毎年の恒例登山である、鳳凰三山のドンドコ沢ルート(青木鉱泉発)を歩いてきました。
今年は、最近知り合った女性トレイルランナーさん(Yさん)と一緒に歩いてきました。
登山ルート
青木鉱泉~ドンドコ沢ルート~鳳凰小屋~地蔵岳(オベリスク)~観音岳~薬師岳~観音岳~近道~鳳凰小屋~ドンドコ沢ルート~五色滝~青木鉱泉
南アルプスである鳳凰三山は、
北アルプスよりも雪解けが早いので5月も半ば頃になると雪がほぼ解けます。
(雪解けの時期は年により異なります。僕は毎年、ピッケルと軽アイゼンを携行しています。)
北アルプスで長距離の日帰り登山を満喫することができるようになる少し前に、
鳳凰三山では、ほぼ無雪期の登山道で長距離日帰り登山を満喫することができます。
Yさんよりは僕の方が登山ペースが速く、僕が先を歩く形になりましたが。
今まで一緒に歩いたことがある女性の中ではYさんは一番速かったです。
そして、あそこまで自分を追い込んで僕の後ろをついてくる同行者はYさんが初めてでした。
Yさんとは韮崎で落ち合い僕の車で登山口まで移動しましたが、
落ち合った段階で既に短パン生足の状態で、なかなかにワイルドな登場シーンでした。
観音岳からは白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)を眺めることができますが、
往路では白根三山の稜線は雲に隠れていて見ることができませんでした。
登山においては、それまで見えていた山がその後に雲に覆われて見えなくなるということが圧倒的に多いですが、この日は珍しく、復路の時に白根三山を覆っていた雲が晴れ、それまで見えていなかった白根三山を目にすることができました。
僕としては、近道を利用しての周遊登山ではなく、
復路も登り返しのある日帰りピストンをしたかったですが、
Yさんの希望を取り入れ、復路は観音岳~鳳凰小屋は近道を利用しました。
しかしながら、近道には残雪箇所が多く、短パン生足のYさんには厳しいルートでした。
近道には残雪がある可能性があることをしっかりとYさんに伝えてありましたが、
Yさんはその上で近道ルートを決めたので自己責任であります。
(Yさんは雪山経験も豊富なので許されるレベルの選択ミスでした。)
昨年の日本百名山全山日帰り登山ではオベリスクすらまともに目にすることができなかった鳳凰三山でしたが、この日の登山ではオベリスクはもちろん、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)、富士山、八ヶ岳を眺めることができ、女性トレイルランナーさんとの最高の登山となりました。
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