新穂高から弓折乗越経由での日帰り笠ヶ岳登山
(2019年8月25日)

 
 
 
 
 
杓子平からの登山道を登り切り、抜戸岳から笠ヶ岳へと向かう稜線歩きが印象的な笠ヶ岳。
 
この日の登山は当初、新穂高~雲ノ平の日帰り登山(過去に1度経験済み)を計画していましたが、弓折乗越まで登ったところで、天候と体調がすぐれなかったため、笠ヶ岳登山へと切り替えました。
 
弓折乗越~抜戸岳の稜線では3組の雷鳥に会うことができました。いずれも親鳥(雌)と子のファミリーでした。7月の稜線で見かける雷鳥のヒナは、ヒヨコほどのサイズであることが多いですが、8月も下旬となると岩から岩へと移るときに羽ばたいて移動をするなど、着実に大人になりつつある様を目にすることができました。
 
 
 

この日のルート

新穂高~鏡平~弓折乗越~抜戸岳~笠ヶ岳~笠新道~新穂高
 
 
 
 
午前2時45分に新穂高を出発し、5時30分ごろに鏡池に到着。
鏡池からは残念ながら槍ヶ岳と穂高岳の稜線の全景を眺めることはできず。辛うじて大キレットが見れました。
 

 
 
 
 
大キレットから朝日が差し込んでいました。
 

 
 
 
 
雲の間から日差しが。
弓折乗越の看板が照らされているようでした。
 

 
天候と体調が良ければ新穂高~雲ノ平の日帰り登山をしようと思っていましたが、どちらもよろしくなかったので笠ヶ岳登山に予定変更。双六岳から西鎌尾根経由での槍ヶ岳登山もちらつきましたが、風邪気味で体調が万全ではなかったので、選択肢の中では最もコースタイムが短い笠ヶ岳登山としました。
 
 
 
この日は弓折乗越~抜戸岳の間に稜線で3組の雷鳥に会うことができました。
 

 
登山で会うことができた雷鳥たちのアルバムはこちら
 
 
 
霧に覆われた稜線を歩くのも嫌いではありません。
 

 
 
 
 
弓折乗越からそれなりにアップダウンのある稜線を歩き抜戸岳山頂へ。
 

 
 
 
 
振り返ると穂高岳の稜線
 

 
 
 
 
笠ヶ岳も雲が晴れました。
 

 
 
 
 
抜戸岳から笠ヶ岳もそれなりに距離がある稜線歩きですが、笠ヶ岳を眺めながらの稜線歩きは心躍ります。
 

 
 
 
 
青空と緑が鮮やかな笠ヶ岳への稜線歩きです。
 

 
 
 
 
笠ヶ岳山頂で記念自撮り
 

 
 
 
 
笠ヶ岳の山頂標と歩いてきた稜線
 

 
 
 
 
弓折乗越から笠ヶ岳山頂まで歩いてきた稜線
 

 
 
 
 
笠ヶ岳山頂でカップヌードル
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
笠ヶ岳を後にすると、再び雲が出てきました。中央右には笠ヶ岳山荘が。
 

 
 
 
 
復路の稜線歩き。晴れていれば槍穂高を目の前にしての稜線歩きとなりますが、この日は残念ながら雲の中。
 

 
 
 
 
復路は抜戸岳の分岐から笠新道での下山。
 

 
 
 
 
杓子平から振り返る抜戸岳~笠ヶ岳の稜線
 

 
 
 
 
夏の緑がまぶしい杓子平
 

 
 
 
 
笠ヶ岳は雲の中
 

 
 
 
 
槍穂高も雲の中
 

 
 
 
 
雲の切れ間からかすかに槍ヶ岳
 

 
 
 
 
槍穂高の稜線上には厚い雲が
 

 
雲ノ平登山から笠ヶ岳登山へと切り替えましたが、笠ヶ岳を眺めながらの稜線歩きをすることができ、良い山行となりました。
 
下山の笠新道では、確実に山小屋到着のデッドラインと言われている15時を過ぎるであろう登山者が多数登ってきました。小屋番さんにきつく注意されることを祈るばかりでした。笠新道での笠ヶ岳登山は、大まかに、①新穂高~杓子平、②杓子平~抜戸岳、③抜戸岳~笠ヶ岳の3つの区間に分けることができると思いますが、急登で知られる笠新道を登り切り、稜線に出てからもそれなりに時間と体力を要します。今回、下山をしている時に①の区間の段階で、かなり遅い時間、かなり体力を消耗している登山者の何人かとすれ違いました・・・。
 
 
 
 
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