おばあちゃんの葬儀後、初めての登山。
山はどんな感情も受けとめてくれます。
約半年ぶりに三股ゴジさんと再会
5月のこの時期、まめうち平を過ぎると残雪があるのは毎年のことですが、今年は明らかに多かったです。
午前3時過ぎに登り始めたので、稜線でご来光を拝むことができるかと思っていましたが、予想以上に日の出の時間が早くなっていました。蝶ヶ岳ヒュッテのインフォによると、この日のご来光は4時40分とのことでした。
稜線に出る前の最後の急登を登り終え、振り返ると残雪と雲海が。
槍ヶ岳~穂高岳の稜線を拝むことができました。昨年は3~4回、蝶ヶ岳に登りましたがなかなか拝むことができなかった光景です。
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場は半分以上が雪に覆われていました。この日は夏山日帰り装備だったので、自分のテントを張れないのが残念でなりません。
昨年、ツイッター仲間と集合写真を撮った場所。
思えば両親をはじめ色々な人と写真を撮っている場所です。
槍穂高だけではなく、他の山々も見渡すことができました。
御嶽山
左奥に乗鞍岳最高峰剣ヶ峰。今年は積雪期に2回登頂しました。
焼岳
穂高岳にズーム
右端の鞍部が大キレット、右から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳。
中央右の雪渓が涸沢カール
こころのふるさと槍ヶ岳。
大キレット
雷鳥と槍ヶ岳
この日は蝶ヶ岳山頂~蝶槍を4往復しましたが、4回とも雷鳥に会うことができました。
10回近く歩いている稜線ですが、まともに雷鳥に会うことができたのは初めてです。
150枚以上雷鳥の写真を撮ったので、別のブログ記事で投稿しています。
蝶ヶ岳登山の雷鳥写真はこちら
蝶槍
蝶槍の左奥に常念岳
昨年も歩いた、三股~蝶ヶ岳~常念岳の日帰りピストンをしようかなとも思っていましたが、残雪量が多そうだったので止めておきました。この日は、槍穂高を眺めながら蝶ヶ岳の稜線を歩き倒すことにしました。
蝶ヶ岳の最高点は蝶ヶ岳ヒュッテの近くですが、三角点は蝶槍側にあります。
頂上と書かれた岩の手前に三角点があります。蝶槍から10分~15分くらいの場所です。
三角点から蝶ヶ岳ヒュッテ方向を撮影。
中央奥に蝶ヶ岳ヒュッテがあります。蝶ヶ岳ヒュッテ~蝶槍はなだらかなアップダウンがあります。
瞑想の丘と蝶ヶ岳ヒュッテ。
涸沢カールを中心にパシャリ。さすがにこの時期はトレースはありません。残雪のザイテングラートは超上級者で無いと登下山は不可だと思います。
右から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳
蝶ヶ岳といったら、やはりこの眺めです。
穂高岳~大キレット~槍ヶ岳
この日は蝶ヶ岳山頂と蝶槍を4往復。
コースタイムで片道50~55分。
未だによく解っておりませんが、蝶ヶ池?山頂から5分ほど長塀山方面に歩いた場所。
残雪とハイマツと槍穂高
蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳(右)
蝶ヶ岳ヒュッテと槍穂高
ハイマツの向こうに見える槍穂高のショットが一番好きかもしれません。
昨年、このあたりから撮った写真を職場PCの壁紙にしています。
蝶槍で槍穂高を眺めながらのカップヌードル。
登山中に食べたカップヌードルのアルバムはこちら
やっぱりハイマツの向こうに見える槍穂高が良いです。
蝶ヶ岳のむき出しの山肌の向こうに見える槍穂高ももちろん良いですが。
常念岳や北アルプス表銀座の稜線が雲に隠れ、蝶槍が主役になりました。
蝶槍の山頂には黄色いペンキでTOPの文字があります。
蝶ヶ岳山頂~蝶槍を4往復もしていると、色々な表情の槍穂高の稜線を眺めることができます。
山小屋の中で、トップクラスに好きな蝶ヶ岳ヒュッテ。
超お世話になっている自動販売機。
テント場泊をするときには1本800円の500ml缶を10本は購入させていただいております。
蝶ヶ岳ヒュッテの自動販売機でビール10本の証拠写真はこちら
下山の前に蝶ヶ岳山頂で槍穂高をバックに記念自撮り。
超久々に山女子とまともにお話しをさせていただきました。
山で呑むビールが好きだと言われていたので、僕も泊まり山行に切り替えて、ビールを呑みながらの山トークをさせていただこうかなと本気で考えました。
濡れるのは覚悟の上でのトレランシューズでの残雪期蝶ヶ岳の山行でしたが、予想以上にトレランシューズの中に雪が入り込み、いささか焦りました。稜線から急斜面を10分ほど下山すると雪のコンディションも落ち着き、トレランシューズに雪が入り込むシーンも減ったのでひと安心。
ゴジラに始まりゴジラに終わる蝶ヶ岳登山。
(駐車場までは三股ゴジさんから30分ほどかかります。)
二輪草のはず。
かれこれ4~5年前でしょうか。山女子と蝶ヶ岳でテント泊をした下山の時に教えてもらいました。その後に立ち寄った「ほりで~ゆ」で転倒して頭を強打し大流血。病院送りとなりました・・・。(自分で運転をして、山女子を送り届けてから病院に直行。)
風もそれほどない中を蝶ヶ岳山頂~蝶槍を4往復。
槍穂高を眺めながらの稜線歩きを大満喫することができた蝶ヶ岳登山でした。
今年の夏山に向けて、高所順応完了です。
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