登山時の犯罪リスクに意識を向ける【女子への執拗な声かけについて思うことなど】

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、『登山時の犯罪リスクに意識を向ける』ということで、山トークをしていきます。
 
 
 
最近、ソロキャンプをしていた女子が、男性から執拗に声をかけられ警察沙汰になったという事案もありました。
 
 
僕は、女性だろうが男性だろうが、ソロ登山・ソロキャンプでは特に、人間というリスクに対する危機感を持つ必要があると思ってます。
 
 
初対面の人との登山、キャンプの際も同様に危機感を持つ必要があり、女性1人と初対面の男性といったケースは特に注意が必要だと思います。
 
 
 
今回は、特にリスクが高くなる登山にフォーカスして山トークをしていきます。
 
 
ちなみに僕は、日本百名山の98座をソロ登山で登っています。
 
 
百名山登山については、こちらでブログ投稿をしています。
 
 
普段の登山も9割以上がソロ登山です。
 
 
そんなソロ登山者の僕が、山トークをしていきます。
 
 
僕の登山ブログをお読みいただく上でのご注意
 
 
 
 
 

登山時の犯罪リスクに意識を向ける

①モラルや理性を求めることには限界がある
 
②誰も助けてくれません
 
③執拗な声掛け(ナンパ)について思うこと
 
④対策を練ることが重要
 
 
 
 
登山時の犯罪リスクに意識を向ける

①モラルや理性を求めることには限界がある

山だろうが平地だろうが、犯罪者がゼロになるということはあり得ないと思います。
 
 
いくらモラルのある行動を訴えたとしても、聞く耳を持たない人間は必ずいます。
 
 
また、理性よりも本能が優位になってしまう人間も必ずいます。(自分自身も瞬間的にそうなってしまうことが無いとは言い切れません)
 
 
それは、生物学的に必然なんだと僕は思ってます。
 
 
人類が絶滅することが無いように、画一的な遺伝だけでなく、多様な遺伝をする中で、悪の遺伝子も一定の割合で受け継がれているのだと思ってます。
 
 
大げさに言うと、モラルのある行動を訴えるのは、「犯罪は絶対にやめましょう」と言っているのと同じようなもので、いくらそういったところで犯罪が0になることは絶対にないということです。
 
 
そして、山の中でも犯罪が発生することは大いにあると僕は考えています。
 
 
だとすれば、自分が犯罪の被害にあう可能性があるということを前提に、行動をすべきだと僕は思っています。
 
 
ソロ登山をするのであればなおさらに。
 
 
「人間の本性は悪である」という性悪説の立場で考えた方が良いだろうと僕は思ってます。
 
 
テント場での盗難(犯罪)があったり、山にゴミを捨てたり、登山口駐車場で車上荒らしがあったり、バーベキューのゴミをそのまま放置して帰ったり。
 
 
悪いことをする個体が一定数いるというのが、人間という生き物なんだと思います。
 
 
 
 
 
登山時の犯罪リスクに意識を向ける

②誰も助けてくれません

もしも登山中に、自分が犯罪者に直面したり、犯罪行為を受けた場合、以下の点が平地とは異なります。
 
・警察は山に駆けつけることはできない
 
・そもそも携帯の電波圏外で、警察を呼べない場合がある
 
・周りに誰もおらず、助け求めることができない可能性が高い
※高尾山など、登山者が多い山は別ですが。
 
・目撃者がいない可能性が高い
※高尾山など、登山者が多い山は別ですが。
 
・山には防犯カメラはない
 
 
以上より、ソロ登山中に犯罪者に直面したり、犯罪行為を受けた場合、誰も助けてくれず、その後、犯人を特定することができない可能性が高いと僕は思っています。
 
 
 
 
 
登山時の犯罪リスクに意識を向ける

③執拗な声掛け(ナンパ)について思うこと

男性が女性に声をかけてアプローチするというのは、男性の本能であると思います。
 
 
人間に限らず、オスの遺伝子にはメスにアプローチをかけるようにインプットがされてるんだと思います。
 
 
自分の子孫を残すために。
 
 
一般的には、そのアプローチも節度を持ってということになりますが、中には節度を持てない人がいます。
 
 
また、アルコールが入って理性が効かなくなってしまう人もいるということだと思います。
 
 
女性がソロ登山・ソロキャンプをする場合、節度がない人がいるということ、アルコールなどで理性を失っている人がいるということを前提に、準備と行動をした方が良いと思います。
 
 
ちなみに僕は、登山中は基本的には自分から他の登山者に声をかけることはしません。(男女ともに)
 
 
余計なトラブルを避けるためです。
 
 
こちらから声をかけるのは、登山道を譲ってもらった時に「ありがとうございます」のお礼をする時など、必要な時のみです。
 
 
 
 
 
登山時の犯罪リスクに意識を向ける

④対策を練ることが重要

登山時においても、悪いことをする人間がいて、自分が悪いことをされた時に誰も助けてはくれない。
 
 
では、どうすれば良いかということですが、1つにはソロ登山をしないということです。
 
 
複数人で登山をしていれば、悪いことをしようとしている人への抑止力になりますし、仮に何かされたとしても、仲間と共に対抗することができます。
 
 
 
もう1つには自分で自分の身を守るということです。
 
 
護身用グッズを持ったり、護身術を身につけたり。
 
 
ただし、護身用グッズの携帯は違法となる場合があるので注意が必要です。
 
 
護身術ということであれば、トレッキングポールを使った護身術を身につけておくと良いかもしれません。
 
 
護身用グッズ、護身術などの犯罪対策については、下手なことは言えませんので、ご自身でしっかりと調べた上で対策をしていただければと思います。
 
 
大事なことは、山の中での迷惑行為、犯罪リスクを意識して、対策を練るということです。
 
 
 
 
 

まとめ

以上、『登山時の犯罪リスクに意識を向ける』ということで、山トークをしてきました。
 
①モラルや理性を求めることには限界がある
 
②誰も助けてくれません
 
③執拗な声掛け(ナンパ)について思うこと
 
④対策を練ることが重要
 
 
 
 
残念ながら、悪いことをする人間は必ずいます。
 
 
山の中であっても。(山賊という言葉もあるくらいなので。)
 
 
だとすれば、そのことを前提に、自分で自分の身を守る方策を練ることが大事だと思います。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
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