松本市の山男です。
今回は、『絶対に登山すべき日本百名山5選』ということで、山トークをしていきます。
今回ご紹介する山々は、ど定番の山々で、登山難易度が高い山々になります。
※初心者の方は、1人で登るのは避けた方が良い山々になります。(天気の良い日の富士山は登れるかもしれません。)
今回ご紹介する山々は、眺めて素晴らしい山々、登って素晴らしい山々です。
なお、登って素晴らしいというのは、岩場あり、鎖場あり、長い行程に、標高差などなどがあって、「素晴らしく登りがいのある山」という意味になります。
もちろん、山景色も素晴らしい山々です。
また、今回の山々は、松本市の山男の個人的な好み、個人的な考えに基づいて選定しています。
我ながら、北アルプスに偏った選定になっていると自覚しています。
ただ、一応、わたくし、日本百名山を完登していますので、その実績に基づいた選定にはなります。
『日本百名山の完登(146日間で完登)』については、こちらでブログ投稿をしています。
また、幌尻岳以外は、毎年登ってきた山々になります。
それでは、日本百名山で絶対に登るべき山 トップ5ということで山トークをしていきます。
日本百名山で絶対に登るべき山
第5位 幌尻岳
おすすめ登山ルート:林道第二ゲート(とよぬか山荘からシャトルバス利用)
幌尻岳は、百名山登山の際に1度登ったのみの山ですが、機会があれば何度でも登りたい山です。
アイヌ語で「大きい・山」を意味する「ホロ・シリ」から名付けられたといわれる幌尻岳。
膝くらいまで川につかる渡渉(川を渡ること)を、10回ほど繰り返すことになります。
渡渉を含む、難易度の高いルートであるため、幌尻岳は、「日本百名山の中で最難関の山」といわれることもあります。
北海道にあり、起点となる「とよぬか山荘」から登山口までが遠く、登山難易度が高い山。
山頂までの敷居が高いからこそ、絶対に登るべき山だと思っています。
ルートとしては、幌尻岳山頂に登った後は、戸蔦別岳を経由して幌尻山荘に戻る周遊ルートがおすすめです。
ただし、戸蔦別岳~幌尻山荘も、幌尻山荘~幌尻岳山頂と同様に10回ほどの渡渉があるので、注意が必要です。
幌尻岳が掲載されている『山と高原地図』
※大雪山の山と高原地図に掲載されています。
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『幌尻岳登山(振内コース)のポイント』については、こちらでブログ投稿をしています。
日本百名山で絶対に登るべき山
第4位 穂高岳
おすすめ登山ルート:上高地から
穂高岳には、難易度の高い縦走路や、登攀ルートが数多くあります。
目の前にそびえる急峻な岩稜は、ものすごい迫力で、「あんなところ本当に登れるの?」と、思いながら、僕はいつも登ってます。
また、登山者のみならず、上高地から見上げる穂高連峰の景色を、全国から多くの観光客が眺めにやってきます。
穂高岳は、剱岳、谷川岳と共に日本三大岩場と言われており、登山難易度は高いです。
ルートは、上高地~岳沢~前穂高岳~吊尾根~奥穂高岳~ザイテングラート~涸沢~横尾~上高地がおすすめです。
涸沢の紅葉は日本でも屈指のすばらしさと言われています。
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『上高地からの穂高岳登山のポイントと見どころ』について、こちらでブログ投稿をしています。
日本百名山で絶対に登るべき山
第3位 剱岳
おすすめ登山ルート:馬場島からの早月尾根ルート
「試練と憧れ」の石碑で知られる馬場島からのルートでいつも登っています。
剱岳早月尾根は、ブナ立尾根(烏帽子岳)、合戦尾根(燕岳)とともに、北アルプス三大急登と呼ばれています。
また、剱岳は「雪と岩の殿堂」と呼ばれており、早月尾根も岩場、鎖場が連続します。
早月尾根は、日本一過酷な山岳レースと言われるTJAR(トランスジャパンアルプスレース)のコースにもなっています。
『TJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)』については、こちらでブログ投稿をしています。
剱岳早月尾根は、登山者として、越えねばならない試練だと思っています。
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『試練と憧れの剱岳早月尾根登山のポイント』について、こちらでブログ投稿をしています。
日本百名山で絶対に登るべき山
第2位 槍ヶ岳
おすすめ登山ルート:新穂高からの飛騨沢ルート(右股林道ルート)
初めて槍ヶ岳登山をした時、飛騨乗越まで登りつめて目にした槍ヶ岳の穂先。
あの時の感動は、今でも覚えています。
僕が登山に夢中になった原点は、あの時に見上げた槍ヶ岳山頂の光景だと思ってます。
登山では、こんな非日常的な光景を目にすることができるんだ!と、実感したのが槍ヶ岳でした。
槍ヶ岳は、日本のマッターホルン言われることもあり、登山者の憧れと言われることの多い山です。
※マッターホルンは、スイスを象徴するシンボル。アルプス山脈で最も有名な山。世界で最も写真に撮影されている山ともいわれています。
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『新穂高からの槍ヶ岳登山(飛騨沢ルート)のポイント』について、こちらでブログ投稿をしています。
日本百名山で絶対に登るべき山
第1位 富士山
好きな登山ルート:金鳥居から(富士急行線の富士山駅から歩いて約5分)
富士山は、言わずと知れた、標高日本一の山、日本の象徴の山です。
僕は、登山者であれば、日本一標高の高い場所に身を置くべきと思ってます。
実際に、僕は登山をするようになってから、毎年のように富士山に登ってきました。
富士山にまつわる言い回しとして、『一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿』というものがあります。(江戸時代から言われてきたようです。)
バラク・オバマ元アメリカ大統領は、スピーチでこの言い回しを使ったことがあるようです。
はるか昔から庶民の話題になり、アメリカ大統領にも取り上げられるワールドワイドな山である富士山。
登山者のみならず、日本人であれば登るべき山だと僕は思っています。
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『富士山に登頂するためのポイント』について、こちらでブログ投稿をしています。
日本百名山で絶対に登るべき山
まとめ
以上、『日本百名山で絶対に登るべき山5選』ということで山トークをしてきました。
第5位 幌尻岳
第4位 穂高岳
第3位 剱岳
第2位 槍ヶ岳
第1位 富士山
僕は日本百名山の100座全てを、2017年に146日間で完登しました。
冒頭でも書いていますが、今回ご紹介した5座のうち、幌尻岳を除いた4座は2017年以前も毎年のように登っていました。
それは、毎年登るだけの魅力がある山々だからです。
そして、百名山登山を通して、4座の存在感、魅力は日本百名山の中でも際立っていると感じました。
幌尻岳は、近ければ毎年登りたい山です。
渡渉の経験と登山中の光景は今でもしっかり覚えています。
今回ご紹介した山々が、僕にとって、絶対に登るべき山々であるということに間違いはありません。
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
『登山初心者でも登りやすい日本百名山トップ10』については、こちらでブログ投稿をしています。
『日本百名山の登山所要時間』を、こちらで一覧にしています。僕が百名山を完登した時の各山の登山所要時間です。
『日本百名山を短期間(146日間)で完登したノウハウ』について、こちらでブログ投稿をしています。
日本百名山の登山ルートやコースタイムなどを調べるには、山と渓谷社の『日本百名山地図帳』が大活躍しました。(詳細はこちらでブログ投稿しています。)
『日本百名山地図帳』
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
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