今シーズン3度目の乗鞍岳へ。
降雪直後の前回に比べればそれほど深くはないものの、それなりのラッセル。
前回に続き、視界不良のためツアーコース終点で撤退。
ゲレンデトップにある注意喚起の看板にあるとおり、季節外れの雨が凍り付き、その上に積雪がある状況で斜面は登りづらかった。
斜度のある、肩の小屋~剣ヶ峰は非常に危険な状況と思われる。
下山時のゲレンデで、年配の女性バックカントリースキーヤーからお叱りを受ける。
(ゲレンデにトレースをつけるなと。)
久々に山で注意をされた。
前回、今回とラッセル地獄を満喫していたので、新雪のありがたみを忘れていた。
(特にバックカントリースキーヤーにとっての。)
確かにデリカシーの無い行動をしてしまったが、真摯に詫びを入れているにも関わらず増長して感情的になったバックカントリースキーヤーの態度も人間的にどうかと思う。
増長してきた時点で相手にするのはもうやめた。
良くも悪くも人から注意を受けるということは山での自分の行動を見直す良い機会になると思った。
乗鞍岳登山を撤退した後は善五郎の滝へ。
暖冬の影響で凍結をしていないのではないかと不安だったが、しっかりと凍結をしていた。(例年に比べると凍結面積が少ないようにも感じたが。)
善五郎の滝で強烈に印象に残ったのが、ビキニ姿のおじさん?が後からやってきたことだ。
ネタではないような雰囲気だったので・・・、あまりまじまじと見るのもと思い、ビキニに背を向けて氷瀑に見入っているうちに、ビキニは牛留池の方へと進んでいった。
真剣に安否が気がかりだ・・・。
いつもどおり暗闇の休暇村乗鞍高原駐車場から登山開始。
いつもどおり三本滝レストハウスの前でスノーシューを装着。
スノーシューについてはこちらでブログ投稿しています。
カモシカコースのトップ。
昨年までは無かった注意喚起の看板。滑落事故などの遭難が増えているということだと思います。
こちらの看板は以前からありました。
明るければルートロスすることもないであろうツアーコースも、ヘッドライトの灯りだけでは不安です。ナンバリングを目にすると安心します。
ナンバリングに触れることができるということは、例年並みの積雪量があるということです。暖冬ではありますが、それなりの積雪量があります。
ツアーコース終点までたどり着く頃には明るくなっていました。しかしながら、この先、視界は無さそうです。
これ以上進むのはあまりに危険。
視界が無い上に吹きさらされる地獄です。
下山を開始し、振り返った剣ヶ峰方面。
木々に雪が張り付いています。
前回に続き、冷たい風に吹かれたハードなツアーコースでした。
カモシカコースのゲレンデトップの看板
振り返ったゲレンデ。
まだリフトが動いておらず、自力で登るバックカントリースキーヤー。
早々に撤退をしたので、帰りに善五郎の滝に寄り道。
こちらもそこそこ雪が積もっていました。
氷瀑となった善五郎の滝。
滝のわきのつららにズーム。
積雪量が少なく、滝の近くまで行くことはできませんでした。
凍り付いた善五郎の滝を眺めながらカップヌードルを食べていると、ビキニ姿のおじさん?がやってきました・・・。気が付いた時には牛留池の方へと歩を進めていました。大丈夫なんだろうか・・・。
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
展望台から眺めた善五郎の滝。
善五郎の滝にズーム。
氷瀑とビキニのインパクトが強烈すぎた、乗鞍岳登山からの善五郎の滝トレッキングでした。
冬の乗鞍岳最高峰剣ヶ峰に登るためのポイントはこちら
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