松本市の山男です。
今回は、雪山登山をしない登山者が、翌シーズンの夏山登山に向けて、『冬を有効に過ごす方法』と『登山モチベーションを維持する方法』について、山トークをしていきます。
夏山登山はするけど、冬山登山はしない。
登山初心者の方でも、ガッツリと夏山登山をする方でも、冬山登山(雪山登山)をしないという方がいると思います。
僕は、以前は冬は毎週のように雪山登山をしていましたが、結婚を機に完全に雪山登山を引退しました。
そんな僕が、冬の間、どのように翌シーズンの夏山シーズンに向けて過ごしているかについて、山トークしていきます。
冬の間の登山モチベーション維持のための参考になれば幸いです。
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】
①翌シーズンの夏山登山の計画をする
②翌シーズンの夏山登山に向けてトレーニングをする
③里山登山をする
④夏山登山装備の点検をする
⑤夏山登山装備を使ってみる
それでは、それぞれについて、くわしく山トークをしていきます。
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】①
翌シーズンの夏山登山の計画をする
『翌シーズンに登りたい登山ルートを探すこと』と、『登りたいと思ったルートについて調べること』
この2点が、冬の間の、登山モチベーション維持のとっかかりになります。
登山ルートを紹介している本を眺めたり、登山地図を眺めたり、ネット検索をしたり。
冬の間は、次の夏に登りたい山、登山ルートを探します。
地図を眺めながら、登ってみたいルートに思いを巡らすのはワクワクします。
僕の場合、登山距離が長いルートを探すのが好みです。
このルートではどんな光景が待ってるんだろう?
登山ルート探しをしているとワクワクしてきます。
そして、同時に、不安感も出てきます。
自分にこのルートを歩くことはできるだろうか?
そして、この不安感が、冬の間のトレーニングのモチベーションになります。
登りたい山を探すには、山と高原地図を眺めるのが1番です!
『山と高原地図』(昭文社)
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冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】②
翌シーズンの夏山登山に向けてトレーニングをする
翌シーズンに向けて、登りたい登山ルートを探し、登りたいルートについて調べていると、ワクワクすると同時に、不安感も出てくる場合があります。
そして、この不安を払拭するには、トレーニングあるのみです。
僕の場合、岩登りなどがあるテクニカルなルートよりも、距離の長いルートを好みます。
距離の長いルートを歩くためには、山の中で長時間の行動をし続けることができる体力が必要です。
仮に超ロングルートを歩くというわけでは無い場合も、登山をするからには体力維持、体力向上が望ましいことに変わりはありません。
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】③
里山登山をする
翌シーズンの夏山登山に向けたトレーニングをどこでするか?
僕にはホームマウンテンの里山があるので、そこでトレーニングをしています。
基本、登山口〜山頂を、2往復以上するトレーニングをします。
『楽しんで、何度も同じ山に登山するための考え方』について、こちらでブログ投稿をしています。
『僕の実際の冬のトレーニングの記録』を、こちらでブログ投稿しています。
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】④
夏山登山装備の点検をする
夏山登山の時に、いつもザックに入れている装備でも、ほとんど出番がない装備というものがあります。
例えば、ファーストエイドキット(救急セット)など。
冬の間は、じっくりと、それらの装備の点検をします。
また、全体的な装備内容の見直しや、アップデートするしないを、じっくりと検討します。
時には、登山用品点をハシゴして。
冬の間の登山モチベーションの維持の方法【冬山登山をしない場合】⑤
夏山登山装備を使ってみる
登山装備の点検の延長線になりますが、例えば、ツェルトを張って、ツェルトの中でシュラフカバー(またはサバイバルシート)を使って2〜3時間を過ごしてみれば、ビバーク(緊急時の野宿)の練習になります。
実際に装備を使ってみることは、次の夏山シーズンのためにとても意味のあることです。
『登山本番で使ってみたら、思っていた感じと違った』ということを防ぐためにも、平地や里山で実際に登山装備を使ってみるというのは大事なことになります。
あとは、毎週のようにツェルトを張る練習をするだとか、毎週のようにバーナーとクッカーを使って料理をしてみるなど、登山装備を使う練習をするのも、次の夏山に向けておすすめです。
まとめ
以上、『冬の間の登山モチベーション維持の方法』について、山トークをしてきました。
①翌シーズンの夏山登山の計画をする
②翌シーズンの夏山登山に向けてトレーニングをする
③里山登山をする
④夏山登山装備の点検をする
⑤夏山登山装備を使ってみる
一度、登山を始めれば、よりコースタイムが長いルート、より難易度が高いルートに徐々に関心が向いていくはずです。
そんなルートに登るため、より登山を満喫するためには、トレーニングが欠かせません。
雪山登山をしない場合でも、冬の間も雪が無い山が、身近にもそれなりにあるはずです。
冬の間は、里山でトレーニングをするのが一番ですが、仮に里山が無い場合にも、ランニングをしたり、階段登りをしたりと、いくらでもトレーニングをすることができます。
冬の間は、ゆっくりと登山地図を眺め、歩いてみたいルートに思いを巡らしワクワクしましょう。
そして、トレーニングと装備チェックです。
それではまた、次の山トークでお会いしましょう!
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
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