日本三百名山である鉢盛山(長野県松本地域と木曽地域の堺にある標高2446mの山)を舞台に開催される、『鉢盛山登山マラソン』
鉢盛山は近所にある山ですが、登るには役場の許可(林道の通行許可)をとる必要があったり、林道ゲートのカギを借りる必要があったりで、その手続きなどが億劫でこれまで登ったことがありませんでした。
スタート地点となる朝日村役場は我が家から30分ほどで行ける場所にあるということ、登ったことの無い鉢盛山が舞台のトレラン大会であることから参加することにしました。
真夏の真っただ中(8月初旬)に行われる大会であり、ロードと林道の距離が約32km(コース全長は38km)なので、最大のポイントは暑さの中を走る復路の林道とロードだろうと予測して臨みました。
朝日村役場での受付からスタート
受付は当日受付のみ。駐車場は朝日小学校グラウンド(トイレあり)でスタートとなる朝日村役場までは徒歩5~10分。
朝日村役場にはファミリーマートが一体化しています。
規模が大きい大会ではないので参加者全員で集合写真を撮ったりなどがあり、和やかな雰囲気のままスタート時間となりました。
スタート~林道入口ゲート
スタートは午前6時30分。
ロード区間は特記事項なし。
村落の中の登り基調のロードを走る。
傾斜はそれほどきつくない。
林道入口ゲート~鉢盛山登山口
鉢盛山登山マラソンのメイン区間と言っても過言ではない林道。
登っては曲がり、登っては曲がりを延々と繰り返す。
登り基調ではあるが走れるレベルの林道。
鉢盛山登山口~山頂
登山口から2169mに出るまでのトレイルは急登。
段差があまり無いタイプの急登なので、ふくらはぎへの負担が大きい。
2169mから鉢盛山山頂までのトレイルは走って登って、走って登っての繰り返し。
折り返し地点は、山頂から2~3分の反射板がある場所です。
鉢盛山からは北アルプスの展望が素晴らしいようですが、レースに集中しており、目に入りませんでした・・・。
木彫りの登頂証をもらうことができます(登山マラソンのみ)。
復路
復路は往路をそのまま引き返す。
特に登山道では多くの後続ランナーとすれ違うことになる。
登山の原則では、登りの登山者が優先だが、鉢盛山登山マラソンでは下りが優先。
林道は日陰が多いものの、気温が高く厳しいものとなった。
ロードは日陰が無いに等しく林道以上に厳しい環境。
また、ロードはフラットな箇所も多く、林道の下りで消耗した足、照り付ける暑さの中、かなり厳しいものとなった。
特にゴール直前の登りは走ることができなかった。
ゴール後
灼熱のロードで熱中症&脱水症状になりかけた体に、ホースから浴びた水が最高に気持ちよかったです。
スイカや冷凍トマトなどが振る舞われており、乾ききった体にとても沁みました。
参加賞は朝日村でとれたキャベツとトウモロコシでした。
エイドについて
エイドには水とスポーツドリンクあり。
補給食は当てにしない方が良いです。
仮設トイレのあるエイドもあり。
鉢盛山登山マラソン2019での自分の走りを振り返って
朝日村役場のスタートから鉢盛山登山口までのロードと林道は往路復路ともにほぼすべて走ることができた。(ゴール直前のロードの登りのみ、最後の最後に走ることができず。)
順位は上位6%以内。
大会の週には飲み会が3回あったこと、大会前日には爺ヶ岳に登ったことを考えると満足できる結果となった。
暑さ対策
スタート前に900mlポカリをガブ飲み。
ポカリと水を1:1で割ったものを1.2ℓ携行。
レース中は熱中症予防のため塩熱サプリを4個食べて電解質を補給。
エイドの飲料はほとんど飲まず、頭、首、腕にかけた。
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鉢盛山登山マラソンを走ってみて
鉢盛山登山マラソンの特徴は、何と言っても8月初旬の真夏の暑さに尽きると思います。
ハードなコースを炎天下の中で走るので一般的なミドルのトレランレースに比べ過酷でした。
その分、ゴール後に浴びた水は最高に気持ちよかったです。
おそらく、朝日村の方々を中心とした大会の運営スタッフと、沿道の応援の様子から、鉢伏山登山マラソンは朝日村をあげての一大イベントであることを肌で感じることができました。
選手以上に炎天下にさらされ続けている運営、スタッフの方も沢山いらっしゃり、大会にかける想いが伝わってきました。
暑さが過酷すぎるので毎年出場したいかと言われるとちょっとですが・・・、出場して本当に良かったと思える大会でした。
鉢盛山の登山ルートなどはこちらに掲載されています。
分県登山ガイド 15 長野県の山
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山岳レース・トレランレースの攻略・完走レポートを、こちらで一覧にしています。
『日帰り登山のノウハウ』をこちらでブログ投稿しています。日本百名山の完登、毎週末の北アルプス登山で身に着けたノウハウになります。
『僕の登山装備(登山ウェア含む)』をこちらで一覧で紹介しています。お問い合わせいただくことが多いので。
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