車から出るのが億劫な雪山登山をスムーズにスタートする方法【駐車場に着いてからの僕のルーティーンをご紹介】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山口駐車場に着いてから、雪山登山をスムーズにスタートする方法』について、山トークをしていきます。
 
 
 
雪山登山をするときに気合が必要なシーンのひとつが、登山を開始するために車から出る時だと思います。
 
 
 
なぜ億劫になってしまうかというと、
 
車の外は基本的には氷点下。
 
車の中と外の温度差は時に30度以上になっていることもあるからです。

 
 
そして、冬の登山口駐車場では、寒さから解放されたいがため急いで準備をしたくなります。(早く動き始めて体温を上げたいため。)
 
 
 
そんな急いだ状況であれもこれもと準備をしていると忘れ物をしやすくなります。
 
 
 
 
夜明け前の極寒の登山口駐車場(乗鞍岳)の写真です。地吹雪の中に飛び出さねばならないこともあります・・・。
 
地吹雪の冬の登山口駐車場
 
 
冬の乗鞍岳登山については、こちらでブログ投稿をしています。僕の冬のホームマウンテンです。
 
 
 
 
 
それでは、忘れ物をすることなく、雪山登山をスムーズにスタートする方法について、山トークをしていきます。
 
 
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
 
 
 
 
 

駐車場に着いてから、雪山登山をスムーズにスタートする方法

ポイントは、車から降りてからする作業を少なくすることです。
 
 
車を降りてからの準備作業を少なくすることによって、スムーズに登山を開始することができます。
 
 
また、作業をルーティーンかしておけば、忘れ物をする可能性を減らすこともできます。
 
 
 
 
 

僕が雪山の登山口駐車場で、車から降りてからする作業は以下の6つです。

①登山靴を履く

こればかりは車から降りてからするしかありません。
 
 
家で雪山用登山靴を履いて、雪山用登山靴で車の運転をしようものなら、アクセルとブレーキを同時に踏んでしまうこともありえます。
 
 
スペースが十分にある車であれば、運転席から別の席に移動して、車の中で登山靴を履くというのもありかと思います。
 
 
 
 

②ゲイターを履く

登山靴を履いてからでないと履くことができないゲイター(スパッツ)も、車を降りてから履かざるをえません。
 
 
登山靴と同様にスペースが十分にある車であれば、運転席から別の席に移動して、車の中でゲイターを着けるというのもありかと思います。
 
 
 
 

③インナーグローブを替える

①と②の作業はインナーグローブが痛む気がするので、僕は別の安い手袋で行っています。
 
 
登山靴とゲイターを履き終えたら、登山用のインナーグローブにチェンジします。
 
 
 
 

④車のカギと財布と携帯電話をザックに入れる

山で使うからというよりは、車のカギ、財布、携帯電話などの貴重品を車に置いておきたくないので登山に携行します。
 
 
貴重品はすぐに出し入れをすることができる雨蓋に入れています。
 
 
 
 

⑤スノーシューをザックに外付けする

本当は、家で事前にスノーシューをザックに外付けしておきたいところですが、財布と携帯電話をザックに入れた後にスノーシューをザックに外付けしています。
 
 
スノーシューを外付けをするにあたり、ザックの調整ベルトを締めますが、ベルトを締めるとザックがパンパンになっているので、財布と携帯電話を雨蓋に入れるのが大変になってしまいます。
 
 
なので、財布と携帯電話をザックに入れてからザックの調整ベルトをしっかりと締めます。
 
 
そして、調整ベルトをしっかりと締めてザックの恰好を固定してからスノーシューをザックに外付けします。
 
 
 
 

⑥登山用ヘッドライトを頭に着ける

僕は基本的に夜明け前から登山をするので、登山の準備をするところから、ヘッドライトを使います。
 
 
登山中に使うヘッドライトの電池の消耗を抑えるため、登山準備の際に使うヘッドライトは登山用とは別のヘッドライトを使っています。
 
 
スノーシューをザックに外付けした後に、準備用のヘッドライトから、登山用のヘッドライトに着け替えます。
 
 
登山開始直前にヘッドライトをチェンジします。
 
 
 
 
以上の6つが、僕が雪山登山の際に車の外でする作業になります。
 
 
 
 
①登山靴を履く
 
②ゲイターを履く
 
③インナーグローブを替える
 
④車のカギと財布と携帯電話をザックに入れる
 
⑤スノーシューをザックに外付けする
 
⑥登山用ヘッドライトを頭に着ける
 
 
 
 
ザックに貴重品を入れる、スノーシューを外付けする、ヘッドライトのつけ替えをする、作業はもっと合理化もできる気もしますが。
 
 
作業に若干の時間を要しはしますが、合理化したとしても誤差の範囲かなと思っています。
 
 
登山直前に貴重品の所在を確認し、スノーシューをしっかりとザックに固定して、電池残量MAXのヘッドライトで登山に臨む。
 
 
登山に集中できるようにするということを考えると、時短のために合理化をするよりも、今のままの方が良いと思っています。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、雪山登山をスムーズにスタートさせるための僕のルーティーンをご紹介しました。
 
 
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと考えていると、極寒の車外に出るのも億劫になってしまいます。
 
 
登山開始前に車の外でする作業を減らすことによって、
 
登山をスムーズに開始することができるということと、忘れ物をするリスクを減らすことができます。
 
 
 
 
今回の山トークは以上になります。
 
 
それでは、また、次の山トークでお会いしましょう!!
 
 
 
 
 
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『冬山登山のノウハウ【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】』を、こちらでブログ投稿しています。
 
 
 
 
 
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けた、冬山登山にも通じるノウハウになります。
 
 
 
 
 
『僕の夏山登山装備(登山ウェア含む)』は、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 

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