冬の北八ヶ岳登山(2018年2月3日)

 
 
 
 
 
毎年歩いている冬の北八ヶ岳。
 
この日のルート(ロープウェイ未使用)
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅~山頂駅~坪庭~北横岳南峰・北峰~坪庭~縞枯山~茶臼山~麦草ヒュッテ~茶臼山~縞枯山~山頂駅~山麓駅
 
 
午前4時に山麓駅を歩き始め、午前5時30分前に山頂駅に到着しました。暗闇の中の坪庭入口のキツツキ。
 

 
 
 
 
過去最速での北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅到着となりました。山頂駅は24時間開放されていると思っていましたが、この日は施錠されていました。おそらく、午前6時に開錠されるんだと思います。ちなみに山頂駅には宿直の方がいらっしゃいます。
 

 
 
 
 
まだ薄暗い極寒の登山道に身を置いていると、山小屋の中が天国のように目に映ります。
 
冬の北横岳ヒュッテ
 
 
 
 
北横岳南峰で迎えるご来光。
北峰まで行って戻ってきてもまだ陽が登らず、木陰に隠れながら日が昇るまで待機していました。
冬は日の出時間が遅いので、日帰り登山でもお手軽にご来光を拝むことができます。低温と、暗闇を克服することができればですが。
 

 
 
 
 
朝日を浴びる八ヶ岳と登山道。
北横岳南峰は北横岳ヒュッテ泊の登山女子が何組かいてとても華やかでした。
 

 
 
 
 
蓼科山と背景に北アルプス
 

 
 
 
 
浅間山の右奥に見えた山々なので、谷川岳などでしょうか。
 

 
 
 
 
この日2度目の北横岳北峰。
1度目はまだ薄暗かったので、北横岳南峰でご来光を拝んだ後に再び足を運びました。
 

 
 
 
 
八ヶ岳(左)と南アルプス(右)
 

 
 
 
 
南アルプス。おそらくですが、鳳凰三山(左)、北岳(中央左)、甲斐駒ヶ岳(中央右)、仙丈ヶ岳(右)
 

 
 
 
 
登山女子たちも引き上げ、ひとりぼっちになった北横岳南峰で自撮り。
南峰~北峰は吹きさらされるので自撮りをするのもひと苦労です。
 

 
 
 
 
風は冷たかったですが、気温自体はそれほど低くないように思いました。(それでも体感温度は-10度以下ですが。)
 

 
南峰の山頂標には例年、エビのシッポが成長していますが、この日は全くありませんでした。
 
 
 
午前7時7分に南峰で撮影の写真。
やっと日差しが強くなってきました。僕のカメラだと、ご来光~日の出直後がイマイチうまく撮れません。使いこなせていないというのが大きいと思いますが。
 

 
 
 
 
木々も緑が鮮やかで、雪や氷に覆われていませんでした。やはり気温がそれほど落ち込んでいないようです。
 

 
 
 
 
往路ではまだ暗闇に覆われていた北横岳ヒュッテ。
毎年、「どこでテン泊したの?」と小屋の方に声をかけられますが、今年は声をかけられることはありませんでした。たまたま小屋の方の目に留まらなかっただけだとは思いますが。
 

 
テント泊禁止の北横岳一帯を、テント泊装備で歩いている僕を見て、たしなめるために声をかけられているんだと思いますが、「ノーロープウェイでの日帰りです。」と僕が答えると、「いいね~!!頑張って!!」と激励してくれる小屋の方。ここ何年か続けてあったくだりですが、今年はそのやりとりをさせてもらうこともありませんでした。
 
 
 
朝日を浴びる坪庭と縞枯山
 

 
 
 
 
縞枯山と三ツ岳?の間に登る太陽を坪庭から撮影
 

 
 
 
 
それほどの低温ではないように思うとはいえ、ラーケンボトルの水は凍りついています。ピッケルで氷を割ってから飲むのが僕の雪山登山での定番です。
 

 
 
 
 
縞枯山に登る太陽。好きな光景です。
 

 
 
 
 
坪庭の奥に中央アルプス
 

 
 
 
 
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅の向こうに御嶽山
 

 
 
 
 
縞枯山荘を左手に縞枯山へと向かいます。
 

 
 
 
 
縞枯山荘
 

 
 
 
 
縞枯山への急登も写真で撮るとたいしたことの無いように見える登山道。
 

 
 
 
 
エビのシッポが付いていることが多い縞枯山稜線の木々も、この日はエビのシッポなし。
 

 
 
 
 
稜線よりも平地(茅野市?)の方が寒々しく見えます。奥に中央アルプス。
 

 
 
 
 
霧ケ峰の向こうに乗鞍岳。右端に霞沢岳。
 

 
 
 
 
穂高岳、大キレット、槍ヶ岳。槍ヶ岳は写真だとほとんど判別がつきません。
 

 
 
 
 
木々が立枯れている、縞枯山の縞枯れ現象。
 

 
 
 
 
縞枯山展望台
 

 
 
 
 
浅間山と谷側連峰?
 

 
 
 
 
中央奥に、たぶん両神山
 

 
 
 
 
左から中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳(縞枯山展望台から撮影)
 

 
 
 
 
茶臼山展望台から撮影
 

 
 
 
 
霧ヶ峰の向こうに槍穂高
 

 
 
 
 
茶臼山展望台でピッケルの記念撮影
 

 
 
 
 
茶臼山展望台でカップヌードルタイム。
 

 
 
 
 
北アルプス、八ヶ岳を眺めながらの贅沢なカップヌードルタイム。
 

 
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
 
 
 
茶臼山展望台から眺める南八ヶ岳
 

 
 
 
 
左手前に西天狗岳・東天狗岳、左奥に硫黄岳、中央に赤岳、右に阿弥陀岳
 

 
 
 
 
時間的に余裕があったので、復路の登り返しを覚悟して麦草ヒュッテまで足を伸ばしてみました。
 

 
 
 
 
夏も含めて初めて足を踏み入れる麦草峠
 

 
 
 
 
国道299号線?冬季通行止めとなっていました。
スタッドレス、チェーン必要と言うのは厳冬期用のメッセージではなく、初冬や残雪期のためのものだと思います。
 

 
 
 
 
その名は良く耳にしますが初めて麦草峠に足を踏み入れました。
 

 
 
 
 
麦草ヒュッテ
 

 
 
 
 
麦草ヒュッテの赤い屋根が青空によく映えます。
 

 
 
 
 
帰りの車で乗る中央道までは33km。雪山重装備で歩いたらどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
 

 
 
 
 
麦草ヒュッテから茶臼山までの激坂を登り返します。例によって写真に撮ると大したことがない激坂の登山道。
 

 
 
 
 
再びの茶臼山展望台から眺める南八ヶ岳。
 

 
 
 
 
冬の青空に流れる雲。
 

 
 
 
 
茶臼山展望台から眺める南八ヶ岳もどことなく暖かみがあります。例年はもっと凍りついているような印象です。
 

 
 
 
 
登って下りて、登って下りた茶臼山とその向こうに八ヶ岳。(縞枯山から撮影)
 

 
 
 
 
根子岳と四阿山
 

 
 
 
 
もう一度、茶臼山と八ヶ岳
 

 
 
 
 
無事に北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に戻りました。入口の壁が新しくなっているように思います。
 

 
 
 
 
入口右の緊急避難所。
 

 
 
 
 
復路もノーロープウェイで下山。
 

 
 
 
 
北八ヶ岳ロープウェイと蓼科山
 

 
 
 
 
無事に山麓駅に下山
 

 
 
 
 
スノーシューのレンタルがあるようです。
 

 
 
 
 
冬のホームマウンテンである北八ヶ岳。初めて麦草峠まで足をのばすことができ、行動範囲を広げることができた山行となりました。
 

 
 
 
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