日本百名山全山日帰り登山(146日間で完登)
100座を登った順番について

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ひと夏での日本百名山全山日帰り登山においての登る山の順番は、
一応、自分なりに意図をもって組み立てました。

日本全国を周りながら、
連日の登山、平地での宿泊、平地の車移動を、
最も効率的に行えるだろうと考えたのが下記の経路でした。

 

日本百名山全山日帰り登山のざっくりな経路

①自宅のある松本市から屋久島(宮之浦岳)に向かいながら道中の百名山の約半数に登る。

②屋久島から松本市に戻りながら①で登らなかった道中の百名山に登る。

③松本市から北海道に向かいながら道中の百名山の約半数に登る。

④北海道の百名山9座に登る。

⑤北海道から松本市に戻りながら③で登らなかった道中の百名山に登る。

⑥北アルプスに登る。

⑦南アルプスに登る。

⑧ラストの雨飾山に登る。

 
挑戦期間の短縮のため、
山に登らない日を極力、作りたくなかったので、
数百キロにわたる車の移動をあまりしないようにしました。
(車の移動だけに1日を費やすということをしたくありませんでした。)
 
 

ひと夏での日本百名山全山日帰り登山に際して作成したGoogle Map

完璧なものではないですが、日本百名山のすべての山の山頂と、登山口をマークしてあります。
 

 
 

登る順番を決めた最大の要因

ひと夏での日本百名山全山日帰り登山は2018年6月5日からスタートしました。

6月といえば、北アルプスをはじめとした3000m級の山には確実に残雪があり、
東日本の山にも残雪があるだろうと予測しました。

西日本の百名山は登山適期が5~6月からとなっている山が多く、
万が一、雪があったとしても軽アイゼンがあればなんとかなるだろうと考えました。

極力、雪のある登山道を歩きたくなかったので、
残雪がないであろう西日本の山々から登るよう計画を立てました。

 
登山適期を参考にした「日本百名山地図帳」 山と渓谷社

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残雪が無いであろう山域から登る作戦は功を奏し、
記憶している限りでは西日本の山、東日本の山ともに、
軽アイゼンをつけての登山はなかったと思います。

ちなみに、白馬岳の白馬大雪渓(万年雪)では軽アイゼンを装着しました。

また、鳥海山(山形県・秋田県)にも雪渓(万年雪)がありました。
(僕は軽アイゼンは使用しませんでしたが、使用している登山者が多かったです。)

 

不安があった北海道の山々は8月に予定

僕の体感として、最も登山がしやすい時期というのが8月なので、
登山に際し最も不安があった北海道の山々を8月に登るように日程調整をしました。

なぜ8月が良いかというと、
8月は最も気温が高いので低体温症のリスクが減るということがあげられます。
(逆に熱中症のリスクが高まりますが。)

また、8月は登山者が多い時期なので、何かと心強いです。
(特に登ったことがない山域では心強いです。登り慣れている山は登山者が少ない方が良いですが・・・。)

 

北アルプスと南アルプス

残雪がある時期の北アルプス登山を避け、北海道登山を8月にした結果、
北アルプスと南アルプスは9月、10月に登る運びとなりました。

僕のホームである北アルプスには10月に何度も登っているので、
終盤になったとしても焦らずに登ることができる自信がありました。
(10月の北アルプスは気温が0度以下になることも多く、降雪の可能性も出てきます。)

南アルプスは、南部の山々(塩見岳、赤石岳、悪沢岳、聖岳、光岳など)は登ったことがなく、
不安がありましたが、10月下旬になってもなんとかなるだろうと高をくくっていました。
(登山適期を見ると北アルプスよりも遅い時期までが登山適期となっていたので。)

登ったことがあるけれど登山適期が短い北アルプスを優先して登ることにし、
登ったことがないけれど登山適期が長い南アルプスを百名山登山終盤に登ることにしました。

この選択は結果的には良かったと思います。

終盤の南アルプス登山(10月)でもかなり寒かったので、
北アルプスはさらに寒かったはずです。

ただ、10月中旬ともなると南アルプスは営業小屋は営業期間外となっており、
他の登山者もいないに等しかったので、
広大な南アルプスに自分一人だけしかいないという、
リスキーな状況での登山となってしまいました。
(10月であっても北アルプスの方が登山者が多いと思います。)

 

百座目の山として雨飾山を選んだ理由

単純に登りやすそうだったからというのが雨飾山を百座目に選んだ理由です。

登山日が後ろ倒しになったとしても、
我が家から1時間30ほどで登りに行くことができ、
10月下旬になっても降雪の可能性が低いと考えました。

ちなみに、これまで雨飾山には1度も登ったことがありませんでした。

我が家から1時間30分というと、
槍ヶ岳、穂高岳、北アルプス裏銀座の玄関口である新穂高までいくことができるので、
同じ1時間30分をかけるのであればどうしても新穂高に足が向いてしまいます。

逆に言えば、1時間30分かけてまで行こうと思わないのが雨飾山でした。
(北アルプスに比べて楽に登れてしまう山なので。)

つまり、時間をかけて登山口まで行く割には、
物足りない山、楽に登れてしまう山というのが雨飾山のイメージでした。
(僕的には2往復してちょうど満足な感じです。)

楽な山であれば登るのが10月下旬になっても大丈夫だろうと考えたのでした。
(日本百名山地図帳でも11月上旬までが登山適期となっていました。)

楽な山ではありますが、百名山登山達成の山としてメモリアルな山となりました。

 

さいごに

計画をした登山順序、経路はおおむね狙いが的中し、
効率的に日本百名山を回ることができたと思います。

ただ、全長約3000kmの日本列島に対し、
今回の百名山登山での車の走行距離は23000kmを超えたので、
日本百名山を登るための最短経路だったとは言えないと思います。

我が家を出発して我が家に戻るまでを今回の挑戦としたので、
車での距離が伸びたのは致し方ありませんが、

一連ですべての百名山を登るのであれば、
屋久島の宮之浦岳を1座目とし、北海道の利尻山を100座目とするのが、
最も効率的な百名山の巡り方だと思います。

ただ、よくよく考えると、
9月、10月に幌尻岳(北海道)の渡渉をするのはかなりリスキーだと思いますし、
幌尻岳以外でも北海道の山々は気温が低くなります。
(夏山シーズン最終盤に北海道の山々を登るというのはやはりリスクが高いと思います。)

 
日本百名山の完登(無雪期ワンシーズン)は、
一筋縄ではいかない山旅だなと改めて思うのであります。
 
 
 
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