雪山登山をするときに気合が必要なシーンのひとつが、登山を開始するために車から出る時だと思います。
なぜ億劫になってしまうかというと、
車の外は基本的には氷点下。
車の中と外の温度差は時に30度以上になっていることもあるからです。
そして、冬の登山口駐車場では、寒さから解放されたいがため急いで準備をしたくなります。
(早く動き始めて体温を上げたいため。)
そんな急いだ状況であれもこれもと準備をしていると忘れ物をしやすくなります。
夜明け前の極寒の登山口駐車場(乗鞍岳)。地吹雪も・・・。
このブログ投稿では、雪山登山をスムーズにスタートする方法についてまとめてみました。
ポイントは、車から降りてからする作業を少なくすることです。
車を降りてからの準備作業を少なくすることによって、スムーズに登山を開始することができます。
また、作業をルーティーンかしておけば、忘れ物をする可能性を減らすこともできます。
僕が雪山の登山口駐車場で、車から降りてからする作業は以下の6つです。
①登山靴を履く
こればかりは車から降りてからするしかありません。
雪山用登山靴を履いて運転をしようものならアクセルとブレーキを同時に踏んでしまうこともありえます。
②ゲイターを履く
登山靴を履いてからでないと履くことができないゲイター(スパッツ)も、車を降りてから履かざるをえません。
③インナーグローブを替える
①と②の作業はインナーグローブが痛む気がするので、別の安い手袋で行っています。
登山靴とゲイターを履き終えたら、登山用のインナーグローブにチェンジします。
④車のカギと財布と携帯電話をザックに入れる
山で使うからというよりは、車のカギ、財布、携帯などの貴重品を車に置いておきたくないので登山に携行します。
貴重品はすぐに出し入れをすることができる雨蓋に入れています。
⑤スノーシューをザックに外付けする
本当は、スノーシューを事前にザックに外付けしておきたいところですが、財布と携帯をザックに入れた後に行っています。
ザックの調整ベルトを締めた後だとザックがパンパンになっているので、財布と携帯を雨蓋に入れるのが大変になってしまいます。
財布と携帯をザックに入れてからザックの調整ベルトをしっかりと締めます。
そして、調整ベルトをしっかりと締めてザックの恰好を固定してからスノーシューをザックに外付けします。
⑥ヘッドライトを準備する
僕は基本的に夜明け前から登山をするので、登山の準備をする際はヘッドライトを使います。
登山の準備をするためのヘッドライトと登山中のヘッドライトは別のものを使っているので、登山開始直前にチェンジします。
以上の6つが、僕が雪山登山の際に車の外でする作業になります。
貴重品、スノーシュー、ヘッドライトに関する作業はもっと合理化もできます。
ただ、登山に集中するためということを考えると今のままで充分かなと思っています。
貴重品を携行せずに登山中に所在が気になってしまったり、スノーシューをアンバランスにしか外付けできなかったり、ヘッドライトの電池残量などなど。
作業に少し時間がかかったとしても、登山に集中することの方が大事だと思っています。
まとめ 雪山登山をスムーズにスタートする方法
以上、僕が冬の登山口駐車場で車の外でする作業をまとめてみました。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと考えていると、極寒の車外に出るのも億劫になってしまいます。
登山開始前に車の外でする作業を減らすことによって、
登山をスムーズに開始することができるということと、
忘れ物をするリスクを減らすことができます。
登山に集中するための準備についてはこちらでブログ投稿をしています。
登山のノウハウなどについて過去に投稿した記事の一覧はこちら
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☆山旅の記録 一覧はこちら☆
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