山と渓谷の2020年5月号

『山と渓谷』に日本百名山完登について掲載していただいたときの舞台裏【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山】

 
 
 
この度、わたくし、山と渓谷(2020年5月号)に『日本百名山全山日帰りを146日間で達成』という記事で掲載をしていただきました。
 
 
畏れ多くも、記念すべき、山と渓谷90周年記念企画の『登山者の今』という企画の中で2ページにわたり掲載していただいています。
 
 
『山と渓谷』といえば発行部数18万部(2018年4月現在の公称部数)を誇り、登山者に最も読まれている雑誌と言って良いと思います。
 
 
そんな雑誌に一般人登山者である自分が2ページにわたり掲載されることになろうとは夢にも思っていませんでした。
 
 
 
※日本百名山全山日帰り登山は2017年に146日間で達成しました。
 
詳しくはこちらでブログ投稿しています。
 
 
 
今回、山と渓谷に掲載していただくという、非常に貴重な経験をさせてもらいましたので、
 
 
どうやって取材のオファーがあり、どんな流れで取材~雑誌掲載となったかをまとめておきたいと思います。
 
 
 
山と渓谷の2020年5月号
 
 
 

山と渓谷への掲載までの流れ

・取材オファーはブログから
 
・新型コロナのため対面取材は無しに
 
・取材はメールでしたがスケジュールが・・・
 
・最終的な取材は電話で
 
・掲載原稿の校正
 
・ブログ写真の使用許可と原稿料の振込口座の確認
 
・掲載された山と渓谷5月号の謹呈
 
・山と渓谷2020年5月号に掲載していただいて

 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れについて、それぞれを説明していきます。
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

取材オファーはブログから

まずは、ブログのコメント欄を通じて、メールで「山と渓谷社」さんから取材のオファーをいただきました。
 
 
いつもはほぼスパムメールしか来ないブログのコメント欄ですが・・・笑
 
 
1通目のメールは「個性的な登山」をしている登山者を探しているといった内容でした。
 
 
僕のブログの「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」の記事を読んでいただいたようで、
 
 
「車中泊で日本百名山を達成」というタイトルでの、山と渓谷への掲載をということで打診をされました。
 
 
実際のところ、「日本百名山」の登山の中で、車中泊をしたのは23泊に過ぎなかったので、「車中泊で日本百名山を達成」というタイトルでの掲載はお断りしました。
 
 
せっかく、山と渓谷社さんから打診していただいたので、ダメもとで「146日間で日本百名山の完登を達成」というようなタイトルであればお受けできますと回答したところ、「ではそれで」という流れになり、そこから、実際の取材調整へと話が進んでいきました。
 
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

新型コロナのため対面取材は無しに

山と渓谷社さんの方では、信州大学山岳部にも「登山者の今」への掲載の打診をされていたようです。
 
 
そんな訳で、当初は、信大への対面取材と併せて、僕の取材も計画をされていたようです。
 
 
しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況となったため、対面での取材は却下となり、メールと電話での取材ということになりました。(山と渓谷社さん側の事情。)
 
 
ここまでのメールのやりとりは山と渓谷社の社員さん(たぶん)とさせていただきました。
 
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

取材はメールでしたがスケジュールが・・・

ここからは、ライターの方とのメールでのやりとりとなりました。
(おそらくですが、ライターはフリーランスの方だと思います。)
 
 
ライターの方から、日本百名山登山について、メールで質問をいただき、それにメールでお答えするという形でした。
 
 
まとめて質問をいただき、1回で答えるというスタイルでした。
 
 
実際にいただいた質問項目を一部抜粋します。
 
◆日帰り登山のスタイルを始めたきっかけは
 
◆挑戦期間中、最も気を使っていたことは何ですか?
 
◆この百名山挑戦で、現在の登山に役に立っていることはありますか?
などなど
 
 
さすがプロのライターです。
 
 
僕自身ではあまり考えたことのない切り口での質問を上記以外にも色々といただきました。
 
 
「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」について、自分では思いいたらない切り口で振り返ることができ、とても新鮮でした。
 
 
また、雑誌掲載用に、百名山登山の写真をいくつか送ってほしいとのオーダーがありました。
 
 
ちなみに、質問と写真についての要望をいただいてから回答までの期限が1週間無く、意外とタイトなスケジュールなんだな~と思いました。
 
 
僕としてもかなり忙しかったです 笑
 
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

最終的な取材は電話で

テキストでの取材をお返しし、5日ほどで電話取材となりました。
 
 
ライターの方から質問を受ける形で、20~30分ほどの山トークをしている感じでした。
 
 
インタビュアーから質問をうけるというよりは新聞記者から質問を受けると言った感じ。
 
 
淡々とした山トークが続く中にも、時折、ライターの方が社交辞令では無い笑いを返してくれることもあり、取材は楽しいものでした。
 
 
燕岳を1日に2往復した話など、僕の変態行為に対して食いつかれることが多かったとように思います。
 
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

掲載原稿の校正

電話取材の翌々日に校正用データが送られてきました。
 
 
校正期限は翌日の夕方。
 
 
若干、事実と異なる表現となっている所や、より具体的になるように補足してもらいたいことなどがあったので、加筆訂正をお願いしました。
 
 
仕事が繁忙期だったため、慌ただしい中での校正でした。
 
 
僕も慌ただしかったですが、電話取材の翌々日には原稿を完成されていたので、プロのライターさんの仕事ぶりに感動しました。
 
 
僕も素人なりにブログで百名山登山についてまとめましたが、一世一代の挑戦について、プロの方にまとめていただけるというのはとても幸せなことです。
 
 
ちなみに、原稿に記載されていた記事の内容ですが、意外にもブログに書いたことを採用いただいている箇所が多かったです。
 
 
ライターの方にそこそこブログを読み込んでいただけていること、素人の僕が書いた記事をヤマケイへの掲載のために参照、転用いただいているというのは嬉しいものでした。
 
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

ブログ写真の使用許可と原稿料の振込口座の確認

1番初めにメールをいただいた山と渓谷社の社員さんとは別の社員さんからメールをいただきました。
 
 
・僕のブログに掲載している写真を「登山者の今」企画のトビラ写真に使用をしたい
 
・原稿料の振込口座を知らせて欲しい。
 
 
ちょっとした山トークも交えつつ、2回ほどメールのやりとりをさせていただきました。
 
 
ちなみに、原稿料は2ページの掲載で、山小屋の素泊まりにはちょっと足りないくらいの金額です。
 
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

掲載された山と渓谷5月号の謹呈

山と渓谷の発売日(毎月15日)より2日ほど前に、僕が掲載された『山と渓谷2020年5月号』が送られてきました。
 
 
封筒には、『謹呈』と『見本誌在中』の文字がありました。
 
 
 
 
山と渓谷への掲載までの流れ

まとめ 山と渓谷2020年5月号に掲載していただいて

僕を掲載いただいた山と渓谷が発売されてから半月程が経過しましたが、今のところファンレターは来ていません 笑
 
 
プロフィールに「彼女募集中」と入れてもらえばよかったと後悔しております 笑
 
 
今回、山と渓谷に掲載いただいたことは、自分にとって2つの大きな価値があったと思います。
 
 
・「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」という一世一代の挑戦を振り返ることができたこと。
 
・「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」について、プロの視点で、プロの手によりまとめていただくことができたこと。
 
 
山と渓谷といえば、山小屋や登山用品店の喫茶スペースなどにバックナンバーが取り揃えられていることがよくあります。
 
 
「ひと夏での日本百名山全山日帰り登山」について、多くの登山者の方の目に触れるということは恥ずかしい反面、感慨深くもあります。
 
 
今回、山と渓谷に掲載していただいたことは、僕の登山歴の中でのビッグイベントとなりました。
 
 
山と渓谷に掲載していただいた記事に恥じぬよう、今後も山に向き合っていきたいと思うのでした。
 
 
 
 

最後に 山と渓谷への掲載を通じて気が付いたこと

「ひと夏での日本百名山日帰り登山」では、計画段階から、挑戦中、挑戦後の振り返りまで、「山と渓谷社」の「日本百名山地図帳」に大変お世話になりました。
 
 
日本百名山地図帳についてはこちらで詳しくブログ投稿をしています。
 
 
 僕が一方的にですが、山と渓谷社さんとのご縁を実感したしだいです。
 
 
 
 
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『日本百名山の登山所要時間』を、こちらで一覧にしています。僕が百名山を完登した時の各山の登山所要時間です。
 
 
 
 
 
『日本百名山を短期間(146日間)で完登したノウハウ』について、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
 
 
 
日本百名山の登山ルートやコースタイムなどを調べるには、山と渓谷社の『日本百名山地図帳』が大活躍しました。(詳細はこちらでブログ投稿しています。)
 
 
『日本百名山地図帳』

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