松本市の山男です。
今回は、『登山をすると日常の幸福感が高まります。』ということで、山トークをしていきます。
※僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意→こちらからお読みください。
なぜ、登山をすると日常の幸福感が高まるのか?
それは、山の中は危険で、不快で、不便なので、平地に戻ると平地のありがたみがわかるからです。
登山では、雨、風、低温などに身をさらされます。
夏山登山であっても、低体温症に陥る危険性があります。
また、山の中では、虫にたかられたり、汗をかいても着替えができなかったり、基本的にトイレは水洗ではありません。
そんな登山から平地に戻ると、建物の中、家の中にいることのありがたみが身にしみます。
建物の中にいるだけで、家にいるだけで幸せです。
少し極端かもしれませんが。
登山をしない人が家にいる時の幸福度を40だとします。
一方、登山をする人が家にいる時の幸福度は、100になることもあります。
僕は何度も、家にいることの幸福度100を経験しています。
僕は結婚して雪山登山を引退しましたが、引退する前は北アルプス乗鞍岳(標高3026m)で何度も雪山登山をしてきました。
『冬の北アルプス乗鞍岳登山(乗鞍高原)の魅力』は、こちらでブログ投稿しています。
冬の乗鞍岳登山では体感温度がマイナス10度以下になることがザラです。
触れている空気によって、命を奪われるということが起こりえます。
言い換えれば、雪山登山では常に死に触れていると言えます。
そして、登山なのでもちろん体力を消耗します。
加えて、僕は体に負荷をかけるために、装備を軽量化せずに乗鞍岳登山をしてきました。
なので、3000m級の雪山の過酷さと装備の重さにより、下山した時は疲労困憊していることがほとんどでした。
下山して、車に入ると、車の中という安全な場所に居れるということだけで幸福度100でした。
そして、運転して無事に帰宅して、家の中に入った時の幸福度は100オーバーです。
危険で不快で不便な山にいる時は、幸福度がマイナスになっていると言えます。
そのマイナスのところから見れば、平地での幸福感ゼロの状態ですら、幸福感が高いと言えます。
幸福感0から見る幸福感50と、幸福感マイナス20から見る幸福感50では、後者の方が振れ幅が大きいので、同じ幸福感50だとしても、より幸福感が増します。
なので、登山をしてマイナスを知ることにより、日常の幸福感が増すのです。
ここまで、ものの例えで、登山のマイナス要素ばかりお話ししてきましたが、そのマイナス要素を含め、克服して、登り切ったところに登山の魅力が待っています。
もちろん、登山はマイナス要素だけではありません。
『登山の魅力』については、こちらでセルフ出版をしています。
登山の魅力 ~登山でストレス・悩みを吹っ飛ばす!~ 松本山男
↑KindleまたはAmazonをご覧ください。
僕の登山ブログを書籍化して出版してみた話し【AmazonでKindle出版(山旅の記録)】
以上、『登山をすると日常の幸福感が高まります。』ということで、山トークをしてきました。
日常が幸福に感じれていない方は、低山でも良いので登山をしてみると、日常の幸せを噛みしめることができるかと思います!
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
登山にはリスクがつきものです。リスクについてはこちらの記事で書いています。
登山中は遭難のリスクが常にあり!【登山の危険性の把握と対策をすることが超重要です】
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
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