登りです。
 

 
 
 
実際には写真で見る以上の斜度があります。
 

 
 
新潟の山は下山後には泥だらけになる印象です。
 

 
平ヶ岳のぬかるみ箇所は、ここだけだったといっても良かったと思います。
 
実際のところ、泥だらけになることはありませんでした。
 
 
台倉清水(水場)
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルートの大倉清水(水場)
 
 
平ヶ岳にはいくつか水場がありますが、豊富な水量があるわけではなく、貴重な水を、なんとか水場として使っている感じでした。
 

 
それゆえか、すべての水場にこの看板がありました。
 
 
台倉清水の水場は、この先にあるようでした。(僕はスルーしました。)
 

 
 
よくわかりませんが、木道は、厚生年金国民年金積立金還元融資施設のようです。
 

 
 
白沢清水(水場)
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルートの白沢清水(水場)
 
 
良く見ると水が湧いていました。
 

 
僕のような軟弱者には平ヶ岳の水場は全体的にハードルが高かったです。
 
 
登りも終盤の雰囲気になってきました。
 

 
 
ここまで、もちろん登山であり、登り基調でありますが、イメージとしてはひたすら距離を歩いてきたといった感じです。
 

 
 
左手に山頂が見えてきます。(この時は山頂だとはわかっていませんでした。)
 

 
 
紅葉が始まりつつある感じです。
 

 
 
姫ノ池に到着
 

 
 
あくまで緊急用なので、予定宿泊(テント泊)はしないで下さいという場所。
 
平ヶ岳の姫ノ池
 
 
登山口からここまで9.4km。
 

 
 
姫ヶ池から右に行くと、奇石たまご石で左に行くと山頂です。
 

 
山頂方面からもたまご石に行けるので、まずは山頂に行き、それからたまご石に行くのが良いかなと思います。
 
 
湿原が広がります。
 

 
 
紅葉
 

 
 
山頂は広大な台上にあります。
 

 
 
平ヶ岳山頂に到着。
 
平ヶ岳山頂
 
平ヶ岳は、ここだけではなく、広大な台上の全体が山頂といった感じです。
 
 
記念自撮り
 
平ヶ岳山頂で記念撮影
 
降雨直後ではありませんが、ふくらはぎにそこそこ泥が跳ねあがっています。
 
 
山頂から先も続いている木道がどこまで続いているか見に行くと、
 

 
 
すぐに通行止になっていました。
 

 
 
食後の記念自撮り。寒かったのでレインを羽織っています。
 

 
いつもどおりカップヌードルを食べていたら、道中で抜いてきた登山者さんたちが続々と登ってきました。
 
長距離の日帰り登山となる平ヶ岳なので、フットワークの軽い方が多かったです。
 
そして、やはり皆さん、通行止のところまで木道を歩いていました。
 
 
カタツムリ発見
 

 
 
山頂から少し戻ると姫ノ池とたまご石の分岐があります。
 

 
奇石と言われるたまご石へと向かいます。
 
 
たまご石まで約1キロです。(ほとんどが木道でした。)
 

 
 
何やら工事をしている様子です。
 

 
 
水場
 

 
 
近づくとこんな感じです。
 

 
 
真新しい木道
 

 
 
どうやら木道の工事をしているようでした。
 

 
簡易的な小屋に住み込みで作業されているようでした。
 
たしかに、そうでもしないと、登って下山するだけで1日が終わってしまいます。
 
作業のための施設、作業風景を見させていただくと、標高の高い場所に木道を作るということは並大抵の労力ではないということがわかります。
 
木道を歩くときは感謝の気持ちを忘れずにです。
 
 
山頂方向
 

 
 
紅葉と木道
 

 
 
民宿への宿泊が条件の登山口側について。
 

 
僕も、できれば10時。どんなに遅くても11時の下山開始を心がけています。
 
 
広大です。
 

 
 
たまご石は風化していて危険なようです。
 

 
 
奇石たまご石に到着
 
平ヶ岳の奇石たまご石
 
 
雪だるまのようでもあり、人の後ろ姿のようにも見えます。
 

 
もともとひとつの石が、風などによって削られたのではないかと言われているようです。
 
 
池塘群を眺める雪だるま。
 

 
 
綺麗な池塘群です。
 

 
 
丘の向こうが姫ノ池だったと思います。
 

 
 
気持ちの良い木道歩きです。
 

 
 
山頂方面
 

 
 
樹林が綺麗です。
 

 
 
新しい木道と古い木道。
 

 
 
朽ち果てた古い木道
 

 
 
青空が映り込む姫ノ池
 

 
 
池塘群と山頂方面
 

 
 
色づいた葉と山頂方面
 

 
 
鷹ノ巣までの長い道のりを戻ります。
 

 
 
離れていく山頂。
 

 
 
広大な山頂をもつ平ヶ岳でした。
 

 
巻機山も同じような感じではありましたが、平ヶ岳の方が広大です。
 
 
登山口方向。
 

 
眼下の森の中に登山道が続いているものと思われます。
 
 
形からして燧ヶ岳だと思われます。
 

 
 
蝶が羽を休めていました。
 
平ヶ岳の鷹ノ巣ルートの蝶
 
 
再びすぐやせ尾根を通り、
 

 
 
無事に下山。
 

 
 
まさに、三度目の正直で登ることができた平ヶ岳。
 
雨天決行が憚られる雨が続いた天候と、車での遠いアプローチ。
 
本当に遠い遠い平ヶ岳山頂でした。
 
 
 
 
 
平ヶ岳が掲載された『山と高原地図』
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら

 
 
 
 
 
<新潟県の百名山登山遠征(平ヶ岳、越後駒ヶ岳、巻機山)の宿泊について>
 
今回の経験から、車中泊で無い場合、大湯温泉に宿をとるのがベストかなと思いました。
(コンビニまで車で20~30分ほどかかります。)
 
魚沼近辺にはビジネスホテルチェーンなどはありません。
 
 
僕が3泊4日お世話になった宿
 
楽天トラベルにリンクしてます。

 
建物の老朽化は否めませんが、掃除などは行き届いていました。
楽天トラベルでの宿泊者の評価も高いです。
 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
 
 
 
 
 

146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、皇海山登山をした際に山頂で撮影

82座目 皇海山登山(すかいさん) 笹薮こぎ地獄のクラッシックルート【日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年9月13日に皇海山(すかいさん)を日帰り登山済
 
 
悪路を運転する必要がある栗原河林道(群馬県側)からは登らず。
 
栃木県側の銀山平から皇海山クラッシックルートを歩きました。
 
アップダウンと鎖場、延々と続く背丈以上のササヤブ漕ぎ。
 
日本百名山の中でもトップクラスの難易度でした。
 
単独で歩くのは絶対に避けるべきルートです。
 
 
標高2144m
 
栃木県と群馬県にまたがる山。足尾山地。
 
 
登山ルート
 
皇海山クラシックルート
銀山平~庚申山~鋸山十一峰~皇海山~六林班峠~庚申山荘~銀山平の日帰り周遊
 
 
メモ:庚申山は南総里見八犬伝に登場する。
 
 
駐車場(銀山平公園)
 
10台前後 トイレ無し
国民宿舎かじか荘の改修工事に伴い、銀山平キャンプ場のトイレ、水場は使用不可。
 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
インパクト満載だった皇海山クラシックルート
 
日本百名山である皇海山の日帰り登山を達成
 
山と高原地図で破線(難ルート)を含むことと、背丈の笹薮漕ぎがあるルートなので、頼れる山仲間に声をかけての山行。
 
百名山登山の中で、この皇海山クラシックルートだけは一人で臨む自信がありませんでした。
 
皇海山は皇海橋からのルートが最短ですが、皇海橋までの栗原川林道(車道)が難路なようで、車で難路を行くか、登山で難路を行くかを検討し、登山で難路を行く道を選びました。
 
また、真の皇海山登山は、クラシックルートから行く皇海山だと思ったのです。
 
ちなみに、栗原川林道はすれ違い困難な未舗装路であり、車道の石が鋭角であるため、車の速度を出すとパンクをする恐れがあるようです。
 
また、落石などにより通行止めとなることもあるようです。
 
 
車を停めた銀山平
 
国民宿舎かじか荘の改修工事について
 
国民宿舎かじか荘が改修工事に伴い、隣接する銀山平キャンプ場の水場、トイレともに使用不可でした。
 
国民宿舎かじか荘も営業しておらず、日帰り入浴もできませんでした。
 
 
銀山平キャンプ場の駐車場から10分ほどで車両通行止めのゲートを通過
 

 
夜明け前の登山道も、山仲間(Nさん)と一緒だと、ひとりの時とは比べものにならない安心感です。
 
 
長い林道歩きとどこかで見た記憶がありますが、新穂高~槍ヶ岳などの林道歩きに比べれば大したことのない距離でした。
 
皇海山クラシックルートの一の鳥居
 
一の鳥居をくぐると登山道らしくなってきます。
 
 
百丁目
 
皇海山クラシックルートの百丁目
 
 
百一丁目
 

 
 
鏡岩
 

 
孝子別れの場という伝説が悲しいと聞いていましたが、個人的にはおとぎ話的な印象を受けました。
 
 
鏡岩
 
皇海山クラシックルートの鏡岩
 
 
百六丁目
 

 
どことなく地獄の○○丁目の雰囲気・・・。
 
 
夫婦蛙岩(めおとかえるいわ)
 
皇海山クラシックルートの夫婦蛙岩
 
 
裏側から見た方が岩が折り重なっているのがよくわかるように思いました。
 

 
 
仁王門
 

 
 
庚申(こうしん)山荘近くの青銅の剣
 

 
 
庚申山開山の祖 勝道上人(しょうどうしょうに)の碑
 

 
 
総延長1799kmにも及ぶ関東ふれあいの道は皇海山クラシックルートにも続いていました。
 

 
 
旧猿田彦神社跡
 

 
地元の松本市にも猿田彦神社がありますが関係があるのでしょうか。
 
 
奇石が立ち並び、コウシンソウの自生地を含む、お山めぐりコースの概観図。
 

 
 
お山めぐりコースで庚申山へ向かうのも魅力的でしたが、コースタイムが1時間30分ほど増えるのでNさんと検討の上、最短ルートで行くことに。
 
庚申山のお山巡りについて
 
結果的には最短ルートを選んで良かったです。
 
お山めぐりコースを選んでいたら、復路もヘッドライトが必要になっていたと思います。
 
 
庚申山荘
 
庚申山荘
 
宿泊された方1名がちょうど皇海山に向けて出発されるところでした。
 
この日は管理人さんは不在な雰囲気でした。
 
外トイレが利用可です。
 
 
庚申山荘前の足が高い椅子
 

 
 
庚申山荘玄関の注意書き
 

 
事前リサーチによると、毎年のように「笹が異常に繁殖」しているようです。
 
 
庚申山荘からほどなくの場所に水場が。
 
皇海山クラシックルートの庚申山荘近くの水場
 
 
鹿の親子?
 

 
 
滝沢馬琴の南総里見八犬伝(1814年初版発行)の中に庚申山が登場するようです。
 

 
ロマンがあります。
 
 
初の門
 
皇海山クラシックルートの初の門
 
 
初の門は撮る場所を間違えている気も・・・。
 
皇海山クラシックルートの初の門
 
 
中央に足をおけなくて少し登りにくいハシゴが何ヶ所かにありました。
 

 
 
一の門
 

 
 
一の門はくぐって通過
 
皇海山クラシックルートの一の門
 
 
大胎内もくぐって通過
 
皇海山クラシックルートの大胎内
 
 
遠く富士山が見えました。
 
皇海山クラシックルートから見る富士山
 
 
庚申山(1892m地点)から鋸山までが破線ルートでしたが、1892m地点までも結構ルート不明瞭な箇所がありました。
 

 
おかしいと気付く観察力が必要です。
 
印象としては、本ルートがあるものの不明瞭なため、ルートを外れた踏み跡が所々にあるといった感じです。
(ルートを外れた踏み跡もいずれ本ルートに合流する場合が多かったです。)
 
中には、延々と本ルートから外れていくのでは?という踏み跡もありました。
 
どのような目印だったか記憶が曖昧ですが、随所に目印があったので、長時間、目印を目にすることが無かったら、ルートロスを疑った方が良いと思います。
 
 
三角点のような石柱に山の文字が。
 

 
 
庚申山までも結構な時間がかかりました。(午前4時頃に駐車場を出発して7時10分頃着)
 
皇海山クラシックルートの庚申山
 
ここからが本番です。
 
 
右のピークがまずこれから目指す鋸山(のこぎりやま)
 

 
一見、難なく行けるように見えますが・・・。
 
 
山と高原地図には記載されていない御岳山(鋸山十一峰)を通過
 
皇海山クラシックルートの御岳山
 
 
渓雲岳(鋸山十一峰)も記載されておらず。
 
皇海山クラシックルートの渓雲岳
 
 
薬師岳(鋸山十一峰)は記載されていました。
 
皇海山クラシックルートの薬師岳
 
ここからが要注意の危険地帯です。
 
 
近づいた鋸山
 
皇海山クラシックルートの白山から見る鋸山
 
 
鋸山から右に目を移すと、最終目的地の皇海山
 
皇海山クラシックルートの白山から見る皇海山
 
庚申山を一峰とし、鋸山が十一峰となる鋸尾根はアップダウンの連続でしたが、鋸山からは不動沢のコルまで下り、そこから皇海山に登り返すことになります。
 
復路は、不動沢のコルから鋸山まで登り返し、鋸山からは下り基調で六林班峠に向かいます。
 
 
薬師岳から10分ほどで白山に到着。
 
皇海山クラシックルートの白山
 
 
いよいよ鋸山の様子が露わになってきました。
 

 
 
岩肌の外れにハシゴが見えます。(写真中央)
 

 
 
ロープのようなものも見えます。(写真中央)
 

 
 
男体山でしょうか。(写真右のピーク)
 
皇海山クラシックルートから見る男体山
 
 
それでは鋸山へと向かいます。
 

 
 
行く先の見えない鎖を伝って下降します。
 

 
 
鎖を降りながら発せられるNさんの「うんっ?え~っ?」の声に僕の不安は募ります・・・。
 

 
ちなみにNさんは高所平気症なんじゃ?と思われるほどの岩場、鎖場好きです。
 
今シーズンは、皇海山の前に西穂からジャンダルムを踏破しています。
 
 
振り返る垂直に近い鎖。
 
皇海山クラシックルートの鎖場
 
 
今度はロープを頼りに登ります。
 

 
クラシックルートのロープは基本的にホームセンターで売られているロープです。
 
ホームセンターの安価なロープとはいえ、あるだけありがたいです。
 
ただ、あまりロープを過信しない方がよい固定状況に思えました。
 
 
ハシゴも安心とは言えない固定状況でありました。
 
皇海山クラシックルートのハシゴ
 
 
剣ノ山
 
皇海山クラシックルートの剣ノ山
 
 
あまり記憶がありませんが、鎖が空中に垂れ下がっているように見えます。
 

 
多分、下降したと思います。
 
 
無事に鋸山山頂に到着
 

 
赤矢印の方向からやってきて、復路は六林班峠(ろくりんぱんとうげ)へと向かいます。
 
鋸山の山頂標と皇海山へ続く登山道は写真手前方向です。
 
 
鋸山の山頂標と皇海山
 

 
 
鋸山からは不動沢のコルへ向け下ります。
 

 
少し下ってから振り返る鋸山山頂方向
 
 
皇海山の名前の大元は山容が和ぐしに似ているところからきたようです。
 

 
それにしても、皇海を「すかい」と読むなんて、きらきらネームの先駆けではないでしょうか。
 
 
ホムセンロープを頼りに下ります。
 

 
 
伸縮性のあるクライミングロープよりも、ホムセンロープの方が安心感があるように感じました。手には優しくないですが。
 

 
色々と総合的に考えれば、断然、クライミングロープの方が良いに決まってますが。
(クライミングロープは結構高いです。僕は持っていませんが。)
 
 
復路では登り返さなければならない鋸山
 

 
 
登山前の事前リサーチで、普段はヤマレコは見ませんが、皇海山クラッシックルートは見る必要があると思いヤマレコをチェックしました。
 

 
ヤマレコでこの看板(不動沢のコルにあります。)を見ていたので、単独で臨むのは止めようと思いました。他にもいくつか単独を止めた要因はありますが。
 
 
不動沢のコルで皇海橋からの最短ルートと合流します。
 
不動沢のコルの道標
 
 
不動沢のコルから皇海山山頂までは約70分。
 

 
アップダウンを繰り返してきた体に皇海山への最後の登りが待っています。
 
 
何故か鋸山にばかり目が行きます。復路で登り返さないといけないからでしょうか。
 
不動沢のコル付近から見る鋸山
 
 
皇海山山頂直下の青銅の剣
 
皇海山の山頂直下の青銅の剣
 
最短ルートからはそれなりに登山者が登っていました。
 
二言三言を交わした方もいましたが、林道の状況を聞いてみれば良かったなと思います。
 
難路を車で踏破した方の、生の声を聞いてみたかったです。
 
 
皇海山山頂に到着
 

 
山梨県はお金がかかっていると思われる、山梨百名山の山頂標を設けていますが、栃木百名山の山頂板はアットホームでいい感じです。
 
調べてみたら、地元信州には信州百名山というものがあるようです。
 
日本百名山の次の目標に良いかもです。
 
 
Nさんとのツーショットも後ろ姿を貫き通すシャイボーイ。(もうおじさんですが・・・)
 
皇海山山頂で記念撮影
 
プライベートでDJをこなすNさんはポーズが決まってます。
 
 
展望のない山頂ですがここまでの険しい道のりがあったので感慨深い山頂です。
 

 
それに、皇海山は百名山登山の中で、3本の指に入る不安感=期待感を持って臨んだ山です。
 
 
何で山頂に机が?と思ったら方位盤でした。
 

 
恐らく方向はあっておらず、経年劣化?で現役を退いていると思われます。
 
 
展望は無いですが、皇海(スカイ)だけに空は綺麗です。
 
皇海山山頂
 
山頂碑であるとともに渡良瀬川水源碑でもあります。
 
森高千里の曲で渡良瀬川というのがあったような気が。
 
 
山頂では弟夫婦からの激励品第1号のカップヌードルを美味しくいただきました。
 

 
 
激励品カップヌードル
 

 
普段の山行では、グルメな山ごはんを作るNさんも、この日はさすがにインスタントでした。
 
たしかに、クラシックルートにはグルメな料理よりも軽量化が必要なのです。
 
 
皇海山山頂からはいい感じに不動沢のコルまで下山。
 
不動沢のコルの警告看板
 
鋸山への登り返しとなります。
 
 
武尊山でしょうか。
 

 
 
鋸山の登り返しももう少しで登り切ります。
 
不動沢のコル方面から見る鋸山
 
 
離れていく皇海山
 

 
 
日光白根山でしょうか。
 

 
 
皇海山と日光白根山と思われる山。
 

 
 
鋸山の登り返し完了。
 
鋸山から見る皇海山
 
 
そして、いよいよ六林班峠(ろくりんぱんとうげ)へと向かう笹薮漕ぎ地帯へ足を進めます。
 
鋸山付近の庚申山荘方面と六林班峠方面の分岐
 
 
早速、笹のお出迎えです。
 

 
 
パンダを連れてきたら大喜びしそうです。
 

 
 
左が皇海山で右が鋸山です。
 
六林班峠へ向かう登山道から見る皇海山と鋸山
 
往路では鋭角的な山容が印象的だった鋸山ですが、六林班峠へと向かう登山道から見ると丸みを帯びた山容です。
 
 
徐々に笹の丈が高くなってきます。そして、登山道が消えました・・・。
 

 
 
序盤は、覆い隠された倒木がいたるところにありました。
 
 

 
超えなければなりませんが、濡れていてとても滑ります。
 
 
背丈の笹が体に覆いかぶさるようになってきました。
 

 
 
 
Nさんとの距離が少しでも開くと、笹が邪魔してNさんの背中が見えなくなります。
 

 
 
完全に笹に埋もれるNさん。(正規のルート)
 
六林班峠付近の笹薮漕ぎ
 
 
相変わらず時々ある太い倒木。
 

 
 
数種類の目印がルートを外れていないことを知らせてくれます。
 

 
 
比較的、等間隔に目印があったと思います。
 

 
 
目印と目印の感覚があまりにも長いと感じたら、ルートロスの可能性があります。
 

 
 
藪漕ぎをしてみての感想としては、
 
六林班峠付近の笹藪漕ぎ
 
両手で笹の下の方をかき分けると、登山道(地面)を確認することができました。
 
基本的には、本ルートを通っていれば地面は笹ではなく、土です。
 
ただ、我々も所々、土の上ではなく、倒れた笹の上を歩いた箇所があります。
 
そこが、本ルートだったのか、本ルートを外れたルートだったのかは不明です。
 
倒れた笹の上を歩いているときはルートを外れていることを疑った方が良いと思います。
笹が倒れているということは、人が歩いた跡である可能性が高い(動物の可能性もある?)ですが、迷い歩いた跡である可能性があります。
 
笹をかき分けながら、常に木につけられている目印を探すというのが重要だと思いました。
 
そして、初の六林班峠ルートを単独で臨むのは絶対に止めた方が良いということを実感しました。
 
 
 
六林班峠に到着
 
六林班峠
 
黄色い看板の赤矢印(庚申山荘)は方向が間違っていたように思います。
 
黄色い看板に従うと、笹をかき分けたような跡と踏み跡のような跡がありますが、迷い跡だと思われます。(我々はそちらへは向かいませんでした。)
 
単独で臨んでいたとしたら、僕は恐らく迷い跡へと進んでいました・・・。
 
 
六林班峠はちょっとした広場(少人数が休憩できるくらいのスペース)になっています。
 
六林班峠
 
 
道に見えませんが左側からやってきたはずです。
 

 
庚申山荘への道は、写真右側の木の目印に向かって笹をかき分けて進んだと記憶しています。
 
六林班峠の広場から木につけられた目印が見えるので、そこに向かい藪漕ぎをします。
 
 
広場から2分以内にある看板①
 
六林班峠付近の庚申山荘を示す看板
 
 
広場から2分以内にある看板②
 
六林班峠付近の庚申山荘を示す看板
 
 
六林班峠から先も、しばらく藪漕ぎが続きました。
 
トータルで1時間30分~2時間ほどだったと思います。
(コースタイムより早めのペースで)
 
 
藪漕ぎが落ち着いてから先は、尾根をトラバースしている感じで、下山をしているという感じがしませんでした。
 

 
沢をいくつか渡りますが、ルート不明瞭な箇所が何ヶ所かありました。
 
また、ロープは張られていましたが、登山道が崩落していて気が抜けない箇所もありました。
 
言ってみれば、藪漕ぎが終わっても、庚申山荘までは気が抜けない登山道が続きました。
 
そして、何より、歩いても歩いても庚申山荘にたどり着きませんでした。
 
六林班峠から庚申山荘まで、コースタイムを上回るペースで歩けていたと思いますが、コースタイムくらいの時間を要しました。
(コースタイムが短すぎる?)
 
Nさんが登山アプリ(YAMAP)で現在地を確認するたびに、「見なきゃよかった。」とこぼしてました。
 
 
やっとのことで「庚申山荘まであと0.5km」の看板にたどり着きました。
 

 
手前には展望が良いらしい「天下の見晴」があるようですが、確認するまでもなくスルーです。
 
 
庚申山荘はゴールではないのです・・・。
 
庚申山荘
 
 
仁王門で自撮りするくらいの元気はまだありました。
 

 
 
一の鳥居もゴールではないのです。
 
皇海山クラシックルートの一の鳥居
 
 
林道歩きを経て明るいうちに銀山平公園に到着。
 

 
Nさんの計測によると、歩行距離28.4km、行動時間13時間18分だったようです。
 
総合的に考えると皇海山クラシックルートは、日本百名山日帰り難易度ランキングベスト3に入るのではないでしょうか。
(他の百名山も難ルートを引っ張り出すとキリが無いかもしれないですが。槍の北鎌など。)
 
少なくとも、僕が82座目の皇海山までに歩いてきた百名山のルートの中では断トツの最難関でした。
 
 
頼れる山仲間との山行だったからこそ、無事に日帰りができた皇海山でした。
 
皇海山は百名山の中でも極めて地味だといわれることもあるようですが、
 
アドベンチャー要素満載、インパクト満載の皇海山でした。
 
 
 
 
 
皇海山の日帰り周遊登山は、日本百名山の完登で印象に残った山第3位です。
 
 
日本百名山の完登で印象に残った山第1位はこちらです。
 
 
日本百名山の完登で印象に残った山第2位はこちらです。
 
 
 
 
 
皇海山が掲載された「山と高原地図」
 
楽天市場での検索結果
 
Amazonでの検索結果
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果

 
 
 
 
 
このホテルに宿泊しました。 (皇海山登山の前日に宿泊)
 
楽天トラベルにリンクしてます。
 

 
 
 
 
 
『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
日本百名山の登山をされる方におすすめ!
 
『日本百名山地図帳』山と渓谷社
 
楽天市場での検索結果はこちら
 
amazonでの検索結果はこちら
 
Yahoo!ショッピングでの検索結果はこちら
 
 
「日本百名山地図帳」は、登山ルートやコースタイムなどの確認に大活躍し、ボロボロになるまで使いました。

 
『日本百名山登山地図帳をどのように使ったか』こちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
『日帰り登山のノウハウ』を、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。