146日間で日本百名山を完登した、ひと夏での日本百名山全山日帰り登山で、苗場山登山をした際に山頂で撮影

44座目 苗場山登山(なえばさん) 【ひと夏での日本百名山全山日帰り登山 146日間で完登】

 
 
 
 
 
2017年7月23日に苗場山(なえばさん)を日帰り登山済
 
標高2145m
 
新潟県と長野県にまたがる山
 
 
登山ルート
 
小赤沢(こあかさわ)3合目からの日帰りピストン
 
 
メモ:山頂には広大な湿原がある。コース序盤は大膳ノ滝が見どころ(1合目から登った場合)。
 
 
駐車場
 
50台以上 トイレ有り 
※駐車台数は実際にカウントしたわけではないので大きく異なっている可能性あり。
※駐車台数は10台前後、20台以上、50台以上で分類。
※トイレの使用可否は未確認の場合あり。
 
 
 
 
曇り予報のはずが、朝も早い時間から土砂降りでした・・・。
 
日本百名山である苗場山の日帰り登山を達成
 
 
日曜日ということもあり休工中だったのだと思いますが、登山口までの道路である国道405号は夜間工事通行止めがあるようです(2017年7月時点)。
 
小赤沢からの登山を予定されている方はご注意を。
 
 
体力温存のため3合目から登山開始。
 
苗場山登山道(小赤沢)の3合目登山口
 
 
3合目からということで少しばかり後ろめたさを感じます・・・。
 
苗場山登山道(小赤沢)の3合目登山口
 
苗場山というと新潟県の山というイメージでしたが、小赤沢ルートの登山口は長野県の栄村でした。
 
2011年の長野県北部地震で大きな被害を受けた栄村ですが、個人的にはほとんど縁がない地域です。
 
秋山郷に家族旅行で連れてきてもらったことがある記憶がありますが、ほぼそれくらいです。
 
登山口に着くまでに「秋山郷」と入っている看板がいくつもあり、秋山郷は栄村だったのかと思いながら運転をしました。
 
秋山郷は日本の秘境100選の1つとのことです。
 
 
3合目から9合目まで、それぞれに道標がありました。
 
苗場山登山道(小赤沢)の4合目
 
 
確か4合目と5合目の間だったか、風穴の文字がありましたがよくわからず。
 
苗場山登山道(小赤沢)の風穴の表示
 
 
8合目の途中に登りがひと落ち着きし、広大な高層湿原が広がります。
 
ここまでは濡れた鎖に濡れた岩場という箇所もちらほらとありました。
 

 
 
写真では伝わらないですがかなりの雨が降っていました。風が無いのが幸いです。
 

 
 
高層湿原の中の木道歩きが続きます。
 
苗場山の木道
 
燧ヶ岳・至仏山の尾瀬地域に、火打山・妙高山と、高層湿原が広がる山域の登山が固まりましたが、特に意図したわけではなく、苗場山に高層湿原があるという意識もないままに登っていました。
 
 
ワタスゲが群生していました。
 
苗場山の池塘
 
百名山登山を始める前は、なんとなく「ワタスゲ」という名前を聞いたことがあったくらいで、どんな植物なのかも知りませんでしたが、もう、すっかりおなじみとなりました。
 
 
8合目から9合目の間に少しだけ登山道がありました。
 

 
雨で濡れていてツルツルでした。
 
 
苗場山の山頂一帯は、広大な高層湿原が広がっていました。
 
苗場山の高層湿原
 
 
妙高山でも見かけた、チングルマの花が終わった後の実(多分)
 
苗場山山頂付近のチングルマの実
 
 
土砂降りで広大な湿原(平原)と言ったら、僕が恐れるのは雷。
 
だだっ広い場所で、自分の背丈よりも高いものが無い状況で聞く雷鳴というのは本当に恐ろしいのです。
(幸いにも苗場山では雷は発生しませんでした。)
 

 
とにかく早く山頂まで行って、早く樹林帯まで戻りたいの一心でした・・・。
 
そんなわけで、苗場山登山では山頂一帯の見どころについてあまりじっくり見ることができませんでした。
 
 
尾瀬や火打山・妙高山と違い、苗場山は高層湿原とともに、丈のある針葉樹が沢山生えている気がしました。
 
苗場山の高層湿原
 
 
残雪はここくらいでした。
 
苗場山山頂付近の残雪
 
 
池塘に打ち付ける大粒の雨。
 
苗場山山頂付近の池
 
 
存在感がある山が見えましたが、巻機山(まきはたやま:百名山)でしょうか。
 

 
 
とりあえず写真におさめ下山後に調べてみると、
 

  
レリーフの方が大平晟さんという登山の振興に尽力された方のようで、右の方には「役行者」の石碑が。
 
役行者は西暦600年代?の実在の人物のようで修験道の開祖とのことですが、奥が深すぎて・・・。
 
 
苗場山頂ヒュッテ・苗場山自然体験交流センターの入口。
 
苗場山頂ヒュッテの入口
 
もはや、カメラのレンズの水滴を拭うことができる乾いたものが手の届く範囲にない状況。
 
 
苗場山頂ヒュッテは思っていたよりも大きく、しっかりとした建屋でした。
 
苗場山頂ヒュッテ
 
 
山頂標
 
苗場山の山頂標
 
 
雨強し。
 
苗場山山頂で記念撮影
 
風はそれほどなく、気温も低くなかったのでレインパンツは穿かず。
 
 
伊米神社(いめじんじゃ)
 
苗場山頂付近の伊米神社
 
 
晴れていればビールを飲む登山者で賑わっていそうな木のテラス。
 
苗場山頂ヒュッテ近くの木のテラス
 
 
ケルン?
 

 
 
高層湿原の池塘と針葉樹を写真におさめようとするも、雨のせいかピントが定まらず・・・。
 
苗場山の高層湿原
 
 
苗場神社も気になりましたが、団体さんを抜かせてもらった直後ということもあり却下。
(神社まで行くと再度、団体さんを抜き直さないといけないので。)
 

 
 
大雨だったのでじっくりと山頂一帯を満喫することはできませんでしたが、苗場山が高層湿原と木道が特徴的であるということは感じることができました。
 
苗場山の高層湿原と木道
 
 
濡れている割にはそれほど木道は滑らずでした。
 
苗場山の高層湿原と木道
 
団体さんたちは、相当ゆっくりと慎重に木道を歩いていたので、雨の木道になれていない場合にはそれなりに時間がかかると思います。
 
 
長野県外の環境庁の名が刻まれた道標ばかりを見てきましたが、長野県環境庁の道標に親近感を覚えます。
 

 
 
龍ノ峰という、雨が降っていなければ間違いなく登ったであろうピークがありましたが、
 
苗場山登山道から見る龍ノ峰
 
 
トレランシューズが完全に埋没する登山道状況だったので却下しました。
 
苗場山登山道から龍ノ峰へ向かう登山道
 
 
下山中に撮った巨木の輪切り。
 

 
 
輪切りの途中で作業が中断されていました。
 

 
 
登っているときは気が付きませんでしたが、二手に分かれた木の幹の間を通っていたようです。
 

 
 
よく見ると、よくわからないことになっていました。
 

 
右の輪っかがくぐったところですが、写真左の幹も同じ木から伸びていました。
 
 
 
登山道は川となり、帰りの林道(国道405号)が連続降水量規制で通行止めになるのでは?
 
と思うほどの大雨でしたが、なんとか無事に次の百名山へと向かうことができたのでした。
 
 
 
 
 
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『日本百名山の100座すべての登山所要時間(登山レポート)』を、こちらで一覧にしています。
 
 ↑ 146日間で日本百名山を完登したときの登山所要時間(登山レポート)になります。
 
 
 
 
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』を、こちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
 
 
 
 
 
僕はこの地図帳があったから、日本百名山を完登してみたいと思い、実際に完登をすることができました。 
 
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