松本市の山男です。
今回は、『登山用ヘッドライトには、充電式電池を使うのがおすすめです!』ということで、山トークをしていきます。
ヘッドライトは登山の必需品です。
たとえ日帰り登山でも、万が一に備え、ヘッドライトは必ず携行しなければならない登山装備です。
なぜなら、なんらかのアクシデントにより、暗い時間帯の山で行動せざるを得なくなる可能性があるからです。
例えば、足を怪我して思い通りに歩くことができなくなってしまい、山の中で夜の時間帯に突入してしまうということが起こりえます。
山の中で夜の時間帯に突入してしまった場合、ライトの明かりなしで行動するのは不可能です。(山の夜は平地よりも早く訪れます。)
また、テント泊、山小屋泊をする際も、夜にはヘッドライトが必要となります。(山小屋泊で消灯後にトイレに行く時など、ヘッドライトが重宝します。)
ヘッドライトを使うということは電池を使うということになりますが、僕は、単四電池4本を使用するタイプのヘッドライトを使ってます。
(USBなどによる充電式のヘッドライトもありますが、ここでは乾電池を使用するヘッドライトについて山トークします。)
今回は、毎週のように登山でヘッドライトを使ってきた経験をもとに、ヘッドライトに使用をする電池について山トークをしてきます。
僕は、毎週のように午前2時~3時から登山をスタートするので、毎週のようにヘッドライトを使ってナイトハイクをしてきました。
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意 → こちらからお読みください。
ヘッドライトに限らず、製品によっては充電池は使用しないように説明書に記載されているものもあります。充電池を使用する際は、事前に説明書などを確認の上、自己責任で使用してください。
登山用ヘッドライトに使う電池について
①ヘッドライトに使い捨て電池を使っていた頃の悩みどころ
②充電式電池の懸念点
③充電式電池の使用実感
④充電式電池にすることのメリット
⑤まとめ
ヘッドライトに使い捨て電池を使っていた頃の悩みどころ
僕は毎週末のナイトハイクで、以前は単四電池を、その都度その都度、買っていました。
僕は午前2時〜3時から登山をしているので、1回の登山で、3~4時間はヘッドライトを使います。
電池はアルカリ乾電池を使ってましたが、以下の点が悩みどころでした。
・単純に電池を買うお金がかかる。(結構高い。)
・その時その時の登山で電池残量が異なる。
・最後まで電池を使い切ることができない。
(ナイトハイク中に電池の交換をすることも辞さないということであれば可能ですが。)
・登山中に電池を交換しなければならなくなる可能性がある。
・中途半端な電池残量の電池がたまっていく。
以上の通り、その都度その都度、アルカリ電池を買う出費と、その時その時の電池残量のバラつきが、特に、なんとかならないかな〜と考えてました。
そこで、ある時、試しに、充電式の乾電池を使用することにしてみました。
充電式の電池を購入するにあたり、気になるのは以下の点でしたが、実際に使ってみると、以下の点は個人的には全く気にならないレベルです。
充電式電池の懸念点【登山用ヘッドライトで使用】
・充電にかかる時間
・電池の持ち
・充電回数
・ヘッドライトの明るさ
・低温での使用(冬山など)
以上の点が、充電式電池をヘッドライトに使用する際の懸念点でしたが、実際に充電式電池を使ってみての結論は、「まったく気にならないレベル」でした。
充電式電池の使用実感【登山用ヘッドライトで使用】
充電にかかる時間
登山前日、仕事が終わって帰ってきてから充電をスタートし、お風呂に入って、ご飯を食べてとしてるうちに充電が完了します。
ヘッドライトで3~4時間使用した電池を充電する時で、1~2時間で充電が完了します。
ちなみに僕は登山前日は、毎回必ず電池をフル充電してます。
充電式電池の使用実感【登山用ヘッドライトで使用】
電池の持ち
何度か、日付が変わった直後の午前0時過ぎから登山をスタートしたことがありますが、日が昇って明るくなるまで、問題なくヘッドライトが使えました。
充電式電池の使用実感【登山用ヘッドライトで使用】
充電回数
かれこれ50回ほど充電したと思いますが、電池が劣化している様子はありません。
僕が使っている充電式電池の公式ホームページによると、500回ほど充電ができるようです。
充電式電池の使用実感【登山用ヘッドライトで使用】
ヘッドライトの明るさ
言われてみれば、アルカリ電池を使っている時の方が少し明るい気もしますが、充電式のヘッドライトでも、全く問題なくナイトハイクができてます。
充電式電池の使用実感【登山用ヘッドライトで使用】
低温度での使用
冬の北アルプスでも、問題なく使えてます。
午前3時からの登山スタートで、日が登るまで雪山でも問題なくヘッドライトを使えてます。
以上、充電式の電池でも、全く問題なくヘッドライトが使えていますという話でした。
充電式電池にすることのメリット(使い捨て電池と比べて)
その都度その都度、単四電池を買う必要がない
→充電式電池:お金が節約できる
その時その時の登山で電池残量が異なる。
→充電式電池:登山前日に充電すれば常に満タンの電池残量
中途半端な電池残量の使い終わった電池がどんどんたまる
→充電式電池:繰り返し使うことができるので、使い終わった電池はたまらない。
登山中に電池を交換しなければならなくなる可能性がある。
→充電式電池:登山前日に充電をすれば、登山中に交換が必要になることはまず無い。(山泊をしての連日のナイトハイクなど除く)
まとめ
以上、『登山用ヘッドライトには、充電式電池を使うのがおすすめです!』ということで、山トークをしてきました。
ヘッドライトに使い捨て電池を使っていた頃の悩みどころ
充電式電池の懸念点
充電式電池の使用実感
充電式電池にすることのメリット
僕は、登山の時にヘッドライトをほぼ確実に使います。
なので、登山用ヘッドライトのために、その都度その都度、使い捨て電池を買っていた時よりも、充電式電池を使うようになってからの方が確実に電池代を節約できてます。
また、ナイトハイク中に電池が切れるんじゃないかという心配をすることもなくなり、安心してナイトハイクをすることができています!
それでは、また次の山トークでお会いしましょう!
僕が使っている充電式電池と充電器はこちら
パナソニック エネループ PRO単4形 4本パック
充電器 単3形単4形ニッケル水素電池専用急速充電器 BQ−CC85
『僕が使用している登山用ヘッドライト』については、こちらでブログ投稿をしています。
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
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