オリンパスの防水デジタルカメラTough(タフ)は、僕の登山道具の中でも特に気に入っている道具で、僕の登山には欠かすことができないアイテムです。
オリンパスタフは、コンパクトなので持ち運びがしやすく、ハードな環境でも壊れることがない頑丈さを兼ね備えています。
それでいて、綺麗な山写真を撮影することができる最強の防水デジタルカメラです。
オリンパスタフにしかない魅力
雨だろうが低温だろうが、登山中のどんな状況でもシャッターチャンスを逃しません。
そして、そんなタフさを誇りながら、鮮明な写真を撮ることができます。
このブログ投稿では、
オリンパスタフが登山におすすめな防水デジタルカメラである理由を詳しく説明したいと思います。
僕は2017年に146日間で完登した日本百名山の山旅も、100座全てをオリンパスタフとともに歩いています。
『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登達成)』については、こちらで詳しくブログ投稿をしています。
↑ブログに掲載している写真は全てオリンパスタフで撮影したものです。
オリンパスタフは間違いなく登山におすすめな最強の防水デジタルカメラです。
オリンパス タフが登山に最適なデジタルカメラである理由
①完全防水といえる
②持ち運びがしやすい
③鮮明な画像で登山写真を撮影することができる
④三脚などなしに自撮りがしやすい
⑤衝撃に強い
⑥マクロモードで高山植物を鮮明に撮影することができる
⑦厳冬期の雪山でも問題なく撮影できる
それぞれについて詳しく説明します。
オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
完全防水といえる
オリンパスタフはダイバーにも人気のカメラで、水深15mの防水性能を備えています。
オリンパスタフは、もっとも高い防水保護等級であるIPX8です。
IPXは日本工業規格で規定された防水の程度についての等級です。
IPXは全部で9段階ありますが、IPX8は最も高い防水保護等級となります。
ちなみに、IPX8は「継続的に水没しても内部に浸水することがない。」程度の防水性能を備えているということを意味します。(旧規定による。現在は規定から前述の文言は削除。)
平地とは比べものにならない山の猛烈な雨、風の中でも、オリンパスタフであれば、全く問題なく写真撮影をすることができます。
幌尻岳(北海道)の渡渉をしている時に、タフで水中を撮影した写真です。
幌尻岳登山についてはこちらでブログ投稿しています。
オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
持ち運びがしやすい
オリンパスタフ(TG-6)のサイズは11.3cm(ヨコ)×6.6cm(タテ)×3.24cm(厚さ)となっています。
一般的なデジカメに比べて、若干の厚みがあります。
また、重さ253gと、こちらも一般的なデジカメに比べて若干の重さがあります。
ただ、この厚みと重みが、後述するセルフタイマーでの自撮りにうってつけなのです。
タフとカード(クレジットカードサイズ)の大きさを比較
タフは100円玉ほどの厚さです。
僕はTough-TG-4とTG-5を持っています。TG-6の購入も考えています。
オリンパスタフは一般的なコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)に比べて、若干の重み、厚みがありますが、登山に携行する上では全く問題ないレベルです。
サイズ感としては、登山用ザックのウェストポケットに入れることができるサイズです。
ちなみに、僕は、オリンパスタフをザックのショルダーハーネスにつけたアクセサリーポケットに入れて携行しています。(登山時の動きに干渉することはありません。)
撮りたいシーンを目の前にした時や、雷鳥が突然目の前に姿を現したときなど、即座にアクセサリーポケットからオリンパスタフを取り出し、シャッターを押すことができます。
アクセサリーポケットについてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
鮮明な画像で登山写真を撮影することができる
オリンパスタフの画素数は約1200万画素と、他のコンデジと比べると低いものです。
決して、高画質とは言えませんが、僕はオリンパスタフで撮った写真で以下の実績があります。
・NHK長野の写真展で採用。(数千点の応募の中から選ばれる12枚に選ばれました。)
採用された写真(雷鳥と槍ヶ岳)
写真が掲載されているNHK長野のホームページ
・山と渓谷に2ページにわたり掲載された際に、タフで撮影した写真を使用
山と渓谷に掲載された時のことについてのブログ投稿はこちら
・地元紙の読者投稿に複数回の採用(市民タイムスというローカル新聞ではありますが。)
・SNS(ツイッター)に投稿する山写真で100以上の「いいね」をいただくこと多数。
・このブログに掲載している山写真のほぼすべて。
オリンパスタフの画素数は決して高くはありませんが、タフで撮影した写真が、写真展用の写真に選ばれたり、雑誌掲載もされています。
SNSで高評価、1000以上の「いいね」をいただくこともあります。
オリンパスタフは、良い山写真を撮る上で、全く問題ない画質を備えています。
そして、ちなみに、上記の実績のうち、高山植物の写真以外はすべてオートモードで撮影をしています。
難しい設定、テクニカルな設定をすることなく、オリンパスタフは素晴らしい写真を撮影することができます。
オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
三脚などを使わなくても自撮りがしやすい
オリンパスタフは、厚みが3.24cmと、他のデジカメに比べて若干の厚みがあります。
また、重量253gと他のデジカメに比べて若干の重みがあります。
しかし、この厚みと重みがセルフタイマーを使って自撮りをする際にメリットとなります。
僕はオリンパスタフを岩の上や、道標の上に置き、セルフタイマーを使って自撮りをします。
セルフタイマー自撮りをする際は、山なので強い風が吹いていることも多く、軽いデジカメでは風にあおられて向きが変わってしまったり、倒れてしまったりすることがあります。
タフであれば、そこそこの風に耐えうる厚みと重さもあるので、他のコンデジと比べると安定してセルフタイマー自撮りをすることができます。
2017年に146日間で達成した日本百名山全山日帰り登山の際、山頂で撮った写真の9割9分は、オリンパスタフでのセルフタイマー自撮りによるものです。
日本百名山登山の時の山頂記念写真集はこちらです。
オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
マクロモードで高山植物を鮮明に撮影することができる
オリンパスタフにはマクロモードが備わっています。
マクロモードといっても難しい設定が必要なわけではなく、ダイヤルをマクロモードに合わせるだけです。
登山道には数々の美しい高山植物が咲いています。
オリンパス タフのマクロモードを使うと、高山植物を近距離から鮮明に撮影することができます。
タフのマクロモードで撮影した高山植物
オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
厳冬期の雪山でも問題なし
僕の冬のホームマウンテンは北アルプスの乗鞍岳(標高:3026m)です。
オリンパスタフは、厳冬期の3000m級登山でも全く問題なく使うことができています。
低温のため、電池の減りが急激に早くなってしまうということはありません。
スマホの電源が落ちてしまうような氷点下でもまったく問題ありません。
オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
その名のとおり、とにかくタフ
防水性能、低温への耐性など、ここまでも説明をしてきましたが、オリンパス タフがタフと名付けられている由縁は他にもあります。
・耐衝撃2.1m
・砂やほこりの侵入をシャットアウトする防塵性能。
・耐荷重100kgf。
オリンパスタフは上記の3つも売りになっています。
いくら注意をしていても、登山中に手元が狂って砂礫地帯でカメラを落としてしまったりということが時々あります。
もちろん、100%大丈夫と言うわけではないですが、他のデジカメでは故障してしまうような状況でも、オリンパス タフであれば大丈夫である可能性が圧倒的に高いです。
そのタフさゆえ、工事現場などの現場写真を撮る用にも、オリンパスタフは人気のようです。(電気店の店員さんが教えてくれました。)
まとめ オリンパス タフが登山に最適なデジカメである理由
オリンパスタフが登山におすすめなデジタルカメラである理由を、僕の登山での実体験を交えて紹介してきました。
オリンパスタフが登山におすすめな主な理由は下記のとおりでした。
①完全防水といえる
②持ち運びがしやすい
③鮮明な画像で登山写真を撮影することができる
④三脚などなしに自撮りがしやすい
⑤衝撃に強い
⑥マクロモードでの高山植物撮影
⑦厳冬期の雪山でも問題なく撮影できる
今はスマホも進化しており、デジカメ顔負けの画質となっています。
スマホでも充分、登山写真を撮影することができますが、ハードな環境である山の中では機能しなくなったり、破損してしまう可能性があります。
手ごろな価格のデジカメも同様で、山の中では気を使って取り扱う必要があります。
オリンパスタフであれば、登山でのハードな状況にも耐えうる耐久性を持っていますので、写真を撮影することに集中することができます。
オリンパスタフは登山におすすめなデジカメとして自信をもっておすすめできるカメラです。
オリンパスタフは、耐久性、十分に鮮明な画質、自撮りのしやすさ、マクロモードでの高山植物撮影などなどを兼ね備えた防水デジタルカメラです。
山でのシャッターチャンスを増やしませんか。
オリンパス Tough 防水デジタルカメラシリーズ
『登山で良い写真をとるためのコツ』について、こちらでブログ投稿をしています。
『オリンパスタフで撮影した登山写真』をこちらでブログ投稿しています。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
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