2017年に146日間で達成した、『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山の概要(登山スタイルなど)』についてまとめてみました。(挑戦達成後に作成しています。)
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』とは
文字通り、ひと夏で、日本百名山の100座全てを日帰り登山するという挑戦です。
挑戦のポイントは以下の2点です。
・通常は、数年間、数十年間かけて完登することが多い、日本百名山を、ひと夏(約半年)で完登する。
・通常は、山泊(テント泊や山小屋泊)をしなければ登るのが困難な山も含め、100座全てを日帰り登山する。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
百名山登山に挑戦した前後の職業など
・転職先を決めずに前職を退職。独身無職の身で挑戦に臨みました。
※百名山挑戦中は、ツイッターではプロ登山者を名乗りました。
※全くもって登山家ではないです。
※挑戦終了後、転職活動の本命企業への就職が決まりました。(2018年1月入社)
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
挑戦スタートから達成までの期間
・2017年6月から2017年9月まで(当初の計画)
※結果的には10月終わりまでかかってしまいました。(146日間)
※ひと夏ではなく、秋と初冬も含まれました。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
挑戦において最も重要だったこと
・自力で無事に山から下山し、無事に家にかえること。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
登山スタイルについて
・日帰り登山
・原則、単独登山
※皇海山クラシックルートのみ山仲間にパートナーを頼みました。→ 単独で、異常繁殖をしている薮の中を進むのは危険と判断したため。
※日本百名山完登達成の雨飾山では、写真撮影のため山仲間に同行してもらいました。
・ピストンまたは周遊で、登山口まで徒歩で戻る。
・過去に登ったことがある百名山にも再度登る。
・ロープウェイや自転車は基本的に使用しない。
※往路ではロープウェイは一切使いませんでした。
※荒天などにより身の危険を感じた2~3の山で復路のみロープウェイを使いました。
※マイカー規制区間のバスの利用は可としました。
・登山ルートは最短のルートではなく、歩きたいルートを歩く。
・2座縦走ピストン、2座縦走周遊ともにありとする。
※例えば、新穂高からの鷲羽岳・水晶岳の日帰り縦走ピストンで2座達成。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
登山のための車移動について
・登山口までの移動は原則、マイカーのみ。
・登山口まで、自分で経路を決め自分でマイカーを運転する。
※屋久島でのみレンタカーを使用しました。
※車の走行距離は23,000キロを越えました(146日間での走行距離)。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
車以外の移動について
・フェリーのみ(原則、車ごとフェリーに乗船)
※利尻島(利尻山)と屋久島(宮之浦岳)は体だけでフェリーに乗船しました。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
宿泊場所について
・車中泊、インターネットカフェ、ビジネスホテル、我が家。
※結果的に、我が家での泊数が最多となりました・・・。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
挑戦のための費用について
・全額、貯金の切り崩し
・失業保険は申請・受給しない
※一世一代の挑戦をするのに、社会的救済を受けていては恰好がつかないので。
※挑戦終了後も失業保険の手続きはせず、再就職手当の給付も受けませんでした。
挑戦の概要『ひと夏での日本百名山全山日帰り登山』
挑戦への同意などについて
・一定期間無職になること、日本百名山の完登に挑戦することについて家族の同意を得ました。
※パワーポイントで挑戦の概要のスライドを作成し説明しました。
・前職の退職理由は一身上の都合ですが、挑戦については前職の同僚に明言しました。
挑戦を終えてみて思うこと
日本全国を挑戦のフィールドとし、自分で考え、自分の判断と決断、自分の力と責任で、日本百名山の頂を目指した、最高に贅沢な山旅でした。
自分の力というのは、沢山の応援をいただいてこその自分の力だと思っております。
『日本百名山の登山所要時間』を、こちらで一覧にしています。僕が百名山を完登した時の所要時間です。
『日本百名山を短期間(146日間)で完登したノウハウ』について、こちらでブログ投稿をしています。
日本百名山の登山ルートやコースタイムなどを調べるには、山と渓谷社の『日本百名山地図帳』が大活躍しました。(詳細はこちらでブログ投稿しています。)
「日本百名山地図帳」
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