絶好のスノーシュースポットである、冬の美ヶ原へ、三城から登山をする際のポイントについてまとめてみました。
三城は、長野県松本市側にある、美ヶ原への登山口になります。
三城周辺から美ヶ原に登るルートはいくつかありますが、このブログ投稿では百曲がりを登るルートでの登山を前提に紹介をしています。
三城の登山口駐車場
三城いこいの広場周辺に車を停めます。
夏場は登山者駐車場が開放されていますが、冬は閉鎖されています。
※上の写真の看板までに何ヶ所か駐車スペースがあります。
駐車場があるわけではないので、路側帯などの停めれるスペースに車を停めるといった感じです。
三城牧場の前に路上駐車をしている車を多く見かけます。
夏場であれば、三城から先の「よもぎこば林道」を美ヶ原の台上まで車で登ることができますが、冬は三城から先は冬季通行止めとなっています。
松本インターから登山口(三城)までのアクセスと路面状況
松本インターから三城までは車で約50分です。
冬に車で三城まで行く場合はスタッドレスタイヤは必須です。
冬季通行止めとなる地点(三城)までの道路は、山村に住んでいる方々の生活道路となっているので基本的には除雪がされています。
ただ、除雪後であっても雪やアイスバーンが路面にあることが圧倒的に多いので、三城からの冬の美ヶ原登山のためにはスタッドレスタイヤは必須です。
ちなみに、松本市在住の僕は冬はもちろんスタッドレスタイヤを履いていますが、溝の減ったスタッドレスタイヤでは三城までの雪の斜面を登ることができず、泣く泣く引き返したことがあります。
登山口トイレ
三城いこいの広場のトイレは冬は閉鎖されており、使用することはできません。
登山道にもトイレは無いので、コンビニで済ませておく必要があります。
登山ルート上のトイレ
夏は美ヶ原台上の牧場内にトイレがありますが、冬は閉鎖されており使用することはできません。
王ヶ頭ホテルのトイレは借りることができますが、登山靴を脱ぐ必要があります。
王ヶ頭ホテルのトイレはチップ制となっています。
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最終コンビニ
松本インターを降りて三城に向かう道中にセブンやファミマなどが数件あります。
コンビニを見つけたら1~2軒目で寄っておくのが無難です。
駐車場マップ
冬の美ヶ原への登山道(三城~百曲がりルート)
美ヶ原は毎日のように雪が降る豪雪地帯ではないので、三城からの登山道には基本的にはトレースがあることが多いです。
また、余程まとまった雪が降った直後でなければ、美ヶ原の台上に出るまではスノーシューもワカンも不要です。
基本的にはアイゼン・ピッケルも不要ですが、百曲がり園地の直下(道標があります)のみ、アイゼン・ピッケルを使用した方が安全なケースもあります。
百曲がり園地の直下からは荒天時は吹きさらされることになります。
百曲がり園地直下の天候が荒れているということは、台上はさらにハードなコンディションである可能性が高いです。
ハードコンディションの美ヶ原はスノーシュートレッキングどころの話ではなく、立っていることすらままならないケースもあります。
美ヶ原に限ったことではないですが、冬の美ヶ原登山を決行する際は、快晴予報の天気予報のときのみとすることを強くおすすめします。
『雪景色の美ヶ原登山(2018年2月24日)のレポート』をこちらにブログ投稿しています。
美ヶ原が掲載された『山と高原地図』
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『冬山登山のノウハウ【北アルプス3000m級の雪山登山の経験から】』を、こちらでブログ投稿しています。
『夏山登山のノウハウ』は、こちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けた、冬山登山にも通じるノウハウになります。
『僕の夏山登山装備(登山ウェア含む)』は、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。