伝説の登山家たちが挑んでいるスイスのアイガー北壁

伝説の登山家4人をご紹介

 
 
 
 
 
松本市の山男です。
 
 
 
今回は、僕の中で、伝説の登山家・レジェンド登山家となっている4人の登山家について山トークをしていきます。
 
 
 
今回ご紹介する登山家は、YouTubeに数々の動画がアップされており、僕自身、何度も何度もその動画を見させてもらった登山家になります。
 
 
 
 
 

僕の中での伝説の登山家・レジェンド登山家4人(もくじ)

ウーリー・ステック
 
山野井 泰史(やまのい やすし)
 
服部 文祥(はっとり ぶんしょう)
 
アレックス・オノルド
 
 
栗城 史多(くりき のぶかず)さんについて思うこと
 
 
 
 
 
僕の中での伝説の登山家・レジェンド登山家

ウーリー・ステック

スイスの登山家。
 
 
人間離れした登山スピードと、卓越した登攀技術から、スイスマシーンの異名を持ちました。
 
 
ウーリー・ステックは、YouTubeに数々の登山動画がアップされています。
 
 
中でも、アイガー北壁へのアタックをしている動画を、僕は何回も何回も見ていています。
 
 
アイガー北壁の絶壁を、命綱なしにアックスとアイゼンで瞬く間に登っていく動画。
 
 
初めて見たとき、僕は度肝を抜かれました。
 
 
ウーリー・ステックがアイガー北壁を登る動画の中に、「welcom home」という曲がBGMになっている動画があります。
 
 
この曲は、僕のなかではウーリーのテーマ曲であり、登山のテーマ曲でもあります。
 
 
『welcome home』 アーティスト:radical face
 
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登山口に向かう車の中では、今でもこのウーリーのテーマ曲を聴いています。
 
 
『僕が登山口に向かう車の中で聴いている音楽』については、こちらで投稿をしています。
 
 
 
 
ウーリーのYouTube動画の中には、ウーリーが山について語っているシーンもあります。
 
 
スイス語なので、何をしゃべっているのかは全くわかりませんが…
 
 
ウーリーが山について語っている雰囲気、目の輝きに、引き込まれていきます。
 
 
ウーリー無き今、動画を見ても。
 
 
ウーリー・ステックは、2017年にヌプツェ(標高7861mの山)で滑落して、亡くなっています。
 
 
エベレスト登山に向けた準備中(トレーニング・高所順応)の事故でした。
 
 
いつ死んでもおかしくない登り方をしているのに、ウーリーだけは死ぬことは無い、と僕は思っていました。
 
 
滑落、死とは無縁だと思わせるほど、卓越した登山技術を持っていたウーリー・ステックでしたが、やはり、山は無慈悲であります。
 
 
 
 
 
ウーリー・ステックが出演している映画
 
アンナプルナ南壁
 
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僕の中での伝説の登山家・レジェンド登山家

山野井 泰史(やまのい やすし)

日本のクライマー。
 
 
山野井さんは、「クライミング界のアカデミー賞」と言われる、ピオレドール(金のピッケル)賞の生涯功労賞を受賞されています。
 
 
ピオレドール生涯功労賞は、アジア人としては山野井さんが初の受賞です。
 
 
登山実績が世界的に評価されなければ受賞をすることができない賞です。
 
 
僕が山野井さんを知るきっかけになったのは毎日放送の情熱大陸でした。
 
 
山野井さんを情熱大陸で見た当時、山野井さんは特に仕事はされておらず、もっぱら、家の中にあるクライミングウォールでトレーニングをされているようでした。
 
 
インタビューに対しては、「僕にとって、登るということは、心臓を動かすこと、呼吸することと同じ」という趣旨のお話をされていました。
 
 
そして、まさしく、近所の岩壁を命綱なしに登りながら、普通の会話をするようにインタビューに答えられているシーンが映し出されていました。
 
 
情熱大陸では、難易度の高いクライミングスポットに挑んでいるシーンも流されていました。
 
 
山野井さんは、失敗をして確保用のロープにつられながら、大声で絶叫しながら本気で悔しがっていました。
 
 
インタビューへの回答内容とたたずまい、壁に挑んで、失敗をして、本気で悔しがっている姿。
 
 
情熱大陸の山野井さんを通して、プロの登山家・クライマーというものを実感させてもらいました。
 
 
山野井さんは、奥さんが家庭菜園で育てたスナップエンドウが好物だというので、僕もスナップエンドウを食べるようになりましたw
 
 
 
 
 
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僕の中での伝説の登山家・レジェンド登山家

服部文祥(はっとり ぶんしょう)

日本の登山家。
 
 
正直、服部さんの登山歴のすごさは、一般登山者で勉強不足の僕にはよくわかりません。
 
 
知っているのは、数々の登山歴を経て、サバイバル登山というスタイルにたどり着いたということです。
 
 
僕が服部さんを知るようになったのは、山野井さんと同じく情熱大陸です。
 
 
「山に対してフェアでありたい」という哲学の元、登山をしながら猟銃で獲物をしとめ、山に落ちている木を集めて、山で火を焚いて調理して。
 
 
登山というよりは、山を歩きながら、自給自足の生活をしているスタイルのように感じました。(情熱大陸で見た場面の話です。)
 
 
服部さんと言えば、物議を醸した登山家である栗城史多さんについて、「登山家じゃないなあれは」とテレビで断言されていたのも印象的です。
 
 
服部さんの発言があった当時、マスコミもテレビの一般視聴者の多くも、栗城さんの実力を理解できていなかったのではないかと僕は感じています。
 
 
マスコミに取りあげられ知名度が上がっていく栗城さん。
 
 
それを傍観している登山界。
 
 
そんな中、栗城さんのことを「登山家じゃないなあれは」とテレビで断言をされた服部さんに男気を感じました。
 
 
加えて、「こんなこと言ってると、また2ちゃんねるに叩かれるな」ということを添えていたところに人間味を感じました。
 
 
 
 
服部さんの、自分も1匹の動物として山を歩き、山と動物に真っ向から向き合う姿勢。
 
 
僕は狩猟もできないですし、サバイバル能力もないですが、服部さんの考え方には共感させていただいています。
 
 
考え方、姿勢だけでも、山と動物に向き合うよう意識をしたいと思っています。
 
 
 
 
 
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僕の中での伝説の登山家・レジェンド登山家

アレックス・オノルド

アメリカのロッククライマー。
 
 
ビッグウォール(ヨセミテなど)のフリークライミングで知られるクライマーです。
 
 
フリークライミングとは一般的に、命綱や安全装置を使わないクライミングスタイルのことを言います。
 
 
アレックス・オノルドは、YouTubeに数々のクライミング動画がアップされています。
 
 
動画を見ると、アレックス・オノルドが、垂直の岩壁を体ひとつで着実に登っていく様に、時間を忘れて見入ってしまいます。
 
 
アレックス・オノルドのトレーニングの様子と、ヨセミテの岩壁を登る姿を収めた、映画『フリーソロ』が、2018年に公開されました。
 
 
そして、『フリーソロ』は、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞をはじめ、数々の賞を受賞しています。
 
 
 
 
 
フリーソロ
 
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栗城 史多(くりき のぶかず)さんについて思うこと

僕は初期の頃の栗城さんのYouTubeを見てました。
 
 
当時、僕はまだ登山を始めていなかったので、山の動画を見慣れておらず、栗城さんが海外の雪山を登る動画が新鮮でした。
 
 
先にご紹介した服部文祥さんは、テレビ番組中で栗城さんのことを『登山家じゃ無いなあれは』と断言されています。
 
 
実際のところはわかりませんが、僕の感想としては、栗城さんは登山家というよりは、講演家、インフルエンサーという印象で、僕が動画を見ていたのは、栗城さんの初期の頃、僕が登山を始める前だけです。
 
 
栗城さんは2018年にエベレスト登山中に亡くなられていますが、その後も、インターネットメディアで、そのお名前を見かけることがあります。
 
 
僕は栗城さんのことを登山家とは思っていませんが、資金を調達して、登山隊を編成して、海外の山に実際に挑戦するというのは普通の人にはできることでは無いと思います。
 
 
また、YouTube が今のように一般的では無かった時代に、海外での登山等の動画を配信したという点は、登山YouTuberのさきがけ、もっというとYouTuberのさきがけだったのではないかなと思います。
 
 
 
 
 
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まとめ

以上、『僕の中での伝説の登山家・レジェンド登山家をご紹介』ということで山トークをしてきました。
 
 
ウーリー・ステック
 
山野井 泰史(やまのい やすし)
 
服部 文祥(はっとり ぶんしょう)
 
アレックス・オノルド
 
 
 
 
 
今回ご紹介したレジェンド登山家4人の登山技術が、一般登山者とケタ違いなのは言うまでもありません。
 
 
同時に、ピークを見上げている時の目の輝きと目力、山にいる時の存在感が、一般登山者とはケタ違いだと僕は思っています。(テレビや動画からでも僕は感じます。)
 
 
そして、山に対する情熱も。
 
 
「レジェンド4人のように登山を」と言うのはおこがましいにもほどがあるので、そんなことは言えませんが。
 
 
僕はこれからも、野球少年がプロ野球選手を見るような眼差しで、4人のレジェンドたちを見させていただこうと思っています。
 
 
 
 
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
 
 
 
 
 
「なぜ登るのか?」という問いに「そこに山があるから」と答えた伝説の登山家
 
 
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